JP5671720B1 - 静電気除去装置およびその方法 - Google Patents
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Abstract
Description
一方、特許文献2に記載の技術は、有害排気成分の低減を目的としており、排気系部品と配線材の接続を必須の構成要件としている。また、電位差発生器を必須構成としている。段落0026には、「一般にエンジンおよび補機類の間には固有の電位差が存在しているので、極力この電位差を利用することとし、経年変化等でこの固有の電位差が利用できなくなった場合に外部電力を利用するようにしてもよい」と記載されている。つまり、バッテリの電力を用いて部品間の電位差を発生させ、電流を供給している。このような構成の場合、メーカーの電気的設計を崩すことになるので、電気工学の知識がない場合は行うべきでない。また、エンジンのトータルバランスが崩れ、性能低下を引き起こす場合も多かった。
車両内のエンジンの吸気管の外面に対して電気的に接続する第1接続部と、
前記車両内のエンジンクーラント流路管の外面に対して電気的に接続する第2接続部と、
前記車両内のエンジンオイル流路管の外面に対して電気的に接続する第3接続部と、
前記第1乃至第3接続部と前記車両内に設けられたバッテリのマイナス端子とを並列に接続する第1乃至第3導線と、
前記第1乃至第3導線に接続される導電板と、
前記導電板と前記車両内に設けられたバッテリのマイナス端子とを接続する第4導線と、
を備えた。
車両内のエンジンの吸気管の外面と、前記車両内のエンジンクーラント流路管の外面と、前記車両内のエンジンオイル流路管の外面と、をそれぞれ、第1乃至第3導線を介して導電板に接続し、さらに、前記導電板と前記車両内に設けられたバッテリのマイナス端子とを第4導線で接続させる。
本発明の第1実施形態としての静電気除去装置100の構成について図1を用いて説明する。静電気除去装置100は、接続部101、102、103、導線104、105、106を含む。
接続部101は、車両内150のエンジン152の吸気管151の外面に対して電気的に接続する。接続部102は、車両150内のエンジンクーラント流路管153の外面に対して電気的に接続する。接続部103は、車両150内のエンジンオイル流路管154の外面に対して電気的に接続する。そして、導線104、105、106は、接続部101、102、103と車両150内に設けられたバッテリ155のマイナス端子とを並列に接続する。
本発明の第2実施形態としての静電気除去装置200について、図2を用いて説明する。
そこで本発明者はこの特異な現象の原因を探るべく単純な構成で走行テストを行った。以下に本実施形態の第1比較例としての静電気除去装置600について、図6を用いて説明する。内燃機関は図2に説明した構成と基本的に同じであるので説明を省略する。
図7は本実施形態の第2比較例の静電気除去装置を説明する図である。本例は3つの流路管の中で1つのみに導電性バンドが装着された構成である。内燃機関は図2に説明した構成と基本的に同じであるので説明を省略する。
図9は本実施形態の第3比較例の静電気除去装置を説明する図である。本例は3つの流路管の中の2つに導電性バンドが装着された構成である。内燃機関は図2に説明した構成と基本的に同じであるので説明を省略する。
次に本発明の第3実施形態に係る静電気除去装置について、図11を用いて説明する。図11は、本実施形態に係る静電気除去装置の導電性バンドの構成を説明するための図である。本実施形態に係る導電性バンド1100は、上記第2実施形態と比べると、幅が2倍になっている点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。上記した走行テストにおいては導電性バンドの幅は14mmとしていた。この幅をさらに広げることにより導電性バンドの効果をさらに増加させることが期待される。
次に本発明の第4実施形態に係る静電気除去装置について、図16を用いて説明する。図16は、本実施形態に係る静電気除去装置1600の構成を説明するための図である。本実施形態に係る静電気除去装置1600は、上記第2実施形態と比べると、導電板としての金属板1601を有する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。本実施形態は、導線207〜209はマイナス端子222に直接接続されず、一旦中継端子としての金属板1601に接続され、金属板1601がマイナス端子222に導線1602によって接続されている。
次に本発明の第5実施形態に係る静電気除去装置について、図17を用いて説明する。図17は、本実施形態に係る静電気除去装置1700の構成を説明するための図である。本実施形態に係る静電気除去装置1700は、上記第2実施形態と比べると、導電性バンド204、205、206とバッテリ220のマイナス端子222との間に整流素子1701〜1703を設けた点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。本実施形態では、さらに整流素子の下流側の接続部を流れる電荷が上流側の接続部を流れる電荷に対して電気的に干渉しないようにするために、各導線に整流素子を介在させている。
次に本発明の第6実施形態に係る静電気除去装置について、図18を用いて説明する。図18は、本実施形態に係る静電気除去装置1800の構成を説明するための図である。本実施形態に係る静電気除去装置1800は、上記第5実施形態と比べると、バッテリ220のマイナス端子222から導線1801を延設している点で異なる。また、その導線1801に対して、導電性バンド204、205、206を導線1802〜1804で並列に接続しつつ、その導線1802〜1804にそれぞれ整流素子1805〜1807を設けた点でも異なる。その他の構成および動作は、第5実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
Claims (5)
- 車両内のエンジンの吸気管の外面に対して電気的に接続する第1接続部と、
前記車両内のエンジンクーラント流路管の外面に対して電気的に接続する第2接続部と、
前記車両内のエンジンオイル流路管の外面に対して電気的に接続する第3接続部と、
前記第1乃至第3接続部と前記車両内に設けられたバッテリのマイナス端子とを並列に接続する第1乃至第3導線と、
前記第1乃至第3導線に接続される導電板と、
前記導電板と前記車両内に設けられたバッテリのマイナス端子とを接続する第4導線と、
を備えた静電気除去装置。 - 前記第4導線の抵抗値は、前記第1乃至第3導線の抵抗値より小さいことを特徴とする請求項1に記載の静電気除去装置。
- 前記第4導線の太さは、前記第1乃至第3導線の太さの3倍以上であることを特徴とする請求項2に記載の静電気除去装置。
- 前記第1接続部は、前記吸気管の外面に対して接触する第1導電性バンドであり、前記第2接続部は、前記エンジンクーラント流路管の外面に対して接触する第2導電性バンドであり、前記第3接続部は、前記エンジンオイル流路管の外面に対して接触する第3導電性バンドである請求項1乃至3のいずれか1項に記載の静電気除去装置。
- 車両内のエンジンの吸気管の外面と、前記車両内のエンジンクーラント流路管の外面と、前記車両内のエンジンオイル流路管の外面と、をそれぞれ、第1乃至第3導線を介して導電板に接続し、さらに、前記導電板と前記車両内に設けられたバッテリのマイナス端子とを第4導線で接続させる静電気除去方法。
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