JP5696888B2 - 受信装置、受信方法、およびプログラム - Google Patents

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Description

本技術は、受信装置、受信方法、およびプログラムに関し、特に、データを伝送しない周波数帯域の情報が既知である場合に、受信性能を向上させることができるようにする受信装置、受信方法、およびプログラムに関する。
従来、妨害信号を抑制するための技術として、フィルタ処理がよく使われる。例えば、妨害信号が受信チャネルに隣接する隣接チャネルの信号である場合には、隣接チャネル信号を抑制するために、バンドバスフィルタやローパスフィルタを採用することができる。これにより、隣接チャネル信号が受信周波数帯域内に漏れ込んで起きる影響を抑制することができる。
また例えば、妨害信号が、特定周波数に存在するcontinuous wave(例えば、正弦波)や同一チャネル内に存在するアナログ通信の信号である場合には、ノッチフィルタを採用することができる。しかし、受信希望の信号にフィルタを誤って適用すると、本来受信したい信号までも抑制してしまい、性能劣化を招く可能性があるので、フィルタの適用に注意が必要である。
近年、放送システムのデジタル化技術の進展が目覚ましい。日本や欧州の地上波テレビジョン放送システムでは、変調方式として、マルチパス妨害の影響を受けにくいOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式(直交周波数分割多重方式)と呼ばれる変調方式が用いられている。
欧州のケーブル放送の放送システムにおいてもOFDM方式が採用されている。第2世代欧州ケーブルデジタル放送規格であるDVB-C2では、他通信との干渉を防ぐために、特定の周波数帯域ではデータを伝送せず、送信電力をゼロにして信号を伝送することが規格化されている(例えば、非特許文献1参照)。
Digital Video Broadcasting (DVB);Frame structure channel coding and modulation for a second generation digital transmission system for cable systems (DVB-C2) ,DVB Document A138
そのようなデータを伝送しない周波数帯域の情報が既知である場合に、その情報を用いて適切にフィルタ処理を施し、受信性能を向上させることが望まれる。
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、データを伝送しない周波数帯域の情報が既知である場合に、受信性能を向上させることができるようにするものである。
本技術の一側面の受信装置は、送信されてきた制御情報に含まれる、無信号の帯域を示す帯域情報を取得する取得部と、前記帯域情報に基づいて、少なくとも、所定レベル以上の信号が検出された場合にフィルタ処理を行うフィルタ処理部とを備え、前記帯域情報で示される前記帯域の帯域幅が、所定の帯域幅未満の狭帯域と、前記所定の帯域以上の広帯域の少なくとも2種類あり、前記フィルタ処理部は、前記帯域情報で示される前記帯域の帯域幅が前記広帯域である場合は、常にフィルタ処理を行い、前記帯域情報で示される前記帯域の帯域幅が前記狭帯域である場合は、所定レベル以上の信号が検出された場合のみ、フィルタ処理を行う
本技術の一側面の受信処理方法は、送信されてきた制御情報に含まれる、無信号の帯域を示す帯域情報を取得し、前記帯域情報に基づいて、少なくとも、所定レベル以上の信号が検出された場合にフィルタ処理を行うステップを含み、前記帯域情報で示される前記帯域の帯域幅が、所定の帯域幅未満の狭帯域と、前記所定の帯域以上の広帯域の少なくとも2種類あり、前記フィルタ処理は、前記帯域情報で示される前記帯域の帯域幅が前記広帯域である場合は、常に行われ、前記帯域情報で示される前記帯域の帯域幅が前記狭帯域である場合は、所定レベル以上の信号が検出された場合のみ行われる
本技術の一側面のプログラムは、コンピュータ、送信されてきた制御情報に含まれる、無信号の帯域を示す帯域情報を取得する取得部と、前記帯域情報に基づいて、少なくとも、所定レベル以上の信号が検出された場合にフィルタ処理を行うフィルタ処理部として機能させ、前記帯域情報で示される前記帯域の帯域幅が、所定の帯域幅未満の狭帯域と、前記所定の帯域以上の広帯域の少なくとも2種類あり、前記フィルタ処理部は、前記帯域情報で示される前記帯域の帯域幅が前記広帯域である場合は、常にフィルタ処理を行い、前記帯域情報で示される前記帯域の帯域幅が前記狭帯域である場合は、所定レベル以上の信号が検出された場合のみ、フィルタ処理を行う
本技術の一側面においては、送信されてきた制御情報に含まれる、無信号の帯域を示す帯域情報が取得され、取得された帯域情報に基づいて、少なくとも、所定レベル以上の信号が検出された場合にフィルタ処理が行われる。帯域情報で示される帯域の帯域幅が、所定の帯域幅未満の狭帯域と、所定の帯域以上の広帯域の少なくとも2種類あり、フィルタ処理は、帯域情報で示される帯域の帯域幅が広帯域である場合は、常に行われ、帯域情報で示される帯域の帯域幅が狭帯域である場合は、所定レベル以上の信号が検出された場合のみ行われる。
なお、プログラムは、伝送媒体を介して伝送することにより、又は、記録媒体に記録して、提供することができる。
受信装置は、独立した装置であっても良いし、1つの装置を構成している内部ブロックであっても良い。
本技術の一側面によれば、データを伝送しない周波数帯域の情報が既知である場合に、受信性能を向上させることができる。
本技術が適用された受信装置の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。 DVB-C2信号の例を示す図である。 C2 Frameの構成を示す図である。 狭帯域ノッチが存在する場合のC2 Frameの構成を示す図である。 狭帯域ノッチが存在するDVB-C2信号の周波数スペクトラムの例を示す図である。 広帯域ノッチが存在する場合のC2 Frameの構成を示す図である。 ノッチ帯域適応フィルタ設定処理について説明するフローチャートである。 受信処理について説明するフローチャートである。 妨害除去フィルタ部のフィルタ処理を説明する図である。 妨害除去フィルタ部のフィルタ処理を説明する図である。 第2の受信処理について説明する図である。 第2の受信処理について説明する図である。 第2の受信処理について説明するフローチャートである。 閾値判断対象の信号レベルの例について説明する図である。 本技術が適用されたコンピュータの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
[受信装置の構成例]
図1は、本技術が適用された受信装置の一実施の形態の構成例を示している。
図1の受信装置1は、図示せぬ放送局の送信装置から送信されてくるOFDM信号の放送波を受信するOFDM受信装置である。
アンテナ11は、送信されてくるOFDM信号の放送波(RF信号)を受信し、その放送波をチューナ12に出力する。
チューナ12は、演算部12aと局部発振器12bから構成される。
演算部12aは、アンテナ11からのRF信号と、局部発振器12bからの信号を乗算することによってRF信号をIF(Intermediate Frequency)信号に周波数変換し、IF信号を妨害除去フィルタ部13に出力する。局部発振器12bは、所定の周波数の正弦波の信号を発振し、演算部12aに出力する。
妨害除去フィルタ部13には、OFDM信号が無信号である帯域を示す帯域情報が、伝送パラメータ解釈部20から供給される。換言すれば、伝送パラメータ解釈部20から供給される帯域情報が示す帯域で受信される信号は、受信希望ではない妨害信号であり、帯域情報は妨害信号のありうる周波数帯域を示す情報である。妨害除去フィルタ部13は、伝送パラメータ解釈部20から供給される帯域情報に基づいて、その周波数帯域の妨害信号を除去するフィルタ処理を施す。具体的には、妨害除去フィルタ部13は、伝送パラメータ解釈部20から指定された周波数帯域に対して、バンドパスフィルタ(Band Pass Filter)またはノッチフィルタ(Notch Filter)によるフィルタ処理を施し、フィルタ処理後のIF信号をAGC部14に出力する。
AGC (Automatic Gain Control) 部14は、妨害除去フィルタ部13からのIF信号に対して、信号レベルが一定になるようにゲイン制御を行う。AGC部14は、ゲイン制御後のIF信号をA/D変換部15に出力する。
A/D変換部15は、AGC部14からのIF信号をA/D変換し、デジタルのIF信号を直交復調部16に出力する。
直交復調部16は、所定の周波数のキャリアを用いて、A/D変換部15からのIF信号を直交復調し、ベースバンドのOFDM信号をOFDM復調部17に出力する。直交復調部16から出力されるベースバンドのOFDM信号を、以下では、OFDM時間領域信号という。OFDM時間領域信号は、直交復調された結果、実軸成分(I成分)と虚軸成分(Q成分)を含んだ複素信号となっている。
OFDM復調部17は、同期部31、FFT演算部32、およびOFDM等化部33により構成される。
同期部31は、OFDM方式による信号伝送の単位であるOFDMシンボルの同期をとる。即ち、同期部31は、FFT演算部32においてFFTを行う信号区間であるFFT区間の開始位置を決定する。同期部31は、FFT前のOFDM時間領域信号に基づいてFFT区間の開始位置を決定することができるが、OFDM等化部33において等化処理が行われた後は、伝送路の歪みを補正して得られた等化信号に基づいてFFT区間の開始位置を決定することができる。この場合、OFDM等化部33から、伝送路の歪みを補正して得られた等化信号に基づいて決定された同期制御信号が供給される。
FFT演算部32は、直交復調部16からのOFDM時間領域信号に対し、同期部31で決定されたFFT区間の開始位置から、有効シンボル長の区間をFFT区間に設定する。そして、FFT演算部32は、OFDM時間領域信号からFFT区間の信号を抽出し、抽出した信号に対してFFT演算を行う。FFT演算部32によるFFT演算により、サブキャリアで送信されてきたデータ、すなわち、IQ平面上の伝送シンボルを表すOFDM信号が得られる。OFDM時間領域信号に対するFFT演算により得られるOFDM信号は周波数領域の信号であり、以下、FFT演算が行われた後のOFDM信号を、適宜、OFDM周波数領域信号という。
OFDM等化部33は、FFT演算が行われた後のOFDM周波数領域信号に対し、受信信号の振幅および位相が送信されたものと等しくなるようにする等化処理を行い、その結果得られる等化信号を出力する。
各サブキャリアに対する変調方式としてQAM系の変調方式を用いるOFDM方式においては、伝送時にマルチパス等の影響を受けることにより、キャリア毎に、振幅および位相が送信時のものと受信時のものとで異なるものになってしまう。例えば、山や建物による反射、SFN(Single Frequency Network)によってマルチパスの影響が生じる。
OFDM方式では、送信信号に、所定の振幅および所定の位相を有する既知信号がパイロット信号として伝送シンボル内に離散的に挿入されている。受信側では、パイロット信号の振幅および位相に基づいて伝送路の周波数特性を求め、受信信号が等化される。
誤り訂正部18は、OFDM等化部33から供給された等化信号に対してデインタリーブ処理を施し、さらに、デンパンクチャ、ビタビ復号、拡散信号除去、RS復号などの処理を施す。誤り訂正部18は、各種の処理を施すことによって得られた復号データ(トランスポートストリーム)を後段の外部出力部や出力バッファ等に出力する。
また、誤り訂正部18は、デインタリーブ処理、誤り訂正処理等の処理後の復号データのうち、伝送制御情報としての各種の伝送パラメータを、制御部19の伝送パラメータ解釈部20に出力する。
制御部19は、受信装置1内の各部を制御する。例えば、制御部19は、図示せぬ操作部で設定された受信チャネルに応じて、受信周波数を設定する。即ち、受信周波数に対応して所定の周波数が局部発振器12bから出力されるように、局部発振器12bの発振周波数が設定される。
また、制御部19は、伝送パラメータ解釈部20を有し、伝送パラメータ解釈部20は、誤り訂正部18から供給される伝送パラメータを解釈し、受信装置1を構成する各部に、必要な情報を適宜供給する。
例えば、伝送パラメータ解釈部20は、伝送パラメータの一つとして、受信装置1が受信可能な周波数帯域のなかで、無信号の帯域を示す帯域情報を取得する。そして、伝送パラメータ解釈部20は、取得した帯域情報を妨害除去フィルタ部13に供給する。
以上のように構成される受信装置1は、受信するOFDM信号に、信号を伝送しない周波数帯域が存在し、その情報が伝送パラメータとして得られる場合、その情報に基づいて、受信したOFDM信号にフィルタ処理を施すことで、受信性能を向上させることができる。
そこで、受信するOFDM信号に信号を伝送しない周波数帯域が存在し、その情報が伝送パラメータとして得られる場合の例として、第2世代欧州ケーブルデジタル放送規格であるDVB-C2を例に受信装置1の受信処理について説明する。
[DVB-C2の信号]
初めに、DVB-C2の信号(以下、DVB-C2信号とも称する。)について説明する。
図2は、DVB-C2信号の例を示す図である。図2の横軸は周波数を表す。DVB-C2の1つの信号はC2 Systemと呼ばれ、Preamble SymbolとData Symbolから構成される。規格上、1つのC2 Systemは最大3.5GHz程度の帯域幅を有する信号となる。
Preamble Symbolは、伝送制御情報であるL1情報(L1 signaling part 2 data)の伝送に用いられるシンボルである。信号を伝送しない周波数帯域についての情報は、このL1情報の一部として送信される。Preamble Symbolを用いて、3408キャリア周期(OFDMの3408のサブキャリア周期)で同じ情報が繰り返し送信される。3408キャリアは7.61MHzの周波数帯域に相当する。
Data Symbolは番組データなどのTS(Transport Stream)の伝送に用いられるシンボルである。Data SymbolはData Sliceと呼ばれるブロックに分割される。例えばData Slice 1(DS1)とData Slice 2(DS2)とではそれぞれ異なる番組のデータが伝送される。Data Sliceの数などの、各Data Sliceに関するパラメータもL1情報に含まれる。
図2において黒で塗りつぶして示される周波数帯域は、FM放送、警察用の無線放送、軍事用の無線放送などに用いられる周波数帯域であり、C2 Systemの送信には用いられない帯域である。即ち、黒で塗りつぶして示される周波数帯域は、C2 Systemでは、送信装置が出力する送信信号のうちの無信号の帯域であり、ノッチ帯域と呼ばれている。
ノッチ帯域には、帯域幅が48サブキャリア未満の狭帯域ノッチ(Narrowband Notch)と、47サブキャリアより大きい(48サブキャリア以上の)広帯域ノッチ(Broadband Notch)とがある。
ノッチ(Notch)の数や各ノッチ帯域の帯域幅などのノッチ帯域の情報が、伝送パラメータとして、伝送制御情報であるL1情報に含まれている。
[C2 Frameの構成]
図3は、C2 Frameの構成を示す図である。C2 Frameは、少なくとも1つのPreamble Symbolと、複数のData Symbolとから構成される。図3の横軸は周波数を表し、縦軸は時間(シンボル)を表す。
Preamble Symbolは、時間方向に見たときに1乃至8シンボルの間、3408サブキャリア周期で繰り返し送信される。図3において同じ数字を付して示すPreamble Symbolのブロックは同じL1情報の送信に用いられているPreamble Symbolを表す。
また、Preamble Symbolに続けて、時間方向に見たときに448シンボルの間、Data Symbolが送信される。図3の例においては、Data Slice 0乃至3のデータがそれぞれ448のData Symbolを用いて送信されている。
[狭帯域ノッチ]
図4は、狭帯域ノッチが存在する場合のC2 Frameの構成を示している。
狭帯域ノッチの帯域幅は48サブキャリア未満であり、狭帯域ノッチは、3408サブキャリアに1つと規定されている。Data Symbolのノッチ帯域にはデータは含まれず、ノッチ帯域のPreamble SymbolのL1情報は、誤り訂正処理によって取得(復元)できる。
図5は、狭帯域ノッチが存在するDVB-C2信号の周波数スペクトラムの例を示している。
図5で示されるように、他の無線信号で使用されている帯域、即ち、他の無線信号のパワー(電力レベル)が大となっている帯域においては、DVB-C2信号のパワーが小さくなっている。DVB-C2信号ではない信号は、受信装置1にとってはすべて妨害信号となる。
[広帯域ノッチ]
図6は、広帯域ノッチが存在する場合のC2 Frameの構成を示している。
広帯域ノッチの帯域幅は47サブキャリアより大であり、広帯域ノッチは、2つのData Sliceの間に配置される。また、広帯域ノッチは、3408サブキャリア以上の間隔をあけて配置される。従って、ノッチ帯域には、Preamble SymbolのL1情報、および、Data Symbolのデータは含まれていない。
このように、DVB-C2においては、各チャネルの間にガードバンドを設ける必要がなく、また、Notchに挟まれた比較的狭い帯域をもデータの伝送に使うことができるため、周波数帯域の有効利用が可能になっている。受信装置1は、最大で3408サブキャリア分の7.61MHzの帯域幅の受信周波数帯を設定してその範囲内の信号を受信し、L1情報を復号した後、復号したL1情報に基づいて番組データを復号する。
[ノッチ帯域適応フィルタ設定処理]
図7のフローチャートを参照して、受信装置1のノッチ帯域適応フィルタ設定処理について説明する。この処理は、L1情報に含まれるノッチ帯域の情報に基づいて、妨害除去フィルタ部13のフィルタ設定を行う処理である。
初めに、ステップS1において、制御部19は、図示せぬ操作部で設定された受信チャネルに応じて、受信周波数を設定する。これにより、受信チャネルに応じた中心周波数と受信帯域幅が設定される。
ステップS2において、チューナ12は、アンテナ11で受信されたRF信号を、IF信号に周波数変換して出力する。チューナ12から出力されたIF信号は、妨害除去フィルタ部13を介して、AGC部14に供給される。
ステップS3において、AGC部14は、供給されたIF信号に対してAGCを行う。即ち、AGC部14は、IF信号の信号レベルが一定になるようにゲイン制御して、制御後のIF信号をA/D変換部15に出力する。
ステップS4において、A/D変換部15は、AGC部14からのIF信号をA/D変換し、デジタルのIF信号を直交復調部16に出力する。
ステップS5において、直交復調部16は、所定の周波数のキャリアを用いて、A/D変換部15からのIF信号を直交復調し、OFDM時間領域信号をOFDM復調部17に出力する。
ステップS6において、OFDM復調部17の同期部31は、OFDMシンボルの同期をとる。即ち、同期部31は、FFT演算部32においてFFT演算を行う信号区間であるFFT区間の開始位置を決定する。決定されたFFT区間の開始位置の情報は、後段のFFT演算部32に供給される。
ステップS7において、FFT演算部32は、OFDM時間領域信号に対し、FFT演算を行う。より具体的には、FFT演算部32は、同期部31で決定されたFFT区間の開始位置に基づいてFFT区間を設定し、OFDM時間領域信号からFFT区間の信号を抽出する。そして、FFT演算部32は、抽出したOFDM時間領域信号に対してFFT演算を行う。
ステップS8において、OFDM等化部33は、FFT演算が行われた後のOFDM周波数領域信号に対し、受信信号の振幅および位相が送信されたものと等しくなるようにする等化処理を行う。
ステップS9において、誤り訂正部18は、OFDM等化部33から供給された等化信号に対してデインタリーブ処理を施し、さらに、デンパンクチャ、ビタビ復号、拡散信号除去、RS復号などの処理を施す。そして、誤り訂正部18は、各種の処理を施すことによって得られた復号データから、伝送制御情報であるL1情報を抽出し、制御部19の伝送パラメータ解釈部20に供給する。
ステップS10において、伝送パラメータ解釈部20は、L1情報を解釈(解析)し、受信するDVB-C2信号にノッチ帯域が存在するかを判定する。
ステップS10で、ノッチ帯域が存在すると判定された場合、処理はステップS11に進み、伝送パラメータ解釈部20は、ノッチ帯域が広帯域ノッチであるかを判定する。
ステップS11で、ノッチ帯域が広帯域ノッチであると判定された場合、処理はステップS12に進み、伝送パラメータ解釈部20は、受信周波数帯域に対応するバンドバスフィルタを妨害除去フィルタ部13に設定する。この伝送パラメータ解釈部20による制御後、妨害除去フィルタ部13は、受信周波数帯域の信号を通過させるバンドバスフィルタとして動作する。
一方、ステップS11で、ノッチ帯域が広帯域ノッチではない、即ち、狭帯域ノッチであると判定された場合、処理はステップS13に進み、伝送パラメータ解釈部20は、ノッチ帯域に対応するノッチフィルタ(帯域制限フィルタ)を妨害除去フィルタ部13に設定する。この伝送パラメータ解釈部20による制御後、妨害除去フィルタ部13は、ノッチ帯域の信号を抑制するノッチフィルタとして動作する。
ステップS12またはS13により、妨害除去フィルタ部13に、所定のフィルタ設定がなされると、処理は終了する。
また、ステップS10で、ノッチ帯域が存在しないと判定された場合も、処理は終了する。なお、ノッチ帯域が存在しないと判定された場合においても、広帯域ノッチが存在する場合と同様、受信周波数帯域に対応するバンドバスフィルタを妨害除去フィルタ部13に設定するようにしてもよい。
[受信処理]
図8のフローチャートを参照して、図7の処理後の受信装置1の受信処理について説明する。
初めに、ステップS31において、チューナ12は、アンテナ11で受信されたRF信号を、IF信号に周波数変換して出力する。
ステップS32において、妨害除去フィルタ部13は、図7のノッチ帯域適応フィルタ設定処理によるフィルタ設定に基づき、チューナ12からのIF信号に対してフィルタ処理を施す。
図9は、DVB-C2信号に広帯域ノッチが存在し、妨害除去フィルタ部13にバンドパスフィルタが設定された場合の、妨害除去フィルタ部13のフィルタ処理を説明する図である。
図9において台形や三角形の波形は、図5で示したDVB-C2信号と妨害信号の周波数スペクトラムを模式的に表したものである(後述する図10でも同様)。
図9に示すように、受信周波数帯域に隣接して広帯域ノッチが存在する場合でも、妨害除去フィルタ部13は、受信周波数帯域のDVB-C2信号を通過させるバンドバスフィルタとして動作するので、妨害信号を抑制したDVB-C2信号をAGC部14に出力することができる。なお、ノッチ帯域の信号を抑制し、受信周波数帯域のDVB-C2信号を通過させる特性のフィルタであれば、バンドパスフィルタの代わりに、ノッチ帯域と受信周波数帯域との関係に応じてローパスフィルタまたはハイパスフィルタを採用してもよい。
図10は、DVB-C2信号に狭帯域ノッチが存在し、妨害除去フィルタ部13にノッチフィルタが設定された場合の、妨害除去フィルタ部13のフィルタ処理を説明する図である。
図10に示すように、受信周波数帯域内に狭帯域ノッチが存在する場合でも、妨害除去フィルタ部13は、受信周波数帯域内のノッチ帯域の信号を抑制するノッチフィルタとして動作するので、妨害信号を抑制したDVB-C2信号をAGC部14に出力することができる。
図8に戻り、ステップS33において、AGC部14は、フィルタ処理後のIF信号に対してAGCを行う。
ステップS34において、A/D変換部15は、AGC部14からのIF信号をA/D変換し、デジタルのIF信号を直交復調部16に出力する。
ステップS35において、直交復調部16は、所定の周波数のキャリアを用いて、A/D変換部15からのIF信号を直交復調し、OFDM時間領域信号をOFDM復調部17に出力する。
ステップS36において、OFDM復調部17の同期部31は、OFDMシンボルの同期をとる。
ステップS37において、FFT演算部32は、FFT区間のOFDM時間領域信号に対してFFT演算を行う。
ステップS38において、OFDM等化部33は、FFT演算が行われた後のOFDM周波数領域信号に対し、等化処理を行う。
ステップS39において、誤り訂正部18は、OFDM等化部33から供給された等化信号に対してデインタリーブ処理を施し、さらに、デンパンクチャ、ビタビ復号、拡散信号除去、RS復号などの処理を施す。そして、誤り訂正部18は、各種の処理を施すことによって得られた、受信チャネルに対応する番組データとしてのトランスポートストリームを後段の外部出力部や出力バッファ等に出力して、処理を終了する。
以上のように、受信装置1の受信処理では、妨害除去フィルタ部13が、ノッチ帯域適応フィルタ設定処理によるフィルタ設定に応じたフィルタ処理を常に行う。
これにより、妨害除去フィルタ部13のAGC部14には、妨害信号が抑制されたDVB-C2信号を供給することができる。
図1の例では、妨害除去フィルタ部13がAGC部14の前段に配置されていたが、妨害除去フィルタ部13は、少なくともFFT演算部32より前段に配置すればよく、例えば、同期部31やFFT演算部32の前でもよい。配置された場所より後段に出力されるDVB-C2信号は、妨害信号が及ぼし得る受信周波数帯域(希望信号帯域)に対する望ましくない影響が抑制されたものとなり、結果として、受信装置1の受信性能を向上することができる。
AGC部14の前段に妨害除去フィルタ部13を配置することで、妨害信号電力の変動によるAGC偏向による受信希望信号の振幅の偏向を抑制することができる。
FFT演算部32の前段に妨害除去フィルタ部13を配置することで、特定周波数に信号電力が偏ることによる量子化精度の劣化を抑制することができる。また、特定周波数に信号電力が偏ることによる、FFT処理時のクリッピングの誤差の拡散を抑制し、受信希望信号への影響を抑制することができる。
[受信処理のその他の例]
次に、受信装置1の受信処理のその他の例について説明する。
図11は、受信周波数帯域内に狭帯域ノッチが存在し、妨害除去フィルタ部13がノッチフィルタとしてのフィルタ処理を行っている例を示している。
図10に示した例と異なり、図11に示されるように、妨害信号の信号レベルが低い場合は、ノッチフィルタを用いた妨害除去の影響よりも、フィルタ処理によるDVB-C2信号の減衰の影響の方が大きく、全体として受信性能が劣化することも考えられる。
図11において、フィルタ処理後の波形において白抜きで示された三角形の部分が、フィルタ処理によるDVB-C2信号の減衰部分に相当する。
そこで、受信装置1の受信処理のその他の例である第2の受信処理では、図12に示す処理が行われる。
妨害除去フィルタ部13は、ノッチ帯域内の妨害信号の信号レベル(ピーク電力レベル)を検出する。そして、ノッチ帯域内の妨害信号の信号レベルが予め設定した所定の閾値より大きい場合、妨害除去フィルタ部13は、上述したように、ノッチ帯域内の妨害信号を抑制するノッチフィルタによるフィルタ処理を施す。
一方、ノッチ帯域内の妨害信号の信号レベルが予め設定した所定の閾値以下である場合、妨害除去フィルタ部13は、ノッチフィルタによるフィルタ処理を実行せず、入力されたIF信号をそのままAGC部14に出力する。なお、広帯域ノッチについては、上述した第1の受信処理と同様、常に、バンドパスフィルタによるフィルタ処理が実行される。
[受信処理]
図13は、図11および図12を参照して説明した第2の受信処理を説明するフローチャートである。なお、図13の処理では、図7のノッチ帯域適応フィルタ設定処理により、妨害除去フィルタ部13に対し、狭帯域ノッチに対応するノッチフィルタが設定されているものとする。
初めに、ステップS51において、チューナ12は、アンテナ11で受信されたRF信号を、IF信号に周波数変換して出力する。
ステップS52において、妨害除去フィルタ部13は、ノッチ帯域内の妨害信号の信号レベル(ピーク電力レベル)を検出する。
そして、ステップS53において、妨害除去フィルタ部13は、ノッチ帯域内の妨害信号の信号レベル(ピーク電力レベル)が予め設定した所定の閾値より大きいかを判定する。
ステップS53で、ノッチ帯域内の妨害信号の信号レベルが予め設定した所定の閾値より大きいと判定された場合、処理はステップS54に進み、妨害除去フィルタ部13は、チューナ12からのIF信号に対してノッチフィルタによるフィルタ処理を施す。
一方、ステップS53で、ノッチ帯域内の妨害信号の信号レベルが予め設定した所定の閾値以下であると判定された場合、上述したステップS54の処理がスキップされる。
その後のステップS55乃至S61の処理は、上述した図8のステップS33乃至S39と同様であるので、説明は省略する。
以上のように、受信装置1の第2の受信処理では、妨害除去フィルタ部13でノッチフィルタが設定されている場合において、ノッチ帯域内の妨害信号の信号レベル(ピーク電力レベル)が予め設定した所定の閾値より大きい場合にのみ、フィルタ処理が施される。
これにより、妨害信号の信号レベルが高い場合は、フィルタ処理によるDVB-C2信号の減衰の影響よりも、ノッチフィルタを用いた妨害除去の効果の方が大きくなる。一方、妨害信号の信号レベルが低い場合は、ノッチフィルタを用いた妨害除去の効果よりも、フィルタ処理によるDVB-C2信号の減衰の影響の方が大きくなるため、ノッチフィルタのフィルタ処理が実行されない。従って、受信装置1全体として、受信性能の劣化を少なくし、受信性能を向上することができる。
なお、上述した第2の受信処理では、図14Aに示されるように、ノッチ帯域内の妨害信号の信号レベルのピーク値が予め設定した所定の閾値を超えているか否かによって、ノッチフィルタのフィルタ処理を実行するか否かが判断された。
しかし、図14Bに示されるように、ノッチ帯域内の妨害信号の信号レベルの総和が予め設定した所定の閾値を超えているか否かによって、ノッチフィルタのフィルタ処理を実行するか否かを判断するようにしてもよい。
[コンピュータの構成例]
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
図15は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。
コンピュータにおいて、CPU(Central Processing Unit)101,ROM(Read Only Memory)102,RAM(Random Access Memory)103は、バス104により相互に接続されている。
バス104には、さらに、入出力インタフェース105が接続されている。入出力インタフェース105には、入力部106、出力部107、記憶部108、通信部109、ドライブ110、及びチューナ112が接続されている。
入力部106は、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる。出力部107は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記憶部108は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる。通信部109は、ネットワークインタフェースなどよりなる。ドライブ110は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体111を駆動する。
チューナ112は、図1のチューナ12と同様、図示せぬアンテナまたは、通信部109を介してOFDM信号の放送波を受信し、受信周波数帯域のIF信号を出力する。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU101が、例えば、記憶部108に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース105及びバス104を介して、RAM103にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータでは、プログラムは、リムーバブル記録媒体111をドライブ110に装着することにより、入出力インタフェース105を介して、記憶部108にインストールすることができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部109で受信し、記憶部108にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM102や記憶部108に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
上述した実施の形態は、DVB-C2信号を受信する受信装置1の例について説明したが、信号を伝送しない周波数帯域が、送信されてきた制御情報を取得することで既知となる信号を受信する受信装置であれば、本技術は適用可能である。
本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
送信されてきた制御情報に含まれる、無信号の帯域を示す帯域情報を取得する取得部と、
前記帯域情報に基づいて、少なくとも、所定レベル以上の信号が検出された場合にフィルタ処理を行うフィルタ処理部と
を備える受信装置。
(2)
前記フィルタ処理部は、前記帯域情報に基づいて、常に、フィルタ処理を行う
前記(1)に記載の受信装置。
(3)
前記フィルタ処理部は、前記帯域情報に基づいて、所定レベル以上の信号が検出された場合にのみ、フィルタ処理を行う
前記(1)に記載の受信装置。
(4)
前記帯域情報で示される前記帯域の帯域幅が、所定の帯域幅未満の狭帯域と、前記所定の帯域以上の広帯域の少なくとも2種類ある
前記(1)に記載の受信装置。
(5)
前記フィルタ処理部は、前記帯域情報で示される前記帯域の帯域幅が前記広帯域についての情報である場合は常に、フィルタ処理を行う
前記(4)に記載の受信装置。
(6)
前記フィルタ処理部は、前記帯域情報で示される前記帯域の帯域幅が前記狭帯域についての情報である場合も常に、フィルタ処理を行う
前記(5)に記載の受信装置。
(7)
送信されてくるDVB-C2のOFDM信号を受信し、前記制御情報は、DVB-C2のL1情報である
前記(1)乃至(6)のいずれかに記載の受信装置。
(8)
前記フィルタ処理部は、時間領域のOFDM信号を周波数領域のOFDM信号に変換するFFT演算部より前段に配置される
前記(1)乃至(7)のいずれかに記載の受信装置。
(9)
前記フィルタ処理部は、前記FFT演算部の前に配置される
前記(8)に記載の受信装置。
(10)
前記フィルタ処理部は、IF信号のゲイン制御を行うAGC部の前に配置される
前記(8)に記載の受信装置。
(11)
送信されてきた制御情報に含まれる、無信号の帯域を示す帯域情報を取得し、
前記帯域情報に基づいて、少なくとも、所定レベル以上の信号が検出された場合にフィルタ処理を行う
ステップを含む受信装置の受信方法。
(12)
コンピュータに、
送信されてきた制御情報に含まれる、無信号の帯域を示す帯域情報を取得する取得部と、
前記帯域情報に基づいて、少なくとも、所定レベル以上の信号が検出された場合にフィルタ処理を行うフィルタ処理部
として機能させるためのプログラム。
1 受信装置, 13 妨害除去フィルタ部, 14 AGC部, 17 OFDM復調部, 18 誤り訂正部, 19 制御部, 20 伝送パラメータ解釈部, 31 同期部, 32 FFT演算部, 33 OFDM等化部

Claims (10)

  1. 送信されてきた制御情報に含まれる、無信号の帯域を示す帯域情報を取得する取得部と、
    前記帯域情報に基づいて、少なくとも、所定レベル以上の信号が検出された場合にフィルタ処理を行うフィルタ処理部と
    を備え、
    前記帯域情報で示される前記帯域の帯域幅が、所定の帯域幅未満の狭帯域と、前記所定の帯域以上の広帯域の少なくとも2種類あり、
    前記フィルタ処理部は、
    前記帯域情報で示される前記帯域の帯域幅が前記広帯域である場合は、常にフィルタ処理を行い、
    前記帯域情報で示される前記帯域の帯域幅が前記狭帯域である場合は、所定レベル以上の信号が検出された場合のみ、フィルタ処理を行う
    受信装置。
  2. 前記フィルタ処理部は、前記帯域情報で示される前記帯域の帯域幅が前記狭帯域ある場合も常フィルタ処理を行うモードも有する
    請求項に記載の受信装置。
  3. 前記フィルタ処理部は、前記帯域情報で示される前記帯域の帯域幅が前記狭帯域であり、所定レベル以上の信号が検出された場合にフィルタ処理を行うモードでは、前記帯域情報で示される前記狭帯域の信号の信号レベルのピーク値が前記所定レベル以上であるかどうかを判定する
    請求項1または2に記載の受信装置。
  4. 前記フィルタ処理部は、前記帯域情報で示される前記帯域の帯域幅が前記狭帯域であり、所定レベル以上の信号が検出された場合にフィルタ処理を行うモードでは、前記帯域情報で示される前記狭帯域の信号の信号レベルの総和が前記所定レベル以上であるかどうかを判定する
    請求項1または2に記載の受信装置。
  5. 送信されてくるDVB-C2のOFDM信号を受信し、前記制御情報は、DVB-C2のL1情報である
    請求項1乃至4のいずれかに記載の受信装置。
  6. 前記フィルタ処理部は、時間領域のOFDM信号を周波数領域のOFDM信号に変換するFFT演算部より前段に配置される
    請求項1乃至5のいずれかに記載の受信装置。
  7. 前記フィルタ処理部は、前記FFT演算部の前に配置される
    請求項に記載の受信装置。
  8. 前記フィルタ処理部は、IF信号のゲイン制御を行うAGC部の前に配置される
    請求項に記載の受信装置。
  9. 送信されてきた制御情報に含まれる、無信号の帯域を示す帯域情報を取得し、
    前記帯域情報に基づいて、少なくとも、所定レベル以上の信号が検出された場合にフィルタ処理を行う
    ステップを含み、
    前記帯域情報で示される前記帯域の帯域幅が、所定の帯域幅未満の狭帯域と、前記所定の帯域以上の広帯域の少なくとも2種類あり、
    前記フィルタ処理は、
    前記帯域情報で示される前記帯域の帯域幅が前記広帯域である場合は、常に行われ、
    前記帯域情報で示される前記帯域の帯域幅が前記狭帯域である場合は、所定レベル以上の信号が検出された場合のみ行われる
    受信装置の受信方法。
  10. コンピュータ
    送信されてきた制御情報に含まれる、無信号の帯域を示す帯域情報を取得する取得部と、
    前記帯域情報に基づいて、少なくとも、所定レベル以上の信号が検出された場合にフィルタ処理を行うフィルタ処理部
    として機能させ、
    前記帯域情報で示される前記帯域の帯域幅が、所定の帯域幅未満の狭帯域と、前記所定の帯域以上の広帯域の少なくとも2種類あり、
    前記フィルタ処理部は、
    前記帯域情報で示される前記帯域の帯域幅が前記広帯域である場合は、常にフィルタ処理を行い、
    前記帯域情報で示される前記帯域の帯域幅が前記狭帯域である場合は、所定レベル以上の信号が検出された場合のみ、フィルタ処理を行う
    プログラム
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