JP5672787B2 - 円筒型タンクの構築方法 - Google Patents

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本発明は、円筒型タンクの構築方法に関するものである。
内槽と外槽とを有する二重殻構造の円筒型タンクは、LNG(液化天然ガス)等の低温液体の貯蔵に用いられている。特許文献1には、プレストレスコンクリート(以下、PCと称する)からなる外槽と、金属製の内槽とを有する二重殻構造を有する円筒型タンクが開示されている。
この円筒型タンクの構築方法としては、内槽の側壁を構成する長方形状の板(以下、側板と称する)を、外槽に形成された開口部の工事口からその内部へ1枚ずつ取り込み、取り込んだ側板を外槽の内周に沿って下段から順に、レンガ積みの要領で積み上げて溶接していく構築方法が一般的である。
特許文献1では、当該溶接作業を完了しなければ外槽の内部で次の作業ができないことから(所謂、クリティカルパス)、その工期を短縮するべく、側板を、外槽の内部で仮付け溶接あるいは治具により仮止めし、最上段まで仮組みした後に、下段から最上段まで、仮組みした側板を本溶接する構築方法を採用している。
特開2004−353319号公報
ところで、近年、円筒型タンクは、大型化してきており、その高さが数十メートルに及ぶものとなってきている。このため、高所での側板の溶接作業が多くなり、この溶接作業により、工期が長くなってしまうという問題がある。
高所での溶接作業を減らすために、従来から側板を大型化することがなされているが、側板は、貯蔵するべき低温液体の液圧に耐えうる厚みを備えなければならず、また、この厚みの側板を製造するミルメーカーが所有する装置には製造可能なサイズに限界があるため、現状以上の側板の大型化は難しいという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、高所での溶接作業を削減し、工期を短縮できる円筒型タンクの構築方法の提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、円筒型の外槽の内部に、曲率を有する長方形状の側板を複数溶接して円筒型の内槽の側壁を構築する円筒型タンクの構築方法であって、上記外槽の外部において、上記側板を少なくとも2枚、互いの長辺を合わせて溶接し、側板ブロックを形成する側板ブロック形成工程と、上記側板ブロック形成工程の後、上記側板ブロックを工事口から上記外槽の内部に導入し、上記側板ブロック形成工程で形成された溶接線が水平方向となるように上記側板ブロックを上記外槽に沿って立設させる側板ブロック立設工程と、上記側板ブロック立設工程の後、上記外槽の内部で隣り合って上記立設された上記側板ブロック同士を溶接する側板ブロック溶接工程と、を有するという手法を採用する。
この手法を採用することによって、本発明では、曲率を有する長方形状の側板を、クリティカルパスとならない外槽の外部において、その側板を2枚以上、互いの長辺を合わせて溶接し、大型の側板ブロックを形成する。その後、この側板ブロックを外槽の内部に導入して、その溶接線が水平方向となるように立設させる。この導入作業を繰り返し、側板ブロックを連続的に水平方向円筒状に並べる。そうすると、外槽の内部において隣り合う側板ブロック同士を溶接する際には、側板が水平方向に延びる溶接線により所定高さで予め溶接されていることとなるため、高所での溶接作業を削減することができる。
また、本発明においては、上記側板ブロック形成工程では、互いに短辺の長さが異なる上記側板同士を溶接して上記側板ブロックを形成し、上記側板ブロック立設工程では、水平方向で隣り合う上記側板ブロックを天地逆向きとなるように立設させるという手法を採用する。
この手法を採用することによって、本発明では、互いに短辺の長さが異なる側板同士を溶接して側板ブロックを形成し、水平方向で隣り合う側板ブロックを天地逆向きとなるように立設させると、水平方向で隣り合う側板ブロックの水平方向に延びる溶接線の位置を互いに高さ方向で異ならせることができる。そうすると、水平方向で隣り合う側板ブロック同士を溶接する際に形成される鉛直方向に延びる溶接線と、該水平方向に延びる溶接線とが十字に交差することを回避させることができ、該交差位置での過度な応力集中を防止することができる。
また、本発明においては、上記側板ブロック形成工程では、互いに厚みが異なる上記側板同士を溶接して上記側板ブロックを形成し、上記側板ブロック立設工程では、鉛直方向で隣り合う上記側板が、鉛直上方に向かうにつれて順次厚みが小さくなるように、上記側板ブロックを立設させるという手法を採用する。
この手法を採用することによって、本発明では、互いに厚みが異なる側板同士を溶接して側板ブロックを形成し、鉛直方向で隣り合う側板が、鉛直上方に向かうにつれて順次厚みが小さくなるように、側板ブロックを立設させると、貯蔵すべき低温液体の液圧に対応して所定高さ毎に厚みが異なる内槽の側壁を形成することが可能となる。
また、本発明においては、上記外槽は、プレストレスコンクリート製であるという手法を採用する。
本発明によれば、円筒型の外槽の内部に、曲率を有する長方形状の側板を複数溶接して円筒型の内槽の側壁を構築する円筒型タンクの構築方法であって、上記外槽の外部において、上記側板を少なくとも2枚、互いの長辺を合わせて溶接し、側板ブロックを形成する側板ブロック形成工程と、上記側板ブロック形成工程の後、上記側板ブロックを工事口から上記外槽の内部に導入し、上記側板ブロック形成工程で形成された溶接線が水平方向となるように上記側板ブロックを上記外槽に沿って立設させる側板ブロック立設工程と、上記側板ブロック立設工程の後、上記外槽の内部で隣り合って上記立設された上記側板ブロック同士を溶接する側板ブロック溶接工程と、を有するという手法を採用することによって、曲率を有する長方形状の側板を、クリティカルパスとならないよう、予め外槽の外部において、その側板を2枚以上、互いの長辺を合わせて溶接し、大型の側板ブロックを形成し、その後、この側板ブロックを外槽の内部に導入して、その溶接線が水平方向となるように立設させる。そうすると、外槽の内部において隣り合う側板ブロック同士を溶接する際には、側板が水平方向に延びる溶接線により所定高さで予め溶接されていることとなるため、高所での溶接作業を削減することができる。
したがって、本発明では、高所での溶接作業を削減し、工期を短縮できる効果がある。
本発明の実施形態における円筒型タンクを示す構成図である。 本発明の実施形態における側板ブロック形成工程を説明するための図である。 本発明の実施形態における側板ブロック立設工程及び側板ブロック溶接工程を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態における円筒型タンク1を示す構成図である。
本実施形態の円筒型タンク1は、LNGを貯蔵する地上式のPC二重殻貯槽であり、外槽10と内槽20とを有する。
外槽10は、円筒型のPC製で、円板状の底部11と、底部11から立設する円筒状の側壁12と、側壁12とナックルプレート等を介して接続されるドーム状の屋根部13と、を有する。一方、内槽20は、優れた靱性と強度を備えるNi鋼材から形成され、外槽10の内部において内側壁を形成し、内槽20と外槽10との間に空間(以下、内外槽間と称する)2を形成する構成となっている。
内外槽間2には、LNGを保冷する保冷材が設けられ、内外槽間2は該保冷材で充填されている。本実施形態の内外槽間2には、保冷材として、粒状パーライト、グラスウール、ポリウレタンフォーム等が層状に設けられている。また、本実施形態の底部11には、あわガラス、軽量気泡コンクリート、パーライトコンクリート等の保冷材が、屋根部13には、粒状パーライト等の保冷材が、その適所に応じて選択されて設けられている。
内槽20は、所定曲率を有する長方形状の側板21が複数溶接されることによって形成されている。本実施形態では、内外槽間2の保冷材として粒状パーライトを採用しているため、内槽20は、外槽10の内部において自立し、且つ、貯蔵するべきLNGの液圧に耐えうる厚みを備えている。より詳しくは、内槽20は、最下段が最も厚く、最上段に向かうにつれて順次厚みが小さくなるように構成されている。
続いて、上記構成の円筒型タンク1における内槽20の構築方法について、図2及び図3を参照して説明する。
図2は、本発明の実施形態における側板ブロック形成工程を説明するための図である。
図3は、本発明の実施形態における側板ブロック立設工程及び側板ブロック溶接工程を説明するための図である。
本手法では、先ず、クリティカルパスとならないよう、予め外槽10の外部において、側板21を2枚、互いの長辺を合わせて溶接し、大型の側板ブロック30を形成する(側板ブロック形成工程)。
本実施形態の側板ブロック形成工程では、図2(a)に示すように、4種の側板21(21a,21b,21c,21d)を複数用意して、図2(b)に示すように、側板21a及び側板21bを互いの長辺を合わせて溶接し、側板21c及び側板21dを互いの長辺を合わせて溶接して、2種の側板ブロック30(30A,30B)を複数形成する。
図2(a)に示すように、側板21aの短辺は長さw1を有し、側板21aは厚みt1を有する。また、側板21bの短辺は長さw2を有し、側板21aは厚みt2を有する。また、側板21cの短辺は長さw2を有し、側板21cは厚みt1を有する。また、側板21dの短辺は長さw1を有し、側板21aは厚みt2を有する。
長さw1及び長さw2は、w1<w2の関係を有する。また、厚みt1及び厚みt2は、t1<t2の関係を有する。
図2(b)に示すように、側板21aと側板21bとを溶接線31で溶接してなる側板ブロック30Aは、溶接線31を挟んだ一方側(側板21a側)の領域が長さw1で短く、他方側(側板21b側)の領域が長さw2で長くなる。一方、側板21cと側板21dとを溶接線31で溶接してなる側板ブロック30Bは、溶接線31を挟んだ一方側(側板21c側)の領域が長さw2で長く、他方側(側板21d側)の領域が長さw1で短くなる。なお、側板ブロック30Aと側板ブロック30Bとは、互いに溶接線31と直交する方向の短辺の全体長さは同じとなる。
また、側板ブロック30Aは、溶接線31を挟んだ一方側(側板21a側)の領域が厚みt1で薄く、他方側(側板21b側)の領域が厚みt2で厚くなる。一方、側板ブロック30Bは、溶接線31を挟んだ一方側(側板21c側)の領域が厚みt1で薄く、他方側(側板21d側)の領域が厚みt2で厚くなる。
次に、本手法では、側板ブロック形成工程の後、側板ブロック30を外槽10の内部に導入し、側板ブロック30に形成された溶接線31が水平方向となるように、側板ブロック30を外槽10に沿って立設させる(側板ブロック立設工程)。
本実施形態の側板ブロック立設工程では、図3(a)に示すように、外槽10の側壁12に形成された工事口14を介して、側板ブロック30を外槽10の内部に導入する。なお、工事口14は、側板ブロック30を導入するべく大きく開口しなければならないため、鉄筋の配筋量を増やして開口補強することが好ましい。
本実施形態の側板ブロック立設工程では、次に、図3(a)に示すように、外槽10の内部に導入した側板ブロック30(30A,30B)を底部11に立設させる。
この際、外槽10の内部の水平方向において、側板ブロック30Aと側板ブロック30Bとを交互に立設させる。また、側板ブロック30Aの向きは、厚みが大きい側板21b側が下段に、厚みが小さい側板21a側が上段となるように立設させる。また、側板ブロック30Bの向きは、厚みが大きい側板21d側が下段に、厚みが小さい側板21c側が上段となるように立設させる。この配置により、内槽20に液圧に応じた厚みを備えさせることができる。
また、図3(a)に示すように、この配置によれば、側板ブロック30Aと側板ブロック30Bとは、全体の高さは同じであるが、溶接線31を挟んだ領域の大きさの関係が互いに天地逆向きの関係となるので、水平方向で隣り合う側板ブロック30の水平方向に延びる溶接線31の位置を互いに高さ方向で異ならせることができる。そうすると、水平方向で隣り合う側板ブロック30同士を溶接する際(側板ブロック溶接工程の際)に形成される鉛直方向に延びる溶接線32と、該水平方向に延びる溶接線31とが十字に交差することを回避させることができ、該交差位置での過度な応力集中を防止することができる。
また、本手法では、側板ブロック30を外槽10の内部に導入し、側板ブロック30に形成された溶接線31が水平方向となるように、側板ブロック30を外槽10に沿って立設させているので、外槽10の内部において隣り合う側板ブロック30同士を溶接線32で溶接する際には、側板21が水平方向に延びる溶接線31により所定高さで予め溶接されているから、本手法の水平方向第1段目の溶接が、従来手法の第2段目分の溶接に値することとなり、結果、高所での水平方向の溶接作業を削減することができる。
内槽20のブロック第1段目の溶接が完了したら、上述の側板ブロック形成工程、側板ブロック立設工程、側板ブロック溶接工程を繰り返し、図3(b)に示すように、内槽20の第1段目の上に側板ブロック30を立設させ、水平方向の溶接線33と鉛直方向の溶接線32とを形成して、内槽20のブロック第2段目を組み上げることとなる。
なお、内槽20の厚みは鉛直上方に向かうにつれて順次厚みが小さくなることから、第2段目の側板ブロック形成工程においては、ブロック第2段目の側板21bの厚み及び側板21dの厚みを、第1段目の側板21a及び側板21cの厚みt1より小さくし、さらに、該側板21b,側板21dの厚みよりも第2段目の側板21a,21cの厚みを小さくする。なお、内槽20の第3段目以降も、同様にして組み上げることとなる。
以上の工程を繰り返すことにより、本実施形態の円筒型タンク1の内槽20が構築される。
したがって、上述の本実施形態によれば、円筒型の外槽10の内部に、所定の曲率を有する長方形状の側板21を複数溶接して円筒型の内槽20の側壁を構築する円筒型タンク1の構築方法であって、外槽10の外部において、側板21を2枚、互いの長辺を合わせて溶接し、側板ブロック30を形成する側板ブロック形成工程と、側板ブロック形成工程の後、側板ブロック30を工事口14から外槽10の内部に導入し、側板ブロック形成工程で形成された溶接線31が水平方向となるように側板ブロック30を外槽10に沿って立設させる側板ブロック立設工程と、側板ブロック立設工程の後、外槽10の内部で隣り合って立設された側板ブロック30同士を溶接する側板ブロック溶接工程と、を有するという手法を採用することによって、所定の曲率を有する長方形状の側板21を、クリティカルパスとならないよう、予め外槽10の外部において、その側板21を2枚以上、互いの長辺を合わせて溶接し、大型の側板ブロック30を形成し、その後、この側板ブロック30を外槽10の内部に導入して、その溶接線31が水平方向となるように立設させる。そうすると、外槽10の内部において隣り合う側板ブロック30同士を溶接する際には、側板21が水平方向に延びる溶接線31により所定高さで予め溶接されていることとなるため、高所での溶接作業を削減することができる。
したがって、本手法では、高所での溶接作業を削減し、工期を短縮できる効果がある。
また、本実施形態においては、側板ブロック形成工程では、互いに短辺の長さが異なる側板21同士を溶接して側板ブロック30を形成し、側板ブロック立設工程では、水平方向で隣り合う側板ブロック30を天地逆向きの関係となるように立設させるという手法を採用することによって、水平方向で隣り合う側板ブロック30の水平方向に延びる溶接線31の位置を互いに高さ方向で異ならせることができる。そうすると、水平方向で隣り合う側板ブロック30同士を溶接する際に形成される鉛直方向に延びる溶接線32と、該水平方向に延びる溶接線31とが十字に交差することを回避させることができ、該交差位置での過度な応力集中を防止することができる。
また、本実施形態においては、側板ブロック形成工程では、互いに厚みが異なる側板21同士を溶接して側板ブロック30を形成し、側板ブロック立設工程では、鉛直方向で隣り合う側板21が、鉛直上方に向かうにつれて順次厚みが小さくなるように、側板ブロック30を立設させるという手法を採用することによって、貯蔵すべきLNGの液圧に対応して所定高さ毎に厚みが異なる内槽20の側壁を形成することが可能となる。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した手法、各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、側板を2枚、互いの長辺を合わせて溶接し、側板ブロックを形成すると説明したが、側板を3枚以上合わせて溶接し、側板ブロックを形成しても良い。
1…円筒型タンク、10…外槽、14…工事口、20…内槽、21(21a,21b,21c,21d)…側板、30(30A,30B)…側板ブロック、31,32,33…溶接線

Claims (3)

  1. 円筒型の外槽の内部に、曲率を有する長方形状の側板を複数溶接して円筒型の内槽の側壁を構築する円筒型タンクの構築方法であって、
    前記外槽の外部において、前記側板を少なくとも2枚、互いの長辺を合わせて溶接し、側板ブロックを形成する側板ブロック形成工程と、
    前記側板ブロック形成工程の後、前記側板ブロックを工事口から前記外槽の内部に導入し、前記側板ブロック形成工程で形成された溶接線が水平方向となるように前記側板ブロックを前記外槽に沿って立設させる側板ブロック立設工程と、
    前記側板ブロック立設工程の後、前記外槽の内部で隣り合って前記立設された前記側板ブロック同士を溶接する側板ブロック溶接工程と、を有し、
    前記側板ブロック形成工程では、互いに厚みが異なる前記側板同士を、片方の板面が揃うように溶接して前記側板ブロックを形成し、
    前記側板ブロック立設工程では、鉛直方向で隣り合う前記側板が、鉛直上方に向かうにつれて順次厚みが小さくなるように、前記側板ブロックを立設させることを特徴とする円筒型タンクの構築方法。
  2. 前記側板ブロック形成工程では、互いに短辺の長さが異なる前記側板同士を溶接して前記側板ブロックを形成し、
    前記側板ブロック立設工程では、水平方向で隣り合う前記側板ブロックを天地逆向きとなるように立設させることを特徴とする請求項1に記載の円筒型タンクの構築方法。
  3. 前記外槽は、プレストレスコンクリート製であることを特徴とする請求項1または2に記載の円筒型タンクの構築方法。
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