JP5695136B2 - 手乾燥装置 - Google Patents

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Description

本発明は、高速流体の噴流によって、手を衛生的に乾燥処理する手乾燥装置に関する。
例えば、特許第4153154号公報に記載されているように、従来の手乾燥装置では、手挿入部が、本体箱体の上部に、両手を平面内で揃えた状態で斜め上下方向に挿抜できるように、上方と両側方が開放しているシンク状に形成されている。また、濡れた手を乾燥させるためのエアーを噴流するエアーノズルが、手挿入部の対向する位置に、ライン状に形成されている。
特許第4153154号公報
特許文献1に記載の手乾燥装置では、手挿入部に手を挿入する際、対向して形成されたノズルに、手の掌または手の甲を向けて使用するが、手の掌または手の甲が、対向して形成されたノズルの向きから逸れた場合には、ノズルから噴射されるエアーが、効率良く手に当たらずに、手の乾燥効率が落ちてしまったり、手挿入部の壁に手が当たってしまう、といった欠点があった。このように、手の乾燥が十分でなかったり、手が手挿入部に触れてしまうと、期待されるだけの手の衛生状態が得れない問題が発生していた。
また、濡れた手を乾燥させるためのエアーを噴射するエアーノズルが、手挿入部の対向する位置に配置されているため、手の掌側と手の甲側は乾燥され易いが、手の横側、すなわち、対向するエアーの噴流の向きに対して垂直方向の側は、乾燥され難い、といった欠点があった。
さらに、対向するエアーノズルから噴射されたエアーは、手に当たった後には、手の横側向きに、すなわち、対向するエアーの噴流の向きに対して垂直方向に、急激に向きを変えて流れるため、エアーの乱流を引き起こし、手に付着していた水等の液体が、手や指の横側から飛散し易く、手や手首から吹き飛ばされた水分が再び手に付着したり、装置の周囲を濡らしたりしてしまう、といった欠点があった。
本発明は、上記課題を解決するため、(1)〜()に記載する手乾燥装置を提供する。
(1)高圧流体を生成する高圧流体発生装置と、手が挿入可能な大きさで管が環状に形成された手挿入部とを備え、前記手挿入部には、直線状の管で成す管部が、前記手挿入部の環状接線方向に接して連通するように接合されているとともに、前記手挿入部の外周面の内側に、前記高圧流体発生装置で生成された流体を噴射するノズルが、環状に形成された、手乾燥装置。
(2)前記ノズルは、前記ノズルから噴射される流体が、前記手挿入部の軸方向に対して、前記手挿入部の半径方向よりも奥寄りに向くように形成された、(1)に記載の手乾燥装置。
(3)前記手挿入部は、複数設けられている、(1)又は(2)に記載の手乾燥装置。
(4)前記複数の手挿入部は、そのそれぞれの軸線間の距離が、手前側から奥側に向かうにつれて、短くなるような非並行な向きに配置された、(3)に記載の手乾燥装置。
本発明の手乾燥装置によれば、手挿入部7は、管が環状に形成されているため、手挿入部7の中で、手の甲または手の掌の向きを変えたとしても、手が手挿入部7に接触することがなく、手の衛生状態を保つ事が可能となる。また、ノズル12から噴射される流体の流れは変化しないため、手の乾燥効率を、良好に保つことが可能となる。さらに、流体の流れが変化しないことは、流体同士の突発的な乱流を防止することができるため、手に付着した水分が突発的に飛び散ることがなく、良好な使用感を保つことが可能となる。
また、手挿入部7は、管が環状に形成されているため、身長の違う人が使用する場合でも、すなわち、手挿入部7に手を挿入する時の、手や手首の角度が異なる場合でも、手挿入部7に手を触れずに、手を手挿入部から挿抜することが容易となる。
また、ノズル12が環状に形成されているため、手の甲や、手の掌や、手の横側等、手の周辺全体をまんべんなく均一に乾燥させるため、手の乾燥効果を向上させることが可能となる。
本発明に係る手乾燥装置を示す斜視図 本発明に係る手乾燥装置を示す上面図 手挿入部を示す図2のA−A線断面図 手挿入部に手を挿入した状態を示す図2のB−B線断面図 図2のC−C線断面図 図2のD−D線断面図 図2のE−E線断面図 高圧空気流発生装置を示す図2のF−F線断面図
本発明の実施の形態に係る手乾燥装置の主要な構成について、図1乃至図4を参照して説明する。
なお、以下の説明において、「上」及び「下」とは、水平面に対して垂直な鉛直方向に於ける上及び下をいい、「横」とは、水平面に対して並行な方向をいうものとする。また、「手前」とは、本発明の装置に対して、これを操作する人が位置する側、例えば、図2に於いて下側をいい、「奥」とは、その反対側、例えば、図2に於いて上側をいう。
本発明の実施の形態に係る手乾燥装置の本体は、上側が開口して底部を有する、外郭状の本体箱体1と、本体箱体1の上側開口部を覆う本体蓋2と、本体箱体1の底部の下側に設置された脚3とで構成されている。
本体蓋2は板状に形成されており、その上側面には、縁4が本体蓋2の上側面の少なくとも一部を囲って立脚して設置されている。縁4のうち、手前側の一部には、縁4よりも高さが高く形成された板状のパネル5が、縁4と一体に形成されている。
本体蓋2の上側で、縁4で囲われた領域の外側には、手が挿入可能な大きさに、管が環状に形成された手挿入部7が、パネル5の手前側に隣接して配置され、手挿入部7には、直線状の管で成す管部8が、手挿入部7の前記環状の管の環状接線方向に接して連通するように接合されている。管部8の外側の中間部には、フランジ9が接合され、管部8が、本体蓋2を貫通して、フランジ9によって本体蓋2と接合されている。
本体蓋2の下側に突出している管部8の途中には、管部8が手挿入部7と接合されている方向に傾きを持って、導入管10が、管部8に連通して接合されている。また、管部8の下側の端部には、その中央部に管部8の内径よりも小径に形成された貫通孔を持つ蓋管11が接合されている。
管が環状に形成された手挿入部7の外周面の内側に、すなわち、手挿入部7に手が挿入された場合、手挿入部7の外周面のうち、手のある方向に向いている面に、一定の細幅を持った環状のノズル12が形成されている。さらに詳細には、環状に形成されたノズル12の中心軸は、環状に形成された手挿入部7の中心軸と同軸に配置され、環状に形成されたノズル12の中心部に手が挿入可能であり、ノズル12から噴射される流体12bは、手が挿入された場合に、手の周囲の全ての方向から手に向けて流体12bが噴射されるように形成されている。
また、図4に示すように、環状に形成されたノズル12は、環状に形成された手挿入部7の外周面の内側のうち、手挿入部の軸線の方向に対しては、手挿入部の半径方向よりも若干奥寄りに位置し、ノズル12から噴射される流体12bの向きも、環状に形成された手挿入部7の外周面の内側のうち、手挿入部の軸線の方向に対しては、手挿入部の半径方向よりも若干奥寄りになるように配置されている。すなわち、環状に形成されたノズル12は、ノズル12から噴射される流体12bの向きが、ノズル12の中心軸に対して、環状の手挿入部7の半径方向より若干奥側に傾きを持つような位置に形成されている。
なお、図3及び図4に於ける太線矢印12bは、流体と流体の流れの向きを概念的に示している。例えば、図3に於いて、ノズル12から噴射されている流体12bは、数本の太線矢印で示されているが、実際には、環状に形成されたノズル12の中心位置から見て360度全域から、ノズル12の中心側に向けてまんべんなく噴射されている。
導入管10は、後述する高圧流体発生装置41の排気口41aに接合されており、導入管10からは、排気口41aから排気される流体が管部8に導入されている。ここで、導入管10から管部8に導入される流体とは、気体をいい、例えば、空気が挙げられる。蓋管11は、これと接合される配管類を通じて後述するタンク21と連通しており、蓋管11の中央部に形成された貫通孔からは、タンク21に溜まっている液体が噴霧状に管部8に導入され、この液体は、前記流体と混合して、前記流体と共に、管部8を通じて手挿入部7の管内に送流されている。ここで、液体とは、洗浄効果または消毒効果または殺菌効果を有する液体をいい、例えば、洗浄液、アルコール液、オゾン水、が挙げられる。
管部8と手挿入部7の管内に送流されている、導入管10から導入された前記流体と、蓋管11に形成された貫通孔から導入された前記液体とが混合してなる流体12bは、環状に形成されたノズル12から、ノズル12の半径方向には略中心向きに、軸方向には若干奥向きに、噴射されている。尚、図3に於いて、太線矢印10bは、導入管10から管部8に導入される前記流体と前記流体の流れの向きを概念的に示し、太線矢印11bは、蓋管11の中央部に形成された貫通孔から導入される前記液体と前記液体の流れの向きを概念的に示し、太線矢印11cは、前記液体11bが、噴霧状となって管部8に導入されている状態と、その状態での噴霧の向きを概念的に示している。また、複数の太線矢印12bは、環状に形成されたノズル12から、ノズル12の中心側に向けて噴射されている前期流体と前記流体の流れの方向を概念的に示している。
ここで、手挿入部7は、左右に2個設けられ、それぞれの手挿入部7の中心軸線は、左右それぞれの手を左右それぞれの手挿入部7に挿入して、手の掌同士を擦り合わせた状態での手首の軸線と、略同軸になるように設置されることが望ましい。
詳しくは、前記2個設けられた、それぞれの手挿入部7同士の向きは、手挿入部7の中心軸線同士の距離が、手前側から奥側に向かうにつれて近づくような非並行な向きで、手挿入部7同士の間隔は、略肩幅に設置されていることが望ましい。
次に、図5を参照して、高圧流体発生装置41からノズル12に連通する配管類の構成について説明する。本体箱体1の底板には、高圧流体発生装置41が設置され、高圧流体発生装置41で生成された高圧流体を排気する排気口41aには、配管15が接続され、配管15の他端には、1つの導入管部を2つの排出管部に分岐させる、二股分岐管14の1つの導入管部が接合されている。この1つの導入管部は、二股分岐管14によって、2つの排出管部に分かれ、それぞれの排出管部には、接続管13が接続され、それぞれの接続管13の他端は、導入管10と接合されている。
すなわち、高圧流体発生装置41で生成された高圧流体は、排気口41aから、配管15、二股分岐管14、2つの接続管13、2つの導入管10、2つの管部8、2つの環状に形成された管で成る手挿入部7を通じて、2つのノズル12から噴射される。なお、高圧流体発生装置41は、スイッチによって作動と非作動の切り替えが可能であり、高圧流体発生装置41を作動させると、前述したように、高圧流体発生装置41で生成された流体は、ノズル12から噴射され、高圧流体発生装置41を非作動に切り替えると、ノズル12から前記流体の噴射が止まる。
次に、図6を参照して、タンク21からノズル12に連通する配管類の構成について説明する。本体箱体1の底板には、タンク21が設置され、タンク21には液体が貯留されている。タンク21の内部には、配管20が挿入され、配管20の他端には、ポンプ19が接合されている。ポンプ19には、配管18が接合され、配管18の他端には、1つの導入管部を2つの排出管部に分岐させる、二股分岐管17の1つの導入管部が接合されている。この1つの導入管部は、二股分岐管17によって、2つの排出管部に分かれ、それぞれの排出管部には、接続管16が接続され、それぞれの接続管16の他端は、蓋管11と接合されている。ポンプ19は、例えば電磁ポンプ等で構成され、ポンプ19が作動すると、配管20にある液体を、配管18に向けて移送させる。このポンプ19によるポンプ作用により、タンク21に貯留している液体が、配管20に組み上げられる。
すなわち、タンク21に貯留されている液体は、高圧流体発生装置41が作動している状態で、かつ、ポンプ19が作動している状態では、配管20、ポンプ19、配管18、二股分岐管17、2つの接続管16、2つの蓋管11を通じて、噴霧状となって2つの管部8に投入され、前記噴霧状となって2つの管部8に投入された液体は、高圧流体発生装置41で生成された流体と共に、2つの環状に形成された管で成る手挿入部7を通じて、2つのノズル12から噴射される。尚、ポンプ19は、スイッチによって作動と非作動の切り替えが可能であり、高圧流体発生装置41が作動している状態に於いて、ポンプ19を作動させると、前述したように、タンク21に貯留している液体は、ノズル12から噴射され、ポンプ19を非作動に切り替えると、ノズル12から前記液体の噴射が止まる。
次に図7と図8を参照して、本発明の実施の形態に係る手乾燥装置の、ここまでに説明されてなかった、配管等の構成を説明する。
パネル5には、手挿入部7に対応した穴5aが形成されている。手挿入部7は、パネル5の手前側に隣接して配置され、穴5aの径は、手挿入部7の環径と略同一で、穴5aは手挿入部7と連通する位置に配置されている。すなわち、穴5aは、穴5aによって手挿入部7とパネル5の奥側に形成された隔離空間6とが連通し、穴5aによってノズル12から噴射される流体の流れが阻害されることはなく、また、手挿入部7とパネル5との間には隙間がないように、形成されている。
本体蓋2の上面には、縁4とパネル5の内周面に隣接して、下側が開口した外郭状のカバー40が設置されている。カバー40の手前側の一部分は、パネル5に対応した形状で切り欠きが形成されており、カバー40は、カバー40によって、穴5aを塞ぐことなく、かつ、パネル5及び縁4との間に隙間がないように形成されて配置している。すなわち、本体蓋2と、縁4とパネル5と、カバー40とで協同して作られる隔離空間6は、穴5aを除いて、外気と隔離されている。尚、環状の手挿入部7は、穴5aと隙間無く隣接しているため、手挿入部7の外周面の内周部に環状に設置されているノズル12から流体が噴射されると、この流体は、環状に形成されたノズル全域から、隔離空間6の内部に向けて若干の角度を持って噴射されるため、エアーカーテンの効果を有し、このエアーカーテンの効果によって、隔離空間6は、外気とほぼ完全に隔離されることになる。
本体蓋2の上側には、蛇口管34が、本体蓋2に固定されてカバー40の内部に設置されている。蛇口管34の一方の下側端部には、配管36が接続され、配管36は、本体箱体1から外部に延出して、水道管に接合されている。蛇口管34の他端には、水道管から送流された水が、散布されて排水される、排水口35が接合されている。尚、排水口35は、2個の手挿入部7から左右それぞれの手を挿入して、カバー40の内部で手を揉み合わせた時に、この揉み合わせた手の真上に配置されていることが望ましく、排水口35から散布される水は、前記揉み合わせた手にまんべんなく降りかかるように構成されることが望ましい。
このように、隔離空間6の内部で、両手を揉み合わせながら、排水口35から散布される水で手を洗ったとしても、ノズル12から噴射される流体によるエアーカーテンの効果によって、隔離空間6の内部で飛び散った水は、穴5aを通じて、手挿入部7から手前側の外部に漏れることがない。
本体蓋2の平面部のうち、縁4で囲われる領域には、排出口22が形成され、排出口22には、排出口蓋23が脱落不能に挿入されている。排出口23には、隔離空間6で発生し得る、塵、埃、ゴミ等の固体のみを排出させることなく受け止め、水や流体のみを通過させる、多数の小穴、または、メッシュが形成されている。
本体蓋2の下側には、ドレイタンク24が形成されており、隔離空間6は、排水口22を通じてドレイタンク24と連通している。排水口25から散布された水や、ノズル12から噴射された流体は、排出口22からドレイタンク24に送流される。
ドレイタンク24の底板25には、排水口27が形成され、排水口27には、配管28が接合されている。配管28の途中には、上下方向にU字状形成された、U字部28aが形成されており、U字部28aには、排水口35から散布された水が、排出口22、ドレイタンク24、排水口27を通じて送流され、常に溜まっている。尚、このU字部に常に溜まっている水は、図7に於いて、28bとして示している。U字部28aには、水28bが常に溜まっているため、ドレイタンク24、及び、隔離空間6は、配管28を通じて外気と連通することはない。
ドレイタンク24の側板26には、曲管31が側板26を突き抜けて配置され、曲管31のドレイタンク側に突き抜けている端部には、下側に開口部を持つ吸気管32が接合され、曲管31の他端には、配管33が接合され、配管33は、高圧流体発生装置41の吸気口41bに接続されている。すなわち、吸気口32は、曲管31、配管33を通じて、高圧流体発生装置41の吸気口41bと連通しており、高圧流体発生装置41が作動すると、ドレイタンク24内部にある空気は、吸入管32から吸入される。尚、吸気管32の開口部は、底板25に対して、所定の高さを有しているため、排水口35から散布される水がドレイタンク24の底板25の上側に溜まったとしても、この水が吸気管32から吸い込まれる事はない。すなわち、排出口22を通過する際には液体と気体が混合されていたとしても、排水口27を通過ものは液体のみ、吸気口32を通過するものは気体のみ、とに分離される。
ここで、高圧で生成される流体の流れを見てみると、この流体は、高圧流体発生装置41の排気口41aから配管15等を通じて手挿入部に送流されてノズル12から噴射され、ノズル12から噴射された流体は、隔離空間6、ドレイタンク24等を通じて、吸気管32から吸気され、高圧流体発生装置41の吸気口41bまで帰される、といった循環を繰り返している。この時、吸気管32の吸気力は、U字管28aに溜まっている水28bを引き上げる程に強くなく設定すると、隔離空間6、及び、ドレイタンク24は、外気と隔離されるため、高圧流体発生装置41を作動させたとしても、外気から新たに装置内に侵入してくる空気は殆どない。
次に、図7を参照して、高圧流体発生装置41、及び、ポンプ19の、作動の形態を説明する。
パネル5には、手挿入部7に手が挿入されたことを感知するセンサー38を支えるセンサー支柱27が接合されている。センサー38が、手挿入部7に手が挿入され始めたことを感知すると、高圧流体発生装置41、及び、ポンプ19が作動され、ノズル12からは、高圧流体発生装置41で生成された流体(気体)とタンク21に貯留されている液体とが混合された流体が噴射されて、手洗いに必要な準備を整える。
次に、センサー38が、手挿入部7に手が挿入し終わったことを感知すると、ポンプ19の作動が止められ、蛇口管の開閉を制御する制御弁(図示せず)が開かれ、排水口35から水が散布されて、隔離空間6の中で、手の揉み洗いが可能となる。
次に、センサー38が、手挿入部7に手があって、かつ、手が引き戻されることを感知すると、蛇口管の開閉を制御する制御弁(図示せず)が閉じられ、高圧流体発生装置41強く作動させ、ノズルから噴射されている流体の力によって、手に付着した水分を、手挿入部7より奥側へまんべんなく飛ばし、手がまんべんなく乾燥される。
上記では、センサー38の感知によって、高圧流体発生装置41、及び、ポンプ19、及び、蛇口管34の開閉を制御する制御弁の動作の切り替えを行っているが、装置本体に手動スイッチを備え、この手動スイッチによって、高圧流体発生装置41、や、ポンプ19、や、蛇口管34の開閉を制御する制御弁の動作の切り替えを行っても良い。
また、ノズル12が環状に形成されているため、ノズル12からの流体の噴射は、手の周囲全域にわたって均一に行われるため、この流体同士が衝突して発生する乱流が抑制され、手に付着していた水等の液体が、飛散し難くなり、手挿入部7を衛生的に維持することが可能となると共に、良好な使用感を保つことが可能となる。また、ノズル12から噴射される流体12bは、手挿入部7の内部に向けて全方位にまんべんなく噴射されるため、エアーカーテンとしての効果が高く、手に付着した水分や、隔離空間に在る液体や気体等が、手挿入部7から、外部に向かって飛び出すことが抑制され、手挿入部7を衛生的に維持することが可能となる。
1…本体箱体、2…本体蓋、3…脚、4…縁、5…パネル、6…隔離空間、7…手挿入部、8…管部、9…フランジ、10…導入管、11…蓋管、12…ノズル、13…接続管、14…二股分岐管、15…配管、16…接続管、17…二股分岐管、18…配管、19…ポンプ、20…配管、21…タンク、22…排出口、23…排出口蓋、24…ドレイタンク、25…底板、26…側板、27…排水口、28…配管、31…曲管、32…吸気管、33…配管、34…蛇口管、35…排水口、36…配管、37…センサー支柱、38…センサー、40…カバー、41…高圧流体発生装置、42…手、

Claims (4)

  1. 高圧流体を生成する高圧流体発生装置と、手が挿入可能な大きさで管が環状に形成された手挿入部とを備え、前記手挿入部には、直線状の管で成す管部が、前記手挿入部の環状接線方向に接して連通するように接合されているとともに、前記手挿入部の外周面の内側に、前記高圧流体発生装置で生成された流体を噴射するノズルが、環状に形成された、手乾燥装置。
  2. 前記ノズルは、前記ノズルから噴射される流体が、前記手挿入部の軸方向に対して、前記手挿入部の半径方向よりも奥寄りに向くように形成された、請求項1に記載の手乾燥装置。
  3. 前記手挿入部は、複数設けられている、請求項1又は2に記載の手乾燥装置。
  4. 前記複数の手挿入部は、そのそれぞれの軸線間の距離が、手前側から奥側に向かうにつれて、短くなるような非並行な向きに配置された、請求項3に記載の手乾燥装置。
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