JP5688002B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池システムに関する。
PEM(Proton Exchange Membrane)型の燃料電池(PEFC:Polymer Electrolyte Fuel Cell)を活性化させる方法(発電特性を回復させる方法)として、カソードの電位を周期的に0.6V以下に低下させる方法が知られている(特許文献1参照)。
特表2003−536232号公報
しかしながら、特許文献1では、燃料電池のカソード流路に窒素等の不活性ガスをポンプで供給し、カソードの電位を低下させているので、不活性ガス供給源、ポンプの電源が必要となる。したがって、システムが大型化する。
そこで、本発明は、簡易な構成で燃料電池を活性化可能(発電特性を回復可能)な燃料電池システムを提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、アノード及びカソードを有する燃料電池と、前記カソードに向かう酸化剤含有ガスが通流するカソードガス流路と、前記カソードからの酸化剤含有オフガスが通流するカソードオフガス流路と、前記カソードガス流路と前記カソードオフガス流路とを接続し、前記カソードオフガス流路から前記カソードガス流路に酸化剤含有オフガスを戻す戻し流路と、前記戻し流路に設けられ、酸化剤含有オフガスを戻す場合に開く戻し弁と、前記燃料電池の出力端子に接続し、前記燃料電池の電圧を制御する電圧制御手段と、前記戻し弁及び前記電圧制御手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、システム運転中に前記燃料電池を活性化する場合、前記戻し弁を開いて酸化剤含有オフガスを前記カソードガス流路に戻し、前記電圧制御手段を制御して前記燃料電池の電圧を0.3V以下に低下させ、0.6V以上に上昇させて前記燃料電池の電圧を変動させることを特徴とする燃料電池システムである。
このような構成は、燃料電池、カソードガス流路、カソードオフガス流路、電圧制御手段、制御手段を一般に備える燃料電池システムに、戻し流路及び戻し弁を追加する構成であるので、システム構成は簡易となり、大型化することはない。
そして、このような構成によれば、制御手段が、システム運転中に燃料電池を活性化する場合、戻し弁を開いて酸化剤含有オフガスをカソードガス流路に戻し、電圧制御手段を制御して燃料電池の電圧を変動させるので、燃料電池が活性化、つまり、燃料電池の発電特性(IV特性)が回復する。
すなわち、酸化剤含有オフガスがカソードガス流路に戻されると、酸化剤含有ガス(後記する実施形態では新規空気)と、酸化剤含有オフガス(後記する実施形態ではカソードオフガス)とが混合し、酸化剤の濃度(後記する実施形態では酸素濃度)の低下したガスが燃料電池のカソードに供給される。よって、カソードは酸化剤の欠乏状態(後記する実施形態では酸素欠乏状態)に近づき、このような酸化剤の欠乏状態で、燃料電池の電圧を変動させることで、燃料電池を活性化できる。
また、酸化剤の欠乏状態とするには、カソードに向かう酸化剤含有ガスの流量を低減する方法も考えられるが、このように酸化剤含有オフガスを酸化剤含有ガスに混合することで、体積流量を変化させずに、酸化剤の濃度を低下させることでき、酸化剤がカソードの触媒に接触し難くなるので、燃料電池の電圧を効率的に低下させることができる。なお、酸化剤含有オフガスは窒素を多量に含むので、これを酸化剤含有ガスに混合することにより、窒素濃度が増加することになる。
また、前記燃料電池システムにおいて、前記電圧制御手段は、前記燃料電池と負荷とを電気的にON(接続)/OFF(遮断)するコンタクタを備え、前記制御手段は、前記燃料電池の電圧を上昇させる場合、前記コンタクタをOFFすることが好ましい。
このような構成によれば、制御手段が、コンタクタをOFFすることで、燃料電池の電圧を上昇させることができる。
本発明によれば、簡易な構成で燃料電池を活性化可能(発電特性を回復可能)な燃料電池システムを提供できる。
