JP5687679B2 - インプリント方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は,インプリント方法に関する。
情報を記録,再生する磁気記憶装置(HDD)の記憶密度の増大が要求されている。磁気ディスクの高密度化手段の一つとして,ビットパターンドメディア(BPM)が検討されている。ビットパターンドメディアは,1ビットに相当する多数のドットに分断される磁性膜を有する。この結果,熱揺らぎによるビット反転を抑えて,記録密度を向上できる。また,磁性膜上に,ドットと共に,サーボパターンを形成できるため,サーボ信号を別途に記録することが不要となり,生産性を向上できる。
BPMの製造過程において,磁気記録層に塗布されたレジストに,モールド(型)を押し付け,モールドの凹凸パターンをレジストに転写する。このパターン化されたレジストをマスクとして,磁気記録層が加工される。
ここで,パターン化されたレジストからモールドを離間することは(離型),必ずしも容易ではない。レジストがモールドに固着し,離型が困難となる可能性がある(離型性の低下)。この対策として,モールドに離型剤を塗布し,レジストがモールドに固着しないようにすることが考えられる。しかしながら,モールドの凹凸パターンが微細な場合,パターン転写の精度が低下する可能性がある。
特開2002−283354号公報 特開2006−054300号公報
本発明は,離型性と転写性の両立を図ったインプリント方法を提供することを目的とする。
本実施形態に係るインプリント方法は,凹部を有するモールドを準備する工程と,モールド非反応材料を前記凹部に充填する工程と,レジストが塗布された基材に,前記モールドを押し付ける工程と,前記モールドを押し付けた状態で,前記レジストを硬化させる工程と,前記基材から前記モールドを離間する工程と,を具備する。モールド非反応材料は,モールドの材料と化学反応しない材料である。レジストが硬化することで,レジストとモールド非反応材料が結合される。基材からモールドを離間するときに,基材上にレジストとモールド非反応材料が残される。
一実施形態に係るインプリント方法の手順を表すフロー図である。 インプリントの工程を表す断面図である。 インプリントの工程を表す断面図である。 インプリントの工程を表す断面図である。 インプリントの工程を表す断面図である。 インプリントの工程を表す断面図である。 作成中のモールドを表す断面図である。 作成中のモールドを表す断面図である。 作成中のモールドを表す断面図である。 エッチング中の基材を表す断面図である。 エッチング中の基材を表す断面図である。 エッチング中の基材を表す断面図である。 インプリントの工程を表す断面図である。 インプリントの工程を表す断面図である。 インプリントの工程を表す断面図である。 インプリントの工程を表す断面図である。 インプリントの工程を表す断面図である。 インプリントの工程を表す断面図である。 インプリントの工程を表す断面図である。 インプリントの工程を表す断面図である。 磁気記録媒体を表す図である。 磁気記録再生装置を表す図である。 AFM像を示す図である。 AFM像を示す図である。 AFM像を示す図である。
以下,図面を参照して,実施形態を詳細に説明する。
図1は,一実施形態に係るインプリント方法を表すフロー図である。図2A〜図2Eは,このインプリント方法での工程を表す断面図である。
A.モールド11の準備(ステップS11,図2A参照)
インプリントに用いるモールド11を準備する。このモールド11は,例えば,ビットパターンドメディア(BPM)の原盤であり,微細な凹部111および凸部112を有する。
凹部111は,例えば,5nm〜100nm(数十nm程度)の幅(あるいは直径)と深さを有する。凸部112は,例えば,5nm〜100nm(数十nm程度)の幅(あるいは直径)を有する。モールド11がBPM用の場合,ホール(凹部111)がBPMのドットに対応し,重要なパターンとなる。BPMの記録密度が1Tb/in,2Tb/inの場合,このホールの直径はそれぞれ,約15nm,約10nmとなる。
モールド11は,次のように,電子ビーム露光,またはジブロックコポリマーの自己組織化を利用して作成できる。
1.電子ビーム露光を用いたモールド11の作成(図3A〜図3C参照)
電子ビーム露光を用いて,次のように,モールド11を作成できる。
(1)基材(例えば,石英,Si等)11aにレジスト21を塗布する(図3A参照)。
(2)レジスト21に,電子ビームで,パターン(例えば,BPMパターン(ドット及びサーボパターン))を露光し,現像する。この結果,レジスト21がパターニングされる(図3B参照)。
(3)パターン化されたレジスト21をマスクとして,下地の基材11aを加工し,レジスト21を除去することで,モールド11が作成される(図3C,図2A参照)。
2.ジブロックコポリマーの自己組織化を用いたモールド11の作成
電子ビーム露光に替えて,ジブロックコポリマーの自己組織化を用いて,モールド11を作成できる。
(1)基材(例えば,石英やSiウエハ)にジブロックコポリマー(PS(ポリスチレン)−PMMA(ポリメチルメタクリレート)等)を塗布する。
(2)ジブロックコポリマーを自己組織化して,パターンを形成する。
ジブロックコポリマー中のブロック(例えば,PS,PMMA)が動き易い状態とすることで(例えば,加熱,あるいは溶媒の添加),ジブロックコポリマーが自己組織化され,2つの相(例えば,PSの相と,PMMAの相)に分離する。第1の相中に第2の相のドット(シリンダ形状あるいはスフィア形状)が形成される。
(3)自己組織化されたジブロックコポリマーをマスクとして,下地の基材11aを加工することで,モールド11を作製する。
このとき,まず自己組織化されたジブロックコポリマーを酸素プラズマで処理し,2つの相の一方を残す。そして,酸素プラズマで処理されたジブロックコポリマーをマスクとして,基材11aをエッチングすることで,モールド11が作成される。
B.モールド11の凹部111への材料12の充填(ステップS12,図2B参照)
例えば,スピンコート法あるいはディップ法により,モールド11上に材料12を含む溶液を塗布することで,モールド11の凹部111に材料(モールド非反応材料)12を充填する。
この材料12は,モールド11の材料と化学反応しない,モールド非反応材料である。材料12としては,(1)金属あるいはその化合物(金属,金属酸化物,金属錯体),(2)シリコンあるいはその化合物,(3)低分子有機化合物(モールド11の材料と反応する反応基を有しないもの)を用いることができる。また,材料12単独で,重合反応や架橋反応しないことも必要である。
この材料12は,いわゆる離型剤と異なり,後述のように,レジスト14が硬化したときに,レジスト14と結合する。このため,材料12は,離型時にモールド11から離れ,基材13側に移行する(図2E参照)。この結果,本実施形態では,離型性と転写性の両立が可能となる。
これに対して,いわゆる離型剤は,離型時にモールド側に残る。このため,離型性は良好となるが,離型剤によりパターンが埋まることで,パターンの転写精度が低下する(転写性の劣化)。
モールド11のパターンが大きいと(凹部111の深さ,幅が大きい),モールド11上に離型剤の層(一般的に,厚みが2〜3nm以上)を形成しても,転写性が大きく損なわれることはない。しかし,凹部111の深さ,幅が,例えば,10nm程度以下であると,パターンが離型剤で埋まり,微細パターンの正確な転写が困難となる(転写性の劣化)。即ち,凹部111の深さ,幅に対して,離型剤の層が充分に薄いことが必要である。
具体的には,材料12として,以下(1)〜(3)が挙げられる。
(1)金属あるいはその化合物(例えば,Au,Ag,Cu,Al,Fe,Co,Pt,Ni,W,Moやその酸化物あるいは錯体)
(2)シリコンあるいはその化合物(シリカ系化合物:Si,SiO,シルセスキオキサン,SOG(スピンオングラス)等)
(3)モールド11の材料と,ラジカル重合やカチオン重合する反応基(ビニル基,エポキシ基,アミノ基,メタクリル基,メルカプト基,オキセタニル基(メトキシ基やエトキシ基))を持たない低分子有機ポリマー。
ラジカル重合やカチオン重合は,例えば,紫外線の照射により,開始される。このため,材料12がビニル基等を有すると,後述のように,紫外線でインプリントした場合,モールド11と材料12が化学的に結合し,離型困難となる。
ここで,室温下で溶媒に不溶の材料(例えば,金属,金属酸化物,Si,SiO)は,微粒子とし,溶媒中に分散させることが好ましい。
なお,後述のように,マスク(材料12および後述のレジスト14の複合体)での加工品質向上(耐エッチング性向上)のためには,材料12として,金属,金属酸化物,シリコンおよびその化合物を用いることが望ましい。
既述のように,本実施形態では,微細な凹部111を材料12で充填することで,転写性の向上を図っている。
そのためには,次の条件(1)〜(3)が満たされることが好ましい。
(1)材料12が微粒子である場合,その粒径がパターンサイズ(凹部111の深さ,幅)に対して十分に小さい(パターン寸法以下)。
具体的には,微粒子の直径(粒径)は,凹部111の深さおよび幅(パターンの短辺あるいは直径)の小さい方の,例えば,50%以下とするのが好ましい。例えば,凹部111の深さおよび幅(あるいは直径)が10nmの場合,例えば,1〜5nm程度の直径とすることができる。
粒径をパターン短辺の50%以下とすることで,凹部111(例えば,ホール)内に複数の微粒子を配置可能となり,次のような利益を得ることができる。
一つの凹部111(ホール)内に一つの微粒子が入る(つまり,粒径が凹部111の直径(ホール径)にほぼ等しい)場合,ホール径や粒径の少しの揺らぎや埋め込み条件のばらつきで,微粒子の入らない凹部111が出現する可能性がある。その上,凹部111内の空間に一つの微粒子のみが配置されると,後述のレジスト14により,その微粒子をパターン形状に固定することが困難になる。
以上のように,一つの凹部111(例えば,ホール)内に,複数の微粒子が入ることが望ましい。このようにすれば,ホールや微粒子の径のばらつきなどに起因する,粒子の全く入らない凹部111の出現を防止できる。また,凹部111内の複数の微粒子間を充填するように,レジスト14が入り込んで硬化することで,パターンの形状を正確に転写及び維持できる。
(2)パターン(凹部111,凸部112)に対して毛管現象が発揮されうる程度に,材料12を含む溶液の粘度や表面張力が低い(接触角が90度以下)。
(3)凹部111はおおよそ充填され,凸部112では著しくは成膜されない(材料12の層が厚くなり過ぎない)諸条件を満たす。この条件は,溶液中の材料12の濃度(溶媒によって,例えば,数容量%以下に希釈),スピンコート条件(ディップコートの場合,ディップ条件),溶媒の揮発速度を調整することで実現できる。
パターンのアスペクト比は一般に0.1〜10程度であるため,凹部111の深さは数nm−数十nm程度である。凹部111から材料12が大幅にあふれないようにするために,材料12は溶媒によって数%以下に希釈され,スピンコート法あるいはディップ法により,モールド11の表面上に塗布される。
溶媒として,例えば,PGMEA(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート),メタノールを用いることができる。
モールド11への溶液の塗布後に,これらの溶媒は,自然にあるいは強制的に蒸発して良い。即ち,溶液を加熱し,溶媒を蒸発させるベーク工程を設けても良い(室温で蒸発する溶媒の蒸発の促進,あるいは室温で蒸発しにくい溶媒の強制的な蒸発)。この場合,ベーク条件(加熱温度等)は,(3)の凹部111,凸部112での膜厚分布に影響を及ぼす。
また,凹部111からあふれた材料12を除去するための工程を設けても良い。例えば,凸部112上の材料12の層をエッチング(エッチバック),またはCMP(化学的機械的研磨)で除去できる。
C.インプリント(ステップS13,S14,図2C,図2D参照)
凹部111に材料12が充填されたモールド11を用いて,インプリントを行う。このインプリントは,次の工程(1)〜(3)により,実施できる。
(1)レジスト14が塗布された基材13の準備(ステップS13,図2C参照)
レジスト14が塗布された基材13を用意する。この基材13は,例えばモールド11を用いて加工するためのもの(一例として,磁気記録媒体(磁気記録層が形成された基板))である。レジスト14は,熱硬化性あるいは紫外線硬化性の樹脂(例えば,アクリル系,エポキシ系の樹脂)である。
(2)レジスト14へのモールド11の押しつけ(ステップS13,図2D参照)
基材13上のレジスト14にモールド11を押しつける。この結果,レジスト14にモールド11の凹凸パターンに対応する凹凸パターンが形成される(パターンの転写)。
(3)レジスト14の硬化(ステップS14,図2D参照)
モールド11を押しつけた状態で,レジスト14を硬化する。例えば,熱,紫外線で,レジスト14を硬化する。
このとき,レジスト14は材料12を巻き込んだ状態で硬化する。材料12がレジスト14に巻き込まれるようにして硬化することで,モールド11のパターン形状を正確に反映したレジスト14のパターンが形成される。即ち,モールド11の凹部111,凸部112にそれぞれ対応する凸部141,凹部142を有するレジスト14の層が形成される。
例えば,毛管現象により,凹部111に正確に充填された材料12がレジスト14に取り込まれて硬化する(レジスト14と材料12の複合体の形成)。このため,レジスト14の特性(例えば,モールド11との親和性やモールド11からの離型容易性)によらず,転写性が良好となる。
インプリントには,レジスト14に紫外線硬化樹脂(アクリル系やエポキシ系)を用い,紫外線照射によりレジストを硬化させるUVインプリント方式を用いることが望ましい。
レジスト14を紫外線硬化性とすることで,分子径の小さなモノマーやダイマーなどをレジスト14に用いることが可能となる。モノマーやダイマーは,先に充填された材料12と混じり合い,非常に微細なパターンにおいても転写性を確保できる。
紫外線照射によるラジカル重合やカチオン重合過程で,それ自体は重合架橋反応を起こさない材料12を巻き込む形で,レジスト14が硬化して,パターンが形成される。これにより,モールド11のパターンを正確に反映した良好なパターン形成が可能となる。
但し,UVインプリントではなく,熱インプリントを用いても良い。その場合は,例えば熱可塑性樹脂(プラスチック材料)が用いられる。
D.基材13からのモールド11の引き離し(モールド11の離型)(ステップS15,図2E参照)
基材13からモールド11を引き離す(離型)。この離型工程では,密着の弱いモールド11と材料12の間が離間される。材料12は,モールド11の構成材料と反応しない。このため,レジスト14の特性によらず,材料12とモールド11間で分離できる。
既述のように,例えば,毛管現象で,凹部111に正確に充填された材料12がレジスト14に取り込まれて硬化する。このため,レジスト14の特性によらず転写性も良好となる。
以上のように,材料12を凹部111に充填することで,レジスト14の特性によらず,インプリント時の離型性と転写性を両立できる。
E.基材13のエッチングまたは新たなモールドの作成(ステップS16,図4A〜図4C,図5A〜図5C参照)
次のように,パターンが転写されたレジスト14(レジスト14と材料12の複合体)は,基材13のエッチング用のマスク,あるいは新たなモールドの作成用のモールドとして利用できる。
E1.基材13のエッチング(ステップS16,図4A〜図4C参照)
パターンが転写されたレジスト14(レジスト14と材料12の複合体)は,基材13のエッチング用のマスクとして利用できる。
(1)パターンが転写されたレジスト14を用いて,基材13をエッチングする(微細加工,図4A,図4B参照)。
ドライエッチング(例えば,酸素ガスによるRIE(リアクティブイオンエッチング))などにより,基材13を加工する。
ここで,レジスト14の凹部142(モールド11の凸部112に対応する部分)には,材料12が配置されないようにすることで,マスク(材料12および後述のレジスト14の複合体)でのエッチング時の加工品質を向上できる。
この場合,材料12に金属系,シリカ系の材料(金属,金属酸化物,シリコン,シリコン化合物)等,レジスト14よりもエッチングレートが大幅に遅い材料を用いることが好ましい。レジスト14(一般に,樹脂,例えば,紫外線硬化樹脂)は,一般に,ドライエッチングのレートは速い。このため,材料12に金属系,シリカ系の材料を用いると,選択比(レジスト14のエッチングレートに対する材料12のエッチングレートの比率)を大きくすることができる。
レジスト14の凸部141が,ドライエッチング耐性の高い材料12を多く含有させる。このようにすることで,レジスト14および材料12の複合体は,マスクとして非常に良好となり,レジストのマスクよりも下地(基材13)の加工品質が大幅に改善される。
(2)エッチング後の基材13からマスクのレジスト14を除去する(図4C参照)。例えば,CFガスや塩素ガスによるドライエッチング,酸やアルカリによるウエットエッチングなどで,材料12,レジスト14を除去する。
このようにして,モールド11のパターンが基材13に転写される。即ち,レジスト14の凸部141,凹部142にそれぞれ対応する,凸部131,凹部132が基材13に形成される。
以上のように,パターンの凸部においてドライエッチング耐性が高いマスク(レジスト14と材料12の複合体)を形成することで,基材13のエッチング精度を向上できる。この場合,モールド11の凹部111に金属系,シリカ系の材料12を充填する。この結果,インプリントによって,レジスト14の凸部141に,レジスト14よりもエッチングレートが大幅に遅い金属系,シリカ系の材料12が配置される。
ここで,基材13(例えば,磁気記録媒体)とレジスト14の間に,ハードマスク層を設けても良い。ハードマスク層として,C(炭素)の層を利用できる。この場合,レジスト14と共に,ハードマスク層(場合により,リフトオフ層等も)をドライエッチング,ウエットエッチングを除去することができる。
このとき,ハードマスク層上に,パターニングされたレジスト14が形成される。レジスト14をマスクとして用い,例えば,酸素ガスによるRIE(リアクティブイオンエッチング)により,ハードマスク層をエッチングする(パターニング)。パターニングされたハードマスク層をマスクとして,基材13をエッチングする。
この場合,パターンの凸部でドライエッチング耐性が高いマスク(レジスト14と材料12の複合体)を形成することで,ハードマスク層(さらには,基材13)のエッチング精度を向上できる。この場合,既述のように,モールド11の凹部111に金属系,シリカ系の材料12を充填する。この結果,インプリントによって,レジスト14の凸部141に,レジスト14よりもエッチングレートが大幅に遅い金属系,シリカ系の材料12が配置される。そのため,レジスト14の凹部やその下地のハードマスク層の加工精度が向上する。
E2.新たなモールドの作成(ステップS16,図5A〜図5C参照)
パターンが転写されたレジスト14(レジスト14と材料12の複合体)は,新たなモールドの作成用のモールドとして利用できる。即ち,量産性の関係で,モールド11を複製することが考えられる。
この場合,次のようにして,新たなモールドを作成できる。
(1)レジスト32が塗布された基材31の準備(図5A参照)
レジスト32が塗布された基材31を用意する。この基材31は,例えば,石英,Si,Ni,プラスチック等のモールド材料である。レジスト32は,熱硬化性あるいは紫外線硬化性の樹脂(例えば,アクリル系,エポキシ系の樹脂)である。
(2)レジスト32へのレジスト14の押しつけ(図5B参照)
基材31上のレジスト32に硬化したレジスト14(レジスト14と材料12の複合体)を押しつける。この結果,レジスト32にレジスト14の凹凸パターンに対応する凹凸パターンが形成される(パターンの転写)。
(3)レジスト32の硬化(図5B参照)
レジスト14を押しつけた状態で,レジスト32を硬化する。例えば,熱,紫外線で,レジスト32を硬化する。
このとき,レジスト32と材料12が結合,接着しないことが望ましい。レジスト32と材料12が結合,接着する場合でも,レジスト14と材料12の結合力が,レジスト32と材料12の結合力より大きいことが好ましい。
このためには,(1)レジスト32に,例えば,フッ素を含有したレジスト材料を使用する,若しくは,(2)レジスト14にエポキシ系レジスト,レジスト32にアクリル系レジストを使用する,ことが考えられる。前者では,レジスト32と材料12が結合,接着しないようにすることができる。後者では,レジスト32とレジスト14間で,材料12への結合力に差をつけることができる。
(4)基材31からのレジスト14の引き離し(図5C参照)
基材31から,レジスト14と材料12の複合体を引き離す(離型)。この離型工程では,レジスト32と,レジスト14と材料12の複合体の間が離間される。
この結果,レジスト32がパターニングされる。即ち,レジスト14の凸部141,凹部142にそれぞれ対応する,凹部321,凸部322がレジスト32に形成される。
パターニングされたレジスト32は,新たな型あるいはマスクとして利用可能となる。例えば,パターニングされたレジスト32をマスクとして用い,基材31をエッチングできる。
(変形例)
以上では,主として,モールド11の凹部111に材料12を充填する例を示した。これに対して,モールド11の凹部111,凸部112の双方を材料12で覆うことも可能である。
図6A〜図6Eは,この場合でのインプリンティングの工程を表す図であり,図2A〜図2Eに対応する。ここでは,モールド11の上面全体(凹部111,凸部112の双方)が材料12で覆われている。
このインプリンティングの工程は,図2のフロー図で表すことができる。材料12がモールド11の材料と結合せず,レジスト14と結合されることから,モールド11の離型性がより良好となる(レジスト14と材料12の複合体からモールド11が容易に離間する)。
(磁気記録媒体)
既述のように,本実施形態に係るインプリント方法は,磁気記録媒体の作成に利用できる。
この場合,基材13に,例えば,ハードマスク層を有する磁気記録媒体(磁気記録層が形成された基板)を用いる。モールド11でレジスト14をインプリンティングし,ハードマスク層,磁気記録層を加工することで,ドット状に磁性層が加工された磁気記録媒体を作成できる。
ここで,磁気記録層を例えばArミリングなどにより加工する。必ずしも,磁気記録層をエッチングしなくても,磁気記録層に磁性が失活された領域が形成され,磁性を有する領域(ドット)が分散した状態となれば良い。
その後,加工済み磁気記録媒体に対して,例えば埋め込みや保護層,潤滑層形成,表面研磨などのプロセスを経て,ビットパターンドメディア(BPM)が作成される。
磁気記録媒体に情報を記録及び再生するために,記録再生ヘッドの位置決めのために,磁気記録媒体上にアドレス情報をあらかじめ記録しておく必要がある。アドレス情報は,サーボパターンとして,磁気記録媒体上に配置される。図7に示すように,磁気ディスク上に,放射状のサーボパターン領域121aが一定間隔で配置される。
このサーボパターンも一括して加工できることが,インプリント法によるビットパターンドメディア(BPM)作成の利点の一つである。インプリントプロセスにおいて離型性と転写性を両立させる本実施形態の手法は,BPMの量産において極めて有効である。
一般に電子ビーム等で描画されるモールドは描画に数週間以上かかりスループットが悪く極めて高価である。そのため,高価なマスターモールドからインプリント法で複製をとり,それをワーキングモールドとして使用することが考えられている。
この場合,変形例で示した手法により,モールド11を複製できる。ワーキングモールド(レジスト14と材料12の複合体)の表面に,離型性の良い材料12が多く露出しているため,離型剤を用いなくても,ワーキングモールドの離型が容易となる。
本実施形態の手法は,オーダード媒体と呼ばれる磁気記録媒体にも適用できる。オーダード媒体では,ビットパターンド媒体(1マークが1ドットに対応する)と異なり,1マークが数ドットで構成される。個々のドットが,十分に小さく孤立し,かつ精度良く配列していれば,従来のグラニュラ連続膜媒体でより,品質の良いマークを形成できる。グラニュラ連続膜媒体は,比較的ランダムな磁区の集まりであり,形状や熱揺らぎ耐性の面で,限界がある。
このオーダード媒体において,次世代の記録密度に対応するためには,10nm以下のドットピッチとする必要がある。その製造手段としてモールドによるインプリント法が検討されている。
その際,離型性と転写性の両立等の課題はBPM媒体と同じであり,本実施形態によるインプリントプロセスは,オーダード媒体に対しても有効である。
(磁気記録再生装置)
図8は,実施形態に係る磁気記録再生装置100を表す斜視図である。磁気記録再生装置100は,磁気ディスク121,スピンドル122,スライダー123,サスペンション124,アーム125,ボイスコイルモータ126,蓋体128を有する。
磁気ディスク121は,本実施形態のビットパターンド型磁気記録媒体(BPM)である。磁気ディスク121はスピンドル122に装着されており,図示しないスピンドルモータによって,一定回転数で回転駆動される。既述のように,磁気ディスク121は,アドレス情報が記録されたサーボパターンが放射状に配置され,記録再生ヘッドの位置決めを可能としている。
スライダー123は,磁気ディスク121にアクセスして情報を記録,再生する。スライダー123は,例えば,記録用の単磁極型ヘッド,及び再生用のMRヘッドを搭載し,薄板状の板ばねからなるサスペンション124の先端に取付けられている。
サスペンション124は,図示しない駆動コイルを保持するボビン部等を有するアーム125の一端側に接続されている。アーム125の他端側には,リニアモータの一種であるボイスコイルモータ126が設けられている。
ボイスコイルモータ126は,図示しない駆動コイルと,磁気回路とから構成されている。駆動コイルは,アーム125のボビン部に巻き回される。磁気回路は,駆動コイルを挟み込むように,対向して配置された永久磁石および対向ヨークにより構成される。
アーム125は,固定軸127の上下2カ所に設けられた図示しないボールベアリングによって保持され,ボイスコイルモータ126によって回転揺動駆動される。すなわち,磁気ディスク121上におけるスライダー123の位置は,ボイスコイルモータ126によって制御される。
(半導体装置)
本実施形態に係るインプリント方法を半導体分野に適用して,半導体装置を製造できる。半導体装置の製造時において,インプリントプロセスにより短時間に精度良く微細配線を形成及び複製する試みがなされている。
特に,次世代以降では配線幅が10nm程度になるため,離型層による離型処理では,パターンが埋まってしまう懸念がある。また,離型層の要らない撥水性レジストを用いた場合,パターン内にレジストが入らず,転写されない可能性がある。
半導体分野においても,本実施形態によるインプリントプロセスで離型性と転写性の両立を図り,同時にマスクのドライエッチング耐性を向上させることは,有効である。
実験例を説明する。
(1)モールド11への材料12の充填
直径約15nm,深さ約20nmのホールパターンを持つモールド11のホール(凹部111)内に,材料12として,シリカ系化合物であるSiOを充填した。SiOは,PGMEA(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート)やメタノール等の溶媒で希釈してスピンコート法により塗布できる。
(2)インプリント,離型
その後,このモールド11を用いて,紫外線硬化性アクリル樹脂(レジスト14)により,磁気記録媒体(基材13)にUVインプリントを行った。モールド11の離型後に,アクリル樹脂(レジスト14)に転写されたパターンをAFM(原子間力顕微鏡)により測定した。
図9A〜図9Cは,(1)モールド11自体,(2)SiO(材料12)を充填したモールド11,(3)パターンが転写されたアクリル樹脂(レジスト14)のAFM像である。
図9A〜図9Cから示されるように,離型性,転写性共に良好でモールドに忠実なマスクパターンがインプリントできていることが確認できた。
以上のように,本実施形態のインプリントプロセスでは,離型処理を行っていないモールド11(例えば,石英,Si,Ni,プラスチック)の凹部111に,モールド非反応材料12を充填する。
モールド非反応材料12は,例えば,金属系,シリコン系の材料,モールド材料と反応するような反応基を持たず,重合や架橋反応も起こさない低分子ポリマーを利用できる。例えば,モールド非反応材料12を,溶媒に溶かして,モールド11に塗布することで,その凹部111にモールド非反応材料12を充填できる。
その後,材料12が充填されたモールド11を用いて,基材13(BPMの場合は,磁気記録媒体)およびレジスト14(例えば,紫外線硬化樹脂)に対してインプリント(より望ましくはUVインプリント)を行う。この際,材料12とモールド11の材料が反応しないため,離型処理を行わないモールド11でも材料12との界面で離型可能である。またレジスト14が材料12を巻き込んで硬化するため,材料12の充填が完全であればパターンの転写性は良好である。
このようにしてインプリント時の離型性と転写性を両立させることが可能となる。
本実施形態では,パターン形状を損なうような離型処理せずに,インプリント時の離型性が確保できる。また離型のために撥水性レジストを用いることで発生する転写性の悪化もない。インプリント時の離型性と転写性を両立させることが可能となる。
更に,材料12に金属系やシリカ系の材料を用い,モールド11の凹部111に選択的に材料12を充填することで,凸部141でエッチング耐性が高い理想的なマスク(材料12とレジスト14の複合体)を形成できる。金属系やシリカ系の材料は,レジスト14よりもエッチングレートが大幅に遅い。モールド11の凹部111に選択的に充填された材料12が,インプリント後に材料12とレジスト14の複合体の凸部141になる。この結果,材料12とレジスト14の複合体は,パターン部でドライエッチング耐性が高い理想的なマスクとして利用できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが,これらの実施形態は,例として提示したものであり,発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は,その他の様々な形態で実施されることが可能であり,発明の要旨を逸脱しない範囲で,種々の省略,置き換え,変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は,発明の範囲や要旨に含まれるとともに,特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11 モールド
111 凹部
112 凸部
11a 基材
12 モールド非反応材料
13 基材
14 レジスト
141 凸部
142 凹部
21 レジスト
31 基材
32 レジスト
100 磁気記録再生装置
121 磁気ディスク
121a サーボパターン領域

Claims (12)

  1. 凹部および凸部を有するモールドを準備する工程と,
    前記モールドの材料と化学反応しない,モールド非反応材料の層を前記凹部内に形成し、前記凸部上に形成しない工程と,
    熱硬化性または紫外線硬化性の樹脂材料の層が形成された基材に,前記モールドを押し付ける工程と,
    前記モールドを押し付けた状態で,前記樹脂材料の層を硬化させて,前記モールド非反応材料の層と結合させる工程と,
    前記基材から前記モールドを離間し,前記基材上に前記硬化された樹脂材料の層と前記モールド非反応材料の層を残す工程と,
    を具備するインプリント方法。
  2. 前記凹部内に形成し、前記凸部上に形成しない工程が,前記モールド非反応材料を含む溶液を前記モールドに塗布する工程を有する,
    請求項1記載のインプリント方法。
  3. 前記溶液が,溶媒をさらに含み,
    前記凹部内に形成し、前記凸部上に形成しない工程が,前記溶媒を蒸発させる工程をさらに有する,
    請求項2記載のインプリント方法。
  4. 前記モールドの材料が,石英,Si,Ni,またはプラスチックを有する,
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載のインプリント方法。
  5. 前記モールド非反応材料は,金属,金属酸化物,金属錯体,またはシリカ化合物,または前記モールドの材料と反応する反応基を有しない,低分子有機化合物のいずれかである
    請求項4記載のインプリント方法。
  6. 前記金属,金属酸化物,および金属錯体が,Au,Ag,Cu,Al,Fe,Co,Pt,Ni,W,またはMoを含み,
    前記シリカ化合物が,Si,SiO,またはシルセスキオキサンであり,
    前記反応基が,ビニル基,エポキシ基,アミノ基,メタクリル基,メルカプト基,およびオキセタニル基である,
    請求項5記載のインプリント方法。
  7. 前記モールド非反応材料が,金属,金属酸化物,またはシリカ化合物である
    請求項5または6に記載のインプリント方法。
  8. 前記モールド非反応材料が,前記凹部の幅および深さの50%以下の直径を有する微粒子である,
    請求項1乃至7のいずれか1項に記載のインプリント方法。
  9. 前記硬化された樹脂材料の層が,凹部および凸部を有し、この凸部に前記モールド非反応材料の層が配置される
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載のインプリント方法。
  10. 前記硬化された樹脂材料の層の凹部の少なくとも一部,前記モールド非反応材料の層が配置されない,
    請求項9記載のインプリント方法。
  11. 前記硬化された樹脂材料の層をマスクとして,前記基材をエッチングする工程
    をさらに具備する請求項1乃至10のいずれか1項に記載のインプリント方法。
  12. 第2の樹脂材料の層が形成された第2の基材に,前記硬化された樹脂材料の層を押し付ける工程と,
    前記硬化された樹脂材料の層を押し付けた状態で,前記第2の樹脂材料の層を硬化させる工程と,
    前記第2の基材および前記硬化された第2の樹脂材料の層から前記硬化された樹脂材料の層を離間する工程と,
    をさらに具備する請求項1乃至10のいずれか1項に記載のインプリント方法。
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