JP5688141B2 - 方法、アクセスポイント、無線通信デバイス、およびプログラム - Google Patents

方法、アクセスポイント、無線通信デバイス、およびプログラム Download PDF

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Description

無線ネットワークの多くは、デバイスが媒体にアクセス出来るよう、複数のアクセス技術を採用している。例えば、電気電子技術者協会(IEEE)802.11規格が定める無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)は、バースティトラフィックにおいてよく機能する搬送波感知多重アクセス/衝突回避方式(CSMA/CA)媒体アクセス技術を採用している。
CSMA/CAでは、データ送信を希望するデバイスはまず、予め決められた長さの時間、通信媒体をリッスンし、他のデバイスがデータの送信を行っていないか判断しなければならない。通信媒体がアイドル状態にあることをデバイスが感知すると、データ送信を開始してもよいこととなる。しかし、他のデバイスがデータ送信を行っていることをデバイスが感知すると、ランダムに決められるバックオフインターバルの間、データ送信を遅らせる。
(例えば60ギガヘルツの)ミリ波ネットワークに関心が集まっている。例えば、60GHzの性能を有するIEEE802.11WLAN規格(IEEE802.11ad)を開発する研究が進んでいる。そのようなネットワークは、ビーム形成された(指向性の)送信を広く利用してもよい。残念なことに、CSMA/CAは、指向性の送信を採用する環境においてはうまく機能しない。この理由は、そのような環境において搬送波の感知が損なわれるからである。
媒体アクセスに関する技術について、実施形態に基づいて説明する。例えば、ある実施形態においては、無線接続が1以上のグループに割り当てられる。割り当ては、干渉特性に基づいて行われてよい。各グループ内の接続は、互いに許容できる干渉特性を有してよい。さらに、これらのグループに基づいて、媒体アクセスが許可されてよい。例えば、デバイスが、これらの接続の1つを用いた通信を希望する場合、対応するグループ内の全ての接続間の同時通信に対してアクセスが許可されてよい。そのようなアクセスの許可は、アクセスポイントなどの集中型コントローラデバイスによって行われてよい。
図面において、同様な参照番号は、一般的に、同一の、同様の機能、および/または同様の構成を有する素子を示す。ある素子が最初に示される図面は、参照番号の先頭の桁によって示される。本願発明は、添付の図面を参照し説明される。
図1は、送信シナリオを示す図である。 図2は、動作環境の例を示す図である。 図3は、メッセージのフォーマットの例を示す図である。 図4は、メッセージのフォーマットの例を示す図である。 図5は、無線通信環境における複数のデバイスの動作を示す図である。 図6は、ロジックフローの例を示す図である。 図7は、デバイスの実装例を示す図である。 図8は、デバイスの実装例を示す図である。
「一実施形態」または「ある実施形態」に関するあらゆる記載が、少なくとも一つの実施形態に含まれ、当該実施形態に関連して記載される、ある特定の特徴、機構または特性を意味することに留意されたい。明細書中の様々な場所における「一実施形態において」または「ある実施形態において」という表現は、必ずしも同じ実施形態について言及しているわけではない。さらに、特定の特徴、機構または特性は、1以上の実施形態において適した方法で組み合わせられてよい。
上述したように、搬送波感知に基づくアクセス技術は、指向性の送信を採用する環境においてはうまく機能しない。例えば、指向性のリスニングおよび送信の結果として、通信に関わらない第3者デバイスにおける信号強度は、かなり低くなり得る。このことによって、搬送波感知の実行に課題が生じる。例えば、そのような環境における搬送波感知は、デフネス問題と呼ばれる課題を呈すことが多い。
図1は、この問題の例を示す。図1は、ノード102a、ノード102bおよびノード102cの3つのノードを示す。図1に示すように、ノード102a〜cはそれぞれ、指向性送信パターン104a〜cを採用する。
ノード102aがノード102cと通信を行っているとき、ノード102a、102cの両方が、互いに向かってビーム形成されている。本実施形態においては、ノード102bが、ノード102aに対しデータ送信を行いたいものとする。しかし、CSMA/CAを採用した場合、ノード102bは、ノード102aへの送信を試み続けることになる。その結果、ノード102bは、送信が失敗に終わる度に、より大きなコンテンションウィンドウでバックオフし続けることになる。この課題が起こる理由は、ノード102bがノード102aからノード102cへの指向性送信を感知できないからである。本願発明の実施形態は、このデフネス問題を、本明細書で説明する技術によって有利に解決する。
本明細書で説明する技術は、IEEE802.11無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)に関連して説明される。しかし、これらの技術は、そのようなネットワークに限定されない。よって、これらの技術は、多様な形式のネットワークに採用することが出来る。
そのようなネットワークの例には、Bluetooth(登録商標)ネットワークなどの電気電子技術者協会(IEEE)802.15無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)が含まれる。また、これらの技術は、WiGigネットワークにおいて採用することも出来る。WiGigネットワークは、(バージョン1.0のWiGig Specificationなどにおいて)Wireless Gigabit Allianceによって定められる60GHzのネットワークである。ネットワークの他の例には、WiMAXネットワークなどのようなIEEE802.16無線メトロポリタンエリアネットワーク(WMAN)が含まれる。WiMAXネットワークは、ビーム形成機能によって、指向性送信をサポートする。また、本明細書で説明する技術は、(例えば60GHzの)ミリ波ネットワークで採用することが出来る。これらのネットワークはあくまで例であり、これらに限定されるわけではない。よって、本明細書で説明する技術は、他の形式のネットワークで採用することも出来る。
図2は、本明細書で説明する技術を採用することができる動作環境200の例を示す図である。しかし、実施形態はこの動作環境に限定されない。図2の動作環境は、複数の無線通信デバイスを含む。より詳細には、これらの無線通信デバイスは、アクセスポイント(AP)202および複数の無線局(STAs)204a〜eを含む。また図2において、これらのSTA204a〜eは、STA1、STA2、STA3、STA4およびSTA5として識別される。
図2の無線通信デバイスは、互いに通信を行う際、指向性の、またはビーム形成された無線送信を採用してよい。これらの送信は、(例えば60GHzの)ミリ波の信号を含んでよい。STA204a〜e間は、ピアツーピア接続されている。例えば、図2は、STA1とSTA2との間の接続206a、STA3とSTA4との間の接続206b、およびSTA3とSTA5との間の接続206cを示す。本明細書で説明するように、ピアツーピア接続は1以上のグループに対し割り当てられてよい。例えば、図2に示す接続206aは、グループ1およびグループ2に対し割り当てられる。また、図2に示す接続206bは、グループ1に対し割り当てられ、接続206cは、グループ2に対し割り当てられる。
実施形態において、グループの割り当ては、AP202などのアクセスポイントによって行われてよい。より詳細には、APによる接続のグループに対する割り当ては、ピアリンク毎の干渉測定のスケジューリングを伴う。このスケジューリングは、STAがアイドルモードにあるときに行われてよい。MG:STAもデータ送信の間に干渉を測定することができる。過剰な干渉を感知した場合、STAはAPに対し、当該STAの接続が異なるグループに対し割り当てられるように示すことができる。
干渉測定は、接続に参加しているSTAによる送信を伴い、その間、残りの(それぞれのピアツーピア接続において指向性受信モードにある)STAは、それら送信に関する信号エネルギー測定を行う。この動作は、残りのSTAによるノイズフロアの測定を伴ってもよい。
例えば、AP202は、STA1およびSTA2がそれらのリンク206aで送信および受信を行うようにスケジューリングを行ってもよい。この間に、(それぞれのピアツーピア接続において受信する指向性モードにある)STA3、STA4およびSTA5は、リンク206aの送信からの干渉エネルギーを測定する。これに対し、STA3、STA4およびSTA5のそれぞれは、これらの測定に関する情報を、1以上の送信でAP202に提供する。実施形態において、この情報は、実測データを含んでよい。しかし、干渉レベルまたは特性を示す、他の形式の情報を採用してもよい。
同様にAP202は、そのような測定のスケジューリングをリンク206b、206cに関しても行う。例えば、STA1、STA2およびSTA5は、STA3およびSTA4がリンク206bで送信および受信を行う間に測定を行ってもよい。同様に、STA1、STA2およびSTA4は、STA3およびSTA5がリンク206cで送信および受信を行う間に測定を行ってもよい。上述したように、これらの測定に関する情報は、1以上の送信でAP202に提供されてよい。
AP202は、干渉測定に関する情報に基づいて、1以上のグループに対しピアツーピア接続を割り当てる。この動作では、AP202が同じグループに対し非干渉接続を割り当ててもよい。実施形態において、非干渉接続とは、許容できるレベルの(例えば、予め決められたレベルより低い)干渉エネルギーがある場合、その干渉エネルギーを提供するものである。
上述したように、図2は、グループ1およびグループ2に対する接続の割り当てを示す。同じグループ内でのピアツーピア接続が互いに非干渉であるので、AP202は、このような割り当てを行った。よって、同じグループ内の接続は、同時に動作することが可能である。
実施形態において、ピアツーピア接続を用いた通信は、APによって制御される。例えば、STAがピアツーピア接続の1つを用いて通信を行うには、APから承認を得る必要がある。この動作は、APとの、要求および応答のメッセージの交換を伴う。例えば、STAは、ターゲット送信要求(TRTS)メッセージをAPに送信してよい。それに応じて、APは、対応するターゲット送信クリア(TCTS)メッセージを送信してよい。
図3は、TRTSメッセージのフォーマットの例を示す図である。図3に示すように、このフォーマットは3つのアドレスを含む。3つのアドレスとは、受信アドレス302(例えば、APのアドレス)、送信アドレス304(例えば、要求を行うSTAのアドレス)およびターゲットアドレス306(例えば、要求を行うSTAのピアのアドレス)である。さらに、図3に示すフォーマットは、フレーム制御フィールド308、期間フィールド310およびFCSフィールド312を含む。
