JP5671903B2 - シール構造及び弁装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シール構造及び弁装置に関する。
従来、例えば燃料電池車に搭載されるガスタンクには、同ガスタンク内に貯留された水素ガスの供給を制御する弁装置が設けられている。例えば特許文献1には、ボール螺子装置を用いてモータの回転を弁体の直線運動に変換し、同弁体によりガスタンクの内部と外部とを連通するガス流路を開閉することにより、水素ガスの供給を制御する弁装置が開示されている。
ところで、近年では、ガスタンクの口金部(弁装置が装着される部分)の小径化等を目的として、弁装置をガスタンクの外部に配設することが提案されている。さらに、弁装置をガスタンクの外部に配設した場合において、弁体を駆動する駆動装置(モータやボール螺子機構等)が水素ガスに接触しないように弁装置を構成し、同駆動装置の水素脆化を防止することも提案されている。
このように駆動装置を水素ガスから隔離する構成としては、例えば弁装置のハウジングにガス流路に接続された弁室及び駆動装置が収容される収容室を形成するとともに、これら弁室と収容室とを連通する挿通孔を形成し、弁体の軸部を挿通孔内に挿通する。そして、弁体と挿通孔との間を、同弁体が軸方向に移動可能な状態でシールするとともに、弁体の収容室側に突出した端部を駆動装置に連結する構成が挙げられる。また、このような挿通孔と同挿通孔内を軸方向に移動可能に挿通される弁体との間をシールする構成としては、弁体の外周面に接触するリップ部(摺接片)及び挿通孔の内周面に接触するリップ部を有し、これら各リップ部の間に環状溝が形成された断面略コ字状のシール部材(例えば特許文献2参照)を用いることができる。
特開2005−30439号公報 特開2006−164210号公報 特許2996563号公報
ところで、駆動装置が水素ガスに接触しないようにするという観点からは、弁体と挿通孔との間のシール性を高めることが望ましい。そこで、例えば特許文献3に記載されるように、シール部材に軸方向の押圧力を加え、同シール部材を径方向に拡開させることにより、そのシール性を高めることが考えられる。
しかしながら、特許文献3の構成では、シール部材に軸方向の押圧力を加えることで、外周側のリップ部が径方向外側に押圧されるとともに、内周側のリップ部が径方向内側に押圧されるように構成されているため、各リップ部が弁体及び挿通孔に対して圧接する力がそれぞれ増大してしまう。その結果、例えばシール部材が弁体に対して摺動する構成では、内周側のリップ部と弁体との間の摺動抵抗が過大となることにより、弁体を円滑に移動させることができなくなる虞がある。同様に、シール部材が挿通孔に対して摺動する構成では、外周側のリップ部と弁体との間の摺動抵抗が過大となることにより、弁体を円滑に移動させることができなくなる虞がある。
なお、こうした問題は、弁装置におけるガス流路を開閉する弁体と挿通孔との間をシールする場合に限らず、高圧室と低圧室とを連通する挿通孔と、同挿通孔内を軸方向に移動可能に設けられる軸状部材との間をシールするシール構造であれば、同様に生じ得る。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、軸状部材が挿通孔内を円滑に軸方向に移動可能としつつ、シール性を高めることができるシール構造及び弁装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、高圧室と低圧室とを区画する隔壁に該高圧室と該低圧室とを連通するように形成された挿通孔と、該挿通孔内を軸方向に移動可能に設けられる軸状部材との間をシールするシール構造において、前記挿通孔及び前記軸状部材のいずれか一方に形成された配設部に配設される環状のシール部材を備え、前記シール部材は、前記挿通孔及び前記軸状部材のいずれか一方に接触する固定側リップ部と、いずれか他方に接触する摺動側リップ部と、前記高圧室側に開口するとともに前記固定側リップ部と前記摺動側リップ部との間に形成される環状溝とを有し、前記配設部には、前記環状溝内に挿入される突起が設けられ、前記シール部材は、押圧部材により前記突起に押し付けられた状態で前記配設部に固定されるものであって、前記突起は、前記固定側リップ部を前記いずれか一方側に押圧するとともに、前記摺動側リップ部を押圧しないように形成されたことを要旨とする。
