JP5691768B2 - 水無害化処理装置 - Google Patents
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このような問題点を解消するものとして、塩化ナトリウムや塩分濃度が一定濃度以上の海水を電解促進剤としてタンクに貯留しておき、液体を処理する際に、液体電解装置の貯留タンク内或いは電解層内へ供給し、液体中の塩分濃度を上昇させることにより電解効率を高めて有効塩素濃度を得る水処理技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
このような問題点を解消するものとして、電解次亜塩素酸ソーダ製造装置に食塩水を供給して得られる次亜塩素酸ソーダ溶解含有水を被処理水に添加して紫外線照射処理して、被処理水を浄化する水処理技術が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
図1は本発明に係る水無害化処理装置の実施の形態の第1例を示す概略構成図である。
このように、電解処理装置4と紫外線処理装置5を水処理ライン1上に直列に配置し、電解処理装置4で処理した処理水に紫外線処理装置5に内蔵する紫外線照射装置5aで紫外線を照射して処理することにより、微生物の殺滅効果を一層高めることができ、高い無害化処理効果が得られる。
さらに、本例の水無害化処理装置は、前記の塩分濃度測定手段2および濁度測定手段3による被処理水の塩分濃度および濁度の測定値に応じて電解処理装置4および紫外線照射装置5aの出力を調整する制御手段6を備えている。前記紫外線照射装置5aは、図示しないが、紫外線ランプと、そのランプの出力を制御する制御部を含んでいる。
紫外線処理装置5の下流側は、処理水送りライン11と排出ライン12に分岐している。そして、処理水送りライン11は、処理水タンク13に処理水を注水し、また処理水タンク13内の処理水を汲み上げる注水・汲み上げライン14と、処理水タンク13から処理水を汲み上げるためのポンプ7と接続されて、処理水を送り出す処理水再処理ライン15に分岐している。この処理水再処理ライン15はポンプ7と汲み上げ弁9との間の水処理ライン1に接続されている。
この処理水排水ライン18には、再処理弁26、再処理切換弁31が設けられている。また、第1分岐ライン16には、紫外線再処理弁30が設けられている。
水処理ライン1には、ポンプ7とフィルタ8の間に処理水弁23が設けられ、電解処理装置4と紫外線処理装置5との間には、再処理時に第1分岐ライン16から流入する処理水が電解処理装置4へ逆流するのを防止する逆流防止弁24が設けられ、紫外線処理装置5の下流側に処理水供給弁25が設けてられている。
また、処理水送りライン11には、タンク注水弁27が設けられ、排出ライン12には、排出弁28が設けられ、処理水再処理ライン15には、タンク排水弁が29が設けられ、中和剤注入ライン21には、中和剤供給弁32が設けられている。
本例では濁度測定手段3として、水処理ライン1を通る被処理水の濁度を計測する濁度センサ3aと、紫外線処理装置5において紫外線を照射したときの照度を計測する紫外線照度センサ3bが併用され、濁度センサ3aと紫外線照度センサ3bのいずれかが制御手段6により選択され、被処理水の濁度が計測されるようになっている。
本例では、電解処理装置4および紫外線照射装置5aの所定出力を設定している。電解処理装置4にあっては、通常の海水の塩分濃度(3.2%)のとき、D2基準を満足する有効塩素濃度が得られる出力を所定出力とし、この所定出力は電解処理装置4の定格出力の70%に設定している。また、紫外線照射装置5aにあっては、濁度が50NTU以下で、D2基準を満足する照度が得られる出力を所定出力とし、この所定出力は紫外線照射装置5aの定格出力の70%に設定している。
[制御1]
被処理水の塩分濃度に応じて紫外線照射装置5aの出力を上げるように調整する制御を行う。塩分濃度測定手段2としての電気伝導度センサで測定される被処理水の電気伝導度に基づき、被処理水の塩分濃度が通常海水の濃度よりも低いと判定した場合は、電解処理装置4の出力を所定出力に維持し、紫外線照射装置5aの出力を所定出力である70%から塩分濃度に応じて増加させる。
[制御2]
被処理水の塩分濃度に応じて電解処理装置4の出力を調整する制御を行う。被処理水の塩分濃度が通常の濃度より低いと判定した場合は、紫外線照射装置5aの出力を所定出力に維持し、電解処理装置4の出力を微生物の殺滅に有効な塩素濃度が得られるよう増加させる。
[制御3]
被処理水の濁度に応じて紫外線照射装置5aの出力を上げるように調整する制御を行う。被処理水の濁度が高く、所定の紫外線照度が得られない場合は、電解処理装置4の出力を所定出力に維持し、紫外線照射装置5aの出力を微生物の殺滅に有効な紫外線照度が得られるよう増加させる。
[制御4]
被処理水の濁度が高く紫外線照射装置5aの出力を上げても所定の紫外線照度が得られないとき、さらに電解処理装置4の出力を上げるように調整する制御を行う。被処理水の濁度が高く、紫外線照射装置5aの出力を出力の上限まで上げても所定紫外線照度が得られない場合は、電解処理装置4の出力を、例えば、80%、90%といったように計測された照度に応じて上げる。
まず、汲み上げ弁9、処理水弁23、逆流防止弁24、処理水供給弁25、タンク注水弁27を開き、再処理弁26、排出弁28、タンク排水弁29、紫外線再処理弁30、再処理切換弁31、中和剤供給弁32を閉じ、ポンプ7を起動する。ポンプ7の起動により、被処理水が被処理水汲み上げライン10から汲み上げられて水処理ライン1に通水される。
水処理ライン1に通水された被処理水は、フィルタ8でフィルタサイズ以上の生物(微生物)が捕捉され、塩分濃度測定手段2と濁度測定手段3として用いられる紫外線照度センサ3bによって、被処理水の塩分濃度と濁度が検出され、これらの検出値に基づいて、制御手段6により電解処理装置4および紫外線照射装置5aの出力が調整され、被処理水中のみ微生物が殺滅処理され、処理水タンク13へ貯留される。
このようにすることにより、被処理水の塩分濃度が低く、電解処理装置4で生成される塩素濃度が不足し微生物の殺滅効果が低下しても、紫外線照射装置5aの出力を上げることによって、D2基準を満足する殺滅能力で処理することができる。
このようにすることにより、被処理水の塩分濃度が低く、電解処理装置4で生成される塩素含有物質の塩素濃度が不足しても、出力を増加させることにより所定の有効塩素濃度が得られ、D2基準を満足する殺滅能力で処理することができる。
紫外線照度センサ3bによる紫外線照射装置5a内の検出照度が所定照度を得られていない場合、制御手段6は、電解処理装置4の出力は定格出力の70%である所定出力を維持させ、紫外線照射装置5aの出力を、紫外線照度センサ3bで検出される照度が所定照度になるまで増加させる。
このようにすることにより、被処理水の濁度が高くなり、紫外線照射装置5a内の紫外線照度が所定照度を得られなくなっても、電解処理装置4の出力を上げることにより塩素濃度を増加させて、D2基準を満足する殺滅能力となり、処理水を無害化することができる。
まず、汲み上げ弁9、処理水弁23、逆流防止弁24、排出弁28、再処理切換弁31を閉じ、再処理弁26、紫外線再処理弁30、処理水供給弁25、タンク注水弁27、タンク排水弁29を開き、ポンプ7を起動して、処理水タンク13内に貯留された処理水を注水・汲み上げライン14から汲み上げ、汲み上げた処理水を処理水タンク13内に戻すように循環させる。そして、循環の途中で通過する紫外線処理装置5で処理水に紫外線照射を行うとともに、残留塩素濃度測定手段19a、或いは残留塩素濃度測定手段19bで循環する処理水の残留塩素濃度を測定する。
そして、残留塩素濃度測定手段19a、或いは残留塩素濃度測定手段19bで測定した循環する処理水タンク13内の処理水の塩素濃度が0ppmであった場合は、処理水タンク13内で貯留中に微生物が増殖しているものと判断し、紫外線処理装置5の紫外線照射装置5aが所定出力になるまで前記のルートで処理水を循環させ、紫外線照射装置5aの出力が所定照度になったら、タンク注水弁27を閉じ、排出弁28を開いて船外へ排水する。
本例の水無害化処理装置も、第1例と同様、バラスト水処理装置として実施された例を示すものである。本例の水無害化処理装置について、前記第1例と同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略し、第1例と異なる構成についてのみ説明する。
このように、電解処理装置4と紫外線処理装置5を水処理ライン1上に直列に配置し、電解処理装置4で処理した処理水に紫外線処理装置5に内蔵する紫外線照射装置5aで紫外線を照射して処理することにより、微生物の殺滅効果を一層高めることができ、高い無害化処理効果が得られる。
また、前記紫外線照度測定手段35にあっては非処理水の濁度を計測する濁度測定手段を兼ねており、被処理水に紫外線を照射したときの照度を計測して、その照度により被処理水の濁度を間接的に計測することができるようになっている。紫外線照度測定手段35として、本例では、紫外線照度センサが用いられ、紫外線照射装置5aに設置されている。
さらに、本例の水無害化処理装置は、塩素濃度測定手段33、紫外線照度測定手段35による検出値に応じて、電解処理装置4および紫外線照射装置5aの出力を調整する制御手段34を備えている。
また、前記の制御手段34は、前記の紫外線照射装置5aによる被処理水に対する紫外線照度、電解処理装置4で処理した処理水の塩素濃度の測定値に応じて、電解処理装置4および紫外線照射装置5aの出力を、D2基準を満足する微生物の殺滅効果が得られるよう出力を調整する制御を行うようになっている。
[制御1]
電解処理装置4で処理した処理水の処理水の塩素濃度に応じて紫外線照射装置5aの出力を上げるように調整する制御を行う。塩素濃度測定手段33で測定される塩素濃度が、下流側の紫外線照射装置5aの所定出力での処理によってD2基準を満足する処理能力が補完できないと判断される値である場合は、電解処理装置4の出力を所定出力に維持し、紫外線照射装置5aの出力を所定出力である70%から塩素濃度に応じて増加させるようにする。
[制御2]
塩素濃度測定手段33で測定される塩素濃度に応じて電解処理装置4の出力を調整する制御を行う。塩素濃度測定手段33で測定される塩素濃度が、下流側の紫外線照射装置5aの所定出力での処理によってD2基準を満足する処理能力が補完できないと判断される値である場合は、紫外線照射装置5aの出力を所定出力に維持し、電解処理装置4の出力を微生物の殺滅に有効な塩素濃度が得られるよう増加させる。
[制御3]
紫外線照度測定手段35で測定される被処理水への紫外線の照度に応じて紫外線照射装置5aの出力を上げるように調整する制御を行う。被処理水の濁度が高く、所定の紫外線照度が得られない場合は、電解処理装置4の出力を所定出力に維持し、紫外線照射装置5aの出力を微生物の殺滅に有効な紫外線照度が得られるよう増加させる。
[制御4]
被処理水への紫外線の照度が紫外線照射装置5aの出力を上げても所定の紫外線照度が得られないとき、さらに電解処理装置4の出力を上げるように調整する制御を行う。被処理水への紫外線の照度が紫外線照射装置5aの出力を出力の上限まで上げても所定の紫外線照度が得られない場合は、電解処理装置4の出力を、例えば、80%、90%といったように計測された照度に応じて上げる。
その他の構成は前記第1例と同様なので、第1例の説明を援用し、その説明を省略する。
まず、汲み上げ弁9、処理水弁23、逆流防止弁24、処理水供給弁25、タンク注水弁27を開き、再処理弁26、排出弁28、タンク排水弁29、紫外線再処理弁30、再処理切換弁31、中和剤供給弁32を閉じ、ポンプ7を起動する。ポンプ7の起動により、被処理水が被処理水汲み上げライン10から汲み上げられて水処理ライン1に通水される。
水処理ライン1に通水された被処理水は、フィルタ8でフィルタサイズ以上の生物(微生物)が捕捉され、塩素濃度測定手段33と紫外線照度測定手段35によって、電解処理装置4で処理された処理水の塩素濃度と紫外線照射装置5aで照射された被処理水への紫外線照度が検出され、これらの検出値に基づいて、制御手段6により電解処理装置4および紫外線照射装置5aの出力が調整され、被処理水中のみ微生物が殺滅処理され、処理水タンク13へ貯留される。
このようにすることにより、電解処理装置4で処理した処理水の塩素濃度が、下流側の紫外線照射装置5aの所定出力での処理によってD2基準を満足する処理能力が補完できない場合であっても、紫外線照射装置5aの出力を上げることによって、D2基準を満足する殺滅能力で処理することができる。
このようにすることにより、電解処理装置4で処理した処理水の塩素濃度が、下流側の紫外線照射装置5aの所定出力での処理によってD2基準を満足する処理能力が補完できない場合であっても、電解処理装置4の出力を上げることによって、D2基準を満足する殺滅能力で処理することができる。
紫外線照度測定手段35による紫外線照射装置5a内の検出照度が所定照度を得られていない場合、制御手段34は、電解処理装置4の出力は定格出力の70%である所定出力を維持させ、紫外線照射装置5aの出力を、紫外線照度センサ3bで検出される照度が所定照度になるまで増加させる。
このようにすることにより、被処理水の濁度が高くなり、紫外線照射装置5a内の紫外線照度が所定照度を得られなくなっても、電解処理装置4の出力を上げることにより塩素濃度を増加させて、D2基準を満足する殺滅能力となり、処理水を無害化することができる。
2 塩分濃度測定手段
3 濁度測定手段
3a 濁度センサ
3b 紫外線照度センサ
4 電解処理装置
5 紫外線処理装置
5a 紫外線照射装置
6 制御手段
7 ポンプ
8 フィルタ
9 汲み上げ弁
10 被処理水汲み上げライン
11 処理水送りライン
12 排出ライン
13 処理水タンク
14 注水・汲み上げライン
15 処理水再処理ライン
16 第一分岐ライン
17 第二分岐ライン
18 処理水排水ライン
19a 残留塩素濃度測定手段
19b 残留塩素濃度測定手段
20 中和装置
21 中和剤注入ライン
22 制御手段
23 処理水弁
24 逆流防止弁
25 処理水供給弁
26 再処理弁
27 タンク注水弁
28 排出弁
29 タンク排水弁
30 紫外線再処理弁
31 再処理切換弁
32 中和剤供給弁
33 塩素濃度測定手段
34 制御手段
35 紫外線照度測定手段
Claims (8)
- 水中の微生物を殺滅する水無害化処理装置であって、被処理水の塩分濃度を測定する塩分濃度測定手段と、被処理水の濁度を測定する濁度測定手段と、被処理水を電気分解することにより被処理水から塩素含有物質を生成し、この塩素含有物質により被処理水を処理する電解処理装置と、被処理水または前記電解処理装置で処理した処理水に紫外線を照射して処理する紫外線照射装置を内蔵した紫外線処理装置と、被処理水の塩分濃度および濁度の測定値に応じて前記電解処理装置および前記紫外線照射装置の出力を調整する制御手段を備え、
前記制御手段は、被処理水の塩分濃度が通常海水の塩分濃度より低い場合、その濃度に応じて前記紫外線照射装置の出力を上げるように調整する制御を行うようにしたことを特徴とする水無害化処理装置。 - 水中の微生物を殺滅する水無害化処理装置であって、被処理水の塩分濃度を測定する塩分濃度測定手段と、被処理水の濁度を測定する濁度測定手段と、被処理水を電気分解することにより被処理水から塩素含有物質を生成し、この塩素含有物質により被処理水を処理する電解処理装置と、被処理水または前記電解処理装置で処理した処理水に紫外線を照射して処理する紫外線照射装置を内蔵した紫外線処理装置と、被処理水の塩分濃度および濁度の測定値に応じて前記電解処理装置および前記紫外線照射装置の出力を調整する制御手段を備え、
前記制御手段は、被処理水の塩分濃度が通常海水の塩分濃度より低い場合、その濃度に応じて前記電解処理装置の出力を上げるように調整する制御を行うようにしたことを特徴とする水無害化処理装置。 - 水中の微生物を殺滅する水無害化処理装置であって、被処理水の塩分濃度を測定する塩分濃度測定手段と、被処理水の濁度を測定する濁度測定手段と、被処理水を電気分解することにより被処理水から塩素含有物質を生成し、この塩素含有物質により被処理水を処理する電解処理装置と、被処理水または前記電解処理装置で処理した処理水に紫外線を照射して処理する紫外線照射装置を内蔵した紫外線処理装置と、被処理水の塩分濃度および濁度の測定値に応じて前記電解処理装置および前記紫外線照射装置の出力を調整する制御手段を備え、
前記制御手段は、被処理水の濁度に応じて前記紫外線照射装置の出力を上げるように調整する制御を行うようにしたことを特徴とする水無害化処理装置。 - 前記制御手段は、被処理水の濁度に応じて前記紫外線照射装置の出力を上げても所定の紫外線の照度が得られないとき、さらに前記電解処理装置の出力を上げるように調整する制御を行うようにしたことを特徴とする請求項3に記載の水無害化処理装置。
- 水中の微生物を殺滅する水無害化処理装置であって、被処理水の濁度を測定する濁度測定手段と、被処理水を電気分解することにより被処理水から塩素含有物質を生成し、この塩素含有物質により被処理水を処理する電解処理装置と、前記電解処理装置で処理した処理水の塩素濃度を測定する塩素濃度測定手段と、被処理水または前記電解処理装置で処理した処理水に紫外線を照射して処理する紫外線照射装置を内蔵した紫外線処理装置と、被処理水の濁度および前記電解処理装置で処理した処理水の塩素濃度の測定値に応じて電解処理装置および紫外線照射装置の出力を調整する制御手段を備え、
前記制御手段は、前記電解処理装置で処理した処理水の塩素濃度が通常の塩分濃度の海水を処理したときの塩素濃度より低い場合、その濃度に応じて前記紫外線照射装置の出力を上げるように調整する制御を行うようにしたことを特徴とする水無害化処理装置。 - 水中の微生物を殺滅する水無害化処理装置であって、被処理水の濁度を測定する濁度測定手段と、被処理水を電気分解することにより被処理水から塩素含有物質を生成し、この塩素含有物質により被処理水を処理する電解処理装置と、前記電解処理装置で処理した処理水の塩素濃度を測定する塩素濃度測定手段と、被処理水または前記電解処理装置で処理した処理水に紫外線を照射して処理する紫外線照射装置を内蔵した紫外線処理装置と、被処理水の濁度および前記電解処理装置で処理した処理水の塩素濃度の測定値に応じて電解処理装置および紫外線照射装置の出力を調整する制御手段を備え、
前記制御手段は、前記電解処理装置で処理した処理水の塩素濃度が通常の塩分濃度の海水を処理したときの塩素濃度より低い場合、その濃度に応じて前記電解処理装置の出力を上げるように調整する制御を行うようにしたことを特徴とする水無害化処理装置。 - 水中の微生物を殺滅する水無害化処理装置であって、被処理水の濁度を測定する濁度測定手段と、被処理水を電気分解することにより被処理水から塩素含有物質を生成し、この塩素含有物質により被処理水を処理する電解処理装置と、前記電解処理装置で処理した処理水の塩素濃度を測定する塩素濃度測定手段と、被処理水または前記電解処理装置で処理した処理水に紫外線を照射して処理する紫外線照射装置を内蔵した紫外線処理装置と、被処理水の濁度および前記電解処理装置で処理した処理水の塩素濃度の測定値に応じて電解処理装置および紫外線照射装置の出力を調整する制御手段を備え、
前記制御手段は、被処理水の濁度に応じて前記紫外線照射装置の出力を上げるように調整する制御を行うようにしたことを特徴とする水無害化処理装置。 - 前記制御手段は、被処理水の濁度に応じて前記紫外線照射装置の出力を上げても所定の紫外線の照度が得られないとき、さらに前記電解処理装置の出力を上げるように調整する制御を行うようにしたことを特徴とする請求項7に記載の水無害化処理装置。
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