期間フィールド310は、(送信アドレス304が示す)要求を行うSTAが(ターゲットアドレス306が示す)そのピアとの通信を希望する次回の送信機会(TXOP)の期間を示す。実施形態において、この期間とは、要求された期間であってもよい。
フレーム制御フィールド308は、メッセージをTRTSメッセージとして識別する識別子を含む。FCSフィールド312は、メッセージのフレームチェックシーケンスを含む。
TRTSメッセージを受信した後、APはTCTSメッセージの送信によって応答してもよい。TCTSメッセージによって、特定のグループの接続を用いることが可能となる。実施形態において、APは、全方向式モードでTRTSメッセージを送信し、そのAPに関連付けられた全てのSTAがそのTRTSメッセージを確実に受信するようにしてもよい。
図4は、TCTSメッセージのフォーマットの例を示す図である。図4に示すように、このフォーマットは、受信アドレス402(つまり、TCTSメッセージが全てのSTA宛てであることを示すブロードキャストアドレス)、送信アドレス404(つまり、APのアドレス)、ターゲットアドレス406(つまり、要求を行うSTAのピアのアドレス)、グループIDフィールド408および送信優先フィールド410を含む。さらに、図4に示すフォーマットは、フレーム制御フィールド412、期間フィールド414およびFCSフィールド416を含む。
グループIDフィールド408は、ピアツーピア接続の特定のグループを示す。この場合、グループIDは、1に設定されている。このことは、グループ1に属する全てのピアリンクが、次の送信機会(TXOP)で動作(データを伝達)出来ることを示す。
送信優先フィールド410は、ある接続においてどのピアSTAが最初に送信を行ってよいかを示す。例えば、このフィールドに1が設定されていた場合、より上位のMAC(媒体アクセス制御)アドレスを有するピアSTAが最初に送信を行ってよい。しかし、このフィールドに0が設定されていた場合、より下位のMACアドレスを有するピアSTAが最初に送信を行ってよい。しかし、特定の条件下では、送信優先フィールド410で優先順位が低いSTAが送信を行ってもよい。例えば、TCTSフレームの受信後、通信媒体が予め決められた長さの期間、アイドル状態であることを優先順位が低いSTAが感知した場合、そのSTAが最初に送信を行ってもよい。実施形態において、この期間は、ポイントインターフレームスペース(PIFS)インターバルであってよい。
追加的に、または代替的に、あるSTAが、ターゲットアドレス406によってTCTSにおいて識別された場合、その識別されたSTAは、優先順位が低いSTAとして動作してよい。しかし、このSTAは、条件によっては最初に送信を行ってよい。その条件の例については前の段落で説明した。
期間フィールド414は、(グループIDフィールド408で示される)グループに属するSTAが通信を行ってもよい次回の送信機会(TXOP)の期間を示す。実施形態において、この期間は、対応するTRTSメッセージに示される期間に基づいてよい。
フレーム制御フィールド412は、メッセージをTCTSメッセージとして識別する識別子を含む。FCSフィールド416は、メッセージのフレームチェックシーケンスを含む。
実施形態において、TRTSメッセージおよびTCTSメッセージの両方は、信号対ノイズ比(SNR)の低い環境に適した変調符号化スキーム(MCS)を用いて送信してよい。この理由は、(実施形態において)リンクの一端のみがビーム形成ゲインを有するからである。MCSの例は、IEEE802.11adによって定められるMCS0である。
実施形態において、バックオフ手順を採用してもよい。例えば、STAがTCTSメッセージを送信し、対応するTCTSメッセージを受信しない場合、そのSTAは、衝突が発生したものと判断し、(例えば、指数バックオフ手順などの)バックオフ手順に従ってTCTSメッセージを再送信してよい。
図2の例を用いて、TRTS/TCTSの例を説明する。この例においては、STA1がSTA2と直接通信を行うことを希望するものとする。しかし、この通信を行う前に、STA1はTRTSメッセージをAP202に送信する。
TRTSメッセージの受信後、AP202は、STA1とSTA2との間の接続(つまり接続206a)がグループ1に属することを判断する。それに応じ、AP202は、全てのSTA(つまり、STA1〜STA5)が受信することのできる、対応したTCTSメッセージを送信する。このTCTSメッセージは、(グループ1を示す)1に設定されたグループIDフィールドセットおよびSTA2を示すターゲットアドレスを含む。
TCTSメッセージを受信すると、STAはグループ1の接続の許可を得たことを認識する。この認識に基づき、(接続がグループ1に属する)STA1およびSTA2は、互いの方向へビームを向ける。同様に、(同じく接続がグループ1に属する)STA3およびSTA4は、互いの方向へビームを向ける。
TCTSメッセージの示すターゲットアドレスがSTA2のアドレスであるので、STA2は、STA1が最初に送信するまで待機する。しかし、TCTSフレームの受信後、(例えばPIFSなどの)予め決められた長さの期間が経過し、通信媒体が空いていることを感知すると、STA2は、ピアSTA(STA1)に向けてデータ送信を開始することが出来る。
