JP5694408B2 - 無線通信システムのためのプリアンブルの構造および捕捉 - Google Patents

無線通信システムのためのプリアンブルの構造および捕捉 Download PDF

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Description

本開示は、一般に通信に関する。より詳細には、無線通信システムのための捕捉技術に関する。
無線通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージ伝送、放送のような種々の通信サービスを提供するために広く展開される。これらのシステムは利用可能な資源を共有して複数のユーザに対する通信をサポートすることができる多重接続システムであるかもしれない。そのような多重接続システムの例は符号分割多重接続(CDMA)システム、時分割多重接続(TDMA)システム、周波数分割多重接続(FDMA)システム、直交FDMA(OFDMA)システム、および単一搬送波FDMA(SC-FDMA)システムを含む。
無線通信システムは多くの端末に対する通信をサポートする多くの基地局を含むかもしれない。端末(例えば携帯電話)は任意の時にゼロ、1または複数の基地局のカバレッジ内にあるかもしれない。その端末は、電源投入直後かもしれないし、またはカバレッジから離れた後かもしれない。従ってどの基地局を受信できるかが分からないかもしれない。端末は基地局を検出し、その検出された基地局のタイミングおよび他の情報を取得するための捕捉を実行するかもしれない。端末は、検出された基地局を通じてシステムにアクセスするために取得した情報を用いるかもしれない。
各基地局は端末が捕捉を実行することを支援するための伝送信号を送るかもしれない。これらの伝送信号は、オーバヘッドを記述し、可能な限り効率的に送られるべきである。さらに、伝送信号は端末ができるだけ素早くかつ頑健に捕捉を実行することができるようにすべきである。
本出願は、本譲受人に譲渡され、ここに参照として組み込まれる2006年6月13日出願の米国仮出願番号60/813,483、名称”HANDOFF SELECTION FOR WIRELESS COMMUNICATION SYSTEMS”(「無線通信システムのためのハンドオフの選択」)に対する優先権を主張する。
時分割多重(TDM)パイロットでセクタ/システム情報を基地局によって送るための技術をここに説明する。また、TDMパイロットからセクタ/システム情報を端末によって取得するための技術についても説明する。1態様において、セクタ/システム情報は階層的パイロット構造を用いてTDMパイロットで送られる。この階層的パイロット構造において、セクタ/システム情報のための複数セットのビットが複数のTDMパイロットで送られるかもしれない。また与えられたTDMパイロットで送られたビットのセットは1つ以上の先行のTDMパイロットで送られたビットを含むかもしれない。階層的パイロット構造は、比較的多くのビットがセクタ/システム情報のために送られることを可能にしながら、端末に対して捕捉の複雑さを軽減し、検出性能を改善するかもしれない。
3レベルの階層的パイロット構造の1設計において、基地局はセクタ/システム情報に対するビットの第1のセットに基づいて第1のTDMパイロットを生成するかもしれない。基地局はセクタ/システム情報に対するビットの第2のセットであって第1のセットを含むセットに基づいて第2のTDMパイロットを生成するかもしれない。基地局はセクタ/システム情報のすべてのビットに基づいて第3のTDMパイロットを生成するかもしれない。基地局は第1、第2および第3のTDMパイロットを、周期的に送信されるプリアンブル内の第1、第2および第3の期間にそれぞれ送るかもしれない。
端末は、第1のTDMパイロットで送られたビットの第1のセットに対する第1の検出値を得るために第1のTDMパイロットの検出を実行するかもしれない。端末は第2のTDMパイロットで送られる第2のセットのビットに対する第2の検出値を得るために、第1の検出値に基づいて第2のTDMパイロットの検出を実行するかもしれない。端末は第3のTDMパイロットで送られたセクタ/システム情報のすべてのビットに対する第3の検出値を得るために、第1および第2の検出値に基づいて第3のTDMパイロットの検出を実行するかもしれない。
2レベルの階層的パイロット構造および非階層的パイロット構造を以下に説明する。本開示の種々の態様と特徴もより詳細に以下に説明する。
無線通信システムを示す図。 本発明の、スーパーフレーム構造およびプリアンブル構造の設計を示す図。 本発明の、周波数領域におけるTDMパイロット1、2および3の設計を示す図。 本発明の、3レベルの階層的パイロット構造の設計を示す図。 本発明の、2レベルの階層的パイロット構造の設計を示す図。 本発明の、3レベルの非階層的パイロット構造の設計を示す図。 本発明の、基地局および端末のブロック図。 本発明の、基地局の送信(TX)パイロットプロセッサおよび変調器のブロック図。 本発明の、端末の捕捉プロセッサのブロック図。 本発明の、TDMパイロットを送るために基地局により実行されるプロセスを示す図。 本発明の、TDMパイロットを送るための装置を示す図。 本発明の、TDMパイロットを受信するために端末により実行されるプロセスを示す図。 本発明の、TDMパイロットを受信するための装置を示す図。
図1に複数の基地局110および複数の端末120を備える無線通信システム100を示す。基地局は、端末と交信する局である。基地局は、アクセスポイント、ノードB、新ノードB(eNodeB)、等を呼ばれるかもしれないし、またそれらの機能のいくつかまたはすべてを含むかもしれない。各基地局110は特定の地理的エリア102へ通信カバレッジを提供する。用語「セル」はこの用語が用いられる文脈に従って、基地局および/またはそのカバレッジエリアを指すことがある。システム容量を改良するために、基地局のカバレッジエリアは複数のより小さいエリア、例えば3つのより小さいエリア104a、104bおよび104cに分割されるかもしれない。より小さい領域の各々はそれぞれの基地局(BTS)のサービスを受ける。用語「セクタ」はその用語が用いられる文脈に従ってBTSおよび/またはそのカバレッジエリアを指すことがある。セクタ化されたセルにおいて、そのセルのすべてのセクタに対する複数のBTSはそのセルに対する基地局内に通常は共同設置される。ここに説明する技術は、非セクタ化セルを備えるシステムと同様にセクタ化されたセルを備えるシステムに対しても用いられるかもしれない。明快さのために、セクタ化されたセルを備えるシステムについて本技術を以下に説明する。
端末120は通常はシステム全体にわたって分散される。また各端末は固定または移動であるかもしれない。端末は、アクセス端末、移動局、ユーザ機器、加入者ユニット、局、等とも呼ばれるかもしれないし、またそれらのいくつかまたはすべての機能を含むかもしれない。端末は携帯電話、携帯情報端末(PDA)、無線デバイス、無線モデム、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、等であるかもしれない。端末は順方向および/または逆方向リンクでゼロ、1または複数の基地局と任意の時に交信するかもしれない。順方向リンク(またはダウンリンク)は基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)は端末から基地局への通信リンクを指す。
集中形アーキテクチャにおいては、システム制御器130は基地局110と接続し、これらの基地局に対して調整と制御を提供する。システム制御器130は単一のネットワークエンティティまたはネットワークエンティティの集合体であるかもしれない。分散形アーキテクチャにおいては、基地局110は必要に応じて互いに交信するかもしれない。
ここに説明する技術はCDMA、TDMA、FDMA、OFDMAおよびSC−FDMAシステムのような種々の無線通信システムに用いられるかもしれない。CDMAシステムは符号分割多重(CDM)を利用し、異なる直交符号で伝送信号を送る。TDMAシステムは時分割多重(TDM)を利用し、異なる時間スロットで伝送信号を送る。FDMAシステムは周波数分割多重(FDM)を利用し、異なる副搬送波で伝送信号を送る。OFDMAは直交周波数分割多重(OFDM)を利用し、また、SC−FDMAシステムは単一搬送波周波数分割多重(SC-FDM)を利用する。OFDMおよびSC−FDMはシステム帯域幅を複数の直交副搬送波に分割する。これらはトーン、ビン、等とも呼ばれる。各副搬送波はデータで変調されるかもしれない。一般に、変調シンボルはOFDMを用いて周波数領域で、またSC−FDMを用いて時間領域で送られる。また、これらの技術は、多重化システムの組合せ、例えば、CDMAとOFDM、またはOFDMとSC−FDMの組合せ、等を利用する無線通信システムに用いられるかもしれない。明快さのために、順方向リンクでOFDMを利用するシステムについて本技術の若干の態様を以下に説明する。
システム100は順方向リンクで基地局から端末へ送られる伝送信号にスーパーフレーム構造を利用するかもしれない。スーパーフレーム構造は種々の手法で定義されるかもしれない。また、種々のフィールドを含むかもしれない。
図2に順方向リンクに用いられるかもしれないスーパーフレーム構造200の1設計を示す。この設計において、伝送タイムラインはスーパーフレームのユニットに分割される。各スーパーフレームは固定または設定可能であるかもしれない特定の時間区間にわたる。各スーパーフレームは1つのプリアンブルを含み、それにQ個のフレームが続く。ここで一般にQ≧1であり1設計においてはQ=24である。プリアンブルは、端末が、送信基地局を捕捉し、順方向リンク制御チャンネルを受信し、および続いてシステムにアクセスすることを可能とするパイロットおよびオーバヘッド情報を搬送する。各フレームはトラヒックデータおよび/または信号を搬送するかもしれない。また、各フレームは予め定められた時間区間にわたるかもしれない。
図2はプリアンブルの1設計も示している。この設計において、プリアンブルは1から8のインデックスを割り当てられた8個のOFDMシンボルにわたる。1〜5のインデックスを有する最初の5個のOFDMシンボルは1つ以上の主放送チャンネル(pBCH)に用いられる。pBCHは(i)副搬送波の総数、ガード副搬送波の数、システム時間、等のような配置固有のパラメータに関する情報、および(ii)周波数ホッピング構造、パイロット構造、制御チャネル構造、送信アンテナ数、等のようなセクタ固有のパラメータを搬送するかもしれない。6、7および8のインデックスを有する最後の3個のOFDMシンボルはそれぞれTDMパイロット1、2および3に用いられる。TDMパイロットは、セクタ/システム情報を搬送し、システムへのアクセスを試みる端末によって捕捉のために用いられるかもしれない。図2に示す設計において、TDMパイロットは各サブフレームのプリアンブル内で周期的に送られる。また、各TDMパイロットは1OFDMシンボル期間で送られる。
図2は特定のスーパーフレーム構造および順方向リンクのための特定のプリアンブル構造を示している。一般に、スーパーフレームは、任意の時間区間にわたるかもしれないし、任意の数のフレームおよび他のフィールドを含むかもしれない。また、プリアンブルは、任意の時間区間にわたり、任意の数のフィールドを含むかもしれない。プリアンブルは任意の数のTDMパイロット、例えば2,3,4,または他の数のTDMパイロットを含むかもしれない。各TDMパイロットは任意の数のOFDMシンボル期間にわたるかもしれない。明快さのために、以下の説明では3個のTDMパイロットがプリアンブル内で送られると仮定する。
TDMパイロット1、2および3は端末による捕捉を容易にするように設計されるかもしれない。端末は、プリアンブルの存在を検出するため、および粗いタイミングおよび周波数を取得するためにTDMパイロット1を用いるかもしれない。この端末は、セクタ/システム情報を得るためにTDMパイロット1、2および/または3を用いるかもしれない。
図3に周波数領域におけるTDMパイロット1、2および3の設計を示す。この設計において、TDMパイロット1はN副搬送波毎に送られ、TDMパイロット2はN副搬送波毎に送られ、TDMパイロット3はN副搬送波毎に送られる。ここで、N、NおよびNはそれぞれ1以上の任意の整数であるかもしれない。一例として、p∈{1,2,3}としてNはTDMパイロットpに対して2に等しいかもしれず、TDMパイロットpは偶数または奇数いずれかのインデックスを有するK/2個の副搬送波で送られるかもしれない。ゼロの信号値を有するゼロシンボルはTDMパイロットに用いられない副搬送波で送られるかもしれない。与えられたTDMパイロットにおいて、周波数領域でパイロットシンボルをN副搬送波毎に送ることは、結果として時間領域における同じTDMパイロット波形のN個の複製を生ずる。この波形はL=K/N個のサンプルを含んでおり、TDMパイロットに用いられるL個の副搬送波で送られるL個のパイロットシンボルにL点高速フーリエ変換(FFT)を実行することにより求められかもしれない。
一般に、各TDMパイロットを、N=1の場合K個のすべての副搬送波で、またはN>1の場合K個の副搬送波のサブセットで送られるかもしれない。複数のTDMパイロットは同じ数の副搬送波で、または異なる数の副搬送波で送られるかもしれない。また、複数のTDMパイロットは同じ副搬送波で、または異なる副搬送波で送られるかもしれない。
セクタ/システム情報はTDMパイロットで送られるかもしれない。一般に、セクタ/システム情報はセクタ固有情報、システム情報、等のような任意の形式の情報を含むかもしれない。セクタ固有の情報はTDMパイロットを送るセクタを識別するセクタ識別子(ID)、そのセクタに選ばれかつ端末のハンドオフを支援するために用いられる搬送波を識別する好ましい搬送波インデックス等を含むかもしれない。システム情報はシステムが同期モードまたは非同期モードで動作しているかを示すモードフラグ、巡回プレフィックス長、システム時間、等を含むかもしれない。セクタ/システム情報はセクタによって送られた順方向リンク伝送信号を受信するため、およびセクタとの交信のために用いられるかもしれない。セクタ/システム情報はM個のビットを含むかもしれない。ここで、一般にMは任意の整数値であり、1設計においてM=12である。
1態様において、セクタ/システム情報は階層的パイロット構造を用いてTDMパイロットで送られる。この階層的パイロット構造において、セクタ/システム情報のための複数セットのビットが複数のTDMパイロットで送られるかもしれない。また与えられたTDMパイロットで送られたビットのセットは1つ以上の先行TDMパイロットで送られたビットを含むかもしれない。階層的パイロット構造は、比較的多くのビットがセクタ/システム情報のために送られることを可能にしながら、端末に対して捕捉の複雑さを減少し、検出性能を改善するかもしれない。以下にいくつかの階層的パイロット設計について説明する。
図4Aに3レベルの階層的パイロット構造400の設計を示す。この設計において、セクタ/システム情報のM個のビットはM個の最下位ビット(LSB)、M個のより上位のビット、およびM個の最上位ビット(MSB)に分割される。ここでM=M+M+Mである。一般に、M、M、MおよびMはそれぞれ任意の整数値である。1設計において、M=12、M=2、M=6およびM=4である。M、M、MおよびMに対して他の値が用いられるかもしれない。
セクタ/システム情報のM個のLSBはTDMパイロット1で送られるかもしれない。例えば、M個のLSBは擬似乱数(PN)発生器のシード値として用いられるかもしれない。次に、PN発生器からのPN系列はTDMパイロット1のパイロットシンボルを生成するために用いられるかもしれない。セクタ/システム情報のM+M個のLSBは、例えばM+M個のLSBをPN発生器にシードし、得られたPN系列を用いてTDMパイロット2に対するパイロットシンボルを生成することにより、TDMパイロット2で送られるかもしれない。セクタ/システム情報のすべてのM個のビットは、例えばすべてのM個のビットをPN発生器にシードし、得られたPN系列を用いてTDMパイロット3に対するパイロットシンボルを生成することにより、TDMパイロット3で送られるかもしれない。このようにTDMパイロット1、2および3はセクタ/システム情報の異なる部分で生成された異なるPN系列によって「スクランブル」されるかもしれない。ここで各部分はセクタ/システム情報のいくつかまたはすべてを含むかもしれない。
図3に示すように、TDMパイロット1はN副搬送波毎に送られるかもしれない。この場合、TDMパイロット1について同じ波形のN個の複製が送られるかもしれない。巡回プレフィックス(CP)が第1の複製波形の前に追加されるかもしれない。TDMパイロット2はN副搬送波毎に送られるかもしれない。この場合、TDMパイロット2について同じ波形のN個の複製が送られるかもしれない。TDMパイロット3はN副搬送波毎に送られるかもしれない。この場合、TDMパイロット3について同じ波形のN個の複製が送られるかもしれない。各波形は複素値のサンプルの特定の系列であるかもしれない。
M=12の1設計において、TDMパイロット1はM=2ビットの情報でスクランブルされ、候補となる4個の値を取るかもしれない。また、TDMパイロット2はM+M=8ビットの情報でスクランブルされ、候補となる256個の値を取るかもしれない。さらにTDMパイロット3はM=12ビットの情報でスクランブルされ、候補となる4,096個の値を取るかもしれない。端末はTDMパイロット1を処理し、TDMパイロット1の4つの候補値の1つを検出するかもしれない。次に、端末はTDMパイロット2を処理し、TDMパイロット1の検出値Vに関連する64個の候補値の1つを検出するかもしれない。次に、端末はTDMパイロット3を処理し、TDMパイロット1および2について検出されたそれぞれの値VおよびVに関係する16個の候補値の1つを検出するかもしれない。3段階で捕捉を実行することにより、端末は12ビットのセクタ/システム情報の4,096の候補値の1つを、僅か84個の仮説を検査することで検出できる。この84個の仮説は、TDMパイロット1に対する4個の仮説、TDMパイロット2に対する64個の仮説、TDMパイロット3に対する16個の仮説を含む。階層的パイロット構造により、捕捉の複雑さは大きく減少されるかもしれない。
図4Bに2レベルの階層的パイロット構造410の設計を示す。この設計において、セクタ/システム情報のM個のビットはM個のMSBおよび、M個のLSBに分割される。ここでM=M+Mである。一般に、M、MおよびMはそれぞれ任意の整数値である。TDMパイロット1は、いかなるセクタ/システム情報も伴わずに送られ、システム内のすべてのセクタに共通であるかもしれない。セクタ/システム情報のM個のMSBは、例えばM個のMSBをPN発生器にシードし、得られたPN系列を用いてTDMパイロット2に対するパイロットシンボルを生成することにより、TDMパイロット2で送られるかもしれない。セクタ/システム情報のすべてのM個のビットは、例えばすべてのM個ビットをPN発生器にシードし、得られたPN系列を用いてTDMパイロット3に対するパイロットシンボルを生成することにより、TDMパイロット3で送られるかもしれない。
Figure 0005694408
図4Aおよび4Bに示す階層的パイロット設計において、セクタ/システム情報が埋め込まれている各TDMパイロットは、(i)先行TDMパイロットで送られたすべての情報ビットがある場合はそれらと(ii)先行TDMパイロットで送られなかった追加情報ビットを搬送する。別の設計において、TDMパイロット1でM個のビットが送られ、TDMパイロット2でM個のビットが送られ、TDMパイロット3ですべてのM個のビットが送られる。さらに別の設計において、TDMパイロット1でM個のビットが送られ、TDMパイロット2でMおよびM個のビットが送られ、TDMパイロット3でMおよびM個のビットが送られる。他の種々の階層的パイロット設計も可能である。一般に、階層的パイロットにおいて、セクタ/システム情報の少なくとも1つのビットは複数のTDMパイロットで送られ、少なくとも1つのTDMパイロットは先行TDMパイロットで送られた少なくとも1つのビットを搬送する。
階層的パイロットは誤り検出の尤度を減少させることによって、検出性能を改良するかもしれない。例えば、図4Aの設計において、干渉セクタは所望のセクタと同じM個のビットを有するかもしれないが、異なるM個のビットを有するかもしれない。この場合、TDMパイロット2でMおよびM個のビットが送られると、干渉セクタはM個のビットには合致するが、M個のビットには合致しないのに対して、希望のセクタだけはMおよびM個のビット双方に合致する故、干渉セクタは除去されるかもしれない。
セクタ/システム情報は非階層的パイロット構造でも送られるかもしれない。非階層的パイロット構造において、セクタ/システム情報の各ビットはただ1つのTDMパイロットで送られる。その結果、TDMパイロットはセクタ/システム情報のビットの非重複セットを搬送する。
図4Cに3レベルの非階層的パイロット構造420の設計を示す。この設計において、セクタ/システム情報のM個のLSBがTDMパイロット1で送られるかもしれない。セクタ/システム情報のM個のより上位ビットはTDMパイロット2で送られるかもしれない。セクタ/システム情報のM個のMSBはTDMパイロット3で送られるかもしれない。
図4A、4Bおよび4Cは階層的および非階層的パイロット構造のいくつかの例示的設計を示している。他の種々のパイロット構造も定義されるかもしれない。一般に、パイロット構造は任意の数のレベルを含むかもしれない。また、セクタ/システム情報のビットのいかなるセットも各TDMパイロットで送られるかもしれない。
上述の設計において、セクタ/システム情報のビットのいくつかまたはすべてはPN系列を生成するために用いられるかもしれない。この系列は次に、TDMパイロットのパイロットシンボルを生成するために用いられるかもしれない。また、セクタ/システム情報は他の手法でTDMパイロットで送られるかもしれない。一般に、セクタ/システム情報を、各セクタに対するTDMパイロットが他のセクタにはランダムに見えるような手法で送ることが望ましいかもしれない。これはセクタ間干渉をランダム化するかもしれず、検出特性を改良するかもしれない。
図5に基地局110および端末120の設計のブロック図を示す。これらは図1の基地局および端末の1つであるかもしれない。簡単さのために、図5には順方向リンクにおける送信のための処理ユニットだけを示す。さらに簡単さのために、基地局110および端末120はそれぞれ単一のアンテナを備えている。
基地局110において、TXパイロットプロセッサ510はセクタ/システム情報に基づいてTDMパイロットのパイロットシンボルを生成する。ここに用いられる場合、パイロットシンボルはパイロット用シンボル、データシンボルはデータ用のシンボル、ゼロシンボルはゼロの信号値を有するシンボルであり、シンボルは通常は複素値である。データおよびパイロットシンボルはPSK、QAM等の変調方式による変調シンボルであるかもしれない。パイロットは、通常、送信機および受信機の双方には先験的に既知のデータである。しかし、パイロットシンボルは受信機には先験的に知られていないセクタ/システム情報を埋め込まれているかもしれない。TXデータプロセッサ520は、トラヒックデータおよび信号データを入力し、入力データを処理し、データシンボルを出力する。変調器(MOD)522は、(例えば、OFDMのために)データおよびパイロットシンボルの変調を実行し、出力サンプルを出力する。送信機(TMTR)524は、出力サンプルを処理(例えば、アナログへ変換、増幅、フィルタリング、およびアップコンバージョン)し、順方向リンク信号を生成する。これはアンテナ526を介して送信される。
端末120において、アンテナ552は基地局110からの順方向リンク信号を受信し、受信機(RCVR)554へ受信信号を出力する。受信機554は受信信号を処理(例えば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバージョン、およびディジタル化)し、受信サンプルを出力する。捕捉プロセッサ560はTDMパイロットに基づいて捕捉を実行しタイミング、周波数、およびセクタ/システム情報を出力する。復調器(DEMOD)570はデータシンボル推定値を得るために(例えば、OFDMの)受信サンプルに復調を実行する。受信(RX)データプロセッサ572は、TXデータプロセッサ520による処理に相補的な手法でデータシンボル推定値を処理し復号データを出力する。
制御器530および580はそれぞれ基地局110および端末120における動作を指示する。メモリー532および582はそれぞれ基地局110および端末120用のプログラムコードおよびデータを格納する。
図6に図5の基地局110のTXパイロットプロセッサ510および変調器522の1設計のブロック図を示す。プロセッサ510内において、ユニット612はセクタに関するセクタ/システム情報と、TDMパイロット1、2または3が送られているかどうかを示すTDMパイロットインデックスとを入力する。1設計において、ユニット612はセクタ/システム情報をそのまま出力する。この設計において、TDMパイロットは静的でありスーパーフレーム毎に変化しない。別の設計において、ユニット612はシステム時間、例えばスーパーフレームインデックスに基づいてセクタ/システム情報を変える。この設計において、TDMパイロットはスーパーフレーム毎に変化する。これはTDMパイロットによる干渉をランダム化するかもしれない。この設計において、与えられたセクタyにある端末は他のセクタからのTDMパイロットに帰因するランダム化された干渉を観測するかもしれない。これにより、その端末が、セクタyからのTDMパイロットに対して、セクタyからの弱いプリアンブルを検出するために1より多いスーパーフレームにわたって相関の実行をすることを可能とするかもしれない。
いずれにしても、ユニット612はTDMパイロットpに対するセクタ/システム情報のM個のビットを出力する。ここでp∈{1,2,3}、0≦M≦Mである。図4Aに示す設計において、ユニット612はTDMパイロット1に対するセクタ/システム情報のM個のLSB、TDMパイロット2に対するセクタ/システム情報のM+M個のLSB、TDMパイロット3に対するセクタ/システム情報のすべてのM個のビットを出力する。図4Bに示す設計において、ユニット612はTDMパイロット1に対するゼロビット、TDMパイロット2に対するセクタ/システム情報のM個のMSB、およびTDMパイロット3に対するセクタ/システム情報のすべてのM個のビットを出力する。ユニット612は他の設計のTDMパイロットに対する情報ビットの他のセットを出力するかもしれない。
PN発生器614はユニット612から入力したM個の情報ビットに基づいてTDMパイロットpに対するPN系列を生成する。スクランブラ616はPN発生器614から入力したPN系列に基づいてTDMパイロットpに対するパイロットシンボルを生成する。スクランブラ616はPN系列のビットに基づいてBビットの複数グループを形成し、Bビットの各グループを変調方式の変調シンボルへマッピングし、そのBビットのグループに対する変調シンボルをTDMパイロットpに対するパイロットシンボルとして出力するかもしれない。BはBPSKに対しては1、QPSKに対しては2、等であるかもしれない。スクランブラ616は、パイロットシンボルを生成するために既知の変調シンボルをPN系列でスクランブルするかもしれない。シンボルから副搬送波へのマッパ618はTDMパイロットpに対するパイロットシンボルをTDMパイロットpに用いられる副搬送波へマッピングし、ゼロシンボルを残余の副搬送波にマッピングし、さらにK個の全副搬送波に対するK個の出力シンボルを変調器522へ出力する。
変調器522内において、マルチプレクサ(Mux)はTXパイロットプロセッサ510およびTXデータプロセッサ520から出力シンボルを入力し、TDMパイロット期間にプロセッサ510からの出力シンボルを出力し、他の期間にはプロセッサ520からの出力シンボルを出力する。各OFDMシンボル期間において、FFTユニット624はK個の全副搬送波に対するK個の出力サンプルにK点FFTを実行し、K個の時間領域サンプルを得る。パイロットシンボルが例えば、図3、4A、4Bおよび4Cに示すように等間隔の副搬送波にマッピングされている場合、このK個のサンプルは1つの波形の複数の複製を含むかもしれない。ユニット626は、最後のC個のサンプルを複製しこれらのC個の複製サンプルをK個のサンプルの前に追加することにより、K個のサンプルに巡回プレフィックスを追加する。ここで、Cは巡回プレフィックス長である。
端末120は種々の手法でTDMパイロットに基づく捕捉を実行するかもしれない。受信機554からの受信サンプルは以下のように表される。
=x+n 式(1)
ここで、xは、サンプル期間iに基地局110によって送られたサンプル、
は、サンプル期間iに端末120で受信されたサンプル、
は、サンプル期間i内の雑音である。
例えば、図4Aおよび4Bに示すように、TDMパイロット1に対して同じ波形の複数の複製が送られるかもしれない。この場合、端末110は以下のようにTDMパイロット1を検出するために遅延相関を実行するかもしれない。
Figure 0005694408
ここで、Cはサンプル期間iに関する遅延相関の結果、
はTDMパイロット1の波形の長さであり、
「*」は共役複素数を表す。
(2)式の遅延相関は、チャネル推定値を必要とせずに無線チャネルの影響を除去し、さらにTDMパイロット1の波形の長さにわたって受信エネルギーをコヒーレントに結合する。スライディング遅延相関は各サンプル期間iに関する遅延相関結果Cを得るために実行されるかもしれない。CはTDMパイロット1を検出するためにしきい値Cthと比較されるかもしれない。例えば、CがCthを超えており、かつLの予め定められた割合でCthより大きいままである場合、TDMパイロット1が宣言されるかもしれない。Cの値が最大になるサンプル期間はTDMパイロット1の位置の指標である粗タイミングとして出力されるかもしれない。
粗周波数誤差推定値Δfは次式のように導かれるかもしれない。
Figure 0005694408
周波数誤差推定値Δfは受信機554による周波数ダウンコンバージョンに用いられる局部発振器(LO)の周波数を調整するために用いられるかもしれない。また、受信機554からの受信サンプルは周波数誤差を除去するためにΔfだけ回転されるかもしれない。周波数誤差は他の手法でも除去されるかもしれない。
粗タイミングの取得後に、セクタ/システム情報を搬送する第1のTDMパイロットは、そのTDMパイロットの波形の少なくとも1つの複製を得るために、取得されるかもしれない。この第1のTDMパイロットは、図4Aに示す設計のTDMパイロット1であり、図4Bに示す設計のTDMパイロット2である。検出されるTDMパイロットは以下の説明においてTDMパイロットpと呼ばれる。ここでp∈{1,2,3}である。TDMパイロットpは同じ波形のN個の複製を含み、その波形はL個のサンプルを含む。TDMパイロットpで送られた情報ビットを検出するために、最大N個の波形の複製が取得され処理される。例えば、TDMパイロットpが波形の2つの複製を有する場合、TDMパイロットpは、検出されたOFDMシンボルの境界から約1/4OFDMシンボル期間と、波形の1つの完全な複製に対するK/2の取得サンプルを得るために、1/2OFDMシンボル期間にわたりサンプルされるかもしれない。簡単さのために、以下の説明では、TDMパイロットpの波形の1つの複製が取得され処理されると仮定する。
雑音推定値σはTDMパイロットpに対するL個の取得されたサンプルに基づいて以下のように導出されるかもしれない。
Figure 0005694408
ここで、rはTDMパイロットpに対するj番目の取得されたサンプルである。
セクタ/システム情報のM個のビットはTDMパイロットpで送られるかもしれない。TDMパイロットpで送られたM個のビットの値を決定するために、TDMパイロットpで送られたかもしれない候補値の各々について判定基準値が計算されるかもしれない。最良の判定基準値を有する値はTDMパイロットpで送られた値と宣言されるかもしれない。送信値の検出は種々の手法で実行されるかもしれない。
Figure 0005694408
ここで、cj,mは仮説の値mについてのj番目のデスクランブルされたサンプル、
ηは予め定められた係数である。
Figure 0005694408
上述の検出はセクタ/システム情報のいくつかまたはすべてを搬送する後続の各TDMパイロットに対して繰り返されるかもしれない。各TDMパイロットに関して、すべての先行して検出されたTDMパイロットからの検出値はそのTDMパイロットで送られたビット関するすべての候補値を形成するために用いられるかもしれない。
Figure 0005694408
Figure 0005694408
各TDMパイロットpに関しては、例えば(4)式および(5)式に示すように、TDMパイロットpに対するすべての候補値について検出基準値が計算されるかもしれない。最大の検出基準値を有する仮説の値がTDMパイロットpの検出値として宣言されるかもしれない。
図7に図5に示す端末120における捕捉プロセッサ560の1設計のブロック図を示す。プロセッサ560内において、遅延相関器712は受信機554から受信サンプルを得て、例えば(2)式に示すようなスライディング遅延相関を実行する。TDMパイロット検出器714は遅延相関器712から相関結果Cを入力し、TDMパイロット1を検出する。TDMパイロット1の検出後に、検出器714はTDMパイロット1の検出に用いた受信サンプルに基づいて、粗タイミングおよび周波数誤差推定値Δfを決定する。
回転器722は周波数誤差推定値Δfに基づいて受信サンプルを回転させ、周波数誤差を除去した回転したサンプルを出力する。セクタ/システム情報を搬送する各TDMパイロットに関して、ユニット724は検出器714からの粗タイミングに基づいて、そのTDMパイロットの波形の1つ以上の複製のためのサンプルを取得するかもしれない。ユニット726は、例えば(4)式に示すように、取得されたサンプルに対する雑音推定値を導出する。FFTユニット728は取得されたサンプルにFFTを実行し、受信シンボルを出力する。PN発生器730は検出されるTDMパイロットで送られたかもしれない各候補値についてのPN系列を生成する。現在検出されているTDMパイロットに対するPN系列は、先行して検出されたTDMパイロットがある場合、それらに対する検出値に従うかもしれない。各仮説の値mについて、デスクランブラ732は受信シンボルを対応するPN系列を用いてデスクランブルし、デスクランブルされたシンボルを出力する。そのPN系列によりデスクランブラ732は受信シンボル上の変調を本質的に除去する。ローカルに生成したPN系列が、検出されるTDMパイロットで送られるPN系列でない場合、デスクランブルされたシンボルは雑音を大部分含む。IFFTユニット734はデスクランブルされたシンボルにIFFTを実行し、デスクランブルされたサンプルcj,mを出力する。
ユニット736は、例えば(5)式に示すように、デスクランブルされたサンプルおよび雑音推定値に基いて各仮説の値mについて検出基準値Eを計算する。検出器738は検出されるTDMパイロットで送られたかもしれないすべての候補値に対する検出基準値Eを入力する。検出器738は、最大の検出基準値を有する仮説の値を特定し、この値を検出されるTDMパイロットに対する検出値Vとして出力する。PN発生器730は検出器738から検出値Vpを入力し、この値を検出されるべき次のTDMパイロットに対するPN系列を生成するために用いるかもしれない。すべてのTDMパイロットの検出後に、検出器738は復元したセクタ/システム情報として最終的な検出値を出力する。
図7は、TDMパイロットの検出を実行するための1設計を示している。別の設計において、与えられたTDMパイロットの取得されたサンプルはそのTDMパイロットに関する送られたかもしれない各候補波形と相関を取られる。異なる候補波形はそのTDMパイロットに対する異なる仮説の値に基づいて生成されるかもしれない。最大の相関結果を有する仮説の値がそのTDMパイロットに対する検出値として出力されるかもしれない。TDMパイロットの検出は他の手法でも実行されるかもしれない。
すべてのTDMパイロットの検出後に、高精度タイミングおよび/または高精度周波数誤差推定値を導出するために1つ以上のTDMパイロットが用いられるかもしれない。この高精度タイミングおよび/または高精度周波数誤差推定値に基づいてOFDMシンボルが受信され、処理されるかもしれない。
図8にTDMパイロットを送るために基地局で実行されるプロセス800の1設計を示す。複数のパイロットで送られる情報に対するビットの複数の異なるセットであって、各セットが送られる情報のいくつかまたはすべてのビットを含むセット、に基づいて複数のパイロットが生成されるかもしれない(ブロック812)。送られる情報はセクタ固有の情報、システム情報などを含むかもしれない。複数のパイロットは複数の期間に連続した順番で送られるかもしれない(ブロック814)。
階層的パイロット構造において、例えば図4Aおよび4Bに示すように、複数のパイロットが、ビットの重複したセットを搬送するかもしれない。各パイロットで送られたビットのセットは、先行して送信されたパイロットがあればそれらで送られたビット、およびまだ送られていない追加のビットを含むかもしれない。2レベルの階層的パイロット構造において、第1のパイロットは情報に対するいくつかのビットに基づいて生成されるかもしれない。また、第2のパイロットは情報に対するすべてのビットに基づいて生成されるかもしれない。3レベルの階層的パイロット構造において、第1のパイロットはビットの第1のセットに基づいて生成されるかもしれない。また第1のセットを含むかもしれない第2のパイロットはビットの第2のセットに基づいて生成されるかもしれない。また第3のパイロットは情報に対するすべてのビットに基づいて生成されるかもしれない。非階層的パイロット構造において、複数のパイロットは図4Cに示すように情報に対するビットの非重複セットを搬送するかもしれない。
各パイロットについて、PN系列はそのパイロットで送られるビットのセットに基づいて生成されるかもしれない。そのPN系列に基づいてパイロットシンボルが生成され、パイロットに用いられる副搬送波にマッピングされるかもしれない。このマッピングされたパイロットシンボルはそのパイロットのサンプルの系列を得るため変換されるかもしれない。与えられたパイロットは波形の1または複数の複製を含むかもしれない。
図9にTDMパイロットを送るための装置900の1設計を示す。装置900は複数のパイロットで送られる情報に対するビットの複数の異なるセットであって、各セットが送られる情報のいくつかまたはすべてのビットを含むセット、に基づいて複数のパイロットを生成するための手段(モジュール912)と、複数の期間にその複数のパイロットを順番に送るための手段(モジュール914)とを含む。
図10にTDMパイロットを受信するために端末により実行されるプロセス1000の1設計を示す。複数のパイロットは複数の期間に受信されるかもしれない(ブロック1012)。複数のパイロットはそのパイロットで送られた情報に対するビットの複数の異なるセットであって、各セットがその情報のいくつかまたはすべてを含むセット、を搬送するかもしれない。複数のパイロットの各々で送られたビットの1セットを復元するために検出が実行されるかもしれない(ブロック1014)。
階層的パイロット構造において、各パイロットの検出は、その検出されるパイロットで送られたビットのセットに対する検出値を得るために、先行して検出されたパイロットに対する検出値がある場合それらに基づいて実行されるかもしれない。2レベルの階層的パイロット構造において、第1のパイロットで送られたビットの第1のセットに対する第1の検出値を得るために、第1のパイロットの検出が実行されるかもしれない。情報のすべてのビットに対する第2の検出値を得るために、第1の検出値に基づいて第2のパイロットの検出が実行されるかもしれない。3レベルの階層的パイロット構造において、第1のパイロットで送られたビットの第1のセットに対する第1の検出値を得るために、第1のパイロットの検出が実行されるかもしれない。第2のパイロットで送られたビットの第2のセットに対する第2の検出値を得るために、第1の検出値に基づいて第2のパイロットの検出が実行されるかもしれない。ここで第2のセットは第1のセットを含むかもしれない。情報のすべてのビットに対する第3の検出値を得るために、第1および第2の検出値に基づいて第3のパイロットの検出が実行されるかもしれない。非階層的パイロット構造において、各パイロットに対して、そのパイロットで送られたビットのセットに対する検出値を得るために、検出が独立に実行されるかもしれない。
各パイロットにおいて、検出基準値はそのパイロットに対する複数の仮説の値の各々に対して決定されるかもしれない。最大の検出基準値を有する仮説の値が、そのパイロットで送られたビットのセットに対する検出値として出力されるかもしれない。検出されるパイロットに対する各仮説の値は、(i)先行して検出されたパイロットがある場合それらに対する検出値の第1の部分、および(ii)検出されるパイロットで送られた追加ビットに対する未知の値に関する第2の部分とを含むかもしれない。
1設計において、検出されるパイロットに対する取得されたサンプルに基づいて雑音推定値が導出されるかもしれない。複数のPN系列がパイロットに対する複数の仮説の値に対して生成されるかもしれない。取得されたサンプルは、デスクランブルされたサンプルの複数の系列を得るために、複数のPN系列に基づいて(例えば時間領域でまたは周波数領域で)デスクランブルされるかもしれない。周波数領域のデスクランブルの場合、取得されたサンプルは受信シンボルを得るために周波数領域へ変換されるかもしれない。受信シンボルの変調は各仮説の値に対するPN系列に基づいて除去され、その仮説の値に対するデスクランブルされたシンボルを得るかもしれない。各仮説の値に対するデスクランブルされたシンボルは時間領域に逆変換されその仮説の値に対するデスクランブルされたサンプルの系列を得るかもしれない。複数のデスクランブルされたサンプルと雑音推定値に基づいて複数の仮説の値について複数の検出基準値が導出されるかもしれない。例えば、各デスクランブルされたサンプルのエネルギーが計算されるかもしれない。次に、(5)式に示すように、各仮説の値について、デスクランブルされたサンプルと雑音推定値の系列に対するエネルギーに基づいて検出基準値が計算されるかもしれない。
図11にTDMパイロットを受信するための装置1100の1設計を示す。装置1100は複数の期間に複数のパイロットを受信するための手段(モジュール1112)、および複数のパイロットの各々で送られたビットの1セットを復元するために検出を実行するための手段(モジュール1114)とを含み、その複数のパイロットはそのパイロットで送られた情報のビットの複数の異なるセットであって、各セットが情報のいくつかまたはすべてのビットを含むセット、を搬送する。
図9のモジュール912および914並びに図11のモジュール1112および1114はプロセッサ、電子デバイス、ハードウェアデバイス、エレクトロニクス部品、論理回路、メモリー等、またはそれらの任意の組合せを含むかもしれない。
ここに説明した技術は種々の手段で実施されるかもしれない。例えば、本技術はハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せで実施されるかもしれない。ハードウェアの実施において、与えられたエンティティ(例えば基地局または端末)の処理ユニットは1つ以上の特定用途向IC(ASIC)、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、ディジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、制御器、マイクロ制御器、マイクロプロセッサ、電子デバイス、ここに説明した機能を実行するように設計された他の電子ユニット、計算機、またはそれらの組合せの中で実施されるかもしれない。
ファームウェアおよび/またはソフトウェアの実施において、本技術は、ここに説明した機能を実行するモジュール(例えば、手順、機能など)で実施されるかもしれない。ファームウェアおよび/またはソフトウェア命令は、メモリー(例えば、図5のメモリー532または582)に格納され、プロセッサ(例えば、プロセッサ530または580)によって実行されるかもしれない。このメモリーは、プロセッサ内またはプロセッサの外部で実施されるかもしれない。また、ファームウェアおよび/またはソフトウェア命令は、ランダムアクセスメモリー(RAM)、読出し専用メモリー(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリー(NVRAM)、プログラマブル読出し専用メモリー(PROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、フラッシュメモリー、コンパクトディスク(CD)、磁気または光データ記憶装置、等のような他のプロセッサ可読媒体内に格納されるかもしれない。
本開示のこれまでの説明は、いかなる当業者も本開示を製造しまたは使用することを可能にするように提供されている。本開示への種々の変形は当業者に容易に明らかになるだろう。また、ここに定義した一般的原理は本開示の精神または範囲から逸脱することなく他の変形例に適用されるかもしれない。したがって、本開示は、ここに示した例および設計に制限されることを意図されていず、ここに開示した原理および新規な特徴に矛盾しない最も広い範囲と一致するということである。
以下に本件出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]複数のパイロットで送られる情報に対するビットの複数の異なるセットであって、各セットは送られる前記情報のいくつかまたはすべてのビットを含むセットに基づいて複数のパイロットを生成するように、および複数の期間に前記複数のパイロットを送るように構成された少なくとも1つのプロセッサと、前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリーとを含む装置。
[2]複数のパイロットが、順番に送られ、および情報に対するビットの複数の重複しているセットであって、各パイロットに対するビットのセットが先行して送られたパイロットがある場合それらに対するビットと、未だ送られていない少なくとも1つの追加ビットとを含むセットを搬送する、[1]に記載の装置。
[3]複数のパイロットが情報に対するビットの非重複セットを搬送する、[1]に記載の装置。
[4]少なくとも1つのプロセッサが、情報に対するビットのいくつかに基づいて第1のパイロットを生成するように、情報に対するビットのすべてに基づいて第2のパイロットを生成するように、および第1および第2のパイロットをそれぞれ第1および第2の期間に送るように構成された、[1]に記載の装置。
[5]少なくとも1つのプロセッサが、情報に対するビットの第1のセットに基づいて第1のパイロットを生成するように、情報に対するビットの第2のセットであって第1のセットを含むセットに基づいて第2のパイロットを生成するように、情報に対するビットのすべてに基づいて第3のパイロットを生成するように、および第1、第2および第3のパイロットをそれぞれ第1、第2および第3の期間に送るように構成された[1]に記載の装置。
[6]情報が12ビットを含み、第1のセットが2ビットを含み、および第2のセットが8ビットを含みかつ第1のセットの2ビットを含む、[5]に記載の装置。
[7]少なくとも1つのプロセッサが、各パイロットに対して、前記パイロットで送られるビットのセットに基づいて擬似乱数(PN)系列を生成するように、および前記パイロットに対する前記PN系列に基づいて各パイロットを生成するように構成された、[1]に記載の装置。
[8]複数のパイロットの各々に対し、少なくとも1つのプロセッサが、前記パイロットで送られるビットのセットに基づいて擬似乱数(PN)系列を生成するように、前記PN系列に基づいてパイロットシンボルを生成するように、前記パイロットシンボルを前記パイロットに用いられる副搬送波にマッピングするように、および前記マッピングされたパイロットシンボルを前記パイロットに対するサンプルの系列を得るために変換するように構成された、[1]に記載の装置。
[9]複数のパイロットの中で時間的に最初に送られた1つのパイロットが1つの波形の複数の複製を含む、[1]に記載の装置。
[10]複数のパイロットの各々が、複数の期間のそれぞれ1つで送られた時分割多重(TDM)パイロットである、[1]に記載の装置。
[11]複数のパイロットで送られる情報が、セクタ固有の情報、またはシステム情報、または双方を含む、[1]に記載の装置。
[12]複数のパイロットで送られる情報に対するビットの複数の異なるセットであって、前記セットの各々が送られる前記情報のいくつかまたはすべてのビットを含むセットに基づいて複数のパイロットを生成することと、複数の期間に前記複数のパイロットを送ることとを含む方法。
[13]複数のパイロットを生成することが、情報に対するビットのいくつかに基づいて第1のパイロットを生成することと、情報に対するビットのすべてに基づいて第2のパイロットを生成することとを含む、[12]に記載の方法。
[14]複数のパイロットを生成することが、情報に対するビットの第1のセットに基づいて第1のパイロットを生成することと、情報に対するビットの第2のセットであって第1のセットを含むセットに基づいて第2のパイロットを生成することと、情報に対するビットのすべてに基づいて第3のパイロットを生成することとを含む、[12]に記載の方法。
[15]複数のパイロットを生成することが、各パイロットに対して、前記パイロットで送られるビットのセットに基づいて擬似乱数(PN)系列を生成することと、前記パイロットに対する前記PN系列に基づいて各パイロットを生成することとを含む、[12]に記載の方法。
[16]複数のパイロットで送られる情報に対するビットの複数の異なるセットであって、前記セットの各々が送られる前記情報のいくつかまたはすべてのビットを含むセットに基づいて複数のパイロットを生成するための手段と、複数の期間に前記複数のパイロットを送るための手段とを含む装置。
[17]複数のパイロットを生成するための手段が、情報に対するビットのいくつかに基づいて第1のパイロットを生成するための手段と、情報に対するビットのすべてに基づいて第2のパイロットを生成するための手段とを含む、[16]に記載の装置。
[18]複数のパイロットを生成するための手段が、情報に対するビットの第1のセットに基づいて第1のパイロットを生成するための手段と、情報に対するビットの第2のセットであって第1のセットを含むセットに基づいて第2のパイロットを生成するための手段と、情報に対するビットのすべてに基づいて第3のパイロットを生成するための手段とを含む、[16]に記載の装置。
[19]複数のパイロットを生成するための手段が、各パイロットに対して、前記パイロットで送られるビットのセットに基づいて擬似乱数(PN)系列を生成するための手段と、前記パイロットに対する前記PN系列に基づいて各パイロットを生成するための手段とを含む、請求上16]に記載の装置。
[20]プロセッサ可読媒体であって、その上に格納された命令を含み、複数のパイロットで送られる情報に対するビットの複数の異なるセットであって、前記セットの各々が送られる前記情報のいくつかまたはすべてのビットを含むセットに基づいて複数のパイロットを生成するための第1の命令セットと、複数の期間に前記複数のパイロットを送るための第2の命令セットとを含む、プロセッサ可読媒体。
[21]第1の命令セットが、情報に対するビットのいくつかに基づいて第1のパイロットを生成するための第3の命令セットと、情報に対するビットのすべてに基づいて第2のパイロットを生成するための第4の命令セットとを含む、[20]に記載のプロセッサ可読媒体。
[22]第1の命令セットが、情報に対するビットの第1のセットに基づいて第1のパイロットを生成するための第3の命令セットと、情報に対するビットの第2のセットであって第1のセットを含むセットに基づいて第2のパイロットを生成するための第4の命令セットと、情報に対するビットのすべてに基づいて第3のパイロットを生成するための第5の命令セットとを含む、[20]に記載のプロセッサ可読媒体。
[23]複数の期間に複数のパイロットを受信し、前記複数のパイロットが前記パイロットがパイロットで送られた情報に対するビットの複数の異なるセットを搬送し、前記セットの各々が前記情報のいくつかまたはすべてを含み、および前記複数のパイロットの各々で送られたビットのセットを復元するための検出を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリーとを含む装置。
[24]少なくとも1つのプロセッサが、第1のパイロットで送られたビットの第1のセットに対する第1の検出値を得るために第1のパイロットの検出を実行するように、および情報のすべてのビットに対する第2の検出値を得るために第1の検出値に基づいて第2のパイロットの検出を実行するように構成された、[23]に記載の装置。
[25]少なくとも1つのプロセッサが、第1のパイロットで送られたビットの第1のセットに対する第1の検出値を得るために第1のパイロットの検出を実行するように、第2のパイロットで送られたビットの第2のセットであって第1のセットを含むセットに対する第2の検出値を得るために第1の検出値に基づいて第2のパイロットの検出を実行するように、および情報のすべてのビットに対する第3の検出値を得るために第1および第2の検出値に基づいて第3のパイロットの検出を実行するように構成された、[23]に記載の装置。
[26]少なくとも1つのプロセッサが、複数のパイロットの各々の検出を、検出されるパイロットで送られたビットのセットに対する検出値を得るために、先行して検出されたパイロットがある場合それら検出値に基づいて、実行するように構成された[23]に記載の装置。
[27]複数のパイロットの各々に対し、少なくとも1つのプロセッサが、前記パイロットに対する複数の仮説の値の各々についての検出基準値を決定するように、および最大検出基準値に関係する仮説の値を前記パイロットで送られたビットのセットに対する検出値として出力するように構成された、[23]に記載の装置。
[28]検出されるパイロットに対する各仮説の値が、先行して検出されたパイロットがある場合それらの検出値に関する第1の部分と、検出されるパイロットで送られた少なくとも1つの追加ビットに対する未知の値に関する第2の部分とを含む、[27]に記載の装置。
[29]複数のパイロットの各々に対し、少なくとも1つのプロセッサが、前記パイロットに対する取得サンプルに基づいて雑音推定値を導出するように、前記パイロットに対する複数の仮説の値について複数の擬似乱数(PN)系列を生成するように、前記複数の仮説の値に対するデスクランブルされたサンプルの複数の系列を得るために前記取得サンプルを前記複数のPN系列に基づいてデスクランブルするように、デスクランブルされたサンプルの前記複数の系列および前記雑音推定値に基づいて前記複数の仮説の値についての複数の検出基準値を導出するように、および最大検出基準値に関係する仮説の値を前記パイロットで送られたビットのセットに対する検出値として出力するように構成された、[23]に記載の装置。
[30]複数のパイロットの各々に対し、少なくとも1つのプロセッサが、受信シンボルを得るために、取得されたサンプルを周波数領域へ変換するように、仮説の値の各々についてのPN系列に基づいて、前記仮説の値に対するデスクランブルされたシンボルを得るために、前記受信シンボルの変調を除去するように、および各仮説の値についてのシンボルを、前記仮説の値に対するデスクランブルされたサンプルの系列を得るために、変換するように構成された、[29]に記載の装置。
[31]仮説の値に対する検出基準値を導出するために、少なくとも1つのプロセッサが、前記仮説の値に対するデスクランブルされたサンプルの系列内の各デスクランブルされたサンプルのエネルギーを計算するように、およびデスクランブルされた値の前記系列に関するエネルギーおよび雑音推定値に基づいて前記検出基準値を計算するように構成された、[29]に記載の装置。
[32]複数の期間に複数のパイロットを受信し、前記複数のパイロットはパイロット送られた情報に対するビットの複数の異なるセットを搬送し、前記セットの各々が前記情報のいくつかまたはすべてを含んでいることと、前記複数のパイロットの各々で送られたビットの1セットを復元するための検出を実行することとを含む方法。
[33]検出を実行することが、第1のパイロットで送られたビットの第1のセットに対する第1の検出値を得るために第1のパイロットの検出を実行することと、情報のすべてのビットに対する第2の検出値を得るために第1の検出値に基づいて第2のパイロットの検出を実行することとを含む、[32]に記載の方法。
[34]検出を実行することが、第1のパイロットで送られたビットの第1のセットに対する第1の検出値を得るために第1のパイロットの検出を実行することと、第2のパイロットで送られたビットの第2のセットであって第1のセットを含むセットに対する第2の検出値を得るために第1の検出値に基づいて第2のパイロットの検出を実行することと、情報のすべてのビットに対する第3の検出値を得るために第1および第2の検出値に基づいて第3のパイロットの検出を実行することとを含む、[32]に記載の装置。
[35]検出を実行することが、複数のパイロットの各々に対し、前記パイロットに対する複数の仮説の値の各々についての検出基準値を決定することと、最大検出基準値に関係する仮説の値を前記パイロットで送られたビットのセットに対する検出値として出力することとを含む、[32]に記載の装置。
[36]複数の期間に複数のパイロットを受信し、前記複数のパイロットはパイロットで送られた情報に対するビットの複数の異なるセットを搬送し、前記セットの各々が前記情報のいくつかまたはすべてを含んでいる手段と、前記複数のパイロットの各々で送られたビットの1セットを復元するための検出を実行するための手段とを含む装置。
[37]検出を実行するための手段が、第1のパイロットで送られたビットの第1のセットに対する第1の検出値を得るために第1のパイロットの検出を実行するための手段と、情報のすべてのビットに対する第2の検出値を得るために第1の検出値に基づいて第2のパイロットの検出を実行するための手段とを含む、[36]に記載の装置。
[38]検出を実行するための手段が、第1のパイロットで送られたビットの第1のセットに対する第1の検出値を得るために第1のパイロットの検出を実行するための手段と、第2のパイロットで送られたビットの第2のセットであって第1のセットを含むセットに対する第2の検出値を得るために第1の検出値に基づいて第2のパイロットの検出を実行するための手段と、情報のすべてのビットに対する第3の検出値を得るために第1および第2の検出値に基づいて第3のパイロットの検出を実行するための手段とを含む、[36]に記載の装置。
[39]検出を実行するための手段が、複数のパイロットの各々に対し、前記パイロットに対する複数の仮説の値の各々についての検出基準値を決定するための手段と、最大検出基準値に関係する仮説の値を前記パイロットで送られたビットのセットに対する検出値として出力するための手段とを含む、[36]に記載の装置。
[40]プロセッサ可読媒体であって、その上に格納された命令を含み、複数の期間に複数のパイロットを受信し、前記複数のパイロットが前記パイロットで送られた情報に対するビットの複数の異なるセットを搬送し、前記セットの各々が前記情報のいくつかまたはすべてを含んでいる第1の命令と、前記複数のパイロットの各々で送られたビットの1セットを復元するための検出を実行するための第2の命令セットとを含む、プロセッサ可読媒体。

Claims (18)

  1. 情報に対するビットの異なるセットに基づいて複数のパイロットを生成し、前記情報は前記複数のパイロットで送られる、
    複数の時間間隔で前記複数のパイロットを送るように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記複数のパイロットは、
    前記情報のゼロビットに基づく第1のパイロットと、
    前記情報に対するビットのセットのうちの第1のセットに基づく第2のパイロットと、ビットの前記第1のセットは、ビットの前記異なるセットの全てのビットより少ない、
    前記情報に対するビットの前記異なるセットの全てのビットに基づく第3のパイロットと
    を含む、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリーと、
    を具備する装置。
  2. 前記情報は、セクタ識別子(ID)を含む、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第1のパイロットは、全てのセクタに共通する情報に基づく、請求項1に記載の装置。
  4. 前記第1のパイロットは、プリアンブル検出をもたらす、請求項1に記載の装置。
  5. 前記第1のパイロットは、粗いタイミングおよび周波数の取得をもたらす、請求項1に記載の装置。
  6. 前記少なくとも1つのプロセッサが、各パイロットに対して、前記パイロットで送るためにビットの前記セットに基づいて少なくとも1つの擬似乱数(PN)系列を生成するように、および前記パイロットに対する前記少なくとも1つのPN系列に基づいて各パイロットを生成するように構成された、請求項1に記載の装置。
  7. 各々のパイロットに対し、前記少なくとも1つのプロセッサが、前記パイロットで送るためにビットの前記セットに基づいて、少なくとも1つの擬似乱数(PN)系列を生成するように、前記少なくとも1つのPN系列に基づいてパイロットシンボルを生成するように、前記パイロットシンボルを前記パイロットに用いられる副搬送波にマッピングするように、および前記マッピングされたパイロットシンボルを前記パイロットに対するサンプルの系列を得るために変換するように構成された、請求項1に記載の装置。
  8. 前記第1、第2、および第3のパイロットが、時分割多重(TDM)であり、予め定められた時間区間のフレームの異なるシンボル期間で送られる、請求項1に記載の装置。
  9. 前記パイロットで送るための前記情報が、セクタ固有の情報、またはシステム情報、または前記セクタ固有の情報及び前記システム情報の双方を含む、請求項1に記載の装置。
  10. 情報に対するビットの異なるセットに基づいて複数のパイロットを生成することと、前記情報は前記複数のパイロットで送られる、前記複数のパイロットは、
    前記情報のゼロビットに基づく第1のパイロットと、
    前記情報に対するビットのセットのうちの第1のセットに基づく第2のパイロットと、ビットの前記第1のセットは、ビットの前記異なるセットの全てのビットより少ない、
    前記情報に対するビットの前記異なるセットの全てのビットに基づく第3のパイロットと、を含む、
    複数の期間に前記複数のパイロットを送ることと、前記第1のパイロットは、N 副搬送波毎に送られ、前記第2のパイロットは、N 副搬送波毎に送られ、前記第3のパイロットは、N 副搬送波毎に送られ、ここで、N 、N 、N は、整数値である、
    を含む方法。
  11. 前記情報は、セクタ識別子(ID)を含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1のパイロットは、全てのセクタに共通する情報に基づく、請求項10に記載の方法。
  13. 前記第1のパイロットは、プリアンブル検出をもたらす、請求項10に記載の方法。
  14. 前記第1のパイロットは、粗いタイミングおよび周波数の取得をもたらす、請求項10に記載の方法。
  15. 少なくとも1つのプロセッサが、各パイロットに対して、前記パイロットで送るためのビットの前記セットに基づいて少なくとも1つの擬似乱数(PN)系列を生成するように、および前記パイロットに対する前記少なくとも1つのPN系列に基づいて各パイロットを生成するように構成された、請求項10に記載の方法。
  16. 各々のパイロットに対し、前記少なくとも1つのプロセッサが、前記パイロットで送るためにビットの前記セットに基づいて少なくとも1つの擬似乱数(PN)系列を生成するように、前記少なくとも1つのPN系列に基づいてパイロットシンボルを生成するように、前記パイロットシンボルを前記パイロットに用いられる副搬送波にマッピングするように、および前記マッピングされたパイロットシンボルを前記パイロットに対するサンプルの系列を得るために変換するように構成された、請求項10に記載の方法。
  17. 前記第1、第2、および第3のパイロットが、時分割多重(TDM)であり、予め定められた時間区間のフレームの異なるシンボル期間で送られる、請求項10に記載の方法。
  18. 前記パイロットで送るための前記情報が、セクタ固有の情報、またはシステム情報、または前記セクタ固有の情報及び前記システム情報の双方を含む、請求項10に記載の方法。
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