JP5689786B2 - ナットの取り付け構造 - Google Patents

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本発明は、繊維強化樹脂製の閉断面部材の内部にナットを後付けで取り付けるナットの取り付け構造に関する。
FRPで形成した自動車のキャビンの壁部に雌ねじを有する金属製の挿入体を固定し、この挿入体に金属製のピラーの下端をボルトで締結することで、キャビンおよびピラーを一体に結合するものが、下記特許文献1により公知である。
またFRPで閉断面に構成したフレームの内部に外周壁、リブおよび締結部を有するインサートを配置し、被締結部材をボルトでインサートの締結部に締結することで、フレームおよび被締結部材を一体に結合するものが、下記特許文献2により公知である。
特開2004−34977号公報 特開2009−255799号公報
ところで、上記特許文献1に記載されたものは、挿入体はキャビンの壁部に接着により固定されていると考えられ、接着部が剥がれないように接着強度を管理するのが困難であるという問題がある。
また上記特許文献2に記載されたものは、FRP製のフレームを成形する過程で内部にインサートを接着する必要があるため、その製造工程が複雑になるという問題がある。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、繊維強化樹脂製の閉断面部材の内部に後付けのナットを簡単かつ強固に取り付けることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、繊維強化樹脂製の閉断面部材の内部にナットを後付けで取り付けるナットの取り付け構造であって、前記ナットは、両端部にそれぞれ第1、第2雌ねじが形成された円筒状のナット本体部と、前記ナット本体部の一端から所定距離だけ軸方向内側に設けられて径方向外側に張り出す非円形の第1フランジ部と、前記ナット本体部の他端から所定距離だけ軸方向内側に設けられて径方向外側に張り出す非円形の第2フランジ部とを備え、前記閉断面部材は、相互に対向する第1、第2壁部を備え、前記第1壁部には前記ナット本体部の一端が嵌合可能な円形の第1開口部を備えるとともに、前記第2壁部には前記第1、第2フランジ部が所定の位相で通過可能な非円形の第2開口部を備え、前記ナットを前記閉断面部材の内部に挿入した状態で、前記第1フランジ部は前記第1壁部の内面に当接し、前記第2フランジ部は前記第2壁部の内面に当接し、被取付部材を前記閉断面部材に固定すべく、座面が一体に形成された第1ボルトを前記被取付部材を貫通させた状態で前記ナットの前記第1雌ねじに螺合することで、前記第1ボルトの前記座面と前記第1フランジ部との間に前記被取付部材および前記閉断面部材の前記第1壁部を挟持し、かつ座面が一体に形成された第2ボルトを前記ナットの前記第2雌ねじに螺合することで、前記第2ボルトの前記座面と前記第2フランジ部との間に前記閉断面部材の前記第2壁部を挟持することを特徴とするナットの取り付け構造が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記第1フランジ部、前記第2フランジ部および前記第2開口部は同一形状であることを特徴とするナットの取り付け構造が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項2の構成に加えて、前記第1フランジ部、前記第2フランジ部および前記第2開口部は小判形あるいは楕円形であり、その短径は前記第1開口部の直径と同一であることを特徴とするナットの取り付け構造が提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項1〜請求項3の何れか1項の構成に加えて、前記第1壁部の内面あるいは前記第2壁部の内面に、前記第1フランジ部あるいは前記第2フランジ部が当接可能な位置決め突起を設けたことを特徴とするナットの取り付け構造が提案される
また請求項5に記載された発明によれば、請求項1〜請求項5の何れか1項の構成に加えて、前記ナットを前記閉断面部材に取り付けるための取り付け治具が、前記ナット本体部の一方の端部に形成した前記第2雌ねじに螺合可能な雄ねじと、前記雄ねじに接続された把手とを備えることを特徴とするナットの取り付け構造が提案される。
尚、実施の形態のボルト20は本発明の第1ボルトに対応し、実施の形態のボルト21は本発明の第2ボルトに対応する。
請求項1の構成によれば、ナットの非円形の第1フランジ部および第2フランジ部を閉断面部材の第2壁部の非円形の第2開口部を通過させることで、ナットを閉断面部材の内部に挿入し、ナット本体部の一端部を第1壁部の第1開口部に係合させ、第1フランジ部を第1壁部の内面に当接させ、ナット本体部の他端部を第2壁部の第2開口部に係合させることができる。この状態でナットを回転させて第2フランジ部を第2壁部の内面に当接させることで、ナットが第2開口部から抜け落ちないように閉断面部材の内部に保持することができる。これにより、閉断面部材を製造した後に、閉断面部材の内部にナットを後付けで簡単かつ強固に取り付けることが可能になって利便性が向上する。
またナット本体部の両端部にそれぞれ第1、第2雌ねじを形成したので、第1壁部を貫通する第1ボルトをナット本体部の一方の端部の第1雌ねじに螺合し、第2壁部を貫通する第2ボルトをナット本体部の他端部の第2雌ねじに螺合することで、ナットおよび閉断面部材を強固に結合することができるだけでなく、ナットの両端の何れの側にも被取付部材を固定することができる。
特に、座面が一体に形成された第1ボルトを被取付部材を貫通させた状態でナットの第1雌ねじに螺合することで、第1ボルトの座面と第1フランジ部との間に被取付部材および閉断面部材の第1壁部を挟持し、かつ座面が一体に形成された第2ボルトをナットの第2雌ねじに螺合することで、第2ボルトの座面と第2フランジ部との間に閉断面部材の第2壁部を挟持するので、第1壁部の第1開口部の周縁部および第2壁部の第2開口部の周縁部に局部的な荷重が集中するのを防止することができる。
また請求項2の構成によれば、第1フランジ部、第2フランジ部および第2開口部は同一形状であるので、第1フランジ部および第2フランジ部が第2開口部を通過することを可能にしながら、ナットを回転させたときに第2フランジ部と第2開口部の周辺との重なり面積を最大限に確保することができる。
また請求項3の構成によれば、第1フランジ部、第2フランジ部および第2開口部は小判形あるいは楕円形であり、その短径は第1開口部の直径と同一であるので、ナットを閉断面部材の内部に挿入して回転させたときに、ナット本体部の他端部と第2開口部との間のガタをなくすことができる。
また請求項4の構成によれば、第1壁部の内面あるいは第2壁部の内面に、第1フランジ部あるいは第2フランジ部が当接可能な位置決め突起を設けたので、ナットを閉断面部材に内部に挿入して第1フランジ部あるいは第2フランジ部が位置決め突起に当接する位置まで回転させることで、第2フランジ部が第2開口部の周辺に重なる位置にナットを位置決めすることができる
また請求項5の構成によれば、ナットの取り付け治具が、ナット本体部の一端部に形成した第2雌ねじに螺合可能な雄ねじと、雄ねじに接続された把手とを備えるので、雄ねじをナットの第2雌ねじに螺合した状態で把手を掴んでナットを閉断面部材に取り付けることで、ナットの取り付け作業を容易に行うことができる。
ナットの形状を示す3面図。 閉断面部材の形状を示す3面図。 組み付け工程の作用説明図(第1工程) 組み付け工程の作用説明図(第2工程) 組み付け工程の作用説明図(第3工程)
以下、図1〜図5に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1に示すように、アルミニウムや鉄よりなる金属製のナット11は、円筒状のナット本体部12と、その一端側から径方向に突出する小判形(陸上競技のトラック形)の第1フランジ部13と、その他端側から径方向に突出する、前記第1フランジ部13と同形の第2フランジ部14とを備える。ナット本体部12の内部には、隔壁部12aを挟んで両端部に開口する第1、第2雌ねじ12b,12cが形成されており、第1、第2フランジ部13,14の軸方向外側には、第1、第2突出部12d,12eがそれぞれ突出する。第1フランジ部13および第2フランジ部14の位相は一致しており、従って、ナット本体部12を軸線方向に見ると、第1フランジ部13および第2フランジ部14は完全に重なり合う。
第1、第2フランジ部13,14の短径はD1であってナット本体部12の直径D1に一致しており、第1、第2フランジ部13,14の長径は第1、第2フランジ部13,14の短径D1およびナット本体部12の直径D1よりも大きいD2である。
図2に示すように、自動車の車体フレームを構成する閉断面部材15は、例えばCFRP(カーボンファイバー強化プラスティック)製であり、ハット状断面を有する第1部材16の第1壁部16aから延びるフランジ部16b,16bと、平板状の第2部材17の第2壁部17aから延びるフランジ部17b,17bとを接着等で結合することで閉断面に構成される。第1部材16には、第1、第2フランジ部13,14の短径D1およびナット本体部12の直径D1に等しい直径D1の円形の第1開口部16cが形成され、第2部材17には、第1、第2フランジ部13,14と同一形状の第2開口部17bが形成される。第1壁部16aの内面における第1開口部16cの近傍には、ナット11の第1フランジ部13が当接可能な位置決め突起16dが突設される。
第1開口部16cの中心と第2開口部17bの中心とは同軸に整列している。また第1部材16の厚さT1はナット本体部12の第1突出部12dの長さT1に一致し、また第2部材17の厚さT2はナット本体部12の第2突出部12eの長さT2に一致している。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