本実施形態に係る燃料電池システムの構成を示す図である。 単セルのIV曲線である。 本実施形態に係る燃料電池システムの動作を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。
≪燃料電池システムの構成≫
図1に示す燃料電池システム1は、図示しない燃料電池車(車両、移動体)に搭載されている。燃料電池車は、例えば、四輪車、三輪車、二輪車、一輪車、列車等である。ただし、その他の移動体、例えば、船舶、航空機に搭載された構成でもよい。
燃料電池システム1は、燃料電池スタック10と、セル電圧モニタ15と、燃料電池スタック10のアノードに対して水素(燃料ガス、反応ガス)を給排するアノード系と、燃料電池スタック10のカソードに対して酸素を含む空気(酸化剤含有ガス)を給排するカソード系と、燃料電池スタック10の発電を制御する電力制御系と、これらを電子制御するECU50(Electronic Control Unit、電子制御装置)と、を備えている。
<燃料電池スタック>
燃料電池スタック10は、複数(例えば200〜400枚)の固体高分子型の単セル11が積層して構成されたスタックであり、複数の単セル11は電気的に直列で接続されている。単セル11は、MEA(Membrane Electrode Assembly:膜電極接合体)と、これを挟む2枚の導電性を有するセパレータと、を備えている。MEAは、1価の陽イオン交換膜等からなる電解質膜(固体高分子膜)と、これを挟むアノード及びカソード(電極)とを備えている。
アノード及びカソードは、カーボンペーパ等の導電性を有する多孔質体と、これに担持され、アノード及びカソードにおける電極反応を生じさせるための触媒(Pt、Ru等)と、を含んでいる。
各セパレータには、各MEAの全面に水素又は空気を供給するための溝や、全単セルに水素又は空気を給排するための貫通孔が形成されており、これら溝及び貫通孔がアノード流路12(燃料ガス流路)、カソード流路13(酸化剤ガス流路)として機能している。
そして、アノード流路12を介して各アノードに水素が供給されると、式(1)の電極反応が起こり、カソード流路13を介して各カソードに空気が供給されると、式(2)の電極反応が起こり、各単セルで電位差(OCV(Open Circuit Voltage)、開回路電圧)が発生するようになっている。次いで、燃料電池スタック10とモータ41等の外部回路とが電気的に接続され、電流が取り出されると、燃料電池スタック10が発電するようになっている。
2H→4H+4e …(1)
+4H+4e→2HO …(2)
このような燃料電池スタック10(単セル11)は、図2に示すIV曲線(電流−電圧曲線、IV特性)を有している。すなわち、燃料電池スタック10(単セル11)の出力する電流値が増加するにつれて、電圧値が低くなる関係を有している。
<セル電圧モニタ>
セル電圧モニタ15は、燃料電池スタック10を構成する複数の単セル11毎のセル電圧を検出する機器であり、モニタ本体と、モニタ本体と各単セルとを接続するワイヤハーネスとを備えている。
モニタ本体は、所定周期で全ての単セル11をスキャニングし、各単セル11のセル電圧を検出し、平均セル電圧、最低セル電圧を算出するようになっている。そして、モニタ本体(セル電圧モニタ15)は、平均セル電圧、最低セル電圧をECU50に出力するようになっている。
<アノード系>
アノード系は、配管21aと配管21bとを備えている。配管21aはアノード流路12の入口に接続されており、配管21bはアノード流路12の出口に接続されている。
そして、システムの運転中(図示しないIGのON中)、ECU50は配管21aに設けられた遮断弁(図示しない)を開き、水素タンク(図示しない)の水素が配管21aを通ってアノード流路12に供給されるようになっている。
アノード流路12からのアノードオフガスは、配管21bを通って、後記する配管34aに設けられた希釈器(図示しない)に排出され、希釈器においてカソードオフガスで希釈された後、車外に排出されるようになっている。
<カソード系>
カソード系は、常開型の吸気弁31と、コンプレッサ32と、加湿器33と、常開型の背圧弁34と、常閉型の戻し弁35と、を備えている。
