JP2007229577A - 液体の無害化処理方法とその装置及びこの装置をそなえた船舶 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】未処理の液体中の微生物を除去する液体の無害化処理手段において、液体から塩素含有物質を生成する液体電解装置の貯留タンク内あるいは電解槽内あるいは貯留タンクと電解槽との間の液体流路のいずれかまたは複数部位に該液体中の塩素濃度を上昇させる電解促進剤を注入することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
特許文献1の技術においては、バラスト水タンクを空または底部に水が残った状態にした後、該バラスト水タンク内に残存する沈澱物を昇温させ、有害プランクトンや細菌の死滅温度以上の温度に加熱し、所定時間保持している。
特許文献3の技術においては、パイプ内流路の途中に、複数の細長いスリットを有するスリット板を横断面方向に取り付け、未処理海水を該スリットを通過させることにより、前記未処理海水の微生物に損傷を与え殺滅又は殺菌するようにしている。
また、特許文献2の技術にあっては、大掛かりな高電圧パルス印加設備を必要とするため、設備コスト及び運転コストが高くなる。
さらに、特許文献3の技術にあっては、未処理海水をスリットを通過させることにより、サイズの大きな微生物は殺滅又は殺菌可能であるが、サイズの小さな細菌類を殺滅又は殺菌するのは困難である。
しかしながら、かかる発明においては、未処理の海水を含む液体中の微生物を、電解処理及びフィルター処理等の機械的な微生物分離処理を施し該微生物を除去してバラスト水タンク等の処理液タンクに収容する際に発生する、次のような解決すべき課題については言及していない。
(2)バラスト水タンク中のバラスト水に、生存した微生物が規制対象濃度以上存在している場合には、特に船舶の航行中においてかかる生存微生物の処理が不可能となる場合がある。
(3)塩素処理後にバラスト水タンクに収容されたバラスト水中の残留塩素濃度が許容値よりも高濃度になった場合に、バラスト水タンク内の塩素濃度を低下することができず、バラスト水とともに規定値以上の塩素を排出する可能性がある。
(4)海水の電解処理時に、塩素含有物質側の電極と対をなす電極側から水素が発生するが、この水素が電解槽内あるいはバラスト水タンク内に溜まると、爆発発生の懸念がある。
(5)電解処理後の海水と未処理海水とが、十分に混合されずに不均一な状態でバラスト水タンク内に供給されることがある。
(1)前記電解促進剤として、塩化ナトリウムを用いる(請求項2)。
(2)前記電解促進剤として、塩分濃度が一定量以上の海水を用いる(請求項3)。
未処理の液体中の微生物を除去して清浄な処理液体に転換する液体の無害化処理装置において、前記液体の全部または一部に電気分解を施すように構成された電解装置と、前記電解装置に該液体中の塩素濃度を上昇させる電解促進剤を注入する電解促進剤供給手段とを備えたことを特徴とする(請求項4)。
かかる処理対象液体の塩分濃度上昇によって、汽水や淡水の電解処理時においても、電解槽内における電流効率を高く保持して電解処理を行なうことができて、電解設備の処理能率を高く保持できる。
かかる発明において、好ましくは前記塩素失活物質としてチオ硫酸ナトリウムを用いる(請求項7)。
また、前記バラスト水タンクから排出した処理液体中に塩素失活物質を添加するようにすれば、塩素はバラスト水タンク内で減少するので、塩素失活物質の添加量を最小限にできるとともに、液体配管を通る過程で塩素失活物質を添加すれば、バラスト水タンク内で添加する場合に比べて液体との混合が促進できる。
かかる発明において、好ましくは、前記不活性ガスに、該不活性ガス中の微生物を除去する微生物除去処理を施してから前記バラスト水タンク内に注入する(請求項11)。
未処理の液体中の微生物を除去して清浄な処理液体に転換してバラスト水タンクに収容するように構成された液体の無害化処理装置において、前記液体にフィルターを通すろ過法又は遠心分離法により該液体中の比較的大きな前記微生物を除去する微生物分離処理手段と、前記液体の全部または一部に電気分解を施すように構成された電解装置とをそなえて、前記微生物分離処理手段及び海水電解装置での処理後の液体を前記バラスト水タンクに供給するように構成するとともに、前記バラスト水タンクに該バラスト水タンク中に塩素を脱気するための不活性ガスを注入する不活性ガス注入手段と、前記バラスト水タンクへの供給前の不活性ガス中の微生物を除去する微生物除去手段とを設けたことを特徴とする(請求項9)。
また、前記不活性ガスを微生物除去手段を通すことにより微生物を殺滅した後に、バラスト水タンク内に注入するので、清浄化された不活性ガスをバラスト水タンクに供給できる。
また本発明によれば、船舶の航行中であっても、随時バラスト水タンク内における生存微生物の除去処理を行なって、バラスト水タンク内の液体を無害化することができる。
また本発明によれば、塩素失活物質によって塩素を還元することにより、バラスト水タンク内の残留塩素濃度を許容濃度以下に保持することができ、また不活性ガスによりバラスト水タンク中の塩素を脱気することによりバラスト水タンク内の残留塩素濃度を許容濃度以下に保持することができ、これらにより、バラスト水タンク内の液体とともに規定値以上の塩素を排出することによる海域の汚染を回避できる。
また本発明によれば、液体通路中の未処理液体と液体循環通路からの電解処理後の液体との混合を促進して、素早く均一濃度の処理水を生成してバラスト水タンクに収容できる。
図1において、1は未処理海水を濾過してごみ等の異物を捕獲するスクリーン、2は海水を処理ライン6に搬送するポンプ、5は処理海水が収容されるバラスト水タンクである。20は前記処理ライン6に設置されたフィルター処理装置、21は該フィルター処理装置20の逆洗ライン、22は該逆洗ライン21を開閉する開閉弁である。
かかる第1実施例において、前記スクリーン1でごみ等の異物が捕獲された後の未処理海水は前記フィルター20に導入され、該フィルター処理装置20を通すことにより海水中の比較的大きな微生物を除去する。
即ち04は海水電解装置と同様な構成をそなえた液体電解装置で、次のように構成されている。
43は貯留タンク、44はポンプ、41は電解槽、42は該電解槽41用の電源装置であり、塩素処理用の液体を抽出ライン7を介して前記貯留タンク43内に導入している。
そして、前記貯留タンク43からポンプ44、電解槽41を通って貯留タンク43に戻る循環路47を形成し、貯留タンク43内の液体をポンプ44により該循環路47を循環させ、電解槽41において該液体から塩素含有物質である次亜塩素酸を生成し、該循環路47の途中で、該次亜塩素酸を注入ライン8を介して前記処理ライン6(図1参照)に注入し、この処理液体を前記バラスト水タンク5に収容している。尚、45、46は開閉弁である。
前記塩分貯留タンク60内の塩化ナトリウムは、前記ポンプ61により電解促進剤供給管61aを通して前記貯留タンク43内に注入され、該貯留タンク43内の液体に添加されて該液体の塩素濃度を上昇させる。
この場合、前記塩分貯留タンク60内の塩化ナトリウムは、図の破線のように電解槽41内に供給してもよく、あるいは貯留タンク43と電解槽41との間の液体流路、あるいは前記貯留タンク43内、電解槽41内、液体流路内の複数箇所に供給してもよい。
また、前記電解促進剤として、前記塩化ナトリウムに代えて塩分濃度が一定量以上の高濃度の海水を用いることもできる。
かかる処理対象液体の塩分濃度上昇によって、汽水や淡水等の塩素濃度が低い液体の電解処理時においても、電解槽41内における電流効率を高く保持して電解処理を行なうことができて、電解設備の処理能率を高く保持できる。
図2において、1は未処理海水を濾過してごみ等の異物を捕獲するスクリーン、2は海水を処理ライン6に搬送するポンプ、5は処理海水が収容されるバラスト水タンクである。20は前記処理ライン6に設置されたフィルター処理装置である。27は該フィルター処理装置20で捕集された異物を排出する排出管である。
4は海水電解装置で図1に示される液体電解装置04と全く同一の構成をそなえている。
41は前記ポンプ2出口の海水の一部をスクリーン1の入口側に循環させる循環通路である。40は前記フィルター処理装置20及び海水電解装置4で無害化処理を施し、バラスト水タンク5導入される前の処理海水を、前記ポンプ2の吸入側に循環させる循環通路である。
尚、図2に破線で示すように、前記循環通路40の途中から分岐された海水還流路62を前記フィルター処理装置20の入口部位に接続して、フィルター処理装置20での微生物の濾過処理及び前記海水電解装置4での塩素処理の双方を行なってからバラスト水タンク5に循環させるようにしてもよい。
この第3実施例においては、海水にフィルター処理装置20による微生物分離処理及び海水電解処理4による塩素処理を施した後、処理海水をバラスト水タンク5に収容し、該バラスト水タンク5内の処理海水中に、塩素還元剤注入管65を通して、塩素を失活させる塩素失活物質であるチオ硫酸ナトリウムを添加している。
図3において、前記第2実施例における図2と同一の部材は同一の符号で示す。
かかる第3実施例によれば、フィルター処理装置20による微生物分離処理及び海水電解処理4による塩素処理後にバラスト水タンク5に収容されたバラスト水中の残留塩素濃度が許容値よりも高濃度になった場合であっても、チオ硫酸ナトリウム等の塩素失活物質をバラスト水タンク5内の処理海水中に添加して、該塩素失活物質によって塩素を還元することにより、バラスト水タンク5内の残留塩素濃度を許容濃度以下に保持することができる。これにより、バラスト水とともに規定値以上の塩素を排出することによる海域の汚染を回避できる。
また、前記バラスト水タンク5から排出した処理海水中に前記塩素失活物質であるチオ硫酸ナトリウムを添加するようにすれば、塩素はバラスト水タンク内で減少するので、該チオ硫酸ナトリウムの添加量を最小限にできるとともに、海水配管を通る過程でチオ硫酸ナトリウムを添加すれば、バラスト水タンク内で添加する場合に比べてバラスト水との混合が促進できる。
この第4実施例においては、海水にフィルター処理装置20による微生物分離処理及び海水電解処理4による塩素処理を施した後、処理海水をバラスト水タンク5に収容し、該バラスト水タンク5内の処理海水中に、ブロワ67によって空気、窒素等の不活性ガスを空気供給管66を通して注入する。図4において、67aは前記ブロワ67への空気吸入管、68は該ブロワ67からの不活性ガス中の微生物を除去する活性炭(微生物除去手段)である。
図4において、前記第2実施例における図2と同一の部材は同一の符号で示す。
また、前記不活性ガスを、活性炭(微生物除去手段)を通すことにより微生物を殺滅した後に、バラスト水タンク5内に注入するので、清浄化された不活性ガスをバラスト水タンク5に供給できる。
この第5実施例においては、海水にフィルター処理装置20による微生物分離処理及び海水電解処理4による塩素処理を施した後、処理海水をバラスト水タンク5に収容し、該バラスト水タンク5内のガス部分に溜まったガス、具体的には前記海水電解処理4で発生した水素ガスを排出管75から排出するとともに、該ガス部分の容積内にブロワ67によって空気、窒素等の不活性ガスを空気供給管74を通して注入する。図5において、67aは前記ブロワ67への空気吸入管、68は該ブロワ67からの不活性ガス中の微生物を除去する活性炭(微生物除去手段)である。
図6において、4は海水電解装置で、主要構成は前記各実施例における海水電解装置と同様で、次のように構成されている。
43は貯留タンク、44はポンプ、41は電解槽、42は該電解槽41用の電源装置であり、塩素処理用の液体を抽出ライン7を介して前記貯留タンク43内に導入している。そして、前記貯留タンク43からポンプ44、電解槽41を通って貯留タンク43に戻る循環路47を形成し、貯留タンク43内の液体をポンプ44により該循環路47を循環させ、電解槽41において該液体から塩素含有物質である次亜塩素酸を生成し、該循環路47の途中で、該次亜塩素酸を注入ライン8を介して前記処理ライン6(図1参照)に注入し、この処理液体を前記バラスト水タンク5に収容している。
かかる第6実施例によれば、海水電解装置4での海水電解処理時に発生する水素ガスを水素処理装置70に導き、該水素処理装置70において燃焼あるいは希釈することにより、該水素による爆発発生の懸念を解消できる。
この第7実施例においては、前記バラスト水タンク6に接続される処理ライン6の、前記海水電解装置4出口側の注入ライン8との合流部と前記バラスト水タンク5との間に、前記処理ライン6の海水と前記海水電解装置4からの塩素含有物質である次亜塩素酸との混合を促進するラインミキサ76を設けている。
かかる第7実施例によれば、バラスト水タンク5に接続される処理ライン6の、海水電解装置4出口の注入ライン8との合流部とバラスト水タンク5との間に設けたラインミキサ76によって、処理ライン6中の海水と海水電解装置4からの次亜塩素酸(塩素含有物質)との混合を促進して、素早く均一濃度の処理海水を生成してバラスト水タンク5に収容できる。
2 ポンプ
4 海水電解装置
5 バラスト水タンク
6 処理ライン
20 フィルター処理装置
40 循環通路
41 電解槽
42 電源装置
43 貯留タンク
60 塩分貯留タンク
61a 電解促進剤供給管
62 ブースタポンプ
63 循環通路
64 海水還流路
65 塩素還元剤注入管
66 空気供給管
67 ブロワ
68 活性炭(微生物除去手段)
69 水素抜出し管
70 水素処理装置
71 ポンプ
74 空気供給管
76 ラインミキサ
Claims (16)
- 未処理の液体中の微生物を除去して清浄な処理液体に転換する液体の無害化処理方法であって、前記液体の全部または一部を電解装置に導入し、液体を電気分解することにより、該液体から塩素含有物質を生成し、この塩素含有物質を前記未処理の液体中に注入して前記微生物を殺滅又は殺菌する方式による塩素処理を行い、前記電解装置に該液体中の塩素濃度を上昇させる電解促進剤を注入することを特徴とする液体の無害化処理方法。
- 前記電解促進剤として、塩化ナトリウムを用いることを特徴とする請求項1記載の液体の無害化処理方法。
- 前記電解促進剤として、塩分濃度が一定量以上の海水を用いることを特徴とする請求項1記載の液体の無害化処理方法。
- 未処理の液体中の微生物を除去して清浄な処理液体に転換する液体の無害化処理装置において、前記液体の全部または一部に電気分解を施すように構成された電解装置と、前記電解装置に該液体中の塩素濃度を上昇させる電解促進剤を注入する電解促進剤供給手段とを備えたことを特徴とする液体の無害化処理装置。
- 未処理の液体中の微生物を除去して清浄な処理液体に転換してバラスト水タンクに収容するように構成された液体の無害化処理装置において、前記液体にフィルターを通すろ過法又は遠心分離法により該液体中の比較的大きな前記微生物を除去する微生物分離処理手段と、前記液体の全部または一部に電気分解を施すように構成された電解装置とをそなえて、前記微生物分離処理手段及び電解装置での処理後の液体を前記バラスト水タンクに供給するように構成するとともに、前記バラスト水タンク内の液体を前記微生物分離処理手段の上流側または前記電解装置の上流側のいずれか一方に循環させる液体還流路と、前記バラスト水タンク内の液体を該液体還流路に循環させるポンプとを設けたことを特徴とする液体の無害化処理装置。
- 未処理の液体中の微生物を除去して清浄な処理液体に転換してバラスト水タンクに収容する液体の無害化処理方法であって、前記液体にフィルターを通すろ過法又は遠心分離法により該液体中の比較的大きな前記微生物を除去する微生物分離処理と、前記液体の全部または一部を電解装置に導入し、液体を電気分解することにより、該液体から塩素含有物質を生成し、この塩素含有物質を前記未処理の液体中に注入して前記微生物を殺滅又は殺菌する方式による塩素処理とのいずれか一方または双方の処理を施して、処理液体をバラスト水タンクに収容し、該バラスト水タンク内の処理液体中、あるいは該バラスト水タンクから排出した処理液体中に塩素を失活させる塩素失活物質を添加することを特徴とする液体の無害化処理方法。