上記構成によれば、シール部材は、挿通孔及び軸状部材のいずれか一方に形成された配設部に固定されるため、いずれか他方側に対して摺動することになる。そして、突起は、固定側リップ部を挿通孔及び軸状部材のいずれか一方側に押圧するように形成されているため、同固定側リップ部が上記いずれか一方に圧接する力が増大してシール性を高めることができるようになる。また、突起は、摺動側リップ部を押圧しないように形成されているため、摺動側リップ部が上記いずれか他方に圧接する力は増大せず、摺動抵抗が過大となることを防止して、軸状部材を円滑に移動させることができるようになる。これにより、軸状部材が挿通孔内を円滑に軸方向に移動可能としつつ、挿通孔と軸状部材との間のシール性を高めることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のシール構造において、前記突起は、前記いずれか一方と対向する固定側面が前記低圧室側から前記高圧室側に向かうにつれて該いずれか一方に近接するテーパ状に形成されるとともに、前記いずれか他方と対向する摺動側面が前記軸方向と平行に延びるストレート状に形成されたことを要旨とする。
上記構成によれば、突起が簡易な形状であるため、同突起を容易に形成することができるようになる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のシール構造において、前前記配設部は、前記挿通孔に形成され、前記押圧部材には、前記配設部内に挿入される凸部が形成されたことを要旨とする。
上記構成によれば、シール部材は、配設部内に挿入される凸部により押圧されるため、シール部材を配設部から押圧部材側に突出した形状とせずとも同シール部材を突起に押し付けることができる。これにより、シール部材がその軸方向に大型化することを抑制できる。
請求項4に記載の発明は、高圧ガスが貯留されるタンクに取り付けられる弁装置であって、前記タンクの内部と外部とを連通する流路と、取付状態で前記タンクの内側に配置されるタンク内配置部と、取付状態で前記タンクの外側に配置されるタンク外配置部と、を備えた弁装置において、前記タンク外配置部には、前記流路に接続された弁室と前記流路を開閉する弁体を駆動する駆動装置が収容される収容室とを連通する挿通孔が形成され、前記弁体は、前記弁室内に配置されて前記流路を開閉可能な弁部及び該弁部に連結されるとともに前記挿通孔に挿通される軸部を有し、前記弁体と前記挿通孔との間が請求項1〜3のいずれか一項に記載のシール構造を用いてシールされたことを要旨とする。
上記構成によれば、弁体を円滑に軸方向に移動させることができるため、ガス流路の開閉を円滑に行うことができる。また、軸状部材と挿通孔との間のシール性を高めて駆動装置が高圧ガスに接触することを確実に防止できる。
本発明によれば、軸状部材が挿通孔内を円滑に軸方向に移動可能としつつ、シール性を高めることが可能なシール構造及び弁装置を提供することができる。
弁装置がガスタンクに装着された状態を示す一部断面図。 本実施形態における弁装置の駆動装置及びガス流路を示す模式的な斜視図。 本実施形態における弁装置の前面断面構造を示す一部断面図。 本実施形態における弁装置を右側面側から見た一部断面図。 図3のA−A断面図。 図3のB−B断面図。 本実施形態のシール構造を示す挿通孔近傍の拡大断面図。 別のシール構造を示す挿通孔近傍の拡大断面図。 別のシール構造を示す挿通孔近傍の拡大断面図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、弁装置1は、高圧水素ガスが貯留された略円筒状のガスタンク2に装着されている。ガスタンク2は、その軸端部3(図1における左側)に軸方向に開口する口金部4が形成されており、この口金部4に弁装置1が装着されている。
図2〜4に示すように、弁装置1のハウジング11は、略直方体状に形成された本体部12と、口金部4に挿入される取付部13とを備えている。なお、ハウジング11は、水素脆化に対して耐性を有する材料により構成されている。取付部13は、本体部12におけるガスタンク2側の後面(図4における下側の面)12aに形成されるとともに、後面12aに対して直交する方向に延びる略円柱状に形成されている。そして、弁装置1は、取付部13の軸線が口金部4の開口方向、すなわちガスタンク2の内外を貫通する方向と平行になるように口金部4に装着される。具体的には、取付部13には、口金部4の内周に形成された螺子部4a(図1参照)に対応する螺子部13aが形成されている。そして、図1に示すように、弁装置1は、取付部13の螺子部13aが口金部4の螺子部4aに螺合することで同口金部4に装着されている。つまり、本実施形態では、取付部13が取付状態でガスタンク2の内側に配置されるタンク内配置部に相当するとともに、本体部12が取付状態でガスタンク2の外側に配置されるタンク外配置部に相当する。
なお、以下の説明では、図2に示すように、取付部13の軸線方向、すなわち取付状態でガスタンク2の内外を貫通する方向をハウジング11の前後方向とし、この前後方向に対して垂直なそれぞれの方向をハウジング11の左右方向及び上下方向とする。
次に、ハウジング11の内部の構成について説明する。
図2〜4に示すように、ハウジング11には、ガスタンク2の内外を連通するガス流路15が形成されており、弁装置1は、同ガス流路15を開閉することにより車両に搭載された燃料電池に供給する水素ガスを制御するように構成されている。図3及び図4に示すように、ガス流路15は、取付部13の先端(図4における下端)に開口してガスタンク2内に連通する導入路16、燃料電池に接続される導出路17、及びこれら導入路16と導出路17とを連通する連通路18を備えている。
詳述すると、図4に示すように、導入路16は、取付部13の軸方向に沿って延びる直線状に形成されている。また、図3に示すように、連通路18は、導入路16に接続されてハウジング11の左右方向に延びる直線状の第1連通路18aと、同第1連通路18aに接続されてハウジング11の上下方向に延びる直線状の第2連通路18bとから構成されており、略L字状に形成されている。導出路17と第2連通路18bとは、ハウジング11の左右方向において互いにずれた位置に形成されており、導出路17は、本体部12の下面12cに開口するとともに、第2連通路18bと平行な直線状に形成されている。第2連通路18bと導出路17との間には、弁室24が形成されており、この弁室24内に配置された弁体23により、ガス流路15が開閉される構成となっている。
具体的には、図3及び図5に示すように、弁室24は、本体部12の右面12fに開口するとともにハウジング11の左右方向に延びる太穴26と、太穴26に連続するとともに左右方向に延びる細穴27とにより形成されている。そして、連通路18は太穴26の内周面に開口するとともに、導出路17は細穴27の内周面に開口している。つまり、第2連通路18bは弁室24を介して導出路17に接続されている。太穴26には、その開口端(図3における左端)を閉塞する閉塞部材32が設けられており、同閉塞部材32により弁室24内の気密が保たれている。
弁体23は、太穴26内に配置される弁部28と、弁部28に連結される軸状の軸部29とを備え、導出路17に対して直交するように配置されている。なお、弁体23は、水素脆化に対して耐性を有する材料により構成されている。弁部28は太穴26の内径よりも小径、且つ細穴27よりも大径に形成されており、太穴26と細穴27との間の弁座部31に当接する。そして、弁部28が弁座部31に当接することで連通路18と導出路17との間の水素ガスの移動が遮断されてガス流路15が閉じた状態となる一方、弁部28が弁座部31から離間することで連通路18と導出路17との間の水素ガスの移動が可能となってガス流路15が開いた状態となる。軸部29は細穴27よりも小径に形成されており、同軸部29と細穴27との間に形成された隙間を水素ガスが通過する。
また、ハウジング11には、弁室24の左側に後述する弁体23を駆動する駆動装置41が収容される収容室37が形成されており、これら弁室24と収容室37とを区画する隔壁としての隔壁部35には、ハウジング11の左右方向に貫通して弁体23の軸部29が挿通される挿通孔33が形成されている。すなわち、本実施形態では、弁体23が軸状部材として構成されている。そして、弁体23と挿通孔33との間は、円環状のシール部材34により弁体23が軸方向に移動可能な状態で気密にシールされており、ガス流路15を通過する水素ガスが収容室37側に流出しないようになっている。
次に、弁体23を駆動する駆動装置41の構成について説明する。
図2及び図3に示すように、駆動装置41は、駆動源となるモータ42と、歯車機構43を介してモータ42に駆動連結されるウォーム軸44と、同ウォーム軸44に噛合するウォームホイール45と、同ウォームホイール45の回転を弁体23の軸方向移動に変換する螺子機構46とを備えている。モータ42及びウォーム軸44は、弁体23の軸方向と直交する上下方向に並置されており、モータ42、歯車機構43、ウォーム軸44、ウォームホイール45、螺子機構46及び弁体23がウォーム軸44の軸方向視で略L字状に配置されている(図3参照)。
図3及び図5に示すように、螺子機構46は、弁体23に連結される螺子軸51と、円筒状の螺子ナット52と、螺子軸51の外周に螺刻された螺子溝51aと螺子ナット52の内周に螺刻された螺子溝52aとを対向させてなる螺旋状の転動路内に介在される複数のボール53とを有するボール螺子機構として構成されている。また、螺子軸51は、円筒形状に形成されるとともに、弁体23の軸部29が螺子軸51に螺着されることにより、弁体23と一体に連結されている。そして、螺子機構46は、ハウジング11に形成された螺子機構収容穴55内に収容される。
具体的には、螺子機構収容穴55は、ハウジング11の左右方向に延びる円柱状の空間であり、一端が本体部12の左面12eに開口するとともに他端が挿通孔33に連通する。また、螺子機構収容穴55の底部(図3における右側)には、略円板状の第1支持部材57が設けられるとともに、螺子機構収容穴55の開口部(図3における左側)には略円板状の第2支持部材58が設けられている。
第1支持部材57の左側の側面には、軸受59aが収納される大径凹部61が形成され、同大径凹部61の底面には、螺子軸51が収容される小径凹部62が形成されている。小径凹部62の底面には、弁体23の軸部29が軸方向(ハウジング11の左右方向)に移動可能に挿通される貫通孔63が形成されている。また、本実施形態では、コイルスプリング等からなる付勢部材47が、小径凹部62内に設けられている。付勢部材47は、弁部28が弁座部31に当接するように弁体23を付勢している。本実施形態では、第1支持部材57の外周には、螺子機構収容穴55の隔壁部35側に形成された螺子部55aに螺合する螺子部57aが形成されている。そして、第1支持部材57は、その螺子部57aが螺子機構収容穴55の螺子部55aに螺合することにより、螺子機構収容穴55に固定されている。
一方、第2支持部材58の右側の側面には、軸受59bが収納される大径凹部64が形成され、同大径凹部64の底面には、螺子軸51が収容される小径凹部65が形成されている。小径凹部65の底面には、弁体23の軸部29が軸方向に移動可能に挿通される貫通孔66が形成されている。
螺子ナット52は、第1支持部材57との間に設けられる軸受59a及び第2支持部材58との間に設けられる軸受59bにより両端が回転可能に支持されている。これにより、螺子軸51(弁体23)は、その軸線L1がハウジング11の左右方向に沿うように配置されている。
ウォームホイール45は、螺子ナット52の外周に固定されており、同螺子ナット52と一体回転する。ウォームホイール45と、第1及び第2支持部材57,58との間には軸受67a,67bが設けられており、ウォームホイール45は、軸受67a,67bにより回転可能な状態で挟持されている。なお、第2支持部材58は、スナップリング68により軸方向への移動が規制されている。また、螺子機構収容穴55の開口部は、平板状のカバー69により閉塞されている。
図3及び図6に示すように、ウォーム軸44は、ハウジング11に形成されたウォーム軸収容穴71内において、ウォームホイール45に噛合した状態で回転可能に支持されている。ウォーム軸収容穴71は、本体部12の前面12bに開口するとともにハウジング11の前後方向に延びる略円柱状の空間である。また、ウォーム軸収容穴71は、螺子機構収容穴55と連通している。
ウォーム軸44は、螺子軸51及び弁体23と直交するように、すなわち同ウォーム軸44の軸線L2がハウジング11の前後方向に延びるようにウォーム軸収容穴71内に配置されている。ウォーム軸44は、ウォームホイール45に噛合する歯部が形成された円筒状の歯部材72と、歯部材72と一体回転可能に連結される軸部材73とから構成されている。ウォーム軸44は、歯部材72の軸方向両側に設けられた軸受74a,74bを介して回転可能に支持されている。
また、本実施形態のウォーム軸44は、歯部材72の進み角が大きく形成されており、ウォーム軸44を駆動することによりウォームホイール45を回転可能であるとともに、ウォームホイール45を駆動することによりウォーム軸44を回転可能に構成されている。つまり、ウォームホイール45側からウォーム軸44を回転(逆回転)させることのできない所謂セルフロック機能が働かないように構成されている。これにより、弁体23は、水素ガスの圧力及び付勢部材47の付勢力により、ガス流路15を閉じる方向(閉弁方向)に移動可能になっている。
モータ42は、その回転軸42aの軸線L3がウォーム軸44の軸線L2と平行になるように、すなわちハウジング11の前後方向と平行になるようにモータ収容穴75内に収容されている。モータ収容穴75は、本体部12の前面12bに開口するとともに前後方向に延びる略円柱状の空間である。ここで、上記のように弁装置1は、取付部13の軸方向(ハウジング11の前後方向)とガスタンク2の内外を貫通する方向とが平行になるようにして口金部4に装着されていることから、モータ42の回転軸42aはガスタンク2の内外を貫通する方向と平行に配置されている。
歯車機構43は、ウォーム軸44の軸部材73に連結される平歯車76と、モータ42の回転軸42aに連結される平歯車77とを噛合させることにより構成されている。また、ウォーム軸収容穴71及びモータ収容穴75の前方には、各平歯車76,77が収容される収容凹部78が形成されており、収容凹部78によりウォーム軸収容穴71及びモータ収容穴75が連通している。なお、収容凹部78の上端(ウォーム軸収容穴71及びモータ収容穴75)は、平板状のカバー79により閉塞されている。
そして、上記のようにシール部材34(図3参照)により、弁室24内の水素ガスが収容室37側に流出しないように構成されているため、駆動装置41を構成する各部材は水素ガスに接触せず、水素脆化することが防止されている。また、弁室24内は、ガスタンク2からガス流路15を介して高圧(例えば70MPa程度)の水素ガスが供給されて高圧となる一方、収容室37は略大気圧と等しくなる。すなわち、本実施形態では、弁室24が高圧室に相当するとともに、収容室37が低圧室に相当する。また、収容室37は、螺子機構収容穴55、ウォーム軸収容穴71、モータ収容穴75及び収容凹部78により形成されている。
図3に示すように、本実施形態の弁装置1には、手動でガス流路15を開閉可能なマニュアル弁81と、外部からの水素ガスの流入を許容するとともに同水素ガスの外部への放出を防ぐ逆止弁82と、弁装置1及びガスタンク2が高温になったときに水素ガスを外部に放出して異常な高圧となることを防ぐための溶栓弁83とが設けられている。
上記のようにウォーム軸44はウォームホイール45を駆動させることにより回転(逆回転)可能に構成されている。そのため、弁体23は、モータ42への非通電時や故障時等において、水素ガスの圧力及び付勢部材47の付勢力によって付勢されることで移動し、ガス流路15は閉じるようになっている。つまり、弁装置1は、非通電時等にガス流路15が閉じた状態となる所謂ノーマルクローズ式の弁として構成されている。そして、モータ42へ通電されると、同モータ42の回転が歯車機構43、ウォーム軸44、ウォームホイール45を介して螺子機構46の螺子ナット52に伝達される。この螺子ナット52の回転が螺子軸51の軸方向移動に変換されることにより、弁体23の弁部28が弁座部31から離間してガス流路15が開くようになっている。
(シール構造)
次に、弁体23と挿通孔33との間のシール構造について詳細に説明する。
図7に示すように、挿通孔33は、弁室24側(図7における右側)に形成される小径部91と、収容室37側(図7における左側)に開口するとともにその内径が小径部91よりも大きな配設部92とから構成されており、シール部材34は配設部92内に配置されている。また、シール部材34は、挿通孔33(配設部92)の内周面33aに接触する固定側リップ部としての外側リップ部93と、弁体23の外周面23aに接触する摺動側リップ部としての内側リップ部94と、弁室24側に開口するとともに外側リップ部93と内側リップ部94との間に形成される円環状の環状溝95とを有している。さらに、配設部92における小径部91側の軸方向端面96には、収容室37側に突出して環状溝95内に挿入される円環状の突起97が形成されている。そして、シール部材34は、第1支持部材57により突起97に押し付けられており、軸方向の予圧が付与された状態で配設部92に固定されている。すなわち、本実施形態では、第1支持部材57が押圧部材に相当する。
