JP5696429B2 - 撮影装置 - Google Patents

撮影装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5696429B2
JP5696429B2 JP2010240497A JP2010240497A JP5696429B2 JP 5696429 B2 JP5696429 B2 JP 5696429B2 JP 2010240497 A JP2010240497 A JP 2010240497A JP 2010240497 A JP2010240497 A JP 2010240497A JP 5696429 B2 JP5696429 B2 JP 5696429B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
exposure period
imaging device
solid
imaging surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010240497A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012093531A (ja
Inventor
好一 飯田
好一 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Imaging Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Imaging Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Imaging Co Ltd filed Critical Ricoh Imaging Co Ltd
Priority to JP2010240497A priority Critical patent/JP5696429B2/ja
Publication of JP2012093531A publication Critical patent/JP2012093531A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5696429B2 publication Critical patent/JP5696429B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、天体追尾撮影を行う撮影装置に関連し、詳しくは、精度の高い天体追尾演算と追従性の高い天体追尾とを両立するのに好適な撮影装置に関する。
カメラを固定して天体撮影を行うと、天体が日周運動により直線状又は円弧状に写る。撮影面上での天体の日周運動を打ち消すには、例えば、自動追尾機能を備えた赤道儀を用いて、天体を追尾しながら天体撮影を行う必要がある。しかし、この種の赤道儀は高価であり、重量が重く、取り扱いも容易ではない。
そこで、本出願人は、特許文献1において、装置に元々搭載されている手ブレ補正機構を利用して天体追尾撮影を行うデジタルカメラを提案している。具体的には、特許文献1に記載のデジタルカメラは、撮影位置情報、撮影方位情報、撮影高度情報、撮影光学系の焦点距離情報等の種々の情報を用いて、固体撮像素子面上での天体像の移動軌跡を演算する。特許文献1に記載のデジタルカメラは、固体撮像素子面上での天体像の位置が露光中一定に保たれるように、演算結果に基づいて手ブレ補正機構により固体撮像素子を駆動制御する。以下においては、説明の便宜上、固体撮像素子面上での天体像の移動軌跡の演算を「天体追尾演算」と記し、演算結果に基づく手ブレ補正機構の駆動制御を「天体追尾駆動制御」と記す。
特開2010−122672号公報
ところで、天体追尾演算や天体追尾駆動制御には、固体撮像素子面上での天体像の微小な動きを打ち消すため、高い演算精度や駆動分解能が求められる。一般的なデジタルカメラのCPU(Central Processing Unit)にとっては、天体追尾演算、天体追尾駆動制御の何れも負荷の重い処理である。そのため、天体追尾演算と天体追尾駆動制御とをCPUに同時に処理させた場合、追従性の高い天体追尾を行うのは難しい。追従性の高い天体追尾を行うには、CPUの高スペック化による処理能力の向上や、演算精度を下げることによる演算量の削減等の対策が必要と考えられる。しかし、前者の対策は、製品単価が上昇するため簡単には採用できない。後者の対策は、追尾精度の低下に伴って天体撮影画像の画質が低下するため望ましくない。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、精度の高い天体追尾演算と追従性の高い天体追尾とを両立するのに好適な撮影装置を提供することである。
