JP5683657B2 - 画像処理装置および画像形成装置 - Google Patents

画像処理装置および画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5683657B2
JP5683657B2 JP2013167257A JP2013167257A JP5683657B2 JP 5683657 B2 JP5683657 B2 JP 5683657B2 JP 2013167257 A JP2013167257 A JP 2013167257A JP 2013167257 A JP2013167257 A JP 2013167257A JP 5683657 B2 JP5683657 B2 JP 5683657B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
value
image
pixel data
density
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013167257A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014003669A (ja
Inventor
敏明 六尾
敏明 六尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2013167257A priority Critical patent/JP5683657B2/ja
Publication of JP2014003669A publication Critical patent/JP2014003669A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5683657B2 publication Critical patent/JP5683657B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Color, Gradation (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Description

本発明は、画像データを2値化処理する技術に関する。
従来、多値の画素データを複数有してなる画像データを、2値の画素データを複数有してなる画像データに変換する画像処理(2値化処理)において、誤差拡散法や平均濃度保存法が広く用いられている。
誤差拡散法は、読取り画像の注目画素の濃度と表示濃度との差(2値化誤差)を、以降に2値化する画素の画像信号に対して分配して加算する処理であるため、演算量が多くなり、しかも、最低濃度または最高濃度に近いコントラストの小さいエッジにおいて、誤差伝播ディレイによるエッジの鈍り(実際のエッジよりも、誤差伝播方向に数画素遅れてから黒ドットまたは白ドットを生じる現象)が生じやすい。また、誤差拡散法では、出力ドットをクラスタ化できないため、出力画像の階調安定性が悪くなりやすいという欠点がある。
平均濃度保存法は、出力画素の平均濃度を閾値として画像を2値化するとともに、2値化誤差の補正処理を行うため、誤差伝播ディレイによるエッジの鈍りは生じにくいものの、誤差拡散法と同様、出力ドットをクラスタ化できないため、出力画像の階調安定性が悪くなりやすいという欠点がある。また、平均濃度保存法は、誤差拡散法と比較すると演算量が少ないものの、誤差拡散処理を伴うため、閾値法等と比較すると演算量は多い。
例えば特許文献1には、平均濃度保存法の改良として、注目画素近傍の既に2値化された所定範囲の2値化データに基づいて得られる平均値を擬似乱数的に変化させ、該擬似乱数的に変化する平均値により前記注目画素の多値画像データを2値化する画像データの2値化方法が開示されている。
特開平03−136467号公報
しかしながら、特許文献1に開示の技術では、注目画素近傍の既に2値化された所定範囲の2値化データに基づいて得られる平均値を擬似乱数的に変化させ、該擬似乱数的に変化する平均値により前記注目画素の多値画像データを2値化するため、規則的パターンの出力は抑制されるものの、平均濃度保存法における演算量を増加させてしまう。しかも、特許文献1に開示の技術では、出力ドットをクラスタ化して、出力画像の階調安定性を向上させることはできない。
このように、従来の2値化処理に用いられている誤差拡散法や平均濃度保存法は、出力ドットをクラスタ化して、出力画像の階調安定性を向上させることができず、また、演算量が多いため、当該演算処理を行う演算回路の規模が大きくなり、画像処理におけるコストダウンの障害となっている。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、最低濃度または最高濃度に近いコントラストの小さいエッジで生じる誤差伝播ディレイによるエッジの鈍りを抑制することと、出力ドットのクラスタ化を可能として出力画像の階調安定性を向上させることとを可能としつつ、2値化処理における演算量の抑制により演算回路の規模縮小を可能とし、もって画像処理におけるコストダウンを可能とすることを目的とする。
本発明の請求項1に係る画像処理装置は、多値の画素データを複数有してなる元画像を、2値の画素データを複数有してなる2値画像に変換して出力する画像処理装置であって、前記元画像を、予め定められた数の前記多値の画素データからなる複数のブロックに分割するブロック化部と、前記ブロック毎に、当該ブロックの周囲の少なくとも1バンド分を含む前記多値の画素データの値から、当該ブロックの周囲の少なくとも1バンド分を含む前記2値の画素データの値を減じた差分値を算出する減算部と、バンドパスフィルタ処理を行うことで前記減算部が算出した前記差分値の加重平均値を算出する積和演算部と、前記積和演算部が算出した前記加重平均値が0以上の場合は1を、0未満の場合は0を前記2値の画素データとして出力する量子化部と、を備え、前記減算部での前記差分値の算出には、前記量子化部によって量子化されて出力された、黒を「1」、白を「0」とする前記2値の画素データが用いられ、前記減算部での前記差分値の算出に用いられる前記2値の画素データとは、前記量子化部によって量子化されて出力された、黒を「1」、白を「0」とする前記2値の画素データにおいて、当該2値の画素データが「1」の場合、「前記元画像の階調数−1」を前記2値の画素データとして用いるものであり、前記画像処理装置は、前記ブロックの境界に位置する注目画素の濃度が、予め定められた第1の値より大きく、かつ、予め定められた第2の値未満の値である中濃度であるか否かを判定する濃度判定部をさらに備え、前記積和演算部は、前記濃度判定部が前記注目画素の濃度を前記中濃度と判定した場合、前記量子化部が前記2値の画素データを全て出力済の前記ブロックにおいて前記注目画素を含む走査ラインと当該走査ラインよりも副走査方向下流のラインとに含まれる当該2値の画素データについては、前記差分値に代えて値0を用いて前記加重平均値を算出する、ことを前記バンドパスフィルタ処理として行う画像処理装置である。
請求項1に係る発明によれば、前記ブロック化部が、前記元画像を、予め定められた数の画素からなる複数のブロックに分割し、当該ブロック化部が分割した当該ブロック毎に、多値の画素データを複数有してなる元画像を、2値の画素データを複数有してなる2値画像に変換して出力する2値化処理を行うので、当該2値化処理における演算量を1ブロック分に抑制することを可能として演算回路の規模を縮小することが可能となり、もって画像処理におけるコストダウンが可能となる。
また、請求項1に係る発明によれば、前記ブロック毎に前記2値化処理を行うに際して、当該ブロックの周囲の少なくとも1バンド分のデータを用いて当該2値化処理を行うので、前記ブロックの境界において不整合筋が発生することが抑制される。
さらに、請求項1に係る発明によれば、前記積和演算部が算出した前記加重平均値である高周波成分を直接2値化するため、最低濃度または最高濃度に近いコントラストの小さいエッジで生じる誤差伝播ディレイによるエッジの鈍りを抑制できる。なぜならば、誤差拡散法では、低周波成分も含めて閾値処理による2値化処理を行い、2値化誤差を拡散するため、当該2値化誤差の値が小さく、かつ、注目画素の濃度と閾値との差が大きい場合(注目画素の濃度が最低濃度または最高濃度に近い場合)に、当該2値化誤差の積算値が当該閾値を超えるまでに数画素のディレイを生じるのに対し、請求項1に係る発明では、前記加重平均値と前記閾値(0)との差、が小さい場合でも、これらの値を、当該閾値を跨いで変化させることが出来るため、ディレイが発生しにくいからである。
さらに、請求項1に係る発明によれば、前記バンドパスフィルタ処理によって、前記量子化部における2値化処理において、注目画素近傍の出力画素データの影響が押さえられるので、出力ドットをクラスタ化させることが可能となる。これにより、出力画像の階調安定性を向上させることが可能となる。
本発明の請求項に係る画像処理装置は、上述したように、前記ブロックの境界に位置する注目画素の濃度が、予め定められた第1の値より大きく、かつ、予め定められた第2の値未満の値である中濃度であるか否かを判定する濃度判定部をさらに備え、前記積和演算部は、前記濃度判定部が前記注目画素の濃度を前記中濃度と判定した場合は、前記量子化部が前記2値の画素データを全て出力済の前記ブロックにおいて前記注目画素を含む走査ラインと当該走査ラインよりも副走査方向下流のラインとに含まれる当該2値の画素データについては、前記差分値に代えて値0を用いて前記加重平均値を算出する。
請求項に係る発明によれば、前記ブロックの境界に位置する前記注目画素の濃度が前記中濃度の場合に、当該境界において出力ドットのクラスタ方向が乱されて不整合筋が発生することが抑制される。
本発明の請求項に係る画像処理装置は、請求項に係る画像処理装置において、前記積和演算部が算出した前記加重平均値を量子化誤差として注目画素の周辺画素に拡散する誤差拡散処理部をさらに備える。
請求項に係る発明によれば、前記誤差拡散処理部が、前記加重平均値を、量子化誤差として注目画素の周辺画素に拡散するので、入出力階調を保存して階調再現性を確保することが可能となる。しかも、当該誤差拡散処理部による処理は、1ブロック分についてのみ行われるので、当該処理による演算量の増加を抑制することが可能となる。
本発明の請求項に係る画像処理装置は、請求項に係る画像処理装置において、前記減算部は、前記ブロック内における前記多値の画素データの走査方向を1ラインごとに変更する。
請求項に係る発明によれば、前記誤差拡散部を備える構成での2値化処理後の画像における、例えばワームテクスチャや中間階調部におけるバンディングノイズ等の不要アーティファクトの発生を抑制することができる。
請求項に係る画像形成装置は、請求項1〜のいずれか1項に記載の画像処理装置と、前記画像処理装置によって処理が施された画像を記録紙上に形成する画像形成部と、を備える。
請求項に係る発明によれば、画像形成装置において請求項1〜に係る発明の効果を得ることができる。
本発明によれば、前記2値化処理における演算量を抑制可能となるので、演算回路の規模を縮小することが可能となり、もって画像処理におけるコストダウンが可能となる。さらに本発明によれば、最低濃度または最高濃度に近いコントラストの小さいエッジで生じる誤差伝播ディレイによるエッジの鈍りを抑制することと、出力ドットのクラスタ化を可能として出力画像の階調安定性を向上させることとが可能になる。
画像処理装置および画像形成装置の一例としての複合機の内部構成を概略的に示す側面図である。 図1に示す複合機の電気的構成を示すブロック図である。 実施形態1に係る複合機が備える画像処理部の構成を示すブロック図である。 注目画素の濃度が低濃度または高濃度の場合のブロック処理を模式的に示す図である。(A)は、注目画素がブロック1ライン目かつブロック境界に位置する状態を示す図であり、(B)は、ブロック処理が(A)の状態から進行し、1ライン目の走査と反対方向に走査が行われるラインにおいて注目画素がブロック境界に位置する状態を示す図である。 注目画素の濃度が中濃度の場合のブロック処理を模式的に示す図である。(A)は、注目画素がブロック1ライン目かつブロック境界に位置する状態を示す図であり、(B)は、ブロック処理が(A)の状態から進行し、1ライン目の走査と反対方向に走査が行われるラインにおいて注目画素がブロック境界に位置する状態を示す図である。 バンドパスフィルタ(DOGフィルタ)を図示したグラフである。(A)は、DOGフィルタを構成する2つのガウス関数により表されるガウス曲線をそれぞれ図示したグラフであり、(B)は、当該2つのガウス関数の差分で表される関数を図示したグラフである。 実施形態2に係る複合機が備える画像処理部の構成を示すブロック図である。
<実施形態1>
以下、本発明に係る画像処理装置および画像形成装置の実施形態につき図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る画像処理装置および画像形成装置の一例としての複合機1Aの内部構成を概略的に示す側面図である。複合機1Aは、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能等の機能を兼ね備える。なお、本実施の形態では複合機を例に説明するが、各機能を少なくとも1つ備えた単体の装置であってもよい。
複合機1Aは、本体部2と、本体部2の左方に配設されたスタックトレイ3と、本体部2の上部に配設された原稿読取部4と、原稿読取部4の上方に配設された原稿給送部5とを有している。また、複合機1Aのフロント部には、入力操作部6が設けられている。この入力操作部6には、ユーザが印刷実行指示を入力するためのスタートキー7と、印刷枚数等を入力するためのテンキー8と、各種複写動作の操作ガイド情報等を表示し、これら各種設定入力用にタッチパネル機能を有する液晶ディスプレイ等からなる表示部9と、表示部9で設定された設定内容等をリセットするリセットキー10と、実行中の印刷(画像形成)動作を停止させるためのストップキー11と、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能を切り換えるための機能切換キー12とが備えられている。
原稿読取部4は、CCD(Charge Coupled Device)センサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等のイメージセンサおよび露光ランプ等からなるスキャナ部13と、ガラス等の透明部材により構成された原稿台14および原稿読取スリット15とを備える。スキャナ部13は、図略の駆動部によって移動可能に構成され、原稿台14に載置された原稿を読み取るときは、原稿台14に対向する位置で原稿面に沿って移動され、原稿を走査しつつ画像データを取得する。また、原稿給送部5により給送された原稿を読み取るときは、原稿読取スリット15と対向する位置に移動され、原稿読取スリット15を介して原稿給送部5による原稿の搬送動作と同期して原稿の画像を走査して、画像データを取得する。
原稿給送部5は、原稿を載置するための原稿載置部16と、画像読み取り済みの原稿を排出するための原稿排出部17と、原稿載置部16に載置された原稿を1枚ずつ繰り出して原稿読取スリット15に対向する位置へ搬送し、原稿排出部17へ排出するための給紙ローラや搬送ローラ(図示せず)等からなる原稿搬送機構18を備える。
また、原稿給送部5は、その前面側が上方に移動可能となるように本体部2に対して回動自在に設けられている。原稿給送部5の前面側を上方に移動させて原稿台14上面を開放することにより、原稿台14の上面に読み取り原稿、例えば見開き状態にされた書籍等をユーザが載置できるようになっている。
本体部2は、複数の給紙ユニット19と、給紙ユニット19から用紙を1枚ずつ繰り出して画像形成部21へ搬送するピックアップローラ20と、給紙ユニット19から搬送されてきた用紙に画像を形成する画像形成部21とを備える。
画像形成部21は、スキャナ部13で取得された画像データに基づきレーザ光等を出力して感光体ドラム22を露光し、感光体ドラム22の表面に静電潜像を形成する光学ユニット23と、静電潜像が形成された感光体ドラム22の表面にトナーを付着することによりトナー像を形成する現像部24と、感光体ドラム22上のトナー像を用紙に転写する転写部25と、トナー像が転写された用紙を加熱してトナー像を用紙に定着させる定着ローラ26および加圧ローラ27を備えた定着装置28と、画像形成部21内の用紙搬送路中に設けられ、用紙をスタックトレイ3または排出トレイ29まで搬送する搬送ローラ対30および31等を備える。
用紙の両面に画像を形成する場合は、画像形成部21で用紙の一方の面に画像を形成した後、この用紙を排出トレイ29側の搬送ローラ対30にニップされた状態とする。この状態で搬送ローラ対30を反転させて用紙をスイッチバックさせ、用紙を用紙搬送路32に送って画像形成部21の上流域に再度搬送し、画像形成部21により他方の面に画像を形成した後、用紙をスタックトレイ3または排出トレイ29に排出する。
図2は、複合機1Aの電気的構成を示すブロック図である。複合機1Aは、制御部91、記憶部92、原稿読取部4、画像メモリ93、画像処理部100、画像形成部21、入力操作部6およびネットワークI/F部96を備えて構成されている。なお、図1および2を用いて説明した構成要素と同じものには同符号を付して、説明を省略する。
制御部91は、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)等によって構成され、記憶部92に記憶されたプログラムを読み出して処理を実行し、各機能部への指示信号の出力、データ転送等を行って複合機1Aを統括的に制御するものである。
記憶部92は、複合機1Aの備える種々の機能を実現するためのプログラムやデータ等を記憶するものである。画像メモリ93は、原稿読取部4が取得した画像データやネットワークI/F部96を介して外部装置から送信された画像データを一時的に記憶する。ネットワークI/F部96は、LANボード等の通信モジュールから構成され、ネットワークI/F部96と接続されたネットワーク(不図示)を介して外部装置と種々のデータの送受信を行う。
画像処理部100は、画像メモリ93に記憶されている画像データに対して画像補正や拡大・縮小等の画像処理を施す。さらに、画像処理部100は、画像メモリ93に記憶されている多値の画素(ドット)データを複数有してなる前記画像データを、2値の画素(ドット)データを複数有してなる画像データに変換して出力する(2値化処理)。
図3は、前記2値化処理に係る画像処理部100の構成を示すブロック図である。図4(A)および図4(B)ならびに図5(A)および図5(B)は、画像処理部100が、元画像を複数のブロック(B11〜B33)に分割し、当該ブロック毎に前記2値化処理を行うブロック処理を示す図である。なお、図4(A)および図4(B)ならびに図5(A)および図5(B)において、ブロックB22は、2値化処理中のブロックであり、ブロックB11、B12、B13、B21は、2値化処理済のブロックであり、ブロックB23、B31、B32、B33は、2値化処理前のブロックである。
また、図4(A)および図4(B)は、注目画素が低濃度または高濃度の場合のブロック処理を模式的に示す図である。図5(A)および図5(B)は、注目画素Paが中濃度の場合のブロック処理を模式的に示す図である。図4(A)および図5(A)は、注目画素Paがブロックの1行目かつブロック境界に位置する状態を示す図である。図4(B)は、ブロック処理が図4(A)の状態からに進行し、1ライン目の走査と反対方向に走査が行われるラインにおいて注目画素Paがブロック境界に位置する状態を示す図である。図5(B)は、ブロック処理が図5(A)の状態からに進行し、1ライン目の走査と反対方向に走査が行われるラインにおいて注目画素Paがブロック境界に位置する状態を示す図である。
画像処理部100は、減算器101と、量子化器102と、積和演算器103と、積和演算器104と、ブロック化部105と、濃度判定部106と、誤差拡散処理部109と、を備える。
ブロック化部105は、元画像を、予め定められた数の画素からなる複数のブロック(ブロックB11〜B33)に分割する。当該ブロックを構成する画素数が減少するに従い画像処理部100における演算量が減少するが、逆に出力画像の画質が低下する。したがって、当該ブロックの大きさは、少なくとも主走査方向と副走査方向とが32画素ずつで構成された32×32程度の大きさであることが好ましい。
濃度判定部106は、図4および図5に格子状のハッチングで示す注目画素Paの濃度を、予め定められた第1の値Th1および予め定められた第2の値Th2(Th1<Th2)と比較することで、注目画素Paの濃度を判定する。すなわち、濃度判定部106は、注目画素Paの濃度が、値Th1以下の場合に注目画素Paの濃度を低濃度と判定し、注目画素Paの濃度が、値Th2以上の場合に注目画素Paの濃度を高濃度と判定し、注目画素Paの濃度が、値Th1から値Th2の間の値の場合に注目画素Paの濃度を中濃度と判定する。値Th1および値Th2は、元画像の画素データが、例えば黒を255(1ドットの最大濃度255)、白を0とする0〜255の間の値(256階調)を取る場合に、例えばTh1=64、Th2=192とされ、予め記憶部92に記憶されている。
積和演算器103は、ブロック化部105が分割したブロック毎に、例えば256階調を取る元画像の画素データを、当該ブロックの周囲の少なくとも1バンド分(本実施形態では2バンド分)を含めて注目画素Paとして順次読込み、当該画素データの加重平均値を算出する。
具体的には、積和演算器103は、例えば式(1)で示されるガウシアンフィルタを用いたローパスフィルタ処理を行い、読み込んだ注目画素の画素データから低周波成分を抽出し、平滑化処理を施す。
MX=exp(-d2/2σ2) ・・・式(1)
ここで、
MX:フィルタ係数
d:注目画素からの距離
σ:標準偏差
である。
なお、積和演算器103による注目画素Paの読込みは、1ラインごとに走査方向(図4および図5において左向き又は右向きの矢符で示す)を変更する蛇行走査であることが好ましい。なぜならば、積和演算器103が当該蛇行走査を行うことで、後述の誤差拡散処理部109による処理により、2値化処理後の画像における、例えばワーム・バンディング等の不要アーティファクトの発生を抑制することができるからである。
積和演算器104は、濃度判定部106が、注目画素Paの濃度を前記低濃度または前記高濃度と判定した場合は、積和演算器103が前記処理を行うブロックと同一のブロック(ブロックB22)において、後述の量子化器102が出力した黒を1、白を0とする2値の画素データPb(図4および図5に右上がりのハッチングで示す)の値(正確には、当該画素データの値が1の場合は、1ではなく、「元画像の階調数−1」の値(例えば256階調であれば255)を用いる)を、当該ブロックの周囲の少なくとも1バンド分(本実施形態では2バンド分)を含めて順次読込み、画素データPbの加重平均値を算出する。
なお、積和演算器104は、量子化器102が前記2値の前記画素データを未出力の場合には、例えば256階調で表された前記注目画素の画素データの値を、前記2値の前記画素データに換えて用いる。
また、積和演算器104は、濃度判定部106が注目画素Paの濃度を前記中濃度と判定した場合も、量子化器102が前記2値の画素データを全て出力済のブロック、すなわち処理済のブロックにおいて、注目画素Paを含む走査ラインと当該走査ラインよりも副走査方向下流のラインとに含まれる当該2値の画素データPc(図5に右下がりのハッチングで示す)について、当該2値の画素データPcに代えて例えば256階調をとる前記多値のデータを用いて前記加重平均値を算出する。
具体的には、積和演算器104は、例えば式(2)で示されるDOG(Difference of Gaussian)フィルタを用いたバンドパスフィルタ処理を行う。
MX=exp(-d2/2σ2)-exp(-d2/2(σ/2) 2) ・・・式(2)
なお、式(1)と同様に、
MX:フィルタ係数
d:注目画素からの距離
σ:標準偏差
である。
図6は、DOGフィルタを図示したグラフである。図6(A)は、式(2)を構成する2つのガウス関数により表されるガウス曲線をそれぞれ図示したグラフであり、図6(B)は、式(2)で示される関数(前記2つのガウス関数の差分)を図示したグラフである。図6(A)において、外側のガウス曲線は、式(2)における「exp(-d2/2σ2)」部分に対応し、内側のガウス曲線は、式(2)における「exp(-d2/2(σ/2) 2)」部分に対応する。図6(A)において斜線で示す両ガウス曲線の差分が、バンドパスフィルタの通過帯域となる。なお、図6(B)のx軸は、図6(A)のx軸と同縮尺で図示してあり、図6(B)において斜線で示す部分は、図6(A)における前記両ガウス曲線の前記差分に対応する。
なお、本実施形態においては、DOGフィルタを構成する2つのガウス関数につき、-d2の分母部分をσ2と(σ/2) 2とすることで、半値幅が2:1となるようにしているが、2つのガウス関数の選択はこれに限られるものではなく、式(2)の「exp(-d2/2σ2)」に相当するガウス関数の標準偏差が、式(2)の「exp(-d2/2(σ/2) 2)」に相当するガウス関数の標準偏差よりも大きければよい。
積和演算器104は、式(2)および図6(B)で示されるDOGフィルタを用いたバンドスフィルタ処理によって、読み込んだ2値の画素データに対して高周波成分を発生させる。
再び図3を参照して、減算器101は、積和演算器103が算出した前記加重平均値から積和演算器104が算出した前記加重平均値を減じた差分値を算出し、当該差分値を量子化器102へ出力する。
誤差拡散処理部109は、減算器101が算出した前記差分値を量子化誤差として注目画素Paの周辺画素に拡散する。これにより、入出力階調を保存して階調再現性を確保することが可能となる。
量子化器102は、減算器101から出力され量子化器102へと入力された前記差分値が、0以上の場合は1を、0未満の場合は0を、2値の画素データとして積和演算器104および画像形成部21へと出力する。
上記実施形態によれば、積和演算器104でDOGフィルタ(バンドパスフィルタ)を用いて高周波成分を発生させ、量子化器102は、積和演算器103が算出した前記加重平均値から積和演算器104が算出した前記加重平均値を減じて減算器101が算出した前記差分値(高周波成分)を直接2値化するため、最低濃度または最高濃度に近いコントラストの小さいエッジで生じる誤差伝播ディレイによるエッジの鈍りを抑制できる。なぜならば、誤差拡散法では、低周波成分も含めて閾値処理による2値化処理を行い、2値化誤差を拡散するため、当該2値化誤差の値が小さく、かつ、注目画素の濃度と閾値との差が大きい場合に、当該2値化誤差の積算値が当該閾値を超えるまでに数画素のディレイを生じるのに対し、量子化器102が前記差分値(高周波成分)を直接2値化する本実施形態では、当該差分値と前記閾値(本実施形態では0)との差が小さい場合でも、当該閾値を跨いで当該差分値を変化させることが出来るため、ディレイが発生しにくいからである。
また、上記実施形態によれば、積和演算器104でDOGフィルタ(バンドパスフィルタ)を用いているので、量子化器102における2値化処理において、注目画素近傍の出力画素データの影響が押さえられるので、出力ドットをクラスタ化させることが可能となる。これにより、出力画像の階調安定性を向上させることが可能となる。
さらに、上記実施形態によれば、ブロック化部105が、前記元画像を、予め定められた数の画素からなる複数のブロックに分割し、画像処理部100は、当該ブロック毎に、例えば256階調を取る多値の画素データを複数有してなる元画像を、2値の画素データを複数有してなる2値画像に変換して出力する2値化処理を行うので、当該2値化処理における演算量を抑制して演算回路の規模を縮小することが可能となり、もって画像処理におけるコストダウンが可能となる。
さらに、上記実施形態によれば、前記ブロック毎に前記2値化処理を行うに際して、当該ブロックの周囲の少なくとも1バンド分のデータを用いて当該2値化処理を行うので、前記ブロックの境界において、特に当該境界に位置する注目画素が前記高濃度または低濃度の場合に、不整合筋が発生することが抑制される。
さらに、上記実施形態によれば、積和演算器104は、濃度判定部106が注目画素Paの濃度を前記中濃度と判定した場合に、処理済のブロックにおいて、注目画素Paを含む走査ラインと当該走査ラインよりも副走査方向下流のラインとに含まれる当該2値の画素データPcについて、当該2値の画素データPcに代えて前記多値のデータを用いて前記加重平均値を算出するので、前記ブロックの境界に位置する注目画素Paの濃度が前記中濃度の場合に、当該境界において出力ドットのクラスタ方向が乱されて不整合筋が発生することが抑制される。
<実施形態2>
図7は、本発明の実施形態2に係る複合機1Bが備える画像処理部110の構成を示すブロック図である。複合機1Bは、実施形態1に係る複合機1Aが備える画像処理部100に換えて画像処理部110を備える。その他の機械的構成および電気的構成は実施形態1に係る複合機1Aと同様であるので説明を省略する。
画像処理部110は、減算器111と、量子化器112と、積和演算器113と、ブロック化部115と、濃度判定部116と、誤差拡散処理部119と、を備える。ブロック化部115および濃度判定部116が行う処理は、実施形態1に係る複合機1Aが備える画像処理部100が有するブロック化部105および濃度判定部106が行う処理と同様である。
減算器111は、ブロック化部115が分割したブロック毎に、例えば256階調を取る元画像の画素データを、当該ブロックの周囲の少なくとも1バンド分(本実施形態では2バンド分)を含めて注目画素Paとして順次読込むとともに(図4および図5参照)、後述の量子化器112が出力した黒を1、白を0とする2値の画素データPbを、当該ブロックの周囲の少なくとも1バンド分(本実施形態では2バンド分)を含めて順次読込む(図4および図5参照)。そして減算器111は、前記元画像の画素データの値から量子化器112が出力した前記2値の画素データの値(実施形態1における積和演算器104での処理の場合と同様に、正確には、当該画素データの値が1の場合は、1ではなく、「元画像の階調数−1」の値(例えば256階調であれば255)を用いる)を減じた差分値を算出して積和演算器113へ出力する。
なお、減算器111による注目画素Paの読込みは、実施形態1と同様に、1ラインごとに走査方向を変更する蛇行走査であることが好ましい。なぜならば、実施形態1と同様に、減算器111が当該蛇行走査を行うことで、誤差拡散処理部119による処理により、2値化処理後の画像における、例えばワーム・バンディング等の不要アーティファクトの発生を抑制することができるからである。
積和演算器113は、濃度判定部116が、注目画素Paの濃度を前記低濃度または前記高濃度と判定した場合は、減算器111から出力され積和演算器113へと入力された前記差分値の加重平均値を算出し、量子化器112へ出力する。
なお、積和演算器113は、量子化器112が前記2値の前記画素データを未出力の場合には、値0を、減算器111から出力され積和演算器113へと入力された前記差分値と見なし、当該値0を用いて前記加重平均値を算出する。
また、積和演算器113は、濃度判定部116が、注目画素Paの濃度を前記中濃度と判定した場合も、量子化器112が前記2値の画素データを全て出力済のブロック、すなわち処理済のブロックにおいて、注目画素Paを含む走査ラインと当該走査ラインよりも副走査方向下流のラインとに含まれる当該2値の画素データPc(図5参照)について、減算器111から出力され積和演算器113へと入力された前記差分値に代えて値0を用いて前記加重平均値を算出する。
具体的には、積和演算器113は、式(2)で示されるDOGフィルタを用いたバンドパスフィルタ処理を行い、当該差分値に対して高調波成分を発生させる。
誤差拡散処理部119は、積和演算器113が算出した前記加重平均値を量子化誤差として注目画素の周辺画素に拡散する。
量子化器112は、積和演算器113から出力され量子化器112へと入力された前記差分値が、0以上の場合は1を、0未満の場合は0を、2値の画素データとして積和演算器113および画像形成部21へと出力する。
実施形態2に係る複合機1Bによれば、実施形態1に係る複合機1Aよりも、2値化処理における演算量をさらに抑えることができる。したがって、エッジ強調効果の必要性がない場合に好適な構成となる。その他の効果については、実施形態1に係る複合機1Aと同様である。
以上、本発明の実施形態1に係る複合機1A、および本発明の実施形態2に係る複合機1Bについて説明したが、これら実施形態はあくまでも例示であり、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更、改良等が可能である。
例えば、実施形態1では、積和演算器103で用いるフィルタのサイズと、積和演算器104で用いるフィルタのサイズとを同一としているが(式(1)のガウス関数と式(2)の前半部分のガウス関数が同一)、積和演算器103で用いるローパスフィルタのサイズよりも、積和演算器104で用いるバンドパスフィルタのサイズを大きくすることで、エッジ強調効果を得ることが可能となる。
また、実施形態1では、積和演算器103でガウシアンフィルタ(ローパスフィルタ)を用いているが、積和演算器103は、DOGフィルタを用いたバンドパスフィルタ処理を行うものであってもよい。この構成によっても、量子化器102における2値化処理において、注目画素近傍の出力画素データの影響が押さえられるので、出力ドットをクラスタ化させることが可能となり、出力画像の階調安定性を向上させることが可能となる。
1A、1B 複合機(画像処理装置、画像形成装置)
21 画像形成部
100、110 画像処理部
101 減算器
111 減算器
102 量子化器
112 量子化器
103 積和演算器
104 積和演算器
113 積和演算器
105、115 ブロック化部
106、116 濃度判定部
109 誤差拡散処理部
119 誤差拡散処理部

Claims (4)

  1. 多値の画素データを複数有してなる元画像を、2値の画素データを複数有してなる2値画像に変換して出力する画像処理装置であって、
    前記元画像を、予め定められた数の前記多値の画素データからなる複数のブロックに分割するブロック化部と、
    前記ブロック毎に、当該ブロックの周囲の少なくとも1バンド分を含む前記多値の画素データの値から、当該ブロックの周囲の少なくとも1バンド分を含む前記2値の画素データの値を減じた差分値を算出する減算部と、
    バンドパスフィルタ処理を行うことで前記減算部が算出した前記差分値の加重平均値を算出する積和演算部と、
    前記積和演算部が算出した前記加重平均値が0以上の場合は1を、0未満の場合は0を前記2値の画素データとして出力する量子化部と、
    を備え、
    前記減算部での前記差分値の算出には、前記量子化部によって量子化されて出力された、黒を「1」、白を「0」とする前記2値の画素データが用いられ、前記減算部での前記差分値の算出に用いられる前記2値の画素データとは、前記量子化部によって量子化されて出力された、黒を「1」、白を「0」とする前記2値の画素データにおいて、当該2値の画素データが「1」の場合、「前記元画像の階調数−1」を前記2値の画素データとして用いるものであり、
    前記画像処理装置は、
    前記ブロックの境界に位置する注目画素の濃度が、予め定められた第1の値より大きく、かつ、予め定められた第2の値未満の値である中濃度であるか否かを判定する濃度判定部をさらに備え、
    前記積和演算部は、前記濃度判定部が前記注目画素の濃度を前記中濃度と判定した場合、前記量子化部が前記2値の画素データを全て出力済の前記ブロックにおいて前記注目画素を含む走査ラインと当該走査ラインよりも副走査方向下流のラインとに含まれる当該2値の画素データについては、前記差分値に代えて値0を用いて前記加重平均値を算出する、ことを前記バンドパスフィルタ処理として行う画像処理装置。
  2. 前記積和演算部が算出した前記加重平均値を量子化誤差として注目画素の周辺画素に拡散する誤差拡散処理部をさらに備える請求項に記載の画像処理装置。
  3. 前記減算部は、前記ブロック内における前記多値の画素データの走査方向を1ラインごとに変更する請求項に記載の画像処理装置。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
    前記画像処理装置によって処理が施された画像を記録紙上に形成する画像形成部と、
    を備える画像形成装置。
JP2013167257A 2013-08-12 2013-08-12 画像処理装置および画像形成装置 Active JP5683657B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013167257A JP5683657B2 (ja) 2013-08-12 2013-08-12 画像処理装置および画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013167257A JP5683657B2 (ja) 2013-08-12 2013-08-12 画像処理装置および画像形成装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010077566A Division JP5383574B2 (ja) 2010-03-30 2010-03-30 画像処理装置および画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014003669A JP2014003669A (ja) 2014-01-09
JP5683657B2 true JP5683657B2 (ja) 2015-03-11

Family

ID=50036354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013167257A Active JP5683657B2 (ja) 2013-08-12 2013-08-12 画像処理装置および画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5683657B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104505047B (zh) * 2014-12-31 2017-04-12 深圳市华星光电技术有限公司 一种显示驱动方法、电路及液晶显示器
JP6315286B2 (ja) * 2015-08-28 2018-04-25 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像処理装置および画像形成装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3893891B2 (ja) * 2001-03-28 2007-03-14 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014003669A (ja) 2014-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4912270B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法
US9521296B2 (en) Inverse halftoning using inverse projection of predicted errors for multi-bit images
US8976414B2 (en) Image processing method, image processing apparatus and image forming apparatus including the same, image reading apparatus, and recording medium
JP5761994B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
US10999473B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and recording medium to correct characteristic amount of target pixel using brightness at two pixels in set target area
JP6338469B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP2011091595A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び画像形成装置
JP5683657B2 (ja) 画像処理装置および画像形成装置
JP5290360B2 (ja) 画像処理装置、画像形成装置、画像読取装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記録媒体
JP4642871B2 (ja) 画像読取装置及びその制御方法、プログラム
JP5309068B2 (ja) 画像処理装置および画像形成装置
JP5383574B2 (ja) 画像処理装置および画像形成装置
JP4861506B2 (ja) 画像処理装置およびその制御方法
JP4871211B2 (ja) 画像処理装置及び画像形成装置
JP7358218B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法、プログラム
JP2015053561A (ja) 印刷物検査装置、印刷物検査方法及びプログラム
JP2011097258A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び画像形成装置
JP5697544B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
US10313564B1 (en) Methods and systems for usage control of printing material
JP4146458B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理プログラム
JP2008294700A (ja) 画像処理装置及び画像処理プログラム
JP6081874B2 (ja) 画像読取装置
JP4871210B2 (ja) 画像処理装置及び画像形成装置
JP4814838B2 (ja) 画像処理装置及び画像形成装置
JP4814837B2 (ja) 画像処理装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140924

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141217

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150113

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5683657

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150