JP2014086824A - 無線端末装置、無線制御装置、無線通信方法および無線通信システム - Google Patents

無線端末装置、無線制御装置、無線通信方法および無線通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】 直接通信時の通信効率の向上を可能とする。
【解決手段】 無線制御装置と、複数の無線端末装置から構成される無線通信システムに使用し、第1の無線端末装置と第2の無線端末装置の間で第1の直接通信を、第3の無線端末装置と第4の無線端末装置の間で第2の直接通信を行う設定を行い、前記第1の直接通信が行われている期間に第2の直接通信を開始する制御部を備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、無線通信技術に関する。
無線ネットワークを構成する際のアクセス方法としてCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance)方式が広く用いられ、無線LAN規格の1つであるIEEE802.11等にも使用されている。CSMA/CAは送信に先立ってキャリアセンスを行い、その後衝突回避のためにランダムバックオフを用いる方式で、更に隠れ端末問題を解決するためにRTS(Request To Send、送信要求とも言う)/CTS(Clear To Send、送信許可とも言う)の交換を伴う場合があり、IEEE802.11ではRTS/CTS交換を含めた形で使用している(非特許文献1)。
このIEEE802.11で使用されるアクセス方式による通信の一例を、図8を用いて説明する。図8は、AP(Access Point、無線制御装置とも言う)が2つのSTA(STAtion、無線端末装置とも言う)と通信を行っており、STA1からAPへ、その直後にSTA2からAPへ通信が行われる場合の一例についてタイミングチャートを用いて示したものである。まずSTA1はAPまたはいずれかのSTAの送信801が終了するのを待つ。送信終了後更にDIFS(Distributed coordination function InterFrame Space)時間802待ち、RTS803をAPに対して送信する。DIFSはDCF(Distributed Coordination Function)のための待ち時間で、後述するSIFSより長い基本時間が設定され、更にランダムバックオフ時間が加えられた時間となる。このRTS803の送信時に、以降の所定の時間は他のSTAの送信を行わせないためにNAV(Network Allocation Vector)(NAV1・820)をセットする。NAVは送信禁止時間ともいい、CTSの送信とデータの送信、更にそれに対するACK(ACKnowledge、確認応答とも言う)の送信に必要な時間がセットされ、NAVを受信した他のSTAはセットされている時間の間送信を禁止される。APはRTS803が正常に受信できた場合、どのSTAも無線リソースを使用していないものとしてSIFS(Short InterFrame Space)時間804待ち、CTS805をSTA1に対して送信する。SIFSはAP、STAが次の送信を行うための最小規定時間で、ACKや、RTS、CTSなどの重要なパケットを送信する際に、他のSTAなどに割り込まれないために規定されている時間である。DCFアクセスを開始するためのDIFS等はこのSIFSより長い時間が規定されており、重要なパケットを優先させて送信する事が可能となる。このCTS805の送信時に、APもNAVをセットする。APがセットするNAVはRTS803にセットされていた時間からRTS803の送受信に必要な時間を引いた値、つまりRTS803でセットされた値と実質的に同じ値がセットされる。これによりRTSを受信できなかったSTAについても実質的に同じNAVを得る事が可能となる。続いてCTS805を受信したSTA1は送信権を得たものとしてSIFS時間806待った後、DATA1・807をAPに対して送信する。DATA1・807を受信したAPは、SIFS時間808待って、ACK1・809をSTA1に送信する。ACK1を受信したSTA1はDATA1・807の送信が完了したと判断し、以降の送信を行わない。STA2はNAV1・820の時間を待つと共にSTA1とAP間の通信を受信し、全ての送信が終了したタイミングからDIFS時間810待ってRTS・811をAPに対して送信する。このRTS・811の送信時にはCTSの送信とデータの送信、更にそれに対するACKの送信に必要な時間をNAV2・821としてセットする。APはRTS・811が正常に受信できた場合、どのSTAも無線リソースを使用していないものとしてSIFS時間812待ち、CTS・813をSTA2に対して送信する。CTS2の送信時には、先と同様にRTSの受信に要した時間を引き、実質的にNAV2と同様の時間をNAVとしてセットする。CTS・813を受信したSTA2は送信権が得られたものとしてSIFS時間814待った後にDATA2・815をAPに対して送信する。DATA2・815を正常に受信したAPはSIFS時間816待って、STA2に対してACK2・817を送信する。ACK2・817を受信したSTA2は送信が完了したものと判断し、以降の送信を行わない。この後はDIFS時間818経過すると、他のDCFアクセス819が可能となる。
以上のような手順により、IEEE802.11ではパケットの衝突を回避し、複数のSTA間のデータ送信を可能としている。
また、IEEE802.11ではSTA同士がAPを経由しないで直接通信するための方法としてDLS(Direct Link Setup)が規定されており、STA同士が予め手続きを行う手順が示されている。
これとは別に、電波の有効利用を進めるために、複数のSTAが同時に空間多重により送信を行うMU−MIMO(Multi User-Multi Input Multi Output)技術の研究が進められている。IEEE802.11は上記に示したDCFアクセスを行うため、本来は複数のSTAが同時に送信を行う事はないが、非特許文献2や特許文献1などの手法を用いて同時送信の機会を得るMU−MIMOのための提案が行われている。
特開2011-217234
IEEE Std 802.11-2012 Azadeh Ettefagh、Marc Kuhn and Armin Wittneben、"Performance of a Clueter-Based MAC Protocol in Multiuser MIMO Wireless LANs、" 2010 Internatinal ITG Workshop on Smart Antennas
非特許文献2や特許文献1の手法を用いれば複数のSTAが同時に送信機会得る事が可能である。しかし、あるSTAが通信を開始した後に他のSTAが通信を開始する事はできず、直接通信を用いたとしても通信効率の向上には限界がある。
本発明の一観点によれば、無線制御装置と、複数の無線端末装置から構成される無線通信システムに使用し、第1の無線端末装置と第2の無線端末装置の間で第1の直接通信を、第3の無線端末装置と第4の無線端末装置の間で第2の直接通信を行う設定を行い、前記第1の直接通信が行われている期間に第2の直接通信を開始する制御部を備える事を特徴とする無線端末装置が提供される。
また、本発明の他の観点によれば、前記制御部は、更に少なくとも前記第1の直接通信と、第2の直接通信を1つのグループに含める事を特徴とする無線端末装置が提供される。
また、本発明の他の観点によれば、前記制御部は、更に前記グループに含まれる直接通信を開始する時に、前記第1の直接通信を行う無線端末装置は、前記第2の直接通信を行う無線端末装置から到来する信号を抑圧するよう受信部の設定を行い、前記第2の直接通信を行う無線端末装置は、前記第1の直接通信を行う無線端末装置から到来する信号を抑圧するよう受信部の設定を行う事を特徴とする無線端末装置が提供される。
また、本発明の他の観点によれば、前記制御部は、更に前記第1の直接通信が行われている期間の判断を、前記第1の直接通信に先立って送信されるNAVで行う事を特徴とする無線端末装置が提供される。
また、本発明の他の観点によれば、無線制御装置と、複数の無線端末装置から構成される無線通信システムに使用し、第1の直接通信を行う第1の無線端末装置と第2の無線端末装置と、第2の直接通信を行う第3の無線端末装置と第4の無線端末装置を1つのグループに含める制御部を備える事を特徴とする無線制御装置が提供される。
また、本発明の他の観点によれば、無線制御装置と、複数の無線端末装置から構成される無線通信システムに使用し、第1の無線端末装置と第2の無線端末装置の間で第1の直接通信を、第3の無線端末装置と第4の無線端末装置の間で第2の直接通信を行う設定を行い、前記第1の直接通信が行われている期間に第2の直接通信を開始する事を特徴とする無線通信方法が提供される。
また、本発明の他の観点によれば、無線制御装置と、複数の無線端末装置から構成され、 第1の無線端末装置と第2の無線端末装置の間で第1の直接通信を、第3の無線端末装置と第4の無線端末装置の間で第2の直接通信を行う設定を行い、前記第1の直接通信が行われている期間に第2の直接通信を開始する事を特徴とする無線通信システムが提供される。
各STAが個別に複数の直接通信を開始する事を可能とする事で、通信効率の向上が可能となる。
本発明の第1の実施の形態による無線通信システムの一構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態による信号のやりとりの一例を示す図である。 STAの一構成例を示す機能ブロック図である。 APの一構成例を示す機能ブロック図である。 直接通信の設定の一例と、複数の直接通信を行う場合の一例を、タイミングチャートを用いて示した図である。 グループ化の処理の流れを示すフローチャート図である。 複数の直接通信を行う処理の流れを示すフローチャート図である。 APが2つのSTAと通信を行っており、STA1からAPへ、その直後にSTA2からAPへ通信が行われる場合の一例についてタイミングチャートを用いて示した図である。
以下、本発明の実施の形態による無線通信技術について図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
本実施例の概要を図1に示す。本実施例で示す無線通信システムは、1つのAP101と4つのSTA(STAa102、STAb103、STAc104、STAd105)から構成される。
図2に動作の概要を示す。AP101から送信されるタイミング信号201によって、STAa102からSTAb103への直接通信と、STAc104からSTAd105への直接通信が同時に行われるように制御する。
STAの構成の一例を図3に示す。301は送信データを符号化する符号化部、302は符号化された送信データを蓄積するデータバッファ部、303は制御部322からの指示でデータの送信に先立って送信するプリアンブルを切り替えるプリアンブル選択部、304は選択されたプリアンブルまたはデータバッファ部からの出力を変調する変調部、305は変調部の出力をD/A変換(デジタル/アナログ変換)するD/A部、306は入力されたベースバンド信号を送信アンテナ307から送信するための周波数に変換し、必要な電力に増幅する送信RF部、307は送信RF部の出力信号を送信するための送信アンテナ部、308、309、310はRF信号を受信するための受信アンテナ部、311、312、313は受信したRF信号をベースバンド信号に変換する受信RF部、314、315、316は入力されたアナログのベースバンド信号をA/D変換(アナログ/デジタル変換)するA/D部、317、318、319は受信信号に含まれているプリアンブルを利用して送信アンテナと各受信アンテナ間の伝搬路情報を推定する伝搬路推定部、320はデジタル信号に変換されたベースバンド信号を推定した伝搬路情報に基づいて復調する復調部、321は復調した信号を復号して受信データを取り出す復号部、322は各ブロックの入出力を監視し、各ブロックを制御する制御部である。
次にAPの構成の一例を図4に示す。401は送信データを符号化する符号化部、402は符号化された送信データを蓄積するデータバッファ部、414は制御部からの指示でデータの送信に先立って送信するプリアンブルを出力するプリアンブル出力部、403はプリアンブルまたはデータバッファ部からの出力を変調する変調部、404は変調部の出力をD/A変換するD/A部、405は入力されたベースバンド信号を送信アンテナ406から送信するための周波数に変換し、必要な電力に増幅する送信RF部、406はRF信号を送信するための送信アンテナ部、407はRF信号を受信するための受信アンテナ部、408は受信したRF信号をベースバンド信号に変換する受信RF部、409はアナログのベースバンド信号をA/D変換するA/D部、410は受信信号に含まれているプリアンブルを利用して、送信アンテナと受信アンテナ間の伝搬路情報を推定する伝搬路推定部、411はデジタル信号に変換されたベースバンド信号を推定した伝搬路情報に基づいて復調する復調部、412は復調した信号を復号して受信データを取り出す復号部、413は各ブロックの入出力を監視し、各ブロックを制御する制御部である。
各STA、APで使用する変調方式は共通の方式を用いるものとする。一例として、無線LAN規格のIEEE802.11で使用されているOFDM方式を使用する事が可能である。符号化方式もIEEE802.11で用いられている畳み込み符号が使用可能である。
次に各STAが直接通信を行うための設定の手順を、図を用いて詳細に説明する。各STAはお互いが直接通信できる事を予め知っているものとする。直接通信できるかどうかを知るための手段は様々な方法が使用できるが、一例としてIEEE802.11規格で規定されているTDLS Discovery手順が使用可能である。
図5(a)にSTAa102とSTAb103間、ならびにSTAc104とSTAd105間で直接通信を行うように設定する手順の概略を示す。最初にSTAa102がSTAb103に対しDLS(Direct Link Setup:直接通信setup)setup要求パケット501を送信する。DSL setup要求パケット501を受信したSTAb103は、STAa102に対しDLS setup応答パケット502を送信する。DLS setup応答パケット502を受信したSTAa102は、STAb103に対してDLS setup完了バケット503を送信する。STAb103がDLS setup完了バケット503を受信することで、STAa102とSTAb103間の直接通信の設定が完了する。同様にSTAc104とSTAd105間の直接通信の設定を行う。STAc104はSTAd105に対しDLS setup要求パケット504を送信し、DLS setup要求パケット504を受信したSTAd105は、STAc104に対しDLS setup応答パケット505を送信し、DLS setup応答パケット505を受信したSTAc104はSTAd105に対してDLS setup完了パケット506を送信する。STAd105がDLS setup完了パケット506を受信する事でSTAc104とSTAd105間の直接通信の設定を終了する。
APは2つのDLS setup完了バケット503、506の送信を検知する事で、複数の直接通信が設定された事を知り、複数の直接通信を行うSTAをグループ化する。本実施例ではSTAa102からSTAd105までの4つのSTAを同一のグループとして扱う場合を説明する。APは直接通信setup完了パケット506を受信した後、STAa102からSTAd105までの4つのSTAを同一のグループとしてAP内に登録した後、グループアナウンス・プリアンブル送信要求パケット507を送信する。グループアナウンス・プリアンブル要求パケット507はAP内に新たに登録したグループとそのグループに含まれるSTAとそのグループに含まれるSTAのグループ内IDを報知し、そのグループに含まれるSTAに対してプリアンブルの送信を要求するパケットである。グループアナウンス・プリアンブル要求パケット507にはSTAa102、STAb103、STAc104、STAd105のIDが順に含まれているものとし、プリアンブルの送信順はこの順番に従うものとする。
グループアナウンス・プリアンブル要求パケット507を受信したSTAa102からSTAd105までの4つのSTAは、一定時間間隔で順次プリアンブルを送信する。最初にSTAa102がプリアンブル508を送信し、次にSTAb103がプリアンブル509、続いてSTAc104がプリアンブル510、最後にSTAd105がプリアンブル511を送信する。いずれかのSTAがプリアンブルを送信する時は、同一グループ内でプリアンブルを送信していないSTAは、それぞれのSTAが備える複数の受信アンテナとプリアンブルを送信しているSTAの送信アンテナ間の伝搬路情報を推定するものとする。
続いてグループ内のSTAが重複して直接通信を行う手順を、図を用いて説明する。基本的な通信手順はIEEE802.11で規定されているDCFに基づくものとする。以下、STAa102とSTAb103が直接通信を開始した直後に、STAc104とSTAd105が直接通信を開始する手順の概要を、図5(b)を利用して説明する。
最初にSTAa102は宛先アドレスをSTAb103としたRTSパケット521を送信する。RTSパケット521にはSTAb103からデータの送信が完了するまでのNAV・523がセットされる。RTSパケット521を受信したAP101はCTSパケットと522を送信し、STAa102に対する送信許可を与える。グループ内の他のSTAはこのCTSパケット522によりグループ内のSTAが直接通信を開始し、NAV期間だけ通信が持続する事を知る事ができる。
グループ内のSTAは、このNAV期間中に直接通信を行わない他のSTAから到来する信号を復調しないように復調部320を設定する。そのために、復調部はSTAが備える複数の受信アンテナ308から310から受信される信号に対し重みをかけてアンテナのビームを制御し、直接通信を行わない他のSTAから到来する信号を抑圧するように設定する。この抑圧する方法は様々な方法が使用できるが、一例としてMIMO(Multi Input Multi Output)技術を応用して複数の受信信号に伝搬路行列の逆行列を乗じた信号の一部を利用する方法がある。一例として、STAd105がSTAc104からの信号を受信し、STAa102からとSTAb103からの信号を抑圧するようにする方法を以下に説明する。
STAaの送信アンテナ307とSTAd105の受信アンテナ308間の伝搬路情報をh1a、STAb103の送信アンテナ307とSTAd105の受信アンテナ309間の伝搬路情報をh2b、STAc104の送信アンテナ307とSTAd105の受信アンテナ310間の伝搬路情報をh3cのように表すと、伝搬路行列hは
となる。STAa102の送信信号をs、STAb103の送信信号をs、STAc104の送信信号をsとすると、送信信号ベクトルsは
となり、STAdの受信アンテナ308の受信信号をr、受信アンテナ309の受信信号をr、受信アンテナ310の受信信号をrとし、雑音が極めて少ないとすると受信信号ベクトルrは
となる。従って送信信号ベクトルを推定するためには、伝搬路行列の逆行列h−1を受信信号ベクトルに乗じれば良い。
STAa102からとSTAb103からの信号を抑圧したSTAc104の送信信号はs’の3行目であるので、h−1の3行目を受信信号ベクトルに乗じれば所望の信号を得る事が出来る。
同様の方法で、グループ内のSTAは、直接通信を行わない他のSTAから到来する信号を復調しないように復調部320を設定する。これにより複数の直接通信を同時に行う事が可能となる。
この他に各種アダプティブアレイアンテナの方式を用いてアンテナの指向性(ビーム)を制御し、直接通信を行わない他のSTAから到来する信号を復調しないようにする事も可能である。
以上のように動作するためのAP、STAの動作フローについて図を用いて説明する。図6はグループを構成するためのSTA、APの動作フローである。図6(a)に直接通信を開始するSTAのフローを示す。S601でDLS setup要求を通信相手に対し送信する。S602で通信相手からDLS setup応答を受信し、S603でDLS setupセットアップ完了を送信する。その後S604でAPからグループアナウンス・プリアンブル要求パケットが送信されるのを待つ。S605で自STAのIDが含まれたグループアナウンス・プリアンブル要求パケットが受信されたか判断し、受信されていない場合はS604に戻り、受信された場合はS606に進む。S606ではAPから送信されたグループアナウンス・プリアンブル要求パケットに自STAのIDが含まれてした場合は、自STA内にグループIDとグループ内IDを登録する。その後、直接通信が終了する時にDLS teardownパケットが通信相手のSTAから送られてくるので、S607でDLS teardownパケットの受信を待ち、受信されなかった時はS607に戻り、受信された時はS608に進む。S608では自STAに登録されているグループIDとグループ内IDを削除し、直接通信を終了する。図示していないが、自STAから直接通信を終了する場合は、通信相手のSTAに対し、DLS teardownパケットを送信し、自STAに登録されているグループIDとグループ内IDを削除すればよい。
次に直接通信の開始を受け付ける側のSTAのフローを、図6(b)を使用して説明する。最初にS611でDLS setup要求パケットの受信待ちを行い、S612で自STA宛のDLS setup要求パケットが受信されたかを判断し、受信されなかった時はS611に戻り、受信された時はS613に進む。S613では自STA宛にDLS setup要求パケットを送信してきたSTAに対してDSL setup応答パケットを送信し、続いてS614でDLS setup応答パケットに対応して送信されるDLS setup完了パケットを受信する。その後、S615でAPからグループアナウンス・プリアンブル要求パケットが送信されるのを待ち、S616で受信したグループアナウンス・プリアンブル要求パケットに自STAのIDが含まれるかどうかを判断する。含まれていなかった場合はS615に戻り、含まれていた場合はS617に進む。S617では自STA内にグループアナウンス・プリアンブル要求パケットに含まれていたグループIDとグループ内IDを登録する。その後、直接通信が終了する時にDLS teardownパケットが通信相手のSTAから送られてくるので、S618でDLS teardownパケットの受信を待ち、受信されなかった時はS618に戻り、受信された時はS619に進む。S619では自STAに登録されているグループIDとグループ内IDを削除し、直接通信を終了する。図示していないが、自STAから直接通信を終了する場合は、通信相手のSTAに対し、DLS teardownパケットを送信し、自STAに登録されているグループIDとグループ内IDを削除すればよい。
次にAPの処理フローを、図6(c)を使用して説明する。最初にS621でDLS setup完了パケット、またはDLS teardownパケットの受信を待つ。続いてS622でDLS setup完了バケットが受信されたか判断し、DLS setup完了バケットが受信された場合はS623へ、受信されなかった時はS626に進む。S623ではDLS setup完了パケットに含まれる送信側と受信側のIDを調べてDLS setup完了バケットに含まれている直接通信の組をAP内に登録し、既に登録済みの直接通信の組とグループ化可能であるか判断する。グループ化の判断基準は様々な方法が考えられるが、一例として既にグループ化しておらず、グループに含まれるSTAが重複していない直接通信の組が存在する場合に、その組と新しい組をグループ化する方法が使用できる。同じグループに含む事のできる直接通信の組の数はSTAの構成に依存する。本実施例ではSTAが3本のアンテナを持ち、1つのSTAからの信号を受信しつつ他の2つのSTAからの信号を抑圧可能であるため、2組の直接通信を同じグループに含むものとする。グループ化可能な直接通信の組がある場合はS624に進み、無い場合はS621に戻る。S624ではグループ化可能な直接通信の組を構成するSTAに対してグループIDの割り当てとグループ内IDの割り当てを行う。グループ内IDはグループ内で重複しないように割り当てられ、直接通信を行う際に使用するプリアンブルを選択する際に参照される。続いてS625で新しく割り当てられたグループのグループID、グループに含まれるSTAのID、グループに含まれるSTAに対して割り当てられたグループ内IDを、グループアナウンス・プリアンブル要求パケットを利用して報知し、その後グループ内のSTAに対してグループ内ID順にプリアンブルの送信を行わせる。その後S621に戻る。
S626ではDLS teardownパケットが受信されたかどうかを判断し、受信されなかった時はS621に戻り、受信された時はS627に進む。S627ではDLS teardownパケットに含まれていた直接通信の組を削除してグループの再割り当てを行う。本実施例ではグループには2組の直接通信の組のみ含まれるので、グループ内の1組の直接通信が終了した場合はそのグループを削除する事になる。グループの再割り当て後はS628に進み、再割り当てを行ったグループに関するグループアナウンス・プリアンブル要求パケットを報知する。グループが削除された場合は、削除されたグループのグループIDと削除された事を示すフラグが、グループアナウンス・プリアンブル要求パケットに含まれる。その後S621に戻る。
図示しないが、STAはグループ化された後はAPからグループアナウンス・プリアンブル要求パケットが送信されたかどうかを監視し、自STAが含まれるグループのグループIDが含まれたグループアナウンス・プリアンブル要求パケットが送信された場合は、その内容を確認し、グループが削除された場合は、その後グループに含まれていたSTAが直接通信を行った時に重畳して送信しないようにする必要がある。
以上のようなフローでグループの構成を管理する。次に図7を用いて同一のグループに含まれる、ある組のSTAが直接通信を行っているときに、他の組が重畳して直接通信を開始する際のSTAのフローを説明する。