- 前記塩素失活物質としてチオ硫酸ナトリウムを用いることを特徴とする請求項6記載の液体の無害化処理方法。
- 未処理の液体中の微生物を除去して清浄な処理液体に転換してバラスト水タンクに収容する液体の無害化処理方法であって、前記液体にフィルターを通すろ過法又は遠心分離法により該液体中の比較的大きな前記微生物を除去する微生物分離処理と、前記液体の全部または一部を電解装置に導入し、液体を電気分解することにより、該液体から塩素含有物質を生成し、この塩素含有物質を前記未処理の液体中に注入して前記微生物を殺滅又は殺菌する方式による塩素処理とのいずれか一方または双方の処理を施して、処理液体をバラスト水タンクに収容し、該バラスト水タンク内に不活性ガスを注入して該不活性ガスによりバラスト水タンク中の塩素を脱気することを特徴とする液体の無害化処理方法。
- 未処理の液体中の微生物を除去して清浄な処理液体に転換してバラスト水タンクに収容するように構成された液体の無害化処理装置において、前記液体にフィルターを通すろ過法又は遠心分離法により該液体中の比較的大きな前記微生物を除去する微生物分離処理手段と、前記液体の全部または一部に電気分解を施すように構成された電解装置とをそなえて、前記微生物分離処理手段及び海水電解装置での処理後の液体を前記バラスト水タンクに供給するように構成するとともに、前記バラスト水タンクに該バラスト水タンク中に塩素を脱気するための不活性ガスを注入する不活性ガス注入手段と、前記バラスト水タンクへの供給前の不活性ガス中の微生物を除去する微生物除去手段とを設けたことを特徴とする液体の無害化処理装置。
- 未処理の液体中の微生物を除去して清浄な処理液体に転換してバラスト水タンクに収容する液体の無害化処理方法であって、前記液体の全部または一部を電解装置に導入し、液体を電気分解することにより、該液体から塩素含有物質を生成し、この塩素含有物質を前記未処理の液体中に注入して前記微生物を殺滅又は殺菌する方式による塩素処理を施して、処理液体をバラスト水タンクに収容し、該バラスト水タンク内のガス部分のガスを排出するとともに該ガス部分の容積内に不活性ガスを注入して、該ガス部分のガスを不活性ガスで置換することを特徴とする液体の無害化処理方法。
- 前記不活性ガスに、該不活性ガス中の微生物を除去する微生物除去処理を施してから前記バラスト水タンク内に注入することを特徴とする請求項8または10のいずれかの項に記載の液体の無害化処理方法。
- 未処理の液体中の微生物を除去して清浄な処理液体に転換してバラスト水タンクに収容するように構成された液体の無害化処理装置において、前記液体の全部または一部に電気分解を施すように構成された電解装置をそなえて、前記電解装置での処理後の液体を前記バラスト水タンクに供給するように構成するとともに、前記電解装置で発生した水素を燃焼あるいは希釈する水素処理装置を設けたことを特徴とする液体の無害化処理装置。
- 未処理の液体中の微生物を除去して清浄な処理液体に転換してバラスト水タンクに収容するように構成された液体の無害化処理装置において、前記液体の全部または一部に電気分解を施すように構成された電解装置をそなえて、前記電解装置での処理後の液体を前記バラスト水タンクに供給するように構成するとともに、前記バラスト水タンクに接続される液体通路の、前記電解装置出口通路との合流部と前記バラスト水タンクとの間に、前記液体通路中の液体と前記電解装置出口通路からの塩素含有物質との混合を促進する混合促進手段を設けたことを特徴とする液体の無害化処理装置。
- バラスト水タンクに収容する液体もしくはバラスト水タンク内に収容されている液体に請求項1、2、3、6、7、8、10、11のいずれかに記載の無害化処理を行なう船舶用バラスト水の無害化処理方法。
- 請求項4、5、9、12、13のいずれかに記載の無害化処理装置をそなえた船舶。
- 前記未処理の液体が海水成分を含む液体であることを特徴とする請求項5、6、8、9、10、12、13のいずれかに記載の無害化処理方法及び無害化処理装置。
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