JP5675186B2 - 接合品の製造方法、及び燃焼器の製造方法 - Google Patents
接合品の製造方法、及び燃焼器の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5675186B2 JP5675186B2 JP2010142625A JP2010142625A JP5675186B2 JP 5675186 B2 JP5675186 B2 JP 5675186B2 JP 2010142625 A JP2010142625 A JP 2010142625A JP 2010142625 A JP2010142625 A JP 2010142625A JP 5675186 B2 JP5675186 B2 JP 5675186B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joined
- members
- pressurizing
- bonded
- heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
Description
複数の被接合部材を積層する積層工程と、積層された該複数の該被接合部材を加熱しつつ積層方向に加圧する加熱・加圧工程を実行して、複数の被接合部材相互を接合し、接合品を製造する接合品の製造方法において、
前記複数の被接合部材に対して前記積層方向に加圧するプレス軸と、該複数の被接合部材との間の位置に、相対的に熱伝導率の高い第一加圧体を配すると共に、該第一加圧体と該複数の被接合部材との間の位置に、該第一加圧体よりも剛性の高く且つ一つの部材で構成されている第二加圧体を配する加圧体配置工程を、前記加熱・加圧工程の前に実行し、
前記加熱・加圧工程では、積層された複数の前記被接合部材を加熱しつつ、前記加圧体配置工程で配された前記第一加圧体及び前記第二加圧体を介して、前記プレス軸により該複数の被接合部材を加圧し、積層された前記複数の前記被接合部材に対する前記第一加圧体及び前記第二加圧体のそれぞれの対向面の大きさは、前記プレス軸に対する該複数の被接合部材の対向面の大きさ以上であり、前記第一加熱体の熱伝達率は、前記第二加熱体の熱伝達率より高く、前記第一加圧体と前記第二加圧体とを併せた前記積層方向の厚さは、前記複数の被接合部材のうち、前記積層方向で前記プレス軸に最も近い被接合部材の外周縁と、前記プレス軸の加圧面の外周縁との間の距離であって、前記積層方向に対して垂直な方向における最短距離以上である、ことを特徴とする。
また、前記目的を達成するための発明に係る他の接合品の製造方法は、
複数の被接合部材を積層する積層工程と、積層された該複数の該被接合部材を加熱しつつ積層方向に加圧する加熱・加圧工程を実行して、複数の被接合部材相互を接合し、接合品を製造する接合品の製造方法において、
前記複数の被接合部材に対して前記積層方向に加圧するプレス軸と、該複数の被接合部材との間の位置に、相対的に熱伝導率の高い第一加圧体を配すると共に、該第一加圧体と該複数の被接合部材との間の位置に、該第一加圧体よりも剛性の高く且つ一つの部材で構成されている第二加圧体を配する加圧体配置工程を、前記加熱・加圧工程の前に実行し、
前記加熱・加圧工程では、積層された複数の前記被接合部材を加熱しつつ、前記加圧体配置工程で配された前記第一加圧体及び前記第二加圧体を介して、前記プレス軸により該複数の被接合部材を加圧し、積層された前記複数の前記被接合部材に対する前記第一加圧体及び前記第二加圧体のそれぞれの対向面の大きさは、前記プレス軸に対する該複数の被接合部材の対向面の大きさ以上であり、前記第一加熱体の熱伝達率は、前記複数の被接合部材及び前記第二加熱体の熱伝達率より高く、前記第一加圧体と前記第二加圧体とを併せた前記積層方向の厚さは、前記複数の被接合部材のうち、前記積層方向で前記プレス軸に最も近い被接合部材の外周縁と、前記プレス軸の加圧面の外周縁との間の距離であって、前記積層方向に対して垂直な方向における最短距離以上である、ことを特徴とする。
前記接合品の製造方法で、該接合品として、燃焼器の筒を形成する接合板を製造し、該接合板を曲げ加工した後、曲げられた該接合板の端部相互を接合して、該筒を形成する、ことを特徴とする。
本実施形態の燃焼器は、ガスタービン燃焼器である。このガスタービン燃焼器は、図6に示すように、高温・高圧の燃焼ガスをタービンに送る尾筒10と、この尾筒10内に燃料や燃焼用気体(空気)を供給する燃料供給器20と、を備えている。燃料供給器20は、パイロット燃料X及び空気を尾筒10内に供給して、この尾筒10内に拡散火炎を形成するコーン付きパイロットバーナ21と、メイン燃料Y及び空気を予混合して、予混合気体として尾筒10内に供給し、この尾筒10内に予混合火炎を形成する複数のノズル22と、を備えている。
次に、以上で説明したステップ2、つまり接合板(接合品)の製造工程について、具体的に説明する。
Claims (10)
- 複数の被接合部材を積層する積層工程と、積層された該複数の該被接合部材を加熱しつつ積層方向に加圧する加熱・加圧工程を実行して、複数の被接合部材相互を接合し、接合品を製造する接合品の製造方法において、
前記複数の被接合部材に対して前記積層方向に加圧するプレス軸と、該複数の被接合部材との間の位置に、相対的に熱伝導率の高い第一加圧体を配すると共に、該第一加圧体と該複数の被接合部材との間の位置に、該第一加圧体よりも剛性の高く且つ一つの部材で構成されている第二加圧体を配する加圧体配置工程を、前記加熱・加圧工程の前に実行し、
前記加熱・加圧工程では、積層された複数の前記被接合部材を加熱しつつ、前記加圧体配置工程で配された前記第一加圧体及び前記第二加圧体を介して、前記プレス軸により該複数の被接合部材を加圧し、
積層された前記複数の前記被接合部材に対する前記第一加圧体及び前記第二加圧体のそれぞれの対向面の大きさは、前記プレス軸に対する該複数の被接合部材の対向面の大きさ以上であり、
前記第一加熱体の熱伝達率は、前記第二加熱体の熱伝達率より高く、
前記第一加圧体と前記第二加圧体とを併せた前記積層方向の厚さは、前記複数の被接合部材のうち、前記積層方向で前記プレス軸に最も近い被接合部材の外周縁と、前記プレス軸の加圧面の外周縁との間の距離であって、前記積層方向に対して垂直な方向における最短距離以上である、
ことを特徴とする接合品の製造方法。 - 複数の被接合部材を積層する積層工程と、積層された該複数の該被接合部材を加熱しつつ積層方向に加圧する加熱・加圧工程を実行して、複数の被接合部材相互を接合し、接合品を製造する接合品の製造方法において、
前記複数の被接合部材に対して前記積層方向に加圧するプレス軸と、該複数の被接合部材との間の位置に、相対的に熱伝導率の高い第一加圧体を配すると共に、該第一加圧体と該複数の被接合部材との間の位置に、該第一加圧体よりも剛性の高く且つ一つの部材で構成されている第二加圧体を配する加圧体配置工程を、前記加熱・加圧工程の前に実行し、
前記加熱・加圧工程では、積層された複数の前記被接合部材を加熱しつつ、前記加圧体配置工程で配された前記第一加圧体及び前記第二加圧体を介して、前記プレス軸により該複数の被接合部材を加圧し、
積層された前記複数の前記被接合部材に対する前記第一加圧体及び前記第二加圧体のそれぞれの対向面の大きさは、前記プレス軸に対する該複数の被接合部材の対向面の大きさ以上であり、
前記第一加熱体の熱伝達率は、前記複数の被接合部材及び前記第二加熱体の熱伝達率より高く、
前記第一加圧体と前記第二加圧体とを併せた前記積層方向の厚さは、前記複数の被接合部材のうち、前記積層方向で前記プレス軸に最も近い被接合部材の外周縁と、前記プレス軸の加圧面の外周縁との間の距離であって、前記積層方向に対して垂直な方向における最短距離以上である、
ことを特徴とする接合品の製造方法。 - 請求項1又は2に記載の接合品の製造方法において、
前記加熱・加圧工程で、複数の前記プレス軸により前記複数の被接合部材を加圧する場合、前記第一加圧体と前記第二加圧体とを併せた前記積層方向の厚さは、隣り合っている前記プレス軸のうち、一方のプレス軸の加圧面の外周縁と他方のプレス軸の加圧面の外周縁との間の距離であって、前記積層方向に対して垂直な方向における最短距離以上である、
ことを特徴とする接合品の製造方法。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の接合品の製造方法において、
前記積層工程では、前記接合品を成す前記複数の被接合部材の組を、前記積層方向に複数積層する、
ことを特徴とする接合品の製造方法。 - 請求項4に記載の接合品の製造方法において、
前記積層工程では、複数の前記組の相互間に、前記積層方向で隣り合っている組相互の接合を防ぐ接合防止シートを入れる、
ことを特徴とする接合品の製造方法。 - 請求項5に記載の接合品の製造方法において、
前記積層工程では、複数の前記組で互いに対向している対向面よりも大きな前記接合防止シートを用い、複数の該組の相互間に該接合防止シートを入れる際に、該組を構成する前記複数の被接合部材の外側周縁から該接合防止シートの周縁部をはみ出させて、該周縁部を垂れ下げて、該接合防止シートの下方に位置し、該組を構成する該複数の被接合部材の外側周面を該周縁部で覆う、
ことを特徴とする接合品の製造方法。 - 請求項1から6のいずれか一項に記載の接合品の製造方法において、
前記第一加圧体は、複数のグラファイトブロックで構成されている、
ことを特徴とする接合品の製造方法。 - 請求項1から7のいずれか一項に記載の接合品の製造方法において、
前記複数の被接合部材及び前記第二加圧体は、いずれも合金で、且つ合金を形成する主成分が同じである、
ことを特徴とする接合品の製造方法。 - 請求項1から8のいずれか一項に記載の接合品の製造方法において、
前記加熱・加圧工程は、加熱設定温度として、前記複数の被接合部材を接合するための接合温度よりも高い温度を設定して、該複数の被接合部材を加熱する初期加熱・加圧工程と、該初期加熱・加圧工程後に、該加熱設定温度として該接合温度を設定して、該複数の被接合部材を加熱する主加熱・加圧工程と、を有する、
ことを特徴とする接合品の製造方法。 - 内部に燃焼ガスが滞在する筒を有する燃焼器の製造方法において、
請求項1から9のいずれか一項に記載の接合品の製造方法で、該接合品として、前記筒を形成する接合板を製造し、
前記接合板を曲げ加工した後、曲げられた該接合板の端部相互を接合して、前記筒を形成する、
ことを特徴とする燃焼器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010142625A JP5675186B2 (ja) | 2010-06-23 | 2010-06-23 | 接合品の製造方法、及び燃焼器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010142625A JP5675186B2 (ja) | 2010-06-23 | 2010-06-23 | 接合品の製造方法、及び燃焼器の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012006027A JP2012006027A (ja) | 2012-01-12 |
JP5675186B2 true JP5675186B2 (ja) | 2015-02-25 |
Family
ID=45537207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010142625A Active JP5675186B2 (ja) | 2010-06-23 | 2010-06-23 | 接合品の製造方法、及び燃焼器の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5675186B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022128510A1 (de) * | 2020-12-15 | 2022-06-23 | Forschungszentrum Jülich GmbH | Verfahren zur herstellung von baugruppen und verwendung eines trennmittels |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2706986T3 (es) | 2012-03-28 | 2019-04-02 | Alfa Laval Corp Ab | Nuevo concepto de soldadura fuerte |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6082281A (ja) * | 1983-10-07 | 1985-05-10 | Agency Of Ind Science & Technol | ガスタ−ビン用燃焼器の製造方法 |
JP2997697B2 (ja) * | 1998-05-28 | 2000-01-11 | 工業技術院長 | 高融点金属接合体およびイオン注入装置用イオンガン部品ならびにこれらの製造方法 |
JP4892685B2 (ja) * | 2007-01-30 | 2012-03-07 | 国立大学法人 新潟大学 | 拡散接合方法 |
-
2010
- 2010-06-23 JP JP2010142625A patent/JP5675186B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022128510A1 (de) * | 2020-12-15 | 2022-06-23 | Forschungszentrum Jülich GmbH | Verfahren zur herstellung von baugruppen und verwendung eines trennmittels |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012006027A (ja) | 2012-01-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN105723176B (zh) | 用于生产具有多个通过焊料涂敷支撑物连接的换热器块的板式换热器的方法 | |
JP5967834B2 (ja) | 樹脂成形用金型、該樹脂成形用金型の製造方法及び樹脂成形品の製造方法 | |
JP5675186B2 (ja) | 接合品の製造方法、及び燃焼器の製造方法 | |
JP6820844B2 (ja) | 溶接部のクラックストッパ | |
US9751147B2 (en) | Fixture for high temperature joining | |
Yang et al. | Study on explosive welding for manufacturing meshing bonding interface of CuCrZr to 316L stainless steel | |
US8603279B2 (en) | Process and device for welding a thermoplastic stiffener | |
WO2019107408A1 (ja) | 溶着装置 | |
TW478289B (en) | Panel heater | |
KR20150143532A (ko) | 듀얼 기능 분배 헤드 연결 조립체를 갖는 열 교환기 | |
KR20170134620A (ko) | 판형 열 교환기의 제조 방법 | |
JP2013220434A (ja) | アルミニウムブレージングシートの製造方法およびアルミニウムブレージングシート | |
JP2002161755A (ja) | 積層耐熱合金板及びその製作方法 | |
KR20120008448A (ko) | 프레스 기구 및 접합장치 | |
JP5980110B2 (ja) | 拡散接合用治具及び拡散接合方法 | |
KR101239355B1 (ko) | 다층 적층 판재의 확산접합장치 및 이를 이용한 확산접합방법 | |
CN107914424A (zh) | 一种多层板及其制造方法 | |
JP5251677B2 (ja) | 回路基板接合治具及び回路基板の製造方法 | |
WO2012039273A1 (ja) | 枝管溶接部の熱処理方法 | |
JP2006297450A (ja) | 複合材、プレート式熱交換器及び複合材のロウ付け方法 | |
KR20070099794A (ko) | 스테인리스 클래드 강판의 제조방법 | |
JP2018521841A (ja) | 互いの間に薄壁を有するチャネルを含む熱交換器および/または熱交換器−反応器 | |
JP6215025B2 (ja) | 伝熱ろう付方法 | |
EP4375040A1 (en) | Method of supporting a facesheet on a support structure with differing amounts of expansion | |
JP2009535217A (ja) | 反応性多層接合処理を用いた大寸法結合を形成する方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130614 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140306 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140318 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140516 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20140519 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141202 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141224 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5675186 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |