JP5684287B2 - 無線負荷インジケータおよび相対狭帯域送信電力によるセル間干渉協調を可能にするための方法および装置 - Google Patents

無線負荷インジケータおよび相対狭帯域送信電力によるセル間干渉協調を可能にするための方法および装置 Download PDF

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Description

優先権の主張
関連出願の相互参照
本出願は、すべての目的のためにその内容全体が参照により本明細書に組み込まれる、2010年1月18日に出願されたMETHOD AND APPARATUS FOR FACILITATING INTER-CELL INTERFERENCE COORDINATION VIA OVER THE AIR LOAD INDICATOR AND RELATIVE NARROWBAND TRANSMIT POWERと題する米国仮特許出願第61/295,828号の米国特許法第119条(e)項に基づく優先権を主張する。
本出願は、一般にワイヤレス通信システムを対象とする。より詳細には、限定はしないが、本出願は、LTEシステムなどのワイヤレス通信システムにおけるセル間干渉協調(ICIC)と関連するスケジューリングとを可能にするために無線(OTA)負荷指示情報と相対狭帯域送信電力(RNTP)情報とを与えるための方法、装置、およびシステムに関する。
ワイヤレス通信システムは、ボイス、データ、ビデオなど、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されており、Long Term Evolution(LTE)システムなどの新しいデータ指向システムの導入とともに展開が増加する可能性がある。ワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅および送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。そのような多元接続システムの例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、3GPP Long Term Evolution(LTE)システム、および他の直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムがある。
概して、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレス端末(ユーザ機器(UE)、またはアクセス端末(AT)としても知られる)のための通信を同時にサポートすることができる。各端末は、順方向およびアップリンク上での送信によって1つまたは複数の基地局(アクセスポイント(AP)、eノードBまたはeNBとしても知られる)と通信する。順方向リンク(ダウンリンクまたはDLとも呼ばれる)は基地局から端末への通信リンクを指し、アップリンク(逆方向リンクまたはULとも呼ばれる)は端末から基地局への通信リンクを指す。
基地局ノードは、拡張ノードBまたはeNBとも呼ばれることがあり、ネットワークにおける展開に関して異なる能力を有する。これは、送信電力クラス、アクセス制限などを含む。一態様では、異種ネットワーク特性により、ワイヤレスカバレージデッドスポット(たとえば、ドーナツ状のカバレージホール)が生じることがある。これにより、ひどいセル間干渉が生じ、望ましくないユーザ機器セル関連付けが必要になることがある。概して、異種ネットワーク特性により、物理チャネルの深い浸透が必要となるので、それぞれのネットワーク上でノードと機器との間に不要な干渉が生じることがある。
展開される移動局の数が増加するにつれて、適切な帯域幅利用の必要がより重要になる。その上、LTEなどのシステムにおいてフェムトセルなどの小さいセルを管理するための半自律型(semiautonomous)基地局の導入とともに、既存の基地局との干渉が一層問題になり得る。
LTEシステムなどのワイヤレス通信システムにおいてアクセス端末(AT)またはユーザ機器(UE)によって実行される、本開示の様々な態様は、隣接または近隣セル中にあり得る周囲の送信機についての干渉および経路損失の判断に関する。これらの判断は、ネットワーク基地局の識別、ハンドオフ判断の実行、ネットワークセル間の干渉の管理、あるいは他のネットワーク間またはICIC機能において採用され得る。様々な状態(たとえば、現在のネットワーク負荷、主要なワイヤレス状態、チャネル品質、1つまたは複数のワイヤレスリンク上の経路損失など)に応じて、近隣セルと関連する基地局とに対する干渉を緩和する方法で、特定のリソース上でおよび/または特定の送信電力でUE送信をスケジュールすることが望ましいことがある。
スケジューリングを制御するために、隣接または近隣セル中のUEおよび/または他のワイヤレスノードに無線(OTA)負荷指示シグナリングを与えることが望ましいことがある。UEは、この情報、および/または追加情報を使用して、eNBなどのサービング基地局に報告され得る送信電力メトリックを判断し得る。さらに、様々な態様では、干渉対熱雑音(IoT)を最小限に抑え、ワイヤレス通信のためのデータスループットを最大にすることが望ましいことがある。
本開示は、概して、リソース区分を可能にするために負荷指示(LI)情報および/または相対狭帯域送信電力(RNTP)情報を使用したワイヤレス通信システムにおけるセル間干渉協調(ICIC)を対象とする。
たとえば、一態様では、本開示は、ワイヤレス通信システムにおける干渉緩和のための方法に関する。本方法は、たとえば、サービングセルとネイバーセルとのうちの少なくとも1つに適用可能な干渉情報を判断することを含み得る。本方法は、干渉情報に少なくとも部分的に基づいてサービングセル内の信号送信をスケジュールすることをさらに含み得る。
干渉情報は、たとえば、サービングセル中のサービング基地局において経験されるアップリンク干渉の量に対応する干渉値を含み得る。本方法は、干渉値をターゲット値と比較することと、比較することに基づいて、近隣セル中の1つまたは複数のデバイスに少なくとも1つの負荷インジケータ(LI)信号を通信することとをさらに含み得る。少なくとも1つの負荷インジケータ信号は、無線(OTA)シグナリングを使用して近隣セルに通信され得る。
本方法は、たとえば、被サービスUEから送信電力メトリックを受信することをさらに含み得る。上記スケジュールすることは、送信電力メトリックに少なくとも部分的に基づいて、被サービスUEのためのアップリンクスケジューリング割当てを生成することをさらに含み得る。本方法は、近隣セル中の1つまたは複数のノードにリソース区分要求を通信することをさらに含み得る。本方法は、リソース区分応答を受信することをさらに含み得る。リソース区分要求は、サービングセルと近隣セルとの間のアップリンクサブバンド区分に関係し得る。
上記スケジュールすることは、たとえば、サービングセルとネイバーセルとの間のアップリンク通信リソースの区分に基づき得る。上記区分はあらかじめ判断され、サービングセルとネイバーセルとに通信され得る。代替または追加として、上記区分は、サービングセル中の被サービスユーザ端末から与えられた情報に基づいて動的に判断され得る。代替または追加として、上記区分は、サービングセルとネイバーセルとの間でネゴシエートされ得る。
干渉情報は、たとえば、ネイバーセルからの1つまたは複数のダウンリンク信号の送信において使用されるべきリソースに関係し得る。干渉情報は、サービングセル中でサービスされるユーザ端末において経験されるダウンリンク干渉の予想される量に関係し得る。干渉情報は、たとえば、ネイバーセルの1つまたは複数のサブバンドにおける将来の送信に関連する相対狭帯域送信電力(RNTP)情報、ネイバーセルの1つまたは複数のサブバンドにおける将来の送信に関連するアンテナ毎電力情報、ネイバーセルの1つまたは複数のサブバンドにおける将来の送信に関連するアンテナ毎位相または位相オフセット情報、および/あるいはネイバーセルからの将来の送信に関係する他の情報に関係し得る。干渉情報は、無線(OTA)シグナリングを使用して近隣セルから送られ得る。
本方法は、たとえば、被サービスUEから調整されたチャネル状態情報(CSI)を受信することをさらに含み得る。上記スケジュールすることは、調整されたCSIに少なくとも部分的に基づいて、サービング基地局のためのダウンリンクスケジュールを生成することを含み得る。ダウンリンクスケジュールは、サービングセルとネイバーセルとの間のサブバンドリソース区分に基づき得る。
本方法は、たとえば、近隣セル中の1つまたは複数のノードにリソース区分要求を通信することをさらに含み得る。本方法は、リソース区分応答を受信することをさらに含み得る。リソース区分要求は、サービングセルと近隣セルとの間の提案されたダウンリンクサブバンド区分に関係し得る。
上記スケジュールすることは、たとえば、サービングセルと近隣セルとの間のダウンリンク通信リソースのネゴシエートされた区分に部分的に基づき得る。上記区分はあらかじめ判断され、サービングセルとネイバーセルとに通信され得る。代替または追加として、上記区分はあらかじめ判断され、サービングセルとネイバーセルとに通信される。代替または追加として、上記区分は、サービングセル中の被サービスユーザ端末から与えられた情報に基づいて動的に判断され得る。代替または追加として、上記区分は、サービングセルとネイバーセルとの間でネゴシエートされ得る。
別の態様では、本開示は、ワイヤレス通信システムにおける干渉緩和のための方法に関する。本方法は、たとえば、1つまたは複数のダウンリンクサブバンドリソースの計画された将来の使用を定義するデータを含む将来スケジューリング情報(FSI)を判断することを含み得る。本方法は、FSIを送ることをさらに含み得る。本方法は、制御シグナリングを送ることをさらに含み得る。制御シグナリングは、共通基準信号(CRS)に対する固定オフセットで行われ得る。
FSIは、たとえば、RNTP情報を含み得る。RNTP情報はRNTPビットマップであり得る。制御シグナリングは、PDCCHと、PHICHと、PCFCHとのうちの1つまたは複数を含み得る。制御シグナリングは物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)シグナリングであり得る。固定オフセットは、CRSに対するあらかじめ判断された固定電力オフセットを含み得る。固定オフセットはあらかじめ定義される。代替または追加として、固定オフセットは動的に判断され得る。
別の態様では、本開示は、マルチセル環境における干渉緩和を可能にするための方法に関する。本方法は、たとえば、干渉情報を受信することを含み得る。本方法は、干渉情報に少なくとも部分的に基づいてパラメータを判断することと、上記パラメータをサービングセルのサービングネットワークノードに送信することとをさらに含み得る。
干渉情報は、たとえば、少なくとも1つのネイバーセルからの信号送信に関係し得る。干渉情報は、サービングセルにおけるアップリンク干渉に関係し得る。干渉情報は、1つまたは複数の負荷インジケータ(LI)信号に関係し得る。上記受信することは、たとえば、1つまたは複数の負荷インジケータ信号を、1つまたは複数のネイバーセル中で動作する対応する1つまたは複数のネットワークノードから受信することを含み得る。
上記パラメータは、たとえば、送信電力メトリックを含み得る。上記判断することは、たとえば、1つまたは複数の負荷インジケータ信号に少なくとも部分的に基づいて送信電力メトリックを判断することを含み得る。
干渉情報は、たとえば、サービングセルによってサービスされるユーザ端末におけるダウンリンク干渉に関係し得る。干渉情報は、1つまたは複数のサブバンドにおける計画された将来のダウンリンク送信に関する情報を含み得る将来スケジューリング情報(FSI)に関係し得る。FSIは、ネイバーセル中の計画されたダウンリンク送信に関係し得るRNTP情報を含み得る。FSIは、将来のダウンリンク送信に関連するアンテナ毎電力情報、アンテナ毎位相または位相オフセット情報、および/あるいはネイバーセルからの将来の送信に関係する他の情報を含み得る。干渉情報は、無線(OTA)シグナリングを使用して近隣セルから送られ得る。
上記パラメータは、たとえば、調整されたチャネル状態情報(CSI)を含み得る。調整されたCSIは、FSIに少なくとも部分的に基づいて調整され得るCQI情報を含み得る。調整されたチャネル状態情報は、CQIと、PMIと、RIとのうちの1つまたは複数を含み得る。
別の態様では、本開示は、コンピュータプログラム製品に関する。本コンピュータプログラム製品は、上記で説明したプロセスのうちの1つまたは複数を実行することをコンピュータに行わせるように構成され得る。
別の態様では、本開示は、通信デバイスに関する。本通信デバイスは、上記で説明したプロセスのうちの1つまたは複数を実装するように構成され得る。
別の態様では、本開示は、通信デバイスに関する。本通信デバイスは、上記で説明したプロセスのうちの1つまたは複数を実装するための手段を含み得る。
添付の図面とともに様々な追加の態様および詳細について以下でさらに説明する。
本出願は、添付の図面とともに与える以下の発明を実施するための形態とともに、より十分に諒解され得る。
ワイヤレス通信システムの詳細を示す図。 複数のセルと関連するワイヤレスネットワークノードとを有するワイヤレス通信システムの詳細を示す図。 ワイヤレスネットワークノード間のセル間協調の一実施形態の詳細を示す図。 ワイヤレスネットワークノード間のセル間協調の別の実施形態の詳細を示す図。 セル間干渉協調の実施形態が実装され得るワイヤレス通信システムの一実施形態の詳細を示す図。 送信電力装置の一実施形態の詳細を示す図。 様々なデータおよび情報が記憶され得るデータベースの一実施形態の詳細を示す図。 負荷および非負荷の状態の負荷インジケータ値の関数マッピングの一実施形態の詳細を示す図。 負荷インジケータ装置の一実施形態の詳細を示す図。 セル間干渉協調を可能にするための負荷インジケータ処理を実行するためのプロセスの詳細を示す図。 セル間干渉協調を可能にする際に使用するリソーススケジューリングを行うためのプロセスの一実施形態の詳細を示す図。 セル間干渉協調を可能にする際に使用する送信電力メトリックを与えるためのプロセスの一実施形態の詳細を示す図。 セル間干渉協調を可能にする際に使用する送信電力メトリックを生成するためのプロセスの一実施形態の詳細を示す図。 セル間干渉協調を可能にする際に使用するアップリンクスケジューリングを生成するためのプロセスの一実施形態の詳細を示す図。 セル間干渉協調を可能にする際に使用する負荷指示シグナリングを与えるためのプロセスの一実施形態の詳細を示す図。 システム情報ブロードキャスト(SIB)データの実施形態のための例示的な情報要素(IE)を示す図。 アップリンクリソース区分が実装され得る通信システムの一実施形態の詳細を示す図。 セル間干渉協調を可能にするための基地局間のバックホール協調のタイミング図を示す図。 ダウンリンクリソース区分が実装され得る通信システムの一実施形態の詳細を示す図。 セル間干渉協調を可能にするためのプロセスの一実施形態の詳細を示す図。 セル間干渉協調を可能にするためのプロセスの一実施形態の詳細を示す図。 セル間干渉協調を可能にするためのプロセスの一実施形態の詳細を示す図。 セル間干渉協調を可能にするためのプロセスの一実施形態の詳細を示す図。 セル間干渉協調を可能にするための基地局間のバックホール協調のタイミング図を示す図。 態様の実施形態が実装され得る基地局およびユーザ端末の実施形態の詳細を示す図。
本開示は、一般にワイヤレス通信システムを対象とする。より詳細には、限定はしないが、本出願は、ワイヤレス通信システムにおけるセル間干渉協調(ICIC)と関連する処理およびスケジューリングとを可能にするために無線(OTA)負荷指示および相対狭帯域送信電力(RNTP)シグナリングを与えるための方法および装置に関する。様々な実施形態では、本明細書で説明する技法および装置は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク、LTEネットワークなど、ワイヤレス通信ネットワーク、ならびに他の通信ネットワークのために使用され得る。本明細書で説明する「ネットワーク」および「システム」という用語は互換的に使用され得る。
態様について説明する前に、実施形態が実装され得る様々な通信システムに関連する詳細および用語について以下でさらに説明する。
Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、cdma2000などの無線技術。UTRAは、Wideband−CDMA(W−CDMA)および低チップレート(LCR)を含み、DDMAを使用して実装され得る。cdma2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。Global System for Mobile Communications(GSM)(登録商標)などの無線技術は、TDMAを使用して実装され得る。Evolved UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、Flash−OFDMなどの無線技術は、OFDMAを使用して実装され得る。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。特に、Long Term Evolution(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTSおよびLTEは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)と称する団体から提供されている文書に記載されており、cdma2000は、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。これらの様々な無線技術および規格は当技術分野で知られているか、または開発されている。
明快のために、本装置および本技法のいくつかの態様について以下ではLTE実装形態に関して説明し、以下の説明の大部分でLTE用語を使用するが、その説明は、LTE適用例に限定されるものではない。したがって、本明細書で説明する装置および方法は様々な他の通信システムおよび適用例に適用され得ることが当業者には明らかであろう。
シングルキャリア変調および周波数領域等化を利用するシングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、3GPP Long Term Evolution(LTE)または他の通信システムにおいて使用され得る技法である。SC−FDMAは、OFDMA実装形態と同様の性能および本質的に同じ全体的な複雑さを有する。SC−FDMA信号は、それの固有のシングルキャリア構造のために、より低いピーク対平均電力比(PAPR:peak-to-average power ratio)を有し、現在、LTEにおけるアップリンク多元接続方式に関する実用的な前提である。
ワイヤレス通信システム中の論理チャネルは、制御チャネルとトラフィックチャネルとに分類され得る。論理制御チャネルは、システム制御情報をブロードキャストするためのダウンリンク(DL)チャネルであるブロードキャスト制御チャネル(BCCH)、ページング情報を転送するDLチャネルであるページング制御チャネル(PCCH)、ならびに1つまたは複数のMTCHのためのマルチメディアブロードキャストおよびマルチキャストサービス(MBMS)スケジューリングおよび制御情報を送信するために使用されるポイントツーマルチポイントDLチャネルであるマルチキャスト制御チャネル(MCCH)を含み得る。概して、無線リソース制御(RRC)接続を確立した後、このチャネルは、MBMSを受信するUEによって使用されるだけである。専用制御チャネル(DCCH)は、専用制御情報を送信するポイントツーポイント双方向チャネルであり、RRC接続を有するUEによって使用される。
論理トラフィックチャネルは、ユーザ情報の転送のための、1つのUEに専用の、ポイントツーポイント双方向チャネルである専用トラフィックチャネル(DTCH)、およびトラフィックデータを送信するためのポイントツーマルチポイントDLチャネルのためのマルチキャストトラフィックチャネル(MTCH)を含み得る。
トランスポートチャネルは、ダウンリンク(DL)トランスポートチャネルとアップリンク(UL)トランスポートチャネルとに分類され得る。DLトランスポートチャネルは、ブロードキャストチャネル(BCH)、ダウンリンク共有データチャネル(DL−SDCH)、およびページングチャネル(PCH)を含み得る。PCHは、(ネットワークがDRXサイクルをUEに示すときの)UE節電のサポートのために使用され、セル全体にわたってブロードキャストされ、他の制御/トラフィックチャネルのために使用され得る物理レイヤ(PHY)リソースにマッピングされ得る。ULトランスポートチャネルは、ランダムアクセスチャネル(RACH)、要求チャネル(REQCH)、アップリンク共有データチャネル(UL−SDCH)、および複数のPHYチャネルを含み得る。PHYチャネルは、DLチャネルとULチャネルとのセットを含み得る。
さらに、DL PHYチャネルは以下を含み得る。
共通パイロットチャネル(CPICH)
同期チャネル(SCH)
共通制御チャネル(CCCH)
共有DL制御チャネル(SDCCH)
マルチキャスト制御チャネル(MCCH)
共有UL割当てチャネル(SUACH)
肯定応答チャネル(ACKCH)
DL物理共有データチャネル(DL−PSDCH)
UL電力制御チャネル(UPCCH)
ページングインジケータチャネル(PICH)
負荷インジケータチャネル(LICH)
UL PHYチャネルは以下を含み得る。
物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)
チャネル品質インジケータチャネル(CQICH)
肯定応答チャネル(ACKCH)
アンテナサブセットインジケータチャネル(ASICH)
共有要求チャネル(SREQCH)
UL物理共有データチャネル(UL−PSDCH)
ブロードバンドパイロットチャネル(BPICH)
「例示的」という単語は、本明細書では「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために使用する。「例示的」として本明細書で説明するいかなる態様および/または実施形態も、必ずしも他の態様および/または実施形態よりも好適または有利なものと解釈すべきではない。
様々な態様および/または実施形態の説明のために、本明細書では以下の用語および略語が使用され得る。
AM 確認応答モード
AMD 確認応答モードデータ
ARQ 自動再送要求
BCCH ブロードキャスト制御チャネル
BCH ブロードキャストチャネル
C− 制御−
CCCH 共通制御チャネル
CCH 制御チャネル
CCTrCH コード化複合トランスポートチャネル
CP 巡回プレフィックス
CRC 巡回冗長検査
CTCH 共通トラフィックチャネル
DCCH 専用制御チャネル
DCH 専用チャネル
DL ダウンリンク
DSCH ダウンリンク共有チャネル
DTCH 専用トラフィックチャネル
FACH 順方向リンクアクセスチャネル
FDD 周波数分割複信
L1 レイヤ1(物理レイヤ)
L2 レイヤ2(データリンクレイヤ)
L3 レイヤ3(ネットワークレイヤ)
LI 長さインジケータ
LSB 最下位ビット
MAC 媒体アクセス制御
MBMS マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス
MCCH MBMSポイントツーマルチポイント制御チャネル
MRW 移動受信ウィンドウ
MSB 最上位ビット
MSCH MBMSポイントツーマルチポイントスケジューリングチャネル
MTCH MBMSポイントツーマルチポイントトラフィックチャネル
PCCH ページング制御チャネル
PCH ページングチャネル
PDU プロトコルデータユニット
PHY 物理レイヤ
PhyCH 物理チャネル
RACH ランダムアクセスチャネル
RLC 無線リンク制御
RRC 無線リソース制御
SAP サービスアクセスポイント
SDU サービスデータユニット
SHCCH 共有チャネル制御チャネル
SN シーケンス番号
SUFI スーパーフィールド
TCH トラフィックチャネル
TDD 時分割複信
TFI トランスポートフォーマットインジケータ
TM トランスペアレントモード
TMD トランスペアレントモードデータ
TTI 送信時間間隔
U− ユーザ−
UE ユーザ機器
UL アップリンク
UM 非確認応答モード
UMD 非確認応答モードデータ
UMTS Universal Mobile Telecommunications System
UTRA UMTS Terrestrial Radio Access
UTRAN UMTS Terrestrial Radio Access Network
MBSFN マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク
MCE MBMS調整エンティティ(coordinating entity)
MCH マルチキャストチャネル
DL−SCH ダウンリンク共有チャネル
MSCH MBMS制御チャネル
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
システム設計は、ビームフォーミングおよび他の機能を可能にするためにダウンリンクおよびアップリンクのための様々な時間周波数基準信号をサポートし得る。基準信号は、知られているデータに基づいて生成される信号であり、パイロット、プリアンブル、トレーニング信号、サウンディング信号などと呼ばれることもある。基準信号は、チャネル推定、コヒーレント復調、チャネル品質測定、信号強度測定など、様々な目的のために受信機によって使用され得る。複数のアンテナを使用するMIMOシステムは、概して、アンテナ間での基準信号の送信の調整を行うが、LTEシステムは、概して、複数の基地局またはeNBからの基準信号の送信の調整を行わない。
3GPP仕様36211−900は、セクション5.5において、PUSCHまたはPUCCHの送信に関連する復調、ならびにPUSCHまたはPUCCHの送信に関連しないサウンディングのための特定の基準信号(RS)を定義している。たとえば、表1は、ダウンリンクおよびアップリンク上で送信され得る、LTE実装形態のためのいくつかの基準信号を記載しており、各基準信号について短い説明を与えている。セル固有基準信号は、共通パイロット、ブロードバンドパイロットなどと呼ばれることもある。UE固有基準信号は、専用基準信号と呼ばれることもある。
Figure 0005684287
いくつかの実装形態では、システムは時分割複信(TDD)を利用し得る。TDDでは、ダウンリンクとアップリンクとは同じ周波数スペクトルまたはチャネルを共有し、ダウンリンク送信とアップリンク送信とは同じ周波数スペクトル上で送られる。したがって、ダウンリンクチャネル応答はアップリンクチャネル応答と相関し得る。相反定理により、アップリンクを介して送られた送信に基づいてダウンリンクチャネルを推定することが可能になり得る。これらのアップリンク送信は、(復調後に基準シンボルとして使用され得る)基準信号またはアップリンク制御チャネルであり得る。アップリンク送信は、複数のアンテナを介した空間選択チャネルの推定を可能にし得る。
時間周波数物理リソースブロック(本明細書ではリソースブロック、または簡潔のために「RB」としても示される)は、OFDMシステムにおいて、トランスポートデータに割り当てられたトランスポートキャリア(たとえば、サブキャリア)または間隔のグループとして定義され得る。RBは、時間および周波数期間にわたって定義される。リソースブロックは、スロットにおける時間および周波数のインデックスによって定義され得る時間周波数リソース要素(本明細書ではリソース要素、または簡潔のために「RE」としても示される)から構成される。LTE RBおよびREのさらなる詳細は、3GPP TS36.211に記載されている。
UMTS LTEは、20MHzから1.4MHZまでのスケーラブルなキャリア帯域幅をサポートする。LTEでは、RBは、サブキャリア帯域幅が15kHzであるときは12個のサブキャリアとして定義され、またはサブキャリア帯域幅が7.5kHzであるときは24個のサブキャリアとして定義される。例示的な実装形態では、時間領域において、10ms長であり、それぞれ1msの10個のサブフレームからなる、定義された無線フレームがある。あらゆるサブフレームは、各スロットが0.5msである2つのスロットからなる。この場合、周波数領域におけるサブキャリア間隔は15kHzである。(スロットごとに)これらのサブキャリアのうち12個を合わせると、RBが構成され、したがって、この実装形態では、1つのリソースブロックは180kHzである。6つのリソースブロックは1.4MHzのキャリアに適合し、100個のリソースブロックは20MHzのキャリアに適合する。
ダウンリンクには、一般に、上記で説明したようにいくつかの物理チャネルがある。特に、PDCCHは制御を送るために使用され、PHICHはACK/NACKを送るために使用され、PCFICHは制御シンボルの数を指定するために使用され、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)はデータ送信のために使用され、物理マルチキャストチャネル(PMCH)は単一周波数ネットワークを使用したブロードキャスト送信のために使用され、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)はセル内の重要なシステム情報を送るために使用される。LTEにおいてPDSCH上でサポートされる変調フォーマットは、QPSK、16QAMおよび64QAMである。
アップリンクには、一般に、3つの物理チャネルがある。物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)は初期アクセスのためにのみ使用されるが、UEがアップリンク同期していないとき、データは物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上で送られる。UEのためにアップリンク上で送信されるべきデータがない場合、制御情報が物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)上で送信されるであろう。アップリンクデータチャネル上でサポートされる変調フォーマットは、QPSK、16QAMおよび64QAMである。
3GPP LTEでは、移動局またはデバイスは、「ユーザデバイス」または「ユーザ機器」(UE)と呼ばれることがある。基地局は、発展型ノードBまたはeNBと呼ばれることがある。半自律型基地局は、ホームeNBまたはHeNBと呼ばれることがある。したがって、HeNBはeNBの一例であり得る。HeNB、および/またはHeNBのカバレージエリアは、フェムトセル、HeNBセルまたは(アクセスが制限される)限定加入者グループ(CSG)セルと呼ばれることがある。
LTEシステムなどのワイヤレス通信システムにおいてアクセス端末(AT)またはユーザ機器(UE)によって実行される、1つの機能は、隣接または近隣セル中にあり得る周囲の送信機についての干渉および経路損失の判断に関する。これらの判断は、ネットワーク基地局の識別、ハンドオフ判断の実行、ネットワークセル間の干渉の管理、あるいは他のネットワーク間またはICIC機能において採用され得る。様々な状態(たとえば、現在のネットワーク負荷、主要なワイヤレス状態、チャネル品質、1つまたは複数のワイヤレスリンク上の経路損失など)に応じて、近隣セルと関連する基地局とに対する干渉を緩和する方法で、特定のリソース上でおよび/または特定の送信電力でUE送信をスケジュールすることが望ましいことがある。スケジューリングを制御するために、隣接または近隣セル中のUEまたは他のワイヤレスノードに無線(OTA)負荷指示シグナリングを与えることが望ましいことがある。UEは、この情報、および/または追加情報を使用して、eNBなどのサービング基地局に報告され得る送信電力メトリックを判断し得る。さらに、様々な態様では、干渉対熱雑音(IoT)を最小限に抑え、ワイヤレス通信のためのデータスループットを最大にすることが望ましいことがある。
上記および関連する目的を達成するために、1つまたは複数の態様は、以下で十分に説明し、特に特許請求の範囲で指摘する特徴を備える。以下の説明および添付の図面に1つまたは複数の態様のうちのいくつかの例示的な態様を詳細に記載する。ただし、これらの態様は、様々な態様の原理を使用することができる様々な方法のほんのいくつかを示すものであり、説明する態様は、すべてのそのような態様およびそれらの均等物を含むものとする。したがって、本明細書の教示は多種多様な形態で実施され得、本明細書で開示されている特定の構造、機能、またはその両方は代表的なものにすぎないことは明らかであろう。本明細書の教示に基づいて、本明細書で開示する態様は他の態様とは無関係に実装され得ること、およびこれらの態様のうちの2つ以上は様々な方法で組み合わせられ得ることを、当業者なら諒解されたい。たとえば、本明細書に記載の態様をいくつ使用しても、装置を実装し得、または方法を実施し得る。さらに、本明細書に記載の態様のうちの1つまたは複数に加えて、あるいはそれら以外の他の構造、機能、または構造および機能を使用して、そのような装置を実装し得、またはそのような方法を実施し得る。さらに、態様は、請求項の少なくとも1つの要素を備え得る。
図1に、LTEシステムなどの例示的な多元接続ワイヤレス通信システムの態様の詳細を示す。発展型ノードB(eNB)100(アクセスポイントまたはAPとして示されることもある)は、あるグループが104および106を含み、別のグループが108および110を含み、追加のグループが112および114を含む、複数のアンテナグループを含む。図1では、アンテナグループごとに2つのアンテナのみが示されているが、アンテナグループごとにより多いまたはより少ないアンテナが利用され得る。ユーザ機器(UE)116(ユーザ端末、アクセス端末、またはATとしても知られる)はアンテナ112および114と通信しており、アンテナ112および114は、ダウンリンク120を介してUE116に情報を送信し、アップリンク118を介してUE116から情報を受信する。第2のUE122はアンテナ106および108と通信しており、アンテナ106および108は、ダウンリンク126を介してUE122に情報を送信し、アップリンク124を介してアクセス端末122から情報を受信する。周波数分割複信(FDD)システムでは、通信リンク118、120、124および126は、通信のための異なる周波数を使用し得る。たとえば、ダウンリンク120は、アップリンク118によって使用される周波数とは異なる周波数を使用し得る。時分割複信(TDD)システムでは、ダウンリンクおよびアップリンクは共有され得る。
図2に、LTE通信システムなどの例示的な多元接続ワイヤレス通信システム200の態様の詳細を示す。多元接続ワイヤレス通信システム200は、近隣または隣接していることがあるセル202、204、および206を含む複数のセルを含む。一態様では、セル202、204、および206のうちの1つまたは複数は、複数のセクタを含むeNBを含み得る。複数のセクタはアンテナのグループによって形成され得、各アンテナは、図1に関して前に説明したような、セルの一部分におけるUEとの通信を担当する。たとえば、セル202において、アンテナグループ212、214、および216は各々異なるセクタに対応し得る。セル204において、アンテナグループ218、220、および222は各々異なるセクタに対応する。セル206において、アンテナグループ224、226、および228は各々異なるセクタに対応する。セル202、204および206は、各セル202、204または206の1つまたは複数のセクタと通信する、いくつかのワイヤレス通信デバイス、たとえば、ユーザ機器(UE)を含むことができる。たとえば、UE230および232はeNB242と通信することでき、UE234および236はeNB244と通信することができ、UE238および240はeNB246と通信することができる。UEは、隣接セルと関連するeNBとから信号を受信することが可能であり得る。たとえば、UE234はサービングノードeNB244に関連付けられ得るが、UE234はまた、隣接セル202および206から、ならびに対応するeNB242および246から、信号を受信することが可能であり得る。これらの信号は、負荷インジケータ(LI。過負荷インジケータとして示されることもある)シグナリングおよび/または将来スケジューリング情報(FSI)を含み得、これらは、相対狭帯域送信電力(RNTP)シグナリング、ならびに以下でさらに説明する他のシグナリングであり得る。eNB242、244、および246などのeNBはシステムコントローラ250と通信し得、システムコントローラ250は、さらに、バックホールおよびコアネットワーク(CN)構成要素および機能への接続性を与え得る。
いくつかの実装形態では、いくつかの分散機能および処理が、図2に示すようなeNB間の直接通信またはネゴシエーションによって行われ得る。たとえば、eNBは、本明細書で後にさらに説明するように、直接通信して、直交化(orthogonalization)を協調させて、セル間干渉を緩和し得る。
図3Aに、直接および/またはバックホール接続性を使用してセル間直交化および干渉消去のための協調を可能にするために使用され得るような、例示的なeNBと他のeNBとの相互接続の詳細を示すネットワーク300Aの一実施形態の詳細を示す。ネットワーク300Aは、マクロeNB302と、ピコセルまたはフェムトセルeNB310であり得る複数の追加のeNBとを含む。ネットワーク300Aは、スケーラビリティ上の理由でHeNBゲートウェイ334を含み得る。マクロeNB302およびゲートウェイ334は、それぞれ、モビリティ管理エンティティ(MME)342のプール340および/またはサービングゲートウェイ(SGW)346のプール344と通信し得る。eNBゲートウェイ334は、専用S1バックホール接続336のためのCプレーンおよびUプレーン中継器のように見え得る。S1接続は、発展型パケットコア(EPC)とEvolved Universal Terrestrial Access Network(EUTRAN)との間の境界として指定された論理インターフェースであり得る。したがって、S1接続はコアネットワークまたはCN(図示せず)とのインターフェースを与え、コアネットワークまたはCNは他のネットワークにさらに結合され得る。eNBゲートウェイ334は、EPCから見てマクロeNB302として働き得る。CプレーンインターフェースはS1−MMEであり得、UプレーンインターフェースはS1−Uであり得る。
eNBゲートウェイ334は、eNB310に対して単一のEPCノードとして働き得、eNB310のためのS1フレックス接続性を保証し得る。eNBゲートウェイ334は、単一のeNB310がn個のMME342と通信し得るように、1:n中継機能を与え得る。eNBゲートウェイ334は、S1セットアッププロシージャを介して動作させられたときにMME342のプール340に登録する。eNBゲートウェイ334は、eNB310とのS1接続336のセットアップをサポートし得る。
ネットワーク300Aは自己組織化ネットワーク(SON)サーバ338をも含み得る。SONサーバ338は、3GPP LTEネットワークの自動最適化を行い得る。SONサーバ338は、ワイヤレス通信システム300Aにおける運用、管理、および保守(OA&M)機能を改善するための重要な推進要因であり得る。
マクロeNB302とeNBゲートウェイ334との間にX2リンク320が存在し得る。X2リンク320は、共通のeNBゲートウェイ334に接続されたeNB310の各々の間にも存在し得る。X2リンク320は、SONサーバ338からの入力に基づいてセットアップされ得る。X2リンク320はICIC情報を搬送し得る。X2リンク320が確立され得ない場合、ICIC情報を搬送するためにS1接続336が使用され得る。基地局またはeNB間で、本明細書でさらに説明するような様々な機能を管理するために、バックホールシグナリングがシステム300Aにおいて使用され得る。たとえば、これらの接続は、本明細書で引き続きさらに説明するように、サブバンド直交化協調およびスケジューリングを可能にするために使用され得る。
図3Bに、SONサーバがない同様のネットワーク構成300Aを示す。この構成では、マクロeNB302およびピコまたはフェムトeNB310などのeNBが、図示のようにX2接続320を介して直接通信し得る。
図4に、様々な態様によるセル間干渉協調(ICIC)の実施形態が実装され得るワイヤレス通信システム400の例示的な実施形態の詳細を示す。システム400は、アップリンク(UL)およびダウンリンク(DL)接続を含み得るワイヤレスリンク418を介してサービングeNB(または基地局または等価なワイヤレスネットワークノード)404と通信しているUE402を含む。eNB404はサービングセル410に関連付けられ得る。さらに、UE402は、eNB424および434によってそれぞれサービスされ得る1つ(または複数)の隣接または近隣セル420および/または430のワイヤレス範囲中にあり得る。セル410とセル420との間および関連するeNB404とeNB424との間に示すように、S1またはX2接続460などのセル間リンクを介してセル間通信が行われ得る。セル410とセル430との間、またはセル420とセル430との間などの、セル間の他のX2接続(図示せず)も構成され得る。
UE402は、リンク418のダウンリンクコンポーネントを介してセル間干渉協調を促進するためにサービングセルノード404からシステムデータを受信し、接続モードに応じて他のデータまたは情報をも受信し得る。UE402はまた、本明細書で後にさらに説明するように、セル間干渉協調を促進するためにリンク418のアップリンクコンポーネントを介してノード404にデータを送り得る。
たとえば、システムデータは、近隣セル420、430のうちの1つまたは複数についての受信機感度情報、総計された受信機感度データ(たとえば、平均受信機感度)、および/または特定のデータが利用可能でない場合は公称感度データを含み得る。さらに、システムデータは、それぞれの近隣セル420および430のノード(たとえば、ノード424および434)の、ならびに/または図示されていない他のセルおよび関連するノードの、送信電力を含み得る。
システムデータは、近隣セル420、430(または図示されていない他のセル)との干渉緩和を可能にするために使用されるべき好適な送信電力メトリックを判断するためのUE402中のモジュールとして組み込まれ得る送信電力装置406によって採用され得る。送信電力メトリックは、本明細書でさらに説明するように、受信機感度データおよび/または他のデータに少なくとも部分的に基づき得る。さらに、送信電力メトリックは、それぞれの近隣セル420、430(および/または図示されていない他のセル)によって観測されたネットワーク干渉の測度に少なくとも部分的に基づき得る。たとえば、ダウンリンク信号が信号経路428からUE402において受信され得、ダウンリンク信号は、次いで、その信号に基づいて送信電力メトリックデータを生成するために使用され得る。同様に、ダウンリンク信号438が、セル430のeNB434から受信され得、同様に、送信メトリックデータを生成するために単独でまたはeNB424からの信号と併せて使用され得る。送信電力メトリックは、本明細書でさらに説明するように、経路損失または他の情報などのワイヤレス状態にも基づき得る。送信電力メトリックは、本明細書でさらに説明するように、経路損失または他の情報などのワイヤレス状態に基づき得る。
UE402は、セル420および/または430などの近隣セルから受信した信号に基づいて情報をサービング基地局404に送り得る。この情報は、たとえば、セル間干渉協調を可能にするために使用され得る、隣接セルから受信した信号に関係する調整されたチャネル状態情報(CSI)および/または他の情報であり得る。たとえば、ダウンリンク信号がダウンリンク429からUE402において受信され得、ダウンリンク信号は、次いで、ICICを可能にするための調整されたCQI報告情報および/または他の情報を生成するために使用され得る。同様に、ダウンリンク信号が、セル430のeNB434からのダウンリンク439から受信され得、同様に、ICICを可能にするための調整されたCSI報告情報および/または他の情報を生成するために単独でまたはeNB424からの信号と併せて使用され得る。送信電力メトリックは、本明細書でさらに説明するように、経路損失または他の情報などのワイヤレス状態にも基づき得る。CSI調整装置407は、送信電力に関連するデータなどのRNTPデータ、ならびに/あるいはアンテナ毎電力、位相毎電力に関連する情報、および/または他の同様のもしくは関係する情報など、他の情報を含み得る、将来スケジューリング情報(FSI)を含む信号を隣接基地局から受信するように構成され得、この情報を使用して、たとえば、FSIに基づいて調整されたCQI報告情報などの、調整されたCSIデータまたは情報を生成し得る。
eNB404はダウンリンク直交化モジュール451をも含み得、ダウンリンク直交化モジュール451は、セル間干渉緩和を可能にするために、eNB424および/またはeNB434などの隣接セルノードからダウンリンク上で生成された干渉に関係する情報を受信することと、ダウンリンクデータ送信を直交化することとを行うように構成され得る。eNB424および434は、それぞれ同様の直交化モジュール427および437(図示せず)を含み得る。さらに、ネイバーセル基地局eNB424および/またはeNB434は、将来スケジューリング情報を生成し、UE402などに送信するように構成されたFSI/RNTP装置を含み得る。FSIは、本明細書で後に説明するように、RNTPビットマップなどのRNTPデータの形態であり得る。eNB404は同様のFSI/RNTP装置(図示せず)を含み得る。
図5に、送信電力装置406の一実施形態の詳細を示す。電力装置406は、スタンドアロンプロセッサおよび/またはUE402の処理要素であり得る、データプロセッサ要素412を含み得る。装置406は、eNB404などのサービング基地局ならびに隣接基地局424および434などの他の基地局から信号を受信するように構成された受信機モジュール409をさらに含み得る。プロセッサ412は、UE402が非アクティブ状態などから起動したときに送信電力装置406をアクティブにするように構成され得る。この場合、送信電力装置406は、アクティブになるかまたは新しいセルに移行すると、負荷インジケータ情報、および/あるいはシステムデータまたは情報を分析し得る。
別の態様では、データプロセッサがアクティブな受信状態の間に送信電力装置406をアクティブにするように、不連続受信(DRX)プロシージャが変更され得る。代替的に、上記の態様の変形形態が、ならびに適切な動作イベントまたは状態に基づく他のアクティベーションプロシージャが、使用され得る。
システムデータはプロセッサ412によってパースされ得、パースされたデータはメモリ401に記憶され得る。それぞれの近隣セル404A、404Bについての受信機感度データ、および/または総計/公称データを識別するために受信機感度モジュール414が含まれ得る。感度データは、UE402の送信電力メトリックを判断する際に感度データを採用し得る計算モジュール416にフォワーディングされ得る。さらに、計算モジュール416は、送信電力メトリックの判断のために、それぞれの近隣セル404A、404Bによって与えられた負荷インジケータ(LI)信号および/または関連するデータを採用し、ならびに送信電力メトリックの判断のために経路損失データを採用し得る。
たとえば、計算モジュール416は、送信電力メトリックを生成するために以下の形態の処理方法を採用し得る。たとえば、k個の近隣セルがあると仮定すると、各近隣セルについて、サブフレームiごとに(報告サブバンドごとに)リソースブロック当たりの最大電力(PRBmax)の計算が行われ得る。たとえば、各隣接セルについてのPRBmaxは以下に従って計算され得る。
Figure 0005684287
上式で、PoPUSCHint(k)は、対応する近隣基地局(eNB)における受信機感度値であり、kは近隣セルであり、iはサブフレームインデックスであり、PL(i,k)は、近隣eNB、kに対して推定された経路損失を表す経路損失メトリックであり、f(i,k)は累積無線(OTA)干渉補正値であり、これは、以下でさらに説明するように判断され得る。
一実装形態では、受信機感度PoPUSCHint(k)値は次のように判断され得る。
Figure 0005684287
上式で、PoPUSCHnomint(k)は、セルkに関連する公称受信機感度であり、PoPUSCHUEintは、UE固有のオフセット値である。
いくつかの実装形態では、PL(i,k)および/またはf(i,k)は、省略されるか、あるいは他の同様の、等価なまたは追加のパラメータと置き換えられ得る。
各近隣セルについてPRBmax(i,k)を判断した後に、サブフレーム当たりのPRBmax値(PRBmax(i))がUEにおいて生成され得る。このメトリックは、すべての近隣または隣接eNBのうちの最小PRBmax値に基づき得、たとえば、以下のようになる。
Figure 0005684287
次いで、UE(たとえば、UE402)はPRBmax(i)値を送信電力メトリックとして送り得る。
いくつかの実装形態では、PL(i,k)および/またはf(i,k)は、省略されるか、あるいは他の同様の、等価なまたは追加のパラメータと置き換えられ得る。たとえば、いくつかの実施形態では、公称受信機感度パラメータPL(i,k)は、経路損失差の関数でもあり得、または単独で経路損失値であり得る。
累積OTA干渉補正値f(i,k)は累積補正値を表す。一実施形態では、累積OTA干渉補正値f(i,k)は、あらかじめ定義された関数g(i)を使用して図7に示すように1ビット値を処理することに基づいて生成され得、ただし、g(i)は、図示のようにf(i−1)(たとえば、前のサブフレームi−1に関連する負荷)の関数であり得る。図7は、負荷および無負荷の場合の特定の関数関係(たとえば、境界値fminと境界値fmaxとの間の線形補間)を示しているが、様々な実装形態では、fmin≦f(i−1)≦fmaxである、g(i)の非線形関数関係など、他の関数が代替的に使用され得ることに留意されたい。たとえば、指数関数、2乗法則、べき法則、または他の関数が使用され得る。
しきい値ターゲットを上回るOTA負荷インジケータの場合は、以下のようになる。
Figure 0005684287
しきい値ターゲットを下回るOTA負荷インジケータの場合は、以下のようになる。
Figure 0005684287
上式で、g(i)はf(i−1)の関数であり、f(i)=g(j)のj=0からj=iまでの和である。
上記のまたは等価な処理について、所与のリソースブロックのための干渉補正値f(i)は、現在のワイヤレス状態、および/または前のサブフレーム「i−1」、および/または前のサブフレームの組合せに基づき得る。さらに、OTA負荷インジケータ(物理ブロードキャストチャネル−PBCH)が消去される場合、その処理では、f(i−1)においてg(i)>0である場合は、負荷インジケータがしきい値ターゲットを上回ると仮定し、f(i−1)においてg(i)<0である場合は、負荷インジケータがしきい値ターゲットを下回ると仮定し、f(i−1)=0である場合は、g(i)=0に設定することができる。f(i−1)とg(i)との間の例示的なマッピングが図7に示されており、そのマッピングは線形である。ただし、様々な実施形態では、指数関数、2乗法則または他のべき法則などの他の関数関係、および/あるいは単調に増加または減少する他の関係が使用され得る。
さらに、上記の例では、1ビットアルゴリズムに基づく処理について説明したが、いくつかの実装形態では、2ビットまたはより大きいビットサイズの処理論理が使用され得る。たとえば、1ビットアルゴリズム論理の代わりに2ビット処理アルゴリズムが採用され得る。1つの例示的な2ビット処理アルゴリズムでは、極めて高い負荷、ターゲットを上回る負荷、ターゲットを下回る負荷および極めて軽い負荷であり得る、4つの状態が与えられ得る。
極めて高い負荷の状態の場合、前に説明したOTA負荷インジケータ処理は、たとえば、2回実行され得、その結果、g(i)に基づく2つの干渉オフセット補正値が潜在的に生じ得る。ターゲットを上回る負荷の状態およびターゲットを下回る負荷の状態の場合、OTA負荷インジケータ処理は、1回実行され得、したがって前に説明した1ビット処理と同じであり得る。
極めて軽い負荷の状態の場合、上記処理は同じく2回実行され得、いくつかの実装形態では、その結果、g(i)に基づく2つの干渉オフセット補正値(上方)が生じ得る。
これらの場合のいずれにおいても(すなわち、1ビットの場合であろうと、2ビットの場合であろうと、他のビット構成であろうと)、その結果は計算モジュール412によって使用されて、近隣セル「k」当たりのサブフレーム「i」におけるリソースブロック当たりの送信電力メトリックが生成され得、その結果、前に説明したように最小値メトリックが生じ得る。
次いで、送信電力メトリックはサービングセル410中の基地局(たとえば、eNB)404に送られ得る。次いで、基地局/サービングセルは、UE402のためのアップリンク(UL)送信ポリシーおよび割振りを計算し得る。このポリシーは送信電力メトリックに基づき得、ポリシーおよび割振りはUE402にフォワーディングされ得る。受信すると、UE402は、送信ポリシーを実装し、次いで近隣セルからのLI送信を監視し続け、次いで後続のサブフレーム(たとえば、サブフレーム「i+1」)のための送信電力メトリックを生成し得る。
いくつかの実装形態では、サービングセル基地局404は、セル間干渉協調に関係するデータを記憶するように構成されたデータベース408に結合され得、例示的なデータベース408の構成は図6に示されている。たとえば、受信機感度データが、近隣セル420、430からのワイヤレスネットワークノードをそれぞれの受信機感度データと相関させるデータベースエントリまたはファイルの第1のセット408Aに記憶され得る。さらに、サービングセル410によってサービスされる、UE402などのUEによってサブミットされた送信電力データが、UE送信電力エントリまたはファイル408Bに記憶され得る。さらに、基地局404によって生成されたULスケジュールまたは他の関係するデータが、UEスケジューリングエントリまたはファイル408Cに記憶され得る。その上、それぞれのファイル408A、408B、408Cは、時間変動する感度、送信電力、スケジューリング情報、および/または(図6に示されていない)他の情報を含むために経時的に更新されるかまたは経時的にアペンドされ得ることを諒解されたい。その場合、そのようなデータは、時間変動データを最適化入力として採用し得る適応型セル間干渉協調において採用され得る。
図8に、本開示の態様による、負荷インジケータ装置450の一実施形態の詳細のブロック図を示す。負荷インジケータ装置450は、図4のeNB404などの基地局に結合されるかまたは組み込まれ得る。
いくつかの実装形態では、負荷インジケータ装置は、ワイヤレスネットワークの内部の構成要素または要素として実装され得る。たとえば、装置450は、地上波無線アクセスネットワークの一部である(たとえば、eノードB、基地局コントローラなどに結合される)か、または(たとえば、ネットワークゲートウェイまたは他の接続ポイントにおいて)地上波無線アクセスネットワークに結合されたワイヤレス事業者のコアネットワークの一部であり得る。
いずれの場合も、負荷インジケータ装置450は、少なくとも基地局とのワイヤードまたはワイヤレスシグナリングのための通信インターフェース452を採用するように構成され得る。いくつかの態様では、通信インターフェース452は、基地局を、たとえば、図2および図3に示すような、近隣基地局のセットと接続するバックホールネットワークにさらに結合され得る。他の態様では、通信インターフェース452は、近隣基地局のセットを管理する基地局コントローラ(図示せず)にさらに結合され得る。一実施形態では、通信インターフェース452は、たとえば、X2接続などを介して、近隣基地局とワイヤレス通信するために採用され得る、または基地局によってサービスされる1つまたは複数のユーザ機器(UE)にワイヤレス通信するために採用され得る、ワイヤレスインターフェースを含み得る。一実施形態では、通信インターフェース452は、ワイヤレス基地局またはeNBの(たとえば、図16に示し、本明細書で後に説明するような)送信受信チェーンを含むか、またはそのような送信受信チェーンに結合される。
一態様では、通信インターフェース452は、近くの基地局のサブセットから受信機感度情報を取得するために負荷インジケータ装置450によって採用され得る。たとえば、この感度情報はそれぞれの基地局受信機において測定され、(たとえば、通信インターフェース452を介して)装置450にサブミットされ、(たとえば、バックホールネットワークまたは他の相互接続構成を介して)基地局の間で共有され得る。
別の態様では、感度情報は、負荷インジケータ装置450によってそれぞれの基地局のために生成される公称感度情報であり得る。
受信機感度情報はメモリ456に記憶され得る。その情報は基地局ごとに記憶され得る。代替または追加として、感度情報の平均または他の好適な総計がメモリ456に記憶され得る。感度データは、分析モジュール458によって採用され、データプロセッサ454によって実行され、および/またはデータプロセッサ454とともに組み込まれ得る。詳細には、分析モジュール458は、負荷インジケータ装置450によってサービスされる1つまたは複数のUEのワイヤレス範囲内の基地局を識別しようと試みることと、範囲内基地局についての受信機感度情報をそれぞれのUEに配信することとを行うように構成され得る。
別の態様では、分析モジュール456は、負荷インジケータ装置450によってサービスされるUEに総計感度データ(たとえば、平均感度データ、基地局固有のデータが利用可能でない場合は公称感度データ、または他の記憶された感度データ)を送るように構成され得る。いずれの場合も、感度データは、(経路損失計算のための)それぞれの基地局の送信強度、または本明細書の他の場所で説明するパラメータなどの他のパラメータを含む、他のシステム情報とともに配信され得る。
分析モジュール458は、受信機感度データを搬送するために負荷情報に専用の特定の物理ダウンリンクチャネル(PDCH)を採用し得る。場合によっては、負荷インジケータ装置450によってサービスされるUEによって送信される応答情報のために物理アップリンクチャネル(PUCH)が確立され得る。通信インターフェース452は、分析モジュール458によって配信されたシステム情報に対する応答についてPUCHを監視するように構成され得る。別の態様では、専用PUCHが確立されない場合、UEは、負荷インジケータ装置450に結合された基地局に応答を送信するためにアップリンク制御チャネルまたは他のアップリンクチャネルを採用し得る。
UEによって与えられる応答は送信電力メトリック490を含み得、送信電力メトリック490は、UEによって分析された各近隣基地局についてリソースブロックごとに、複数のセルにわたるリソースブロック当たりの最大電力(PRBmax)の最小値と判断され得る。この処理の例について、本明細書の他の場所で説明する。
送信電力メトリックは、UEのためのUL送信スケジュール464を生成するように構成され得るスケジューリングモジュール462にフォワーディングされ得、UL送信スケジュール464は送信電力メトリックに少なくとも部分的に基づき得る。送信スケジュール464は、メモリ456に記憶され、図4に示すように、UE402などのUEに送信され得る。概して、UE送信スケジュール464は、基地局のセットの間のセル間干渉の低減を可能にするように構成される。一例として、UL送信スケジュール464は、選択されたULリソース上でUEのための送信電力を指定し得る。場合によっては、UL送信スケジュール464は、ネットワークにおける干渉の緩和のための特定のリソースにUEを割り当てるように構成され得る。いずれの場合も、UL送信スケジュール464は、複数の近隣または隣接基地局および関連するセルの間のセル間干渉協調方法に従って、ネットワーク干渉を低減するように生成され得る。
図4〜図8に示す上述のシステムおよびモジュールについて、いくつかの構成要素、モジュールおよび/または通信インターフェースの間の対話に関して説明したが、そのようなシステムおよび構成要素/モジュール/インターフェースは、それらの中で指定された構成要素/モジュールまたはサブモジュール、指定された構成要素/モジュールまたはサブモジュールの一部、および/あるいは追加のモジュール(図示せず)を含むことができることを諒解されたい。たとえば、一態様では、システムは、UE402と、サービングセル基地局404と、データベース408と、負荷インジケータ装置450とを含むか、あるいはこれらのまたは他のモジュールの異なる組合せを含み得る。また、サブモジュールは、親モジュール内に含まれるのではなく、他のモジュールに通信可能に結合されたモジュールとして実装され得る。さらに、1つまたは複数のモジュールを組み合わせて、集約機能を提供する単一のモジュールにすることができることに留意されたい。たとえば、それぞれのUE送信電力データを分析することと、そのデータに基づいてそれぞれのUE ULスケジュールを生成することとを単一の構成要素として可能にするために、分析モジュール458はスケジューリングモジュール462を含み得、またはその逆も同様である。また、構成要素は、本明細書では具体的に説明していないが当業者に知られている1つまたは複数の他の構成要素と対話することができる。
さらに、諒解されるように、開示する上記のシステムおよび下記の方法の様々な部分は、人工知能、または知識ベースもしくはルールベースの構成要素、下位構成要素、プロセス、手段、方法、または機構(たとえば、サポートベクターマシン、ニューラルネットワーク、エキスパートシステム、ベイジアン信念ネットワーク、ファジィ論理、データ融合エンジン、クラシファイヤ...)を含むか、またはそれらからなり得る。そのような構成要素は、特に、および本明細書ですでに説明したものに加えて、システムおよび方法の部分をより適応的ならびに効率的で知的にするために、そのような構成要素によって実行されるいくつかの機構またはプロセスを自動化することができる。
本明細書で前に説明した例示的なシステムに鑑みて、開示する主題に従って実施され得る方法は、図9および図10を参照すればより良く諒解されよう。説明を簡単にするために、方法を一連のブロックとして図示および説明するが、いくつかのブロックは、本明細書で図示および説明するのとは異なる順序で、および/または他のブロックと同時に、行われ得るので、請求する主題はブロックの順序によって限定されないことを理解および諒解されたい。その上、以下で説明する方法を実施するために、図示されたすべてのブロックが必要とされるとは限らないことがある。さらに、以下および本明細書の全体にわたって開示する方法は、そのような方法をコンピュータに移送および転送することを可能にする製造品に記憶することが可能であることをさらに諒解されたい。使用する製造品という用語は、任意のコンピュータ可読デバイス、キャリアに関連するデバイス、または記憶媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを包含するものとする。
図9に、様々な態様による、OTAベースの負荷および干渉協調に関係する例示的なプロセス900の一実施形態のフローチャートを示す。段階902において、隣接または近隣セル中のeNBなどの近隣基地局のセットに関連する受信機感度情報および/または負荷インジケータ情報を取得するためにワイヤレス受信機を採用する。その情報はUEなどのネットワークノードにおいて取得され得る。段階904において、本明細書の他の場所で説明するようなそれぞれのeNBのリソースブロック当たりの最大送信電力など、送信電力メトリックを計算するためにデータプロセッサを採用する。段階906において、計算された送信電力を、たとえばUEからサービングeNBに、フォワーディングするためにワイヤレス送信機を採用する。さらに、段階908において、(1つまたは複数の)アップリンクチャネル割振りまたは割当てを含み得る送信スケジュールを取得し、これは、本明細書で前に説明したようなセル間干渉協調機構の送信電力メトリックおよび干渉負荷要件に少なくとも部分的に基づき得る。
図10に、1つまたは複数の態様による、OTA電力判断および負荷協調に基づいてリソーススケジューリングを行うための例示的なプロセス1000の一実施形態のフローチャートを示す。段階1002において、1つまたは複数の近隣eNBに関係する受信機感度情報を取得するために通信インターフェースを採用する。段階1004において、システムデータとともに受信機感度情報をUEなどの少なくとも1つの被サービスネットワークノードにフォワーディングするために送信機を採用する。システムデータは、近隣eNBに関連する送信電力情報をさらに含み得る。代替態様では、近隣eNBの送信電力は、サービングeNBの送信電力に等しく設定され得る。段階1006において、システムデータに部分的に基づき得る計算された送信電力メトリックをUEから取得するためにワイヤレス受信機を採用する。さらに、段階1008において、UEのための送信スケジュールを生成するためにデータプロセッサを採用し、これは、送信電力および/または干渉負荷要件ならびに/あるいは他のパラメータに基づき得る。
図11に、様々な態様による、セル間干渉協調のために送信電力メトリックを与えるための例示的なプロセス1100の一実施形態のフローチャートを示す。プロセス1100は、1つまたは複数の無線(OTA)負荷インジケータ信号(LI)を受信する、段階1110において開始し得、その信号はUEにおいて受信され得る。LI信号は、隣接セル中のeNBまたは他の基地局などから、1つまたは複数の隣接セルによって与えられ得る。段階1120において、本明細書で前に説明したような送信電力メトリックを判断する。上記メトリックは、LI信号に基づき、および/あるいは受信機感度、経路損失、または他のデータもしくは情報など、他のパラメータにさらに基づき得る。上記メトリックは、隣接セルの各々について判断された最大送信電力レベルの最小値に基づくか、または隣接セルの他の関数に基づくか、または隣接セルから受信した情報の複合物であり得る。
段階1130において、送信電力メトリックを、セルに関連するeNBなどのサービングネットワーク基地局に送る。基地局において受信されると、送信電力メトリックは、UEまたは他のネットワークノードからのアップリンク送信をスケジュールするためになど、スケジューリングを判断するために使用され得る。
図12に、様々な態様による、送信電力メトリックを生成するための例示的なプロセス1200の一実施形態のフローチャートを示す。段階1210において、複数の最大電力メトリックのうちの複数を判断する。これは、複数の隣接または近隣セルから受信したOTA LIシグナリングに基づいてUEにおいて行われ得る。段階1220において、本明細書で前に説明したような送信電力メトリックを生成する。送信電力メトリックは、隣接または近隣局から受信したLI信号の関数であり得る。送信電力メトリックは、受信機感度値および/または経路損失値、ならびに/あるいはUEオフセットメトリックなどの他の関係または関連するパラメータにさらに基づき得る。上記生成することは、累積OTA補正値のための補正をさらに含み得る。段階1230において、送信電力メトリックをメモリに記憶し、そのメモリは、図16に示すようなUEのメモリ要素であり得る。さらに、送信電力メトリックは、UEアップリンクスケジューリングおよび割振りなどの機能を与える際にさらに使用するために、関連するeNBなどのサービング基地局に送られ得る。
図13に、様々な態様による、アップリンク(UL)スケジューリングを生成するための例示的なプロセス1300の一実施形態のフローチャートを示す。段階1310において、eNBなどのセル基地局などにおいて送信電力メトリックを受信する。送信電力メトリックは、UEなどの被サービス端末から受信され得る。段階1320において、スケジュールを生成する。スケジュールは送信電力メトリックに部分的に基づき得る。スケジュールは、基地局に与えられた他のデータまたは情報に基づき得る。段階1330において、アップリンクチャネル割当て、電力レベル、あるいは他のアップリンク関係のシグナリングデータまたは情報を含み得る、スケジューリング情報を被サービスUEに与える。次いで、UEは、セル間干渉緩和を可能にするようにスケジュールに従ってアップリンク送信を行い得る。
図14に、様々な態様による、負荷指示シグナリングを与えるための例示的なプロセス1400の一実施形態のフローチャートを示す。段階1410において、負荷指示信号(LI)を生成する。これは、基地局またはeNBなどのネットワークノードにおいて行われ得、隣接または近隣セルに関連するUEなど、隣接セル中のノードにOTA負荷(または過負荷)情報を与えるようにさらに構成され得る。段階1420において、LI信号を送信する。上記送信は、共有されるかまたはOTA LIシグナリングに専用であり得る、特定のダウンリンクチャネル構成に基づき得る。さらに、基地局は、隣接eNBなど、隣接セル中のノードに情報を与え得る。その情報は、受信機感度、経路損失、あるいは他のデータまたは情報に関係し得る。
図15に、セル間干渉協調を可能にするために与えられるシステム情報の例を示す。SIB2として示されるシステム情報ブロック(SIB)1510は、eNBなどのセル基地局から送信され得る。SIB2は、情報要素(IE)1512と、IE1514と、IE1516と、IE1518とを含み得る。(1つまたは複数の)IE1512はレガシーSIB2情報を含む。IE1514は、本明細書で前に説明した送信電力メトリック判断によるPRBmaxサブバンド報告構成であり得る、サブバンド報告構成などの情報を含む。IE1516は、OTA干渉補正値を含み、各構成されたサブバンドの範囲をさらに含み得る。IE1518は、本明細書で前に説明したように判断されるかまたは与えられ得る、近隣eNBのデフォルト公称受信機感度などの受信機感度情報を含み得る。
SIB1520は、IE1522と、IE1524と、IE1526と、IE1528とを含むSIB3として示されるSIBの例示的な構成を示している。SIB1510の場合と同様に、SIB1520は、近隣セル/eNBの送信電力に関係するデータを含み得るIE1524とともに、レガシーSIB情報(この場合(1つまたは複数の)IE1522としてのSIB2情報)を含む。IE1526は、近隣セル/eNBのOTA LIサブバンド構成に関連する情報を含む。IE1528は、近隣セル/eNBの受信機感度に関連する情報を含む。
ブロック1530は、SRB1として示されるシグナリング無線ベアラ(SRB)の例示的な構成を示している。SRB1は、レガシー情報1532を含み、近隣eNB受信機感度のUEオフセットに関係するデータまたは情報1534をさらに含み得る。
別の態様によれば、本明細書で前に説明したようなLIベースのシグナリングは、リソース区分を実行することによって干渉を緩和するためにセル間協調を可能にするために使用され得る。たとえば、アップリンク接続(たとえば、ユーザ端末またはUEから基地局またはeNBへの送信)上で、UEは(電力密度ではなく)総送信電力のうちの特定の量を割り振られ得、その場合、これは、システム帯域幅全体にわたって使用されるか、あるいは特定の1つまたは複数のサブバンドにおいて使用され得る(その結果、それらのサブバンド内の電力密度が高くなる)。サブバンドを割り振ることは、リソース区分を通してeNB間で行われ得、これは、本明細書で前に説明したようにLIシグナリングを使用し得る。
一例として、近隣セルのUEが、異種ネットワーク構成などにおいて別のセルの基地局に隣接する場合、ダウンリンクはUEに著しく影響を及ぼし得る。これの一例を図16の通信システム1600に示す。この例示的なシステムでは、基地局またはeNB1610が、ユーザ端末またはUE1615をサービスしていることがあるが、近接している別のユーザ端末UE1625を有することがある。eNB1610は、図4のeNB404と対応し得、UE1605はUE402に対応し得る。
UE1625はネイバー基地局eNB1620(たとえば、eNB1610と、それの対応するセルとに対するネイバー)によってサービスされ得、eNB1620は、図4のeNB424またはeNB434に対応し得る。代替または追加として、UE1615はeNB1620に近接していることがある。eNB1610および/またはeNB1620は、いくつかの異種ネットワーク実装形態では、フェムトセルまたはピコセル基地局であり得る。他の実装形態では、eNB1610および/または1620は、マクロセル基地局または他の基地局タイプであり得る。
eNB1610および/またはeNB1620は、アップリンク上でそれぞれUE1625および1615から干渉を受け得る。たとえば、eNB1610はアップリンク干渉1614を受信し得、アップリンク干渉1614は、潜在的に極めて強いことがあり、UE1620からの所望の信号1612と干渉し得る。同様に、eNB1620はUE1615からのアップリンク干渉1624を経験し得、アップリンク干渉1624は、UE1625からの所望の信号1622に影響を及ぼし得る。
この干渉を補償するために、eNB1610およびeNB1620は、サブバンドにわたってリソースを区分することなどによってアップリンクシグナリングを直交化するようにアップリンク送信割振りおよび/またはスケジューリングを協調させ得る。たとえば、(eNB1610の観点から)eNB1610とeNB1620との間で割り振られたUE送信プロファイルを示す、グラフ1670に示すように、総帯域幅が、特定のサブバンドにおける所望のまたはターゲット平均干渉レベルに基づいてUE1615および1625などの関連するUE間で割り振られ得る、サブバンドに区分され得る。
たとえば、サブバンド1が、図示のように(LIシグナリングにおいて反映され得るような、UE1625および/または他のノード(図示せず)からのシグナリングに基づき得る)ターゲット干渉レベルを有する場合、利用可能な総電力では受信信号が受信干渉レベルを下回ることになるので、UE1615は好適な信号対雑音干渉レベル(SINR)でeNB1610と通信することが可能でないことがある。
しかしながら、UE1625が、サブバンド2ではなくサブバンド1に制限され、UE1615がサブバンド2のみに割り振られた場合、サブバンド2におけるUE1615からのシグナリングは、グラフ1670に示すように、ターゲット干渉レベルに対して好適なレベルでeNB1610において受信され得る。同様に、グラフ1680は、eNB1620において受信されるシグナリングの一例を示しており、UE1625からの所望の信号1622が、サブバンド1のターゲット干渉レベルを上回ってそのサブバンドにおいて受信されることになる。
リソース区分を可能にするためのアップリンクスケジューリングは、本明細書で前に説明したような受信したLI情報を使用してeNB1610または1620などの基地局において実装され得る。(前に説明したように、サブバンド固有であり得る)受信した情報に基づいて、eNBのスケジューリングモジュールは、潜在的なアップリンクサブバンドを査定し得、そのアップリンクサブバンドは、受信したLI情報に基づき得、および/あるいは近隣eNBからのスケジューリング情報など、eNBによって受信されたかまたはeNBに与えられた他の情報に基づき得る。次いで、eNBは、利用可能なアップリンク帯域幅よりも小さいサブバンドまたは少ない数のリソースブロック(RB)において、UEアップリンク送信割振りをスケジュールし、送信し得る。さらに、いくつかの実装形態では、少数のRBにわたる高い干渉レベルを緩和するために、周波数ホッピングがサブバンドスケジューリングおよび割振りと組み合わせられ得る。
サブバンドスケジューリングのための協調を可能にするために、サービングセル中で、たとえば、図4のUE402などのサービングセルのUEなどにおいて、一定のシステム情報が与えられ得る。前に説明したように、図4のeNB404などのサービング基地局は、関連するサブバンド構成を定義する(本明細書で前に説明した)P_RB_max割振り情報を受信し得る。例示的な実装形態では、1つのサブバンドが、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)帯域幅に等しいものとして定義され得る。
図16のUE1615および/または1620と対応し得る、図4のUE402などのUEは、前に説明した処理アルゴリズムに基づき得る、サブバンド当たりの判断されたP_RB_max値を報告する。その報告は、たとえば、サブバンドの構成された数に対応する媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)フォーマットを使用し得る。
サービングセル中の追加情報は、たとえば、各サブバンドの初期補正値および/または範囲を含み得る。これは、図7に関して前に説明したようなプロセスに基づいて生成され得る。また、前に説明したP_Pusch_nom_intなど、近隣基地局の公称受信機感度値がサービングセル中で使用され得る。
サービングセルまたはネイバーセルのいずれかの中で利用可能であり得る追加情報は、近隣eNBの送信電力に関係する情報を含み得る。サービングセル中のUEは、この情報を使用して、(たとえば、相反性(reciprocity)に基づいて)近隣eNBに対する経路損失を計算し得る。その値は、上記情報が利用可能でない場合、サービングセルに対応するデフォルト値に設定され得る。
同様に、利用可能な場合は、近隣セルeNBのOTA LIサブバンド構成が使用され得る。利用可能でない場合は、近隣セルeNBのOTA LIサブバンド構成は、サービングセル構成に対応するデフォルト値に設定され得る。さらに、P_RB_maxを生成するために、近隣セルeNBの公称受信機感度(たとえば、P_Pusch_nom_int)がサービングセルUEによって使用され得る。利用可能でない場合、近隣セルeNBの公称受信機感度は、同様に、サービングセルのシステム情報ブロック(SIB)においてシグナリングされ得るデフォルト値などのデフォルト値に設定され得る。一実装形態では、その情報はSIB2の情報要素(IE)中にあり得る。
場合によっては、UEは、SIBなど、ターゲットセルに関する情報を復号するのが困難であることがある。この場合、UEは、測定ギャップ(すなわち、送信が、たとえばサービングセルから、省略される、時間/リソース割振り)を要求し得る。いくつかの実装形態では、UEは、対応するeNBへの明示的要求なしに近隣セルを自律的にチューンアウト(tune out)し得る。概して、サービングセルUEは、近隣セルに関連するシステム情報に気づいている必要があり、システム情報が変化した場合は通知される必要があるものである。
LI情報の送信と関連する信号処理とは、リソース区分のために異種ネットワーク中などの複数の基地局またはeNB間で構成され得る。たとえば、構成は、提案されたサブバンド、IoT値などの雑音値に関係する情報、および/あるいは他のデータまたは情報を与えることを含み得る。場合によっては、構成は、OA&M機能の一部としてまたは他の構成動作中に、あらかじめ定義されるかまたは行われ得る。ただし、一態様によれば、構成は、負荷あるいは他の動作状態またはイベントに基づいて、異種ネットワーク中の基地局の追加または再配置中などに、動的に行われ得る。
バックホール接続が基地局間で利用可能である場合、リソース区分において使用するLI構成情報のシグナリングは、S1接続またはX2接続などを介して、バックホール接続を使用して行われ得る。図17に、図16の2つのeNBと対応し得る2つのeNBを構成するためのシグナリングの例示的なタイミング図1700を示す。UE1715はUE1615と対応し得、eNB1710および1720は、それぞれeNB1610および1620と対応し得る。
この例では、eNB1710は、eNB1720の近傍で初期化または再配置されていることがある。たとえば、eNB1710は、直接あるいはUE1715または他のネットワークノードからの通信を介して、シグナリングを監視し、ネイバーセルeNB1720に送信するバックホール区分要求メッセージ1733を生成し得る。メッセージ1733は、たとえば、提案された高および低サブバンド、IoT構成、ならびに/または他の情報など、提案された構成パラメータに関係する情報を含み得る。
区分要求メッセージ1712は、S1またはX2接続などのバックホール接続を介して送られ得る。メッセージ1712を受信すると、eNB1720は、そのメッセージを検討し、いくつかの可能な機能のうちの1つを実行し得る。たとえば、eNB1720は、リソース区分拒否メッセージ(図示せず)を生成し、eNB1710によって提案されたリソース区分および/または関連するシグナリングを拒否し得る。
代替または追加として、eNB1720は、代替構成(図示せず)あるいは1つまたは複数の代替パラメータを提案し得る。構成要求が受付け可能である場合、eNB1720は、提案された構成パラメータなどの受付け、および/または代替提案を含み得る、リソース区分応答メッセージ1722を送り得る。この往復シグナリングプロセスは、上記構成をさらにネゴシエートするために追加の要求および返答を送ることを含み得る。
基地局が構成されると、サービングeNB1710は、IoT構成などのネゴシエートされた構成、および/またはサブバンド構成に関連する情報、あるいはLI処理を構成するための他の情報を含み得る、RRC/MAC構成メッセージ1714を送り得る。次いで、eNB1720は、本明細書で前に説明したようなOTA LI送信1724を送り得、OTA LI送信1724は、サービングUE1715において受信され、処理され得る。
場合によっては、基地局間にバックホール接続が確立されないことがある。この場合、構成は、標準化されるかまたはOA&M機能に組み込まれ得る。別の実装形態では、構成情報は、ネイバーセルから送信されるシステム情報ブロック(SIB)中の情報要素(IE)に組み込まれ得る。たとえば、図16のシステム1600では、UE1615は、SIB2またはSIB3などのSIBを基地局1620から受信し、復号し得、SIBはOTA LI構成情報を含む。次いで、UEは、その情報を抽出し、それを使用して、受信したLI情報を処理し得る。さらに、UE1625は、P_RB_maxデータなどの生成された情報をeNB1610に通信し得、そこで、その情報は、直交化区分処理の一部として使用され得る。
また、LTEシステムなどのワイヤレス通信システムにおけるダウンリンク上では、他のセルのeNBなどのノードに関して区分することによってシグナリングを直交化することが望ましいことがある。(アップリンク上ではeNBがUEをスケジュールするので)この目的で負荷インジケータはダウンリンクに対して使用され得ないが、様々な実施形態では、ダウンリンクリソース協調のための他の機構が使用され得る。
eNBは、一般に、ダウンリンク送信のための一定の割り振られた送信電力密度を有するものであり、その送信電力密度は固定であり得る(たとえば、すべてのサブバンドにわたる電力密度は固定されるが、データは特定のサブバンドにおいて送られることも送られないこともある)。これは典型的なアップリンクシナリオとは異なり、UEは(電力密度ではなく)総送信電力のうちの特定の量を割り振られ得、その場合、これは、帯域全体に、あるいは特定の1つまたは複数のサブバンドに割り振られる(その結果、それらのサブバンド内の電力密度が高くなる)。ただし、これらの制約内で、直交化は、依然として実装され、潜在的なパフォーマンスの利点を与え得る。
たとえば、ユーザの2つのセット(たとえば、2つのeNBおよびそれらの関連するUE)を用いた一実装形態では、各eNBがダウンリンク送信のために帯域幅全体を使用しており、近隣セルからの送信が干渉し得、その結果、SINRが、たとえば、0dBになる可能性がある。これは、フェムトまたはピコeNBなどのより小さい基地局が使用される異種ネットワーク構成において特に可能性があり得る。
代わりに、各ユーザが帯域幅の半分を占有する場合、各ユーザの次元数は低減され得るが、各ユーザのSINRは、たとえば、20dBまで、改善し得る(干渉ではなく熱雑音により制限される)。より高いSINRで動作すると、干渉の場合よりも多くのデータスループットが可能になり、それにより全体的なシステムパフォーマンスが増加し得る。
一例として、近隣セルのUEが、異種ネットワーク構成などにおいて別のセルの基地局に隣接する場合、ダウンリンクはUEに著しく影響を及ぼし得る。これの一例を図18の通信システム1800に示す。この例示的なシステムでは、基地局またはeNB1810が、ユーザ端末またはUE1815をサービスしていることがあるが、近接している別のユーザ端末UE1825を有することがある。UE1825は、(eNB1810と、それの対応するセルとに対する)ネイバー基地局eNB1820によってサービスされ得る。代替または追加として、UE1815はeNB1820に近接していることがある。eNB1810および/またはeNB1820は、いくつかの異種ネットワーク実装形態では、フェムトセルまたはピコセル基地局であり得る。他の実装形態では、eNB1810および/または1820は、マクロセル基地局または他の基地局タイプであり得る。
UE1815および/またはUE1825は、ダウンリンク上でそれぞれ基地局1820および1810から干渉を受け得る。たとえば、UE1825はダウンリンク干渉1814を受信し得、ダウンリンク干渉1814は、潜在的に極めて強いことがあり、eNB1820からの所望の信号1822と干渉し得る。同様に、UE1815はeNB1820からの干渉1824を経験し得、干渉1824は、eNB1810からのダウンリンク信号1812に影響を及ぼし得る。
補償するために、eNB1810およびeNB1820は、サブバンドなどにわたってシグナリングを直交化するように送信を協調させ得る。たとえば、eNB1810送信プロファイルを示すグラフ1870に示すように、サブバンド1における送信電力レベルは、eNB1820からサブバンド2において受信されたデータに関するUE1825との干渉を緩和するように、サブバンド2における送信電力レベルよりも高いことがある。同様に、eNB1820送信プロファイルを示すグラフ1880に示すように、サブバンド1における送信電力は、UE1815に対する干渉を緩和するように、サブバンド2における送信電力よりも低いことがある。
電力は様々な方法で2つ以上のサブバンド間で調整され得る。たとえば、いくつかの実装形態では、サブバンド送信電力レベルは、特定のサブバンドに割り振られた総電力量であり得る。他の場合には、サブバンド当たりの電力密度は固定であり得るが、データ送信のためのリソース要素の使用が制限され得る。
図18に示すeNB1810およびeNB1820などの2つ以上の基地局間の協調は、X2通信またはS1バックホール接続などを介して、直接的に行われ得る。代替または追加として、協調は、一方または両方の基地局によって被サービスUEまたはネイバーセルUEなどのUEに与えられたシグナリングを使用することなどによって、間接的に行われ得る。
直交化されたスケジューリングは、基地局間で協調され得るが、必ずしも直接協調される必要はない。たとえば、eNBが隣接セル基地局のチャネル使用に関する情報を受信し、次いで、それに応答してeNBの使用を調整することができる場合、基地局間のサブバンドのランダム割当ては、依然として、全帯域幅動作にわたるパフォーマンスの改善を可能にし得る。このようにして、eNBは、直接協調を必要とすることなしに、動的に連続的に更新され得る最適使用シナリオを反復し得る。
基地局間協調および周波数直交化を可能にするために、いくつかの態様による一実装形態では、基地局またはeNBは、(たとえば、(1つまたは複数の)リソース要素、サブバンド、他の時間周波数リソースなどごとに)将来の送信のために基地局またはeNBの計画された電力情報を広告し得る。この情報は、将来スケジューリング情報(FSI)として概して示され得、計画された将来のサブバンド使用、サブバンド毎電力、アンテナ毎電力、アンテナ毎位相、および/あるいは他の同様のまたは関係するデータまたは情報など、将来の計画されたリソース使用を判断するために受信デバイスによって使用され得る。たとえば、例示的な実施形態では、FSIは相対狭帯域送信電力(RNTP)データおよびシグナリングを使用し得る。RNTPデータおよびシグナリングは、たとえば、電力情報を含み得る。代替または追加として、RNTPデータは、たとえば、アンテナ毎電力情報、アンテナ毎位相情報、および/または他の情報など、関係情報を含み得る。場合によっては、FSI情報の送信は、サービング基地局およびネイバー基地局などの基地局間で協調され得るが、概して、セルにわたって協調される必要がない。
FSIは、たとえば、関連するタイミング情報(たとえば、将来、特定のサブバンドがオンおよびオフとなるとき)とともに、どのサブバンド上で将来の送信があるのか(オン)、およびどのサブバンド上で送信がないのか(オフ)を示す、バイナリまたはオン/オフの形態であり得る。代替または追加として、FSIは、サブバンド当たりの特定の電力レベルまたは電力密度レベル、アンテナ毎位相オフセットなどの位相または位相オフセット情報など、追加情報を含み得、その情報は、共通基準信号または他の信号、ならびに/あるいは追加の電力、タイミング、位相、および/または他の情報のタイミング情報などの、基準に対して判断され得る。
例示的な実施形態では、FSI情報は、RNTPビットマップを含むRNTP情報を備える。そのビットマップは、リソース要素またはサブバンドごとに単一ビットに基づき得る。場合によっては、グラニュラリティを増加させるために追加のビットが使用され得る。代替または追加として、FSI情報は、アンテナ毎位相オフセット情報、サブバンド毎電力、および/あるいは他の電力、位相、タイミング、または関係する情報を含み得る。
FSIは、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)などにおけるダウンリンクデータ送信に関係するものである。ただし、いくつかの実装形態では、FSIは、ダウンリンク制御チャネルなどの他のチャネルにも関係し得る。
前記のように、概して、eNBに割り振られる電力密度は固定であるものである。ただし、場合によっては、電力密度はサブバンドにわたって可変に構成され得る。この場合、可変電力密度に関する情報もFSI中に含まれ得るが、これは行われる必要がない。たとえば、CRSなどの基準信号(RS)が、(たとえば、それらのサブバンドにおける等価なデータ送信電力レベルに対応する)異なる電力レベルでeNBによって送られる場合、図18のUE1815またはUE1825などのUEは、それぞれeNB1820および1810からこれらのRSを受信し、様々なサブバンドにおける相対電力レベルに関する判断を行い得、これは、チャネル状態情報(CSI)の一部として、それぞれeNB1810および1820などのサービングeNBに報告され得る。サービングeNBにおいて、次いで、可変電力レベルは将来のスケジューリングにおいて考慮に入れられ得る。図18は2つの基地局のみ(eNB1810およびeNB1820)を有するネットワーク構成を示しているが、様々な他の実装形態では、同じまたは異なるタイプの追加の基地局も展開され、セル間干渉を緩和するためにダウンリンク送信を協調させ得る。
1つまたは複数のネイバー基地局からFSIを受信すると、図18のUE1815またはUE1825などのユーザ端末は、次いでこの情報を使用して、CSIまたは他の情報を報告し得る。一態様によれば、ユーザ端末は、受信したFSIを組み込むかまたは考慮する、調整されたCSI情報を生成し、この情報をサービング基地局に報告し得る。このようにして、サービング基地局は、FSI情報に基づいてダウンリンク送信を判断し得る。
図19に、通信システム1600および/または1800などにおいて、セル間の干渉協調において使用可能な情報を与えるためのプロセス1900の一実施形態の詳細を示す。段階1210において、UE1615またはUE1815などのユーザ端末において干渉関係情報を受信する。段階1920において、干渉情報に少なくとも部分的に基づいて干渉調整パラメータまたはメトリックを判断または生成する。たとえば、上記パラメータは、ユーザ端末において受信したLI情報、OTA RNTP情報などのFSI情報、この情報の組合せ、および/あるいは干渉に関連する他の受信したデータまたは情報に関係し得る。干渉は、eNB1620または1820などの基地局など、近隣セルのノードに関連し得る。
段階1930において、上記パラメータを、ユーザ端末をサービスする基地局などのネットワークノードに送る。上記パラメータは、本明細書で前に説明したようなリソース区分および割振りを協調させるためにサービング基地局によって使用され得る。
干渉情報は、たとえば、少なくとも1つのネイバーセルからの信号送信に関係し得る。干渉情報は、サービングセルにおけるアップリンク干渉に関係し得る。干渉情報は、1つまたは複数の負荷インジケータ(LI)信号に関係し得る。上記受信することは、たとえば、1つまたは複数の負荷インジケータ信号を、1つまたは複数のネイバーセル中で動作する対応する1つまたは複数のネットワークノードから受信することを含み得る。
上記パラメータは、たとえば、送信電力メトリックを含み得る。上記判断することは、たとえば、1つまたは複数の負荷インジケータ信号に少なくとも部分的に基づいて送信電力メトリックを判断することを含み得る。
干渉情報は、たとえば、サービングセルによってサービスされるユーザ端末におけるダウンリンク干渉に関係し得る。干渉情報は、1つまたは複数のサブバンドにおける計画された将来のダウンリンク送信に関する情報を含み得る将来スケジューリング情報(FSI)に関係し得る。FSIは、ネイバーセル中の計画されたダウンリンク送信に関係し得るRNTP情報を含み得る。
上記パラメータは、たとえば、調整されたチャネル状態情報(CSI)を含み得る。調整されたCSIは、FSIに少なくとも部分的に基づいて調整され得るCQI情報を含み得る。調整されたチャネル状態情報は、CQIと、PMIと、RIとのうちの1つまたは複数を含み得る。
図20に、UE1815などのユーザ端末において調整されたチャネル状態情報(CSI)報告(たとえば、CQI/PMI/RI情報)を生成するために使用され得るプロセス2000の一実施形態を示す。段階2010において、近隣基地局またはeNB1825など、別のワイヤレスネットワークノードから将来スケジューリング情報(FSI)を受信する。UEは、FSIを受信し、復号し得、FSIは、たとえば、RNTPビットマップなどのRNTP情報、または他のリソース要素、またはサブバンドマップ、またはサブバンド使用およびタイミング情報に関するデータを含む情報として、フォーマットされ得る。たとえば、RNTPビットマップは、前に説明したように、特定の(1つまたは複数の)サブバンドの使用に関する情報(たとえば、オン/オフ、または電力密度レベル)、ならびに関連するタイミング情報を含み得る。
段階2020において、UEにおいてCSI情報を生成する。これは、たとえば、チャネル品質インジケータ(CQI)情報、プリコーディング行列インジケータ(PMI)情報、および/またはランクインジケータ(RI)情報を含み得る。
段階2030において、受信したFSIに少なくとも部分的に基づいて、調整されたCSI情報を生成するようにCSI情報を調整またはスケーリングする。調整されたCSI情報は、たとえば、信号および干渉レベルなどの予測された将来のチャネル特性に関するデータまたは情報の調整を含み得る。たとえば、調整されたCSI情報中の調整されたCQIデータは、より高いMCSをサブバンドがサポートし得、それにより、サービングeNBが(たとえば、サブバンドにおいてより多くのデータをスケジュールすることなどによって)将来のデータ送信を相応に調整することが可能になることを示し得る。
概して、調整されたCSI報告タイミングは、UEからの過剰なCSI報告を回避するために比較的遅い(たとえば、数十または数百ミリ秒程度)ように構成され得る。場合によっては、より速い報告が使用され得(たとえば、1mS程度)、ただし、これは、極めて頻繁な報告を必要とすることになり、オーバーヘッドの理由、電力消費などのために、望ましくないことがある。
段階2040において、次いで、調整されたCSI情報をeNBなどのサービング基地局に送る。次いで、サービング基地局は、調整されたCSI情報を使用して、将来のダウンリンクスケジューリングを判断し得、これは、将来スケジューリング情報に少なくとも部分的に基づいて調整され得る(たとえば、ネイバー基地局からの将来スケジューリング情報に基づいて協調され得る)。
場合によっては、FSI/RNTPの送信は省略され得る。たとえば、基準信号(たとえば、共通基準信号(CRS))電力がサブバンドにわたってスケーリングされた場合、FSIの送信は必要とされないことがある。この場合、基地局は、システム帯域幅にわたって一定の電力密度で送信していない(たとえば、いくつかのサブバンドは、より低い電力でのサブバンドであり、一部のサブバンドは、より高い電力でのサブバンドである)。UEにおいて、どのサブバンドが、および/またはどの相対電力レベルで、ネイバーセルによって使用されているのかに関する判断が行われ得る。次いで、これは、UEによって与えられた調整されたCSI報告情報に組み込まれ得る。代替的に、UEは、単に通常の様式でCSI情報をeNBに報告し得、次いで、eNBは、どのサブバンドが、およびどの1つ(または複数の)電力レベルで、ネイバーセルによって使用されているのかに関する判断を行い得る。
図21に、それぞれ図16および図18のeNB1610または1810などの基地局などにおいて干渉情報に基づいて送信をスケジュールするためのプロセス2100の一実施形態の詳細を示す。段階2110において、たとえば、UE1615または1815など、ユーザ端末から与えられた受信情報に基づいて干渉情報を判断する。受信情報は、たとえば、LI情報、FSI情報、LI情報とFSI情報の両方、および/あるいは他のデータまたは情報に関係し得る。
段階2120において、判断された干渉情報に少なくとも部分的に基づいて被サービスセル内の1つまたは複数の信号送信をスケジュールする。信号送信は、たとえば被サービスUEからサービング基地局へのアップリンク送信、および/またはサービング基地局から被サービスUEなどへのダウンリンク送信に関係し得る。
干渉情報は、たとえば、サービングセル中のサービング基地局において経験されるアップリンク干渉の量に対応する干渉値を含み得る。本プロセスは、干渉値をターゲット値と比較することと、比較することに基づいて、近隣セル中の1つまたは複数のデバイスに少なくとも1つの負荷インジケータ(LI)信号を通信することとをさらに含み得る。少なくとも1つの負荷インジケータ信号は、無線(OTA)シグナリングを使用して近隣セルに通信され得る。
本プロセスは、たとえば、被サービスUEから送信電力メトリックを受信することをさらに含み得る。上記スケジュールすることは、送信電力メトリックに少なくとも部分的に基づいて、被サービスUEのためのアップリンクスケジューリング割当てを生成することをさらに含み得る。本プロセスは、近隣セル中の1つまたは複数のノードにリソース区分要求を通信することをさらに含み得る。本プロセスは、リソース区分応答を受信することをさらに含み得る。リソース区分要求は、サービングセルと近隣セルとの間のアップリンクサブバンド区分に関係し得る。
上記スケジュールすることは、たとえば、サービングセルとネイバーセルとの間のアップリンク通信リソースの区分に基づき得る。上記区分はあらかじめ判断され、サービングセルとネイバーセルとに通信され得る。代替または追加として、上記区分は、サービングセル中の被サービスユーザ端末から与えられた情報に基づいて動的に判断され得る。代替または追加として、上記区分は、サービングセルとネイバーセルとの間でネゴシエートされ得る。
干渉情報は、たとえば、ネイバーセルからの1つまたは複数のダウンリンク信号の送信において使用されるべきリソースに関係し得る。干渉情報は、サービングセル中でサービスされるユーザ端末において経験されるダウンリンク干渉の予想される量に関係し得る。干渉情報は、たとえば、ネイバーセルの1つまたは複数のサブバンドにおける将来の送信に関連する相対狭帯域送信電力(RNTP)情報に関係し得る。RNTP情報は、無線(OTA)シグナリングを使用して近隣セルから送られ得る。
本プロセスは、たとえば、被サービスUEから調整されたチャネル状態情報(CSI)を受信することをさらに含み得る。上記スケジュールすることは、調整されたCSIに少なくとも部分的に基づいて、サービング基地局のためのダウンリンクスケジュールを生成することを含み得る。ダウンリンクスケジュールは、サービングセルとネイバーセルとの間のサブバンドリソース区分に基づき得る。
本プロセスは、たとえば、近隣セル中の1つまたは複数のノードにリソース区分要求を通信することをさらに含み得る。本プロセスは、リソース区分応答を受信することをさらに含み得る。リソース区分要求は、サービングセルと近隣セルとの間の提案されたダウンリンクサブバンド区分に関係し得る。
上記スケジュールすることは、たとえば、サービングセルと近隣セルとの間のダウンリンク通信リソースのネゴシエートされた区分に部分的に基づき得る。上記区分はあらかじめ判断され、サービングセルとネイバーセルとに通信され得る。代替または追加として、上記区分はあらかじめ判断され、サービングセルとネイバーセルとに通信される。代替または追加として、上記区分は、サービングセル中の被サービスユーザ端末から与えられた情報に基づいて動的に判断され得る。代替または追加として、上記区分は、サービングセルとネイバーセルとの間でネゴシエートされ得る。
図22に、図18のeNB1810またはeNB1820などの基地局によって行われ得るような、将来スケジューリング情報(FSI)の送信を実行するためのプロセス2200の一実施形態の詳細を示す。段階2210において、基地局において将来スケジューリング情報を生成する。この情報は、たとえば、UE1815などの被サービスUEおよび/またはUE1820などの近隣セル基地局など、別のネットワークノードから、あるいは他のネットワークノードから、受信した干渉協調情報に部分的に基づいて、生成され得る。いくつかの実装形態では、FSIは、基地局において単独で生成され、別のネットワークノードから受信した特定の干渉協調情報に基づかないことがある。
FSIは、たとえば、図20に関して前に説明したように、計画された将来のリソース使用のオン/オフビットマップなどの、特定のサブバンドの意図された将来の使用を定義するRNTPビットマップなど、RNTP情報の形態であり得る。たとえば、ビットマップは、あらかじめ定義された無線フレームまたはあらかじめ定義された数の無線フレームにおいて、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)上などでの、データ送信のためのサブバンドの使用を示し得る。一実装形態では、RNTPビットマップは、あらかじめ定義されたRB領域において予約済み物理ブロードキャストチャネル(PBCH)ビットおよび/または予約済みPDSCHリソースブロック(RB)を使用し得る。あらかじめ定義されたRB領域は、割り振られたRBの中間の6RB領域であり得る。
段階2220において、FSI情報を、基地局によってサービスされるセル中の1つまたは複数のUEに、および/または1つまたは複数のネイバーセル中のUEに、無線で(OTA)送信する。UEがネイバーセル中にある場合、UEは、図20に関して説明したように、FSI情報をCSI情報などに組み込み、この情報を、近隣セルUEをサービスする基地局に与え得る(たとえば、UE1825において基地局1810から受信したFSI情報は、サービング基地局1820に報告され得る)。段階2230において、FSI情報に従って将来のスケジュール送信を基地局から送る。
FSIは、たとえば、RNTP情報を含み得る。RNTP情報はRNTPビットマップであり得る。制御シグナリングは、PDCCHと、PHICHと、PCFCHとのうちの1つまたは複数を含み得る。制御シグナリングは物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)シグナリングであり得る。固定オフセットは、CRSに対するあらかじめ判断された固定電力オフセットを含み得る。固定オフセットはあらかじめ定義される。代替または追加として、固定オフセットは動的に判断され得る。
いくつかの実装形態では、RNTPビットマップなどのFSIは、擬似ランダムに生成され得、その場合、基地局からUEに送信される必要がない。たとえば、一実施形態では、UEは擬似ランダムRNTPビットマップを生成し得、次いで、UEは、それを使用して現在のCSI情報(たとえば、CQI、PMI、RI)を調整して、調整されたCSI情報を生成し得、次いで、調整されたCSI情報は、送信され、関連するサービングeNBによって使用されて、直交化されたデータスケジューリングおよび対応するダウンリンク送信が生成され得る。サービングeNBは、それ自体の計画された送信に関連するFSI情報をさらに生成し、送り得、FSI情報は、近隣セルのUEによって受信され、スケジューリングを協調させる際に使用するために近隣セルの対応するeNBに送信され得る。この手法は、X2またはS1接続などを介してダウンリンクスケジューリングを協調させるために、ならびに/あるいは一方または両方のセルからのさらなるFSI送信に基づいてダウンリンクスケジューリングを反復的に調整するために近隣セルおよび関連する基地局が使用するために、近隣セルとの直接通信と組み合わせられ得る。
いくつかの実装形態では、基地局またはeNBは、FSI情報の送信を省略し、チャネル品質インジケータ基準信号(CQI−RS)を利用し得る。この手法では、UEが相対電力比を使用して適切なCQIを計算することができるようにこの情報をeNBに送信する代わりに、eNBは、CQI基準信号(RQI−RS)として示され得る新しい基準信号の送信電力をスケーリングし得る。この場合、次いで、UEは、既存の測定値を使用してCQI情報を判断し得る。これを実装するために、ダウンリンクシグナリングおよび関連する基準信号は固定オフセットを有し得る。たとえば、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)リソース要素(RE)およびチャネル状態情報基準信号(CSI−RS。チャネル状態情報推定において使用するための、LTE Advanced実装形態のために定義された基準信号)は固定オフセットを有し得る。CQI−RSを参照すると、次いで、UEは、何も特別なことをする必要はなく、既存の測定値を利用してCQIを計算するだけである。
FSI/RNTP情報の送信は、異種ネットワーク中などの複数の基地局またはeNB間で構成され得る。たとえば、構成は、FSIにおいて報告されているサブバンドの数、FSIの様々な値が何に関係するのか、たとえば、RNTPビットマップ中のRNTP値が何に関係するのか(たとえば、チャネルのオン/オフ、値など)に関係する情報を含み得る。たとえば、FSI周期性など、他のパラメータも構成され得る。
場合によっては、構成は、OA&M機能の一部としてまたは他の構成動作中に、あらかじめ定義されるかまたは行われ得る。ただし、一態様によれば、構成は、負荷あるいは他の動作状態またはイベントに基づいて、異種ネットワーク中の基地局の追加または再配置中などに、動的に行われ得る。
バックホール接続が基地局間で利用可能である場合、FSI情報のシグナリングは、S1接続またはX2接続などを介して、バックホールを使用して行われ得る。図23に、システム1800と対応し得る、2つのeNBを構成するためのシグナリングの例示的なタイミング図2300を示し、UE2315はUE1815と対応し、eNB1810および1820は、それぞれeNB2310および2320と対応する。この例では、eNB2310は、eNB2320の近傍で初期化または再配置されていることがある。eNB2310は、直接あるいはUE2315または他のネットワークノードからの通信を介して、シグナリングを監視し、ネイバーセルeNB2320に送信する区分要求メッセージ2312を生成し得る。メッセージ2312は、たとえば、(図18に示すような)提案された高および低サブバンド、FSI/RNTIメッセージング構成情報、ならびに/または他の構成情報など、提案された構成パラメータに関係する情報を含み得る。
区分要求メッセージ2312は、S1またはX2接続などのバックホール接続を介して送られ得る。メッセージ2312を受信すると、eNB2320は、そのメッセージを検討し、いくつかの可能な機能のうちの1つを実行し得る。たとえば、eNB2320は、リソース区分拒否メッセージ(図示せず)を生成し、eNB2310によって提案されたリソース区分および/または関連するシグナリングを拒否し得る。
代替または追加として、eNB2320は、代替構成(図示せず)あるいは1つまたは複数の代替パラメータを提案し得る。構成要求が受付け可能である場合、eNB2320は、提案された構成パラメータなどの受付け、および/または代替提案を含み得る、リソース区分応答メッセージ2322を送り得る。この往復シグナリングプロセスは、上記構成をさらにネゴシエートするために追加の要求および返答を送ることを含み得る。
基地局が構成されると、サービングeNB2310は、eNB2310および2320から受信したFSI/RNTPメッセージをUE2315が処理することを可能にするようにeNB2310とeNB2320との間でネゴシエートされた構成に関連する情報を含み得る、RRC/MAC構成メッセージ2324を送り得る。次いで、eNB2310および2320は、ネゴシエートされた構成に従ってFSI/RNTP送信2316および2326をそれぞれ送り得る。このプロセスは、その後、たとえば、UE2315から報告されたさらなるCSI情報などに基づいて、繰り返され得る。
場合によっては、基地局間にバックホール接続が確立されないことがある。この場合、構成は、標準化されるかまたはOA&M機能に組み込まれ得る。別の実装形態では、構成情報は、ネイバーセルから送信されるシステム情報ブロック(SIB)中の情報要素(IE)に組み込まれ得る。たとえば、図18のシステム1800では、UE1825は、SIB2またはSIB3などのSIBを基地局1820から受信し、復号し得、SIBはFSI/RNTI構成情報を含む。次いで、UEは、その情報を抽出し、それを使用して、図20に関して前に説明したような受信したFSI/RNTI情報を処理し得る。さらに、UE1825は、構成情報をeNB1810に通信し得、そこで、その情報は、直交化区分処理の一部として使用され得る。
図24に、LTE通信システムであり得る例示的な通信システム2400における基地局2410(すなわち、eNBまたはHeNB)と端末2450(すなわち、ユーザ端末、ATまたはUE)との一実施形態のブロック図を示す。これらのシステムは、図1〜図4、図16、および図18など、本明細書の他の場所に示すシステムに対応し得、図9〜図15、および図19〜図22において本明細書で前に示したプロセスを実装するように構成され得る。
送信信号メトリックの受信、ならびにUEアップリンクスケジューリングおよびリソース区分の判断、ならびに/または基地局ダウンリンクスケジューリングおよびリソース区分の判断、ならびに本明細書で前に説明した様々な他の機能など、様々な機能が、基地局2410中に示すプロセッサおよびメモリにおいて(および/または図示されていない他の構成要素において)実行され得る。
UE2450は、負荷インジケータ信号、FSI/RNTP信号、および/または他のシステムデータの受信および処理など、基地局2410から信号を受信してチャネル特性、干渉情報、および/あるいは他のデータまたは情報を判断することと、対応する送信電力メトリック、調整されたCSI情報などの干渉データおよび情報、ならびに/あるいは電力および干渉レベル情報などの他のデータまたは情報、ならびに/あるいは基地局2410または(図24に示されていない)隣接もしくは近隣セル中の基地局などの他の基地局に関連する他の情報を生成することとを行うための1つまたは複数のモジュールを含み得る。
一実施形態では、基地局2410は、本明細書で前に説明したように、UE2450から受信された情報に基づいて、および/あるいは(図24に示されていない)別の基地局またはコアネットワーク要素からのバックホールシグナリングから受信された情報に基づいて、スケジューリング情報を生成し得る。これは、プロセッサ2414、2430およびメモリ2432など、基地局2410の1つまたは複数の構成要素(または図示されていない他の構成要素)において行われ得る。
基地局2410は、送信モジュール2424など、eNB2410の1つまたは複数の構成要素(または図示されていない他の構成要素)を含む送信モジュールをも含み得る。基地局2410は、本明細書で前に説明したような干渉消去機能を与えるための、プロセッサ2430、2442、復調器モジュール2440およびメモリ2432などの1つまたは複数の構成要素(または図示されていない他の構成要素)を含む干渉消去モジュールを含み得る。基地局2410は、本明細書で前に説明したように区分およびリソース割振り機能を実行するための、ならびに/または送信機モジュールを管理するための、ならびに/またはリソース区分情報に基づいてユーザ端末送信をダイレクトするための、プロセッサ2430、2414およびメモリ2432などの1つまたは複数の構成要素(または図示されていない他の構成要素)を含むリソース区分協調モジュールを含み得る。
基地局2410は、受信機機能を制御するための制御モジュールをも含み得る。基地局2410は、コアネットワーク中のバックホールシステム、または図3Aおよび図3Bに示す他の構成要素など、他のシステムとのネットワーキングを与えるためのネットワーク接続モジュール2490を含み得る。
同様に、UE2450は、受信機2454など、UE2450の1つまたは複数の構成要素(または図示されていない他の構成要素)を含む受信モジュールを含み得る。UE2450は、プロセッサ2460および2470、ならびにメモリ2472など、UE2450の1つまたは複数の構成要素(または図示されていない他の構成要素)を含む信号情報モジュールをも含み得る。一実施形態では、UE2450において受信された1つまたは複数の信号が処理されて、基地局2410および/または他の基地局(図示せず)などのeNBに関するチャネル特性、電力情報、空間情報および/または他の情報が推定される。UE2450に通知されている特定のサブフレーム中に基地局2410によって測定が実行され得る。メモリ2432および2472は、チャネル測定および情報、干渉レベルまたは情報、電力レベルならびに/あるいは空間情報の判断、セルID判断および選択、セル間協調、干渉消去制御、ならびに本明細書で説明する、干渉の存在下でのリソース割振り、区分、インターレーシング、および関連する信号の送信と受信に関係する他の機能に関連するプロセスを実装するために、プロセッサ2460、2470および2438などの1つまたは複数のプロセッサ上で実行するためのコンピュータコードを記憶するために使用され得る。
動作中、基地局2410において、いくつかのデータストリームのトラフィックデータがデータソース2412から送信(TX)データプロセッサ2414に供給され得、そこで、そのトラフィックデータは、処理され、1つまたは複数のUE2450に送信され得る。送信されたデータは、インターレースされたサブフレーム送信を与えるために、および/または1つまたは複数のUE2450において関連する信号測定を実行するために、本明細書で前に説明したように制御され得る。
一態様では、各データストリームは、基地局2410の(送信機24241〜2424Ntとして示される)それぞれの送信機サブシステムを介して処理され、送信される。TXデータプロセッサ2414は、コード化データを与えるために、各データストリームのトラフィックデータを、そのデータストリーム用に選択された特定のコーディング方式に基づいて受信し、フォーマットし、コーディングし、インターリーブする。特に、基地局2410は、特定の基準信号と基準信号パターンとを判断することと、選択されたパターンにおいて基準信号および/またはビームフォーミング情報を含む送信信号を与えることとを行うように構成され得る。
各データストリームのコード化データは、OFDM技法を使用してパイロットデータで多重化され得る。パイロットデータは、典型的には、知られている方法で処理される知られているデータパターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用され得る。たとえば、パイロットデータは基準信号を含み得る。パイロットデータは、図24に示すようにTXデータプロセッサ2414に供給され、コード化データで多重化され得る。次いで、各データストリームの多重化されたパイロットデータおよびコード化データは、変調シンボルを与えるために、そのデータストリーム用に選択された特定の変調方式(たとえば、BPSK、QSPK、M−PSK、M−QAMなど)に基づいて変調(すなわち、シンボルマッピング)され得、データおよびパイロットは、異なる変調方式を使用して変調され得る。各データストリームのデータレート、コーディング、および変調は、メモリ2432、あるいはUE2450の他のメモリまたは命令記憶媒体(図示せず)に記憶された命令に基づいてプロセッサ2430によって実行される命令によって判断され得る。
次いで、すべてのデータストリームの変調シンボルがTX MIMOプロセッサ2420に供給され得、TX MIMOプロセッサ2420はさらに(たとえば、OFDM実装形態用に)その変調シンボルを処理し得る。次いで、TX MIMOプロセッサ2420はNt個の変調シンボルストリームをNt個の送信機(TMTR)24221〜2422Ntに供給し得る。様々なシンボルは、送信のために関連するRBにマッピングされ得る。
TX MIMOプロセッサ2430は、シンボルの送信元の1つまたは複数のアンテナに対応するビームフォーミング重みをデータストリームのシンボルに適用し得る。これは、基準信号によってまたは基準信号とともに与えられたチャネル推定情報、および/あるいはUEなどのネットワークノードから与えられた空間情報などの情報を使用することによって行われ得る。たとえば、ビームB=transpose([b1 b2 ..bNt])は、各送信アンテナに対応する重みのセットから構成される。ビームに沿って送信することは、そのアンテナのためのビーム重みによってスケーリングされるすべてのアンテナに沿って変調シンボルxを送信することに対応し、すなわち、アンテナt上で送信信号はbt*xである。複数のビームが送信されるとき、1つのアンテナ上の送信信号は、異なるビームに対応する信号の和である。これは、数学的にB1x1+B2x2+BNsxNsとして表され得、ただし、Ns個のビームが送信され、xiは、ビームBiを使用して送られる変調シンボルである。様々な実装形態では、ビームはいくつかの方法で選択され得る。たとえば、ビームは、UEからのチャネルフィードバック、eNBにおいて利用可能なチャネル知識に基づいて、または隣接するマクロセルなどとともに干渉緩和を可能にするためにUEから与えられた情報に基づいて、選択され得る。
各送信機サブシステム24221〜2422Ntは、それぞれのシンボルストリームを受信し、処理して、1つまたは複数のアナログ信号を与え、さらに、それらのアナログ信号を調整(たとえば、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、MIMOチャネルを介して送信するのに適した変調信号を与える。次いで、送信機24221〜2422NtからのNt個の変調信号は、それぞれNt個のアンテナ24241〜2424Ntから送信される。
UE2450において、送信された変調信号はNr個のアンテナ24521〜2452Nrによって受信され、各アンテナ2452から受信された信号は、それぞれの受信機(RCVR)24541〜2452Nrに供給される。各受信機2454は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、およびダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化して、サンプルを与え、さらにそれらのサンプルを処理して、対応する「受信」シンボルストリームを与える。
次いで、RXデータプロセッサ2460は、特定の受信機処理技法に基づいてNr個の受信機24541〜2452NrからNr個の受信シンボルストリームを受信し、処理して、Ns個の「検出」シンボルストリームを与えて、Ns個の送信シンボルストリームの推定値を与える。次いで、RXデータプロセッサ2460は、各検出シンボルストリームを復調し、デインターリーブし、復号して、データストリームのトラフィックデータを復元する。RXデータプロセッサ2460による処理は、一般に、基地局2410においてTX MIMOプロセッサ2420およびTXデータプロセッサ2414によって実行される処理を補足するものである。
プロセッサ2470は、以下でさらに説明するように使用するためにプリコーディング行列を周期的に判断し得る。次いで、プロセッサ2470は、行列インデックス部分とランク値部分とを含み得るアップリンクメッセージを作成し得る。様々な態様では、アップリンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信データストリームに関する様々なタイプの情報を含み得る。次いで、アップリンクメッセージは、データソース2436からいくつかのデータストリームのトラフィックデータをも受信し得るTXデータプロセッサ2438によって処理され得、そのトラフィックデータは、次いで、変調器2480によって変調され、送信機24541〜2454Nrによって調整され、基地局2410に戻され得る。基地局2410に戻された情報は、基地局2410からの干渉を緩和するためにビームフォーミングを行うための電力レベルおよび/または空間情報を含み得る。
基地局2410において、UE2450からの変調信号は、アンテナ2424によって受信され、受信機2422によって調整され、復調器2440によって復調され、RXデータプロセッサ2442によって処理されて、UE2450によって送信されたメッセージが抽出される。次いで、プロセッサ2430は、ビームフォーミング重みを判断するためにどのプリコーディング行列を使用すべきかを判断し、次いで、抽出されたメッセージを処理する。
いくつかの実装形態では、本明細書で説明する装置およびモジュールは、UEあるいは他の固定デバイスまたはモバイルデバイスとともに採用され得、たとえば、SDカード、ネットワークカード、ワイヤレスネットワークカード、(ラップトップ、デスクトップ、携帯情報端末PDAを含む)コンピュータ、モバイルフォン、スマートフォン、またはネットワークにアクセスするために利用され得る任意の他の好適なデバイスなどのモジュールとして実装され得ることに留意されたい。UEはアクセス構成要素を介してネットワークにアクセスし得る。
一例では、UEとアクセス構成要素との間の接続は本質的にワイヤレスであり得、アクセス構成要素はサービングeNB(または他の基地局)であり得、モバイルデバイスはワイヤレス端末であり得る。たとえば、端末と基地局とは、限定はしないが、時間分割多元接続(TDMA)、符号分割多元接続(CDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多重(OFDM)、FLASH OFDM、直交周波数分割多元接続(OFDMA)を含む、任意の好適なワイヤレスプロトコル、または任意の他の好適なプロトコルを介して通信し得る。
アクセス構成要素は、ワイヤードネットワークまたはワイヤレスネットワークに関連付けられたアクセスノードとすることができる。そのために、アクセス構成要素は、たとえば、ルータ、スイッチなどとすることができる。アクセス構成要素は、他のネットワークノードと通信するための1つまたは複数のインターフェース、たとえば、通信モジュールを含むことができる。さらに、アクセス構成要素はセルラーネットワーク中のeNBなどの基地局(または他のワイヤレスアクセスポイント)とすることができ、基地局(またはワイヤレスアクセスポイント)は複数の加入者にワイヤレスカバレージエリアを与えるために利用される。
いくつかの構成では、ワイヤレス通信のための装置は、本明細書で説明する様々な機能を実行するための手段を含む。一態様では、上述の手段は、図16〜図18に示すような実施形態が常駐し、上述の手段によって具陳される機能を実行するように構成された、1つまたは複数のプロセッサおよび関連メモリであり得る。上述の手段は、たとえば、本明細書に図示し、本明細書で説明するセル間干渉関係の機能を実行するように構成されたような、UE、eNBまたは他のネットワークノード中に常駐する、モジュールまたは装置であり得る。別の態様では、上述の手段は、上述の手段によって具陳される機能を実行するように構成されたモジュールまたは任意の装置であり得る。
1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明した機能、方法およびプロセスは、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいは1つまたは複数の命令またはコードとして符号化され得る。コンピュータ可読媒体はコンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を含むことができる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
開示するプロセスおよび方法におけるステップまたは段階の特定の順序または階層は、例示的な手法の例であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、プロセス中のステップの特定の順序または階層は本開示の範囲内のまま再構成され得ることを理解されたい。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
情報および信号は多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
さらに、本明細書で開示する実施形態に関して説明する様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを、当業者なら諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課せられた設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
本明細書で開示する実施形態に関して説明する様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
本明細書で開示する実施形態に関して説明する方法、プロセスまたはアルゴリズムのステップまたは段階は、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐し得る。ASICはユーザ端末中に常駐し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中に個別構成要素として常駐し得る。
特許請求の範囲は、本明細書で示した態様に限定されるものではなく、特許請求の範囲の言い回しに矛盾しない全範囲を与えられるべきであり、単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という用語は「1つまたは複数の」を指す。項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、個々のメンバーを含む、それらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、aおよびb、aおよびc、bおよびc、ならびにa、bおよびcをカバーするものとする。
開示する態様の前述の説明は、当業者が本開示を実施または使用できるように与えたものである。これらの態様への様々な修正は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の態様に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で示した態様に限定されるものではなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴に一致する最も広い範囲を与えられるべきである。以下の特許請求の範囲およびそれらの等価物は本開示の範囲を定義するものとする。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレス通信システムにおける干渉緩和のための方法であって、前記方法は、
サービングセルとネイバーセルとのうちの少なくとも1つに適用可能な干渉情報を判断することと、
前記干渉情報に少なくとも部分的に基づいて前記サービングセル内の信号送信をスケジュールすることとを備え、
前記干渉情報が、
前記サービングセル中のサービング基地局において経験されるアップリンク干渉の量に対応する干渉値と、
前記ネイバーセルから1つまたは複数のダウンリンク信号を送信する際に使用されるべきリソースとのうちの少なくとも1つに関係する、方法。
[C2]
前記干渉値をターゲット値と比較することと、
前記比較することに基づいて、前記近隣セル中の1つまたは複数のデバイスに少なくとも1つの負荷インジケータ(LI)信号を通信することとをさらに備える、請求項1に記載の方法。
[C3]
前記少なくとも1つの負荷インジケータ信号が、無線(OTA)シグナリングを使用して前記近隣セルに通信される、請求項2に記載の方法。
[C4]
被サービスUEから送信電力メトリックを受信することをさらに備え、前記スケジュールすることが、前記送信電力メトリックに少なくとも部分的に基づいて、前記被サービスUEのためのアップリンクスケジューリング割当てを生成することを含む、請求項1に記載の方法。
[C5]
前記近隣セル中の1つまたは複数のノードにリソース区分要求を通信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
[C6]
リソース区分応答を受信することをさらに備える、請求項5に記載の方法。
[C7]
前記リソース区分要求が、前記サービングセルと前記近隣セルとの間のアップリンクサブバンド区分に関係する、請求項5に記載の方法。
[C8]
前記スケジュールすることが、前記サービングセルと前記ネイバーセルとの間のアップリンク通信リソースの区分に部分的に基づく、請求項1に記載の方法。
[C9]
前記区分があらかじめ判断され、前記サービングセルと前記ネイバーセルとに通信される、請求項8に記載の方法。
[C10]
前記区分が、前記サービングセル中の被サービスユーザ端末から与えられた情報に基づいて動的に判断される、請求項8に記載の方法。
[C11]
前記区分が、前記サービングセルと前記ネイバーセルとの間でネゴシエートされる、請求項8に記載の方法。
[C12]
前記干渉情報が、前記サービングセル中でサービスされるユーザ端末において経験されるダウンリンク干渉の予想される量に関係する、請求項1に記載の方法。
[C13]
前記干渉情報が、前記ネイバーセルの1つまたは複数のサブバンドにおける将来の送信に関連する相対狭帯域送信電力(RNTP)情報に関係する、請求項1に記載の方法。
[C14]
前記RNTP情報が、無線(OTA)シグナリングを使用して前記近隣セルから送られる、請求項1に記載の方法。
[C15]
被サービスUEから調整されたチャネル状態情報(CSI)を受信することをさらに備え、前記スケジュールすることが、前記調整されたCSIに少なくとも部分的に基づいて、前記サービング基地局のためのダウンリンクスケジュールを生成することを含む、請求項1に記載の方法。
[C16]
前記ダウンリンクスケジュールが、前記サービングセルと前記ネイバーセルとの間のサブバンドリソース区分に基づく、請求項15に記載の方法。
[C17]
前記近隣セル中の1つまたは複数のノードにリソース区分要求を通信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
[C18]
リソース区分応答を受信することをさらに備える、請求項17に記載の方法。
[C19]
前記リソース区分要求が、前記サービングセルと前記近隣セルとの間の提案されたダウンリンクサブバンド区分に関係する、請求項17に記載の方法。
[C20]
前記スケジュールすることが、前記サービングセルと前記近隣セルとの間のダウンリンク通信リソースのネゴシエートされた区分に部分的に基づく、請求項16に記載の方法。
[C21]
前記区分があらかじめ判断され、前記サービングセルと前記ネイバーセルとに通信される、請求項16に記載の方法。
[C22]
前記区分が、前記サービングセル中の被サービスユーザ端末から与えられた情報に基づいて動的に判断される、請求項16に記載の方法。
[C23]
前記区分が、前記サービングセルと前記ネイバーセルとの間でネゴシエートされる、請求項16に記載の方法。
[C24]
前記干渉情報が、前記ネイバーセルの1つまたは複数のサブバンドにおける将来の送信に関連するアンテナ毎電力情報に関係する、請求項1に記載の方法。
[C25]
前記干渉情報が、前記ネイバーセルの1つまたは複数のサブバンドにおける将来の送信に関連するアンテナ毎位相オフセット情報に関係する、請求項1に記載の方法。
[C26]
サービングセルとネイバーセルとのうちの少なくとも1つに適用可能な干渉情報を判断することと、
前記干渉情報に少なくとも部分的に基づいて前記サービングセル内の信号送信をスケジュールすることとをコンピュータに行わせるためのコードを含むコンピュータ可読媒体を備え、
前記干渉情報が、前記サービングセル中のサービング基地局において経験されるアップリンク干渉の量に対応する干渉値と、前記ネイバーセルから1つまたは複数のダウンリンク信号を送信する際に使用されるべきリソースとのうちの1つに関係する、コンピュータプログラム製品。
[C27]
サービングセルとネイバーセルとのうちの少なくとも1つに適用可能な干渉情報を判断することと、
前記干渉情報に少なくとも部分的に基づいて前記サービングセル内の信号送信をスケジュールすることとを行うように構成されたプロセッサモジュールを備え、
前記干渉情報が、前記サービングセル中のサービング基地局において経験されるアップリンク干渉の量に対応する干渉値と、前記ネイバーセルから1つまたは複数のダウンリンク信号を送信する際に使用されるべきリソースとのうちの少なくとも1つに関係する、通信デバイス。
[C28]
サービングセルとネイバーセルとのうちの少なくとも1つに適用可能な干渉情報を判断するための手段と、
前記干渉情報に少なくとも部分的に基づいて前記サービングセル内の信号送信をスケジュールするための手段とを備え、
前記干渉情報が、前記サービングセル中のサービング基地局において経験されるアップリンク干渉の量に対応する干渉値と、前記ネイバーセルから1つまたは複数のダウンリンク信号を送信する際に使用されるべきリソースとのうちの少なくとも1つに関係する、通信デバイス。
[C29]
ワイヤレス通信システムにおける干渉緩和のための方法であって、前記方法は、
1つまたは複数のダウンリンクサブバンドリソースの計画された将来の使用を定義するデータを含む将来スケジューリング情報(FSI)を判断することと、
前記FSIを送ることと、
共通基準信号(CRS)に対する固定オフセットで制御シグナリングを送ることとを備える、方法。
[C30]
前記FSIがRNTP情報を備える、請求項29に記載の方法。
[C31]
前記FSIがアンテナ毎電力情報を備える、請求項29に記載の方法。
[C32]
前記FSIがアンテナ毎位相オフセット情報を備える、請求項29に記載の方法。
[C33]
前記制御シグナリングが、PDCCHと、PHICHと、PCFCHとのうちの1つまたは複数を含む、請求項29に記載の方法。
[C34]
前記制御シグナリングが物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)シグナリングであり、前記固定オフセットが、前記CRSに対するあらかじめ判断された固定電力オフセットを含む、請求項29に記載の方法。
[C35]
前記固定オフセットがあらかじめ定義される、請求項29に記載の方法。
[C36]
前記固定オフセットが動的に判断される、請求項29に記載の方法。
[C37]
1つまたは複数のダウンリンクサブバンドリソースの計画された将来の使用を定義するデータを含む将来スケジューリング情報(FSI)を判断することと、
前記FSIを送ることと、
共通基準信号(CRS)に対する固定オフセットで制御シグナリングを送ることとをコンピュータに行わせるためのコードを含むコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品。
[C38]
1つまたは複数のダウンリンクサブバンドリソースの計画された将来の使用を定義するデータを含む将来スケジューリング情報(FSI)を判断することを行うように構成されたプロセッサモジュールと、
前記FSIを送ることと、
共通基準信号(CRS)に対する固定オフセットで制御シグナリングを送ることとを行うように構成された送信機モジュールとを備える、通信デバイス。
[C39]
1つまたは複数のダウンリンクサブバンドリソースの計画された将来の使用を定義するデータを含む将来スケジューリング情報(FSI)を判断するための手段と、
前記FSIを送るための手段と、
共通基準信号(CRS)に対する固定オフセットで制御シグナリングを送るための手段とを備える、通信デバイス。
[C40]
マルチセル環境における干渉緩和を可能にするための方法であって、前記方法は、
干渉情報を受信することと、
前記干渉情報に少なくとも部分的に基づいてパラメータを判断することと、
前記パラメータを前記サービングセルのサービングネットワークノードに送信することとを備え、
前記干渉情報が、
少なくとも1つのネイバーセルからの信号送信と、
サービングセルにおけるアップリンク干渉と、
前記サービングセルによってサービスされるユーザ端末におけるダウンリンク干渉とのうちの少なくとも1つに関係する、方法。
[C41]
前記干渉情報が1つまたは複数の負荷インジケータ(LI)信号に関係し、前記受信することが、前記1つまたは複数の負荷インジケータ信号を、1つまたは複数のネイバーセル中で動作する対応する1つまたは複数のネットワークノードから受信することを含む、請求項40に記載の方法。
[C42]
前記パラメータが送信電力メトリックを備え、前記判断することが、前記1つまたは複数の負荷インジケータ信号に少なくとも部分的に基づいて前記送信電力メトリックを判断することを含む、請求項40に記載の方法。
[C43]
前記干渉情報が、1つまたは複数のサブバンドにおける計画された将来のダウンリンク送信に関する情報を含む将来スケジューリング情報(FSI)に関係する、請求項40に記載の方法。
[C44]
前記FSIが、前記ネイバーセル中の計画されたダウンリンク送信に関係するRNTP情報を備える、請求項43に記載の方法。
[C45]
前記FSIが、前記ネイバーセル中の計画されたダウンリンク送信に関係するアンテナ毎電力情報を備える、請求項43に記載の方法。
[C46]
前記FSIが、前記ネイバーセル中の計画されたダウンリンク送信に関係するアンテナ毎位相オフセット情報を備える、請求項43に記載の方法。
[C47]
前記パラメータが、調整されたチャネル状態情報(CSI)を備える、請求項40に記載の方法。
[C48]
前記調整されたCSIが、前記FSIに少なくとも部分的に基づいて調整されたCQI情報を含む、請求項47に記載の方法。
[C49]
前記調整されたCSIが、CQIと、PMIと、RIとのうちの1つまたは複数を備える、請求項47に記載の方法。
[C50]
干渉情報を受信することと、
前記干渉情報に少なくとも部分的に基づいてパラメータを判断することと、
前記パラメータを前記サービングセルのサービングネットワークノードに送ることとをコンピュータに行わせるためのコードを含むコンピュータ可読媒体を備え、
前記干渉情報が、少なくとも1つのネイバーセルからの信号送信と、サービングセルにおけるアップリンク干渉と、前記サービングセルによってサービスされるユーザ端末におけるダウンリンク干渉とのうちの少なくとも1つに関係する、コンピュータプログラム製品。
[C51]
干渉情報を受信するように構成された受信機モジュールと、
前記干渉情報に少なくとも部分的に基づいてパラメータを判断するように構成されたプロセッサモジュールと、
前記パラメータを前記サービングセルのサービングネットワークノードに送るように構成された送信機モジュールとを備え、
前記干渉情報が、少なくとも1つのネイバーセルからの信号送信と、サービングセルにおけるアップリンク干渉と、前記サービングセルによってサービスされるユーザ端末におけるダウンリンク干渉とのうちの少なくとも1つに関係する、通信デバイス。
[C52]
干渉情報を受信するための手段と、
前記干渉情報に少なくとも部分的に基づいてパラメータを判断するための手段と、
前記パラメータを前記サービングセルのサービングネットワークノードに送るための手段とを備え、
前記干渉情報が、少なくとも1つのネイバーセルからの信号送信と、サービングセルにおけるアップリンク干渉と、前記サービングセルによってサービスされるユーザ端末におけるダウンリンク干渉とのうちの少なくとも1つに関係する、通信デバイス。

Claims (27)

  1. サービングセル中のサービング基地局により、ワイヤレス通信システムにおけるセル間干渉協調と関連するスケジューリングとを可能にするための方法であって、前記方法は、
    前記サービングセルとネイバーセルとのうちの少なくとも1つに適用可能な干渉情報を判断することと、
    前記干渉情報に少なくとも部分的に基づいて前記サービングセル内の信号送信をスケジュールすることと
    前記ネイバーセル中の1つまたは複数のノードにリソース区分要求を通信することと、を備え、
    前記干渉情報が、
    前記サービングセル中の前記サービング基地局において経験されるアップリンク干渉の量に対応する干渉値、あるいは、
    前記ネイバーセルから1つまたは複数のダウンリンク信号を送信する際に使用されるべきリソースのうちの1つに関係する、方法。
  2. 前記干渉値をターゲット値と比較することと、
    前記比較することに基づいて、前記ネイバーセル中の1つまたは複数のデバイスに少なくとも1つの負荷インジケータ(LI)信号を通信することとをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも1つの負荷インジケータ信号が、無線(OTA)シグナリングを使用して前記ネイバーセルに通信される、請求項2に記載の方法。
  4. 被サービスUEから送信電力メトリックを受信することをさらに備え、前記スケジュールすることが、前記送信電力メトリックに少なくとも部分的に基づいて、前記被サービスUEのためのアップリンクスケジューリング割当てを生成することを含む、請求項1に記載の方法。
  5. リソース区分応答を受信することをさらに備える、請求項に記載の方法。
  6. 前記リソース区分要求が、前記サービングセルと前記ネイバーセルとの間のアップリンクサブバンド区分に関係する、請求項に記載の方法。
  7. 前記スケジュールすることが、前記サービングセルと前記ネイバーセルとの間のアップリンク通信リソースの区分に部分的に基づく、請求項1に記載の方法。
  8. 前記区分があらかじめ判断され、前記サービングセルと前記ネイバーセルとに通信される、請求項に記載の方法。
  9. 前記区分が、前記サービングセル中の被サービスユーザ端末から与えられた情報に基づいて判断され、前記情報がアップリンクサブバンドに関係する、請求項に記載の方法。
  10. 前記区分が、前記サービングセルと前記ネイバーセルとの間でネゴシエートされる、請求項に記載の方法。
  11. 前記ネイバーセルから1つまたは複数のダウンリンク信号を送信する際に使用されるべきリソースが、前記サービングセル中でサービスされるユーザ端末において経験されるダウンリンク干渉の予想される量に関係する、請求項1に記載の方法。
  12. 前記ダウンリンク干渉の予想される量が、前記ネイバーセルの1つまたは複数のサブバンドにおける将来の送信に関連する相対狭帯域送信電力(RNTP)情報に関係する、請求項11に記載の方法。
  13. 前記RNTP情報が、無線(OTA)シグナリングを使用して前記ネイバーセル中の前記1つまたは複数の基地局から送られる、請求項12に記載の方法。
  14. 被サービスUEから調整されたチャネル状態情報(CSI)を受信することをさらに備え、前記調整されたCSIが前記ダウンリンク干渉の予想される量に基づいて生成され、前記スケジュールすることが、前記調整されたCSIに少なくとも部分的に基づいて、前記サービング基地局のためのダウンリンクスケジュールを生成することを含む、請求項11に記載の方法。
  15. 前記ダウンリンクスケジュールが、前記サービングセルと前記ネイバーセルとの間のサブバンドリソース区分に基づく、請求項14に記載の方法。
  16. 前記ネイバーセル中の1つまたは複数のノードにリソース区分要求を通信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  17. リソース区分応答を受信することをさらに備える、請求項16に記載の方法。
  18. 前記リソース区分要求が、前記サービング基地局と前記ネイバーセル中の前記1つまたは複数の基地局との間の提案されたダウンリンクサブバンド区分に関係する、請求項16に記載の方法。
  19. 前記スケジュールすることが、前記サービングセルと前記ネイバーセルとの間のダウンリンク通信リソースのネゴシエートされた区分に部分的に基づく、請求項15に記載の方法。
  20. 前記区分があらかじめ判断され、前記サービング基地局と前記ネイバーセル中の前記1つまたは複数の基地局とに通信される、請求項15に記載の方法。
  21. 前記区分が、前記サービングセル中の被サービスユーザ端末から与えられた情報に基づいて判断され、前記情報がアップリンクサブバンドに関係する、請求項15に記載の方法。
  22. 前記区分が、前記サービング基地局と前記ネイバーセル中の前記1つまたは複数の基地局との間でネゴシエートされる、請求項15に記載の方法。
  23. 前記ダウンリンク干渉の予想される量が、前記ネイバーセルの1つまたは複数のサブバンドにおける将来の送信に関連するアンテナ毎電力情報に関係する、請求項11に記載の方法。
  24. 前記ダウンリンク干渉の予想される量が、前記ネイバーセルの1つまたは複数のサブバンドにおける将来の送信に関連するアンテナ毎位相オフセット情報に関係する、請求項11に記載の方法。
  25. ワイヤレス通信システムにおけるセル間干渉協調と関連するスケジューリングとを可能にするためのコードを記憶するコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コードは、
    前記サービングセルとネイバーセルとのうちの少なくとも1つに適用可能な干渉情報を判断することと、
    前記干渉情報に少なくとも部分的に基づいて前記サービングセル内の信号送信をスケジュールすることと
    前記ネイバーセル中の1つまたは複数のノードにリソース区分要求を通信することと、サービングセル中のサービング基地局のコンピュータに行わせるためのコードを備え、
    前記干渉情報が、前記サービングセル中の前記サービング基地局において経験されるアップリンク干渉の量に対応する干渉値、あるいは前記ネイバーセルから1つまたは複数のダウンリンク信号を送信する際に使用されるべきリソースのうちの1つに関係する、コンピュータ可読記憶媒体
  26. サービングセル中のサービング基地局において、ワイヤレス通信システムにおけるセル間干渉協調と関連するスケジューリングとを可能にするための通信デバイスであって、
    前記サービングセルとネイバーセルとのうちの少なくとも1つに適用可能な干渉情報を判断することと、
    前記干渉情報に少なくとも部分的に基づいて前記サービングセル内の信号送信をスケジュールすることと
    前記ネイバーセル中の1つまたは複数のノードにリソース区分要求を通信することとを行うように構成されたプロセッサモジュールを備え、
    前記干渉情報が、前記サービングセル中の前記サービング基地局において経験されるアップリンク干渉の量に対応する干渉値、あるいは前記ネイバーセルから1つまたは複数のダウンリンク信号を送信する際に使用されるべきリソースのうちの1つに関係する、通信デバイス。
  27. サービングセル中のサービング基地局において、ワイヤレス通信システムにおけるセル間干渉協調と関連するスケジューリングとを可能にするための通信デバイスであって、
    前記サービングセルとネイバーセルとのうちの少なくとも1つに適用可能な干渉情報を判断するための手段と、
    前記干渉情報に少なくとも部分的に基づいて前記サービングセル内の信号送信をスケジュールするための手段と
    前記ネイバーセル中の1つまたは複数のノードにリソース区分要求を通信するための手段とを備え、
    前記干渉情報が、前記サービングセル中の前記サービング基地局において経験されるアップリンク干渉の量に対応する干渉値、あるいは前記ネイバーセルから1つまたは複数のダウンリンク信号を送信する際に使用されるべきリソースのうちの1つに関係する、通信デバイス。
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