JP5685335B1 - 交流発電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】単相と三相の同時出力が可能な交流発電機の単相総出力を増大させる。【解決手段】Y結線された電機子コイルの三相巻線u,v,wのいずれか1相の巻線(図示の例においてU相巻線u)である基準巻線uの誘起電圧に対し,ベクトル和において1/2で,かつ180?の位相差を有する誘起電圧を発生させる補助巻線nを中性点Oに接続すると共に,この補助巻線nに出力端子Nを接続する。また,中性点Oから約100Vの電圧が誘起される基準巻線u上の位置に中間タップtを設けると共に,中間タップtに出力端子Tを接続する。これにより,出力端子U,V,Wと中性点Oを介して行われる三相4線出力,出力端子V,W,Nを介して行われる単相3線出力,出力端子Tと中性点Oを介して行われる単相2線出力を同時に行うことが可能となり,単相の総出力が増大する。【選択図】図1

Description

本発明は交流発電機に関し,より詳細には,三相と単相の同時出力が可能な交流発電機の改良に関する。
工事現場や各種イベント会場などの特に屋外において,電力により稼働する各種の作業機,照明器具,映像・音響機器,その他の機器(本明細書において単に「負荷」という。)を使用する場合,このような負荷に対する電力の供給源としてエンジン等の原動機を備えた発電機が使用されている。
そして,このような発電機にあっては,使用する負荷の入力形式の違いを考慮して,三相出力と,単相出力のいずれも行うことができるものが既に提案されている。
このように,三相出力と単相出力のいずれも行うことができるように構成された交流発電機として,電機子コイルの結線を切り替えることにより単相3線出力と三相4線出力間で出力形式を選択的に変更可能とした発電機(特許文献1参照)や,出力形式の切り替えを行うことなく,単相3線出力と三相4線出力を同時に行うことができるようにした発電機が提案されている(特許文献2,3参照)。
特開2006− 87242号公報 特開2004− 72985号公報 特開2006−204005号公報
上記先行技術文献として紹介した先行技術中,特許文献1に記載の交流発電機は,交流発電機に設けた電機子コイルの結線を単相3線出力用の結線,又は三相4線出力用の結線の何れか一方に選択的に切り替えて使用するものであることから,一方の出力形式による出力が行われている時には,他方の出力形式による出力を行うことができず,三相入力用の負荷と,単相入力用の負荷に対し同時に電力を供給することができないという欠点があった。
また,特許文献1に記載の発電機の定格電圧が200V,定格電流が57.7Aであると仮定すると,この交流発電機の三相4線出力時における総出力は20kVA(√3×200V×57.7A)であり,単相3線出力に切り替えたときの総出力は11.5kVA(200V×57.7A)であり,単相3線出力時の総出力は,三相4線出力時の総出力よりも大幅に低下する。
その結果,単相出力時において同時に接続できる負荷が制限されるだけでなく,三相出力を行っている場合に比較して,エンジン等の原動機は必要以上の余裕が生じた状態で運転されることとなるために,単相出力時には,例えば燃料消費量あたりの発電量が減少する等,発電効率についても低下するものとなっており,原動機に過剰に生じた余裕の範囲内で単相の総出力を増大させることができれば,より効率的に発電を行うことが可能となる。
これに対し,特許文献2,3として紹介した交流発電機では,電機子コイルの結線を切り替えることなく,単相出力と三相出力とを同時に行うことができることから,三相入力の負荷と,単相入力の負荷に対し同時に電力を供給することができる点で,特許文献1に記載されている切換型の発電機に比較して優れたものとなっている。
しかし,特許文献2,3に記載の交流発電機についても定格電圧が200V,定格電流が57.7Aと仮定して計算すると,その総出力は,三相4線のみの総出力が20kVA(√3×200V×57.7A),単相3線のみの総出力が11.5kVA(200V×57.7A)であり,三相,単相共に総出力は特許文献1の発電機と同じであることから,単相の総出力は,三相の総出力に比較して大幅に低くなっている。
また,単相出力と三相出力の切り換えを,電機子コイルの結線の切り換えによって行う特許文献1に記載の交流発電機では,三相巻線以外に,別途,追加の巻線を設ける必要が無いが,特許文献2,3に記載の交流発電機では,三相と単相の同時出力を得るために,U相,V相,W相を構成する三相巻線とは別に,更に追加の巻線を設ける必要があり,この追加の巻線を設けた分,電機子コアが大型化し,ひいては交流発電機全体も大型化する。
一例として,三相巻線のみで構成される電機子コイルの巻線量を100%とすると,これに追加の巻線分を含めた総巻線量は,特許文献2の図3,図8に記載の結線では共に133%,特許文献3の図1の結線では129%,特許文献3の図2の結線では144%となり,総巻線量が大幅に上昇していることが判る。
そこで本発明は,上記従来技術における欠点を解消するためになされたもので,単相と三相の同時出力が可能な交流発電機において,定格電圧や定格電流を変更することなく,従って,三相の総出力はそのままに,単相の総出力の増大を可能とした交流発電機を提供することを目的とする。
また本発明は,前述したように単相と三相の同時出力を可能とし,且つ,単相の総出力を増大した構成でありながら,三相と単相の同時出力を得るために交流発電機の電機子に追加する巻線(本願において「補助巻線」という。)を,可及的に少ない量とすることで,電機子コアの小型化,ひいては交流発電機全体の小型化を図ることを目的とする。
以下に,課題を解決するための手段を,発明を実施するための形態で使用する符号と共に記載する。この符号は,特許請求の範囲の記載と発明を実施するための形態の記載との対応を明らかにするためのものであり,言うまでもなく,本願発明の技術的範囲の解釈に制限的に用いられるものではない。
上記目的を達成するために,本発明の交流発電機は,
中性点Oを中心に三相巻線u,v,wが120°の位相差でY結線されており,所定電圧(一例として200V)の三相交流を出力可能に構成された交流発電機において,
前記中性点Oに接続された補助巻線nを更に設けると共に,前記三相巻線u,v,wのうちのいずれか1相(実施例においてU相)の巻線を基準巻線とし,該基準巻線u上であって,前記中性点Oから約100Vの電圧が誘起される位置に中間タップtを設け,
前記補助巻線nによって誘起される誘起電圧のベクトル和が,前記基準巻線uの誘起電圧(115V)に対し1/2で,且つ,前記基準巻線uの誘起電圧に対し180°の位相差を生じるよう前記補助巻線nを構成し,
前記三相巻線u,v,wの各出力端子U,V,Wと前記中性点Oとを,三相4線出力部とし,
前記三相巻線u,v,wのうち前記基準巻線uを除く他の2巻線v,wの各出力端子V,Wと前記補助巻線nの出力端子Nを,単相3線出力部と成すと共に,
前記基準巻線uに設けた前記中間タップtに接続された出力端子Tと前記中性点Oとを,単相2線出力部としたことを特徴とする(請求項1)。
また,本発明の別の交流発電機は,
中性点Oを中心に三相巻線u,v,wが120°の位相差でY結線されており,所定電圧(一例として400V)の三相交流を出力可能に構成された交流発電機において,
前記中性点Oに接続された補助巻線nを更に設けると共に,前記三相巻線u,v,wのうちのいずれか1相(実施例においてU相)の巻線を基準巻線とし,該基準巻線u上であって,前記中性点Oから約100Vの電圧が誘起される位置に中間タップt(t1)を設け,
前記補助巻線nによって誘起される誘起電圧のベクトル和が,前記基準巻線uの誘起電圧(230V)に対し1/4で,且つ,前記基準巻線uの誘起電圧に対し180°の位相差を生じるよう前記補助巻線nを構成し,
前記三相巻線u,v,wの各出力端子U,V,Wと前記中性点Oとを,三相4線出力部とし,
前記三相巻線u,v,wのうち前記基準巻線uを除く他の2巻線v,wの中間位置に接続した各出力端子V’,W’と前記補助巻線nの出力端子Nを,単相3線出力部と成すと共に,
前記基準巻線uの前記中間タップt(t1)に接続された出力端子Tと前記中性点Oとを,単相2線出力部としたことを特徴とする(請求項2)。
上記構成の交流発電機において,前記補助巻線nは,前記基準巻線uに対し180°の位相差で前記中性点Oに接続された巻線のみで構成することができ(請求項3),この場合,前記補助巻線nを,前記基準巻線uのスロット内に収容するものとしても良い(請求項4)。
また,前記補助巻線nは,前記基準巻線uに対する位相差が異なる複数の部分補助巻線nu,nv,nwの組合せによって構成することもできる(請求項5)。
この場合,前記補助巻線nを同一巻数の3つの前記部分補助巻線nu,nv,nwによって構成し,前記部分補助巻線nu,nv,nwの1つnuを,前記基準巻線uと180°の位相差で前記中性点Oに接続すると共に,
前記部分補助巻線nu,nv,nwの他の1つ(例えばnv)を,前記基準巻線u以外の三相巻線v,wいずれか1つ (例えばv)と同位相となるように,残りの前記部分補助巻線nwを残りの前記三相巻線wと同位相となるように,前記中性点Oに接続する構成としても良い(請求項6)。
このように,補助巻線nを3つの部分補助巻線nu,nv,nwによって構成した場合,前記三相巻線u,v,wを収容するスロットのそれぞれに,前記部分補助巻線nu,nv,nwをいずれか1つずつ収容するものとしても良い(請求項7)。
以上で説明した本発明の構成により,本発明の交流発電機では以下の効果を得ることができた。
本発明の交流発電機では,三相4線と単相3線の同時出力を行うことができるだけでなく,単相3線とは別に,単相2線についても同時出力が可能となり,単相2線の同時出力が可能となった分,単相の総出力を増大させることができた。
また,このように三相4線,単相3線,及び単相2線の同時出力が可能でありながら,三相4線と単相3線の同時出力を可能とした従来の交流発電機(特許文献2,3)に比較して,追加する補助巻線量を少なくすることが可能で,その結果,電機子コア,ひいては交流発電機全体の小型化が可能となった。
この補助巻線nを前記基準巻線uに対し180°の位相差で前記中性点Oに接続された巻線のみで構成する場合,補助巻線nの巻数は,基準巻線uの巻数の1/2(請求項1の場合)となり,補助巻線nを設けていない場合の巻線量を100%とすると,三相巻線u,v,wに補助巻線nを加えた総巻線量は僅か117%に増加するのみで,129〜144%に増加する従来の交流発電機(特許文献2,3)に比較して十分に小さい値である。
また,補助巻線nを複数の部分補助巻線,例えば同一巻数の3つの部分補助巻線nu,nv,nwを組み合わせて構成した場合(請求項6の構成)であっても,総巻線量は125%に止まっている。
なお,交流発電機に追加された補助巻線nは,三相巻線u,v,wを収容するスロット(図示せず)内に三相巻線u,v,wと共に収容することで,交流発電機全体をコンパクトなものとすることができ,特に,補助巻線nを複数の部分補助巻線nu,nv,nwによって構成した場合には,一つの巻線によって補助巻線nを構成した場合に比較して総巻線量は増大するものの,補助巻線nを,三相巻線u,v,wの各スロットに分けて収容することができ,一つのスロットに対して収容される補助巻線量を減少させることができる結果,スロットの小型化,ひいては電機子コアの小型化を図ることができた。
実施例1の交流発電機における電機子コイルの結線図。 図1の結線がされた電機子コイルのベクトル図。 実施例2の交流発電機における電機子コイルの結線図。 図3の結線がされた電機子コイルのベクトル図。 実施例3の交流発電機における電機子コイルの結線図(低圧結線)。 実施例3の交流発電機における電機子コイルの結線図(高圧結線)。 図6の高圧結線がされた電機子コイルのベクトル図。 実施例3の交流発電機の概略説明図。
以下に,添付図面を参照しながら本発明の交流発電機について説明する。
〔実施例1〕
図1は,本実施例(実施例1)の交流発電機における電機子コイルの結線図であり,本実施例では200Vの三相交流を出力可能に構成している。
図1に示すように本発明の交流発電機の電機子コイルが,中性点Oに三相巻線であるU相巻線u,V相巻線v,W相巻線wのそれぞれの一端を接続すると共に,電気角120°の位相差でY結線されている点は,既知の三相交流発電機の構成と共通である。
従って,U相巻線uの他端に接続された出力端子U,V相巻線vの他端に接続された出力端子V,W相巻線wの他端に接続された出力端子W,及び中性点Oを介して,所定の定格電圧,本実施例では200Vの三相4線出力が得られる点も,既知の三相交流発電機と同様である。
本発明の交流発電機では,前述した三相巻線u,v,wの他に,三相巻線u,v,wのいずれか1相(本実施例ではU相)の巻線uを基準巻線とし,この基準巻線uの誘起電圧に対し,ベクトル和において1/2で且つ180°の位相差を有する誘起電圧を発生する補助巻線nの一端を中性点Oに接続すると共に,この補助巻線nの他端に出力端子Nを接続している。
また,前述の基準巻線u上には,三相出力電圧である200Vに対し1/2の電圧(100V)が誘起される位置に中間タップ(t)を設け,この中間タップtに出力端子Tを接続している。
なお,図1に示す本実施例の構成では,三相巻線u,v,w中,U相巻線uを前述の基準巻線としているが,その他の相(V相,W相)の巻線v,wのいずれか一方をこの基準巻線としても良い。
また,図1に示した本実施例の構成にあっては,前述の補助巻線nとして,基準巻線uの巻数に対し1/2の巻数を有する単一の補助巻線nの一端を,基準巻線nに対して電気角で180°の位相差となるように中性点Oに接続することにより構成しているが,この補助巻線nは,図1に示すように,単一の巻線によって構成する場合のみならず,後に図3を参照して詳述する実施例2のように,複数の巻線(部分補助巻線nu,nv,nw)を組み合わせて構成したものであっても良く,図2,図4のベクトル図に示すように,補助巻線n全体の誘起電圧のベクトル和が,基準巻線uの励起電圧に対し1/2で,かつ180°の位相差となる構成であれば各種構成を採用可能である。
図1に示す通りに結線された電機子コイルのベクトル図は,図2に示す通りであり,前述したように,200Vの三相出力を可能とした本実施例の交流発電機において,各相の線間電圧(出力端子U−V,V−W,W−U間の電圧)はそれぞれ200Vであり,従って,各相の電圧は約115V(200V/√3)となる。
また,補助巻線nに接続された出力端子Nと中性点O間の電圧(出力端子N−O間の電圧)はU相電圧(115V)に対して1/2の57.5Vで,従って出力端子V−N,N−W間の電圧は約100V(57.5V×√3)である。
更に,中間タップtは,前述したように三相出力である200Vに対し1/2の誘起電圧(100V)を発生する位置に設けられていることから,T−O間電圧は100Vである。
従って,図1のように結線された電機子巻線を備えた発電機において,下表中,右記に記載した出力端子によって,左記に記載した出力形式の出力が行われる出力部が形成されている。
Figure 0005685335
図1に示す結線の電機子コイルを備えた本実施例の交流発電機は,一例として定格電圧200V,定格電流57.7Aであり,三相4線のみの総出力は,20kVA(√3×200V×57.7A)であり,先に特許文献1〜3として紹介した交流発電機の三相総出力に等しい。
また,単相3線のみの総出力は11.5kVA(200V×57.7A)で,この点でも特許文献1〜3として紹介した従来の交流発電機における単相3線の総出力に等しい。
しかし,本願発明の交流発電機にあっては,単相3線出力の他,単相2線出力を同時に行うことができ,その総出力は5.8kVA(100V×57.7A)である。
従って,本実施例の交流発電機における単相電力の総出力は,単相3線の総出力11.5kVAと,単相2線の総出力5.8kVAの和である17.3kVA(11.5kVA+5.8kVA)となり,原動機に生じた余裕の範囲内で従来技術として紹介した特許文献1〜3に記載されている交流発電機よりも単相2線出力分,単相の総出力を増大させている。
また,図1に示した電機子コイルの結線において,補助巻線nとして許容電流値が基準巻線uと同等のものを使用すると,基準巻線uの誘起電圧に対し1/2の誘起電圧を発生する補助巻線nの巻線量は,基準巻線uの巻数の1/2となる。
従って,追加された補助巻線量は,三相巻線u,v,wの合計量に対し約17%で,本実施例における交流発電機の電機子巻線総量は,補助巻線nを備えていない交流発電機の巻線量を100%とした場合,17%増の117%であり,巻線量の増加が低く抑えられている。
以上のようにして電機子コイルに追加された補助巻線nは,本実施形態にあっては電機子コア(図示せず)に設けた基準巻線(U相巻線)uを収容するためのスロット(図示せず)内に共に収容する。
その結果,基準巻線uを収容するスロットに対する巻線収容量は,三相巻線の他の巻線v,wを収容するスロットに対する巻線収容率100%に対し,補助巻線分増加した150%となる。
〔実施例2〕
200Vの三相交流を出力可能とした別の交流発電機の電機子コイルの結線を,図3に示す。
図1,2を参照して説明した実施例1の交流発電機の電機子コイルの構成にあっては,前述した補助巻線nを単一の補助巻線によって構成するものとしていたが,本実施例では補助巻線nを複数の部分補助巻線nu,nv,nwの組合せによって構成している。
このように,補助巻線nを複数の部分補助巻線nu,nv,nwの組合せによって構成する場合,各部分補助巻線nu,nv,nwによって励起される電圧を合成して得た励起電圧のベクトル和が,前述した基準巻線uの励起電圧に対し1/2で180°の位相差となるよう,複数の部分補助巻線nu,nv,nwを組み合わせる。
図3に示す例では,補助巻線nを基準巻線uの巻数に対しそれぞれ1/4の巻数を有する3本の部分補助巻線(第1部分補助巻線nu,第2部分補助巻線nv,第3部分補助巻線nw)によって構成している。
そして,第1部分補助巻線nuを,基準巻線uに対し180°の位相差となるよう中性点Oに接続すると共に,第2部分補助巻線nvを三相巻線のうちのV相の巻線vと同位相となるように,第3部分補助巻線nwをW相の巻線wと同位相となるように,それぞれ中性点Oに接続している。
図示の例では,中性点Oに対し,第1部分補助巻線nu,第2部分補助巻線nv,第3部分補助巻線nwの順に直列に接続することで,第2,第3部分補助巻線nv,nwを,第1部分補助巻線nuを介して中性点Oに接続しているが,中性点Oに対する各部分補助巻線(nu,nv,nw)の接続は図示の例に限定されず,異なる順番〔例えば第1,第3,第2部分補助巻線(nu−nw−nv)の順/第2,第1,第3部分補助巻線(nv−nu−nw)の順/第2,第3,第1部分補助巻線(nv−nw−nu)の順/第3,第1,第2部分補助巻線(nw−nu−nv)の順/第3,第2,第1部分補助巻線(nw−nv−nu)の順〕で行っても良い。
このようにして中性点Oに対して接続された部分補助巻線nu,nv,nwは,図4のベクトル図に示すようにそれぞれ28.8Vの励起電圧を発生するが,各部分補助巻線nu,nv,nwの励起電圧は基準巻線uの励起電圧に対し異なる位相差を有することから,これらを合成したベクトル和として補助巻線n全体の励起電圧(合成励起電圧)を捉えると,この合成励起電圧は基準巻線uの励起電圧(115V)に対し1/2の57.6Vで,且つ,基準巻線uの励起電圧に対し180°位相差を有するものとなる。
その結果,図1,2を参照して説明した実施例1の結線を採用した場合と同様,V−N,N−W間電圧は約100V(57.6×√3)となり,V,N,Wの三端子より単相3線200Vの出力が得られる。
従って,図3の電機子コイルの結線においても,出力端子U,V,W,Oより三相4線200Vの出力が,出力端子V,N,Wより単相3線200Vの出力が,出力端子T,Oより単相2線100Vの出力が,それぞれ同時に得られるものとなっており,その結果,単相の総出力を増大させることができる。
なお,基準巻線uに対し1/4の巻数を有する3本の部分補助巻線nu,nv,nwを組み合わせて補助巻線nを構成した本実施例の構成にあっては,三相巻線u,v,wのみによって電機子巻線を構成した場合の巻線量100%に対し,総巻線量は,補助巻線nの増加分(25%)が加わった125%となり,実施例1として説明した交流発電機の総巻線量の117%に比較して増加している。
しかし,本実施例の構成では,補助巻線nを3つの部分補助巻線nu,nv,nwの組合せによって構成することで,第1部分補助巻線nuをU相巻線(基準巻線)uを収容するスロットに,第2部分補助巻線nvをV相巻線vを収容するスロットに,第3補助巻線nwをW相巻線wを収容するスロットにそれぞれ収容する等,第1〜第3部分補助巻線nu,nv,nwを,それぞれ別々のスロットに分散して収容することが可能となる。
その結果,実施例1の構成では,補助巻線nを全てU相の巻線(基準巻線)uを収容するスロットに収容するものとしていたため,U相巻線を収容するスロットに対する巻線収容率は,U相巻線のみを収容した場合の収容率100%に対し,150%にまで上昇するものとなっていた。
これに対し,本実施例の構成では,各相の巻線u,v,wを収容するスロットに補助巻線nを分散して収容した結果,各スロットの巻線収容率は,いずれも125%に抑えることかでき,1つのスロットに対する収容率の最大値を減少させることができ,その結果,スロットの寸法を小さくすることができた。
なお,図示の例では補助巻線nを構成する部分補助巻線nu,nv,nwとして,いずれも同一巻数の巻線を使用しているが,各部分補助巻線nu,nv,nwは,前述したように,ベクトル和としての励起電圧が基準巻線uの励起電圧に対し1/2で,且つ180°の位相差を生じるものであれば,異なる巻数の部分補助巻線を組み合わせて補助巻線nを構成するものとしても良い。
この場合,各スロットに対する巻線収容率は,収容する補助巻線の巻数によって異なるものとなるために均一なものとはならないが,補助巻線nを複数の部分補助巻線に分割して収容可能とすることで,1つのスロットあたりに対する巻線収容率は,実施例1で説明したU相のスロットに対する収容率である150%よりも低い数値とすることができる。
〔実施例3〕
本発明の更に別の実施例を図5〜7を参照して説明する。
本実施例の交流発電機は,三相の各相の巻線u,v,w(図示の例では,更に補助巻線n)がいずれも巻数が同一な2本の巻線を1組として構成したもので,図5に示す結線状態では,このように三相の各相の巻線u,v,wと補助巻線nが並列に接続された2本1組の巻線によって構成されている点を除き,図1を参照して説明した実施例1の電機子コイルと同様である。
このように,本実施例の交流発電機にあっては,2本一組の巻線によって各相の巻線u,v,wが構成されていることにより,図示せざるスイッチの切り替えにより,図5に示すように各相の巻線を並列に接続した低圧結線と,図6に示すように各相の巻線を直列に接続した高圧結線間で,結線状態を切り替え可能としている。
本実施例の交流発電機は,図5に示す低圧結線において三相4線200Vの交流出力が行えるように構成されており,図5に示す低圧結線におけるベクトル図は,実施例1の結線(図1の結線)について参照した図2のベクトル図と同じになる。
従って,図5の低圧結線では,出力端子U,V,W,Oを介して三相4線200Vの出力が得られ,出力端子V,N,Wを介して単相3線200Vの出力が得られると共に,出力端子T,T,Oを介して単相2線100Vの出力を得ることができる。
一方,図6に示すように,各相の巻線u,v,wを構成する個々の巻線u1,u2;v1,v2;w1,w2をそれぞれ直列に結線することで,各相を構成する巻線の巻数が2倍となり,図5に示した低圧結線に対し,各相間の電圧(出力端子U−V,V−W,W−U間の電圧)として2倍の400Vを発生させることが可能となる。
なお,補助巻線nを構成する各巻線n1,n2は,低圧結線,高圧結線のいずれの結線においても並列に接続した状態を維持しており,従って,図5に示す低圧結線においては基準巻線uに対し1/2の巻数であった補助巻線は,図6に示す高圧結線にあっては,基準巻線uの巻数に対し1/4の巻数となる。
なお,本実施例の交流発電機では,図6に示す高圧結線状態において直列に接続された各相の巻線u,v,wの端部に出力端子U,V,Wを設ける他,各相の巻線を構成する巻線間(u1−u2間,v1−v2間,w1−w2間)にも出力端子U’,V’,W’を設けている。
また,基準巻線であるU相の巻線上に,中性点Oとの間で100Vの電圧が誘起される位置に中間タップt1を設けると共に,この中間タップt1に接続された出力端子Tを設けている。
以上のように構成された図6に示す高圧結線におけるベクトル図を図7に示す。図7のベクトル図より,図6に示す高圧結線状態では,出力端子U,V,W,Oを介して三相4線400Vの出力を得ることができ,出力端子V’,N,W’を介して単相3線200Vの出力を得ることができ,更に,出力端子T,Oを介して単相2線100Vの出力を得ることができる。
なお,基準巻線であるU相巻線uを構成する巻線u1,u2間にも出力端子U’接続した図示の実施例にあっては,更に,出力端子U’,V’,W’,Oを介して三相4線200Vの出力を得ることもできるようになっている。
以上で説明した実施例3の交流発電機における出力形式と出力端子との関係をまとめると下表に示す通りであり,下表右欄に示す出力端子が,左欄に示す出力形式の出力部となる。
Figure 0005685335
図5に示す低圧結線における三相,単相の総出力は,実施例1で説明した交流発電機と同様であり,定格電流を57.7Aとすると,三相4線200Vの総出力は20kVA,単相出力は,単相3線出力の11.5kVAと単相2線出力の5.8kVAの計17.3kVAである。
これに対し,図6に示す高圧結線状態では,本実施例の各相の巻線は2本1組として構成していることから,図5の低圧結線における定格電流を57.7Aとすると,図6の高圧結線の定格電流はその半分の28.8Aとなる。
従って,図6の高圧結線における三相4線400Vのみの総出力は20kVA(√3×400V×28.8A)で,低圧結線時における三相4線の総出力と同じである。
一方,単相3線のみの総出力は5.8kVA(200V×28.8A),単相2線の総出力は2.9kVA(100V×28.8A)で,両者を併せた単相の総出力は8.7kVA(5.8kVA+2.9kVA)となる。
このように,図5に示す低圧結線に対し,図6に示す高圧結線に切り替えた場合には,三相の総出力は変化しないものの,単相の総出力が約半分に減ってしまうことになる。
しかし,本発明の交流発電機の構成にあっては,低圧結線,高圧結線のいずれの結線状態においても,三相4線と,単相3線,単相2線の同時出力が可能となっている結果,低圧結線と高圧結線間で結線を切り替え可能とした従来の交流発電機との比較において,いずれの結線状態においても単相の総出力は増加している。
以上のように構成された各相の巻線u,v,w及び補助巻線nは,交流発電機に設けられた電機子のコアに形成されたスロットに,一例として図8に示す状態で収容されている。
図8に示す構成例において,前述のコアは12個のスロットを有し,1相の巻線を2分割して180°離れた対称位置のスロットに巻装(収容)することで,U,V,Wの各相巻線u(u1,u2),v(v1,v2),w(w1,w2)を120°の位相差で配置している。
U相巻線u(u1,u2)を収納するスロットには補助巻線n(n1,n2)が共に収容されており,この補助巻線n(n1,n2)はU相巻線(基準巻線)uに対して180°の位相差(逆相)となるように結線されている。
なお,電機子コアのスロット数,巻線の配置位置は,中性点OにU相巻線u(u1,u2),V相巻線v(v1,v2),W相巻線w(w1,w2)を電気角120°の位相差でY結線され,補助巻線n(n1,n2)をU相の巻線nに対して電気角180°の位相差となるよう中性点Oに接続していれば,図8に示す構成に限定されず,1つのスロットに複数の相の巻線を収容するものとしても良い。
〔先行技術との性能比較〕
以上で説明した本発明の交流発電機(実施例1,2)と,従来技術として紹介した特許文献1〜3に記載の交流発電機の性能の比較結果をまとめたものを下表に示す。
Figure 0005685335
上記表3より,本願の実施例1と2の交流発電機は,従来技術として紹介したいずれの交流発電機との比較においても,単相の総出力が大幅に向上していることが判る。
しかも,三相,単相の同時出力と,単相総出力の増大が得られるものでありながら,電機子コイルに追加した追加巻線(補助巻線n)を含めた総巻線量は,従来技術として紹介した交流発電機中,最小である。
更に,単相と三相の同時出力を可能とするために設けた追加巻線(補助巻線n)を収容するスロット単位の収容率,すなわち,スロット中,最大量の巻線を収容しているスロットの巻線量の比較(表3中の「1スロットの最大収容率(%)」)においても,本願実施例1,2の交流発電機にあっては従来の交流発電機に比較して低い数値を示しており,本発明の構成を採用することで,電機子コアに形成するスロットを小さなものとすることが可能で,電機子コア,従って交流発電機の全体の小型化が可能である。
u U相巻線(基準巻線)
u1,u2 U相巻線を構成する巻線
v V相巻線
v1,v2 V相巻線を構成する巻線
w W相巻線
w1,w2 W相巻線を構成する巻線
n 補助巻線
nu (第1)部分補助巻線
nv (第2)部分補助巻線
nw (第3)部分補助巻線
t,t1,t2 中間タップ
U 出力端子(U相)
V 出力端子(V相)
W 出力端子(W相)
U’ 出力端子(U相中間)
V’ 出力端子(V相中間)
W’ 出力端子(W相中間)
O 中性点
N 出力端子(補助巻線の)
T 出力端子(中間タップの)

Claims (7)

  1. 中性点を中心に三相巻線が120°の位相差でY結線されており,所定電圧の三相交流を出力可能に構成された交流発電機において,
    前記中性点に接続された補助巻線を更に設けると共に,前記三相巻線のうちのいずれか1相の巻線を基準巻線とし,該基準巻線上であって,前記中性点から約100Vの電圧が誘起される位置に中間タップを設け,
    前記補助巻線によって誘起される誘起電圧のベクトル和が,前記基準巻線の誘起電圧に対し1/2で,且つ,前記基準巻線の誘起電圧に対し180°の位相差を生じるよう前記補助巻線を構成し,
    前記三相巻線の各出力端子と前記中性点とを,三相4線出力部とし,
    前記三相巻線のうち前記基準巻線を除く他の2巻線の各出力端子と前記補助巻線の出力端子を,単相3線出力部と成すと共に,
    前記基準巻線に設けた前記中間タップに接続された出力端子と前記中性点とを,単相2線出力部としたことを特徴とする交流発電機。
  2. 中性点を中心に三相巻線が120°の位相差でY結線されており,所定電圧の三相交流を出力可能に構成された交流発電機において,
    前記中性点に接続された補助巻線を更に設けると共に,前記三相巻線のうちのいずれか1相の巻線を基準巻線とし,該基準巻線上であって,前記中性点から約100Vの電圧が誘起される位置に中間タップを設け,
    前記補助巻線によって誘起される誘起電圧のベクトル和が,前記基準巻線の誘起電圧に対し1/4で,且つ,前記基準巻線の誘起電圧に対し180°の位相差を生じるよう前記補助巻線を構成し,
    前記三相巻線の各出力端子と前記中性点とを,三相4線出力部とし,
    前記三相巻線のうち前記基準巻線を除く他の2巻線の中間位置に接続した各出力端子と前記補助巻線の出力端子を,単相3線出力部と成すと共に,
    前記基準巻線の前記中間タップに接続された出力端子と前記中性点とを,単相2線出力部としたことを特徴とする交流発電機。
  3. 前記補助巻線を,前記基準巻線に対し180°の位相差で前記中性点に接続された巻線のみで構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の交流発電機。
  4. 前記補助巻線を,前記基準巻線のスロット内に収容したことを特徴とする請求項3記載の交流発電機。
  5. 前記補助巻線を,前記基準巻線に対する位相差が異なる複数の部分補助巻線の組合せによって構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の交流発電機。
  6. 前記補助巻線を同一巻数の3つの前記部分補助巻線によって構成し,前記部分補助巻線の1つを,前記基準巻線と180°の位相差で前記中性点に接続すると共に,
    前記部分補助巻線の他の1つを,前記基準巻線以外の三相巻線いずれか1つと同位相となるように,残りの前記部分補助巻線を残りの前記三相巻線と同位相となるように前記中性点に接続したことを特徴とする請求項5記載の交流発電機。
  7. 前記三相巻線を収容するスロットのそれぞれに,前記部分補助巻線をいずれか1つずつ収容したことを特徴とする請求項6記載の交流発電機。
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