車外の空気(酸化剤含有ガス)を吸気する吸気口から順に、配管31a、吸気弁31、配管32a、加湿器33、配管33aが接続され、配管33aの下流端は、カソード流路13の入口に接続されている。そして、コンプレッサ32がECU50の指令に従って作動すると、車外の空気が配管31a等を通ってカソード流路13(カソード)に供給されるようになっている。よって、カソードに向かう空気(酸化剤含有ガス)が通流するカソードガス流路は、配管31aと、配管31bと、配管32aと、配管33aとを備えて構成されている。
吸気弁31は、例えばバタフライ弁で構成され、その開度はECU50の指令に従って制御されるようになっている。そして、コンプレッサ32が作動し、戻し弁35が開いた状態において、吸気弁31の開度と背圧弁34に開度とが適宜に制御されることで、配管31bと後記する配管35bとの合流点における車外からの空気(新規空気)とカソードオフガス(酸化剤含有オフガス)との混合比が制御され、カソード流路13に向かう空気の酸素濃度が制御されるようになっている。
加湿器33は、複数本の中空糸膜を備えており、中空糸膜を介して、カソード流路13に向かう空気と、カソード流路13からのカソードオフガスとの間で水分交換させ、空気を加湿するようになっている。
カソード流路13の出口には、配管33b、加湿器33、配管33c、背圧弁34、配管34aが順に接続されている。そして、カソード流路13からのカソードオフガスは、配管33b等を通って車外に排出されるようになっている。配管34aには、希釈器(図示しない)が設けられており、前記した配管21bは希釈器に接続されている。
背圧弁34は、例えばバタフライ弁で構成され、その開度はECU50の指令に従って制御されるようになっている。
配管33cは、配管35a、常閉型の戻し弁35、配管35bを介して、配管31bに接続されている。戻し弁35は、常閉型の例えばゲート弁である。そして、ECU50の指令に従って戻し弁35が開くと、カソードオフガスが配管35a等を通って配管31bに戻されるようになっている。
したがって、カソードガス流路とカソードオフガス流路とを接続し、カソードオフガス流路からカソードガス流路にカソードオフガス(酸化剤含有オフガス)を戻す戻し流路は、配管35aと配管35bとを備えて構成されている。そして、戻し弁35は、この戻し流路に設けられている。
<電力制御系>
電力制御系は、モータ41と、PDU42(Power Drive Unit)と、電力制御器43と、コンタクタ44と、バッテリ45と、を備えている。モータ41は、PDU42、電力制御器43、コンタクタ44を介して、燃料電池スタック10の出力端子(図示しない)に接続されており、バッテリ45は、電力制御器43に接続されている。
モータ41は、燃料電池車を走行させるための駆動力を発生する電動機である。
PDU42は、ECU50の指令に従って、電力制御器43からの直流電力を三相交流電力に変換し、モータ41に供給するインバータである。
電力制御器43は、ECU50の指令に従って、(1)燃料電池スタック10の出力(発電電力、電流値、電圧値)を制御する機能と、(2)バッテリ45の充放電を制御する機能と、を備えている。このような電力制御器43は、DC−DCチョッパ回路等の各種電子回路を備えて構成される。
コンタクタ44は、ECU50の指令に従って、電力制御器43と燃料電池スタック10とを、電気的にON(接続)/OFF(遮断)するものである。なお、コンタクタ44をOFFすると、燃料電池スタック10(単セル11)の電流値は0となり、電圧値は上昇しOCVとなる(図2参照)。
したがって、燃料電池スタック10(単セル11)の電圧を制御する電圧制御手段は、電力制御器43とコンタクタ44とを備えて構成されている。
バッテリ45、電力を充電/放電する蓄電装置であり、例えば、リチウムイオン型の単電池が複数組み合わせてなる組電池で構成される。
<ECU>
ECU50は、燃料電池システム1を電子制御する制御装置であり、CPU、ROM、RAM、各種インタフェイス、電子回路などを含んで構成されており、その内部に記憶されたプログラムに従って、各種機器を制御し、各種処理を実行するようになっている。