しかし、上述したようにSTA3とSTA4とのどちらが最初に送信するかは、TCTSメッセージの送信優先フィールドによって決定されてよい。例えば、送信優先フィールドが1に設定されている場合、より上位のMAC(媒体アクセス制御)アドレスを有するピアSTAが先に送信する。逆に、送信優先フィールドが0に設定されている場合、より下位のMACアドレスを有するピアSTAが最初に送信してよい。しかし、上述したように(TCTSフレームの受信後、予め決められた長さの時間、通信媒体がアイドル状態にあることを感知した場合など)特定の条件下において、優先順位が低いSTAが、最初に送信してもよい。
本明細書で説明するように、TRTS/TCTSの交換によって、ネットワークにおける送信機会(TXOP)が設定される。TXOPにおいて、STAは、1以上の集約MACプロトコルデータユニット(A−MPDU)を高データレートでSTA2に送信できる。実施形態において、最大サイズ制限が64Kである1つのA−MPDU内に、最大で64のMPDUを集約することが出来る。A−MPDUを受信すると、ピアSTAは、A−MPDU内のどのMPDUが問題なく受信されたかを識別するブロックACK(BA)で応答する。
TCTSに指定されるグループに属さない他のデバイス(例えば、STA5などグループ1に属さないデバイス)は、TCTSによって、送信が始まることを知る。よって、これらのデバイスは、TCTSが示すTXOPの期間のNAVを設定してよい。実施形態において、TXOPに送信するSTAは、TXOP期間に従う必要があり、TRTS/TCTSの交換によって定義されるTXOPの境界を超えて送信してはならない。
図5は、環境200におけるデバイスの動作を示す図である。動作は、一般的な時間軸に沿って実行されるものとしている。図5の例では、STA1は、TRTSメッセージ502をAP202に送信する。それに応じ、AP202はTCTSメッセージ504を送信する。TCTSメッセージ504は、1に設定されたグループ識別子を含む。よって、TCTSメッセージ504が示すのは、通信が(接続206aを用いて)STA1とSTA2との間、および(接続206bを用いて)STA3とSTA4との間で行われてよいということである。
したがって、TCTSメッセージ504が定めるTXOPの間、接続206aおよび206bを用いて無線通信が行われ得る。図5の例では、STA1とSTA2との間、およびSTA3とSTA4との間で交換されるA−MPDUおよびBAが示される。さらに、図5は、(グループ1に属する接続を有さない)STA5およびAP202がそれぞれ、定められたTXOPの間、各自のNAVを設定する。
図6は、ロジックフローの実施形態を示す図である。特に、図6は、本明細書で説明する1以上の実施形態によって実行される動作の代表例であり得るロジックフロー600を示す。これらの動作は図2に示す環境において採用されてもよい。しかし、実施形態は、この環境に限定されない。図6は特定のシーケンスを示すが、他のシーケンスを採用することも出来る。また、示される動作は、並行して実行される、および/または順次実行される組合せによって実行されてよい。
ブロック602において、アクセスポイントが、1以上の接続の測定を指示する。これらの測定はそれぞれ、特定の接続からの干渉を特徴付けてもよく、上述したように行ってもよい。
これらの測定に基づき、ブロック604においてアクセスポイントは、それぞれの接続を1以上のグループに割り当てる。上述したように、各グループの接続は、互いに許容できる干渉特性を有し得る。
ブロック606において、アクセスポイントは(STAなどの)無線通信デバイスから、複数の無線接続のうち1つの特定の無線接続を用いた通信の要求を受信する。要求は、TRTSメッセージのフォーマットであってよい。
要求に応じて、(ブロック608において)アクセスポイントは、要求が示す無線接続に対応するグループを判断する。これに対し、(ブロック610において)アクセスポイントは、グループ内の全ての接続を用いた通信に対してアクセスを許可する。
この許可は、(TXOPなどの)特定の期間のみのものであってもよい。実施形態において、ブロック610は、TCTSメッセージの送信を伴う。
ブロック610での許可に基づいて、ブロック612を実行する。ブロック612において、グループに属する1以上の接続を用いた通信が、示される期間、実行される。
図7は、STAおよび/またはアクセスポイントなど、無線デバイスに含まれてよいデバイスの実装例700を示す図である。図7に示すように、実装例700は、アンテナモジュール702、トランシーバモジュール704、ホストモジュール706およびアクセスモジュール707を含んでよい。これらの素子は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを用いて実現されてよい。
アンテナモジュール702は、遠隔デバイスとの無線信号の交換を可能とする。さらに、アンテナモジュール702は、1以上の指向性放射パターンによって無線信号を送信してよい。よって、アンテナモジュール702は、複数のアンテナおよび/または(位相配列放射素子などの)複数の放射素子を含んでよい。
アンテナモジュール702の実装例については、図8を参照し、以下に詳細に説明する。
図7では、トランシーバモジュール704は、送信部708、受信部710、制御モジュール712および指向性制御モジュール716を含む。これらの素子は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを用いて実現されてよい。
トランシーバモジュール704は、アンテナモジュール702とホストモジュール706との間のインタフェースを提供する。例えば、トランシーバモジュール704内の送信部708は、ホストモジュール706からシンボル720を受信し、アンテナモジュール702による無線送信に用いられる、対応する信号722を生成する。この動作は、変調、増幅および/またはフィルタリングなどを伴ってよい。しかし、他の動作を採用してもよい。
反対に、トランシーバモジュール704内の受信部710は、アンテナモジュール702が受信する信号724を受信し、対応するシンボル726を生成する。これに対し、受信部710は、ホストモジュール706にシンボル726を提供する。シンボル726の生成に伴う動作には、復調、増幅および/またはフィルタリングなどが含まれ、またこれらに限定されない。
ホストモジュール706とトランシーバモジュール704とで交換されるシンボルは、1以上のプロトコルおよび/または1以上のユーザアプリケーションに関連付けられたメッセージまたは情報を形成してよい。よって、ホストモジュール706は、それらプロトコル/またはユーザアプリケーションに対応する動作を実行してよい。プロトコルの例には、様々な媒体アクセス、ネットワーク、トランスポートおよび/またはセッション層プロトコルが含まれる。ユーザアプリケーションの例には、電話通信、メッセージング、電子メール、ウェブ閲覧、(動画、音声などの)コンテンツ配信/受信などが含まれる。
さらに、ホストモジュール706は、トランシーバモジュール704と制御情報740を交換してよい。この制御情報740は、トランシーバモジュール704の動作およびステータスに関係してよい。例えば、制御情報740は、ホストモジュール706がトランシーバモジュール704に送信する指示を含んでよい。それら指示は、トランシーバモジュール704の動作パラメータ/特性を定めてよい。また制御情報740は、ホストモジュール706がトランシーバモジュール704から受信する、(動作ステータス情報などの)データを含んでよい。
上述したように、送信部708は、シンボル720から信号722を生成し、受信部710は、信号724からシンボル726を生成する。このような機能を可能とするべく、送信部708および受信部710はそれぞれ、変調器、復調器、増幅器、フィルタ、バッファ、アップコンバータおよび/またはダウンコンバータなど様々なコンポーネントを含んでよい。それらコンポーネントは、(電子機器などの)ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを用いて実現されてよい。
信号722、724は、様々なフォーマットであってよい。例えば、信号722、724は、IEEE802.11、IEEE802.15、WiGig、および/またはIEEE802.16ネットワークで送信出来るようにフォーマット化されていてよい。しかし、実施形態は、これらの典型的なネットワークに限定されず、他のネットワークで採用されてもよい。
制御モジュール712は、トランシーバモジュール704の様々な動作を管理する。例えば、制御モジュール712は、送信部708および受信部710の動作特性を定めてよい。それら動作特性は、タイミング、増幅、変調/復調特性などが含まれてよく、またこれらに限定されない。図7に示すように、それら動作特性は、送信部708に送信される指示728および受信部710に送信される指示730によって定められてもよい。
さらに、制御モジュール712は、指向性の送信および受信の機能の採用を管理する。特に、図7において制御モジュール712は、指向性制御モジュール716に送信される指示734を生成する。指示734に基づいて、指向性制御モジュール716は、アンテナモジュール702に送信される設定パラメータ742を生成する。
設定パラメータ742は、アンテナモジュール702内の各アンテナおよび/または放射素子に適用される特定のパラメータを指定してよい。それらパラメータの例には、増幅ゲイン、減衰係数および/または位相シフト値が含まれ、またこれらに限定されない。
アクセスモジュール707は、本明細書に説明されるアクセス技術に従って、動作を実行する。図7に示すように、アクセスモジュール707は、アクセス制御モジュール714、グループ割当モジュール719、アクセス要求モジュール717および測定モジュール718を含む。これらの素子は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の組合せを用いて実現されてよい。
アクセス制御モジュール714は、(例えばアクセスポイントによって実行される)アクセスの許可を伴う、本明細書に説明する動作を実行する。例えば、アクセスモジュール714は、(例えば受信部710から)TRTSメッセージを受信し、対応するTCTSメッセージを生成する。これに対し、それらTCTSメッセージは、送信部708を介して送信されてよい。
グループ割当モジュール719は、本明細書に説明されるように、グループへの接続の割り当てを伴う動作を実行する。それら動作は、アクセスポイントによって実行されてもよい。したがって、グループ割当モジュール719は、干渉に関する測定の実行を指示するメッセージを生成してよい。これらのメッセージは、送信部708を介して送信されてよい。これに対し、グループ割当モジュール719は、(例えば受信部710から)それら測定に関する情報を受信してよい。グループへの接続の割り当てが、この情報に基づき実行されてよい。
