JP5691812B2 - コークス原料炭の搬送装置及び搬送方法 - Google Patents
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前記水平搬送部の何れかの位置に設置され、前記チェーンコンベアで搬送中の前記コークス原料炭に噴霧用バインダを噴霧可能な第1バインダ供給装置と、を具備してなることを特徴とするコークス原料炭の搬送装置。
(2) 前記水平搬送部の上流側に備えられ、微粉炭と混練用バインダとの混練物を塊成する塊成ロールと、
前記塊成ロールにおける塊成不良を検知した場合に、前記塊成ロールを通過した前記コークス原料炭に前記第1バインダ供給装置から前記噴霧用バインダを噴霧させる第1制御部と、を更に具備してなることを特徴とする(1)に記載のコークス原料炭の搬送装置。
(3) 前記第1バインダ供給装置の下流側にあって、前記水平搬送部と前記傾斜搬送部との接続部分に設置されて、前記コークス原料炭に前記噴霧用バインダを噴霧可能な第2バインダ供給装置と、
前記チェーンコンベアが定常状態から高負荷状態になったことを検知した場合に、前記第2バインダ供給装置から前記コークス原料炭に前記噴霧用バインダを噴霧させる第2制御部と、を更に具備してなることを特徴とする(1)または(2)に記載のコークス原料炭の搬送装置。
(4) 水平搬送部と前記水平搬送部の下流側に配置された傾斜搬送部とを有するチェーンコンベアによって、コークス原料炭を搬送する際に、
前記水平搬送部の何れかの位置に設置した第1バインダ供給装置から、前記チェーンコンベアで搬送中の前記コークス原料炭に噴霧用バインダを噴霧することを特徴とするコークス原料炭の搬送方法。
(5) 微粉炭と混練用バインダとの混練物を塊成ロールで塊成して塊成炭を含むコークス原料炭とし、前記コークス原料炭を前記チェーンコンベアの前記水平搬送部に供給する際、前記塊成ロールにおける塊成不良を第1制御部が検知した場合に、前記第1制御部によって、前記塊成ロールを通過した前記コークス原料炭に、前記第1バインダ供給装置から前記噴霧用バインダを噴霧させることを特徴とする(4)に記載のコークス原料炭の搬送方法。
(6) 前記チェーンコンベアが定常状態から高負荷状態になったことを第2制御部が検知した場合に、前記第2制御部によって、前記第1バインダ供給装置の下流側にあって前記水平搬送部と前記傾斜搬送部との接続部分に設置した第2バインダ供給装置から、前記コークス原料炭に前記噴霧用バインダを噴霧させることを特徴とする(4)または(5)に記載のコークス原料炭の搬送方法。
また、上記(2)に記載のコークス原料炭の搬送装置によれば、塊成ロールにおける塊成不良を検知した場合に第1バインダ供給装置から噴霧用バインダを噴霧させるので、塊成不良によって塊成されずにチェーンコンベアに送られた微粉炭に対して噴霧バインダを選択的に添加できる。これにより、塊成不良により生じた微粉炭が傾斜搬送部において逆流することがなく、コークス原料炭の搬送効率を向上できるとともに、微粉炭の滞留を防いでチェーンコンベアの故障を防止できる。また、正常に塊成された塊成炭に噴霧バインダを添加しなくて済むので、噴霧用バインダの消費を抑制できる。
更に、上記(3)に記載のコークス原料炭の搬送装置によれば、チェーンコンベアが定常状態から高負荷状態になった場合に、水平搬送部と傾斜搬送部との接続部分において微粉炭が滞留したと判断して、第2バインダ供給装置から微粉炭に噴霧用バインダを噴霧させるので、水平搬送部と傾斜搬送部との接続部分における微粉炭の滞留を減らすことができる。
また、上記(5)に記載のコークス原料炭の搬送方法によれば、塊成ロールからチェーンコンベアの水平搬送部に塊成炭を含むコークス原料炭を供給する際、塊成ロールにおける塊成不良を検知した場合に第1バインダ供給装置からコークス原料炭に噴霧用バインダを噴霧させるので、塊成不良によって塊成されないままチェーンコンベアに送られた微粉炭に噴霧バインダを選択的に添加できる。これにより、塊成不良により生じた微粉炭が傾斜搬送部において逆流することがなく、コークス原料炭の搬送効率を向上できるとともに、微粉炭の滞留を防いでチェーンコンベアの故障を防止できる。また、正常に塊成された塊成炭に噴霧バインダを添加しなくて済むので、噴霧用バインダの消費を抑制できる。
更に、上記(6)に記載のコークス原料炭の搬送方法によれば、チェーンコンベアが高負荷状態になったことを検知した場合に、第1バインダ供給装置の下流側にあって水平搬送部と傾斜搬送部との接続部分に設置した第2バインダ供給装置からコークス原料炭に噴霧用バインダを噴霧させるので、水平搬送部と傾斜搬送部との接続部分における微粉炭の滞留を減らすことができる。
第1制御部32及び第2制御部34は、一体で構成されていても良い。第1制御部32及び第2制御部34としては、バインダ供給装置21,22の制御プログラムを備えたコンピュータを用いることができる。
図1及び図2に示すように、原料である石炭を粉砕機2で粉砕し、次いで乾燥分級機3で微粉炭と粗粒炭に分級する。微粉炭は乾燥分級機3によって100〜150℃程度に加熱し、粗粒炭は、乾燥分級機3及び乾燥分級機3の下流に設置された気流加熱塔15により300℃〜350℃程度に加熱する。次いで、微粉炭をバグフィルター4、ホッパ5及び塊成機6に順次搬送して、100〜150℃程度の塊成炭とする。
また、塊成ロール6bにおいて正常に混練物の塊成がなされたとしても、得られる塊成炭には少量の微粉炭が混在する。塊成炭に含まれる微粉炭は、粒径が大きな塊成炭に堰き止められつつ傾斜搬送部13を搬送されるが、操業が長期間にわたると、水平搬送部12と傾斜搬送部13との間に微粉炭が徐々に蓄積される。従って、このような場合には、塊成不良が発生しなくても、第1バインダ供給装置21から、または、第1バインダ供給装置21と第2バインダ供給装置22の両方から、噴霧用バインダを添加しても良い。
Claims (6)
- 水平搬送部及び前記水平搬送部の下流側に配置された傾斜搬送部を有し、コークス原料炭を搬送するチェーンコンベアと、
前記水平搬送部の何れかの位置に設置され、前記チェーンコンベアで搬送中の前記コークス原料炭に噴霧用バインダを噴霧可能な第1バインダ供給装置と、を具備してなることを特徴とするコークス原料炭の搬送装置。 - 前記水平搬送部の上流側に備えられ、微粉炭と混練用バインダとの混練物を塊成する塊成ロールと、
前記塊成ロールにおける塊成不良を検知した場合に、前記塊成ロールを通過した前記コークス原料炭に前記第1バインダ供給装置から前記噴霧用バインダを噴霧させる第1制御部と、を更に具備してなることを特徴とする請求項1に記載のコークス原料炭の搬送装置。 - 前記第1バインダ供給装置の下流側にあって、前記水平搬送部と前記傾斜搬送部との接続部分に設置されて、前記コークス原料炭に前記噴霧用バインダを噴霧可能な第2バインダ供給装置と、
前記チェーンコンベアが定常状態から高負荷状態になったことを検知した場合に、前記第2バインダ供給装置から前記コークス原料炭に前記噴霧用バインダを噴霧させる第2制御部と、を更に具備してなることを特徴とする請求項1または2に記載のコークス原料炭の搬送装置。 - 水平搬送部と前記水平搬送部の下流側に配置された傾斜搬送部とを有するチェーンコンベアによって、コークス原料炭を搬送する際に、
前記水平搬送部の何れかの位置に設置した第1バインダ供給装置から、前記チェーンコンベアで搬送中の前記コークス原料炭に噴霧用バインダを噴霧することを特徴とするコークス原料炭の搬送方法。 - 微粉炭と混練用バインダとの混練物を塊成ロールで塊成して塊成炭を含むコークス原料炭とし、前記コークス原料炭を前記チェーンコンベアの前記水平搬送部に供給する際、前記塊成ロールにおける塊成不良を第1制御部が検知した場合に、前記第1制御部によって、前記塊成ロールを通過した前記コークス原料炭に、前記第1バインダ供給装置から前記噴霧用バインダを噴霧させることを特徴とする請求項4に記載のコークス原料炭の搬送方法。
- 前記チェーンコンベアが定常状態から高負荷状態になったことを第2制御部が検知した場合に、前記第2制御部によって、前記第1バインダ供給装置の下流側にあって前記水平搬送部と前記傾斜搬送部との接続部分に設置した第2バインダ供給装置から、前記コークス原料炭に前記噴霧用バインダを噴霧させることを特徴とする請求項4または5に記載のコークス原料炭の搬送方法。
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