JP5684648B2 - ユニット住宅 - Google Patents

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本発明は、ユニット住宅に関する。
図5に示すように、従来のユニット住宅200においては、基礎210上に複数の住宅ユニット220、220、220が並べて配置され、基礎210と複数の住宅ユニット220、220、220とが基礎210に埋め込まれたアンカーボルト(図示せず)によりボルト接合され、下階の住宅ユニット220の上に小屋ユニット230が配置され、下階の住宅ユニット220と小屋ユニット230とがボルト接合されていた。即ち、小屋ユニット230の直下には、住宅ユニット220が配置されている必要があり、住宅の階数を増やすごとに、小屋ユニット230の直下には、住宅の階数に応じた複数の住宅ユニット230が必要となる。
そのため、図5に示す1階建ての場合は1つの小屋ユニット230に対して3つの住宅ユニットが必要であり、また、2階建ての場合は1つの小屋ユニット230に対して6つの住宅ユニット220が必要であった。
特開平5−25878号公報
しかし、従来のユニット住宅200においては、物流費等の問題により、使用する住宅ユニットの数の増加に応じて、建築コストも増加するという問題がある。
そのため、従来より少ない数の住宅ユニットで建築されている、小屋ユニットを有するユニット住宅を提供することが望まれる。
本発明は、従来より少ない数の住宅ユニットで建築されている、小屋ユニットを有するユニット住宅を提供することを目的とする。
上記課題の少なくとも一つを解決するために、請求項1に記載のユニット住宅100a、100bに係る発明は、例えば、図1〜図3に示すように、
離間して対向配置された複数の住宅ユニット1A、1Aと、
前記複数の住宅ユニット1A、1A間の空間を跨いで、前記複数の住宅ユニット1A、1A上に配置されている小屋ユニット1Bと、
小屋ユニット1Bの両側において住宅ユニット1A、1A上に配置されている屋根ユニット30,30とを備えたユニット住宅であって、
前記住宅ユニット1Aは、複数本の柱2と、これらの柱2の上端間どうしを接合する複数本の天井梁3と、前記柱2の下端間どうしを接合する複数本の床梁4とで骨組みが箱状に形成され、前記小屋ユニット1Bは、複数本の柱2と、これらの柱3の上端間どうしを接合する複数本の天井梁3と、前記柱2の下端間どうしを接合する複数本の床梁4とで骨組みが箱状に形成され、前記屋根ユニット1Bは、断面コ字型に形成された複数のフレームから矩形枠状に形成され、
前記空間に面する前記住宅ユニット1Aの柱2上に前記小屋ユニット1Bの柱2が配置されており、
前記複数の住宅ユニット1Aの柱2の上端部には、前記小屋ユニット1Bの柱2の下端部に設けられた孔10aに挿入される位置決め用のピン11が突設されているとともに、前記住宅ユニット1Aと、小屋ユニット1Bおよび屋根ユニット30との間には、前記ピン11が挿入される孔20aを有し前記柱2の幅よりも長い金属板20が配置され、この金属板20は、前記空間側において小屋ユニット1Bの床梁4とボルト接合され、反空間側において住宅ユニット1Aの天井梁3および屋根ユニット30とボルト結合されている
ことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、離間して対向配置された複数の住宅ユニット1A、1A間の空間を跨いで、前記複数の住宅ユニット1A、1A上に配置されている小屋ユニット1Bを備えることにより、小屋ユニット1Bの直下に必要であった住宅ユニット1Aが不要となるため、従来より少ない数の住宅ユニットで建築されている、小屋ユニットを有するユニット住宅を提供できる。
また、住宅ユニット1A、1Aの柱2上に前記小屋ユニット1Bの柱2が配置されていることにより、前記小屋ユニット1Bの荷重を斜め下に配置された住宅ユニット1Aの柱2に伝えることができるため、前記小屋ユニット1Bを確実に支えることができる。
しかも、複数の住宅ユニット1Aにおいては、位置決め用のピン11が前記柱2の上端部に設けられ、前記ピン11は、前記小屋ユニット1Bの前記柱2の下端部に設けられた孔10aに挿入されていることにより、前記小屋ユニット1Bの位置決めが容易になり、前記小屋ユニット1Bを正確に配置できる。
さらに、金属板20が前記ピン11が挿入されている孔20aを有することにより、前記金属板20の位置決めが容易となるため、金属板20を正確に配置でき、かつ、前記複数の住宅ユニット1A、1Aと前記小屋ユニット1Bおよび屋根ユニット30とは、前記柱2の幅より長い前記金属板20を介してボルト結合されていることにより、小屋組を頑丈にすることができるだけでなく、前記複数の住宅ユニット1A、1Aと前記小屋ユニット1Bおよび屋根ユニット30とは金属板20を介して柱2以外の部分でボルト結合できるため、柱2の端部どうしを突き合わせてボルト結合する場合に比して結合が容易になる。
請求項に記載の発明は、例えば、図1〜図3に示すように、
請求項に記載のユニット住宅100a、100bにおいて、
前記住宅ユニット1Aと前記小屋ユニット1Bの各々においては、前記柱2の上端部の柱頭接合部材9と天井梁3の端部が接合され、前記柱2の下端部の柱脚接合部材10に床梁4の端部が接合されている
ことを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、前記金属板20を、前記柱頭接合部材9と結合することができる。
本発明によれば、従来より少ない数の住宅ユニットで建築されている、小屋ユニットを有するユニット住宅を提供することができる。
さらに、住宅ユニットと小屋ユニットおよび屋根ユニットとは、柱の幅より長い前記金属板を介してボルト結合されていることにより、小屋組を頑丈にすることができるだけでなく、柱以外の部分でボルト結合できるため、柱の端部どうしを突き合わせてボルト結合する場合に比して結合が容易になる。
本発明に係るユニット住宅の一例を示す図であり、(a)は複数の住宅ユニットと小屋ユニットの配置例を示す図であり、(b)は図1(a)のA部の拡大図であり、(c)は図1(b)の分解図である。 同、変形例を示す図である。 本発明に係るユニット住宅に使用されている住宅ユニットの一例を示す斜視図である。 本発明に係るユニット住宅の変形例を示す図である。 従来のユニット住宅の一例を示す図であり、複数の住宅ユニットと小屋ユニットの配置例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
<実施の形態>
図1〜図3を参照して、本実施の形態におけるユニット住宅について説明する。
はじめに、図1に示す住宅は、ユニット住宅100aである。ユニット住宅100aにおいては、基礎110上に複数の住宅ユニット1A、1Aが離間して対向配置され、基礎110と複数の住宅ユニット1A、1Aとが基礎110に埋め込まれたアンカーボルト(図示せず)によりボルト接合され、前記複数の住宅ユニット1A、1A間の空間を跨いで、下階の住宅ユニット1A上に小屋ユニット1Bが配置され、下階の住宅ユニット1Aと小屋ユニット1Bとがボルト21とナット22でボルト接合されている。そして、屋根束12等を設け、屋根を設置して、ユニット住宅が建築されている。
このようにユニット住宅100aは、箱状に形成された2つの住宅ユニット1A、1Aと箱状に形成された1つの小屋ユニット1Bを組み合せることで施工されている。また、住宅ユニット1Aは、図3に示すように、4本の柱2と、これらの柱2の上端間どうしを結合する4本の天井梁3と、柱2の下端間どうしを結合する4本の床梁4とを備えている。
4本の天井梁3は、2本の長辺天井梁3aおよび長辺天井梁3aより短い2本の短辺天井梁3bによって構成されている。4本の床梁4は2本の長辺床梁4aおよび長辺床梁4aより短い2本の短辺床梁4bによって構成されている。なお、柱2は正方形筒状に形成されており、天井梁3と床梁4は、それぞれ断面コ字型に形成されている。
2本の長辺天井梁3a、3aには、複数の天井小梁5が架設されており、該天井小梁5は長辺天井梁3aの長手方向に所定間隔で設けられている。これら天井小梁5の下面には天井板6が固定されている。
2本の長辺床梁4a、4aには、複数の根太7が架設されており、該根太7は長辺床梁4aの長手方向に所定間隔で設けられている。これら根太7の上面には床板8が固定されている。
なお、柱2の上端部の柱頭接合部材9に天井梁3の端部が接合され、柱2の下端部の柱脚接合部材10に床梁4の端部が接合されている。また、小屋ユニット1Bの柱の下端部が配置されている柱頭接合部材9の上端部にはピン11が設けられている。
また、小屋ユニット1Bは、基本的に住宅ユニット1Aと同様の構成であるため、同じ部材には同じ符号を付している。ここで、小屋ユニット1Bと住宅ユニット1Aの異なる点は、柱2の長さ、天井梁3の長さ、床梁4の長さ等であり、ピン11が不要な点である。そして、柱2の下端部に相当する柱脚接合部材10には、ピン11が挿入されている孔10aが設けられている。また、複数の天井小梁5、これら天井小梁5の下面に設けられる天井板6は不要な場合がある。
次に、図1を参照して、ユニット住宅100aにおける前記住宅ユニット1Aの柱2と前記小屋ユニット1Bの柱2の関係について説明する。
前記住宅ユニット1Aは、複数本の柱2と、これらの柱2の上端間どうしを接合する複数本の天井梁3と、前記柱2の下端間どうしを接合する複数本の床梁4とで骨組みが形成されている。そして、前記小屋ユニット1Bは、複数本の柱2と、これらの柱2の上端間どうしを接合する複数本の天井梁3と、前記柱2の下端間どうしを接合する複数本の床梁4とで骨組みが形成されている。ここで、離間して配置された前記住宅ユニット1A、1A間の空間に面する前記住宅ユニット1A、1Aの柱2上に前記小屋ユニット1Bの柱2が配置されている。図1に示す例では、前記住宅ユニット1Aの柱2と前記小屋ユニット1Bの柱2が一直線になるように配置されている。しかし、これに限らず、前記小屋ユニット1Bの左右の柱2が前記住宅ユニット1Aの柱2より内側(天井梁3側)に少しずれるように小屋ユニット1Bを作成し、設置してもよい。これにより、小屋ユニット内の空間を広くすることができる。また、従来と同じ間隔で住宅ユニット1Aを配置した場合、従来の小屋ユニットに比して長い天井梁3と床梁4を有する小屋ユニット1Bを使用し、離間して配置された前記住宅ユニット1A、1A間の空間に面する前記住宅ユニット1A、1Aの柱2上に前記小屋ユニット1Bの柱2が配置されている。また、従来と同じ大きさの小屋ユニット1Aを配置した場合、従来の住宅ユニットの間隔に比して狭く前記住宅ユニット1A、1Aを配置し、離間して配置された前記住宅ユニット1A、1A間の空間に面する前記住宅ユニット1A、1Aの柱2上に前記小屋ユニット1Bの柱2が配置されている。
ここで、図1、図3に示すように、離間して対向配置された複数の住宅ユニット1Aにおいては、複数の住宅ユニット1A、1A間の空間側において、位置決め用のピン11が前記柱2の上端部に設けられ、前記ピン11は、前記小屋ユニット1Bの前記柱2の下端部に設けられた孔10aに挿入されているように構成されている。具体的には、図3に示すように、ピン11は、前記柱2の上端部に相当する柱頭接合部材9上に設けられている。
そして、図1に示すように、ユニット住宅100aは、前記住宅ユニット1Aの前記柱2の上端部と前記小屋ユニット1Bの前記柱2の下端部との間に設けられ、前記ピン11が挿入される孔20aを有する前記柱2の幅より長いシアープレート(金属板)20を更に備えるように構成されている。シアープレート20は、長方形状の長い金属製のプレートであり、図1(b)に示すように、このシアープレート20の反空間側および空間側の両端部は、それぞれ住宅ユニット1Aの天井梁3の端部および小屋ユニット1Bの床梁4の端部まで延出している。当該シアープレート20の両端部にそれぞれボルト21,21を通すための孔20a,20aが設けられている。
そして、前記複数の住宅ユニット1A、1Aの上端部の天井梁3,3と前記小屋ユニット1Bの下端部の床梁4,4とは、前記シアープレート20を介してボルト21とナット22でボルト結合されている。
なお、図1(c)に示すように、シアープレート20と住宅ユニット1Aの天井梁3をボルト結合する場合、断面コ字型に形成された複数のフレームから構成されている矩形枠状の屋根ユニット30を使用する。この場合は、屋根ユニット30の穴30aにボルト21を通して、住宅ユニット1Aとシアープレート20と屋根ユニット30とをナット22でボルト結合するように構成する。また、屋根ユニット30のフレームと小屋ユニット1Bの床梁4をボルト結合することで、小屋組みを更に頑丈にすることができる。
更に、図1に示すように、前記住宅ユニット1Aと前記小屋ユニット1Bの各々においては、前記柱2の上端部の柱頭接合部材9に天井梁3の端部が接合され、前記柱2の下端部の柱脚接合部材10に床梁4の端部が接合されている。
そして、前記シアープレート20の一方の端部が前記住宅ユニット1Aの前記天井梁3の端部にボルト21とナット22でボルト結合されているとともに、前記シアープレート20の他方の端部が前記小屋ユニット1Bの前記床梁4の端部にボルト21とナット22でボルト結合されている。すなわち、断面コ字形の天井梁3の上フランジに形成されたボルト挿通孔に下方からボルト21を挿通し、さらに当該ボルト21をシアープレート20の孔20aに通したうえで、このボルト21にナット22を螺合して締め付けることによって、シアープレート20の一方の端部が天井梁3の端部にボルト結合されている。また、シアープレート20の他方の端部の孔20aに上方からボルト21を挿通し、さらに当該ボルト21を断面コ字形の床梁4の下フランジに形成されたボルト挿通孔に通したうえで、このボルト21にナット22を螺合して締め付けることによって、シアープレート20の他方の端部が床梁4の端部にボルト結合されている。
なお、シアープレート20の端部をそれぞれ住宅ユニット1Aと小屋ユニット1Bにボルト結合する場合、シアープレート20の一方の端部を、住宅ユニット1Aの柱頭接合部材9にボルト21とナット22でボルト結合し、シアープレート20の他方の端部を、小屋ユニット1Bの柱脚接合部材10にボルト21とナット22でボルト結合してもよい。
この場合、シアープレート20の一方の端部、天井梁3および柱頭接合部材9の双方にボルト結合され、シアープレート20の他方の端部、床梁4および柱脚接合部材10の双方にボルト結合されるので、結合強度が高まるという利点がある。
本実施の形態によれば、離間して対向配置された複数の住宅ユニット1A、1A間の空間を跨いで、前記複数の住宅ユニット1A、1A上に配置されている小屋ユニット1Bを備えることにより、小屋ユニット1Bの直下に必要であった住宅ユニット1Aが不要となるため、従来より少ない数の住宅ユニットで建築されている、小屋ユニットを有するユニット住宅を提供できる。
また、前記空間に面する前記住宅ユニット1A、1Aの柱2上に前記小屋ユニット1Bの柱2が配置されていることにより、前記小屋ユニット1Bの荷重を斜め下に配置された住宅ユニット1Aの柱2に伝えることができるため、前記小屋ユニット1Bを確実に支えることができる。
また、前記複数の住宅ユニット1Aにおいては、位置決め用のピン11が前記柱2の上端部に設けられ、前記ピン11は、前記小屋ユニット1Bの前記柱2の下端部に設けられた孔10aに挿入されていることにより、前記小屋ユニット1Bの位置決めが容易になり、前記小屋ユニット1Bを正確に配置できる。
また、前記シアープレート20が前記ピン11が挿入される孔20aを有しており、この孔20aにピン11が挿入されていることにより、前記シアープレート20の位置決めが容易となるため、シアープレート20を正確に配置でき、かつ、前記複数の住宅ユニット1A、1Aと前記小屋ユニット1Bとは、前記柱2の幅より長い前記シアープレート20を介してボルト21とナット22でボルト結合されていることにより、前記複数の住宅ユニット1A、1Aと前記小屋ユニット1Bとはシアープレート20を介して柱2以外の部分でボルト結合できるため、柱2の端部どうしを突き合わせてこの突き合わせ部分をボルト結合する場合に比して結合が容易になる。つまり、柱2は筒状に形成されているので、その端部の突き合わせ部分にボルトを挿通したうえで、ナットを配置し、さらにボルトを締め付けるという結合作業は困難となるが、上記のようにシアープレート20を介してボルト結合することによって、住宅ユニット1Aと小屋ユニット1Bを容易かつ確実にボルト結合できる。
また、前記シアープレート20は、前記住宅ユニット1Aの前記天井梁3または前記柱頭接合部材9とボルト21とナット22でボルト結合されているとともに、前記小屋ユニット1Bの前記床梁4または前記柱脚接合部材10とボルト21とナット22でボルト結合されていることにより、前記柱以外の複数個所でボルト結合が可能となるため、前記複数の住宅ユニット1A、1Aと前記小屋ユニット1Bとシアープレート20を介して強固に結合できる。
(変形例)
図1に示す住宅は、1階立てのユニット住宅100aについて説明した。しかし、これに限らず、図2に示すように、2階建てのユニット住宅100bにおいても、基礎110上に1階の複数の住宅ユニット1A、1Aが離間して対向配置され、基礎110と複数の住宅ユニット1A、1Aとが基礎110に埋め込まれたアンカーボルト(図示せず)によりボルト接合され、前記複数の住宅ユニット1A、1A上に2階の複数の住宅ユニット1A、1Aが離間して対向配置され、1階および2階の複数の住宅ユニット1A、1A間の空間を跨いで、2階の住宅ユニット1A上に小屋ユニット1Bが配置され、2階の住宅ユニット1Aと小屋ユニット1Bとがボルト接合されているよう構成してもよい。なお、変形例においては、上記実施の形態と同じ部材には同一の符号を付し、説明を省略する。
本構成によれば、少なくとも2つの住宅ユニット1Aを使用しないため、従来より少ない数の住宅ユニットで建築されている、小屋ユニットを有するユニット住宅を提供することができる。更に、1階から2階におよぶ吹き抜け空間を作成することができる。
また、上記実施の形態においては、2つの住宅ユニットが離間して対向配置された例について説明した。しかし、これに限らず、基礎110上に3以上の住宅ユニット1Aが離間して対向配置され、基礎110と複数の住宅ユニット1Aとが基礎110に埋め込まれたアンカーボルト(図示せず)によりボルト接合され、前記3以上の住宅ユニット1A上に3以上の住宅ユニット1A間の複数の空間を跨いで、複数の住宅ユニット1A上に小屋ユニット1Bが配置され、下階の住宅ユニット1Aと小屋ユニット1Bとがボルト接合されているよう構成してもよい。
本構成によれば、大きな小屋ユニットを設置可能にするとともに、従来より少ない数の住宅ユニットで建築されている、小屋ユニットを有するユニット住宅を提供することができる
また、上記実施の形態においては、小屋ユニット1Bの直下に必要であった住宅ユニットを不要とする例について説明した。しかし、小屋ユニット1B直下の住宅ユニットを使用しない場合、図4に示すように、小屋ユニット1Bとシアープレート20aを介して接合される住宅ユニット1Aの柱頭接合部材9,9間に断面コ字型の梁13を設けてもよい。この梁13のフランジには、ボルト21を挿通するための孔13aが設けられている。この場合は、小屋ユニット1Bの穴4cにボルト21を通して、シアープレート20と梁13とをナット22でボルト結合するように構成する。小屋ユニット1Bと梁13をボルト結合することで、小屋組みを更に頑丈にすることができる。
1A 住宅ユニット
1B 小屋ユニット
2 柱
3 天井梁
4 床梁
5 天井小梁
6 天井板
7 根太
8 床板
9 柱頭接合部材
10 柱脚接合部材
11 ピン
20 シアープレート
30 屋根ユニット
100a、100b ユニット住宅
110 基礎

Claims (2)

  1. 離間して対向配置された複数の住宅ユニットと、
    前記複数の住宅ユニット間の空間を跨いで、前記複数の住宅ユニット上に配置されている小屋ユニットと、
    前記小屋ユニットの両側において住宅ユニット上に配置されている屋根ユニットとを備えたユニット住宅であって、
    前記住宅ユニットは、複数本の柱と、これらの柱の上端間どうしを接合する複数本の天井梁と、前記柱の下端間どうしを接合する複数本の床梁とで骨組みが箱状に形成され、前記小屋ユニットは、複数本の柱と、これらの柱の上端間どうしを接合する複数本の天井梁と、前記柱の下端間どうしを接合する複数本の床梁とで骨組みが箱状に形成され、前記屋根ユニットは、断面コ字型に形成された複数のフレームから矩形枠状に形成され、
    前記空間に面する前記住宅ユニットの柱上に前記小屋ユニットの柱が配置されており、
    前記複数の住宅ユニットの柱の上端部には、前記小屋ユニットの柱の下端部に設けられた孔に挿入される位置決め用のピンが突設されているとともに、前記住宅ユニットと、小屋ユニットおよび屋根ユニットとの間には、前記ピンが挿入される孔を有し前記柱の幅よりも長い金属板が配置され、この金属板は、前記空間側において小屋ユニットの床梁とボルト接合され、反空間側において住宅ユニットの天井梁および屋根ユニットとボルト結合されている
    ことを特徴とするユニット住宅。
  2. 請求項に記載のユニット住宅において、
    前記住宅ユニットと前記小屋ユニットの各々においては、前記柱の上端部の柱頭接合部材に天井梁の端部が接合され、前記柱の下端部の柱脚接合部材に床梁の端部が接合されている
    ことを特徴とするユニット住宅。
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