JP5678611B2 - トロイダル型無段変速機 - Google Patents

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Description

この発明は、自動車用の自動変速装置を構成する変速ユニットとして、或は各種産業機械装置等の変速機として利用するトロイダル型無段変速機の改良に関する。特に本発明は、変速比制御の為のフィードバック機構を構成する為のリンク部材の動きを円滑にして、このフィードバック機構の信頼性の向上を図るものである。
自動車用自動変速装置としてトロイダル型無段変速機を使用する事が研究され、一部で実施されている。図7〜8は、特許文献1〜2に記載される等により従来から知られているトロイダル型無段変速機の従来構造の1例を示している。このトロイダル型無段変速機は、ダブルキャビティ型と呼ばれるもので、入力軸1の両端部周囲に1対の入力ディスク2、2を、ボールスプライン3、3を介して支持している。従ってこれら両入力ディスク2、2は、互いに同心に、且つ、同期した回転を自在に支持されている。又、前記入力軸1の中間部周囲に出力歯車4を、この入力軸1に対する相対回転を自在として支持している。そして、この出力歯車4の中心部に設けた円筒部の両端部に出力ディスク5、5を、それぞれスプライン係合させている。従ってこれら両出力ディスク5、5は、前記出力歯車4と共に、同期して回転する。
又、前記両入力ディスク2、2と前記両出力ディスク5、5との間には、それぞれ複数個ずつ(通常2〜3個ずつ)のパワーローラ6、6を挟持している。これら各パワーローラ6、6は、それぞれが特許請求の範囲に記載した支持部材であるトラニオン7、7の内側面に、支持軸8、8及び複数の転がり軸受を介して、回転自在に支持している。前記各トラニオン7、7は、それぞれの長さ方向(図7の表裏方向、図8の上下方向)両端部に、これら各トラニオン7、7毎に互いに同心に設けられた枢軸9、9を中心として揺動変位自在である。これら各トラニオン7、7を傾斜させる動作は、油圧式のアクチュエータ10、10により、これら各トラニオン7、7を前記各枢軸9、9の軸方向に変位させる事で行なうが、総てのトラニオン7、7の傾斜角度は、油圧式及び機械式に互いに同期させる。
即ち、前記入力軸1と前記出力歯車4との間の変速比を変えるべく、前記各トラニオン7、7の傾斜角度を変える場合には、前記各アクチュエータ10、10により前記各トラニオン7、7を、それぞれ逆方向に、例えば、図8の右側のパワーローラ6を同図の下側に、同図の左側のパワーローラ6を同図の上側に、それぞれ変位させる。この結果、これら各パワーローラ6、6の周面と前記両入力ディスク2、2及び前記両出力ディスク5、5の内側面との当接部に作用する、接線方向の力の向きが変化(当接部にサイドスリップが発生)する。そして、この力の向きの変化に伴って前記各トラニオン7、7が、支持板11、11に枢支された枢軸9、9を中心として、互いに逆方向に揺動(傾斜)する。この結果、前記各パワーローラ6、6の周面と前記入力側、出力側各ディスク2、5の内側面との当接位置が変化し、前記入力軸1と前記出力歯車4との間の回転変速比が変化する。
前記各アクチュエータ10、10への圧油の給排状態は、これら各アクチュエータ10、10の数に関係なく1個の変速比制御弁12により行い、何れか1個のトラニオン7の動きをこの変速比制御弁12にフィードバックする様にしている。この変速比制御弁12は、ステッピングモータ13により軸方向(図8の左右方向)に変位させられるスリーブ14と、このスリーブ14の内径側に軸方向の変位自在に嵌装されたスプール15とを有する。又、前記各トラニオン7、7と前記各アクチュエータ10、10のピストン16、16とを連結するロッド17、17のうち、何れか1個のトラニオン7に付属のロッド17の端部にプリセスカム18を固定しており、このプリセスカム18とリンク部材19とを介して、前記ロッド17の動き、即ち、軸方向の変位量と回転方向との変位量との合成値を前記スプール15に伝達する、フィードバック機構を構成している。又、前記各トラニオン7、7同士の間には同期ケーブル20を掛け渡して、油圧系の故障時にも、これら各トラニオン7、7の傾斜角度を、機械的に同期させられる様にしている。
変速状態を切り換える際には、前記ステッピングモータ13により前記スリーブ14を、得ようとする変速比に見合う所定位置にまで変位させて、前記変速比制御弁12の所定方向の流路を開く。この結果、前記各アクチュエータ10、10に圧油が、所定方向に送り込まれて、これら各アクチュエータ10、10が前記各トラニオン7、7を所定方向に変位させる。即ち、前記圧油の送り込みに伴ってこれら各トラニオン7、7が、前記各枢軸9、9の軸方向に変位しつつ、これら各枢軸9、9を中心に揺動する。そして、前記何れか1個のトラニオン7の動き(軸方向及び揺動変位)が、前記ロッド17の端部に固定したプリセスカム18とリンク部材19とを介して前記スプール15に伝達され、このスプール15を軸方向に変位させる。この結果、前記トラニオン7が所定量変位した状態で、前記変速比制御弁12の流路が閉じられ、前記各アクチュエータ10、10への圧油の給排が停止される。
この際の前記トラニオン7及び前記プリセスカム18のカム面21の変位に基づく前記変速比制御弁12の動きは、次の通りである。先ず、前記変速比制御弁12の流路が開かれる事に伴って前記トラニオン7が軸方向に変位すると、前述した様に、前記各パワーローラ6の周面と前記両入力ディスク2及び前記両出力ディスク5の内側面との当接部に発生するサイドスリップにより、前記トラニオン7が前記各枢軸9、9を中心とする揺動変位を開始する。又、前記トラニオン7の軸方向変位に伴って前記カム面21の変位が、前記リンク部材19を介して前記スプール15に伝わり、このスプール15が軸方向に変位して、前記変速比制御弁12の切り換え状態を変更する。具体的には、前記アクチュエータ10により前記トラニオン7を中立位置に戻す方向に、前記変速比制御弁12が切り換わる。
従って前記トラニオン7は、軸方向に変位した直後から、中立位置に向け、逆方向に変位し始める。但し、前記トラニオン7は、中立位置からの変位が存在する限り、前記各枢軸9、9を中心とする揺動を継続する。この結果、前記プリセスカム18のカム面21の円周方向に関する変位が、前記リンク部材19を介して前記スプール15に伝わり、このスプール15が軸方向に変位する。そして、前記トラニオン7の傾斜角度が、得ようとする変速比に見合う所定角度に達した状態で、このトラニオン7が中立位置に復帰すると同時に、前記変速比制御弁12が閉じられて、前記アクチュエータ10への圧油の給排が停止される。この結果前記トラニオン7の傾斜角度が、前記ステッピングモータ13により前記スリーブ14を軸方向に変位させた量に見合う角度になる。
上述の様なトロイダル型無段変速機の運転時には、エンジン等の動力源に繋がる駆動軸22により一方(図7の左方)の入力ディスク2を、図示の様なローディングカム式の、或は油圧式の押圧装置23を介して回転駆動する。この結果、前記入力軸1の両端部に支持された1対の入力ディスク2、2が、互いに近づく方向に押圧されつつ同期して回転する。そして、この回転が、前記各パワーローラ6、6を介して前記各出力ディスク5、5に伝わり、前記出力歯車4から取り出される。
前記入力軸1と前記出力歯車4との回転速度を変える場合で、先ず入力軸1と出力歯車4との間で減速を行う場合には、前記各アクチュエータ10、10により前記各トラニオン7、7を前記各枢軸9、9の軸方向に移動させ、これら各トラニオン7、7を図7に示す位置に揺動させる。そして、前記各パワーローラ6、6の周面をこの図7に示す様に、前記各入力ディスク2、2の内側面の中心寄り部分と前記各出力ディスク5、5の内側面の外周寄り部分とにそれぞれ当接させる。
反対に、増速を行なう場合には、前記各トラニオン7、7を図7と反対方向に揺動させ、前記各パワーローラ6、6の周面を、この図7に示した状態とは逆に、前記各入力ディスク2、2の内側面の外周寄り部分と前記各出力ディスク5、5の内側面の中心寄り部分とに、それぞれ当接する様に、前記各トラニオン7、7を傾斜させる。これら各トラニオン7、7の傾斜角度を中間にすれば、入力軸1と出力歯車4との間で、中間の変速比(速度比)を得られる。
上述の様なトロイダル型無段変速機の変速制御の為のフィードバック機構を構成するリンク部材19として、特許文献1、2には、図9の(A)(B)に示す様な形状、構造を有するリンク部材19a、19bが記載されている。これら各リンク部材19a、19bは、1本の揺動軸部24a、24bの中間部外周面で軸方向に離隔した2箇所位置に、それぞれ第一、第二のリンク腕25a、25b、26a、26bの基端部を結合固定している。
この様なリンク部材19a(19b)は、図10に示す様に、前記揺動軸部24a(24b)の両端部を、シリンダボディー27(図8参照)の一部等の固定の部分に枢支する。即ち、図10に示す様に、互いに間隔をあけて配置した1対の支持壁部28、28に形成した互いに同心の円孔29、29に、前記揺動軸部24a(24b)の両端部に設けた小径部30、30を、がたつきなく内嵌している。又、これら両小径部30、30の基端部に設けた段差面31、31を、前記両支持壁部28、28の内側面に摺接させている。この状態で前記リンク部材19a(19b)は前記両支持壁部28、28同士の間に、揺動変位を可能に支持されるので、前記第一、第二の両リンク腕25a(25b)、26a(26b)のうちの一方のリンク腕の先端を前記スプール15の端面に、他方のリンク腕の先端を前記カム面21(図8参照)に、それぞれ係合させる。
前記リンク部材19a(19b)は、前記プリセスカム18の動きを前記スプール15に正確に伝達する必要上、寸法精度及び形状精度を確保するだけでなく、設置位置に関する精度も確保する必要がある。具体的には、前記揺動軸部24a(24b)の両端部に設けた小径部30、30が、前記両支持壁部28、28に設けた円孔29、29内で径方向に変位しない様にする事は勿論、前記揺動軸部24a(24b)が軸方向に変位する事も阻止する必要がある。このうち、軸方向の変位を阻止する為に一般的には、前記両支持壁部28、28の互いに対向する内側面同士の間隔を、前記両段差面31、31同士の間隔と一致若しくは僅かに(数μm程度だけ)大きくする。又、前記両円孔29、29及び前記両小径部30、30の中心軸は、互いに一致させている。
但し、この様な構造で、前記揺動軸部24a(24b)の軸方向変位を阻止すると、前記シリンダボディー27の変形等により、前記両支持壁部28、28の内側面同士の間隔が適正値よりも縮まったり、前記両円孔29、29の中心軸同士が傾斜した場合に、前記リンク部材19a(19b)の円滑な揺動変位が行われにくくなる。この結果、前記フィードバック機構による、トロイダル型無段変速機の変速比制御に支承をきたす。前記両支持壁部28、28の内側面同士の間隔を、前記両段差面31、31同士の間隔よりも十分に大きくすれば、前記両支持壁部28、28の内側面同士の間隔が適正値よりも縮まった場合でも、前記リンク部材19a(19b)を円滑に揺動変位させられる。但し、この様な構造を採用した場合には、前記揺動軸部24a(24b)が軸方向に変位する事で、変速比制御の精度が悪化する可能性がある。
同様に、前記両円孔29、29の内径を前記両小径部30、30の外径よりも十分に大きくすれば、これら両円孔29、29の中心軸同士が多少傾斜しても、これら両円孔29、29の内周面と前記両小径部30、30の外周面とが強く擦れ合う事を防止できて、前記両支持壁部28、28が弾性変形した場合でも、前記リンク部材19a(19b)を円滑に揺動変位させられる。但し、この様な構造を採用した場合には、前記揺動軸部24a(24b)が径方向に変位する事で、変速比制御の精度が悪化する可能性がある。
以上の事を考慮すれば、リンク部材の揺動軸部の軸方向の位置決めを精度良く図る事ができ、しかも、この揺動軸部の両端部を支持した1対の支持壁部同士の間隔が多少変化したり、これら両支持壁部に形成した1対の円孔の中心軸同士が多少傾斜した場合にも、この揺動軸部が円滑に揺動できる構造の実現が望まれる。トロイダル型無段変速機の変速比を制御する為のフィードバック機構を構成した刊行物としては、他にも、特許文献3、4等があるが、これら特許文献3、4にも、この様な構造に就いては記載されていない。
特開2004−100753号公報 特開2004−183856号公報 特開平7−198013号公報 特開平7−293654号公報
本発明は、上述の様な事情に鑑みて、リンク部材の揺動軸部の軸方向の位置決めを精度良く図る事ができ、しかも、この揺動軸部の両端部を支持した1対の支持壁部同士の位置関係が多少変化した場合にも、この揺動軸部が円滑に揺動できる構造を実現すべく発明したものである。
本発明のトロイダル型無段変速機は、前述した従来から知られているトロイダル型無段変速機と同様に、入力ディスク及び出力ディスクと、複数の支持部材と、複数のパワーローラと、複数のアクチュエータと、変速比制御弁と、フィードバック機構とを備える。
このうちの入力ディスク及び出力ディスクは、それぞれが断面円弧形のトロイド曲面である互いの内側面同士を対向させた状態で、互いに同心に、且つ相対回転を可能に支持されている。
又、前記各支持部材は、それぞれが前記入力ディスク及び前記出力ディスクの軸方向に関してこれら入力ディスク及び出力ディスク同士の間部分に配置されている。そして、これら入力ディスク及び出力ディスクの中心軸に対し捻れの位置にある枢軸を中心として揺動する。
又、前記各パワーローラは、前記各支持部材の中間部に回転自在に支持された状態で、前記入力ディスクと前記出力ディスクとの内側面同士の間に挟持されたもので、それぞれの周面を部分球状凸面としている。
又、前記各アクチュエータは、それぞれが油圧式であり、前記各支持部材毎に設けられて、これら各支持部材を前記各枢軸の軸方向に変位させる。そして、これら各支持部材をこれら各枢軸を中心に揺動変位させて、前記入力ディスクと前記出力ディスクとの間の変速比を変化させる。
又、前記変速比制御弁は、前記各アクチュエータへの圧油の給排状態を切り換える為のものである。
更に、前記フィードバック機構は、前記各支持部材のうちの何れかの支持部材の動きを前記変速比制御弁を構成する可動部材に伝えてこの変速比制御弁の給排状態を切り換えるものである。
具体的には、前記フィードバック機構は、プリセスカムと、リンク部材とから成る。
このうちのプリセスカムは、前記何れかの支持部材と共に変位する部分に固定している。
又、前記リンク部材は、軸方向両端部を固定の部分に回転自在に支持された揺動軸部の外周面から径方向外方に、1対の腕部を突出させている。
そして、これら両腕部のうちの一方の腕部を前記プリセスカムのカム面に、他方の腕部を前記変速比制御弁の可動部材に、それぞれ係合させている。
特に、本発明のトロイダル型無段変速機に於いては、前記リンク部材の揺動軸部が、前記両腕部を設けた中間軸部を備える。
又、この中間軸部を揺動可能に支持する為、前記固定の部分に互いに間隔をあけて形成した1対の支持壁部同士の間隔を、前記中間軸部の軸方向長さよりも、運転時に発生する可能性がある前記固定の部分の弾性変形に拘らず、この軸方向長さ以下にならない程度大きくしている。
又、前記両支持壁部のうちの一方の支持壁部と前記揺動軸部との間に、この揺動軸部を軸方向に押圧する弾性部材を設けている。
そして、前記中間軸部の軸方向一端面を、前記両支持壁部のうちの何れかの支持壁部の内面又はこの何れかの支持壁部に固定した部分に突き当てている。
更に、前記揺動軸部の両端部のうちの少なくとも一端部を、当該端部を支持する支持壁部に対し、この揺動軸部の中心軸を傾斜させる方向に関する揺動変位を可能に支持している。
この様な本発明を実施するのに、具体的には、請求項2に記載した発明の様に、前記揺動軸部を、前記中間軸部の軸方向両端面に1対の嵌合軸部を、この中間軸部と同心に設けたものとする。又、これら両嵌合軸部を、それぞれの外周面が部分球面状の凸面であって、最大径がこの中間軸部の外径よりも小さいものとする。そして、前記両嵌合軸部を、前記両支持壁部の一部に形成した互いに同心の円孔に内嵌する。
上述の様な請求項2に記載した発明を実施する場合、例えば請求項3に記載した発明の様に、前記両嵌合軸部のうち、前記中間軸部の軸方向一端面に設けた嵌合軸部を、この軸方向一端面の中心部に突設した中心軸部の周囲に、外周面が部分球面状の凸面である外輪を、軸受を介して回転可能に支持して成るものとする。そして、この外輪を、前記両支持壁部のうちの他方の支持壁部に形成した円孔に内嵌する。
或いは、請求項4に記載した発明の様に、前記揺動軸部を、前記中間軸部の軸方向両端面に1対の嵌合軸部を、この中間軸部と同心に設けたものとする。そして、これら両嵌合軸部のうち、前記中間軸部の軸方向一端面に設けた嵌合軸部を、前記両支持壁部のうち、前記何れかの支持壁部に形成した円孔に、軸方向の変位を可能な範囲で隙間なく内嵌する。これに対して、前記中間軸部の軸方向他端面に設けた嵌合軸部を、前記両支持壁部のうちの他方の支持壁部に形成した円孔に、隙間をあけて緩く内嵌する。
或いは、請求項5に記載した発明の様に、前記揺動軸部を、前記中間軸部のみで構成する。又、この中間軸部の軸方向両端面の中央部に、部分球面状又は円すい面状の凹面を形成する。又、前記何れかの支持壁部に、先端面を部分球面状の凸面とした固定軸を支持固定し、他方の支持壁部にこの固定軸と同心に設けられた嵌合孔に、先端面を部分球面状の凸面とした可動軸を、軸方向の変位を可能に内嵌支持する。そして、この可動軸を前記弾性部材により前記固定軸に向け押圧して、前記中間軸部の軸方向両端面の凹面と、前記固定軸及び前記可動軸の先端面を構成する前記凸面とを係合させて、前記両支持壁部同士の間に前記揺動軸部を揺動変位可能に支持する。
上述の様に構成する本発明によれば、リンク部材の揺動軸部の軸方向の位置決めを精度良く図る事ができ、しかも、この揺動軸部の両端部を支持した1対の支持壁部同士の位置関係が多少変化した場合にも、この揺動軸部が円滑に揺動できるトロイダル型無段変速機を実現できる。
先ず、前記揺動軸部の軸方向の位置決めは、弾性部材によりこの揺動軸部を構成する中間軸部の軸方向一端面を、何れかの支持壁部の内面に突き当てる事により図れる。これら両面同士の突き当てにより、前記揺動軸部の軸方向位置を一義的に規制できる為、この揺動軸部の位置決め精度を確保できる。
又、前記両支持壁部同士の間隔を、前記中間軸部の軸方向長さよりも十分に大きくしている為、この間隔が多少変化した場合でも、この中間軸部が前記両支持壁部により、軸方向両側から挟持される事はない。更に、前記揺動軸部の両端部のうちの少なくとも一端部を、当該端部を支持する支持壁部に対し、この揺動軸部の中心軸を傾斜させる方向に関する揺動変位を可能に支持している。この為、前記両支持壁部同士が、互いに傾斜する方向に変位した場合でも、前記揺動軸部の端部外周面と相手部材の内周面とが強く摩擦し合う事がない。これらにより、この揺動軸部を円滑に揺動変化させて、変速比制御の精度を確保できる。
本発明の実施の形態の第1例を示す要部断面図。 同第2例を示す要部断面図。 同第3例を示す要部断面図。 同第4例を示す要部断面図。 同第5例を示す要部断面図。 同第6例を示す、図5の左端部に相当する図。 本発明の対象となるトロイダル型無段変速機の1例を示す断面図。 図7のA−A断面図。 フィードバック機構を構成する、従来から知られているリンク部材の2例を示す斜視図。 従来一般的に考えられていた、リンク部材の支持構造を示す、図1〜5と同様の要部断面図。
以下、本発明の実施の形態の6例に就いて説明する。尚、本発明の特徴は、リンク部材を構成する揺動軸部の径方向位置だけでなく、軸方向位置も精度良く規制し、しかも、この揺動軸部を揺動自在に支持する為に、互いに間隔をあけて配置した1対の支持壁部同士の位置関係が変化した場合でも、前記揺動軸部の揺動変位が円滑に行われる様にすべく、前記両支持壁部に対するこの揺動軸部の支持構造を工夫した点にある。その他の部分の構造及び作用は、前述の図7〜9に示した構造を含め、従来から知られている各種構造のトロイダル型無段変速機と同様であるから、従来構造と同様の部分に関しては、重複する説明は省略若しくは簡略にし、以下、本発明の実施の形態の各例の特徴部分を中心に説明する。
[実施の形態の第1例]
図1は、請求項1、2に対応する、本発明の実施の形態の第1例を示している。本例の場合には、リンク部材19cを構成する揺動軸部24cを、中間軸部32と1対の嵌合軸部33、33とから構成している。このうちの中間軸部32の外周面の軸方向に離隔した2箇所位置に、それぞれ第一のリンク腕25cと、第二のリンク腕26cとを設けている。又、前記両嵌合軸部33、33は、前記中間軸部32の軸方向両端面に、この中間軸部32と同心に設けている。これら両嵌合軸部33、33は、それぞれの外周面が部分球面状の凸面であって、最大径が前記中間軸部32の外径よりも小さい。尚、この凸面の曲率中心は、前記両嵌合軸部33、33の中心軸上に存在する。
一方、前記リンク部材19cを揺動変位自在に支持する為、互いに間隔をあけて配置した1対の支持壁部28、28aに、互いに同心に形成した1対の円孔29、29aの内径を、前記両嵌合軸部33、33の最大外径と同じか、この最大外径よりも僅かに(数μm程度)大きくしている。従って、前記両円孔29、29aの内径は、前記中間軸部32の外径よりも小さい。これら両円孔29、29aには前記両嵌合軸部33、33を、ほぼ隙間なく(径方向のがたつきなく)内嵌している。前記両支持壁部28、28aの内側面(互いに対向する側面)同士の間隔は、前記中間軸部32の軸方向長さよりも大きく、又、この中間軸部32の外径は前記両円孔29、29aの内径よりも大きいので、この中間軸部32の端部が、これら両円孔29、29a内に入り込む事はない。
又、本例の場合には、前記両支持壁部28、28aのうちの一方(図1の右方)の支持壁部28aの厚さを、他方(図1の左方)の支持壁部28の厚さよりも大きくしている。従って、この一方の支持壁部28aに形成した、前記両円孔29、29aのうちの一方(図1の右方)の円孔29aの軸方向長さは、前記嵌合軸部33の軸方向長さよりも長くなっている。そして、この一方の円孔29aの外端開口部にプラグ34を固着(ねじ止め若しくは圧入)し、このプラグ34の内端面と前記一方の円孔29aに内嵌した嵌合軸部33の端面との間に、特許請求の範囲に記載した弾性部材である圧縮ばね35を設置している。従って、前記揺動軸部24cは前記他方の支持壁部28に向け弾性的に押圧されて、この揺動軸部24cを構成する、前記中間軸部32の軸方向一端面である段差面31が、前記両支持壁部28、28aのうちの他方(図1の左方)の支持壁部28の内側面に、弾性的に押圧される。
上述の様に構成する本例の構造では、前記圧縮ばね35により前記中間軸部32の軸方向一端面である段差面31を、前記他方の支持壁部28の内面に突き当てている為、この中間軸部32を含む、前記揺動軸部24cの軸方向位置を一義的に規制できる。この為、この揺動軸部24cの位置決め精度を確保できる。
又、前記両支持壁部28、28a同士の間隔を、前記中間軸部32の軸方向長さよりも十分に大きくしている為、この間隔が多少変化した場合でも、この中間軸部28、28aが前記両支持壁部28、28aの内側面同士の間で、軸方向両側から挟持される事はない。更に、前記揺動軸部24cの両端部に設けた前記両嵌合軸部33、33の外周面は、何れも球面状凸面であるから、前記両支持壁部28、28aの相対変位に伴って、前記両円孔29、29aの中心軸同士が傾斜した場合でも、前記両嵌合軸部33、33がこれら両円孔29、29aの内側で円滑に揺動変位する。この為、これら両嵌合軸部33、33の外周面と前記両円孔29、29aの内周面とが強く摩擦し合う事がない。本例の構造の場合には、これらの作用により、前記揺動軸部24cを前記両支持壁部28、28aに対し円滑に揺動変化させて、変速比制御の精度を確保できる。
[実施の形態の第2例]
図2は、請求項1〜3に対応する、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例のリンク部材19dの場合には、揺動軸部24dを構成する中間軸部32の軸方向一端面の中心部に中心軸部36を突設し、この中心軸部36の周囲に、外周面が部分球面状の凸面である外輪37を、ラジアル滑り軸受等の軸受38を介して、回転可能に支持している。そして、この外輪37を、1対の支持壁部28、28aのうち、比較的薄肉の支持壁部28に形成した円孔29に内嵌している。
本例の場合、前記軸受38を設けた分、前記リンク部材19dの揺動変位に要するトルクを小さく抑えられる。
その他の部分の構成及び作用は、上述した実施の形態の第1例の場合と同様であるから、重複する説明は省略する。
[実施の形態の第3例]
図3は、請求項1、2に対応する、本発明の実施の形態の第3例を示している。本例の場合には、1対の支持壁部28、28及び1対の円孔29、29の形状及び寸法を互いに同じとし、代わりに、リンク部材19eの揺動軸部24eを軸方向に押圧する弾性部材として、皿板ばね39を使用している。即ち、この皿板ばね39を、前記揺動軸部24eを構成する中間軸部32の軸方向端面である段差面31と、一方の支持壁部28の内側面との間に設置して、この中間軸部32を軸方向に押圧している。
その他の部分の構成及び作用は、前述した実施の形態の第1例の場合と同様であるから、重複する説明は省略する。
[実施の形態の第4例]
図4は、請求項1、4に対応する、本発明の実施の形態の第4例を示している。本例の場合には、リンク部材19fを構成する揺動軸部24fの両端部に設けた、特許請求の範囲に記載した1対の嵌合軸部である、互いに同心の小径部30a、30bの外径を互いに異ならせている。そして、これら両小径部30a、30bのうち、前記揺動軸部24fを構成する中間軸部32の軸方向一端面(図4の左端面)に設けた小径部30aを、互いに間隔をあけて配置した1対の支持壁部28、28のうち、一方(図4の左方)の支持壁部28に形成した円孔29に、軸方向の変位を可能な範囲で隙間なく内嵌している。これに対して、前記中間軸部32の軸方向他端面(図4の右端面)に設けた小径部30bを、他方(図4の右方)の支持壁部28に形成した円孔29に、隙間をあけて緩く内嵌している。
又、前記一方の円孔29を挿通した小径部30aの先端部で前記一方の支持壁部28の外側面から突出した部分に止め輪40を係止し、この止め輪40とこの一方の支持壁部28の外側面との間に皿板ばね39aを設置している。
この様な本例の場合、前記小径部30bの外周面と前記円孔29の内周面との間に隙間が存在する分、前記両支持壁部28、28に形成した1対の円孔29、29の中心軸同士が多少傾斜した場合にも、これら両円孔29、29の内周面と前記両小径部30a、30bの外周面とが強く擦れ合う事を防止できる。
尚、前記リンク部材19fの軸方向の位置決めを図る為の弾性部材は、前述の図3に示した実施の形態の第3例の様な位置に設ける皿板ばね39としても良い。
その他の部分の構成及び作用は、前述した実施の形態の第1例の場合と同様であるから、重複する説明は省略する。
[実施の形態の第5〜6例]
図5〜6は、請求項1、5に対応する、本発明の実施の形態の第5〜6例を示している。本例の場合には、リンク部材19gを構成する揺動軸部24gを、中間軸部32のみで構成している。又、この中間軸部32の軸方向両端面の中央部に、部分球面状(図5に示した実施の形態の第5例の場合)又は円すい面状(図6に示した実施の形態の第6例の場合)の凹面41、41(又は41a)を形成している。又、互いに間隔をあけて配置した1対の支持壁部28c、28dのうちの一方(図5の左方)の支持壁部28cに、先端面を部分球面状の凸面とした固定軸42を支持固定している。
これに対して、他方(図5の右方)の支持壁部28dに嵌合孔43を、前記固定軸42と同心に設け、この嵌合孔43に、先端面を部分球面状の凸面とした可動軸44を、軸方向の変位を可能に内嵌支持している。又、この可動軸44を、前述の実施の形態の第1〜2例の場合と同様の構造により、前記固定軸42に向け押圧している。そして、前記中間軸部32の軸方向両端面の凹面41、41と、この固定軸42及び前記可動軸44の先端面を構成する前記凸面とを係合させて、前記両支持壁部28c、28d同士の間に前記リンク部材19gを、揺動変位可能に支持している。
この様な本例の構造の場合も、前記リンク部材19gの軸方向位置を精度良く規制し、しかも、このリンク部材19gを揺動自在に支持する為に、互いに間隔をあけて配置した前記両支持壁部28c、28d同士の位置関係が変化た場合でも、前記リンク部材19gの揺動変位が円滑に行わせる事ができる。
本発明は、図7〜8に示した様なハーフトロイダル型に限らず、フルトロイダル型のトロイダル型無段変速機でも実施できる。
1 入力軸
2 入力ディスク
3 ボールスプライン
4 出力歯車
5 出力ディスク
6 パワーローラ
7 トラニオン
8 支持軸
9 枢軸
10 アクチュエータ
11 支持板
12 変速比制御弁
13 ステッピングモータ
14 スリーブ
15 スプール
16 ピストン
17 ロッド
18 プリセスカム
19、19a、19b、19c、19d、19e、19f、19g リンク部材
20 同期ケーブル
21 カム面
22 駆動軸
23 押圧装置
24a、24b、24c、24d、24e、24f、24g 揺動軸部
25a、25b、25c 第一のリンク腕
26a、26b、26c 第二のリンク腕
27 シリンダボディー
28、28a、28b、28c、28d 支持壁部
29、29a 円孔
30、30a、30b 小径部
31 段差面
32 中間軸部
33 嵌合軸部
34 プラグ
35 圧縮ばね
36 中心軸部
37 外輪
38 軸受
39、39a 皿板ばね
40 止め輪
41、41a 凹面
42 固定軸
43 嵌合孔
44 可動軸

Claims (5)

  1. それぞれが断面円弧形のトロイド曲面である互いの内側面同士を対向させた状態で、互いに同心に、且つ相対回転を可能に支持された入力ディスク及び出力ディスクと、それぞれがこれら入力ディスク及び出力ディスクの軸方向に関してこれら入力ディスク及び出力ディスク同士の間部分に配置され、これら入力ディスク及び出力ディスクの中心軸に対し捻れの位置にある枢軸を中心として揺動する複数の支持部材と、これら各支持部材の中間部に回転自在に支持された状態で、前記入力ディスクと前記出力ディスクとの内側面同士の間に挟持された、それぞれの周面を部分球状凸面とした複数のパワーローラと、前記各支持部材毎に設けられて、これら各支持部材を前記各枢軸の軸方向に変位させる事により、これら各支持部材をこれら各枢軸を中心に揺動変位させて前記入力ディスクと前記出力ディスクとの間の変速比を変化させる、それぞれが油圧式である複数のアクチュエータと、これら各アクチュエータへの圧油の給排状態を切り換える為の変速比制御弁と、何れかの支持部材の動きをこの変速比制御弁を構成する可動部材に伝えてこの変速比制御弁の給排状態を切り換えるフィードバック機構とを備え、
    このフィードバック機構は、前記何れかの支持部材と共に変位する部分に固定したプリセスカムと、軸方向両端部を固定の部分に回転自在に支持された揺動軸部の外周面から径方向外方に1対の腕部を突出させたリンク部材とから成り、これら両腕部のうちの一方の腕部を前記プリセスカムのカム面に、他方の腕部を前記変速比制御弁の可動部材に、それぞれ係合させたものであるトロイダル型無段変速機に於いて、
    前記リンク部材の揺動軸部が、前記両腕部を設けた中間軸部を備えたものであり、この中間軸部を揺動可能に支持する為、前記固定の部分に互いに間隔をあけて形成した1対の支持壁部同士の間隔を、前記中間軸部の軸方向長さよりも、運転時に発生する可能性がある前記固定の部分の弾性変形に拘らず、この軸方向長さ以下にならない程度大きくしており、前記両支持壁部のうちの一方の支持壁部と前記揺動軸部との間に、この揺動軸部を軸方向に押圧する弾性部材を設け、前記中間軸部の軸方向一端面を、前記両支持壁部のうちの何れかの支持壁部の内面又はこの何れかの支持壁部に固定した部分に突き当てると共に、前記揺動軸部の両端部のうちの少なくとも一端部を、当該端部を支持する支持壁部に対し、この揺動軸部の中心軸を傾斜させる方向に関する揺動変位を可能に支持した事を特徴とするトロイダル型無段変速機。
  2. 前記揺動軸部が、前記中間軸部の軸方向両端面に1対の嵌合軸部を、この中間軸部と同心に設けたものであって、これら両嵌合軸部は、それぞれの外周面が部分球面状の凸面であって、最大径が前記中間軸部の外径よりも小さく、前記両嵌合軸部を、前記両支持壁部の一部に形成した互いに同心の円孔に内嵌している、請求項1に記載したトロイダル型無段変速機。
  3. 前記両嵌合軸部のうち、前記中間軸部の軸方向一端面に設けた嵌合軸部は、この軸方向一端面の中心部に突設した中心軸部の周囲に、外周面が部分球面状の凸面である外輪を、軸受を介して回転可能に支持して成るものであり、この外輪を、前記両支持壁部のうちの他方の支持壁部に形成した円孔に内嵌している、請求項2に記載したトロイダル型無段変速機。
  4. 前記揺動軸部が、前記中間軸部の軸方向両端面に1対の嵌合軸部を、この中間軸部と同心に設けたものであって、これら両嵌合軸部のうち、前記中間軸部の軸方向一端面に設けた嵌合軸部は、前記両支持壁部のうち、前記何れかの支持壁部に形成した円孔に、軸方向の変位を可能な範囲で隙間なく内嵌しており、前記中間軸部の軸方向他端面に設けた嵌合軸部は、前記両支持壁部のうちの他方の支持壁部に形成した円孔に隙間をあけて緩く内嵌している、請求項1に記載したトロイダル型無段変速機。
  5. 前記揺動軸部が前記中間軸部のみで構成されていて、この中間軸部の軸方向両端面の中央部に部分球面状又は円すい面状の凹面が形成されており、前記何れかの支持壁部に、先端面を部分球面状の凸面とした固定軸が支持固定されており、他方の支持壁部にこの固定軸と同心に設けられた嵌合孔に、先端面を部分球面状の凸面とした可動軸が、軸方向の変位を可能に内嵌支持されており、この可動軸が前記弾性部材により前記固定軸に向け押圧されていて、前記中間軸部の軸方向両端面の凹面と、前記固定軸及び前記可動軸の先端面を構成する前記凸面とが係合して、前記両支持壁部同士の間に前記揺動軸部が揺動変位可能に支持されている、請求項1に記載したトロイダル型無段変速機。
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