JP5677372B2 - 静電容量式乗員検知センサ - Google Patents

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Description

本発明は、車両に用いられる静電容量式乗員検知センサに関する。
電極間の静電容量の変化を検出して、シートに着座した乗員を検出する静電容量式乗員検知センサでは、製造コスト削減のため、2種類の電極材料により電極を構成しているものがある。例えば、特開2008−111809号公報(特許文献1)には、銀からなる銀電極部と、カーボンからなるカーボン電極部との2種類の材料により電極が構成されているセンサが開示されている。カーボンは、銀よりも安価であるため製造コストの削減が可能となる。
特開2008−111809号公報
しかしながら、カーボンは銀よりも電気伝導率(導電率)が低い。したがって、カーボン電極部の電気抵抗が大きく、銀電極部を覆うカーボン電極部において、銀電極部から離れた端部では、印加された電位よりも低い電位となる。
ここで、隣り合う電極に同電位が印加された場合、電極の端部の電位が低下しているため、隣の電極との間で電界が形成されるおそれがある。これにより、検出される電流値の精度が低下し、ひいては検出される静電容量値の精度及び乗員検知精度も低下するという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みて為されたものであり、電極の不要な容量結合を抑制し、乗員検知精度を向上させることができる静電容量式乗員検知センサを提供することを目標とする。
請求項1に記載の発明は、車両のシート(91)に配置されるセンサ本体部(1)を備え、前記センサ本体部(1)と基準電位の間の静電容量の値に基づいて前記シート(91)の乗員を検出する静電容量式乗員検知センサであって、前記センサ本体部は、検出電圧が印加されるメイン電極(11、41、61)と、前記メイン電極の幅方向に離間且つ並列して配置される並列電極(12、42、62)と、少なくとも一部が前記メイン電極に離間且つ対向して配置されるガード電極(13、43、63)と、を有し、前記メイン電極及び前記並列電極は、基材(15)と、前記基材上に配置された第一電極部材(111、121)と、前記第一電極部材を覆うと共に前記基材上に配置され電気伝導率が前記第一電極部材の電気伝導率よりも低い第二電極部材(112、122)と、を有し、前記第一電極部材は、前記第二電極部材中央を囲むように前記第二電極部材の縁部に配置され、前記ガード電極は、前記並列電極に非対向に配置されていることを特徴とする。
この構成によれば、メイン電極及び並列電極の縁部に電気伝導率の高い第一電極部材が配置されているため、電極縁部における電位の低下が抑制され、メイン電極と並列電極との間に生じる不要な容量結合を低減させることができる。つまり、乗員検出時において、センサ本体部内の電極同士での電界形成が抑制される。これにより、静電容量の検出精度が向上し、結果として乗員検知精度も向上する。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記メイン電極は、環状形状に形成されたループ部(411)と、前記ループ部に電圧を印加する印加電圧部(51)と前記ループ部とを接続する非ループ部(412)と、を備え、前記並列電極は、前記並列電極の一端部であり前前記印加電圧部に接続された始端部(42a)と、前記並列電極の他端部である終端部(42b)と、前記始端部と前記終端部の間で前記ループ部に沿って前記ループ部の幅方向一方側に配置される部位と、を備え、前記ガード電極は前記ループ部に対応する位置において、前記メイン電極に対向する対向電極部(431)と、前記対向電極部から前記ループ部の幅方向他方側に突出する突出電極部(432)と、を有し、前記ループ部の幅方向一方側は、前記環状形状の内周側又は外周側である。
昨今、メイン電極の幅方向両側に並列電極を備えることで、メイン電極の幅方向両側に向けての不要な容量結合を抑制する構成が採用されている。しかし、この構成では、メイン電極の幅方向両側に並列電極が配置されるため、メイン電極の形状が制限される。つまり、メイン電極をループさせて環状の電極部分を形成すると、並列電極が内周側と外周側に分離しそれを接続するには複雑な構造となるため、製造コスト上、メイン電極のループ化が困難であった。メイン電極をループ化しない場合、メイン電極の抵抗低減が為されず、抵抗値によりメイン電極内で電位差が生じ、検出される電流値の精度が低下し、ひいては検出される静電容量値の精度及び乗員検知精度も低下するという問題があった。つまり、複雑な構造なしにメイン電極をループ化し且つ不要な容量結合を低減させることで、低コストでセンサ本体部内の電極間の悪影響を抑制し、乗員検知精度を向上させることができる静電容量式乗員検知センサを提供することが求められている。
請求項2に記載の発明によれば、メイン電極の幅方向一方側に並列電極が配置され、メイン電極の幅方向他方側にガード電極の突出電極部が配置されているため、メイン電極の幅方向両側への不要な容量結合は低減される。また、並列電極がメイン電極の幅方向の一方側に配置されるため、メイン電極をループさせても並列電極が分離されず、複雑な構造なしにメイン電極をループ化することができる。これにより、低コストでセンサ本体部内の電極間の悪影響を抑制し、静電容量の検出精度及び乗員検知精度を向上させることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2において、前記センサ本体部は、前記メイン電極と前記並列電極の間に配置されるサブガード電極部(632)を有する。
メイン電極の周囲には、メイン電極と離間且つ並列して配置された並列電極が配置されている。並列電極がメイン電極と同電位になることで、メイン電極による周囲との不要な容量結合は低減させることができる。また、並列電極は、所定電位が与えられて検出電圧が印加されたメイン電極との間で電界を形成し、当該電極間の静電容量に基づいてシートの被水を検知する被水検知の電極としても用いられる。このように、並列電極は、メイン電極の周囲をガードする周囲ガード電極としても機能し、被水検知のための被水電極としても機能する。
ここで、並列電極を周囲ガード電極として機能させる場合、メイン電極と並列電極との離間距離が小さいほどガード性能が強くなる。すなわち、この場合、乗員検知精度が向上する。一方、並列電極を被水電極として機能させる場合、メイン電極と並列電極との離間距離がある程度大きいほうが、被水時の静電容量の変化が大きくなり、感度が良好となる。すなわち、この場合、被水検知精度が向上する。周囲との不要な容量結合を抑制しつつ、乗員検知精度向上と被水検知精度向上の両立が求められている。
請求項3に記載の発明では、メイン電極と並列電極の間にサブガード電極が配置されている。この構成によれば、サブガード電極がガード電極と同電位となり周囲ガード電極の機能を発揮する。サブガード電極はメイン電極と並列電極の間に配置されるため、メイン電極との離間距離を小さくすることができる。つまり、メイン電極による周囲との不要な容量結合を低減させ、乗員検知精度を向上させることができる。また、サブガード電極が配置されることで、メイン電極と並列電極との離間距離を大きくすることができる。これにより、被水検知の感度が向上し、被水検知精度も向上する。本発明によれば、周囲との不要な容量結合が抑制され、乗員検知精度向上と被水検知精度向上との両立が可能となる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
第一実施形態の静電容量式乗員検知センサの構成を示す概念図である。 第一実施形態の静電容量式乗員検知センサの回路構成を示す概念図である。 第一実施形態のセンサ本体部を示す平面図である。 図3におけるIII−III線断面図である。 メイン電極及びサブ電極の幅方向位置に対する電位を説明するための説明図である。 メイン電極及びサブ電極が形成する電気力線を説明するための説明図である。 検出された大人と1歳児+CRSとの静電容量の差を示すグラフである。 経時変化等の外乱に対する検出静電容量の変化量を示すグラフである。 従来のセンサ本体部を示す断面図である。 第二実施形態の静電容量式乗員検知センサの回路構成を示す概念図である。 第二実施形態のセンサ本体部を示す平面図である。 図11におけるXII−XII線断面図である。 メイン電極の抵抗値を示すグラフである。 検出された大人と1歳児+CRSとの静電容量を示すグラフである。 非ループ部がループ部内に位置する場合のセンサ本体部を示す平面図である。 非ループ部がループ部外に位置する場合のセンサ本体部を示す平面図である。 第三実施形態の静電容量式乗員検知センサの回路構成を示す概念図である。 第三実施形態のセンサ本体部を示す平面図である。 図18におけるXIX−XIX線断面図である。 静電容量とインピーダンスをシミュレーションした結果を示すグラフである。 第三実施形態の変形態様の回路構成を示す概念図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。
<第一実施形態>
第一実施形態の静電容量式乗員検知センサは、図1に示すように、センサ本体部1と、乗員検知ECU2と、を備えている。センサ本体部1は、フィルム状のセンサマットであって、電極が波状に配置されている。センサ本体部1は、車両のシート91内に配置されている。センサ本体部1は、シート91の座面911と略平行に配置されている。
具体的に、センサ本体部1は、図2〜図4に示すように、メイン電極11と、サブ電極12と、ガード電極13と、フィルム部材14〜16と、を備えている。メイン電極11は、平板状の導電部材であって、フィルム部材15(「基材」に相当する)上に配置されている。
サブ電極(「並列電極」に相当する)12は、平板状の導電部材であって、フィルム部材15上でメイン電極11と隣り合うように、メイン電極11の両隣に配置されている。換言すると、サブ電極12は、メイン電極11の縁から離間し且つ並列して(当該縁に沿って)配置されている。メイン電極11及びサブ電極12上には、フィルム部材14が配置されている。つまり、メイン電極11及びサブ電極12は、フィルム部材14とフィルム部材15の間に配置されている。
ガード電極13は、平板状の導電部材であって、フィルム部材15を介してメイン電極11と対向するように配置されている。ガード電極13の下方には、フィルム部材16が配置されている。つまり、ガード電極13は、フィルム部材15とフィルム部材16の間に配置されている。フィルム部材14〜16は、絶縁性材料(例えばPET)からなり、フィルム部材14〜16間には例えば接着剤が介在している。各電極11〜13の詳細は後述する。
乗員検知ECU2は、電子制御ユニットであって、電圧印加部21と、電流検出部22と、容量検出部23と、判別部24と、オペアンプ25と、を備えている。電圧印加部21は、車両接地GND及びメイン電極11に接続されている。電圧印加部21は、交流電源であって、メイン電極11に交流電圧(検出電圧)を印加する。これにより、メイン電極11は、車両ボディ3との間に電界を形成する。
電流検出部22は、電流センサであって、電圧印加部21の電圧印加によりメイン電極11に流れる電流を検出する。容量検出部23は、電流検出部22及び判別部24に接続されている。容量検出部23は、電圧印加部21の印加する電圧と、電流検出部22が検出した電流とに基づいて、メイン電極11が形成する電界における静電容量を算出する。静電容量は、電圧印加時の電流経路におけるインピーダンスの虚数成分に基づき算出でき、虚数成分は電流と電圧の位相のずれから算出できる。
判別部24は、容量検出部23の検出結果と予め設定された閾値とに基づいて、乗員の有無、及び乗員が大人かCRSであるかを判別する。オペアンプ25は、入力側に電圧印加部21が接続され、出力側にサブ電極12及びガード電極13が接続されたオペアンプである。オペアンプ25は、メイン電極11に印加される電圧と同電圧をサブ電極12及びガード電極13に印加する。これにより、メイン電極11とサブ電極12とガード電極13は、乗員検知のモードの際に、同電位となる。ガード電極13は、メイン電極11の下側でメイン電極11と同電位になることで、メイン電極11がシート91の座面911を介さない下側で車両ボディ3と電界を形成することを抑制している。つまり、ガード電極12は、メイン電極11が確実にシート91上に電界を形成するためのものである。
サブ電極12は、メイン電極11の端部(縁部)から出る電気力線がシート91及び乗員を介さずにメイン電極11の端から車両ボディ3に向けて延びるのを抑制するための電極である。つまり、サブ電極12は、メイン電極11の電気力線が水平方向に漏れることを抑制する。サブ電極12がメイン電極11と同電位となることで、メイン電極11は、上方のシート91及び乗員を介して車両ボディ3と電界を形成することができる。
サブ電極12は、シート91の被水を検知するための電極としても利用できる。この場合(被水検知のモードの際)、サブ電極12に基準電位(車両GND)が付与され、検出電圧が印加されたメイン電極11と基準電位のサブ電極12との間で電界が形成され、当該電極間での静電容量に基づいて被水が検知される。なお、車両ボディ3は、車両のボディ部分であるとともに電極を構成し、基準電位である車両接地GNDが与えられている。
ここで、各電極11〜13の構成について詳細に説明する。図4に示すように、メイン電極11は、銀で形成された銀電極部(「第一電極部材」に相当する)111と、カーボンで形成されたカーボン電極部(「第二電極部材」に相当する)112と、を有している。銀電極部111は、直方体で棒状に延びており、メイン電極11の延伸方向に沿って2列並列して配置されている。
カーボン電極部112は、直方体で扁平状に延びており、メイン電極11の延伸方向に沿って且つ2列の銀電極部111を覆って配置されている。カーボンの電気伝導率は銀の電気伝導率より低いため、カーボン電極部112の電気伝導率は銀電極部11の電気伝導率より低い。
銀電極部111は、カーボン電極部112に覆われていると共に、カーボン電極部112の幅方向の両端部に配置されている。銀電極部111は、カーボン電極部112の縁部、すなわちメイン電極11の縁部に沿って配置されている。銀電極部111は、カーボン電極部112の中央部分、すなわちメイン電極11の中央部分を囲むように配置されている。銀電極部111及びカーボン電極部112は、電圧印加部21から電圧が印加されて電位を発生させる。
同様に、サブ電極12は、銀電極部121と、カーボン電極部122と、で構成されている。また、ガード電極13は、銀電極部131と、カーボン電極部132と、で構成されている。メイン電極11とガード電極13は、寸法も互い同様となっている。サブ電極12は、メイン電極11の両サイドに離間且つ隣接し、メイン電極11に沿って配置されている。銀電極部121は、銀電極部111と同方向に延び、2列並列して配置されている。
このように、銀電極部121(131)は、銀電極部111同様、カーボン電極部122(132)に覆われていると共に、カーボン電極部122(132)の幅方向の両端部(すなわち縁部)に配置されている。銀電極部121(131)は、カーボン電極部122(132)の中央部分、すなわちサブ電極12(ガード電極13)の中央部分を囲むように配置されている。本実施形態では、カーボン電極部112、122、132の幅方向の端部から銀電極部111、121、131の幅方向の端部までの距離が、全電極11〜13で実質同じになるように形成されている。
本実施形態の静電容量式乗員検知センサによれば、電気伝導率が比較的高い銀電極部111、121が各電極11、12の縁部に位置しているため、図5に示すように、隣り合う電極11、12の縁部の電位が低下し難く、互いに印加電位とほぼ等しい電位となる。これにより、メイン電極11とサブ電極12との間において電界が形成されることが抑制され、電流検出部22で検出される電流値のばらつき発生を抑制することができる。つまり、本実施形態によれば、電流値のばらつきを低減し、静電容量の検出精度及び乗員検知精度を向上させることができる。
図6に示すように、本実施形態によれば、隣り合う電極11、12間の電位差により生じる不要な容量結合を低減させることができる。さらに、本実施形態では、銀電極部111、121が電極11、12の各縁部から同じ離間距離で配置されているため、電極11、12の端部における電位がさらに同電位となり易くなる。したがって、不要な容量結合をより低減させることができる。
図7に示すように、本実施形態と従来(図9参照)とを比較すると、「大人」着座時の静電容量と「1歳児(+CRS)」着座時の静電容量との容量差(pF)が、従来よりも本実施形態のほうが大きくなった。つまり、本実施形態によれば、大人と子供(CRS)の判別精度は向上する。また、図8に示すように、本実施形態は、従来に比べて、外乱による検出のばらつきを50%以上低減させることができた。図8は、経時変化等の外乱に対する検出容量変化を示すグラフであり、縦軸は容量(pF)を表す。このように、本実施形態によれば、乗員検知精度を向上させることができる。
本発明は上記実施形態に限られない。例えば、センサ本体部1がサブ電極12を備えておらず、メイン電極11がスリットを有している又は波状に配置されている等によりメイン電極11の縁部同士が離間且つ並列して配置されている構成であっても良い。つまり、隣り合う電極が同一の電極(メイン電極11)同士であっても良い。この構成であっても、電極中央を囲むように縁部に銀電極部112が配置されているため、メイン電極11同士での容量結合は抑制される。
また、サブ電極12は、メイン電極11の幅方向一方側にのみ配置されていても良い。また、上記のように、本発明は、サブ電極12を用いて被水検知を行う構成にしても良い。また、本発明は、ガード電極13を省略した構成であっても良い。また、電極を形成する電極材料は上記に限られず、縁部に配置される電極材料の電気伝導率がそれを覆う電極材料の電気伝導率より高ければ良い。
<第二実施形態>
第二実施形態の静電容量式乗員検知センサは、主に、サブ電極がメイン電極の幅方向一方側にのみ配置され、ガード電極が突出電極部を有している点で第一実施形態と異なっている。
第二実施形態の静電容量式乗員検知センサは、図10に示すように、センサ本体部4と、乗員検知ECU5と、を備えている(図1において、符号1がセンサ本体部4に相当する)。センサ本体部4は、フィルム状のセンサマットであって、電極が波状に配置されている。センサ本体部4は、車両のシート91内に配置されている。センサ本体部4は、シート91の座面911と略平行に配置されている。具体的に、センサ本体部4は、図11及び図12に示すように、メイン電極41と、サブ電極42と、ガード電極43と、フィルム部材44〜46と、を備えている。
メイン電極41は、平板状の導電部材であって、フィルム部材45上に配置されている。メイン電極41は、終端部41aが終端部41aを除くメイン電極41自身に接続して形成されたループ部411と、ループ部411から線状に延びた非ループ部412と、を有している。非ループ部412は、ループ部411の内周側又は外周側(本実施形態では内周側)に配置され、乗員検知ECU5に接続されている。
サブ電極(「並列電極」に相当する)42は、平板状の導電部材であって、フィルム部材45上でメイン電極41と隣り合うように、ループ部411の幅方向一方側(内周側)に配置されている。換言すると、サブ電極42は、ループ部411の幅方向一方の縁から離間し且つ並列して(当該縁に沿って)配置されている。
サブ電極42は、ループ部411の内周側周囲に配置されると共に、ループ部411の内周側から延長されて非ループ部412の幅方向両側に離間且つ並列して配置されている。サブ電極42の始端部42a及び終端部42bは、非ループ部412の端部(始端部)に並列して配置され、乗員検知ECU5に接続されている。つまり、サブ電極42の始端部42a及び終端部42bは、ループ部411の内周側に配置されている。
メイン電極41及びサブ電極42上には、フィルム部材44が配置されている。つまり、メイン電極41及びサブ電極42は、フィルム部材44とフィルム部材45の間に配置されている。
ガード電極43は、平板状の導電部材であって、フィルム部材45を介してメイン電極41と対向するように配置されている。ガード電極43の下方には、フィルム部材46が配置されている。つまり、ガード電極43は、フィルム部材45とフィルム部材46の間に配置されている。フィルム部材44〜46は、絶縁性材料(例えばPET)からなり、フィルム部材44〜46間には例えば接着剤が介在している。
さらに具体的に、ガード電極43は、対向電極部431と、突出電極部432と、を有している。対向電極部431は、フィルム部材45を介してメイン電極41と対向する部位である。突出電極部432は、対向電極部431の幅方向他方側(ループ部411の外周側)の縁全周(非ループ部412に対応する部位を除く)から幅方向他方側に向けて突出した部位である。換言すると、車両上方から見た際に、対向電極部431はメイン電極41と重なる部位であり、突出電極部432は、メイン電極41と重ならずにメイン電極41の幅方向他方側からはみ出した部位である。突出電極部432は、少なくともループ部411に対応する部位に配置され、本実施形態では非ループ部412に対応する部位には配置されていない。
乗員検知ECU5は、電子制御ユニットであって、電圧印加部51と、電流検出部52と、容量検出部53と、判別部54と、オペアンプ55と、を備えている。電圧印加部51は、車両接地GND及びメイン電極41に接続されている。電圧印加部51は、交流電源であって、メイン電極41に交流電圧(検出電圧)を印加する。これにより、メイン電極41は、車両ボディ3との間に電界を形成する。
電流検出部52は、電流センサであって、電圧印加部51の電圧印加によりメイン電極41に流れる電流を検出する。容量検出部53は、電流検出部52及び判別部54に接続されている。容量検出部53は、電圧印加部51の印加する電圧と、電流検出部52が検出した電流とに基づいて、メイン電極41が形成する電界における静電容量を算出する。静電容量は、電圧印加時の電流経路におけるインピーダンスの虚数成分に基づき算出でき、虚数成分は電流と電圧の位相のずれから算出できる。
判別部54は、容量検出部53の検出結果と予め設定された閾値とに基づいて、乗員の有無、及び乗員が大人かCRSであるかを判別する。オペアンプ55は、入力側に電圧印加部51が接続され、出力側にサブ電極42及びガード電極43が接続されたオペアンプである。オペアンプ55は、メイン電極41に印加される電圧と同電圧をサブ電極42及びガード電極43に印加する。これにより、メイン電極41とサブ電極42とガード電極43は、乗員検知のモードの際に、同電位となる。
ガード電極43の対向電極部431は、メイン電極41の下側でメイン電極41と同電位になることで、メイン電極41がシート91の座面911を介さない下側で車両ボディ3と電界を形成することを抑制している。また、ガード電極43の突出電極部432は、ループ部411の外周側にはみ出し且つメイン電極41と同電位となることで、メイン電極43が外周側に向けて電界形成することを抑制し、メイン電極41が当該外周側で不要な容量結合をするのを低減させることができる。つまり、突出電極部432は、サブ電極42の役割を担うことができる。
サブ電極42は、ループ部411の内周側及び非ループ部412の両側でメイン電極41と同電位となることで、メイン電極41が当該内周側で不要な容量結合をするのを低減させることができる。また、第一実施形態同様、サブ電極42は、被水検知するための電極として機能させることもできる。
第二実施形態の静電容量式乗員検知センサによれば、メイン電極41(ループ部411)の幅方向一方側と他方側とが別の電極によりガードされているため、終端部41aをメイン電極41自身に接続させてループ部411を形成することができる。これにより、メイン電極41の両側での不要な容量結合が低減されると共に、ループ化によってメイン電極41の抵抗が低減され、静電容量検出精度及び乗員検知精度が向上される。
例えば図13に示すように、本実施形態によれば、ループ部411を有しない従来の構成に比べて、メイン電極41の抵抗値を約64%低減させることができた。また、図14に示すように、本実施形態によれば、従来と比較して、「大人」着座時の静電容量と「1歳児(+CRS)」着座時の静電容量との容量差(pF)が大きくなった。また、一方側にはみ出させたガード電極43が一方側のサブ電極42の代わりとなるため、構造は簡易となり、製造コストの増加は抑制される。
なお、サブ電極42は、ループ部411の内周側及び外周側の何れか一方に配置されていれば良い。概念的には、サブ電極42がループ部411の内周側に配置される場合、例えば図15に示すように構成され、サブ電極42がループ部411の外周側に配置される場合、例えば図16に示すように構成される。
本発明は、上記実施形態に限られない。例えば、ガード電極43において、対向電極部431と突出電極部432は少なくとも一部が接続していれば良く、突出電極部432のうち当該一部以外の部分が対向電極部431と離間且つ並列して配置されていても良い。つまり、突出電極部432は、対向電極部431の幅方向他方側の縁に沿って配置されていれば良い。また、始端部とは、センサ本体部4内における乗員検知ECU5との接続部分ともいえる。
<第三実施形態>
第三実施形態の静電容量式乗員検知センサは、主に、メイン電極と並列電極との間にサブガード電極が配置されている点で上記実施形態と異なっている。第三実施形態の静電容量式乗員検知センサは、図17に示すように、センサ本体部6と、乗員検知ECU7と、を備えている(図1において、符号1がセンサ本体部6に相当する)。
センサ本体部6は、フィルム状のセンサマットであって、電極が波状に配置されている。センサ本体部6は、車両のシート91内に配置されている。センサ本体部6は、シート91の座面911と略平行に配置されている。
具体的に、センサ本体部6は、図18及び図19に示すように、メイン電極61と、サブ電極62と、ガード電極63と、フィルム部材64〜66と、を備えている。メイン電極61は、平板状の導電部材であって、フィルム部材65上に配置されている。
サブ電極(「並列電極」に相当する)62は、平板状の導電部材であって、フィルム部材65上でメイン電極61と隣り合うように、メイン電極61の両隣に配置されている。換言すると、サブ電極62は、メイン電極61の縁から離間し且つ並列して(当該縁に沿って)配置されている。メイン電極61及びサブ電極62上には、フィルム部材64が配置されている。つまり、メイン電極61及びサブ電極62は、フィルム部材64とフィルム部材65の間に配置されている。
ガード電極63は、平板状の導電部材であって、フィルム部材65を介してメイン電極61と対向配置された対向電極部631と、サブガード電極部632と、を有している。対向電極部631の下方には、フィルム部材66が配置されている。つまり、対向電極部631は、フィルム部材65とフィルム部材66の間に配置されている。フィルム部材64〜66は、絶縁性材料(例えばPET)からなり、フィルム部材64〜66間には例えば接着剤が介在している。
サブガード電極部632は、対向電極部631と電気的に接続されており、メイン電極61とサブ電極62の間に、メイン電極61の縁に沿って配置されている。換言すると、サブガード電極部632は、対向電極部631と同電位となり、メイン電極61の幅方向両側に、メイン電極61と離間且つ並列して配置されている。サブガード電極部632は、フィルム部材64とフィルム部材65の間に配置されている。サブガード電極部632と対向電極部631とは、フィルム部材65に形成したビア65aを介して接続されている。
乗員検知ECU7(「検出部」に相当する)は、電子制御ユニットであって、電圧印加部71と、電流検出部72と、容量検出部73と、判別部74と、オペアンプ75と、切替部76と、を備えている。電圧印加部71は、車両接地GND及びメイン電極61に接続されている。電圧印加部71は、交流電源であって、メイン電極61に交流電圧(検出電圧)を印加する。これにより、メイン電極61は、車両ボディ3との間に電界を形成する。
電流検出部72は、電流センサであって、電圧印加部71の電圧印加によりメイン電極61に流れる電流を検出する。容量検出部73は、電流検出部72及び判別部74に接続されている。容量検出部73は、電圧印加部71の印加する電圧と、電流検出部72が検出した電流とに基づいて、メイン電極71が形成する電界における静電容量を算出する。静電容量は、電圧印加時の電流経路におけるインピーダンスの虚数成分に基づき算出でき、虚数成分は電流と電圧の位相のずれから算出できる。
判別部74は、乗員検知モードにおいて、容量検出部73の検出結果と予め設定された閾値とに基づいて、乗員の有無、及び乗員が大人かCRSであるかを判別する。判別部74は、被水検知モードにおいて、容量検出部73の検出結果と予め設定された閾値とに基づいて、シート91の被水の有無、又は被水が塩水か否か等を判別する。判別部74は、所定ルールに基づき、(例えば所定期間ごとに)乗員検知モードと被水検知モードとを切り替える。判別部74は、被水が検知された場合、被水ランプを点灯させ、乗員検知を停止するか、あるいは被水に基づいた閾値により乗員判別を行う。判別部74は、切替部76に指令して検知モードを切り替える。
オペアンプ75は、入力側に電圧印加部71が接続され、出力側にサブ電極62及びガード電極63が接続されたオペアンプである。オペアンプ75は、乗員検知モードにおいて、メイン電極61に印加される電圧と同電圧をサブ電極62及びガード電極63に印加する。これにより、メイン電極61とサブ電極62とガード電極63は、乗員検知モードの際に同電位となる。
切替部76は、判別部74の指令により接点が切り替わる切替スイッチである。切替部76は、判別部74の指令に基づき、サブ電極62の接続先を、オペアンプ75の出力端子に接続されるa接点と、基準電位である車両接地(GND)に接続されるb接点とで切り替える。つまり、切替部76によって、乗員検知モードではサブ電極62とa接点が接続され、被水検知モードではサブ電極62とb接点が接続される。サブ電極62は、乗員検知モードではメイン電極61と同電位となり、被水検知モードでは基準電位となってメイン電極61との間に電界を形成する。判別部74は、被水検知モードにおけるメイン電極61とサブ電極62との間の静電容量から被水の有無等を判別する。
ガード電極63の対向電極部631は、メイン電極61の下側でメイン電極61と同電位になることで、メイン電極61がシート91の座面911を介さない下側で車両ボディ3と電界を形成することを抑制する。また、サブガード電極部632は、メイン電極61の幅方向両側でメイン電極61と同電位になることで、メイン電極61がシート91の座面911を介さないで縁の隙間から車両ボディ3と電界を形成することを抑制する。
本実施形態によれば、サブガード電極部632がメイン電極61とサブ電極62の間に配置されており、メイン電極61に近い位置で不要な容量結合をガードすることができ、ガード性能を向上させて乗員検知精度を向上させることができる。さらに、本実施形態によれば、サブガード電極部632が配置されることで、サブ電極62をメイン電極61から適度に遠い位置に配置することができる。これにより、シート91の乾燥時に検出されるインピーダンスとシート91の被水時に検出されるインピーダンスとの差を大きくすることができ、被水判別精度を向上させることができる。
例えば図20に示すように、本実施形態のほうが、サブガード電極部632を有しない従来の構成に比べて、シート91の乾燥時と被水時のインピーダンス差が大きくなっている。このように、本実施形態によれば、センサ本体部6の悪影響(不要な容量結合)を抑制しつつ、乗員検知精度の向上及び被水検知精度の向上を両立させることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られない。例えば、サブガード電極部632と対向電極部631とは、乗員検知ECU7内で接続されていても良い。例えば図21に示すように、オペアンプ75から対向電極部631を介さず直接的にサブガード電極部632に検出電圧が印加されるように構成されても良い。
また、上記第一〜第三実施形態は、適宜組み合わせても良い。また、第一実施形態及び第二実施形態においても、切替部76を備えることで、サブ電極を被水検知のための電極とすることができる。
1,4,6:センサ本体部、 11,41,61:メイン電極、
12,42,62:サブ電極(並列電極)、 13,43,63:ガード電極、
111,121,131:銀電極部(第一電極部材)、
112,122,132:カーボン電極部(第二電極部材)、
411:ループ部、 412:非ループ部、
431:対向電極部、 432:突出電極部、
631:対向電極部、 632:サブガード電極部、
2,5,7:乗員検知ECU(検出部)、
21,51,71:電圧印加部、 22,52,72:電流検出部、
23,53,73:容量検出部、 24,54,74:判別部、
25,55,75:オペアンプ、 76:切替部

Claims (4)

  1. 車両のシート(91)に配置されるセンサ本体部(1)を備え、前記センサ本体部(1)と基準電位の間の静電容量の値に基づいて前記シート(91)の乗員を検出する静電容量式乗員検知センサであって、
    前記センサ本体部は、検出電圧が印加されるメイン電極(11、41、61)と、前記メイン電極の幅方向に離間且つ並列して配置される並列電極(12、42、62)と、少なくとも一部が前記メイン電極に離間且つ対向して配置されるガード電極(13、43、63)と、を有し、
    前記メイン電極及び前記並列電極は、基材(15)と、前記基材上に配置された第一電極部材(111、121)と、前記第一電極部材を覆うと共に前記基材上に配置され電気伝導率が前記第一電極部材の電気伝導率よりも低い第二電極部材(112、122)と、を有し、
    前記第一電極部材は、前記第二電極部材中央を囲むように前記第二電極部材の縁部に配置され
    前記ガード電極は、前記並列電極に非対向に配置されていることを特徴とする静電容量式乗員検知センサ。
  2. 前記メイン電極は、環状形状に形成されたループ部(411)と、前記ループ部に電圧を印加する印加電圧部(51)と前記ループ部とを接続する非ループ部(412)と、を備え、
    前記並列電極は、前記並列電極の一端部であり前前記印加電圧部に接続された始端部(42a)と、前記並列電極の他端部である終端部(42b)と、前記始端部と前記終端部の間で前記ループ部に沿って前記ループ部の幅方向一方側に配置される部位と、を備え、
    前記ガード電極は前記ループ部に対応する位置において、前記メイン電極に対向する対向電極部(431)と、前記対向電極部から前記ループ部の幅方向他方側に突出する突出電極部(432)と、を有し、
    前記ループ部の幅方向一方側は、前記環状形状の内周側又は外周側である請求項1に記載の静電容量式乗員検知センサ。
  3. 前記センサ本体部は、前記メイン電極と前記並列電極の間に配置されるサブガード電極部(632)を有する請求項1又は2に記載の静電容量式乗員検知センサ。
  4. 前記メイン電極、前記並列電極、及び前記ガード電極に前記検出電圧を印加する乗員検知モードと、前記並列電極にのみ電圧を印加する被水検知モードを切り替える切替部(76)を備え、
    前記サブガード電極は、前記ガード電極と電気的に接続されている請求項3に記載の静電容量式乗員検知センサ。
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