上記の課題を解決する本発明の一形態に係る撮影装置は、所定の軌跡で規則的に運動する被写体を撮影する装置であり、撮像面上の被写体の像を撮像する固体撮像素子と、撮像面への露光開始を指示入力するレリーズスイッチと、撮影装置の機械動作を駆動制御する機構制御プロセッサと、固体撮像素子の出力信号を処理して画像を生成する画像生成プロセッサとを有する。画像生成プロセッサは、指示入力によって像が撮像面上を露光期間中に移動する移動軌跡演算を開始する。機構制御プロセッサは、固体撮像素子の露光期間中に逐次、移動軌跡演算結果を取得し、該移動軌跡演算結果に基づいて撮像面上での像の位置を補正する。
画像生成プロセッサは、高い演算処理能力を必要とする画像信号処理を行うため、複雑な信号処理を行うのに適した実装がされている。また、画像生成プロセッサは、露光期間中、固体撮像素子の電荷蓄積を待機しているため、処理負荷が極めて軽い。そこで、本発明に係る撮影装置においては、上述したように、露光期間中の画像生成プロセッサのリソースを有効利用して天体追尾演算を行う。すなわち、天体追尾演算を画像生成プロセッサに負担させることにより、機構制御プロセッサは、天体追尾駆動制御と天体追尾演算とを同時に処理する必要が無くなる。機構制御プロセッサに対する過度の処理負荷が有効に避けられるため、機構制御プロセッサを高スペック化することなく、精度の高い天体追尾演算と、天体追尾駆動制御による追従性の高い天体追尾とが同時に達成される。
本発明に係る撮影装置は、機構制御プロセッサと画像生成プロセッサとが単一のマルチコアプロセッサとして構成されてもよい。機構制御プロセッサは、例えば整数演算を行うCPUである。画像生成プロセッサは、例えば浮動小数点演算を行うDSP(Digital Signal Processor)である。
機構制御プロセッサは、露光期間中、撮像面上での像の位置が不動であるように、固体撮像素子の位置を微調節する構成としてもよい。
本発明に係る撮影装置は、撮影装置の振動を検知する振動検知手段を更に有した構成としてもよい。この場合、機構制御プロセッサは、振動による露光期間中の像ブレを撮影光学系中の光学部品を駆動制御して補正する。
画像生成プロセッサは、振動検知手段によって検知される振動から、像ブレ補正量を露光期間中に演算するように構成されてもよい。
機構制御プロセッサは、指示入力によって撮像面への露光を開始するシャッタ機構を駆動制御するように構成されてもよい。
本発明によれば、精度の高い天体追尾演算と追従性の高い天体追尾とを両立するのに好適な撮影装置が提供される。
本発明の実施形態の撮影装置のメカ構成及び回路構成を模式的に示す図である。 本発明の実施形態の撮影装置の光学系を模式的に示す図である。 本発明の実施形態においてCPUにより実行される天体追尾撮影処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施形態においてDSPにより実行される天体追尾撮影処理のフローチャートを示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の撮影装置について説明する。
図1、2は共に、本実施形態の撮影装置1の構成を模式的に示す図である。図1は、主に、撮影装置1のメカブロックと回路ブロックを示し、図2は、主に、撮影装置1の光学系を示している。本実施形態において、撮影装置1は、デジタル一眼レフカメラを想定しているが、コンパクトデジタルカメラ、カムコーダ、携帯電話端末、PHS(Personal Handy phone System)、携帯ゲーム機等の撮影機能を有する別形態の撮影装置に置き換えてもよい。
撮影装置1は、図1に示されるように、カメラ本体部10と撮影レンズ50を有している。カメラ本体部10には、各種回路の動作やタイミングを統括的に制御するCPU12が搭載されている。電源スイッチSW0がオンされると、図示省略されたバッテリから撮影装置1の各種回路に電源ラインを通じて電源供給が行われる。
被写体からの光は、図2に示されるように、撮影光学系L、ミラーMを介して、ファインダ光学系Fに入射する。撮影者は、ファインダ光学系Fの接眼レンズを覗くことにより被写体像を観察することができる。
レリーズスイッチSW1が押されると、CPU12の駆動制御によってミラーMが図2の破線位置にアップすると共にフォーカルプレーンシャッタFPがシャッタ速度に応じて開放する。これにより、被写体からの光は、撮影光学系L、フォーカルプレーンシャッタFPを通過して固体撮像素子14により受光される。
固体撮像素子14は、例えばベイヤ型画素配置を有する単板式カラーCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサである。固体撮像素子14は、CPU12の制御によって撮像面14a上の各画素で結像した光学像を光量に応じた電荷として蓄積して、撮像信号に変換する。変換された撮像信号は、図示省略された回路によるAD変換、信号増幅等の処理後、DSP16に入力する。なお、固体撮像素子14は、CCDイメージセンサに限らず、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサとしてもよい。以下、説明の便宜上、撮影光学系Lの光軸AX方向をZ軸方向と定義し、Z軸方向に直交しかつ互いに直交する二方向をX軸方向、Y軸方向と定義する。X軸方向、Y軸方向はそれぞれ、撮影装置1の幅方向、高さ方向である。
DSP16は、入力した撮像信号に対して色補間、マトリクス演算、Y/C分離等の所定の信号処理を施して輝度信号Y、色差信号Cb、Crを生成し、JPEG(Joint Photographic Experts Group)等のフォーマットで圧縮する。圧縮画像信号(つまり、撮影画像データ)は、カードスロット18に差し込まれたメモリカード40に保存される。また、DSP16は、マトリクス演算後の各色信号を別個のフレームメモリにフレーム単位でバッファリングする。DSP16は、バッファリングされた各色信号を所定のタイミングで各フレームメモリから掃き出して画像信号に変換して画像を生成し、LCD(Liquid Crystal Display)モニタ20上に表示させる。撮影者は、LCDモニタ20を通じて撮影画像を視認することができる。
ところで、撮影者の手ブレにより撮影装置1が振動すると、光軸AXの角度ブレや回転ブレが生じて、撮像面14a上の被写体像にブレが生じる。そこで、撮影装置1には、手ブレを検出する多軸ジャイロセンサ22が搭載されている。多軸ジャイロセンサ22は、例えばX軸、Y軸の角速度、及びZ軸周りの角速度を検出する。CPU12は、多軸ジャイロセンサ22の出力に基づいて防振ユニット24を駆動制御する。防振ユニット24は、撮像面14a上での被写体像のブレを打ち消すように、固体撮像素子14を光軸AXと直交する面(XY平面)内において複合的(X、Y軸方向の移動、回転等)に動かす。手ブレ補正機能のオン/オフは、設定スイッチSW2により設定される。なお、手ブレ補正機構の具体的構成例は、本出願人が出願した特許文献1や特開2007−25616号公報等に記載されている。
撮影装置1は、GPS(Global Positioning System)ユニット26、方位センサ28、重力センサ30等の天体追尾撮影に必要なセンサ類を内蔵している。これらのセンサは、アクセサリーシュー等に着脱自在な外付けユニットとして構成されてもよい。GPSユニット26、方位センサ28、重力センサ30はそれぞれ、カメラ本体部10(より正確には、撮像面14a)が位置する緯度φ、カメラ本体部10の方位A(地面と水平な面上での光軸AXの向き)、被写体(例えばファインダ中心で狙う天体)の高度h(地面と水平な面に対して光軸AXがなす角度(仰角))をCPU12に出力する。
撮影装置1は、設定スイッチSW2の操作に応じて天体追尾撮影モードに移行する。又は、LCDモニタ20上のGUI(Graphical User Interface)等に対する天体追尾撮影モードの選択操作に応じて天体追尾撮影モードに移行するようにしてもよい。
図3は、本実施形態において天体追尾撮影モード移行後にCPU12により実行される天体追尾撮影処理のフローチャートを示す図である。本フローチャートの処理は、天体追尾撮影モード以外のモードへの設定変更時又は電源オフ時に終了する。以降の本明細書中の説明並びに図面において、処理ステップは「S」と省略して記す。
CPU12は、天体追尾撮影モードに移行すると、防振ユニット24を初期化して、固体撮像素子14を初期位置で保持する(S1)。初期位置は、撮像面14aの有効画素領域の中心が光軸AXと交差するときの位置である。変形例では、防振ユニット24の可動範囲内において、天体追尾撮影時に個体撮像素子14が最も長時間天体を追尾することができる最適な位置を初期位置としてもよい。CPU12は、レリーズスイッチSW1が押されるまで本フローチャートの処理を待機する(S2)。CPU12は、レリーズスイッチSW1が押されると(S2:YES)、ミラーMを図2の破線位置にアップする(S3)と共に、先幕を走行させてフォーカルプレーンシャッタFPを全開状態で保持する(S4)。
ところで、CPU12は、露光期間中、メカ機構の駆動制御(絞り制御、シャッタ制御、防振制御等)を行う必要がある。本願発明の技術分野において、この種のメカ機構の駆動制御は時間的制約が厳しい。従って、CPU12には、実行スピード重視の(具体的には、整数演算処理能力の高い)コーディングが実装されている。別の側面によれば、CPU12は、複雑な浮動小数点演算を必要とする処理の実行には不向きである。また、本願発明の技術分野においては、CPUのメモリ容量が小さいという事情がある。そのため、三角関数等の複雑な浮動小数点演算を必要とする天体追尾演算をCPU12に高速に処理させるのは難しい。
一方、DSP16には、高精度かつ高ダイナミックレンジな画像信号処理を行うため、浮動小数点演算処理能力の高いコーディングが実装されている。DSP16は、露光期間中、固体撮像素子14の電荷蓄積を待機しているため、処理負荷が極めて軽い。そこで、CPU12は、露光期間中のDSP16のリソースを有効利用して、従来負担していた天体追尾演算を高速に処理するように構成されている。
具体的には、CPU12は、レリーズスイッチSW1が押されると、ミラーアップ制御(S3)及びシャッタ制御(S4)の実行と共に、各種センサが出力する情報(緯度φ、方位A、高度h)、及び焦点距離検出装置52が検出する焦点距離fの情報をDSP16に出力する(S5)。
図4は、本実施形態において天体追尾撮影モード時にDSP16により実行される天体追尾撮影処理のフローチャートを示す図である。図4に示されるように、DSP16は、図3のS5の処理で出力された情報が入力すると、天体追尾演算を行い(S21)、演算結果をメモリカード40に記憶する(S22)。天体追尾演算では、移動量ΔX、ΔY、回転角Δθが次式(1)〜(3)を用いて求められる。移動量ΔX、ΔYはそれぞれ、撮像面14a上での天体像の単位時間あたりのX、Y軸方向の移動量である。回転角Δθは、撮像面14a上での天体像の単位時間あたりのXY平面内での回転角である。なお、天体追尾演算のより詳細な説明は、特許文献1に記載されている。
ΔX=f・tan(dα/dH) ・・・(1)
ΔY=f・tan(dh/dH) ・・・(2)
Δθ=dθ/dH ・・・(3)
但し、dα/dH=arccos{(sin2(h)+cos2(h)・cos(dA/dH)}
dA/dH=sinφ+cosφ・tan(h)・cosA
dh/dH=-sinA・cosφ
dθ/dH=cosA・cosφ/cos(h)
DSP16は、露光期間が終了していれば(S23:YES)、処理をS25に進める。DSP16は、露光期間が終了していなければ(S23:NO)、多軸ジャイロセンサ22の出力に基づいた防振ユニット24の駆動制御量の演算、すなわち手ブレ補正量の演算をCPU12に代わり実行する(S24)。露光期間中のDSP16のリソースを有効利用することにより、CPU12の更なる処理負担の軽減が達成される。
固体撮像素子14の撮像面14a上には、フォーカルプレーンシャッタFPの開放中、撮影対象の天体像が露光される。図3に示されるように、CPU12は、露光期間中、DSP16によって演算されてメモリカード40に格納された天体追尾演算結果を取得する(S6)。CPU12は、露光期間中、天体追尾駆動制御を行う(S7)。すなわち、CPU12は、DSP16があらかじめ演算した天体追尾演算結果を逐次用いて防振ユニット24を駆動制御して、撮像面14a上での天体像の位置が一定に保たれるように、固体撮像素子14をXY平面内で動かす。
CPU12は、レリーズスイッチSW1が押されている間(S8:NO)、S6、S7の処理を繰り返し行い、天体追尾撮影を継続する。CPU12は、レリーズスイッチSW1が離されると(S8:YES)、後幕を走行させてフォーカルプレーンシャッタFPを全閉する(S9)と共に、ミラーMを図2の実線位置にダウンさせる(S10)。
図4に示されるように、撮影された天体画像の信号は、DSP16の信号処理によりJPEG等の形式の画像データに変換されて(S25)、メモリカード40に保存される(S26)。また、DSP16による画像処理を経てLCDモニタ20上に撮影画像として表示される。
本実施形態によれば、高い演算処理能力を必要とする天体追尾演算をDSP16に負担させることにより、CPU12に対する過度の処理負荷が有効に避けられる。そのため、CPU12を高スペック化することなく、精度の高い天体追尾演算と、天体追尾駆動制御による追従性の高い天体追尾とが同時に達成される。別の表現によれば、高品位な天体追尾撮影が既存のスペックで実現可能である。また、DSP16は、画像処理等の本来的な役割を露光期間外に行うため、露光期間中のリソースの使用率が元々低い。そのため、DSP16は、天体追尾演算を過度に負担がかかることなく処理することができる。
以上が本発明の実施形態の説明である。本発明は、上記の構成に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲において様々な変形が可能である。例えば、天体追尾撮影に利用する手ブレ補正機構は、撮像面の移動だけで像ブレを補正する機構には限られない。一例として、撮像面の移動(少なくとも回転移動)による補正機構と、撮影光学系の一部のレンズ(例えば図2に示される撮影光学系L中の最も像側のレンズ)を光軸と垂直な面内で移動させて、撮像面に結像する画像自体を撮像面に対して相対的に移動させることによって像ブレを補正する機構とを併用した手ブレ補正機構を利用して天体追尾撮影を行う構成が考えられる。
CPU12とDSP16は、別個独立したマイクロプロセッサであるが、単一のマルチコアプロセッサとして構成されてもよい。
1 撮影装置
10 カメラ本体部
12 CPU
14 固体撮像素子
16 DSP
18 カードスロット
20 LCDモニタ
22 多軸ジャイロセンサ
24 防振ユニット
26 GPSユニット
28 方位センサ
30 重力センサ
40 メモリカード
50 撮影レンズ
52 焦点距離検出装置
SW0 電源スイッチ
SW1 レリーズスイッチ
SW2 設定スイッチ
F ファインダ光学系
FP フォーカルプレーンシャッタ
L 撮影光学系
M ミラー