≪燃料電池システムの動作≫
次に、図3を参照して、燃料電池システム1の動作を説明する。
なお、初期状態において、燃料電池車は走行しており、燃料電池システム1はシステム運転中である。すなわち、IG(図示しない)のON信号を検知するECU50は、アノード流路12に水素を、カソード流路13に空気を供給し、電力制御器43を制御して、燃料電池スタック10をアクセル開度(発電要求量)に基づいて発電させている。つまり、コンプレッサ32は作動状態、コンタクタ44はON状態であり、戻し弁35は閉状態である。
ステップS101において、ECU50は、燃料電池スタック10を活性化(例えば、単セル11を構成するPt等の触媒を活性化)する必要があるか否か判定する。
例えば、前回の活性化処理からの総発電時間が所定時間以上である場合、活性化する必要があると判定される。その他、平均セル電圧(又は最低セル電圧)が、所定時間連続して所定電圧未満である場合、活性化する必要があると判定される。
燃料電池スタック10を活性化する必要があると判定した場合(S101・Yes)、ECU50の処理は、ステップS102に進む。一方、燃料電池スタック10を活性化する必要がないと判定した場合(S101・No)、ECU50の処理は、ステップS120に進む。
ステップS120において、ECU50は、燃料電池システム1を通常に制御する。すなわち、燃料電池スタック10の出力がアクセル開度に対応するように、コンプレッサ32、背圧弁34、電力制御器43等を制御する。なお、吸気弁31は全開とする。
その後、ECU50の処理は、ステップS101に戻る。
ステップS102において、ECU50は、戻し弁35を開く。そうすると、カソードオフガスの一部が、配管35a、配管35bを通って、配管31bに戻される。これにより、新規空気とカソードオフガスとが混合したガスが、カソード流路13に供給され、カソードは酸素欠乏状態に近づく。
ステップS103において、ECU50は、吸気弁31の開度及び背圧弁34の開度を制御することで、新規空気とカソードオフガスとの混合比を制御し(例えば、約1:4)、カソード流路13に向かう空気の酸素濃度を調整する。
ステップS104において、ECU50は、コンタクタ44をOFFする。そうすると、単セル11の電圧は第2電圧(例えば、0.6V)以上のOCVに上昇する(図2参照)。第2電圧は、事前試験等により求められ、単セル11を活性化させるために変動させるセル電圧の上限境界値として設定される。
なお、このようにコンタクタ44をOFFすると、燃料電池スタック10の発電が停止するので、ECU50は、電力制御器43を制御して、不足電力を補うようにバッテリ45を放電させ、この電力をPDU42(モータ41)に供給する。
この他、コンタクタ44をOFFせず、電力制御器43を制御して、単セル11の電圧を上昇させる構成としてもよい。
ステップS105において、ECU50は、コンタクタ44のOFFから所定OFF時間経過したか否か判定する。所定OFF時間は、事前試験等により求められ、例えば、5〜15秒に設定される。
所定OFF時間経過したと判定した場合(S105・Yes)、ECU50の処理はステップS106に進む。一方、所定OFF時間経過していないと判定した場合(S105・No)、ECU50はステップS105の判定を繰り返す。
ステップS106において、ECU50は、コンタクタ44をONした後、電力制御器43を制御して、単セル11の電圧を第1電圧(例えば、0.3V)以下に低下させる。第1電圧は、事前試験等により求められ、単セル11を活性化させるために変動させるセル電圧の下限境界値として設定される。
なお、この場合において、単セル11(燃料電池スタック10)の過剰電力は、例えば、バッテリ45に充電される。
ステップS107において、ECU50は、コンタクタ44のONから(詳細には、単セル11の電圧が第1電圧以下となってから)、所定ON時間経過したか否か判定する。所定ON時間は、事前試験等により求められ、例えば、5〜15秒に設定される。
所定ON時間経過したと判定した場合(S107・Yes)、ECU50の処理はステップS108に進む。一方、所定ON時間経過していないと判定した場合(S107・No)、ECU50はステップS107の判定を繰り返す。
ステップS108において、ECU50は、コンタクタ44のON/OFFを、つまり、ステップS104〜S107の一連の処理を、所定回数(所定サイクル)にて繰り返したか否か判定する。所定回数は、事前試験等により求められ、例えば、5〜15回に設定される。
所定回数繰り返したと判定した場合(S108・Yes)、ECU50の処理はステップS109に進む。一方、所定回数繰り返していないと判定した場合(S108・No)、ECU50の処理はステップS104に進む。
ステップS109において、ECU50は、戻し弁35を閉じる。
その後、ECU50の処理は、ステップS101に進む。
≪燃料電池システムの効果≫
このような燃料電池システム1によれば次の効果を得る。
コンタクタ44のON/OFF等を繰り返し(S104、S106)、単セル11の電圧を変動させることで、単セル11(燃料電池スタック10)を活性化できる。また、戻し弁35を開き、カソードオフガスを混入させ、体積流量を保持しつつ、酸素濃度が低下するので、単セル11の電圧を大きく低下できる。
また、燃料電池システム1は、一般の燃料電池システムに対して、配管35a、配管35b、戻し弁35を追加した簡易な構成であり、不活性ガス供給源や不活性ガス用のポンプ及びその電源を備えない構成であるので、システムが大型化せず、燃料電池車等の車両にも搭載容易である。
≪変形例≫
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、次のように変更できる。
前記した実施形態では、本発明を複数の単セル11が積層してなる燃料電池スタック10に適用したが、その他に例えば、1つの単セル11のみに適用してもよい。
前記した実施形態では、燃料電池システム1が車両に搭載された構成を例示したが、その他に例えば、定置型の燃料電池システムでもよい。
1 燃料電池システム
10 燃料電池スタック(燃料電池)
11 単セル(燃料電池)
12 アノード流路
13 カソード流路
31 吸気弁
31a、31b、32a、33a 配管(カソードガス流路)
33b、33c、34a 配管(カソードオフガス流路)
35 戻し弁
35a、35b 配管(戻し流路)
43 電力制御器(電圧制御手段)
44 コンタクタ(電圧制御手段)
50 ECU(制御手段)

Claims (2)

  1. アノード及びカソードを有する燃料電池と、
    前記カソードに向かう酸化剤含有ガスが通流するカソードガス流路と、
    前記カソードからの酸化剤含有オフガスが通流するカソードオフガス流路と、
    前記カソードガス流路と前記カソードオフガス流路とを接続し、前記カソードオフガス流路から前記カソードガス流路に酸化剤含有オフガスを戻す戻し流路と、
    前記戻し流路に設けられ、酸化剤含有オフガスを戻す場合に開く戻し弁と、
    前記燃料電池の出力端子に接続し、前記燃料電池の電圧を制御する電圧制御手段と、
    前記戻し弁及び前記電圧制御手段を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、システム運転中に前記燃料電池を活性化する場合、前記戻し弁を開いて酸化剤含有オフガスを前記カソードガス流路に戻し、前記電圧制御手段を制御して前記燃料電池の電圧を0.3V以下に低下させ、0.6V以上に上昇させて前記燃料電池の電圧を変動させる
    ことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記電圧制御手段は、前記燃料電池と負荷とを電気的にON/OFFするコンタクタを備え、
    前記制御手段は、前記燃料電池の電圧を上昇させる場合、前記コンタクタをOFFする
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
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