最初にS701で復調部320を設定してアンテナが無指向性または、無指向性に準じた指向性となるように設定する。次にS702で信号が受信されているかどうかを調べ、受信されなかったときはS721へ、受信された時はS703に進む。S703で受信した信号がRTSパケットまたはCTSパケットであったかどうかを調べ、RTSパケットまたはCTSパケットであった場合はS704に、それ以外のパケットであった場合はS712に進む。S704ではRTSパケットに含まれるIDが、自STAが含まれるグループに含まれるIDであるかどうかを調べてグループ内の直接通信であるかどうか判断し、グループ内の直接通信でなかった場合はS729に、グループ内の直接通信であった場合はS705に進む。S705ではRTSパケットまたはCTSパケットパケットに含まれているNAVを取得する。次にS706で受信部320を設定してグループ内の直接通信を行わないSTAから到来する信号を復調せずに直接通信を行うSTAからの信号を復調するように(アンテナの指向性を)設定する。次にS707でその時点がS705で取得したNAV内であるか調べ、NAVを超えていた場合はS701に戻り、NAV内であった場合はS708に進む。S708ではCTSパケットに引き続いて自STA宛のデータが受信されるかを調べ、自STA宛で無かった場合はS716に、自STA宛であった場合S709に進む。S709では自STA宛の信号の受信処理を行い、S710で送信信号のプリアンブルを自STAのグループ内IDに対応したものをセットし、S711でACKパケットを送信し、S701に戻る。
S716では自STA内に送信要求があるかどうか判断し、送信するデータが無い場合はS707に戻り、送信データがある場合はS717に進む。S717では送信データの送信先が、自STAが登録されているグループに含まれている自STAの直接通信相手であるかどうかを調べ、自STAの直接通信相手でなかった場合はS701に戻り、自STAの通信相手であった場合はS718に進む。S718では送信信号のプリアンブルを自STAのグループ内IDに対応したものをセットし、S719で送信データを送信する。その後S720で所定の時間内に送信先STAからACKパケットが受信されるかどうかを判断し、受信されなかった時はS719に戻ってデータの再送を行い、ACKパケットが受信された場合はS701に戻る。
S712では受信したデータが自STA宛であるかどうか調べ、自STA宛で無かった場合はS701に戻り、自STA宛であった場合はS713に進む。S713では自STA宛のパケットの受信処理を行い、S714で送信信号のプリアンブルを通常通信用にセットし、S715でACKパケットを送信し、S701に戻る。
S721では自STA内に送信要求があるかどうかを調べ、送信要求が無い場合はS701に戻り、送信要求がある場合はS722に進む。S722ではAPとの間でRTS/CTS交換を行い、S723で送信先が直接通信の設定を行ったSTAであるかどうかを判断し、直接通信の設定を行ったSTAであった場合はS724に進み、直接通信の設定を行ったSTAでなかった場合はS726に進む。S724では受信部320を設定してグループ内の直接通信を行わないSTAから到来する信号を復調せずに直接通信を行うSTAからの信号を復調するように設定する。次にS725で送信信号のプリアンブルを自STAのグループ内IDに対応したものをセットし、S727に進む。S726では送信信号のプリアンブルを通常通信用にセットし、S727に進む。S727ではセットされたプリアンブルを用いて送信データを送信し、S728に進む。S728で所定の時間内にACKが受信されるかどうかを判断し、ACKが受信されなかった場合はS727に戻りデータの再送を行い、ACKが受信された時はS701に戻る。
S729ではRTSパケットまたはCTSパケットの宛先が自STAであるかどうか調べ、自STAであった場合はS713に進み、他のSTA宛であった場合はS701に戻る。
以上に示したフローを各STAが行う事で、図6(b)に示したような手順を実現する事が可能となり、各STAが個別に複数の直接通信を開始する事が可能となる。これによって通信効率の向上が実現される。
また、上記の実施の形態において、添付図面に図示されている構成等については、これらに限定されるものではなく、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。また、本発明の各構成要素は、任意に取捨選択することができ、取捨選択した構成を具備する発明も本発明に含まれるものである。
また、本願発明の端末装置は、移動局装置への適用に限定されるものではなく、屋内外に設置される据え置き型、または非可動型の電子機器、たとえば、AV機器、キッチン機器、掃除・洗濯機器、空調機器、オフィス機器、自動販売機、その他生活機器などに適用出来ることは言うまでもない。
また、本実施の形態で説明した機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。尚、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また前記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。機能の少なくとも一部は、集積回路などのハードウェアで実現しても良い。
本発明は、無線通信装置に利用可能である。
101…AP、102…STAa、103…STAb、104…STAc、105…STAd、301…符号化部、302…データバッファ部、303…プリアンブル選択部、304…変調部、305…D/A部、306…送信RF部、307…送信アンテナ部、308〜310…受信アンテナ部、311〜313…受信RF部、314〜316…A/D部、317〜319…伝搬路推定部、320…復調部、321…復号部、322…制御部、401…符号化部、402…データバッファ部、403…変調部、404…D/A部、405…送信RF部、406…送信アンテナ部、407…受信アンテナ部、408…受信RF部、409…A/D部、410…伝搬路推定部、411…復調部、412…復号部、413…制御部、414…プリアンブル出力部

Claims (7)

  1. 無線制御装置と、複数の無線端末装置から構成される無線通信システムに使用する無線端末装置で、
    第1の無線端末装置と第2の無線端末装置の間で第1の直接通信を、第3の無線端末装置と第4の無線端末装置の間で第2の直接通信を行う設定を行い、
    前記第1の直接通信が行われている期間に第2の直接通信を開始する制御部を備える事を特徴とする無線端末装置。
  2. 前記制御部は、更に少なくとも前記第1の直接通信と、第2の直接通信を1つのグループに含める事を特徴とする請求項1の無線端末装置。
  3. 前記制御部は、更に前記グループに含まれる直接通信を開始する時に、前記第1の直接通信を行う無線端末装置は、前記第2の直接通信を行う無線端末装置から到来する信号を抑圧するよう受信部の設定を行い、前記第2の直接通信を行う無線端末装置は、前記第1の直接通信を行う無線端末装置から到来する信号を抑圧するよう受信部の設定を行う事を特徴とする請求項2の無線端末装置。
  4. 前記制御部は、更に前記第1の直接通信が行われている期間の判断を、前記第1の直接通信に先立って送信されるNAV(Network Allocation Vector)で行う事を特徴とする請求項3記載の無線端末装置。
  5. 無線制御装置と、複数の無線端末装置から構成される無線通信システムに使用する無線制御装置で、
    第1の直接通信を行う第1の無線端末装置と第2の無線端末装置と、第2の直接通信を行う第3の無線端末装置と第4の無線端末装置を1つのグループに含める制御部を備える事を特徴とする無線制御装置。
  6. 無線制御装置と、複数の無線端末装置から構成される無線通信システムに使用する無線通信方法で、
    第1の無線端末装置と第2の無線端末装置の間で第1の直接通信を、第3の無線端末装置と第4の無線端末装置の間で第2の直接通信を行う設定を行い、
    前記第1の直接通信が行われている期間に第2の直接通信を開始する事を特徴とする無線通信方法。
  7. 無線制御装置と、複数の無線端末装置から構成される無線通信システムで、
    第1の無線端末装置と第2の無線端末装置の間で第1の直接通信を、第3の無線端末装置と第4の無線端末装置の間で第2の直接通信を行う設定を行い、
    前記第1の直接通信が行われている期間に第2の直接通信を開始する事を特徴とする無線通信システム。
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