Claims (8)

  1. 所定の軌跡で規則的に運動する被写体を撮影する撮影装置において、
    撮像面上の前記被写体の像を撮像する固体撮像素子と、
    前記撮像面への露光開始を指示入力するレリーズスイッチと、
    少なくとも前記固定撮像素子の位置を制御する機構制御プロセッサと、
    前記固体撮像素子の出力信号を処理して画像を生成する画像生成プロセッサと、
    を有し、
    前記画像生成プロセッサは、
    前記指示入力後であって前記固体撮像素子の露光期間開始から該露光期間終了までの露光期間中に逐次、前記撮像面上を移動する前記像の移動軌跡演算を実行し、
    前記機構制御プロセッサは、
    前記露光期間中に逐次、前記移動軌跡演算結果を取得し、該移動軌跡演算結果に基づいて少なくとも前記固体撮像素子の位置を制御することにより、前記撮像面上での前記像の位置を補正する、
    撮影装置。
  2. 所定の軌跡で規則的に運動する被写体を撮影する撮影装置において、
    撮像面上の前記被写体の像を撮像する固体撮像素子と、
    前記撮像面への露光開始を指示入力するレリーズスイッチと、
    像ブレ補正手段を駆動制御する機構制御プロセッサと、
    前記固体撮像素子の出力信号を処理して画像を生成する画像生成プロセッサと、
    を有し、
    前記画像生成プロセッサは、
    前記指示入力後であって前記固体撮像素子の露光期間開始から該露光期間終了までの露光期間中に逐次、前記撮像面上を移動する前記像の移動軌跡演算を実行し、
    前記機構制御プロセッサは、
    前記露光期間中に逐次、前記移動軌跡演算結果を取得し、該移動軌跡演算結果に基づいて前記像ブレ補正手段を駆動制御することにより、前記撮像面上での前記像の位置を補正する、
    撮影装置。
  3. 前記機構制御プロセッサと前記画像生成プロセッサとが単一のマルチコアプロセッサである、
    請求項1又は請求項2に記載の撮影装置。
  4. 前記機構制御プロセッサは、
    整数演算を行うCPU(Central Processing Unit)であり、
    前記画像生成プロセッサは、
    浮動小数点演算を行うDSP(Digital Signal Processor)である、
    請求項1から請求項3の何れか一項に記載の撮影装置。
  5. 前記機構制御プロセッサは、
    前記露光期間中、前記撮像面上での前記像の位置が不動であるように、前記固体撮像素子の位置を微調節する、
    請求項1から請求項の何れか一項に記載の撮影装置。
  6. 前記撮影装置の振動を検知する振動検知手段
    を更に有し、
    前記機構制御プロセッサは、
    前記振動による前記露光期間中の像ブレを撮影光学系中の光学部品を駆動制御して補正する、
    請求項1から請求項の何れか一項に記載の撮影装置。
  7. 前記画像生成プロセッサは、
    前記振動検知手段によって検知される振動から、前記像ブレ補正量を前記露光期間中に演算する、
    請求項に記載の撮影装置。
  8. 前記機構制御プロセッサは、
    前記指示入力によって前記撮像面への露光を開始するシャッタ機構を駆動制御する、
    請求項1から請求項の何れか一項に記載の撮影装置。
JP2010240497A 2010-10-27 2010-10-27 撮影装置 Expired - Fee Related JP5696429B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010240497A JP5696429B2 (ja) 2010-10-27 2010-10-27 撮影装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010240497A JP5696429B2 (ja) 2010-10-27 2010-10-27 撮影装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012093531A JP2012093531A (ja) 2012-05-17
JP5696429B2 true JP5696429B2 (ja) 2015-04-08

Family

ID=46386926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010240497A Expired - Fee Related JP5696429B2 (ja) 2010-10-27 2010-10-27 撮影装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5696429B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006117972A1 (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Kyocera Corporation カメラ機能付携帯端末
US8212860B2 (en) * 2008-10-23 2012-07-03 Pentax Ricoh Imaging Company, Ltd. Digital camera having an image mover
JP2010103955A (ja) * 2008-10-27 2010-05-06 Hoya Corp 撮影スイッチシステムおよびデジタルカメラ
JP2010204585A (ja) * 2009-03-05 2010-09-16 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012093531A (ja) 2012-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11146729B2 (en) Camera and lens apparatus having an image blur correction function
US8081223B2 (en) Imaging apparatus
JP2000010141A (ja) 手振れ補正機能付きデジタルカメラ
JP7304193B2 (ja) 追尾装置および追尾方法
US11159726B2 (en) Lens apparatus, camera, control method, and storage medium
JP2017046301A (ja) 撮像装置
JP6529879B2 (ja) 撮像装置、及び撮像装置の制御方法
US11516399B2 (en) Imaging apparatus and image stabilization sharing between interchangeable lens and camera body
JP5052389B2 (ja) 撮像装置
JP2012128356A (ja) ブレ補正装置及び光学機器
JP2019164338A (ja) カメラ、レンズ装置、制御方法、およびコンピュータプログラム
JP7451795B2 (ja) ブレ検出装置、撮像装置、レンズ装置及び撮像装置本体
JP5696429B2 (ja) 撮影装置
JP6395401B2 (ja) 像振れ補正装置およびその制御方法、光学機器、撮像装置
JP5844966B2 (ja) 撮影装置
JP2003091027A (ja) 撮影装置
JP2012234196A (ja) 撮像装置および撮像装置の制御方法
WO2020003885A1 (ja) 像ブレ補正装置、撮像装置、像ブレ補正方法、及び像ブレ補正プログラム
JP5488923B2 (ja) 撮影システム
JP6833381B2 (ja) 撮像装置、制御方法、プログラム、および、記憶媒体
JP6455139B2 (ja) 撮影システム
WO2007023663A1 (ja) 撮像装置、画像処理プログラム、それが記録された情報記録媒体、画像処理装置、及び画像処理方法
US10951829B2 (en) Image capturing apparatus and method for controlling display
JP2011211260A (ja) パノラマ画像撮像装置及びそのパノラマ画像合成方法
JP2018197825A (ja) 制御装置及び方法、及び撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20130507

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130903

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140522

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140714

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140919

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150126

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5696429

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees