JP5672940B2 - 無機エレクトロルミネッセンス用蛍光体粉末及びその製造方法、並びに分散型無機エレクトロルミネッセンス素子 - Google Patents
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本発明に係る無機EL用蛍光体粉末は、ペロブスカイト型結晶構造を有する酸化物セラミックスを母体として、発光中心となり得る希土類元素を含む。本発明に係る無機EL用蛍光体粉末によれば、蛍光体粉末の表面処理や防湿フィルムの使用などによる防湿対策を施す必要がなく、耐湿性、耐久性に優れた分散型無機EL素子用蛍光体粉末を提供することが可能となる。発光中心となり得る希土類元素としては、公知のものを用いることができ、プラセオジム(Pr)、テルビウム(Tb)などが好適であり、特にPrが好ましい。
本発明に係る分散型無機EL素子は、ベースフィルム1の片面に、正面電極2、発光層3、絶縁層4、背面電極5がこの順に積層されており、後述のEL表示装置における発光部を形成する。
本発明に係る分散型無機EL素子において、正面電極としては、一般的に用いられている任意の透明電極材料が用いられる。例えば、錫ドープ酸化インジウム、フッ素ドープ酸化錫、アンチモンドープ酸化錫、アルミニウムドープ酸化亜鉛、ガリウムドープ酸化亜鉛などの酸化物、銀などの薄膜を高屈折率層で挟んだ多層体、ポリアニリン、ポリピロールなどのπ共役系高分子などが挙げられる。これらの透明電極にはこれに櫛型あるいはグリッド型等の金属配線を配置して導電性を改善することも好ましい。透明電極の表面抵抗は、0.1Ω/□〜200Ω/□の範囲が好ましい。
発光層は、本発明に係る無機EL用蛍光体粉末をバインダーに分散したものを用いる。バインダーとしては、シアノエチルセルロース系樹脂のように、比較的誘電率の高いポリマーや、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン系樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、フッ化ビニリデンなどの樹脂を用いることができる。これらの樹脂に、チタン酸バリウム(BaTiO3)やチタン酸ストロンチウム(SrTiO3)などの高誘電率の微粒子からなる粉末を適度に混合して誘電率を調整することもできる。
本発明に係る分散型無機EL素子は、基本的に発光層を対向する一対の電極で狭持した構成を持つ。発光層と電極との間に絶縁層を形成することにより、発光開始電圧が安定し、作製が容易になるため好ましい。
(無機EL用蛍光体粉末)
次に、本発明に係る無機EL用蛍光体粉末の実施例1について説明する。先ず、SrCO3,CaCO3,TiO2,Pr6O11の原料をPr0.002(Ca0.6Sr0.4)0.997TiO3組成(x=0.4、y=0.002)になるように秤量し、10mmφZrO2ボールとエタノールで15時間ボールミル混合した。このスラリーを脱媒、乾燥、解砕し、1000℃で9時間仮焼した。得られた仮焼粉末を解砕した後、10mmφZrO2ボールとエタノールで15時間ボールミル混合した。このスラリーを脱媒、乾燥、解砕し、1350℃で9時間保持した後、1000℃で10時間保持して焼成した。得られた焼結体粉末を解砕し、28メッシュに分級した後、5mmφZrO2ボールとエタノール溶媒で20時間ボールミル粉砕した。このスラリーを40μm以下に分級濾過した後、得られた固形物を乾燥、解砕して無機EL用蛍光体粉末を作製した。表1に記載するように得られた粉末のメジアン径(D50)は5.01μm、粒子径標準偏差(σ)は5.54μmであった。
次に、実施例1に係る無機EL用蛍光体粉末を用いて、分散型無機EL素子を作製した。先ず、前記の無機EL用蛍光体粉末とバインダーとしてシアノエチルセルロースとを、重量比で10対1の比率で秤量混合し、N−メチル−2−ピロリドン(NMP)を溶剤として発光層用ペーストを作製した。さらに、誘電体粉末としてBaTiO3粉末を、バインダーとしてシアノエチルセルロースを、重量比で10対1の比率で秤量混合し、N−メチル−2−ピロリドン(NMP)を溶剤として絶縁層用ペーストを作製した。
作製した分散型無機EL素子を、温度85℃、湿度85%の条件下に100時間放置した後、110℃で2時間乾燥後、発光強度の評価を行ったところ、放置前の発光強度に比べ93%の発光強度が得られた。
緑色蛍光体として一般的に使用されているZnS:Cu、Cl蛍光体を用いて、実施例1と同様の方法にて分散型無機EL素子を作製した。得られた分散型無機EL素子は、470nm〜550nmに発光ピークを持つ緑色発光であった。また、実施例1と同様に、温度85℃、湿度85%の条件下に100時間放置した後、110℃で2時間乾燥後、発光強度の評価を行ったところ、放置前の発光強度に比べ56%の発光強度となり。大幅な低下が確認された。
(無機EL用蛍光体粉末)
次に、本発明に係る無機EL用蛍光体粉末の実施例2〜5について説明する。x=0、0.1、0.2、0.3とした以外は実施例1と同様にして無機EL用蛍光体粉末を作製した。得られた粉末のメジアン径(D50)及び粒子径標準偏差(σ)を表1に示す。
次に、実施例2〜5に係る無機EL用蛍光体粉末を用いて、分散型無機EL素子を作製した。表1に示すように、用いる無機EL用蛍光体粉末以外は、実施例1と同様の方法にて分散型無機EL素子を作製し、実施例1の駆動条件にて発光させた。発光特性を表1に示す。相対発光強度は96〜128%と大きな発光強度が得られた。一方で、I1/I2は4.5〜7.2と670nm付近の発光が確認された。
(無機EL用蛍光体粉末)
次に、本発明に係る無機EL用蛍光体粉末の実施例6〜8について説明する。x=0.5、0.6、0.7とした以外は実施例1と同様にして無機EL用蛍光体粉末を作製した。得られた粉末のメジアン径(D50)及び粒子径標準偏差(σ)を表1に示す。
次に、実施例6〜8に係る無機EL用蛍光体粉末を用いて、分散型無機EL素子を作製した。表1に示すように、用いる無機EL用蛍光体粉末以外は、実施例1と同様の方法にて分散型無機EL素子を作製し、実施例1の駆動条件にて発光させた。発光特性を表1に示す。相対発光強度は42〜76%と実施例1〜5に比べて小さい値を示した。また、発光開始電圧も350V以上と高かった。
(無機EL用蛍光体粉末)
次に、本発明に係る無機EL用蛍光体粉末の実施例9〜13について説明する。y=0.001、0.004、0.006、0.008、0.010とした以外は実施例1と同様にして無機EL用蛍光体粉末を作製した。得られた粉末のメジアン径(D50)及び粒子径標準偏差(σ)を表1に示す。
次に、実施例9〜13に係る無機EL用蛍光体粉末を用いて、分散型無機EL素子を作製した。表1に示すように、用いる無機EL用蛍光体粉末以外は、実施例1と同様の方法にて分散型無機EL素子を作製し、実施例1の駆動条件にて発光させた。発光特性を表1に示す。相対発光強度は85〜108%と大きな発光強度を示している。
(無機EL用蛍光体粉末)
次に、本発明に係る無機EL用蛍光体粉末の実施例14について説明する。y=0.012とした以外は実施例1と同様にして無機EL用蛍光体粉末を作製した。得られた粉末のメジアン径(D50)及び粒子径標準偏差(σ)を表1に示す。
次に、実施例14に係る無機EL用蛍光体粉末を用いて、分散型無機EL素子を作製した。表1に示すように、用いる無機EL用蛍光体粉末以外は、実施例1と同様の方法にて分散型無機EL素子を作製し、実施例1の駆動条件にて発光させた。発光特性を表1に示す。相対発光強度は52%と実施例6〜10に比較して小さい値を示した。
(無機EL用蛍光体粉末)
次に、本発明に係る無機EL用蛍光体粉末の実施例15〜18について説明する。5mmφZrO2ボールとエタノール溶媒で20時間ボールミル粉砕した後、更に、2mmφZrO2ボールとエタノール溶媒で1〜20時間ボールミル粉砕した以外は実施例1と同様にして無機EL用蛍光体粉末を作製した。得られた粉末のメジアン径(D50)及び粒子径標準偏差(σ)を表1に示す。
次に、実施例15〜18に係る無機EL用蛍光体粉末を用いて、分散型無機EL素子を作製した。表1に示す無機EL用蛍光体粉末を用い、実施例15及び16では、無機EL用蛍光体粉末とシアノエチルセルロースとを2対1の比率に、実施例17では、無機EL用蛍光体粉末とシアノエチルセルロースとを5対1の比率にした以外は、実施例1と同様の方法にて分散型無機EL素子を作製し、実施例1の駆動条件にて発光させた。発光特性を表1に示す。メジアン径(D50)が0.04〜20.0の範囲内である実施例16〜18では、相対発光強度が92〜107%と大きな値を示した。一方、メジアン径(D50)が0.036である実施例15では、相対発光強度が56%と小さく、また、発光開始電圧も400Vと高かった。
(無機EL用蛍光体粉末)
次に、本発明に係る無機EL用蛍光体粉末の実施例19〜22について説明する。5mmφZrO2ボールとエタノール溶媒でボールミル粉砕する時間を1〜15時間とした以外は実施例1と同様にして無機EL用蛍光体粉末を作製した。得られた粉末のメジアン径(D50)及び粒子径標準偏差(σ)を表1に示す。
次に、実施例19〜22に係る無機EL用蛍光体粉末を用いて、分散型無機EL素子を作製した。表1に示すように、用いる無機EL用蛍光体粉末以外は、実施例1と同様の方法にて分散型無機EL素子を作製し、実施例1の駆動条件にて発光させた。発光特性を表1に示す。メジアン径(D50)が0.04〜20.0の範囲内である実施例19〜21では、相対発光強度が124〜134%と大きな値を示した。一方、メジアン径(D50)が23.8である実施例22では、安定した面発光が得られず、発光状態の面内分布が非常に大きな素子となった。
(無機EL用蛍光体粉末)
次に、本発明に係る無機EL用蛍光体粉末の実施例23、24について説明する。5mmφZrO2ボールとエタノール溶媒でボールミル粉砕した後、分級操作を行わない(実施例23)、20μm以下に分級濾過(実施例24)した以外は実施例1と同様にして無機EL用蛍光体粉末を作製した。得られた粉末のメジアン径(D50)及び粒子径標準偏差を表1に示す。
次に、実施例23、24に係る無機EL用蛍光体粉末を用いて、分散型無機EL素子を作製した。表1に示すように、用いる無機EL用蛍光体粉末以外は、実施例1と同様の方法にて分散型無機EL素子を作製し、実施例1の駆動条件にて発光させた。発光特性を表1に示す。メジアン径(D50)と粒子径標準偏差(σ)との関係が、D50/σ=1.147である実施例24では、相対発光強度が140%と大きな値を示した。また、発光開始電圧も275Vと低い値を示した。一方、メジアン径(D50)と粒子径標準偏差(σ)との関係が、D50/σ=0.311である実施例23では、安定した面発光が得られず、発光状態の面内分布が非常に大きな素子となった。
(無機EL用蛍光体粉末)
次に、本発明に係る無機EL用蛍光体粉末の実施例25について説明する。TiCl4を0.5mol/L、CaCl2・2H2Oを0.399mol/L、SrCl2・6H2Oを0.100mol/L、PrCl3・7H2Oを0.001mol/L、KOHを2.5mol/Lの濃度になるように調整したアルカリ水溶液をオートクレーブ中で150℃、3h水熱反応させ、Pr0.002(Ca0.8Sr0.2)0.997TiO3組成(x=0.2、y=0.002)の無機EL用蛍光体粉末を含んだスラリーを得た。その後、濾過、水洗を3回繰り返し、得られた粉末を150℃で12h乾燥することで無機EL用蛍光体粉末を得た。表2に記載するように得られた粉末のメジアン径(D50)は0.044μm、粒子径標準偏差は0.024μmであった。
次に、実施例25に係る無機EL用蛍光体粉末を用いて、分散型無機EL素子を作製した。用いる無機EL用蛍光体粉末を表2記載の実施例25の無機EL用蛍光体粉末とし、無機EL用蛍光体粉末とシアノエチルセルロースとを、2対1の比率で秤量混合し発光層用ペーストとした以外は実施例1と同様の方法にて分散型無機EL素子を作製し、実施例1の駆動条件にて発光させた。発光特性を表2に示す。相対発光強度は86%と比較的大きな値を示した。
(無機EL用蛍光体粉末)
次に、本発明に係る無機EL用蛍光体粉末の実施例26〜30について説明する。粒成長工程として、実施例21で得られた無機EL用蛍光体粉末25gと、TiCl4を0.25mol/L、CaCl2・2H2Oを0.199mol/L、SrCl2・6H2Oを0.050mol/L、PrCl3・7H2Oを0.0005mol/L、KOHを2.5mol/Lの濃度になるように調整したアルカリ水溶液をオートクレーブ中で110℃、5h水熱反応させ、Pr0.002(Ca0.8Sr0.2)0.997TiO3組成(x=0.2、y=0.002)の無機EL用蛍光体粉末を含んだスラリーを得た。前記粒成長工程を実施例26では1回、実施例27では2回、実施例28では3回、実施例29では4回、実施例30では5回繰り返すことで粒子径を調整した。その後、濾過、水洗を3回繰り返し、得られた粉末を150℃で12h乾燥することで無機EL用蛍光体粉末を得た。得られた粉末のメジアン径(D50)及び粒子径標準偏差(σ)を表2に記載する。水熱合成で得られた無機EL用蛍光体粉末は、表1に記載した固相法で得られた無機EL用蛍光体粉末に比べ、D50/σが大きくなっており、生成した粒子が単分散であることがわかる。
次に、実施例26〜30に係る無機EL用蛍光体粉末を用いて、分散型無機EL素子を作製した。用いる無機EL用蛍光体粉末を表2記載の実施例26〜30の電無機EL用蛍光体粉末とし、無機EL用蛍光体粉末とシアノエチルセルロースとの比率を、実施例26では5対1とした以外は実施例1と同様の方法にて分散型無機EL素子を作製し、実施例1の駆動条件にて発光させた。発光特性を表2に示す。相対発光強度は92〜138%と大きな値を示した。
(無機EL用蛍光体粉末)
次に、本発明に係る無機EL用蛍光体粉末の実施例31について説明する。実施例25で得られた無機EL用蛍光体粉末を1350℃で9hアニール処理することで粒成長させた無機EL用蛍光体粉末を得た。得られた粉末のメジアン径(D50)は3.20μmで粒子径標準偏差(σ)は2.97μmであった。
次に、実施例31に係る無機EL用蛍光体粉末を用いて、分散型無機EL素子を作製した。用いる無機EL用蛍光体粉末を表2記載の実施例31とした以外は実施例1と同様の方法にて分散型無機EL素子を作製し、実施例1の駆動条件にて発光させた。発光特性を表2に示す。相対発光強度は125%と大きな値を示した。
2 正面電極層
3 発光層
4 絶縁層
5 背面電極層
Claims (7)
- ペロブスカイト型結晶構造を有する酸化物セラミックスを母体として、発光中心となり得る希土類元素を含む無機エレクトロルミネッセンス用蛍光体粉末であって、
Pr y (Ca 1−x Sr x ) 1−3y/2 TiO 3 (但し、0≦x≦0.4、0<y≦0.01)で表され、
電界励起した場合に波長が600nm乃至630nmの発光ピークの最大発光強度(I 1 )と波長が660nm乃至690nmの発光ピークの最大発光強度(I 2 )との関係が、I 1 /I 2 ≧50であり、
塩基性化合物の存在するアルカリ性水溶液中で、希土類元素を含んだペロブスカイト型結晶構造の酸化物セラミックスを構成する金属イオンを60〜200℃で反応させて得られることを特徴とする無機エレクトロルミネッセンス用蛍光体粉末。 - メジアン径(D50)が、0.04μm乃至20μmであることを特徴とする請求項1記載の無機エレクトロルミネッセンス用蛍光体粉末。
- メジアン径(D50)と粒子径標準偏差(σ)との関係が、D50/σ≧0.8であることを特徴とする請求項1又は2記載の無機エレクトロルミネッセンス用蛍光体粉末。
- ペロブスカイト型結晶構造を有する酸化物セラミックスを母体として、発光中心となり得る希土類元素を含み、
Pr y (Ca 1−x Sr x ) 1−3y/2 TiO 3 (但し、0≦x≦0.4、0<y≦0.01)で表される無機エレクトロルミネッセンス用蛍光体粉末の製造方法であって、
塩基性化合物の存在するアルカリ性水溶液中で、希土類元素を含んだペロブスカイト型結晶構造の酸化物セラミックスを構成する金属イオンを60〜200℃で反応させることを特徴とする無機エレクトロルミネッセンス用蛍光体粉末の製造方法。 - 前記無機エレクトロルミネッセンス用蛍光体粉末のメジアン径(D 50 )が、0.04μm乃至20μmであることを特徴とする請求項4記載の無機エレクトロルミネッセンス用蛍光体粉末の製造方法。
- 前記無機エレクトロルミネッセンス用蛍光体粉末のメジアン径(D 50 )と粒子径標準偏差(σ)との関係が、D 50 /σ≧0.8であることを特徴とする請求項4又は5記載の無機エレクトロルミネッセンス用蛍光体粉末の製造方法。
- 請求項1乃至3いずれか記載の無機エレクトロルミネッセンス用蛍光体粉末を含有することを特徴とする分散型無機エレクトロルミネッセンス素子。
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