アクセス要求モジュール717は、本明細書で説明するように、媒体アクセスの要求を伴う動作を実行する。それら動作は、STAによって実行されてもよい。例えば、アクセス要求モジュール717は、(例えばホストモジュール706からの指示に応じ)TRTSメッセージを生成する。これらのメッセージは、送信部708を介し、アクセスポイントに送信されてよい。また、アクセス要求モジュール717は、(例えば受信部710から)対応するTCTSメッセージを受信してよい。これらのメッセージに基づき、通信が行われてよい。
測定モジュール718は、本明細書に説明されるように、他の接続からの干渉に伴う測定を実行する。これら測定は、アクセスポイントが受信する指示に応じてSTAによって実行されてよい。これに対し、これら測定に関する情報は、(送信部708を介し)アクセスポイントに提供される。
測定モジュール718が実行する測定は、受信部710が受信するハードシンボルに基づいて(例えば、予め決められたシーケンスと比較して決定されるビット誤り率に基づいて)よい。また、それら測定は、受信する無線信号から受信部710が生成するソフトシンボルに基づいてよい。さらに、それら測定は、受信部710が提供する復調されていない信号から生成されてよい。
図8は、アンテナモジュール702の実装例を示す図である。図8に示すように本実装例は、複数の放射素子802a〜n、複数の処理ノード804a〜n、分割モジュール806、結合モジュール807およびインタフェースモジュール808を含む。これらの素子は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを用いて実現されてよい。
各放射素子802は、個別のアンテナであってよい。代替的に、または追加的に、各放射素子802は、位相配列アンテナまたはスイッチビームアンテナ内の放射素子であってよい。よって、放射素子802a〜nは全体として、1以上の個別のアンテナ、1以上の位相配列アンテナ、および/またはスイッチビームアンテナの任意の組合せを形成してよい。図8に示すように、放射素子802a〜nはそれぞれ、処理ノード804a〜nの対応する処理ノードに結合される。
図8に示すように、分割モジュール806は、(図7のトランシーバモジュール704によって生成される)信号722を受信する。受信すると、分割モジュール806は、信号722を実質的に同一の入力信号820a〜nに「分割」する。この分割の実行により、ある程度の挿入損失が発生し得る。また、分割モジュール806は、増幅および/またはフィルタリングなどの動作を実行してよい。入力信号820a〜nはそれぞれ、処理ノード804a〜nに送信される。処理ノード804a〜nはそれぞれ、入力信号820a〜nから処理済信号822a〜nを生成する。これに対し、処理済信号822a〜nはそれぞれ、放射素子802a〜nに送信される。反対に、処理ノード804a〜nは、素子802a〜nが受信する無線信号から処理済信号823a〜nを生成してよい。処理済信号823a〜nは、結合モジュール807によって結合され、受信信号724とされる。
処理済信号822a〜n、823a〜nの生成において、処理ノード804a〜nは、様々な動作を実行してよい。処理ノード804a〜nによって実行されるそれら動作の例には、減衰、増幅および/または位相シフトが含まれるが、これらに限定されない。動作の他の例には、スイッチングがある。例えば、処理ノード804a〜nの1以上は、対応する信号を選択的に通過させるか、若しくはブロックしてよい。
処理ノード804a〜nが処理済信号822a〜n、823a〜nを生成する方法はそれぞれ、制御信号824a〜nによって決定される。よって、これらの信号は、減衰係数、増幅ゲイン、位相シフト値、スイッチング指示などを伝達してよい。
実施形態において、制御信号824a〜nが、インタフェースモジュール808によって受信される設定パラメータ742に含まれる。設定パラメータ742は、(アナログ、デジタル、順次、並行など)様々なフォーマットで受信されてよい。インタフェースモジュール808は、設定パラメータ742を抽出し、制御信号824a〜nとしてフォーマット化する。上述したように、制御信号824a〜nはそれぞれ、処理ノード804a〜nに送信される。
図8の実装例は例として示されており、図中に示されるものに限定されるわけではない。よって、アンテナモジュール802の実装には、他の素子が含まれてもよい。例えば、実装には、1以上の増幅器および/またはフィルタが含まれる。そのような増幅器および/またはフィルタは、処理ノード804a〜nと素子802a〜nとの間に接続されてよい。
本明細書で説明するように、いくつかの実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを用いて実現されてよい。ハードウェア要素として、プロセッサ、マイクロプロセッサ、回路、回路部品(例えば、トランジスタ、抵抗、キャパシタ、インダクタなど)、集積回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラム可能論理回路(PLD)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、論理ゲート、レジスタ、半導体装置、チップ、マイクロチップ、チップセットなどを例示することができる。ソフトウェアとして、ソフトウェアコンポーネント、プログラム、アプリケーション、コンピュータプログラム、アプリケーションプログラム、システムプログラム、マシンプログラム、OSソフト、ミドルウェア、ファームウェア、ソフトウェアモジュール、ルーティン、サブルーティン、関数、方法、プロシージャ、ソフトウェアインターフェース、アプリケーションプログラムインターフェース(API)、命令セット、コンピュータ用のコード、計算機コード、コードのセグメント、計算機コードのセグメント、ワード、数値データ、符号、およびそれらの組み合わせなどを例示することができる。
いくつかの実施形態は、例えば、機械が読み取ることができるまたはコンピュータが読み取ることができる、媒体または物品を用いて実現されてよい。上記の媒体または物品は、命令、命令集合またはコンピュータの実行コードを格納してよい。上記の命令、命令集合またはコンピュータの実行コードは、機械またはプロセッサに読み込まれると、機械またはプロセッサに、実施形態に関連する方法または工程を実行させてよい。そのような機械は、例えば、任意の適切な処理プラットフォーム、計算プラットフォーム、計算装置、処理装置、計算システム、処理システム、コンピュータ、プロセッサなどを備えてよく、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適切な組み合わせにより実現されてよい。
機械が読み取ることができる媒体または物品は、例えば、任意の適切な型式のメモリユニット、メモリデバイス、メモリアーティクル、メモリ媒体、ストレージデバイス、ストレージアーティクル、ストレージ媒体、および/または記憶ユニットを含んでよい。例えば、メモリ、取り外し可能な若しくは固定の媒体、消去可能な若しくは消去できない媒体、書き込み可能な若しくは再書き込み可能な媒体、デジタル若しくはアナログの媒体、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、コンパクトディスクを使った記録媒体(CD−ROM)、記録可能なコンパクトディスク(CD−R)、再書き込み可能なコンパクトディスク(CD−RW)、光学ディスク、磁気媒体、光磁気媒体、取り外し可能なメモリーカード若しくはディスク、様々な型式のデジタル多用途ディスク(DVD)、テープ、カセットなどを含んでよい。命令は、任意の適切なプログラミング言語を用いて実現された、任意の型式のコードを含んでよく、上記のコードは、ソースコード、コンパイルされたコード、解釈されたコード、実行コード、静的コード、動的コード、暗号化されたコードなどであってよく、上記のプログラミング言語は、ハイレベルな、ローレベルな、オブジェクト指向の、視覚的な、コンパイラ型のおよび/またはインタープリター型のプログラム言語であってよい。
本願発明の様々な実施形態を説明してきたが、それらは例としてのみ示されており、本発明がそれらに限定されるわけではないことが理解されるべきである。
よって、当業者は、本願発明の思想および態様から逸脱することなく、実施形態において形式および細部に関する様々な変更を加えることが出来ることを理解するであろう。よって、本願発明の領域および範囲は、上述した例示的な実施形態のいずれによっても限定されるべきではなく、以下の請求項およびそれらの同等物のみに従ってのみ定められる。

Claims (23)

  1. 方法であり、
    複数の無線接続に関連する複数の測定を指示する段階と、
    前記複数の無線接続のそれぞれを、前記複数の測定の少なくとも一部に基づいて1以上のグループに割り当てる段階と、
    前記複数の無線接続のうち1つの特定の無線接続を用いて通信を行う要求を受信する段階と、
    前記要求に応じて、前記1以上のグループのうち対応するグループ内の全ての無線接続を用いた通信に対してアクセスを許可する段階と
    を備え、
    前記アクセスを許可する段階は、2つのピアデバイスのうちどちらが最初に送信するかを指定する送信優先順位を示すフィールドを含む応答を、前記対応するグループにおける全ての無線通信デバイスへ送信する段階を含む、方法。
  2. 前記複数の無線接続のそれぞれは、2つの無線通信デバイス間のピアツーピア接続である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記複数の無線接続のそれぞれは、通信の間、指向性送信を採用する、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記割り当てる段階は、前記複数の無線接続のそれぞれに対応する干渉測定に基づいて実行される、請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記複数の無線接続に対応するデバイスに、干渉測定を実行するよう指示する段階をさらに備える、請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記要求を受信する段階は、ソース無線通信デバイスアドレスおよびターゲット無線通信デバイスアドレスを含むメッセージを受信する段階を含み、
    前記特定の無線接続は、前記ソース無線通信デバイスアドレスおよび前記ターゲット無線通信デバイスアドレスで識別される、請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記アクセスを許可する段階は、任意の期間のアクセスを許可する段階を含む、請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記アクセスを許可する段階は、アクセスポイントが、前記アクセスポイントに関連付けられた全ての無線通信デバイス宛てにメッセージを送信する段階を含む、請求項1からのいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記送信優先順位を示すフィールドは、より上位のMACアドレスを有するピアデバイスが最初に送信を行ってよいことを示す情報、またはより下位のMACアドレスを有するピアデバイスが最初に送信を行ってよいことを示す情報を含む、請求項1から8のいずれか1項に記載の方法。
  10. アクセスポイントであり、
    無線接続を用いた通信の要求を受信する通信インタフェースモジュールと、
    前記無線接続に関連する干渉のレベルの少なくとも一部に基づいて当該無線接続に対応するグループを判断し、前記対応するグループ内の全ての無線接続を用いた通信に対してアクセスを許可する、前記要求に対する応答を生成するアクセス制御モジュールと
    を備え、
    前記通信インタフェースモジュールは、前記対応するグループにおける全ての無線通信デバイスへ前記応答を送信
    当該応答が、2つのピアデバイスのうちどちらが最初に送信するかを指定する送信優先順位を示すフィールドを含む、アクセスポイント。
  11. 前記グループは、互いに許容できる干渉特性を有する1以上の無線接続を含む、請求項10に記載のアクセスポイント。
  12. 複数の無線接続を、当該複数の無線接続に関連づけられた干渉の少なくとも一部に基づいて、前記複数の無線接続の1以上をそれぞれ含む1以上のグループに割り当てるグループ割当モジュールをさらに備える、請求項10または11に記載のアクセスポイント。
  13. 前記グループ割当モジュールは、前記複数の無線接続を、前記複数の無線接続のそれぞれに対応する干渉測定の少なくとも一部に基づき前記1以上のグループに割り当てる、請求項12に記載のアクセスポイント。
  14. 前記通信インタフェースモジュールは、前記複数の無線接続に対応するデバイスに干渉測定を実行するよう指示するメッセージを送信する、請求項12または13に記載のアクセスポイント。
  15. 前記送信優先順位を示すフィールドは、より上位のMACアドレスを有するピアデバイスが最初に送信を行ってよいことを示す情報、またはより下位のMACアドレスを有するピアデバイスが最初に送信を行ってよいことを示す情報を含む、請求項10から14のいずれか1項に記載のアクセスポイント。
  16. 無線通信デバイスであり、
    無線接続を用いた通信の要求を生成するアクセス要求モジュールと、
    前記要求をアクセスポイントに送信し、前記アクセスポイントから、前記無線接続に対応するグループ内の全ての無線接続を用いた通信に対してアクセスを許可する対応する応答を受信する通信インタフェースモジュールと
    を備え、
    前記グループが、前記無線接続に関連する干渉レベルの複数の測定の少なくとも一部に基づいて決定され、
    前記応答が、2つのピアデバイスのうちどちらが最初に送信するかを指定する送信優先順位を示すフィールドを含む、無線通信デバイス。
  17. 1以上の遠隔無線接続からの干渉レベル測定結果を生成する測定モジュールをさらに備え、
    前記通信インタフェースモジュールは、前記干渉レベル測定結果に関する情報を前記アクセスポイントに送信する、請求項16に記載の無線通信デバイス。
  18. 前記送信優先順位を示すフィールドは、より上位のMACアドレスを有するピアデバイスが最初に送信を行ってよいことを示す情報、またはより下位のMACアドレスを有するピアデバイスが最初に送信を行ってよいことを示す情報を含む、請求項16または17に記載の無線通信デバイス。
  19. コンピュータに、
    複数の無線接続に関連する複数の測定を指示する手順と、
    前記複数の無線接続のそれぞれを、前記複数の測定の少なくとも一部に基づいて1以上のグループに割り当てる手順と、
    前記複数の無線接続のうち1つの特定の無線接続を用いて通信を行う要求を受信する手順と、
    前記要求に応じて、前記複数の無線接続のうち前記1つの特定の無線接続に対応するグループ内の全ての無線接続を用いた通信に対してアクセスを許可する手順と
    を実行させ
    前記アクセスを許可する手順は、2つのピアデバイスのうちどちらが最初に送信するかを指定する送信優先順位を示すフィールドを含む応答を、前記対応するグループにおける全ての無線通信デバイスへ送信する手順を含む、プログラム。
  20. 前記複数の測定は、前記複数の無線接続のそれぞれに対応する干渉測定である、請求項19に記載のプログラム。
  21. 前記コンピュータに、前記複数の無線接続に対応するデバイスに、前記干渉測定を実行するよう指示する手順を実行させる、請求項20に記載のプログラム。
  22. 前記複数の無線接続のそれぞれは、通信の間、指向性送信を採用する、請求項19から21のいずれか1項に記載のプログラム。
  23. 前記送信優先順位を示すフィールドは、より上位のMACアドレスを有するピアデバイスが最初に送信を行ってよいことを示す情報、あるいは、より下位のMACアドレスを有するピアデバイスが最初に送信を行ってよいことを示す情報を含む、請求項19から22のいずれか1項に記載のプログラム。
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