JP5680604B2 - 防食被膜付き鉄筋棒の製造装置 - Google Patents

防食被膜付き鉄筋棒の製造装置 Download PDF

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Description

本発明は、例えば鉄筋コンクリートなどに使用される防食被膜付き鉄筋棒の製造装置に係り、特に樹脂被膜上に無機質粒子を付着する無機質粒子付着装置に関するものである。
従来、コンクリート用鉄筋の腐食を防止するために、鉄筋棒の表面にエポキシ樹脂粉末を付着して第1のエポキシ樹脂被膜を形成し、その第1のエポキシ樹脂被膜の上に亜鉛粉末とエポキシ樹脂粉末と硬化剤粉末の混合粉末を付着して、亜鉛粉末による無数の突起(凹凸)を有する第2のエポキシ樹脂被膜を形成した鉄筋が、特開2005−66574号公報(特許文献1)において提案されている。
通常、鉄筋の表面に樹脂被膜を形成すると、鉄筋に対するコンクリートの付着強度は85%程度に低下する。このコンクリート付着強度を上げるために前述のように亜鉛粉末が使用されているが、亜鉛は例えば海水などに含まれている塩化物イオンによって劣化する可能性がある。
鉄筋を曲げ加工すると樹脂被膜に亀裂などが発生し易く、その亀裂などから塩化物イオンが侵入して、亜鉛粉末の更なる劣化を誘発することになるから、この防食鉄筋は特に港湾構造物には適さないという欠点がある。
また、この鉄筋棒は、それの表面に第1のエポキシ樹脂被膜を形成し、その第1のエポキシ樹脂被膜の上に第2のエポキシ樹脂被膜を重ねて形成するため、工程数が増え、樹脂被膜の形成に時間がかかり、また、製造装置が複雑になるなどの問題点を有している。
このような問題点を解消するために、本出願人は先に防食被膜付き鉄筋棒の製造装置について提案した(特開2011−147845号公報(特許文献2))。
この製造装置は、長尺状鉄筋棒の表面に形成された溶融状態にある樹脂被膜に対して無機質の粒子を吹き付ける吹き付け装置を備えており、その吹き付け装置は、前記鉄筋棒の全周を囲むように形成された粒子吹き付け室を有し、その粒子吹き付け室の前記鉄筋棒と対向する内周部に狭隘の絞り込み部が形成されている。
無機質粒子と空気の混合流を前記粒子吹き付け室に供給し、絞り込み部を通して前記粒子を前記溶融状態の樹脂被膜に対して噴射して、無機質粒子を樹脂被膜に付着させる構成になっている。
特開2005−66574号公報 特開2011−147845号公報
前記特許文献2に記載されている防食被膜付き鉄筋棒の製造装置では、前記絞り込み部からジェット噴流となって無機質粒子を樹脂被膜に噴射することができるから、防食被膜付き鉄筋棒の高速生産が可能であるという利点はあるが、難点が無い訳ではない。
即ち、前記絞り込み部の設計条件あるいは無機質粒子と空気の混合流の前記粒子吹き付け室への供給条件などによっては、噴射した無機質粒子が鉄筋棒に衝突して跳ね返り、樹脂被膜に付着しないでそのまま落下する場合がある。
また、この無機質粒子の衝突・落下により、樹脂被膜が局部的に薄くなったり、あるいはピンホールが生じることもあった。
本発明の目的は、このような難点を解消し、樹脂被膜への無機質粒子の付着が確実で、長期間に亘って信頼性の高い防食被膜付き鉄筋棒が得られる製造装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の第1の手段は、
長尺状の鉄筋棒を回転しながら搬送する例えば後述する複数個の鼓状の搬送ローラなどからなる鉄筋棒回転・搬送装置と、
回転しながら搬送される前記鉄筋棒を加熱する鉄筋棒加熱装置と、
回転しながら搬送される高温状態の前記鉄筋棒の周面に合成樹脂粉体を付着・溶融させて溶融状態の樹脂被膜を形成する樹脂被膜形成装置と、
回転しながら搬送される前記鉄筋棒の溶融状態の樹脂被膜に対して高温状態の無機質粒子を付着した後、前記樹脂被膜と無機質粒子を冷却して、前記無機質粒子を前記樹脂被膜に固定する無機質粒子付着装置を備えている。
そして、前記無機質粒子付着装置は、
前記鉄筋棒の搬送方向に沿って細長いスリットを有し、内部が高温状態に保持されて前記無機質粒子を貯留する落下ホッパーと、
内部が高温状態に保持されて前記無機質粒子を貯留するリサイクルホッパーと、
前記リサイクルホッパーに貯留されている高温状態の前記無機質粒子を前記落下ホッパーに供給する粒子供給配管と、
前記落下ホッパーから落下して集められた前記無機質粒子を前記リサイクルホッパーに戻す粒子リサイクル配管を備え、
前記落下ホッパーのスリットの真下に前記鉄筋棒を回転しながら搬送して、前記スリットから自然落下する前記無機質粒子を溶融状態の前記樹脂被膜に自重で当てて付着するとともに、
前記無機質粒子を前記落下ホッパーと前記リサイクルホッパーの間で循環させながら使用する構成になっていることを特徴とするものである。
本発明の第2の手段は前記第1の手段において、
前記鉄筋棒の回転数ならびに搬送速度が調整可能になっていることを特徴とするものである。
本発明の第3の手段は前記第1の手段において、
前記鉄筋棒に対する前記落下ホッパーのスリットの高さ、前記スリットの前記鉄筋棒の搬送方向に沿った長さ、前記スリットの前記鉄筋棒の径方向に沿った幅のうち、少なくとも1つが調整可能になっていることを特徴とするものである。
本発明の第4の手段は前記第1の手段において、
前記落下ホッパーならびにリサイクルホッパーの内面に、弾性を有する面状のヒータが設けられていることを特徴とするものである。
本発明の第5の手段は前記第1の手段において、
前記落下ホッパーのスリットを開閉するシャッターが設けられていることを特徴とするものである。
本発明の第6の手段は前記第1の手段において、
前記落下ホッパーの下方に、前記樹脂被膜に付着しなかった余剰の無機質粒子を回収する例えば回収ホッパーなどの回収手段を配置し、
前記回収手段に振動を与える例えば後述する振動モータなどの振動付与手段が設けられていることを特徴とするものである。
本発明の第7の手段は前記第1の手段において、
前記無機質粒子を付着する複数のラインに対して前記リサイクルホッパーを1個設けて、前記リサイクルホッパーからの前記無機質粒子を前記複数ラインにそれぞれ分配して供給する構成になっていることを特徴とするものである。
本発明の第8の手段は前記第1ないし7のいずれかの手段において、
前記防食被膜付き鉄筋棒が、鉄筋コンクリート用の鉄筋棒であることを特徴とするものである。
本発明は前述のような構成になっており、樹脂被膜への無機質粒子の付着が確実で、長期間に亘って信頼性の高い防食被膜付き鉄筋棒を製造することができる。
本発明の実施形態に係る防食被膜付き鉄筋棒の要部拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る防食被膜付き鉄筋棒の製造装置全体の概略構成図である。 本発明の実施形態で用いられる鉄筋棒回転・搬送装置の概略構成図である。 本発明の実施形態で用いられる静電流動浸漬装置の概略構成図である。 本発明の実施形態で用いられる静電粉末スプレー方式による粒子塗装装置の原理図である。 本発明の実施形態で用いられる無機質粒子付着装置の正面図である。 その無機質粒子付着装置の上面図である。 その無機質粒子付着装置の側面図である。 その無機質粒子付着装置の要部拡大断面図である。 その無機質粒子付着装置の一部を断面した要部拡大平面図である。
次に本発明の実施形態を図面とともに説明する。
(防食被膜付き鉄筋棒の拡大断面構造)
図1は、本発明の実施形態に係る防食被膜付き鉄筋棒の要部拡大断面図である。
棒鋼などの鉄筋棒1の表面を例えばエポキシ樹脂、ポリビニールブチラール樹脂(PVB樹脂)、ポリアミド樹脂、PVB樹脂とポリエステル樹脂の混合物などを主成分とする樹脂被膜2で覆うとともに、その樹脂被膜2に所定の粒径を有する無機質粒子3を付着・固定することにより、防食被膜付き鉄筋棒4を得る。
図1に示されているように、付着・固定した無機質粒子3の一部は樹脂被膜2の表面から突出して、無数の突起(凹凸)を形成している。本発明者らの実験結果によれば、付着・固定した無機質粒子3が直接鉄筋棒1に接触していない方が、樹脂被膜2にピンホールが形成され難いことを確認している。
前記樹脂被膜2の膜厚は220±40μm、すなわち180μm〜260μmの範囲が好適である。
前記無機質粒子3としては、例えば砂、アルミナ、セラミック、ガラス、鉄、ステンレスなどから選択された1種類または2種類以上の混合物が用いられる。使用される無機質粒子3の平均粒径は、50μm〜150μmの範囲が好適である。

(防食被膜付き鉄筋棒の製造装置全体の概略構成)
図2は、本発明の実施形態に係る防食被膜付き鉄筋棒の製造装置全体の概略構成図である。
同図に示すように防食被膜付き鉄筋棒の製造装置5は、複数の搬送ローラからなる鉄筋棒回転・搬送装置6と、高周波加熱装置からなる鉄筋棒加熱装置7と、静電流動浸漬装置からなる樹脂被膜形成装置8と、無機質粒子付着装置9とから構成されている。図2に示すようにこれら装置7〜9は、長尺状の鉄筋棒1の搬送方向Xに沿って前述の順に設置されて、1つの製造ラインを構成している。

(鉄筋棒回転・搬送装置の概略構成)
図3は、鉄筋棒回転・搬送装置6の概略構成図である。
同図に示されているように、鉄筋棒1の搬送経路上には、ローラ軸方向の両端部から中央部に向けて徐々に径小になるように傾斜した周面を有する鼓状をした搬送ローラ14が複数配置されており、その搬送ローラ14上に長尺状の鉄筋棒1が載置されている。各搬送ローラ14は鉄筋棒1の搬送方向Xに対して所定角度θ(本実施形態でθ=45°)同じ方向に傾斜して配置されている。
鉄筋棒1は鼓状搬送ローラ14のほぼ中央部付近の傾斜面上に載置されており、鼓状搬送ローラ14を所定の方向(Y方向)に回転することにより、それにつられて鉄筋棒1全体がZ方向に回転しながらX方向に搬送される。鉄筋棒1の搬送速度は搬送ローラ14の回転数によって、また、鉄筋棒1の回転数は搬送ローラ14の傾斜角度θ(図3参照)によって、それぞれ調整(制御)可能である。
前記鉄筋棒加熱装置7は内部に高周波加熱コイル10を備えており、樹脂粉体塗装のために鉄筋棒1を高温加熱する。

(静電流動浸漬装置の概略構成)
図4は、本発明の実施形態で用いられる樹脂被膜形成装置8としての静電流動浸漬装置の概略構成図である。
同図に示すように、流動槽11が粉体回収カバー15内に配置されている。流動槽11の下部に空間部16が形成され、その下部空間部16に乾燥空気送風管17が接続され、乾燥空気送風管17の基部に送風機18が設けられている。
前記空間部16の上部に多孔性電極19が配置され、多孔性電極19は高電圧発生器20のマイナス極に接続されている。多孔性電極19の上には多孔板21が配置され、多孔板21の上部が粉体22の流動層を形成する流動空間部23となっている。この流動空間部23に粉体塗料供給管24が接続され、粉体塗料供給管24の基部に送風機25が設けられている。
流動空間部23の中を長尺状の鉄筋棒1が回転しながら挿通するようになっており、鉄筋棒1は搬送されながら接地されている。また流動空間部23の中にサンプリング管26が挿入され、サンプリング管26の基部に粉体量検出器27が設けられている。
粉体回収カバー15の上部に粉体回収管28が接続され、粉体回収管28に誘引機29が設けられている。
前記送風機18から乾燥空気送風管17を通って乾燥空気26が流動槽11の下部空間部16に供給される。一方、前記送風機25から粉体塗料供給管24を通ってエポキシ樹脂、PVB樹脂、PVB樹脂とポリエステル樹脂の混合物などの粉体22が流動空間部23中に供給・充填される。
下部空間部16に供給された乾燥空気30は、多孔性電極19ならびに多孔板21を通って上昇し、流動空間部23内にある無数の粉体22を流動化して流動層を形成し、その流動層の上に雲状に形成された粉体22の浮遊層の中に前記鉄筋棒1が浸漬された状態になる。なお、前記粉体22の流動層と雲状浮遊層の境界は明確なものではないが、流動層と雲状浮遊層とでは粉体22の濃度分布に差がある。
高電圧発生器20によって多孔性電極19に高電圧(例えば30KV〜120KV)を印加することにより、その多孔性電極19を通過する乾燥空気30がイオナイズされ、それによって粉体22はマイナスの電荷を有する。一方、鉄筋棒1は、高電圧発生器20によってプラスの電荷に保持されている。このプラスの電荷を有する鉄筋棒1をマイナスの電荷を有する粉体22の浮遊層の中を通すことにより、鉄筋棒1の周面に粉体22が静電的に付着して電荷が安定する。
このように鉄筋棒1は浮遊層の中を通ることにより、その全周に粉体22がほぼ均一に付着する。鉄筋棒1は高温に保持されているから、付着した粉体22は直ちに溶融して一体化し、薄膜状の樹脂被膜2となる。
鉄筋棒1に付着されなかった粉体22は、粉体回収カバー15の上部から粉体回収管28を通して回収され、図示していないが再度、鉄筋棒1への付着に利用される。

(静電粉末スプレー方式の粉体塗装装置の原理)
本発明においては、樹脂被膜形成装置8として、静電粉末スプレー方式の粉体塗装装置を使用することも可能である。
図5は、その静電粉末スプレー方式による粉体塗装装置の原理図である。
図中の符号31はパウダーガン、32はそのパウダーガン31の先端部に取り付けられたディフューザー、33はそのディフューザー32に高電圧を供給する高電圧発生器、34は粉体塗料、35は前記パウダーガン31から鉄筋棒1に向けて噴射される粉体である。
エポキシ樹脂、PBV樹脂、ポリアミド樹脂、PBV樹脂とポリエステル樹脂の混合物などの粉体が空気輸送により粉体塗料34としてパウダーガン31に供給され、パウダーガン31の先端部から鉄筋棒1に向けて噴射される。
パウダーガン31の先端部にはディフューザー32が取り付けられ、そのディフューザー32には高電圧発生器33から高電圧が印加され、一方、鉄筋棒1は接地されている。
そのためディフューザー32から鉄筋棒1に向ってコロナ放電が起こり、その内部に供給された粉体35がイオンの射突により荷電され(−e)、クーロン力の作用で鉄筋棒1の表面に付着される。鉄筋棒1は予め加熱されて高温状態になっているから、付着した粉体35は直ちに溶融して、連続した樹脂被膜2となる。
鉄筋棒1は回転しながら搬送されるから、鉄筋棒1の全周面に一様に樹脂被膜2が形成される。

(無機質粒子付着装置の構成)
図6ないし図10は無機質粒子付着装置9を説明するための図で、図6は無機質粒子付着装置9の正面図、図7は無機質粒子付着装置9の上面図、図8は無機質粒子付着装置9の側面図、図9は無機質粒子付着装置9の要部拡大断面図、図10は無機質粒子付着装置9の一部を断面した要部拡大平面図である。
この無機質粒子付着装置9は、大きく分けて粒子付着機構41と粒子回収機構42から構成されている。
粒子付着機構41の最上部には、下部中央に細長い四角形のスリット43が形成され、上端部からスリット43に向けて延びた傾斜部44を有する落下ホッパー12が設置されている。
図6ならびに図7に示すように、この落下ホッパー12の内面にはある程度の弾性を有するフラットな面状ヒータ46が設置されている。
図6ならびに図9に示すように、前記スリット43の真下を鉄筋棒1が回転しながら水平方向に通過するようになっており、また図7ならびに図10に示すように、前記スリット43の長辺が鉄筋棒1の搬送方向Xを向くように、落下ホッパー12が配置されている。
また図6に示すように、落下ホッパー12のスリット43を開閉するためのシャッター47と、シャッター47を駆動するためのエアシリンダー48が落下ホッパー12の下方に設けられている。
図6ではシャッター47は点線で示されており、シャッター47がスリット43から後退してスリット43が開いている稼働状態を示している。この無機質粒子付着装置の稼働を一時的に止める場合、シャッター47を前進してスリット43を閉塞すれれば、落下ホッパー12内の無機質粒子3の高温状態がそのまま維持でき、ラインを再稼働するときの待ち時間を短縮することができる。
また、防食被膜付き鉄筋棒の用途によって、無機質粒子3を付着しないで樹脂被膜2のみを形成した防食被膜付き鉄筋棒を製造する場合にも、シャッター47を前進してスリット43を閉塞するシステムになっている。
図6ならびに図8に示すように、落下ホッパー12の下方に回収ホッパー49が設けられ、回収ホッパー49の近くに振動モータ50が設置されており、振動モータ50からの振動が回収ホッパー49に伝達される仕組みになっている。回収ホッパー49の下方には、回収ケース51が設置されている。
図6に示すように、粒子回収機構42の上部には、底部に粒子供給穴52が形成されたリサイクルホッパー53が設けられている。リサイクルホッパー53の内面にも、ある程度の弾性を有する面状ヒータ(ラバーヒータ)46が設置されている。
この弾性を有する面状ヒータ46は、落下ホッパー12やリサイクルホッパー53の内面形状に合わせて容易に設置することが可能である。
粒子回収機構42のリサイクルホッパー53の底部に形成された粒子供給穴52から、前記粒子付着機構41の落下ホッパー12の上方に向けて粒子供給配管54が延びている。一方、粒子付着機構41の回収ケース51から、粒子回収機構42のリサイクルホッパー53の上方に向けて粒子リサイクル配管55が延びている。
粒子供給配管54ならびに粒子リサイクル配管55の内部にはヘリカルコイル56が設けられており、このヘリカルコイル56が回転することにより無機質粒子3が粒子回収機構42から粒子付着機構41へ、また、粒子付着機構41から粒子回収機構42へ搬送される。
この無機質粒子付着装置9では無機質粒子3を循環しながら使用することから、落下ホッパー12、回収ホッパー49、回収ケース51、リサイクルホッパー53、粒子供給配管54ならびに粒子リサイクル配管55はそれの耐摩耗性を考慮して、例えばステンレス鋼などの耐摩耗性の材料で構成されている。
また粒子供給配管54ならびに粒子リサイクル配管55は、粒子付着機構41ならびに粒子回収機構42の配置の容易性を考慮して、フレキシブル性を備えている。
図6ならびに図7では、落下ホッパー12ならびにリサイクルホッパー53の上方が開口した状態が図示されているが、無機質粒子3を使用することによる作業環境と、落下ホッパー12ならびにリサイクルホッパー53の内部の保温性を考慮して、実際には落下ホッパー12ならびにリサイクルホッパー53の開口部は蓋体で閉塞されている。
図6に示すように、無機質粒子3は主に落下ホッパー12とリサイクルホッパー53に貯留されるため、落下ホッパー12とリサイクルホッパー53には面状ヒータ46が設置されて、無機質粒子3が高温状態(例えば50℃〜150℃)に保持されている。
落下ホッパー12内に貯留されている無機質粒子3はそれの自重により傾斜部44に沿って下方に移動し、スリット43から真下に自然落下し、スリット43の真下に供給される鉄筋棒1に自重の落下力で衝突する。
鉄筋棒1の周面には前段で溶融状態の樹脂被膜2が形成されており、また無機質粒子3も高温状態になっているから、無機質粒子3はなじみ良く樹脂被膜2の表層に食い込んだ状態で付着する。また、鉄筋棒1は回転しながら供給されるから、無機質粒子3は鉄筋棒1の周面に一様に付着する(図1参照)。
図9に示す鉄筋棒1に対するスリット43の高さH、ならびに図10に示す鉄筋棒1の搬送方向Xに沿ったスリット43の長さL、鉄筋棒1の径D方向に沿ったスリット43の幅Wは、例えば鉄筋棒1の径D、搬送速度ならびに回転数などの条件によって調整可能になっている。
これらの調整手段については図示されていないが、鉄筋棒1に対するスリット43の高さHの調整は、例えば落下ホッパー12の上下位置調整機構によってなされる。また、スリット43の長さLならびに幅Wの調整は、例えばスリット43の長さ方向ならびに幅方向に摺動するスライド板のスリット43に対する摺動位置調整によってなされる。
無機質粒子3は鉄筋棒1に対して多量に供給され、鉄筋棒1に付着されなかった殆どの無機質粒子3は回収ホッパー49を経て回収ケース51に落下する。この際、多量の無機質粒子3によって回収ホッパー49の下端開口部がブロッキングされるのを防止するために、振動モータ50によって回収ホッパー49に振動を与えて、無機質粒子3によるブロッキングを防止している。
無機質粒子3に付着した微量の樹脂は、無機質粒子3が回収ホッパー49を経て回収ケース51に落下する間には冷却固化されるので、前記無機質粒子3が回収ケース51の壁面に付着したり、無機質粒子3同士が付着して塊となるようなことはない。
回収ケース51に溜まった無機質粒子3は、粒子リサイクル配管55によってリサイクルホッパー53に自動的に戻され、次の付着に備えられる。
無機質粒子3を付着した鉄筋棒1は直ちに冷却室13に送られて、樹脂被膜2が冷却固化され、無機質粒子3がしっかりと固定される。この無機質粒子3の固定により、鉄筋棒1の周面には微細な凹凸が形成される。

(具体例)
次に本発明の具体例について説明する。
鉄筋コンクリート鋼材としてD19鉄筋(直径19mm)を用い、ブラスト処理により表面調整を行った。表面調整後の粗さは、Rmax30mμ〜60mμ程度であった。
このD19鉄筋を高周波加熱装置で200℃〜300℃に加熱し、静電塗装法(図5参照)または静電流動浸漬法(図4参照)で外周面にエポキシ樹脂粉末を付着させて溶融した樹脂被膜を形成する。樹脂被膜の膜厚は、220±40μmである。
面状ヒータによって60℃前後に加熱された平均粒径が80μmの砂(サンド8号 無機質粒子)を、5mm〜100mmの高さに設定された落下ホッパーのスリットから自然落下させて、溶融状態の樹脂被膜に均等に食い込ませて付着した。この砂(無機質粒子)は、冷却固化した樹脂被膜の表面から一部が突出して、無数の凹凸を有する複合被膜となる。
この具体例によって得られた鉄筋棒(サンド8号付着エポキシ塗装鉄筋)、無塗装鉄筋ならびにエポキシ塗装鉄筋を供試体として、土木学会基準のJSCE−E516−2003「エポキシ樹脂塗装鉄筋の付着強度試験方法」に準拠して、自由端のすべり量が0.04mmの付着応力度と最大付着応力度を求めた結果を次の表に示す。
なお、付着応力度は下式(1)によって算出した。
τ=222α・P×10−6・・・(1)
式中τ:付着応力度(N/mm
P:引張荷重(N)
α:コンクリートの圧縮強度に対する補正係数
α=30.0/σc
σc:同時に製作した円柱供試体の試験時材齢における圧縮強度(N/mm


この表から明らかなように、本発明に係る製造装置で製造した無機質粒子付着の防食被膜付き鉄筋棒のすべり量0.04mm付着応力度は、エポキシ塗装鉄筋よりも付着強度が高い無塗装鉄筋と比較して、平均値で3.1(=7.2/2.3)倍増加していることが分かる。
また、最大付着応力度では無塗装鉄筋と比較して1.17倍(117%)増加している。
これらのことから、エポキシ塗装鉄筋が無塗装鉄筋よりコンクリートに対する付着強度が低いという問題が解決されたことになる。
前記実施形態では、鉄筋棒加熱装置として高周波加熱装置を用いたが、通常の加熱炉を用いることもできる。
前記実施形態では、落下ホッパーとリサイクルホッパーの内部を高温に保持するのに面状ヒータを用いたが、通常のコイル型電熱ヒータを用いることもできる。
前記実施形態では、無機質粒子を付着する1ラインに対してリサイクルホッパーを1個設けたが、無機質粒子を付着する複数ラインに対して収容量の大きいリサイクルホッパーを1個設けて、リサイクルホッパーからの無機質粒子を複数ラインにそれぞれ分配して供給すると、防食被膜付き鉄筋棒の量産化が図れる。
前記実施形態では、鉄筋コンクリート用の防食被膜付き鉄筋棒について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば無機質粒子を付着・固定した防食被膜付き鉄筋棒を滑り止め部分(滑り止め個所)などに設置して使用することもできる。
1:鉄筋棒、2:樹脂被膜、3:無機質粒子、4:防食被膜付き鉄筋棒、5:防食被膜付き鉄筋棒製造装置、6:鉄筋棒回転・搬送装置、7:鉄筋棒加熱装置、8:樹脂被膜形成装置、9:無機質粒子付着装置、12:落下ホッパー、13:冷却室、14:鼓状搬送ローラ、22:粉体、41:粒子付着機構、42:粒子回収機構、43:スリット、44:傾斜部、46:面状ヒータ、47:シャッター、48:エアシリンダ、49:回収ホッパー、50:振動モータ、51:回収ケース、52:粒子供給穴、53:リサイクルホッパー、54:粒子供給配管、55:粒子リサイクル配管、56:ヘリカルコイル、H:鉄筋棒に対するスリットの高さ、L:スリットの長さ、D:鉄筋棒の径、W:スリットの幅、X:鉄筋棒の搬送方向、Z:鉄筋棒の搬送方向。

Claims (8)

  1. 長尺状の鉄筋棒を回転しながら搬送する鉄筋棒回転・搬送装置と、
    回転しながら搬送される前記鉄筋棒を加熱する鉄筋棒加熱装置と、
    回転しながら搬送される高温状態の前記鉄筋棒の周面に合成樹脂紛体を付着・溶融させて溶融状態の樹脂被膜を形成する樹脂被膜形成装置と、
    回転しながら搬送される前記鉄筋棒の溶融状態の樹脂被膜に対して高温状態の無機質粒子を付着した後、前記樹脂被膜と無機質粒子を冷却して、前記無機質粒子を前記樹脂被膜に固定する無機質粒子付着装置を備え、
    前記無機質粒子付着装置は、
    前記鉄筋棒の搬送方向に沿って細長いスリットを有し、内部が高温状態に保持されて前記無機質粒子を貯留する落下ホッパーと、
    内部が高温状態に保持されて前記無機質粒子を貯留するリサイクルホッパーと、
    前記リサイクルホッパーに貯留されている高温状態の前記無機質粒子を前記落下ホッパーに供給する粒子供給配管と、
    前記落下ホッパーから落下して集められた前記無機質粒子を前記リサイクルホッパーに戻す粒子リサイクル配管を備え、
    前記落下ホッパーのスリットの真下に前記鉄筋棒を回転しながら搬送して、前記スリットから自然落下する前記無機質粒子を溶融状態の前記樹脂被膜に自重で当てて付着するとともに、
    前記無機質粒子を前記落下ホッパーと前記リサイクルホッパーの間で循環させながら使用する構成になっていることを特徴とする防食被膜付き鉄筋棒の製造装置。
  2. 請求項1に記載の防食被膜付き鉄筋棒の製造装置において、
    前記鉄筋棒の回転数ならびに搬送速度が調整可能になっていることを特徴とする防食被膜付き鉄筋棒の製造装置。
  3. 請求項1に記載の防食被膜付き鉄筋棒の製造装置において、
    前記鉄筋棒に対する前記落下ホッパーのスリットの高さ、前記スリットの前記鉄筋棒の搬送方向に沿った長さ、前記スリットの前記鉄筋棒の径方向に沿った幅のうち、少なくとも1つが調整可能になっていることを特徴とする防食被膜付き鉄筋棒の製造装置。
  4. 請求項1に記載の防食被膜付き鉄筋棒の製造装置において、
    前記落下ホッパーならびにリサイクルホッパーの内面に、弾性を有する面状のヒータが設けられていることを特徴とする防食被膜付き鉄筋棒の製造装置。
  5. 請求項1に記載の防食被膜付き鉄筋棒の製造装置において、
    前記落下ホッパーのスリットを開閉するシャッターが設けられていることを特徴とする防食被膜付き鉄筋棒の製造装置。
  6. 請求項1に記載の防食被膜付き鉄筋棒の製造装置において、
    前記落下ホッパーの下方に、前記樹脂被膜に付着しなかった余剰の無機質粒子を回収する回収手段を配置し、
    前記回収手段に振動を与える振動付与手段が設けられていることを特徴とする防食被膜付き鉄筋棒の製造装置。
  7. 請求項1に記載の防食被膜付き鉄筋棒の製造装置において、
    前記無機質粒子を付着する複数のラインに対して前記リサイクルホッパーを1個設けて、前記リサイクルホッパーからの前記無機質粒子を前記複数ラインにそれぞれ分配して供給する構成になっていることを特徴とする防食被膜付き鉄筋棒の製造装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1に記載の防食被膜付き鉄筋棒の製造装置において、
    前記防食被膜付き鉄筋棒が、鉄筋コンクリート用の鉄筋棒であることを特徴とする防食被膜付き鉄筋棒の製造装置。
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