JP5682501B2 - 硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具 - Google Patents
硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5682501B2 JP5682501B2 JP2011174524A JP2011174524A JP5682501B2 JP 5682501 B2 JP5682501 B2 JP 5682501B2 JP 2011174524 A JP2011174524 A JP 2011174524A JP 2011174524 A JP2011174524 A JP 2011174524A JP 5682501 B2 JP5682501 B2 JP 5682501B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- ticn
- modified
- polished surface
- carbonitride
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
- Chemical Vapour Deposition (AREA)
Description
(a)下部層が、いずれも化学蒸着形成された、Tiの炭化物(以下、TiCで示す)層、窒化物(以下、同じくTiNで示す)層、炭窒化物(以下、TiCNで示す)層、炭酸化物(以下、TiCOで示す)層、および炭窒酸化物(以下、TiCNOで示す)層のうちの2層以上からなり、かつ3〜20μmの合計平均層厚を有するTi化合物層、
(b)上部層が、化学蒸着形成された、1〜15μmの平均層厚を有する酸化アルミニウム(以下、Al2O3で示す)層、
以上(a)および(b)で構成された硬質被覆層を形成してなる従来被覆工具が知られている。
反応ガス組成:容量%で、TiCl4:2〜10%、CH3CN:0.5〜3%、N2:10〜30%、H2:残り、
反応雰囲気温度:800〜900℃、
反応雰囲気圧力:6〜20kPa、
の条件(通常条件という)でl−TiCN層からなる下部層を蒸着した後、この上に、Al2O3層を上部層として蒸着することにより形成される。
(b)本発明者らは、前記l−TiCN層を通常条件で蒸着する成膜工程の途中段階で、前記反応雰囲気圧力を低下させ、同時に、微量のCO2成分を短時間反応ガス中に添加して成膜を行い、その後は、前記通常条件にしたがって、所定目標層厚のl−TiCN層が形成されるまで蒸着を継続し、その後、この上にAl2O3層からなる上部層を蒸着形成したところ、成膜されたl−TiCN層の表層近傍には酸素濃化領域が形成され、しかも、成膜されたl−TiCN層の酸素濃化領域における結晶粒は微細化組織となり、そして、この上に蒸着形成されたAl2O3層の結晶粒も微細化されることを見出したのである。
さらに(b)の工程を繰り返し行うことにより、l−TiCN層の内側に所定の間隔をおいて複数の酸素濃化領域が形成されることが確認された。そして、この酸素濃化領域を3つ以上形成することにより、Al2O3層の結晶粒も微細効果が顕著になることを見出したのである。
GBL/GA=22〜41
の関係を満足する微細結晶粒からなるAl2O3層が形成されていることを見出した。
「 炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットで構成された工具基体の表面に、
(a)5〜20μmの合計平均層厚を有し、Tiの炭化物層、窒化物層、炭窒化物層、炭酸化物層および炭窒酸化物層のうちの1層または2層以上のTi化合物層からなり、かつ、上部層と接する下部層は3μm以上の平均層厚の縦長成長結晶組織をもつ改質Ti炭窒化物層からなる下部層、
(b)1〜15μmの平均層厚を有する酸化アルミニウム層からなる上部層、
前記(a)、(b)の硬質被覆層が化学蒸着により形成された表面被覆切削工具において、
(c)上部層と接する前記縦長成長結晶組織をもつ改質Ti炭窒化物層は、その縦断面研磨面について、オージェ電子分光法により、その層厚方向に沿って酸素含有量を線分析した場合、上部層と下部層の界面から、前記縦長成長結晶組織をもつ改質Ti炭窒化物層の内部側に深さ0.5〜2.0μmの範囲内の間隔をおいて、酸素含有量の複数のピークが現れ、該ピーク位置における酸素含有量OMAXは、OMAX=3〜8原子%である酸素濃化領域を少なくとも3つ備え、
(d)酸化アルミニウム層からなる前記上部層は、電界放出型走査電子顕微鏡を用い、その縦断面研磨面の測定範囲内に存在する結晶粒個々に電子線を照射して、前記縦断面研磨面の法線に対して、前記結晶粒の結晶面である(0001)面の法線がなす傾斜角を測定し、この測定傾斜角から、それぞれ隣接する結晶粒相互間の界面における(0001)面の法線同士の交わる角度を求め、前記(0001)面の法線同士の交わる角度が2度以上の界面を粒界であるとして、前記縦断面研磨面の測定範囲内における粒界の全長GBL(μm)を求めた場合、測定した粒界の全長GBL(μm)と、測定した縦断面研磨面の面積GA(μm2)との比の値が、GBL/GA=22〜41の関係を満足する微細結晶酸化アルミニウム層である、
ことを特徴とする表面被覆切削工具。」
に特徴を有するものである。
(a)下部層(Ti化合物層)
TiC層、TiN層、TiCN層(l−TiCN層も含む)、TiCO層、TiCNO層と後述する改質TiCN層からなるTi化合物層は、自体が高温強度を有し、これの存在によって硬質被覆層が高温強度を具備するようになるほか、工具基体と上部層であるAl2O3層のいずれにも強固に密着し、よって硬質被覆層の工具基体に対する密着性向上に寄与する作用をもつが、その合計平均層厚が5μm未満では、前記作用を十分に発揮させることができず、一方、その合計平均層厚が20μmを越えると、特に高熱発生を伴う高速連続切削でチッピングを起し易くなることから、その合計平均層厚を5〜20μmと定めた。
下部層は前記のとおりTi化合物層で構成するが、上部層に隣接する下部層については、少なくとも、3μm以上の平均層厚の改質l−TiCN層で構成することが必要である。
既述のとおり、改質l−TiCN層は、l−TiCN層を通常条件で蒸着する成膜工程の途中段階、例えば、所定目標層厚のl−TiCN層の成膜が完了する60〜80分前の時点で、反応雰囲気圧力を2.5〜3kPaに低下させ、同時に、反応ガスに占める割合を0.5〜1.8容量%となるようにCO2を50〜70秒間反応ガス中に添加して成膜を行い、その後は、通常条件にしたがって、所定目標層厚になるまでl−TiCN層を成膜する。この工程を所定の回数(少なくとも3回)繰り返し行うことにより、形成することができる。
図2に示すように、成膜された改質l−TiCN層の内側には、所定の間隔で少なくとも3つの酸素濃化領域が形成され、しかも、酸素濃化領域における改質l−TiCN層の結晶粒は微細化組織となる。
改質l−TiCN層の縦断面研磨面について、オージェ電子分光法により、その層厚方向に沿って酸素含有量を線分析すると、上部層(Al2O3層)と下部層(改質l−TiCN層)の界面から、改質l−TiCN層の内部側の深さ0.5〜2.0μmの範囲内の間隔をおいて、酸素含有量の複数のピークが現れる少なくとも3つの酸素濃化領域が存在し、そして、該ピーク位置における酸素含有量OMAXは、OMAX=3〜8原子%である。
酸素含有量のピークが0.5μm未満の深さ位置にある場合には、新たなTiCN結晶の核形成により成長した改質l−TiCN層の強度が不十分であり、加工時における層内破壊による剥離を発生しやすくなり、一方、酸素含有量のピーク位置が、2.0μmを超える内部側にある場合には、新たなTiCN結晶の核形成により成長した改質l−TiCN層の粒径が大きくなり過ぎ、この上に蒸着形成されたAl2O3層の結晶粒が微細化されなくなる。したがって、酸素濃化領域の間隔は、0.5〜2.0μmと定めた。
また、ピーク位置における酸素含有量OMAXが3原子%未満の場合には、新たなTiCN結晶の核形成が十分でないため、酸素濃化領域より上部層側の改質l−TiCN層における結晶粒微細化効果が少なく、一方、ピーク位置における酸素含有量OMAXが8原子%を超える場合には、結晶構造の異なるTi2O3が形成され、剥離発生の原因になるので、ピーク位置における酸素含有量OMAXは、OMAX=3〜8原子%であることが必要である。
なお、本発明の改質l−TiCN層について、その表層から、例えば2.5μm以上の深さの内部側での平均酸素含有量OAVを測定したところ、OMAXの値とOAVの値には、2OAV≦OMAX≦5OAVの関係が成立することを確認した。
従来から、下部層を形成するTi化合物層の一種としてTiCNO層がよく知られているが、TiCNOの蒸着条件の調整によっては、前記の如きOMAX=3〜8原子%かつ2OAV≦OMAX≦5OAVの関係を満足するTiCNO層を形成することはできないから、この意味で、本発明でいう酸素濃化領域が存在する改質l−TiCN層は、従来知られているTiCNO層とは明確に区別し得るものである。
さらに、本発明では、上部層(Al2O3層)に隣接する改質l−TiCN層において、前記所定の深さ位置に酸素含有量のピークが存在する酸素濃化領域が形成されることによって、この酸素濃化領域における改質l−TiCN層の結晶粒が微細化し、上部層のAl2O3層との密着性が向上するとともに、形成されるAl2O3層の結晶粒も微細化され、結晶粒の粗大化による耐チッピング性、耐摩耗性の低下を抑制することができる。
Al2O3層からなる上部層は、すぐれた高温硬さと耐熱性を有し、硬質被覆層の耐摩耗性向上に寄与するが、本発明では、前記改質l−TiCN層の酸素濃化領域における微細結晶粒に隣接してAl2O3層を形成することから、形成されたAl2O3層における結晶粒も微細なものとなり、耐摩耗性が一段と向上する。
結晶粒の微細化の程度を定量化すべく、改質l−TiCN層上に形成されたAl2O3層について、電界放出型走査電子顕微鏡を用い、その縦断面研磨面の測定範囲内に存在する結晶粒個々に電子線を照射して、前記縦断面研磨面の法線に対して、前記結晶粒の結晶面である(0001)面の法線がなす傾斜角を測定し、この測定傾斜角から、それぞれ隣接する結晶粒相互間の界面における(0001)面の法線同士の交わる角度を求め、前記(0001)面の法線同士の交わる角度が2度以上の界面を粒界であるとして、前記縦断面研磨面の測定範囲内における粒界の全長GBL(μm)を求め、また、測定した粒界の全長GBL(μm)と、測定した縦断面研磨面の面積GA(μm2)との比の値を求めたところ、GBL/GA=22〜41の関係を満足することがわかった。
参考のため、通常条件でl−TiCN層を蒸着形成し、さらにこの上に、通常条件でAl2O3層を蒸着形成した場合についても上記GBL/GAの値を求めたところ、GBL/GA=3〜10であった。
したがって、本発明におけるAl2O3層は、従来のAl2O3層に比して、単位面積当たりの結晶粒界長さが長いことから、結晶粒が微細化していることが明らかである。
なお、Al2O3層からなる上部層の平均層厚が1μm未満では、硬質被覆層に十分な耐摩耗性を発揮せしめることができず、一方、その平均層厚が15μmを越えて厚くなりすぎると、チッピングが発生し易くなることから、その平均層厚を1〜15μmと定めた。
ついで、改質l−TiCN層を、表4に示される条件で、表5に示される組み合わせ、かつ同じく表5に示される目標層厚で蒸着形成し、その後、表3に示される条件にて、上部層としてのAl2O3層を同じく表5に示される組み合わせ、かつ目標層厚で蒸着形成することにより本発明被覆工具1〜13をそれぞれ製造した。
また、参考のため、改質l−TiCN層の各酸素濃化領域より内部側の深さ位置における酸素含有量についても測定し、その平均酸素含有量OAV(但し、5点測定の平均値)を求めた。
表5に、前記酸素含有量OMAX、平均酸素含有量OAVの値を示す。
同様に従来被覆工具のl−TiCN層についても酸素含有量を測定し、その平均酸素含有量OAV(但し、5点測定の平均値)を求めた。
表6に、平均酸素含有量OAVの値を示す。
ここで、改質l−TiCN結晶粒の単位面積当たりの粒界長さは、以下のようにして測定算出することができる。
すなわち、前記改質l−TiCN層の縦断面を研磨面とした状態で、電界放出型走査電子顕微鏡の鏡筒内にセットし、前記研磨面に70度の入射角度で15kVの加速電圧の電子線を1nAの照射電流で、前記縦断面研磨面の測定範囲内に存在する結晶粒個々に照射して、電子後方散乱回折像装置を用い、所定測定領域を0.1μm/stepの間隔で、前記縦断面研磨面の法線に対して、前記結晶粒の結晶面である(001)面および(011)面の法線がなす傾斜角を測定し、この結果得られた測定傾斜角に基づいて、それぞれ隣接する結晶粒相互間の界面における(001)面の法線同士、および(011)面の法線同士の交わる角度を求め、さらに、前記(001)面の法線同士、および(011)面の法線同士の交わる角度が2度以上の場合を粒界であるとして設定した上で、電界放出型走査電子顕微鏡により、改質l−TiCN層の酸素濃化領域における縦断面測定領域を走査し、該測定領域内で粒界として識別される部分の長さGBLO(μm)を求め、そして、測定した縦断面研磨面の面積GAO(μm2)との比の値GBLO/GAOを求めた。
また、同様に、改質l−TiCN層の酸素濃化領域より内部側における縦断面測定領域を走査し、該測定領域内で粒界として識別される部分の長さGBLI(μm)を求め、そして、測定した縦断面研磨面の面積GAI(μm2)との比の値GBLI/GAIを求めた。
ついで、前記GBLO/GAO(酸素濃化領域における単位面積当たりの粒界長さに相当)と、前記GBLI/GAI(酸素濃化領域より内部側における単位面積当たりの粒界長さに相当)との比の値を求め、これを、改質l−TiCN層の結晶微細化率RTiCNであると定義した。
即ち、結晶微細化率RTiCN
=(酸素濃化領域における改質l−TiCN結晶粒の単位面積当たりの粒界長さ)/(酸素濃化領域より内部側にある改質l−TiCN結晶粒の単位面積当たりの粒界長さ)
=(GBLO/GAO)/(GBLI/GAI)
である。
表5に、本発明被覆工具の改質l−TiCN層についての各酸素濃化領域の結晶微細化率RTiCNの値を示す。
表5、表6に、本発明被覆工具と従来被覆工具のAl2O3層についての、単位面積当たりの粒界長さGBL/GAを示す。
また、本発明被覆工具のAl2O3層の単位面積当たりの粒界長さGBL/GAは、従来被覆工具のAl2O3層の単位面積当たりの粒界長さGBL/GAより大であって、従来被覆工具のAl2O3層に比して、本発明被覆工具のAl2O3層が微細化していることが分かる。
被削材:JIS・S45Cの長さ方向等間隔4本縦溝入り丸棒、
切削速度:400m/min.、
切り込み:1.5mm、
送り:0.30mm/rev.、
切削時間:18分、
の条件(切削条件A)での炭素鋼の乾式高速連続切削試験
(通常の切削速度は、250m/min)、
被削材:JIS・SNCM439の長さ方向等間隔4本縦溝入り丸棒、
切削速度:350m/min.、
切り込み:1.8mm、
送り:0.32mm/rev.、
切削時間:13分、
の条件(切削条件B)での合金鋼の乾式高速連続切削試験
(通常の切削速度は、250m/min.)、
被削材:JIS・FC300の長さ方向等間隔4本縦溝入り丸棒、
切削速度:450m/min.、
切り込み:1.5mm、
送り:0.30mm/rev.、
切削時間:20分、
の条件(切削条件C)での鋳鉄の乾式高速連続切削試験
(通常の切削速度は、300m/min)、
を行い、いずれの切削試験でも切刃の逃げ面摩耗幅を測定した。
この測定結果を表7に示した。
これに対して、硬質被覆層の下部層として、酸素濃化領域を備えかつ微細化された組織を有する改質l−TiCN層が形成されていない従来被覆工具1〜13においては、下部層と上部層において結晶粒の粗大化が生じやすく、そのため、下部層と上部層の密着性、耐摩耗性が十分でないため、高熱発生を伴い、かつ、切刃部に断続的・衝撃的負荷がかかる高速連続切削では、チッピング、欠損、剥離等が発生し、比較的短時間で使用寿命に至ることが明らかである。
Claims (1)
- 炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットで構成された工具基体の表面に、
(a)5〜20μmの合計平均層厚を有し、Tiの炭化物層、窒化物層、炭窒化物層、炭酸化物層および炭窒酸化物層のうちの1層または2層以上のTi化合物層からなり、かつ、上部層と接する下部層は3μm以上の平均層厚の縦長成長結晶組織をもつ改質Ti炭窒化物層からなる下部層、
(b)1〜15μmの平均層厚を有する酸化アルミニウム層からなる上部層、
前記(a)、(b)の硬質被覆層が化学蒸着により形成された表面被覆切削工具において、
(c)上部層と接する前記縦長成長結晶組織をもつ改質Ti炭窒化物層は、その縦断面研磨面について、オージェ電子分光法により、その層厚方向に沿って酸素含有量を線分析した場合、上部層と下部層の界面から、前記縦長成長結晶組織をもつ改質Ti炭窒化物層の内部側に深さ0.5〜2.0μmの範囲内の間隔をおいて、酸素含有量の複数のピークが現れ、該ピーク位置における酸素含有量OMAXは、OMAX=3〜8原子%である酸素濃化領域を少なくとも3つ備え、
(d)酸化アルミニウム層からなる前記上部層は、電界放出型走査電子顕微鏡を用い、その縦断面研磨面の測定範囲内に存在する結晶粒個々に電子線を照射して、前記縦断面研磨面の法線に対して、前記結晶粒の結晶面である(0001)面の法線がなす傾斜角を測定し、この測定傾斜角から、それぞれ隣接する結晶粒相互間の界面における(0001)面の法線同士の交わる角度を求め、前記(0001)面の法線同士の交わる角度が2度以上の界面を粒界であるとして、前記縦断面研磨面の測定範囲内における粒界の全長GBL(μm)を求めた場合、測定した粒界の全長GBL(μm)と、測定した縦断面研磨面の面積GA(μm2)との比の値が、GBL/GA=22〜41の関係を満足する微細結晶酸化アルミニウム層である、
ことを特徴とする表面被覆切削工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011174524A JP5682501B2 (ja) | 2010-09-29 | 2011-08-10 | 硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010218996 | 2010-09-29 | ||
JP2010218996 | 2010-09-29 | ||
JP2011174524A JP5682501B2 (ja) | 2010-09-29 | 2011-08-10 | 硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012091313A JP2012091313A (ja) | 2012-05-17 |
JP5682501B2 true JP5682501B2 (ja) | 2015-03-11 |
Family
ID=46385250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011174524A Expired - Fee Related JP5682501B2 (ja) | 2010-09-29 | 2011-08-10 | 硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5682501B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3922141B2 (ja) * | 2002-09-18 | 2007-05-30 | 三菱マテリアル株式会社 | 高速重切削条件で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性および耐摩耗性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具 |
CN101080295B (zh) * | 2004-12-14 | 2010-08-18 | 住友电工硬质合金株式会社 | 被覆切削工具 |
US8080312B2 (en) * | 2006-06-22 | 2011-12-20 | Kennametal Inc. | CVD coating scheme including alumina and/or titanium-containing materials and method of making the same |
-
2011
- 2011-08-10 JP JP2011174524A patent/JP5682501B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012091313A (ja) | 2012-05-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4518260B2 (ja) | 硬質被覆層が高速断続切削加工ですぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆サーメット製切削工具 | |
JP4518258B2 (ja) | 高速断続切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆サーメット製切削工具 | |
JP4474646B2 (ja) | 高速断続切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆サーメット製切削工具 | |
JP2006015426A (ja) | 高速断続切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆サーメット製切削工具 | |
JP2006231433A (ja) | 高速断続切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆サーメット製切削工具 | |
JP4716250B2 (ja) | 高速重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆サーメット製切削工具 | |
JP2017159409A (ja) | すぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具 | |
JP4474643B2 (ja) | 硬質被覆層が高速断続切削加工ですぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆サーメット製切削工具 | |
JP5003308B2 (ja) | 表面被覆切削工具 | |
JP2009166193A (ja) | 高速断続切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 | |
JP4811787B2 (ja) | 硬質被覆層の改質κ型酸化アルミニウム層が優れた粒界面強度を有する表面被覆サーメット製切削工具 | |
JP5158560B2 (ja) | 重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 | |
JP5682501B2 (ja) | 硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具 | |
JP5088476B2 (ja) | 表面被覆切削工具 | |
JP4474647B2 (ja) | 高速断続切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆サーメット製切削工具 | |
JP4474644B2 (ja) | 硬質被覆層が高速断続切削加工ですぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆サーメット製切削工具 | |
JP5682500B2 (ja) | 硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性と耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具 | |
JP5742572B2 (ja) | 硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具 | |
JP4747338B2 (ja) | 難削材の高速切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆サーメット製切削工具 | |
JP5088475B2 (ja) | 表面被覆切削工具 | |
JP4857950B2 (ja) | 硬質被覆層が高速断続切削加工ですぐれた耐チッピング性および耐摩耗性を発揮する表面被覆サーメット製切削工具 | |
JP4747386B2 (ja) | 硬質被覆層が高速切削ですぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆サーメット製切削工具 | |
JP2013208697A (ja) | 硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 | |
JP2005279914A (ja) | 硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆サーメット製切削工具 | |
JP2013208698A (ja) | 硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140328 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141211 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141216 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141229 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5682501 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |