JP5691742B2 - ピストン抜出し装置 - Google Patents
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Description
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、クレーンを用いた玉掛け作業によりピストンを吊上げることなく、少ない作業者であっても安全かつ手際よくピストンの取り出しおよび装入作業を行なうことのできるピストン抜出し装置を提供することを目的としている。
図1に示すように、このピストン抜出し装置1は、下部にリフタ部10を有し、このリフタ部10の四隅には、高さを調整可能な複数のキャスタ12(この例では4個)が装着されている。リフタ部10は、テーブル面14を昇降可能なリンク機構10aと、このリンク機構10aを伸縮させる不図示の油圧機構とを有し、油圧機構は、操作用のハンドル10b側に設けられている昇降レバー11を足で踏み込むことでテーブル面14を上昇させ、また、昇降弁13を手で押すことでテーブル面14を下降させられるようになっている。
ガイド部30は、図3に示すように、ピストン4の引き出し方向に沿って並設された複数のガイドローラ32を有している(同図に示すように、本実施形態の例では5対のローラ33を有する)。このガイドローラ32は、図4に示すように、上部に向けて拡幅するV字状に設けられた複数対のローラ33から構成されている。そして、図1に示すように、このガイド部30に対してピストン4を引き出す側とは反対の側の端部に当接面40が立設されている。
詳しくは、図2に示すように、ピストン載置台20の左右には、上部に向けて支持腕20aが立設されており、各支持腕20aの上部が、軸受51を介してガイド部30左右の連結腕30aを枢支している。そして、同図右側には、軸受51と同軸のカップリング52aを介してウォーム減速機構52のウォームギヤ側が接続され、反対側(同図左側)には、軸受51と同軸にラチェット支持機構54が設けられている。
図6に示すように、このピストン抜出し装置1は、水平方向に往復移動されるピストン4をシリンダ3内に有するレシプロコンプレッサ2に対してピストン4をシリンダ3内から抜き出す作業(および装入する作業)に用いられる。なお、点検完了後の装入作業は、抜き出し作業の逆の手順にて行なうため、以下の説明は抜出し作業について行い、装入作業の説明は省略する。
そのため、クレーンによる玉掛け作業を無くすことができる。また、この抜き出し作業は、一人の作業者によって容易に行なうことができる。
なお、本発明に係るピストン抜出し装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能である。
2 レシプロコンプレッサ
3 (レシプロコンプレッサの)シリンダ
4 (レシプロコンプレッサの)ピストン
5 (ピストンの前端側の)軸端部
6 (ピストンの後端側の)軸端部
7 (ピストンの)軸
8 ヘッド側のボルト
10 リフタ部
11 昇降レバー
12 キヤスタ
13 昇降弁
14 テーブル面
20 ピストン載置台
30 ガイド部
32 ガイドローラ
33 ローラ
40 当接面
42 (当接面の)開口部
50 回動機構
51 軸受
52 ウォーム減速機構
53 ハンドル
54 ラチェット支持機構
60 引き出し治具
62 支持部
63 把持部
64 連結部
65 固定ボルト
70 連結板
72 拘束ベルト
74 吊下用連結ナット
76 吊下用チェン
78 検査作業台
H 水平姿勢
V 垂直姿勢
Claims (4)
- 水平方向に往復移動されるピストンをシリンダ内に有するレシプロコンプレッサに対して前記ピストンを前記シリンダ内から抜き出す作業に用いられるピストン抜出し装置であって、
高さを調整可能な複数のキャスタを有するとともにテーブル面を昇降可能なリフタ部と、該リフタ部のテーブル面上に設けられたピストン載置台とを備え、
前記ピストン載置台は、並設された複数のガイドローラを有するガイド部と、該ガイド部に対して立設された当接面と、前記ガイド部および当接面を一体として回動させることで水平姿勢および垂直姿勢にそれぞれ位置させる回動機構とを有して構成されており、
前記水平姿勢にあっては、前記ガイド部が前記ガイドローラに沿って前記ピストンを水平方向前方に案内しつつ当該案内されたピストンを前記ガイドローラ上に載置させるとともに、前記当接面が前記ピストンの前端面に対向方向で当接して前方への移動を規制するようになっており、前記垂直姿勢にあっては、前記当接面が前記ピストンの前端面を支持しつつ当該ピストンを当接面上に載置するように形成されていることを特徴とするピストン抜出し装置。 - 前記ピストンの前端側の軸端部に着脱可能に連結される連結部と、該連結部が端部に固定された支持部とを有する引き出し治具を別個に備え、
前記当接面には、前記水平姿勢のときに前記ピストンの軸線の延長上に開口する開口部が形成されており、該開口部を通して水平方向前方から前記引き出し治具を前記連結部側から挿入するとともに、前記連結部を前記ピストンの前端側の軸端部に着脱可能になっていることを特徴とする請求項1に記載のピストン抜出し装置。 - 前記ピストン載置台の回動機構は、ウォーム減速機構と、ラチェット支持機構とを有して構成されており、前記ウォーム減速機構は、ウォーム側を作業者が手で操作することでウォームギヤ側に連結された前記ガイド部および当接面を一体として回動させ、ラチェット支持機構は、前記一体として回動される前記ガイド部および当接面の逆転を防止するように回動位置を規制することを特徴とする請求項1または2に記載のピストン抜出し装置。
- 前記ガイドローラは、上部に向けて拡幅するV字状に設けられた複数対のローラから構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のピストン抜出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011076012A JP5691742B2 (ja) | 2011-03-30 | 2011-03-30 | ピストン抜出し装置 |
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JP2011076012A JP5691742B2 (ja) | 2011-03-30 | 2011-03-30 | ピストン抜出し装置 |
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JP2012207647A JP2012207647A (ja) | 2012-10-25 |
JP5691742B2 true JP5691742B2 (ja) | 2015-04-01 |
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ID=47187583
Family Applications (1)
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JP2011076012A Active JP5691742B2 (ja) | 2011-03-30 | 2011-03-30 | ピストン抜出し装置 |
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JP (1) | JP5691742B2 (ja) |
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2011
- 2011-03-30 JP JP2011076012A patent/JP5691742B2/ja active Active
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JP2012207647A (ja) | 2012-10-25 |
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