JP5675699B2 - フレキシブル基板、表示モジュール、及び表示装置 - Google Patents

フレキシブル基板、表示モジュール、及び表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、回路基板間を接続するフレキシブル基板、表示モジュール、及び表示装置に関する。
下記特許文献1には、TFT液晶部の一長辺側に設けられたソース基板と、ソース基板が設けられた一長辺に隣接する一短辺側に設けられたゲート基板とを接続するFPC(Flexible printed circuits)が開示されている。このFPCは、ソース基板とゲート基板が設けられた2辺の角部に配置されており、TFT液晶部に対して内側に位置する配線パターンは外側に位置する配線パターンより長くなるように構成されている。特許文献1では、外側の配線パターンが高速信号の伝送路として用いられる。
また、複数のソース基板が液晶パネルと接続されている場合に、ソース基板間を接続するフレキシブル基板として図10に示す形状のものがある。フレキシブル基板100は、一方のソース基板と接続される端子101と他方のソース基板と接続される端子102とを有し、端子101と端子102との間を接続する複数の配線パターン100a…100nが形成されている。
特開2001−75492号公報
上記特許文献1や図10に示すフレキシブル基板100の場合、内側と外側に形成された配線パターンの配線長が異なっている。このような配線パターンに対して高周波信号が差動伝送される場合、配線長が異なることによって遅延が発生するなど信号波形に乱れや鈍りが生じる。
本発明は、フレキシブル基板において伝送される信号波形の乱れや鈍りを軽減し、安定した信号の伝送を行うことを目的とする。
本発明によるフレキシブル基板は、第1の回路基板と第2の回路基板が隣接するように、前記第1の回路基板と前記第2の回路基板とを接続するフレキシブル基板であって、前記第1の回路基板において、前記第1の回路基板と前記第2の回路基板の隣接方向に直交する方向の一方側に設けられた接続端子と接続される第1端子部と、前記第2の回路基板において、前記隣接方向に直交する方向の他方側に設けられた接続端子と接続される第2端子部と、前記第1端子部と前記第2端子部の間を接続する複数の配線パターンが形成された配線パターン部とを有し、前記第1端子部が形成された部分の内側端部から前記他方側に窪んだ第1凹部と、前記第1凹部の前記第1端子部と反対側に前記第2端子部の外側端部とつながる第1凸部とが形成され、前記第2端子部が形成された部分の内側端部から前記一方側に窪んだ第2凹部と、前記第2凹部の前記第2端子部と反対側に前記第1端子部の外側端部とつながる第2凸部とが形成され、前記第1凹部と前記第1凸部とで構成される第1の外周と、前記第2凹部と前記第2凸とで構成される第2の外周の長さは略同等に構成され、前記複数の配線パターンは、前記第1の外周と前記第2の外周に沿うように形成されている。
本発明の構成によれば、第1端子部と第2端子部の両端に位置する配線パターンの配線長は略同等の長さとなるように形成される。そのため、これら配線パターンに高周波信号を伝送させた場合でも波形の乱れや鈍りが生じにくく、信号の伝送を安定して行うことが可能となる。
図1は、第1実施形態に係る表示装置の断面を示す図である。 図2は、図1においてz軸正方向から見た表示装置の模式図である 図2は、液晶パネルと接続されている各部を示す図である。 図4Aは、第1実施形態に係るフレキシブル基板の平面図である。 図4Bは、図4Aのフレキシブル基板の配線パターン例を示す図である。 図5は、第2実施形態に係るフレキシブル基板の平面図である。 図6Aは、第3実施形態に係るフレキシブル基板の平面図である。 図6Bは、図6Aのフレキシブル基板を折り曲げて固定した状態を示す図である。 図7Aは、第4実施形態に係るフレキシブル基板の平面図である。 図7Bは、図7Aのフレキシブル基板を折り曲げて固定した状態を示す図である。 図8Aは、第5実施形態に係るフレキシブル基板の平面図である。 図8Bは、図8Aのフレキシブル基板において2つの切り込みが形成されている例を示す図である。 図9Aは、変形例(1)に係るフレキシブル基板を示す平面図である。 図9Bは、変形例(1)に係るフレキシブル基板を示す平面図である。 図10は、従来のフレキシブル基板を示す平面図である。
本発明の一実施形態に係るフレキシブル基板は、第1の回路基板と第2の回路基板が隣接するように、前記第1の回路基板と前記第2の回路基板とを接続するフレキシブル基板であって、前記第1の回路基板において、前記第1の回路基板と前記第2の回路基板の隣接方向に直交する方向の一方側に設けられた接続端子と接続される第1端子部と、前記第2の回路基板において、前記隣接方向に直交する方向の他方側に設けられた接続端子と接続される第2端子部と、前記第1端子部と前記第2端子部の間を接続する複数の配線パターンが形成された配線パターン部とを有し、前記第1端子部が形成された部分の内側端部から前記他方側に窪んだ第1凹部と、前記第1凹部の前記第1端子部と反対側に前記第2端子部の外側端部とつながる第1凸部とが形成され、前記第2端子部が形成された部分の内側端部から前記一方側に窪んだ第2凹部と、前記第2凹部の前記第2端子部と反対側に前記第1端子部の外側端部とつながる第2凸部とが形成され、前記第1凹部と前記第1凸部とで構成される第1の外周と、前記第2凹部と前記第2凸とで構成される第2の外周の長さは略同等に構成され、前記複数の配線パターンは、前記第1の外周と前記第2の外周に沿うように形成されている、としてもよい(第1の構成)。本構成によれば、第1端子部と第2端子部の両端に位置する配線パターンの配線長は略同等の長さとなるように形成される。そのため、これら配線パターンに高周波信号を伝送させた場合でも波形の乱れや鈍りが生じにくく、信号の伝送を安定して行うことが可能となる。
第2の構成は、第1の構成において、前記第1の回路基板と前記第2の回路基板の各接続端子に前記第1端子部と前記第2端子部とを接続する際、前記第1の回路基板及び前記第2回路基板の前記直交する方向の長さより小さくなるように、前記第1凸部と前記第2凸部とを前記第1の回路基板と前記第2の回路基板の側に折り曲げた部分を固定する固定手段を備えることとしてもよい。この構成によれば、フレキシブル基板を回路基板の大きさに依存することなく形成することができるので、必要な配線パターン数を確保することができる。
第3の構成は、第2の構成において、前記固定手段は、折り曲げられた前記第1凸部と前記第2凸部の少なくとも一方において、前記配線パターンが形成されていない領域に切り込みを有し、前記切り込みによって前記第1凸部と前記第2凸部とを嵌め合せて固定することとしてもよい。この構成によれば、フレキシブル基板を固定させるための部材を必要としないためフレキシブル基板の生産性を向上させることができる。
第4の構成は、第3の構成において、前記切り込みは直線状に形成されていることとしてもよい。
第5の構成は、第3の構成において、前記切り込みは曲線状に形成されていることとしてもよい。
第6の構成は、第1から第5のいずれかの構成において、前記第1凹部と前記第2凹部は、一辺が開口した長方形の形状を有し、略同等の大きさに形成されていることとしてもよい。
第7の構成は、第1から第5のいずれかの構成において、前記第1凹部と前記第2凹部は、一辺が開口した三角形の形状を有し、略同等の大きさに形成されていることとしてもよい。
本発明の一実施形態に係る表示モジュールは、表示パネルと、前記表示パネルを駆動する駆動手段と、制御回路からの信号を前記駆動手段に中継する第1の回路基板及び第2の回路基板と、前記第1の回路基板と前記第2の回路基板とを接続する第1から第7の構成のいずれかのフレキシブル基板を備える(第8の構成)。本構成によれば、第1端子部と第2端子部の両端に位置する配線パターンの配線長は略同等の長さとなるように形成される。そのため、これら配線パターンに高周波信号を伝送させた場合でも波形の乱れや鈍りが生じにくく、信号の伝送を安定して行うことが可能となる。
第9の構成は、第8の構成において、前記駆動手段は、前記表示パネルとソース線を介して接続された複数のソース回路基板と、前記表示パネルとゲート線を介して接続された複数のゲート回路基板とを有し、前記第1の回路基板は、前記複数のソース回路基板のうちの第1のソース回路基板群と接続され、前記第2の回路基板は、前記複数のソース回路基板のうちの第2のソース回路基板群と接続されるとともに前記制御回路と接続され、前記制御回路からの信号は、前記第2の回路基板を介して前記第2のソース回路基板群に伝送されると共に、前記フレキシブル基板と前記第1の回路基板を介して前記第1のソース回路基板群に伝送されることとしてもよい。
本発明の一実施形態に係る表示装置は、表示パネルを駆動させる信号を出力する制御回路と、第8又は第9の構成の表示モジュールとを備える(第10の構成)。本構成によれば、第1端子部と第2端子部の両端に位置する配線パターンの配線長は略同等の長さとなるように形成される。そのため、これら配線パターンに高周波信号を伝送させた場合でも波形の乱れや鈍りが生じにくく、信号の伝送を安定して行うことが可能となる。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第1実施形態>
本発明に係るフレキシブル基板は、例えば、液晶ディスプレイなどの表示装置に用いられる。図1は、本発明に係るフレキシブル基板が用いられる表示装置の断面を表す模式図である。また、図2は、図1においてz軸正方向から見た表示装置の模式図である。なお、図1及び図2では、説明の便宜上、表示装置における主要な構成について記載し、一部の構成の記載を省略している。
表示装置1は、アクティブマトリクス型の液晶パネル10を備えている。図1に示すように、液晶パネル10は、偏光板101とカラーフィルタ基板102とアクティブマトリクス基板103とを重ねて合わせて構成される。カラーフィルタ基板102とアクティブマトリクス基板103との間には液晶層(図示略)が形成されている。アクティブマトリクス基板103には画素電極が形成され、カラーフィルタ基板102には共通電極が形成されている。
液晶パネル10は、アクティブマトリクス基板103の一部が露出した形状となっている。液晶パネル10は、マトリクス状に形成された複数の画素(図示略)を有する。液晶パネル10において、これら複数の画素が形成された領域が表示領域となり、アクティブマトリクス基板103の一部が露出した部分は非表示領域となる。
図1及び図2に示すように、非表示領域であるアクティブマトリクス基板103の端部には、y軸方向に沿って複数のソースドライバ20が接続されている。なお、図1及び図2では記載を省略しているが、アクティブマトリクス基板103には、ソースドライバ20が接続されている辺と隣接する辺の側において、図2のx軸方向に沿って複数のゲートドライバ30(図3)が接続されている。
図3に示すように、液晶パネル10のアクティブマトリクス基板103に形成されている薄膜トランジスタのソース電極には複数のソース線10sが接続されている。また、液晶パネル10のアクティブマトリクス基板103に形成されている薄膜トランジスタのゲート電極には、複数のゲート線10gが接続されている。液晶パネル10は、ソース線10sを介してソースドライバ20と接続され、ゲート線10gを介してゲートドライバ30と接続されている。ソースドライバ20は、ソース基板60を介してコントローラ50と電気的に接続され、ゲートドライバ30は、ゲート基板(図示略)を介してコントローラ50と電気的に接続されている。
コントローラ50は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Accessing Memory)を含むメモリとを有する。コントローラ50は、液晶パネル10を駆動させるためのタイミング信号をゲートドライバ30とソースドライバ20とに出力し、タイミング信号と同期させて画像データを示すデータ信号をソースドライバ20に出力する。
ゲートドライバ30は、コントローラ50からのタイミング信号に応じて、複数のゲート線10gに対して走査信号を送出する。各ゲート線10gからゲート電極に走査信号が入力されると、走査信号に応じて薄膜トランジスタが駆動される。
各ソースドライバ20は、アクティブマトリクス基板103とは反対側の端部においてソース基板60と電気的に接続されている。本実施形態では、ソース基板60a(第2の回路基板の一例)とソース基板60b(第1の回路基板の一例)が配置されており、ソース基板60aとソース基板60bの間はフレキシブル基板70によって接続されている。ソース基板60aとソース基板60bは、コンデンサ、抵抗、及びダイオード等の電子部品を実装したプリント基板で構成されている。
ソース基板60aには、図2のx軸正方向側(ソースドライバ20と反対側)において、フレキシブル基板70と接続される接続端子(図示略)が形成されている。また、ソース基板60aには、x軸正方向側において、コントローラ50と接続される外部接続端子(図示略)が形成されている。ソース基板60aには、ソース基板60aに接続されているソースドライバ20と、フレキシブル基板70と接続される接続端子とに外部接続端子から入力される信号を伝送する配線(図示略)が形成されている。
ソース基板60bには、図2のx軸負方向側(ソースドライバ20の側)にフレキシブル基板70と接続される接続端子(図示略)が形成されている。ソース基板60bには、ソース基板60bに接続されているソースドライバ20に対し、フレキシブル基板70と接続される接続端子から入力される信号を伝送する配線(図示略)が形成されている。
ここで、本実施形態に係るフレキシブル基板70について説明する。図4Aは、本実施形態に係るフレキシブル基板70の平面図である。フレキシブル基板70は、図4Aにおいて上端側(ソースドライバ20の側)と下端側(ソースドライバ20と反対側)に凹部A1,A2を有する略長方形の形状で構成されている。本実施形態ではフレキシブル基板70の幅Laは、図2に示すソース基板60の幅Lと同等に又は幅Lより小さく構成されている。
フレキシブル基板70の上端側の右側部分には端子部701(第1端子部)が形成されている。端子部701は、ソース基板60bの接続端子と接続される端子群を有する。フレキシブル基板70の下端側の左側部分には端子部702(第2端子部)が形成されている。端子部702は、ソース基板60aの接続端子と接続される端子群を有する。フレキシブル基板70の端子部701と端子部702は、例えば異方性導電膜などによってソース基板60bとソース基板60aの各接続端子に各々接着される。
フレキシブル基板70には凹部A1(第1凹部の一例)と凸部S1(第1凸部の一例)が形成されている。凹部A1は、端子部701の内側端部701pからフレキシブル基板70の内側に向けて窪み、高さh1、幅w1となる上方が開口した略長方形の形状を有する。凸部S1は、凹部A1の端子部701と反対側の端部から端子部702の外側端部702qにつながるように形成されている。また、フレキシブル基板70には凹部A2(第2凹部の一例)と凸部S2(第2凸部の一例)が形成されている。凹部A2は、端子部702の内側端部702pからフレキシブル基板70の内側に向けて窪み、高さh1、幅w1となる下方が開口した略長方形の形状を有する。凸部S2は、凹部A2の端子部702と反対側の端部から端子部701の外側端部701qとつながるように形成されている。
フレキシブル基板70において、凸部S1を構成する辺V1と凸部S2を構成する辺V2とは略同じ長さである。また、凸部S1を構成する辺X2と凸部S2を構成する辺X1の長さは略同じ長さである。つまり、凹部A1と凸部S1とからなる第1の外周と、凹部A2と凸部S2とからなる第2の外周の長さは略同等の長さとなっている。
フレキシブル基板70には、図4Bに示すように、複数の配線パターン703(703a〜703n)が形成されている。配線パターン703は、端子部701と端子部702の間を、第1の外周と第2の外周に沿うように任意の間隔で形成されている。従って、端子701,702の両端に形成されている配線パターン703aと703nは略同じ長さとなっている。また、配線パターン703aと703nの間に形成されている他の配線パターンも配線パターン703a,703nと略同等の長さとなっている。本実施形態では、コントローラ50から出力されるタイミング信号やデータ信号はソース基板60aに伝送される。そして、ソース基板60aからフレキシブル基板70の配線パターン703を通ってソース基板60bに伝送される。
各ソースドライバ20は、図1及び図2に示すように、ポリイミドなどのフィルム基材201の上に、液晶パネル10を駆動するICチップ202が搭載されて構成されている。フィルム基材201には、コントローラ50からの信号をICチップ202に伝送する配線(図示略)とICチップ202から出力される信号をソース線10sに伝送する配線(図示略)とが形成されている。各ソースドライバ20は、接続されているソース基板60を介してコントローラ50からのデータ信号を電圧信号に変換する。各ソースドライバ20は、ソース線10sに対し、ゲートドライバ30の走査信号の出力タイミングと合わせて、電圧信号を送出する。これにより、画素電極と共通電極との間に位置する液晶層において、液晶分子が電圧信号に応じて配向状態を変えることにより、各画素の階調が制御される。その結果、液晶パネル10において画像信号に応じた画像が表示される。
上述した実施形態では、フレキシブル基板70の端子部701,702の両端に位置する配線パターン703a,703nは略同じ長さに形成され、他の配線パターンもこれら配線パターンと略同等の長さとなるように形成される。そのため、これら配線パターンに対して高周波信号を差動伝送した場合に信号波形の乱れや鈍りが生じにくく、安定して信号を伝送することが可能となる。
<第2実施形態>
第1実施形態では、フレキシブル基板70において、一辺が開口した長方形の形状を有する凹部A1,A2が形成されている例について説明したが、例えば、図5に示す凹部B1,B2が形成されたフレキシブル基板70aであってもよい。
凹部B1(第1凹部の一例)は、端子部701の内側端部701pからフレキシブル基板70aの内側に向けて窪み、高さh2、幅w2、角度θとなる一辺が開口した三角形の形状を有する。凹部B2(第2凹部の一例)は、端子部702の内側端部702pからフレキシブル基板70aの内側に向けて窪み、高さh2、幅w2、角度θとなる一辺が開口した三角形の形状を有する。また、フレキシブル基板70aは、凸部S1、S2を有する。凸部S1は、凹部B1の端子部701と反対側の端部から端子部702の外側端部702qにつながるように形成されている。また、凸部S2は、凹部B2の端子部702と反対側の端部から端子部701の外側端部701qとつながるように形成されている。本実施形態においても、凹部B1と凸部S1とからなる第1の外周と、凹部B2と凸部S2とからなる第2の外周の長さは略同等の長さとなっている。
フレキシブル基板70aには、配線パターン713(713a〜713n)が形成されている。配線パターン713は、第1の外周と第2の外周に沿うように任意の間隔で形成され、端子部701と端子部702の間を接続している。従って、配線パターン713のうち、端子701,702の両端に形成されている配線パターン713aと713nは略同じ長さとなっている。また、配線パターン713aと713nの間に形成されている他の配線パターンも配線パターン713aと713nと略同等の長さとなっている。
上述した実施形態では、第1実施形態の配線パターン703より配線パターン713の長さが短くなる。そのため、第1実施形態と比べて信号をより安定して伝送することができる。また、端子部701,702の両端に位置する配線パターン713a、713nが略同じ長さとなるように構成され、他の配線パターンもこれら配線パターンと略同じ長さとなっているため、配線長の違いによる信号波形の乱れが生じにくく安定した伝送を行うことができる。
<第3実施形態>
上述した第1実施形態では、フレキシブル基板70の幅がソース基板60の幅より小さい場合の例について説明したが、フレキシブル基板70の幅がソース基板60の幅より大きく構成されていてもよい。以下、具体的に説明する。
図6Aは、第1実施形態と同様の凹部の形状を有するフレキシブル基板70bの平面図を表している。フレキシブル基板70bの幅Lbはソース基板60の幅Lより大きく構成されている。フレキシブル基板70bは、凸部S1,S2において、配線パターン703が形成されていない非配線パターン領域721,722を有する。
第1実施形態の場合、フレキシブル基板70は、ソース基板60の幅Lより小さく構成されているため、フレキシブル基板70をソース基板60に接着した際、ソース基板60からはみ出すことはない。本実施形態に係るフレキシブル基板70bは、ソース基板60の幅Lより大きく構成されているため、第1実施形態と同様にして端子部701,702をソース基板60a,60bの各接続端子と接着するとソース基板60からはみ出してしまう。そのため、本実施形態では、フレキシブル基板70bをソース基板60に接着する場合、ソース基板60の幅L以下となるように破線で示す折り曲げ線T1,T2でフレキシブル基板70bの凸部S1,S2を裏面側に折り曲げる。そして、凸部S1の非配線パターン領域721と凸部S2の非配線パターン領域722の部分を重ね合せ、接着テープやプラスチック製のクリップなどの固定手段を用いて固定するようにしてもよい。
図6Bは、図6Aのフレキシブル基板70bの非配線パターン領域721,722の部分を裏面側で重ね合せて固定した状態を表した図である。図6Bに示すように、フレキシブル基板70bの非配線パターン領域721、722とが重なる領域723の部分が接着される。このように、非配線パターン領域721と非配線パターン領域722とを重ね合せて接着することで、折り曲げられた部分が固定される。その結果、ソース基板60からはみ出すことなくフレキシブル基板70bをソース基板60に接続することができる。また、ソース基板60の幅に依存することなくフレキシブル基板70bを形成することができるので、必要な配線パターン数を確保することができる。
<第4実施形態>
上述した第2実施形態では、フレキシブル基板70aの幅がソース基板60の幅より小さい場合の例について説明したが、フレキシブル基板70aの幅がソース基板60の幅より大きく構成されていてもよい。以下、具体的に説明する。
図7Aは、第2実施形態と同様の凹部の形状を有するフレキシブル基板70cの平面図を表している。フレキシブル基板70cの幅Lcはソース基板60の幅Lより大きく構成されている。フレキシブル基板70cは、凸部S1,S2において、配線パターン713が形成されていない非配線パターン領域721,722を有する。
フレキシブル基板70cはソース基板60の幅Lより大きく構成されている。そのため、第2実施形態と同様にして端子部701,702をソース基板60a,60bの各接続端子と接着するとソース基板60からはみ出してしまう。本実施形態では、フレキシブル基板70cをソース基板60に接着する場合は、ソース基板60の幅L以下となるように破線で示す折り曲げ線T1,T2でフレキシブル基板70cの凸部S1,S2を裏面側に折り曲げる。そして、凸部S1の非配線パターン領域721と凸部S2の非配線パターン領域722の部分を重ね合せて接着テープやプラスチック製のクリップなどの固定手段を用いて固定するようにしてもよい。
図7Bは、図7Aのフレキシブル基板70cの非配線パターン領域721,722の部分を裏面側で重ね合せて固定した状態を表した図である。図7Bに示すように、フレキシブル基板70cの非配線パターン領域721、722とが重なる領域723の部分が接着される。このように非配線パターン領域721、722とを重ね合せて接着することで折り曲げられた部分が固定され、ソース基板60からはみ出すことなくフレキシブル基板70cをソース基板60に接続することができる。また、ソース基板60の幅に依存することなくフレキシブル基板70cを形成することができるので、必要な配線パターン数を確保することができる。
<第5実施形態>
上述した第3及び第4実施形態では、非配線パターン領域721,722を接着テープなどを用いて接着することで、折り曲げられた部分を固定する例であったが、以下のようにして固定してもよい。なお、以下の例では、第3実施形態の図6Aに示したフレキシブル基板を例に説明するが、第4実施形態の図7Aに示したフレキシブル基板についても同様である。
図8Aは、本実施形態に係るフレキシブル基板70dを表す平面図である。フレキシブル基板70dは、凸部S1の非配線パターン領域721において、裏面側に折り曲げられた場合に凸部S2における非配線パターン領域722と重なる部分に切り込み731が形成されている。切り込み731は、凸部S1の上端に対して任意の角度だけ傾いた直線状に形成されている。
本実施形態では、凸部S1に形成された切り込み部731に凸部S2を嵌め合せることにより折り曲げられた部分が固定される。このように構成することにより、第3実施形態の場合と比べてフレキシブル基板70dをソース基板60に装着する際のコストを軽減することができる。
なお、上記図8Aでは凸部S1の側に切り込み731を設ける例であるが、凸部S2の側に設けてもよい。また、図8Bに示すように、凸部S1,S2の各非配線パターン領域721,722に切り込み部731,732が形成されていてもよい。このように構成することで、一方の凸部に切り込み部が形成される場合と比べて固定強度をより高くすることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。以下、本発明の変形例について説明する。
(1)上述した第5実施形態は、切り込み731,732が、凸部S1,S2の端部に対して任意の角度となるように直線状に形成されている例であるが、切り込みの形状は直線状に限らず、曲線状に形成されていてもよい。例えば、図9Aに示すように、折り曲げ線T1,T2で凸部S1,S2を折り曲げた際に、凸部S1の非配線パターン領域721と凸部S2の非配線パターン領域722とが重なる位置にL字状の切り込み741,742が形成されていてもよい。このように構成することにより第5実施形態と比べて凸部S1,S2がより強固に嵌め合わされて固定される。また、L字状に限らず、図9Bに示すように円弧形状の切り込み751,752であってもよい。要するに、凸部S1と凸部S2とを嵌め合わすことができる形状であればよい。
(2)上記第1から第5実施形態における、液晶パネル10、ソース線10s、ソースドライバ20、ソース基板60、及びフレキシブル基板70,70a,70b,70c,70dを表示モジュールとして、液晶パネル10を駆動させる他の制御回路及びゲートドライバと接続してもよい。または、液晶パネル10、ソース線10s、ゲート線10g、ソースドライバ20、ゲートドライバ30、ソース基板60、及びフレキシブル基板70,70a,70b,70c,70dを表示モジュールとして、液晶パネル10を駆動させる他の制御回路と接続してもよい。
(3)上記第1から第5実施形態において、フレキシブル基板は液晶ディスプレイに用いられる例を説明したが、例えば有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどの表示装置に用いられてもよい。
(4)上述した第1から第5実施形態では、ソース基板60aとソース基板60bとをフレキシブル基板70によって接続する例であったが、例えば、複数のゲート基板が設けられている場合に、ゲート基板間をフレキシブル基板70で接続するようにしてもよい。
1…表示装置、10…液晶パネル、10s…ソース線、10g…ゲート線、20…ソースドライバ、30…ゲートドライバ、50…コントローラ、60,60a,60b…ソース基板、70,70a,70b,70c…フレキシブル基板、101…偏光板、102…カラーフィルタ基板、103…アクティブマトリクス基板、201…フィルム基材、202…ICチップ、701,702…端子部、703,703a,703n,713,713a,713n…配線パターン、A1,A2,B1,B2…凹部、S1,S2…凸部、731,732,741,742,751,752…切り込み

Claims (9)

  1. 第1の回路基板と第2の回路基板が隣接するように、前記第1の回路基板と前記第2の回路基板とを接続するフレキシブル基板であって、
    前記第1の回路基板において、前記第1の回路基板と前記第2の回路基板の隣接方向に直交する方向の一方側に設けられた接続端子と接続される第1端子部と、
    前記第2の回路基板において、前記隣接方向に直交する方向の他方側に設けられた接続端子と接続される第2端子部と、
    前記第1端子部と前記第2端子部の間を接続する複数の配線パターンが形成された配線パターン部とを有し、
    前記第1端子部が形成された部分の内側端部から前記他方側に窪んだ第1凹部と、前記第1凹部の前記第1端子部と反対側に前記第2端子部の外側端部とつながる第1凸部とが形成され、前記第2端子部が形成された部分の内側端部から前記一方側に窪んだ第2凹部と、前記第2凹部の前記第2端子部と反対側に前記第1端子部の外側端部とつながる第2凸部とが形成され、
    前記第1凹部と前記第1凸部とで構成される第1の外周と、前記第2凹部と前記第2凸とで構成される第2の外周の長さは略同等に構成され、
    前記複数の配線パターンは、前記第1の外周と前記第2の外周に沿うように形成されており、
    前記第1の回路基板と前記第2の回路基板の各接続端子に前記第1端子部と前記第2端子部とを接続する際、前記第1の回路基板及び前記第2回路基板の前記直交する方向の長さより小さくなるように、前記第1凸部と前記第2凸部とを前記第1の回路基板と前記第2の回路基板の側に折り曲げた部分を固定する固定手段を備える、フレキシブル基板。
  2. 前記固定手段は、折り曲げられた前記第1凸部と前記第2凸部の少なくとも一方において、前記配線パターンが形成されていない領域に切り込みを有し、前記切り込みによって前記第1凸部と前記第2凸部とを嵌め合せて固定する、請求項に記載のフレキシブル基板。
  3. 前記切り込みは直線状に形成されている、請求項に記載のフレキシブル基板。
  4. 前記切り込みは曲線状に形成されている、請求項に記載のフレキシブル基板。
  5. 前記第1凹部と前記第2凹部は、一辺が開口した長方形の形状を有し、略同等の大きさに形成されている、請求項1から請求項のいずれか一項に記載のフレキシブル基板。
  6. 前記第1凹部と前記第2凹部は、一辺が開口した三角形の形状を有し、略同等の大きさに形成されている、請求項1から請求項のいずれか一項に記載のフレキシブル基板。
  7. 表示パネルと、
    前記表示パネルを駆動する駆動手段と、
    制御回路からの信号を前記駆動手段に中継する第1の回路基板及び第2の回路基板と、
    前記第1の回路基板と前記第2の回路基板とを接続する請求項1から請求項のいずれか一項に記載のフレキシブル基板と
    を備える表示モジュール。
  8. 前記駆動手段は、前記表示パネルとソース線を介して接続された複数のソース回路基板と、前記表示パネルとゲート線を介して接続された複数のゲート回路基板とを有し、
    前記第1の回路基板は、前記複数のソース回路基板のうちの第1のソース回路基板群と接続され、前記第2の回路基板は、前記複数のソース回路基板のうちの第2のソース回路基板群と接続されるとともに前記制御回路と接続され、
    前記制御回路からの信号は、前記第2の回路基板を介して前記第2のソース回路基板群に伝送されると共に、前記フレキシブル基板と前記第1の回路基板を介して前記第1のソース回路基板群に伝送される、請求項に記載の表示モジュール。
  9. 表示パネルを駆動させる信号を出力する制御回路と、
    請求項又はに記載の表示モジュールと
    を有する、表示装置。
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