具体的には、第1支持部材57における隔壁部35と対向する対向面57bは、平坦な平面状に形成されている。また、シール部材34は、外側リップ部93の先端が突起97に接触した状態で、同シール部材34における収容室37側の端部が配設部92から突出するように形成されている。そして、シール部材34は、対向面57bが隔壁部35に当接するように第1支持部材57が螺子機構収容穴55に螺着されることにより、同対向面57bに押圧されて突起97に押し付けられるようになっている。
また、本実施形態では、シール部材34の環状溝95には、断面略U字状に湾曲された弾性部材としての環状板ばね99が挿入されている。そして、環状板ばね99の外周端部99aにより外側リップ部93が挿通孔33の内周面33a側に押圧されるとともに、内周端部99bにより内側リップ部94が弁体23の外周面23aに押圧されている。これにより、外側リップ部93は高いシール性が確保されるように挿通孔33の内周面33aに圧接するとともに、内側リップ部94は弁体23が円滑に移動可能な状態で高いシール性が確保されるように同弁体23の外周面23aに圧接している。
ここで、上述のようにシール部材34が突起97に押し付けられることにより、外側リップ部93が径方向外側に押圧されるとともに、内側リップ部94が径方向内側に押圧される場合には、同内側リップ部94と弁体23の外周面23aとの間の摺動抵抗が過大となって、弁体23の円滑な移動が妨げられる虞がある。
この点を踏まえ、本実施形態の突起97は、外側リップ部93を挿通孔33の内周面33a側に押圧するとともに、内側リップ部94を弁体23の外周面23a側に押圧しないように形成されている。詳しくは、突起97は、挿通孔33の内周面33aに対向する固定側面97aが収容室37から弁室24側に向かうにつれて同内周面33aに近接するように傾斜したテーパ状(円錐筒状)に形成されるとともに、弁体23の外周面23aに対向する摺動側面97bが弁体23の軸方向と平行なストレート状(内径が一定の円筒状)に形成されている。換言すれば、突起97は、固定側面97aと挿通孔33の内周面33aとの間の径方向の隙間が収容室37から弁室24側に向かうにつれて狭くなるとともに、摺動側面97bと弁体23の外周面23aとの間の径方向の隙間が一定となるように形成されている。そして、突起97の内径は、環状板ばね99における内周端部99bの外径よりも大きく形成されており、内側リップ部94及び環状板ばね99の内周端部99bと接触しないように形成されている。
従って、シール部材34が突起97に押し付けられることにより、外側リップ部93が径方向外側に押圧されて、同外側リップ部93が挿通孔33の内周面33aに圧接する力が増大し、シール性が高められる。一方、内側リップ部94は、シール部材34が突起97に押し付けられても径方向内側に押圧されず、同内側リップ部94が弁体23の外周面23aに圧接する力は増大せず、摺動抵抗が過大となることが防止される。
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の作用効果を奏することができる。
(1)弁室24と収容室37とを区画する隔壁部35に形成された挿通孔33に、シール部材34が配設される配設部92を形成した。この配設部92に、シール部材34の環状溝95内に挿入される突起97を設け、同シール部材34を第1支持部材57により突起97に押し付けるようにした。そして、突起97を、シール部材34の外側リップ部93が挿通孔33の内周面33a側に押圧されるとともに、その内側リップ部94を押圧されないように形成した。
上記構成によれば、シール部材34は、挿通孔33の配設部92に固定されるため、弁体23に対して摺動することになる。そして、突起97は、外側リップ部93を挿通孔33の内周面33a側に押圧するように形成されているため、同外側リップ部93が挿通孔33に圧接する力が増大してシール性を高めることができるようになる。また、突起97は、内側リップ部94を押圧しないように形成されているため、内側リップ部94が弁体23に圧接する力は増大せず、摺動抵抗が過大となることを防止して、弁体23を円滑に移動させることができるようになる。これにより、弁体23が挿通孔33内を円滑に軸方向に移動可能としつつ、挿通孔33と弁体23との間のシール性を高めることができるため、ガス流路15の開閉を円滑に行うことができるとともに、駆動装置41が水素ガスに接触することを確実に防止できる。そして、駆動装置41を水素脆化に対して耐性を有する材料以外の材料により、構成することが可能なる。
(2)突起97の固定側面97aを収容室37側から弁室24側に向かうにつれて近接するテーパ状に形成するとともに、その摺動側面97bを弁体23の軸方向と平行に延びるストレート状に形成したため、同突起97を容易に形成することができるようになる。
(3)シール部材34は、外側リップ部93を挿通孔33の内周面33a側に押圧するとともに、内側リップ部94を弁体23の外周面23a側に押圧する環状板ばね99を備えた。
ここで、シール部材34の環状溝95は弁室24側に開口するため、同シール部材34が水素ガスの圧力を受けることにより、外側リップ部93が挿通孔33の内周面33a側に押圧されるとともに、内側リップ部94が弁体23の外周面23a側に押圧される。そのため、弁室24内の圧力が高く、シール部材34が受ける圧力が大きい状態では、弁体23と挿通孔33との間のシール性が高い状態となる。しかし、弁室24内の圧力が低くなり、シール部材34が受ける圧力が小さくなると、外側リップ部93及び内側リップ部94が押圧される力が弱まるため、弁体23と挿通孔33との間のシール性が低下し、高いシール性を確保することができなくなる虞がある。この点、上記構成によれば、環状板ばね99により、外側リップ部93が挿通孔33の内周面33a側に押圧されるとともに、内側リップ部94が弁体23の外周面23a側に押圧されるため、弁室24室の圧力が低下した場合であっても、確実に高いシール性を確保することができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の態様にて実施することもできる。
・上記実施形態では、挿通孔33にシール部材34が設けられる配設部92を形成し、シール部材34が弁体23に対して摺動するようにしたが、これに限らず、図8に示すように、シール部材34が挿通孔33に対して摺動するようにしてもよい。具体的には、同図に示されるように、弁体23の軸部29は、弁部28側(図8における右側)に形成される大径部101と、その外径が同大径部101の外径よりも小さな配設部102とを有しており、シール部材34は配設部102の外周に配設されている。また、配設部102における大径部101側の軸方向端面103には、収容室37側(図8における左側)に突出して環状溝95に挿入される突起104が形成されるとともに、配設部102における軸方向端面103と反対側には、シール部材34を突起104に押し付ける押圧部材105が設けられている。この押圧部材105には、配設部102における軸方向端面103と反対側に形成された固定部106の螺子部106aに螺合する螺子部105aが形成されており、同押圧部材105は、弁体23に対して螺着されるようになっている。この構成では、シール部材34が弁体23に固定されるため、外側リップ部93が挿通孔33に対して摺動するようになっており、同外側リップ部93が摺動側リップ部に相当するとともに、内側リップ部94が固定側リップ部に相当する。そして、突起104は、内側リップ部94を弁体23(配設部102)の外周面23a側に押圧するとともに、外側リップ部93を押圧しないように形成されている。詳しくは、弁体23の外周面23aに対向する固定側面104aが収容室37から弁室24側に向かうにつれて同外周面23aに近接するように傾斜したテーパ状に形成されるとともに、挿通孔33の内周面33aに対向する摺動側面104bが同挿通孔33の軸方向と平行なストレート状に形成されている。このように構成しても、上記実施形態の(1)〜(3)と同様の作用効果を奏することができる。
・上記実施形態において、第1支持部材57の対向面57bを平坦な平面状に形成したが、これに限らず、図9に示すように、第1支持部材57の対向面57bに配設部92内に挿入される環状の凸部111を形成してもよい。この構成によれば、シール部材34は、配設部92内に挿入される凸部111により押圧されるため、シール部材34を配設部92から第1支持部材57側に突出した形状とせずとも同シール部材34を突起97に押し付けることができる。これにより、シール部材34がその軸方向に大型化することを抑制できる。
・上記実施形態において、シール部材34が環状板ばね99を備えない構成としてもよい。
・上記実施形態では、突起97の固定側面97aをテーパ状に形成するとともに、その摺動側面97bを弁体23の外周面23aと平行なストレート状に形成した。しかし、これに限らず、突起97が外側リップ部93を挿通孔33の内周面33a側に押圧するとともに、内側リップ部94を押圧しなければどのような形状でもよく、例えば摺動側面97bをテーパ状に形成してもよい。
・上記実施形態では、水素ガスの供給を制御するための弁装置1に本発明を適用したが、これに限らず、その他の高圧ガスを供給するための弁装置1に適用してもよい。
・上記実施形態では、本発明を弁装置1における弁体23と挿通孔33との間をシールするシール構造に適用したが、その他の装置に適用してもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(イ)請求項1〜3のいずれか一項に記載のシール構造において、前記シール部材は、前記固定側リップ部を前記いずれか一方側に押圧するとともに、前記摺動側リップ部を前記いずれか他方側に押圧する弾性部材を備えたことを特徴とするシール構造。上記構成によれば、弾性部材により、固定側リップ部が挿通孔及び軸状部材のいずれか一方側に押圧されるとともに、摺動側リップ部がいずれか他方側に押圧されるため、高圧室の圧力が低下した場合であっても、確実に高いシール性を確保することができる。
1…弁装置、2…ガスタンク、11…ハウジング、15…ガス流路、23…弁体、24…弁室、28…弁部、29…軸部、33…挿通孔、34…シール部材、37…収容室、41…駆動装置、42…モータ、42a…出力軸、43…歯車機構、44…ウォーム軸、45…ウォームホイール、46…螺子機構、55…螺子機構収容穴、57…第1支持部材、58…第2支持部材、71…ウォーム軸収容穴、75…モータ収容穴、78…収容凹部、92,102…配設部、93…外側リップ部、94…内側リップ部、95…環状溝、97,104…突起、97a,104a…固定側面、97b,104b…摺動側面、99…環状板ばね、105…押圧部材、111…凸部。

Claims (4)

  1. 高圧室と低圧室とを区画する隔壁に該高圧室と該低圧室とを連通するように形成された挿通孔と、該挿通孔内を軸方向に移動可能に設けられる軸状部材との間をシールするシール構造において、
    前記挿通孔及び前記軸状部材のいずれか一方に形成された配設部に配設される環状のシール部材を備え、
    前記シール部材は、前記挿通孔及び前記軸状部材のいずれか一方に接触する固定側リップ部と、いずれか他方に接触する摺動側リップ部と、前記高圧室側に開口するとともに前記固定側リップ部と前記摺動側リップ部との間に形成される環状溝とを有し、
    前記配設部には、前記環状溝内に挿入される突起が設けられ、
    前記シール部材は、押圧部材により前記突起に押し付けられた状態で前記配設部に固定されるものであって、
    前記突起は、前記固定側リップ部を前記いずれか一方側に押圧するとともに、前記摺動側リップ部を押圧しないように形成されたことを特徴とするシール構造。
  2. 請求項1に記載のシール構造において、
    前記突起は、前記いずれか一方と対向する固定側面が前記低圧室側から前記高圧室側に向かうにつれて該いずれか一方に近接するテーパ状に形成されるとともに、前記いずれか他方と対向する摺動側面が前記軸方向と平行に延びるストレート状に形成されたことを特徴とするシール構造。
  3. 請求項1又は2に記載のシール構造において、
    前記配設部は、前記挿通孔に形成され、
    前記押圧部材には、前記配設部内に挿入される凸部が形成されたことを特徴とするシール構造。
  4. 高圧ガスが貯留されるタンクに取り付けられる弁装置であって、
    前記タンクの内部と外部とを連通する流路と、
    取付状態で前記タンクの内側に配置されるタンク内配置部と、
    取付状態で前記タンクの外側に配置されるタンク外配置部と、を備えた弁装置において、
    前記タンク外配置部には、前記流路に接続された弁室と前記流路を開閉する弁体を駆動する駆動装置が収容される収容室とを連通する挿通孔が形成され、
    前記弁体は、前記弁室内に配置されて前記流路を開閉可能な弁部及び該弁部に連結されるとともに前記挿通孔に挿通される軸部を有し、
    前記弁体と前記挿通孔との間が請求項1〜3のいずれか一項に記載のシール構造を用いてシールされたことを特徴とする弁装置。
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