先ず、図3に示すように、取り付け治具18を用いてナット11を閉断面部材15の内部に装着する。取り付け治具18は把手18aと、把手18aから突出する雄ねじ18bとを備えるもので、雄ねじ18bを第2雌ねじ12cに螺合することで、取り付け治具18にナット11を支持する。続いて、第1、第2フランジ部13,14の位相を閉断面部材15の第2開口部17cの位相に一致させた状態でナット11を押し込むと、第1、第2フランジ部13,14が第2開口部17cを通過し、ナット本体部12の円形断面の第1突出部12dが閉断面部材15の円形の第1開口部16cに嵌合し、ナット本体部12の円形断面の第2突出部12eが閉断面部材15の小判形の第2開口部17cの中央部に嵌合する。このように、取り付け治具18を用いてナット11を閉断面部材15の内部に装着することで、作業性を高めることができる。
続いて、取り付け治具18をナット11と共に回転させると、回転角が90°に達したときに第1フランジ部13が閉断面部材15の位置決め突起17dに係合し、ナット11が正しい位置に位置決めされる。このようにしてナット11が正しい位置に位置決めされると、ナット11から取り付け治具18を取り外すことで、図4に示すように、ナット11が閉断面部材15の内部に装着される。このように、閉断面部材15に位置決め突起17dを設けたことにより、ナット11を容易かつ高精度に位置決めすることが可能になって作業性が向上する。
図4に示すナット11の装着状態では、ナット11の第1突出部12dが閉断面部材15の第1壁部16aの第1開口部16cに隙間なく嵌合するとともに、第1フランジ部13が第1開口部16cの周辺の内面に当接する。このとき小判形の第1フランジ部13は円形の第1開口部16cよりも大きいため、第1フランジ部13が第1開口部16cから抜け落ちることはない。
またナット11の第2突出部12eは閉断面部材15の第2壁部17aの第2開口部17cに嵌合するとともに、第2フランジ部14が第2開口部17cの周辺の内面に当接する。このとき小判形の第2フランジ部14は小判形の第2開口部17cと同形であるが、それらの位相が90°ずれているため、第2フランジ部14が第2開口部17cから抜け落ちることはない。またナット11の第2突出部12eの直径D1は、それが嵌合する第1開口部16cの短径D1と一致しているため、第1開口部16cに対する第2突出部12eのガタつきが防止される。
続いて、図5に示すように、被取付部材19を閉断面部材15に固定すべく、座面20aが一体に形成されたボルト20を被取付部材19を貫通させた状態でナット11の第1雌ねじ12bに螺合する。その結果、ボルト20の座面20aと第1フランジ部13との間に被取付部材19および閉断面部材15の第1壁部16aを挟持し、第1壁部16aの第1開口部16cの周縁部に局部的な荷重が集中するのを防止することができる。このとき、第1部材16の厚さT1はナット本体部12の第1突出部12dの長さT1に一致しているため、ボルト20の過剰な締結力で第1開口部16cの周辺が損傷することが防止される。
また座面21aが一体に形成されたボルト21をナット11の第2雌ねじ12cに螺合する。その結果、ボルト21の座面21aと第2フランジ部14との間に閉断面部材15の第2壁部17aを挟持し、第2壁部17aの第2開口部17cの周縁部に局部的な荷重が集中するのを防止することができる。このとき、第2部材17の厚さT2はナット本体部12の第2突出部12eの長さT2に一致しているため、ボルト21の過剰な締結力で第2開口部17cの周辺が損傷することが防止される。
このように、ナット11の両端に第1、第2雌ねじ12b,12cを形成したので、必要に応じて、ナット11の両端の何れの側にも被取付部材19を固定することができる。しかも被取付部材19から入力される荷重を第1壁部16aからナット11を介して第2壁部17aに分散することで、前記荷重を効果的に吸収することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、ナット11を第2開口部17cから閉断面部材15の内部に挿入して90°回転させるだけの極めて簡単な操作で、ナット11を後付けで装着することができる。しかもナット11の装着状態では、ナット11の第1突出部12dおよび第2突出部12eが、それぞれ閉断面部材15の第1壁部16aの第1開口部16cおよび第2壁部17aの第2開口部17cに嵌合し、かつナット11の第1フランジ部13および第2フランジ部14が、それぞれ閉断面部材15の第1壁部16aの内面および第2壁部17aの内面に当接するため、ナット11を閉断面部材15に安定して強固に支持することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、第1、第2フランジ部13,14は小判形に限定されず、楕円形等の非円形の形状であれば良い。
また第1、第2フランジ部13,14の形状は必ずしも同一である必要はないが、第2フランジ部14は第1フランジ部13に対して同一形状であるか、それよりも大きいことが望ましい。その理由は、第2フランジ部14は第2開口部17cを通過可能な範囲で大きければ大きいほど、ナット11を回転させたときに第2フランジ部14が第2開口部17cの周辺に係合する面積を増加させて強固に係止することができるからである。
また第1、第2フランジ部13,14の位相は必ずしも同一である必要はない。但し、第1、第2フランジ部13,14の位相がずれていると、ナット11を第2開口部17cから挿入するときに、第1フランジ部13を通過させるときと第2フランジ部14を通過させるときとで、ナット11を回転させる必要が生じて作業が面倒になる。
また実施の形態では位置決め突起17dを第1壁部16aに設けて第1フランジ部13を位置決めしているが、位置決め突起を第2壁部17aに設けて第2フランジ部14を位置決めしても良い
また閉断面部材15は必ずしもCFRP(カーボンファイバー強化プラスティック)製である必要はなく、FRP(ファイバー強化プラスティック)製であれば良い。
また閉断面部材15は自動車の車体フレームに限定されるものではない。
11 ナット
12 ナット本体部
12b 第1雌ね
12c 第2雌ね
13 第1フランジ部
14 第2フランジ部
15 閉断面部材
16a 第1壁部
16c 第1開口部
17a 第2壁部
17c 第2開口部
17d 位置決め突起
18 取り付け治具
18a 把手
18b 雄ねじ
19 被取付部材
20 ボルト(第1ボルト)
20a 座面
21 ボルト(第2ボルト)
21a 座面

Claims (5)

  1. 繊維強化樹脂製の閉断面部材(15)の内部にナット(11)を後付けで取り付けるナットの取り付け構造であって、
    前記ナット(11)は、両端部にそれぞれ第1、第2雌ねじ(12b,12c)が形成された円筒状のナット本体部(12)と、前記ナット本体部(12)の一端から所定距離だけ軸方向内側に設けられて径方向外側に張り出す非円形の第1フランジ部(13)と、前記ナット本体部(12)の他端から所定距離だけ軸方向内側に設けられて径方向外側に張り出す非円形の第2フランジ部(14)とを備え、
    前記閉断面部材(15)は、相互に対向する第1、第2壁部(16a,17a)を備え、前記第1壁部(16a)には前記ナット本体部(12)の一端が嵌合可能な円形の第1開口部(16c)を備えるとともに、前記第2壁部(17a)には前記第1、第2フランジ部(13,14)が所定の位相で通過可能な非円形の第2開口部(17c)を備え、
    前記ナット(11)を前記閉断面部材(15)の内部に挿入した状態で、前記第1フランジ部(13)は前記第1壁部(16a)の内面に当接し、前記第2フランジ部(14)は前記第2壁部(17a)の内面に当接し、
    被取付部材(19)を前記閉断面部材(15)に固定すべく、座面(20a)が一体に形成された第1ボルト(20)を前記被取付部材(19)を貫通させた状態で前記ナット(11)の前記第1雌ねじ(12b)に螺合することで、前記第1ボルト(20)の前記座面(20a)と前記第1フランジ部(13)との間に前記被取付部材(19)および前記閉断面部材(15)の前記第1壁部(16a)を挟持し、かつ座面(21a)が一体に形成された第2ボルト(21)を前記ナット(11)の前記第2雌ねじ(12c)に螺合することで、前記第2ボルト(21)の前記座面(21b)と前記第2フランジ部(14)との間に前記閉断面部材(15)の前記第2壁部(17a)を挟持することを特徴とするナットの取り付け構造。
  2. 前記第1フランジ部(13)、前記第2フランジ部(14)および前記第2開口部(17c)は同一形状であることを特徴とする、請求項1に記載のナットの取り付け構造。
  3. 前記第1フランジ部(13)、前記第2フランジ部(14)および前記第2開口部(17c)は小判形あるいは楕円形であり、その短径は前記第1開口部(16c)の直径と同一であることを特徴とする、請求項2に記載のナットの取り付け構造。
  4. 前記第1壁部(16a)の内面あるいは前記第2壁部(17a)の内面に、前記第1フランジ部(13)あるいは前記第2フランジ部(14)が当接可能な位置決め突起(16d)を設けたことを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のナットの取り付け構造
  5. 前記ナット(11)を前記閉断面部材(15)に取り付けるための取り付け治具(18)が、前記ナット本体部(12)の一方の端部に形成した前記第2雌ねじ(12c)に螺合可能な雄ねじ(18b)と、前記雄ねじ(18b)に接続された把手(18a)とを備えることを特徴とする、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のナットの取り付け構造。
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