JP5696945B2 - 溝蓋吊上げ具 - Google Patents
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Description
特許文献1及び特許文献2に示される溝蓋を取り外すための装置は、4個の車輪を有するフレーム本体上に、両端に垂設した一対のチェーン又はベルトの先端にそれぞれフックを取り付けた横架部材と、この横架部材を上下に昇降させるジャッキとを有して構成されており、両フックで溝蓋の長手方向前後の側面に形成された手がけ用切欠き孔を係止した状態でジャッキを駆動させることにより、溝蓋が昇降できるようになっている。
(1)溝蓋の長手方向の両端を、長手方向及び左右方向に調整可能なチェーン又はベルト等の調整具を用いて支持する構成であり、横架部材の長手方向の中心部の一箇所を、バランスをとりながらジャッキで持ち上げる構成であるため、溝蓋を垂直に吊り上げる作業が不安定となりやすい。
棒状の可動梁の両端に、側面視コの字状に折り曲げ形成した上ベースと下ベースと有して構成されるベース部材と、可動梁の持ち上げを可能とする一対のハンドルと、溝蓋の長手方向の両端をそれぞれ支持する一対の支持腕と、一対の支持腕を吊り上げる吊上げ手段と、を備えた溝蓋吊上げ具であって、
上ベースに一対の第1貫通孔を穿設し、第1の貫通孔に対応する下ベース上の位置に一対の第2貫通孔を穿設し、
ハンドルと支持腕とが第1の貫通孔と第2貫通孔の双方に挿入された同一の主軸を介して連結されると共に、ベース部材に対して回転自在に支持される構成とした、と云うものである。
本発明の主たる構成においては、支持腕の操作を、ハンドルを操作することにより行うことができるため、手がけ用切欠き孔に対する支持腕の位置合わせを行う際の操作性を向上させることができる。
また可動梁の両端での螺子回し作業を略均等に行うことにより、前後両側の支持ロッドの上昇量を調整することができ、溝蓋のバランスを保ちながら垂直に安定的に吊り上げることが可能となる。
また既に隣接配置された他の溝蓋が外れている場合であっても、固定梁を用いることにより目的とする溝蓋を同様に吊り上げることができる。
図1は本発明の第1実施例を示す溝蓋吊上げ具の平面図、図2は溝蓋吊上げ具の一部を拡大して示す斜視図、図3は支持状態を示す溝蓋吊上げ具の拡大平面図、図4は挿入状態を示す溝蓋吊上げ具の拡大平面図である。
図5乃至図8は溝蓋吊上げ具を用いた作業の各工程を示しており、図5は第1実施例に示す溝蓋吊上げ具を用いた第1の作業工程を示す側面図、図6は第1実施例に示す溝蓋吊上げ具を用いた第2の作業工程を示す側面図、図7は第1実施例に示す溝蓋吊上げ具を用いた第3の作業工程を示す側面図、図8は第1実施例に示す溝蓋吊上げ具を用いた第4の作業工程を示す側面図である。
なお、図5乃至図8に示す溝蓋11は、長手方向の一方にのみ手がけを有する片手がけ溝蓋であるが、両手がけ溝蓋についても同様の工程となる。
可動梁1の両端に設けられた一方の主軸3,3と他方の主軸3,3間の対向間隔は、長手方向に連設された前方に位置する一方の溝蓋11の手がけ用切欠き孔12とその後方に位置する他方の溝蓋11の手がけ用切欠き孔12との間の距離に略等しく設定されている。なお、可動梁1の長さ寸法を調整する長さ調節部材9を設けた構成とすることも出来る。長さ調節部材9としては、例えば図5に点線で示すように可動梁1を切断し、一方の可動梁1の端部と他方の可動梁1の端部との間に継合パイプなどで構成することができる。
さらに前後のボルト7,7を回転させることにより、長手方向の両端の位置において、各主軸の支持腕5によって溝蓋11の吊り上げが達成される。なお、可動梁1の上方への移動距離は2〜3cm程度でよく、その後の持ち上げ作業は人力で行う。
2 ; ベース部材
2A ; 上ベース
2B ; 下ベース
2a ; 第1貫通孔(貫通孔)
2b ; ナット孔
2c ; 制御突起
2d ; 第2貫通孔(貫通孔)
3 ; 主軸
4 ; ハンドル
5 ; 支持腕
6 ; 円板
6a ; 切欠部
7 ; ボルト(螺子部材)
8 ; 固定梁
9 ; 長さ調節部材
11 ; 溝蓋
11A;目的とする溝蓋
11B,11C;隣接配置された他の溝蓋
12 ; 手がけ用切欠き孔
13 ; 側溝本体
13a; 側溝上端
20 : バール
Claims (6)
- 棒状の可動梁(1)の両端に、ベース部材(2)と、前記可動梁(1)の持ち上げを可能とする一対のハンドル(4)と、溝蓋(11)の長手方向の両端をそれぞれ支持する一対の支持腕(5)と、前記一対の支持腕(5)を吊り上げる吊上げ手段と、を備えた溝蓋吊上げ具であって、
前記ベース部材(2)を、側面視コの字状に折り曲げ形成した上ベース(2A)と下ベース(2B)を有して構成すると共に、前記上ベース(2A)に一対の第1貫通孔(2a)を穿設し、且つ前記下ベース(2B)上の、前記第1の貫通孔(2a)と対応する位置に一対の第2貫通孔(2d)を穿設し、
前記ハンドル(4)と前記支持腕(5)を、前記第1の貫通孔(2a)と前記第2貫通孔(2d)の双方に挿入された主軸(3)の両端に夫々設けると共に、前記主軸(3)を前記ベース部材(2)に対して回転自在に支持される構成としたことを特徴とする溝蓋吊上げ具。 - 上ベース(2A)の上部側に延びる主軸(3)の上端に水平方向に延びる前記ハンドル(4)を形成し、下ベース(2B)の下部側に延びる前記主軸(3)の下端に水平方向に延びる支持腕(5)を設けた請求項1記載の溝蓋吊上げ具。
- 主軸(3)に切欠部(6a)を備えた円板(6)を取り付け、上ベース(2A)に前記切欠部(6a)内に配置される制御突起(2c)を形成した請求項1または2記載の溝蓋吊上げ具。
- 吊上げ手段が、上ベース(2A)に形成されたナット孔(2b)と、該ナット孔(2b)に螺合して、可動梁(1)を垂直方向に螺子送りさせる螺子部材(7)とで構成される請求項1乃至3のいずれか一項に記載の溝蓋吊上げ具。
- 螺子送り中の螺子部材(7)の先端が当接したときに、螺子部材(7)の前進を停止させて可動梁(1)を上昇させる固定梁(8)を備える請求項4記載の溝蓋吊上げ具。
- 吊上げ手段が、略L型形状のバール(20)である請求項1乃至3のいずれか一項に記載の溝蓋吊上げ具。
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JP2011257717A JP5696945B2 (ja) | 2011-11-25 | 2011-11-25 | 溝蓋吊上げ具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011257717A JP5696945B2 (ja) | 2011-11-25 | 2011-11-25 | 溝蓋吊上げ具 |
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JP2013112941A JP2013112941A (ja) | 2013-06-10 |
JP5696945B2 true JP5696945B2 (ja) | 2015-04-08 |
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Family Applications (1)
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