JP5697423B2 - トナー高さ測定装置、画像形成装置、測定方法およびプログラム。 - Google Patents
トナー高さ測定装置、画像形成装置、測定方法およびプログラム。 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5697423B2 JP5697423B2 JP2010276162A JP2010276162A JP5697423B2 JP 5697423 B2 JP5697423 B2 JP 5697423B2 JP 2010276162 A JP2010276162 A JP 2010276162A JP 2010276162 A JP2010276162 A JP 2010276162A JP 5697423 B2 JP5697423 B2 JP 5697423B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- image
- reflected light
- toner image
- line sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
[全体構成]
図1は、第1の実施の形態、及び後述する第2の実施の形態に係る電子写真方式の画像形成装置の構成を示す図である。図1(a)に示す画像形成装置は、感光ドラム101、露光用レーザ102、ポリゴンミラー103、帯電ローラ104、現像器105、転写ベルト106、トナー高さ測定装置107、定着器110等で構成される。まず、画像形成装置は、帯電ローラ104で感光ドラム101表面を帯電し、露光用レーザ102とポリゴンミラー103で静電潜像を作成する。次に、画像形成装置は、現像器105で感光ドラム101上にトナー像108を形成し、トナー高さ測定装置107で現像後のトナー像108のトナー高さを測定する。トナー高さ測定後、トナー像は、転写ベルト106、及び印刷用紙109に順次転写され、定着器110によって定着され、印刷物として出力される。なお、図1(b)に示すように、感光ドラム101から転写ベルト106にトナー像108を転写した後に、転写ベルト106上でトナー像のトナー高さの測定を行っても良い。感光ドラム101及び転写ベルト106は、トナー像を担持することから、以降、感光ドラム101及び転写ベルト106を担持体101/106と呼ぶ。
図9は、トナー高さを測定する手順、及びラインセンサ304により撮像される(一次元)撮像画像データを示している。トナー高さを測定する際は、まずトナー像108が形成されていない担持体の表面部にレーザビームを照射した状態で、担持体101/106の表面において反射される反射光をラインセンサ304で撮像し、撮像画像データを取得する(図9(c))。次いで担持体101/106を駆動し、レーザビームの照射位置をトナー像108に移動させ(図9(b))、トナー像108において反射される反射光像を撮像し、撮像画像データを取得する(図9(d))。図9(c)(d)が示す通り、トナー高さの変化(トナー像がある場合とない場合の変化)に対応して、撮像素子で受光される反射光の位置はY軸方向に移動する。この現象を利用することにより、トナー高さ算出部207は、担持体101/106の表面の反射像を含む撮像画像データ(図9(c))と、トナー像108の表面の反射光像を含む撮像画像データ(図9(d))とから、トナー高さを決定する。
ΔL=b2−b1 (1)
代表位置b1、b2、及び移動量ΔLの単位は画素である。ラインセンサの画素ピッチをp(μm/ピクセル)、受光レンズ303の光学倍率M1、およびレーザ照射角θとすると、トナー高さΔh(μm)は以下のように決定することができる。
従来、トナー像の高さ測定において、レーザ光源から照射されるレーザビームによる反射光像が円になるように設計されていた。よって、その反射光像を撮像する際のラインセンサの撮像素子上の反射光の受光領域も円であった。本実施の形態においては、レーザ光源301により照射されるレーザビームによる反射光像を楕円とすることにより、センサのノイズによる影響を低減し、トナー像の高さを高精度に決定する。
・ラインセンサのアレイ方向(y軸方向)の撮像素子数を増やす(受光素子に短辺を設ける)ことにより、アレイ方向の受光分解能を高くする
・各撮像素子において反射光を受光できる領域を広げ(受光素子に長辺を設け)、光電変換による信号値を大きくすることにより、信号値に対する電気的なノイズの影響(S/N比)を低減させる
・各撮像素子において反射光を受光できる領域を広げ(受光素子に長辺を設け)、広範囲の光の分布を1画素内で蓄積することで、長辺方向(x軸方向)における空間的な光の分布(光学的なノイズ)を平均化し、安定した信号値が得られるようにする。
集光レンズ302の調整等を行うことにより、図4(a)に示されている円の反射光像401を図4(c)に示されている大きな円の反射光像403の様にすることができる。
図7は、レーザ光源301の構成図を示している。半導体チップから構成される発光層701はレーザビームを発光する。発光されたレーザビームは、光学窓702と楕円アパーチャ703を介してトナー像108に照射される。
D=2.44×λ×F×10−3 (4)
Fは楕円アパーチャによるF値である。
・本実施の形態では、楕円アパーチャにより楕円の反射光像(及び楕円の受光領域)を実現したが、他の手法を用いても良い。例えば、半導体チップの発光層上に所望の発光面形状(楕円)となるようなマスクを蒸着しても良い。
・本実施の形態においては、(1)楕円の長軸と撮像素子の長辺、(2)楕円の短軸と撮像素子の短辺が一致するとした。しかしながら、軸と辺が完全に一致せずとも、略一致していれば本実施の形態を特定する事項から逸脱しない。即ち、反射光の受光領域において、長辺方向の幅が短辺方向の幅よりも大きければ良い。
D=2.44×M1×λ×F×10−3 (5)
本実施の形態においては、撮像画像データからノイズを選択的に除去する。なお、本実施の形態において第1の実施形態と同様の構成については、同一符号を付して、その詳細説明を省略する。
第1又は第2の実施の形態の機能(例えば、フローチャートにより示される機能)を実現するソフトウェアのコンピュータプログラムコードを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を、システム或いは装置に供給することによっても実現できる。この場合、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が、コンピュータが読み取り可能に記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することにより、上述した実施の形態の機能を実現する。
Claims (11)
- 担持体上に形成されたトナー像を測定するトナー高さ測定装置であって、
(a)長辺と短辺とを有する撮像素子を複数有し、(b)隣り合う撮像素子の長辺同士が相対するように前記複数の撮像素子が配置され、(c)前記トナー像に照射されたビームの反射光を前記複数の撮像素子により撮像する、ラインセンサと、
前記ラインセンサにより撮像される前記トナー像の反射光の形状について、前記形状の長辺の方向の幅が、該形状の短辺方向の幅よりも広くなるように、前記トナー像に対してビームを照射する照射手段と、を有し、
前記ラインセンサにより撮像される反射光から特定される代表位置により、前記トナー像の高さ情報を決定することを特徴とするトナー高さ測定装置。 - 前記トナー像の高さに応じて変化する反射光の代表位置の方向と、前記短辺の方向は一致することを特徴とする請求項1に記載のトナー高さ測定装置。
- 前記ラインセンサにより撮像される前記反射光の形状の長辺方向の幅は、前記撮像素子の長辺方向の幅と一致することを特徴とする請求項1又は2に記載のトナー高さ測定装置。
- 前記ラインセンサにより撮像される前記反射光の形状は楕円であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のトナー高さ測定装置。
- 前記代表位置を特定する際、一部の撮像素子の画素値を用いることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のトナー高さ測定装置。
- 前記代表位置を特定する際、所定の条件を満たすノイズ成分を排除した上で代表位置を特定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のトナー高さ測定装置。
- 担持体上に形成されたトナー像を測定するトナー高さ測定装置であって、
(a)長辺と短辺とを有する撮像素子を複数有し、(b)隣り合う撮像素子の長辺同士が相対するように前記複数の撮像素子が配置され、(c)前記トナー像に照射されたビームの反射光を前記複数の撮像素子により撮像する、ラインセンサと、
前記トナー像に対して、前記撮像素子の長辺方向に長軸を有する楕円のビームを照射する照射手段と、を有し、
前記ラインセンサにより撮像される反射光から特定される代表位置により、前記トナー像の高さ情報を決定することを特徴とするトナー高さ測定装置。 - 請求項1乃至7のいずれか1項に記載されたトナー高さ測定装置により測定された前記決定されたトナー像の高さ情報に基づいて画像形成プロセスを制御する画像形成装置。
- コンピュータに読み込み込ませ実行させることで、前記コンピュータを、請求項1乃至7の何れか一項に記載のトナー高さ測定装置として機能させるためのプログラム。
- 担持体上に形成されたトナー像を測定するトナー高さ測定装置の測定方法であって、長辺と短辺とを有する撮像素子を複数有し、隣り合う撮像素子の長辺同士が相対するように前記複数の撮像素子が配置されたラインセンサが、前記トナー像に照射されたビームの反射光を前記複数の撮像素子により撮像し、
照射手段が、前記ラインセンサにより撮像される前記トナー像の反射光の形状について、前記形状の長辺の方向の幅が、該形状の短辺方向の幅よりも広くなるように、前記トナー像に対してビームを照射し、
前記ラインセンサにより撮像される反射光から特定される代表位置により、前記トナー像の高さ情報を決定することを特徴とする測定方法。 - 担持体上に形成されたトナー像を測定するトナー高さ測定装置の測定方法であって、長辺と短辺とを有する撮像素子を複数有し、隣り合う撮像素子の長辺同士が相対するように前記複数の撮像素子が配置されたラインセンサが、前記トナー像に照射されたビームの反射光を前記複数の撮像素子により撮像し、
照射手段が、前記トナー像に対して、前記撮像素子の長辺方向に長軸を有する楕円のビームを照射し、
前記ラインセンサにより撮像される反射光から特定される代表位置により、前記トナー像の高さ情報を決定することを特徴とする測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010276162A JP5697423B2 (ja) | 2010-12-10 | 2010-12-10 | トナー高さ測定装置、画像形成装置、測定方法およびプログラム。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010276162A JP5697423B2 (ja) | 2010-12-10 | 2010-12-10 | トナー高さ測定装置、画像形成装置、測定方法およびプログラム。 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012123328A JP2012123328A (ja) | 2012-06-28 |
JP2012123328A5 JP2012123328A5 (ja) | 2014-01-16 |
JP5697423B2 true JP5697423B2 (ja) | 2015-04-08 |
Family
ID=46504799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010276162A Expired - Fee Related JP5697423B2 (ja) | 2010-12-10 | 2010-12-10 | トナー高さ測定装置、画像形成装置、測定方法およびプログラム。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5697423B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04156479A (ja) * | 1990-10-19 | 1992-05-28 | Fujitsu Ltd | トナー粉像の厚さ測定器及びこれを用いたカラー印刷装置 |
JP4422039B2 (ja) * | 2005-01-31 | 2010-02-24 | ニチコン株式会社 | トナー付着量測定装置 |
JP2011107307A (ja) * | 2009-11-16 | 2011-06-02 | Konica Minolta Business Technologies Inc | トナー濃度検出センサ |
-
2010
- 2010-12-10 JP JP2010276162A patent/JP5697423B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012123328A (ja) | 2012-06-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101019828B1 (ko) | 측정 장치, 측정 방법 및 화상 형성 장치 | |
EP1602986B1 (en) | Method and apparatus for controlling non-uniform banding and residual toner density using feedback control | |
JP4904006B2 (ja) | 残留トナー密度を判別する方法及び装置 | |
JP4969903B2 (ja) | 画質診断方法及び装置 | |
JP4793340B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2011137938A (ja) | 記録材判別装置及び画像形成装置 | |
JP5322628B2 (ja) | トナー付着量測定装置、画像形成装置及びトナー付着量測定方法 | |
JP4905602B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6206536B2 (ja) | 移動体変位検知装置、画像形成装置、及び移動体変位検知方法 | |
JP5896686B2 (ja) | トナー付着量測定装置及びその測定方法、並びに、画像形成装置 | |
US8666265B2 (en) | Image forming apparatus and image forming method of electrophotography | |
JP5574836B2 (ja) | コロナ帯電器を備える画像形成装置 | |
JP5697423B2 (ja) | トナー高さ測定装置、画像形成装置、測定方法およびプログラム。 | |
JP4580666B2 (ja) | 画像形成装置、画質管理方法、コンピュータプログラムおよび記録媒体 | |
JP5787672B2 (ja) | 情報処理装置、及び、情報処理方法、画像形成装置 | |
JP2011079202A (ja) | 記録媒体検出装置、及び画像形成装置 | |
JP5069516B2 (ja) | 静電潜像評価方法及び静電潜像評価装置 | |
JP2010085860A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0326834B2 (ja) | ||
US9448520B2 (en) | Apparatus and measurement method based on incident positions of emitted light | |
JP2009145666A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009145667A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2012098474A (ja) | トナー付着量測定装置及びその測定方法、並びに、画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131125 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140902 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141104 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150113 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150210 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5697423 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |