JP5684622B2 - 用紙供給機 - Google Patents
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Description
このような重量のあるロール紙を保持する用紙供給装置では、片持ち式のその保持軸に下方へのモーメント力が作用して保持軸が下方に傾いてしまうという問題がある。
また、前記検出部は、前記移送路における前記用紙の斜行に応じて前記用紙の前記幅方向縁部を検出することができる。
また、前記検出部は、前記用紙の前記幅方向にそって互いにずれた位置にある複数個の用紙センサーを有することができる。
図1は、用紙供給機1の斜視図、図2は、用紙供給機1の、図1とは反対側から見た一部切欠き斜視図であって、用紙供給機1は、装置ハウジング2と、この装置ハウジング2に片持ち式に取り付けている保持軸3と、移送部4と、検出部5と、傾斜角度調整部6と、を有する。
また、保持軸3、検出部5および傾斜角度調整部6により用紙斜行補正装置7を構成している。
とくに図3(1)に示すように、保持軸3は、鉛直壁面部2Aを貫通して装置ハウジング2に自動調心ベアリング8を介してこれを片持ち式に取り付けているもので、鉛直壁面部2Aを隔てて一体の用紙保持部分3Aおよび角度調整部分3Bからなっている。
用紙保持部分3Aには、帯状の用紙(図示の例ではラベル連続体9)をロール状に保持可能とし、角度調整部分3Bの端部には、軸ローラー10を固定している。
なお、ロール状のラベル連続体9の左右側面を押さえる一対のロール紙フランジ11を設けて巻き崩れが発生しないようにしている。
なおラベル連続体9が斜行していない適正移送状態では、第1の用紙センサー17Aがラベル連続体9に対して最も接近状態(ラベル連続体9の幅方向内側)にあり、第2の用紙センサー17Bが中央部(幅方向縁部9A付近)に位置しており、第3の用紙センサー17Cがラベル連続体9に対して最も離反状態(ラベル連続体9の幅方向外側)にあるものとする。
それぞれの用紙センサー17は、たとえば透過型あるいは反射型など(図1に示した例は透過型)任意のタイプのセンサーであって、ラベル連続体9が正規の移送路14から左右いずれかに斜行した場合にその幅方向縁部9Aが遮られて斜行を光学的に判定可能である。
とくに図3に示すように、傾斜角度調整部6は、制御基板18と、斜行補正駆動モーター19と、偏芯カム20と、上記保持軸3の軸ローラー10と、を有する。
斜行補正駆動モーター19は、たとえばステッピングモーターなどからこれを構成し、制御基板18からの制御信号により所定のステップ数だけ正逆いずれかの方向に回転駆動することにより偏芯カム20を所定の回転角度だけ回転させる。
すなわち、偏芯カム20は、斜行補正駆動モーター19の出力軸21にこれを取り付けてある。
軸ローラー10は、偏芯カム20に当接しているとともに保持軸3の端部にこれを取り付けているもので、軸ローラー10と偏芯カム20との相対位置により保持軸3の傾斜角度を調整可能である。
換言すれば、用紙センサー17によるラベル連続体9のずれ量の検出に応じて斜行補正駆動モーター19を必要量だけ回転することによりラベル連続体9の斜行を補正可能である。
図5は、図3と同様の、用紙供給機1の要部説明図であって、図5(1)は、ラベル連続体9が移送路14において右方向に斜行した状態(点線)および補正した状態(実線)を示す要部平面図、図5(2)は、傾斜角度調整部6による補正作用の要部側面図である。
図6は、図3と同様の、用紙供給機1の要部説明図であって、図6(1)は、ラベル連続体9が移送路14において左方向に斜行した状態(点線)および補正した状態(実線)を示す要部平面図、図6(2)は、傾斜角度調整部6による補正作用の要部側面図である。
図7は、用紙供給機1および用紙斜行補正装置7による斜行補正の手順を示すフローチャート図である。
この斜行を検出部5における用紙センサー17が検出し、制御基板18を介して斜行補正駆動モーター19に制御信号を出力し、その出力軸21の偏芯カム20を所定角度だけ回転することにより、図5(2)に示すように、点線から実線の状態に保持軸3(角度調整部分3Bの軸ローラー10)を図中、下方に押し下げる。
したがって、装置ハウジング2(鉛直壁面部2A)の反対側に位置している保持軸3(用紙保持部分3A)は水平状態に戻され、ラベル連続体9の斜行が補正されることになる。
この斜行を検出部5における用紙センサー17が検出し、制御基板18を介して斜行補正駆動モーター19に制御信号を出力し、その出力軸21の偏芯カム20を所定角度だけ回転することにより、図6(2)に示すように、ロール状のラベル連続体9の自重により、点線から実線の状態に保持軸3(角度調整部分3Bの軸ローラー10)を図中、上方に押し上げる。
したがって、装置ハウジング2(鉛直壁面部2A)の反対側に位置している保持軸3(用紙保持部分3A)は水平状態に戻され、ラベル連続体9の斜行が補正されることになる。
ステップS3において、第2の用紙センサー17B(図4参照)がラベル連続体9(幅方向縁部9A)を検出しているか否かを判断する。
検出していれば、ステップS4において第3の用紙センサー17Cがラベル連続体9(幅方向縁部9A)を検出しているか否かを判断する。
第3の用紙センサー17Cがラベル連続体9を検出していなければ、ステップS5において、ラベル連続体9の幅方向縁部9Aは第2の用紙センサー17Bと第3の用紙センサー17Cとの間にあると判断して(すなわち、ラベル連続体9はその移送に支障があるほどには斜行はしていないと判断して)、ステップS3に戻る。
すなわち、保持軸3の用紙保持部分3Aがラベル連続体9の重量により下方に傾斜したと判断し、ステップS7において斜行補正駆動モーター19を駆動し、偏芯カム20と軸ローラー10との間の相対回転によって、ラベル連続体9の右方向への斜行を補正する方向(図5を参照)に保持軸3(角度調整部分3B)を押し下げる。つまり、保持軸3の用紙保持部分3Aは装置ハウジング2(鉛直壁面部2A)に対して押し上げられることになり、ラベル連続体9の斜行を補正する方向に保持軸3を立て直し、ステップS3に戻る。
なお、このステップS7における偏芯カム20の回転角度については任意に設計可能である。
第1の用紙センサー17Aがラベル連続体9を検出していれば、ステップS9において、ラベル連続体9の幅方向縁部9Aは第1の用紙センサー17Aと第2の用紙センサー17Bとの間にあると判断して(すなわち、ラベル連続体9はその移送に支障があるほどには斜行はしていないと判断して)、ステップS3に戻る。
すなわち、保持軸3の用紙保持部分3Aがラベル連続体9の重量減少により上方に傾斜したと判断し、ステップS11において斜行補正駆動モーター19を駆動し、偏芯カム20と軸ローラー10との間の相対回転によって、ラベル連続体9の左方向への斜行を補正する方向(図6を参照)に保持軸3(角度調整部分3B)を押し上げる。つまり、保持軸3の用紙保持部分3Aは装置ハウジング2(鉛直壁面部2A)に対して押し下げられることになり、ラベル連続体9の斜行を補正する方向に保持軸3を立て直し、ステップS3に戻る。
また、プリンターとともに用いる場合に、保持軸3とプリンターにおける印字ヘッドとの間の平行度を所定範囲に維持することができ、印字動作の安定性を保証することができるとともに、組立て精度向上のためのコストアップを抑制することも可能である。
さらに、用紙としてもラベル連続体9に限らず、裏面側に粘着剤を塗布していない下げ札(タグ)などの供給にも応用することができる。
もちろん、用紙に多色印字を行うプリンターなどと組み合わせた場合には、用紙の斜行によるヘッド間のドット位置ずれによる色ずれを回避し画質の劣化を防止可能である。
2 装置ハウジング
2A 装置ハウジング2の鉛直壁面部
3 保持軸
3A 保持軸3の用紙保持部分
3B 保持軸3の角度調整部分
4 移送部
5 検出部
6 傾斜角度調整部
7 用紙斜行補正装置
8 自動調心ベアリング
9 ラベル連続体(用紙)
9A ラベル連続体9の幅方向縁部
10 保持軸3の軸ローラー
11 ロール紙フランジ
12 台紙
13 ラベル片
14 移送路
15 移送駆動モーター
16 移送ローラー
17 用紙センサー
17A 第1の用紙センサー
17B 第2の用紙センサー
17C 第3の用紙センサー
18 制御基板
19 斜行補正駆動モーター
20 偏芯カム
21 出力軸
Claims (3)
- 装置ハウジングと、
前記装置ハウジングの側壁部を貫通して、前記装置ハウジングに自動調心ベアリングを介して片持ち式に取り付けるとともに帯状の用紙をロール状に保持する保持軸と、
前記保持軸から移送路に帯状に繰り出された前記用紙の幅方向縁部を検出する検出部と、
前記検出部からの検出信号に応じて前記保持軸の前記装置ハウジングに対する傾斜角度を調整する傾斜角度調整部と、を備え、
前記傾斜角度調整部は、
前記検出部からの検出信号を受信する制御基板と、
前記制御基板からの制御信号により回転駆動する斜行補正駆動モーターと、を有し、
前記斜行補正駆動モーターとの間における偏芯カムを介して前記保持軸に駆動力を伝達可能とし、前記自動調心ベアリングを支点軸として前記保持軸が上下することで、前記保持軸の前記傾斜角度を調整可能であることを特徴とする用紙供給機。 - 前記検出部は、前記移送路における前記用紙の斜行に応じて前記用紙の前記幅方向縁部を検出することを特徴とする請求項1記載の用紙供給機。
- 前記検出部は、前記用紙の前記幅方向にそって互いにずれた位置にある複数個の用紙センサーを有することを特徴とする請求項1または2記載の用紙供給機。
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