JP5694655B2 - コンピュータカラーマッチング方法およびコンピュータカラーマッチングプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
コンピュータカラーマッチング方法およびコンピュータカラーマッチングプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5694655B2 JP5694655B2 JP2009211879A JP2009211879A JP5694655B2 JP 5694655 B2 JP5694655 B2 JP 5694655B2 JP 2009211879 A JP2009211879 A JP 2009211879A JP 2009211879 A JP2009211879 A JP 2009211879A JP 5694655 B2 JP5694655 B2 JP 5694655B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- hue
- colorant
- computer
- pigment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
Description
(a)目標色について、所定の表色系における色彩値を計測するステップと、
(b)白色顔料、黒色顔料および2以上の有彩色顔料を着色剤として用いて着色された着色物の実績色について、前記所定の表色系における色彩値を計測するステップと、
(c)前記目標色の色彩値と前記実績色の色彩値との色差を算出するステップと、
(d)前記ステップ(b)にて色彩値が計測された前記着色物に使用された着色剤の種類および調合量を入力するステップと、
(e)前記ステップ(c)で得られた前記色差に基づいて、前記所定の表色系においてずれている色相とは反対の色相をもつ顔料であって、前記ステップ(b)にて色彩値が計測された前記着色物に使用された前記着色剤の何れとも色彩値が異なる顔料を、追加投入用の着色剤として選定するステップと、
(f)前記ステップ(e)にて選定された追加投入用の着色剤に基づいて、その追加調合量を算出するステップと、
を含むコンピュータカラーマッチング方法に関する。
(a)目標色について、所定の表色系における色彩値を計測するステップと、
(b)白色顔料、黒色顔料および2以上の有彩色顔料を着色剤として用いて着色された着色物の実績色について、前記所定の表色系における色彩値を計測するステップと、
(c)前記目標色の色彩値と前記実績色の色彩値との色差を算出するステップと、
(d)前記ステップ(b)にて色彩値が計測された前記着色物に使用された着色剤の種類および調合量を読み込むステップと、
(e)前記ステップ(c)で得られた前記色差に基づいて、前記所定の表色系においてずれている色相とは反対の色相をもつ顔料であって、前記ステップ(b)にて色彩値が計測された前記着色物に使用された前記着色剤の何れとも色彩値が異なる顔料を、追加投入用の着色剤として選定するステップと、
(f)前記ステップ(e)にて選定された追加投入用の着色剤に基づいて、その追加調合量を算出するステップと、
を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
(a)目標色について、所定の表色系における色彩値を計測するステップと、
(b)白色顔料、黒色顔料および2以上の有彩色顔料を着色剤として用いて着色された着色物の実績色について、所定の表色系における色彩値を計測するステップと、
(c)目標色の色彩値と実績色の色彩値との色差を算出するステップと、
(d)ステップ(b)にて色彩値が計測された着色物に使用された着色剤の種類および調合量を読み込むステップと、
(e)ステップ(c)で得られた色差に基づいて、所定の表色系においてずれている色相とは反対の色相をもつ顔料であって、ステップ(b)にて色彩値が計測された着色物に使用された着色剤の何れとも色彩値が異なる顔料を、追加投入用の着色剤として選定するステップと、
(f)ステップ(e)にて選定された追加投入用の着色剤に基づいて、その追加調合量を算出するステップと、
を含む、任意の目標色に対して、白色顔料、黒色顔料および2以上の有彩色顔料を着色剤として用いて色合わせを行うコンピュータカラーマッチング方法、および、この方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
ホワイト・ブラック・オレンジ・レッド
ホワイト・ブラック・オレンジ・バイオレット
ホワイト・ブラック・レッド・バイオレット
ホワイト・ブラック・バイオレット・ブルー
ホワイト・ブラック・バイオレット・ターコイズ
ホワイト・ブラック・ブルー・グリーン
ホワイト・ブラック・ブルー・イエロー
ホワイト・ブラック・ターコイズ・イエロー
ホワイト・ブラック・ターコイズ・オレンジ
(手順2)所望の色である目標色を、分光光度計5で測定し、その色彩値を記憶装置4に記憶しておく。ここで言う色彩値とは、分光反射率を基本としたXYZやL*a*b*などの表色系の値に限らず、あらゆる色彩値を対象とする。
(手順3)被着色物を、指定した複数個の着色剤を用いて、ある決定された調合量および調合割合で着色する。
(手順5)目標色と着色物を測定した結果から得られた2つの色彩値から、その色差を計算する。色差は、XYZ表色系のΔX、ΔY、ΔZや、マンセル表色系の色差、CIELAB表色系のΔL*、Δa*、Δb*に限らずΔE*ab、ΔEcmc、CIEDE2000など、あらゆる表色系のあらゆる色差が対象となる。
(手順7)手順3で作成した着色物の、着色剤の種類および各着色剤の調合量を、入力装置3から入力する。この手順は、後の手順9において、この入力された各種着色剤の調合量から、追加投入の各種着色剤の調合量および調合割合を演算するため、必要である。
顔料として、ホワイト、ブラック、イエローおよびレッドを使用して着色した着色物について、本発明のCCM方法により修正計算した。着色剤の調合量、目標色および実績色の色彩値は、表1に示す通りである。初期調合の着色物と目標色との色差は、ΔE*ab:0.93であり、色差判定の結果、不合格となった。L*a*b*表色系において、目標色に対して初期調合色のずれている色相角は、Δh°:79.4°であった。
イエロー : 95.7°
オレンジ : 49.7°
レッド : 27.9°
バイオレット:326.3°
ブルー :289.8°
ターコイズ :214.9°
グリーン :187.8°
実施例1と同様に着色した着色物について、従来の方法により追加調合した。すなわち、色相が大きく黄味方向にずれているため、相対的にイエローの影響を減じさせるべくブラックを追加した。さらに、濃度調整のためにホワイトを多量に追加調合することになった。その結果、顔料の追加調合量は計505.82gとなった。
実施例1と同様に着色した着色物について、オレンジ、バイオレット、ターコイズ、グリーンの顔料をそれぞれ追加顔料として追加修正した。その結果を表3に示す。
2 表示装置
3 入力装置
4 記憶装置
5 分光光度計
Claims (4)
- 任意の目標色に対して、白色顔料、黒色顔料および2以上の有彩色顔料を着色剤として用いて色合わせを行うコンピュータカラーマッチング方法であって、
(a)目標色について、所定の表色系における色彩値を計測するステップと、
(b)白色顔料、黒色顔料および2以上の有彩色顔料を着色剤として用いて着色された着色物の実績色について、前記所定の表色系における色彩値を計測するステップと、
(c)前記目標色の色彩値と前記実績色の色彩値との色差を算出するステップと、
(d)前記ステップ(b)にて色彩値が計測された前記着色物に使用された着色剤の種類および調合量を入力するステップと、
(e)前記ステップ(c)で得られた前記色差に基づいて、前記所定の表色系においてずれている色相とは反対の色相をもつ顔料であって、前記ステップ(b)にて色彩値が計測された前記着色物に使用された前記着色剤の何れとも色彩値が異なる顔料を、追加投入用の着色剤として選定するステップと、
(f)前記ステップ(e)にて選定された追加投入用の着色剤に基づいて、その追加調合量を算出するステップと、
を含むコンピュータカラーマッチング方法。 - 前記反対の色相が、CIELAB表色系のa*b*色相面において、ずれている色相方向とは180°の色相角の関係にある色相からプラスマイナス60°の色相角の範囲である請求項1記載のコンピュータカラーマッチング方法。
- 任意の目標色に対して、白色顔料、黒色顔料および2以上の有彩色顔料を着色剤として用いて色合わせを行うコンピュータカラーマッチングを実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、コンピュータに、
(a)目標色について、所定の表色系における色彩値を計測するステップと、
(b)白色顔料、黒色顔料および2以上の有彩色顔料を着色剤として用いて着色された着色物の実績色について、前記所定の表色系における色彩値を計測するステップと、
(c)前記目標色の色彩値と前記実績色の色彩値との色差を算出するステップと、
(d)前記ステップ(b)にて色彩値が計測された前記着色物に使用された着色剤の種類および調合量を読み込むステップと、
(e)前記ステップ(c)で得られた前記色差に基づいて、前記所定の表色系においてずれている色相とは反対の色相をもつ顔料であって、前記ステップ(b)にて色彩値が計測された前記着色物に使用された前記着色剤の何れとも色彩値が異なる顔料を、追加投入用の着色剤として選定するステップと、
(f)前記ステップ(e)にて選定された追加投入用の着色剤に基づいて、その追加調合量を算出するステップと、
を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 前記反対の色相が、CIELAB表色系のa*b*色相面において、ずれている色相方向とは180°の色相角の関係にある色相からプラスマイナス60°の色相角の範囲である請求項3記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009211879A JP5694655B2 (ja) | 2009-09-14 | 2009-09-14 | コンピュータカラーマッチング方法およびコンピュータカラーマッチングプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009211879A JP5694655B2 (ja) | 2009-09-14 | 2009-09-14 | コンピュータカラーマッチング方法およびコンピュータカラーマッチングプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011059060A JP2011059060A (ja) | 2011-03-24 |
JP5694655B2 true JP5694655B2 (ja) | 2015-04-01 |
Family
ID=43946850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009211879A Active JP5694655B2 (ja) | 2009-09-14 | 2009-09-14 | コンピュータカラーマッチング方法およびコンピュータカラーマッチングプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5694655B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6487515B1 (ja) * | 2017-10-13 | 2019-03-20 | 大日精化工業株式会社 | 成形品セット、コンピュータカラーマッチングシステム、データベース、及び、成形品セットの製造方法 |
CN114889329B (zh) * | 2019-04-26 | 2023-05-23 | 森大(深圳)技术有限公司 | 打印机墨量调整方法、装置、设备及存储介质 |
CN111845098B (zh) * | 2019-04-26 | 2021-06-18 | 深圳市汉森软件有限公司 | 打印机墨量调整方法、装置、设备及介质 |
JP7261725B2 (ja) * | 2019-11-13 | 2023-04-20 | ダイハツ工業株式会社 | 色差測定方法 |
CN114724650A (zh) * | 2022-03-16 | 2022-07-08 | 重庆大学 | 一种水泥基材料数字化复色调配方法及系统 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0698880B2 (ja) * | 1990-02-27 | 1994-12-07 | 鐘紡株式会社 | コンピュータ・カラー・マッチング方法 |
JPH07260575A (ja) * | 1994-03-23 | 1995-10-13 | Sumika Color Kk | 着色材の配合修正方法 |
EP2149038B1 (en) * | 2007-05-24 | 2018-07-11 | Coatings Foreign IP Co. LLC | Method for color matching |
-
2009
- 2009-09-14 JP JP2009211879A patent/JP5694655B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011059060A (ja) | 2011-03-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1859241B2 (en) | Digital method for matching stains | |
JP4834130B2 (ja) | Ccmによる調色サンプルの再現性の評価方法 | |
JP5694655B2 (ja) | コンピュータカラーマッチング方法およびコンピュータカラーマッチングプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
US10996110B2 (en) | Learning method for producing color formulas | |
KR100288310B1 (ko) | 측색치의 보정 방법 | |
CN101506633B (zh) | 配色方法 | |
US8108169B2 (en) | Method and apparatus for matching translucent coatings of absorbent substrates | |
CN102342087A (zh) | 用于计算同色异谱颜色的方法和装置 | |
US9964445B1 (en) | Color-matching apparatus and color-matching method for repair paint | |
JP2015225070A (ja) | 混合色材のスペクトルまたは色度の予測および所望のスペクトルまたは色度を有する色材の配合の決定 | |
Zhao et al. | Predicting the spectral reflectance factor of translucent paints using Kubelka‐Munk turbid media theory: Review and evaluation | |
JP3555706B2 (ja) | 測色値の修正方法 | |
JP4731739B2 (ja) | Ccm計算システム、ccm計算方法および記録媒体 | |
WO2015108200A1 (ja) | 調色シミュレーション方法、調色シミュレーション装置および調色プログラム | |
JPH11326054A (ja) | 混合色材のk/sパラメータ予測方法、色材の分光反射率測定方法、および、混合色材の色合わせ方法 | |
US7148900B2 (en) | CCM calculating system, CCM calculating method and recording medium | |
Seymour | Evaluation of reference material for standardization of spectrophotometer | |
JPH07260575A (ja) | 着色材の配合修正方法 | |
JP5528037B2 (ja) | コンピュータカラーマッチング方法およびコンピュータカラーマッチングプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP5586070B2 (ja) | 調色サンプル解析装置、方法、プログラム、記録媒体 | |
JPH046746B2 (ja) | ||
Hirschler et al. | Whiteness determination of optically brightened textiles | |
JP2008168444A (ja) | 調色方法、及び装置 | |
WO2023041596A1 (en) | Method for tinting a batch of paint | |
JP3770478B2 (ja) | Ccmによる作製異常サンプル中の作製異常原因着色剤の特定方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120830 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130604 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130827 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140527 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140725 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20140725 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150108 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150205 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5694655 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |