JP5679770B2 - 車両制御装置 - Google Patents

車両制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5679770B2
JP5679770B2 JP2010243486A JP2010243486A JP5679770B2 JP 5679770 B2 JP5679770 B2 JP 5679770B2 JP 2010243486 A JP2010243486 A JP 2010243486A JP 2010243486 A JP2010243486 A JP 2010243486A JP 5679770 B2 JP5679770 B2 JP 5679770B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle speed
steering
torque
vehicle
steering angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010243486A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012096572A (ja
Inventor
宏二 小澤
宏二 小澤
小林 秀樹
秀樹 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP2010243486A priority Critical patent/JP5679770B2/ja
Publication of JP2012096572A publication Critical patent/JP2012096572A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5679770B2 publication Critical patent/JP5679770B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)

Description

この発明は、電動パワーステアリングを採用した車両を制御する車両制御装置に関し、詳しくは、コストを低減した新規構成の操舵角の認識に関する。
従来、アイドルストップ車においては、燃費の一層の改善等を図るため、走行停止を待たずにエンジンを停止することが提案されているが、この場合、減速中であることや車速が一定以下であることだけを条件にエンジンを停止すると、走行を停止するのではなく、右左折するために減速したときにも一旦エンジンが停止し、その後エンジンの再始動を待って右左折を行なうことになるので、右左折がスムーズに行なえず、ドライバに不快感を与える等の不都合が生じる。
そのため、走行停止を待たずにエンジンを停止するアイドルストップ車においては、減速中であることや車速が一定以下であることに加えて、右左折でないことを条件に、エンジンを停止する必要がある。
右左折か否かは、簡単には、舵角センサを用いてドライバのハンドル操作による操舵角を検出して認識し、設定された操舵角の大きさがしきい値以上か否かによって判断できるが、この場合は、高価な舵角センサを要し、車両のコストアップにつながる。
そこで、右左折か否かをウインカの作動状態か検出し、ウインカがオンする右左折であれば、その検出によりアイドルストップを禁止することが提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2002−369565号公報 特開平5−213222号公報
特許文献1、2に記載のように右左折か否かをウインカの作動状態から検出する場合、ハンドル操作によっては右左折の際にウインカが自動的にオフに戻ってしまうことがあるので、右左折の際に誤ってエンジンを停止する問題がある。
そして、車両の操舵角を認識することは、アイドルストップ車における上記の右左折か否かの判断を行なう場合以外にも重要である。
本発明は、舵角センサ等を用いないコスト低減を図った構成により車両の操舵角を認識してアイドルストップ等の制御を行なうことを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明の車両制御装置は、所定車速以下に減速したときにアイドルストップによりエンジン停止を行う車両制御装置であって、ステアリングトルクおよびモータアシストトルクに基づいてセルフアライニングトルクを推定する推定手段と、異なる車速ごとに前記セルフアライニングトルクに比例する操舵角を記憶したテーブルマップと、車速を検出する車速センサと、前記車速センサによる検出車速における前記推定手段によるセルフアライニングトルクに対応する前記操舵角を前記マップから求めて認識する認識手段と、前記検出車速が前記所定車速以下減速したときに、推定される前記セルフアライニングトルクの絶対値が予め定めたしきい値以上に対応する前記操舵角が前記認識手段により認識されれば、右左折の操舵と判定してアイドルストップのエンジンの自動停止を禁止する制御部とを備えたことを特徴としている(請求項1)。
請求項1に記載の発明によれば、推定手段により、ステアリングトルクおよびモータアシストトルクに基づくセルフアライニングトルクを推定し、この推定に基づき、認識手段により、車速センサによる検出車速での推定されたセルフアライニングトルクに対応する特性の操舵角をテーブルマップから求めて認識することができる。そのため、舵角センサ等を用いないコスト低減を図った構成により車両の操舵角を認識してアイドルストップ等の制御を行なうことができる。
本発明の車両制御装置の一実施形態のブロック図である。 図1のアイドルストップ車の電動パワーステアリング機構の概略の構成図である。 図1の舵角判定部における操舵角認識のメモリマップの一例の説明図である。
本発明の一実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。
図1はアイドルストップ車1に設けられた車両制御装置の右左折時の制御を禁止する構成を示し、図中の2は電動パワーステアリング(EPS)の直流のモータ(EPSモータ)3を制御するコンピュータ構成のEPS制御部(EPS ECU)、4はアイドルストップを制御するコンピュータ構成のエコラン制御部(エコラン ECU)である。
ドライバによるアイドルストップ車1のステアリング操作トルク(ステアリングトルクTst)は後述するトルクセンサにより検出され、検出されたステアリングトルクTstはEPS制御部2のトルク/電流の変換部21に入力される。変換部21は、設定された変換テーブルによりステアリングトルクTstを対応する駆動電流の指令値istに変換する。指令値istはフィードバック制御の減算器22に入力され、減算器22により指令値istからモータ3の駆動電流(モータ電流)の検出値ixが減算され、その差Δiが電流制御部23に入力される。そして、電流制御部23からモータ3にステアリングアシストに必要な駆動電流が給電され、モータ3により、要求されたモータアシストトルクTmtが発生する。
図2はアイドルストップ車1の電動パワーステアリング機構の概略の構成を示し、ドライバが操作するステアリングホイール5の操舵によるトーションバー6のねじれ角はトルクセンサ7により検出され、トルクセンサ7がステアリングトルクTstを検出する。モータ3が回転して発生するモータアシストトルクTmtは、ステアリングトルクTstに加算されて左右の車輪(図示せず)に伝わり、ステアリングホイール5の操舵力をアシストする。
モータ3の駆動電流の検出値ixは、図1の増幅器24により設定利得Gで増幅されてステアリングトルクTstの検出信号に対応するモータアシストトルクTmtの検出信号に変換される。ステアリングトルクTstおよびモータアシストトルクTmtの検出信号は加算器25により加算され、車内通信(例えばCAN)の通信ポート26から通信バス8に出力される。
図2の矢印線a、bはステアリングホイール5のステアリングトルクTst、モータ3のモータアシストトルクTmtを示し、同図の矢印線cは左右の車輪のタイヤが路面に接触して発生するセルフアライニングトルク(SAT)Tsatを示す。
そして、セルフアライニングトルクTsatに抗してステアリング操作が行われるので、セルフアライニングトルクTsatは、概略、つぎの数1の(1)式で示される反力であり、モータ3の回転速度ωの時間変化である回転加速度dω/dtによって変化する。(1)式において、Jはステアリングホイールやモータ3の慣性の係数、Dはモータ3の歯車機構等の摺動抵抗や粘性抵抗の係数、KtはモータアシストトルクTmの係数である。
Figure 0005679770
そして、(1)式の係数J、Dの第1、第2項は、ステアリングトルクTstの第3項、モータアシストトルクTmtの第4項に比して十分に小さく、実用上は、セルフアライニングトルクTsatがステアリングトルクTstとモータアシストトルクTmtの和に等しくなる。さらに、セルフアライニングトルクTsatは車速に応じた特性でステアリングホイール5の操舵角θと比例関係にある。
図3はセルフアライニングトルクを車速に応じた特性でステアリングホイール5の操舵角θに変換するテーブルマップ(ルックアップテーブル)MPの一例を示し、このテーブルマップMPを用いることにより、ステアリングトルクTstとモータアシストトルクTmtの和から推定したセルフアライニングトルクTsatに基づき、操舵角θを求めて認識できる。
そして、通信バス8のステアリングトルクTstおよびモータアシストトルクTmtの加算信号は、エコラン制御部4の通信ポート器41から舵角判定部42に入力され、舵角判定部42は加算信号に基づいてセルフアライニングトルクTsatを推定する。さらに、舵角判定部42は、基本的には図3のテーブルマップMPによりセルフアライニングトルクTsatを操舵角θに変換して認識し、認識した操舵角θが、0°を基準にして、正負にしきい値の角度以上になることから、ドライバが右左折の操舵を行ったことを検出して右左折判定信号を出力する。実用的には、舵角判定部42は、通信バス8のステアリングトルクTstおよびモータアシストトルクTmtの加算信号からセルフアライニングトルクTsatを推定して間接的に操舵角θを認識し、加算信号の絶対値が設定されたしきい値レベル以上になることから、ドライバが右左折の操舵を行ったことを検出して右左折判定信号を出力してもよい。
一方、アイドルストップのエンジン停止を、車速が例えば7km/h以下になってから行なうため、車速センサ(車輪速センサ)9の検出車速の信号がエコランECU4の車速判定部43に入力され、車速判定部43は、検出車速がしきい値の7km/h以下であれば、車速低下中(減速中)の検出信号を出力する。
そして、舵角判定部42の右左折判定信号と車速判定部43の車速低下中の検出信号との同時発生がアンドゲート44により検出される右左折時は、アンドゲート44から通信ポート45を介して通信バス8にエンジン停止の禁止フラグ信号が出力され、この禁止フラグ信号がアイドルストップ車1のエンジン制御部(エンジン制御ECU)やブレーキ制御部(ブレーキ制御ECU)に送られて、アイドルストップのエンジン自動停止が禁止される。
したがって、舵角センサ等の高価なセンサを用いないコスト低減を図った安価な構成で、ステアリングトルクTstおよびモータアシストトルクTmtの加算信号から、車速センサ9による検出車速におけるアイドルストップ車1のセルフアライニングトルクTsatを推定し、アイドルストップ車1の右左折時には、推定したセルフアライニングトルクTsatからドライバの右左折操作に基づく操舵角θを認識してアイドルストップのエンジン自動停止を禁止することができ、ドライバに不快感を与えることがない。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行なうことが可能であり、例えば、前記実施形態では認識した操舵角θをアイドルストップの右左折時のエンジン自動停止の禁止に用いたが、舵角判定部42により、推定したセルフアライニングトルクTsatから時々刻々の操舵角θを認識し、その認識結果を、従来の舵角センサの検出操舵角に代えて用いるようにしてもよいのは勿論である。
そして、舵角判定部42が形成する本発明の推定手段、認識手段をアイドルストップ車1以外の車両に備え、認識手段が認識した操舵角θにより、種々の車両制御に用いるようにしてもよい。
つぎに、図1の各部の構成や処理手順等はどのようであってもよい。
そして、本発明は、電動パワーステアリングを備えた種々の車両の種々の車両制御装置に適用することができる。
1 アイドルストップ車
2 EPS制御部
4 エコラン制御部
42 舵角判定部
Tst ステアリングトルク
Tmt モータアシストトルク
Tsat セルフアライニングトルク

Claims (1)

  1. 所定車速以下に減速したときにアイドルストップによりエンジン停止を行う車両制御装置であって、
    ステアリングトルクおよびモータアシストトルクに基づいてセルフアライニングトルクを推定する推定手段と、
    異なる車速ごとに前記セルフアライニングトルクに比例する操舵角を記憶したテーブルマップと、
    車速を検出する車速センサと、
    前記車速センサによる検出車速における前記推定手段によるセルフアライニングトルクに対応する前記操舵角を前記マップから求めて認識する認識手段と、
    前記検出車速が前記所定車速以下減速したときに、推定される前記セルフアライニングトルクの絶対値が予め定めたしきい値以上に対応する前記操舵角が前記認識手段により認識されれば、右左折の操舵と判定してアイドルストップのエンジンの自動停止を禁止する制御部と
    を備えたことを特徴とする車両制御装置。
JP2010243486A 2010-10-29 2010-10-29 車両制御装置 Active JP5679770B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010243486A JP5679770B2 (ja) 2010-10-29 2010-10-29 車両制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010243486A JP5679770B2 (ja) 2010-10-29 2010-10-29 車両制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012096572A JP2012096572A (ja) 2012-05-24
JP5679770B2 true JP5679770B2 (ja) 2015-03-04

Family

ID=46389024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010243486A Active JP5679770B2 (ja) 2010-10-29 2010-10-29 車両制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5679770B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5772733B2 (ja) * 2012-06-13 2015-09-02 トヨタ自動車株式会社 電動パワーステアリング装置および操舵アシスト方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001182581A (ja) * 1999-12-24 2001-07-06 Fuji Heavy Ind Ltd エンジンのアイドル制御装置
JP2002004909A (ja) * 2000-06-26 2002-01-09 Nissan Motor Co Ltd アイドルストップ制御装置
JP2005351202A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Nissan Motor Co Ltd エンジン停止始動制御装置
JP5195132B2 (ja) * 2007-08-10 2013-05-08 日本精工株式会社 車両用舵角推定装置及びそれを搭載した電動パワーステアリング装置
JP4915388B2 (ja) * 2008-04-25 2012-04-11 株式会社デンソー アイドリングストップ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012096572A (ja) 2012-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4306770B2 (ja) 車両およびその制御方法
KR101576371B1 (ko) 지능형 isg 제어장치 및 제어방법
EP2248711A3 (en) Electric power-assist steering system
US7725246B2 (en) Method and start control device for controlling an automatic start-up process of a drive unit
US8408182B2 (en) Control apparatus and method of controlling internal combustion engine mounted on vehicle
WO2014196040A1 (ja) 駐車支援装置
JP5162519B2 (ja) 車両用制御装置
JP4424407B2 (ja) 車載内燃機関の制御装置
US8055398B2 (en) Method of reducing current consumption of electric hydraulic power steering system for vehicle
US20150100222A1 (en) Automated holding method for a vehicle on a slope
JP5679770B2 (ja) 車両制御装置
JP5843833B2 (ja) 車両の制御装置
JP3924540B2 (ja) ハイブリッド車両の駆動制御装置
JP5381461B2 (ja) アイドル停止方法及びアイドル停止装置
JP5195559B2 (ja) 車両の制御装置
JP6143285B2 (ja) 車両用制御装置
JP2015100225A (ja) 車速制限装置
JP2001103618A (ja) 電気自動車の制御装置
JP5480115B2 (ja) パワーステアリング装置
JP4189641B2 (ja) 操舵力制御装置
JP2009061942A (ja) 車両走行制御装置
KR20200142303A (ko) 오토바이에 장착되는 isg기능 선택스위치 시스템 및 그 제어방법
US20190359206A1 (en) Method for controlling a hydraulic servo steering system, and a hydraulic servo steering system in a vehicle
JP2014163228A (ja) 内燃機関の制御装置
JP4527736B2 (ja) 車両およびその制御方法並びに駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130925

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140312

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140401

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140513

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141014

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5679770

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250