JP5670027B2 - 画像表示装置、画像表示プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体及び画像表示方法 - Google Patents

画像表示装置、画像表示プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体及び画像表示方法 Download PDF

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本発明は、複数の表示形態で表示画像を表示する画像表示装置、画像表示プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体及び画像表示方法に関するものである。
従来、2つ折りに折り畳み可能な2つの筐体部を備え、一方の筐体部が他方の筐体部に対して回転可能な携帯端末が知られている。また、この携帯端末は、一方の筐体部に表示部を設け、他方の筐体部に操作部を備えている。
この携帯端末の表示部は、通常、他方の筐体部に対する一方の筐体部の向きに応じてレイアウト比の異なる縦画面表示と、横画面表示との少なくとも2つの表示形態を切り替えることが可能となっている。
また、縦画面表示を他方の筐体部に対して一方の筐体部を時計周り又は反時計まわりに180度回転させたときに反転表示させたり、他方の筐体部に対して一方の筐体部を時計周りに90度回転させたときの横画面表示を、反時計周りに90度回転させたときに反転表示させたりする表示形態を備えたものも存在している。
さらに、表示部の全領域を複数の表示領域に分割し、分割されたそれぞれの表示領域に異なる画像を表示させる表示形態を備えたものもある。
また、表示部に大きさの異なる複数の表示領域を設定できるように構成し、これらの表示領域のうち、一方から他方への切り替えを可能にした表示形態を備えたものもある。
また、表示部の一部の表示領域を第1のアプリケーションソフト用とし、残りの表示領域を第2のアプリケーションソフト用として、複数のアプリケーションソフトを利用できるようにしたものも存在している。
このように、近年、携帯端末は、各筐体部の向きの変化等に応じて複数の表示形態を切り替えるものが広く普及しつつある。
このような携帯端末に関する従来技術として特許文献1に開示された電子機器がある。
この特許文献1に開示された電子機器は、回転及び/又は開閉可能な筐体部に表示機能を備え、筐体部の回転及び/又は開閉に応じて表示部に表示される縦画面表示又は横画面表示に対応する画面レイアウトに変更する制御部とを備えている。
この電子機器は、以上のような構成を備えることにより、表示形態の切り替えに対応して各画面のレイアウトの最適化を図ることで、表示画面の視認性や機能性を向上させている。
特開2008−76853号公報(2008年4月3日公開)
しかしながら、前記従来の特許文献1に開示された電子機器では、縦画面表示又は横画面表示に対応する画面レイアウトに変更することで、一方の表示形態から他方の表示形態に変更したときの情報の欠落を防いでいるが、例えば、ディスプレイサイズを超える大きな画像の場合には対応できないという問題点がある。
また、特許文献1に開示された電子機器では、所定のアスペクト比を有する1つのディスプレイにおける縦画面表示と横画面表示しか考慮されていないので、切り替え前の表示領域のアスペクト比と、切り替え後の表示領域のアスペクト比とが異なる場合にも、表示領域の切り替えにより、表示させておきたい情報が欠落してしまう可能性がある。
また、表示部に大きさの異なる複数の表示領域を設定できるように構成した携帯端末では、切り替えた表示領域のサイズによっては、切り替え前の表示領域に表示された表示画像に含まれている表示させておきたい情報が、切り替え後の表示領域に表示される表示画像から欠落してしまうという問題点がある。
以上のように表示形態の切り替えにより、表示させておきたい情報の欠落が生じた場合、表示形態の切り替え後に、ユーザが画像の表示範囲を変更する等の操作を行って、欠落した情報を再度表示させる必要がある。
このため、操作ミス等により、表示形態の切り替え後に欠落した情報と、表示画面に表示中の表示画像とのデータ上の距離が大きく広がってしまったような場合、欠落した情報を探し出すのに大変な手間がかかってしまうという問題点もある。
本発明は、前記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、表示させておきたい情報の表示形態の切り替えによる欠落を防止することができる画像表示装置などを提供することにある。
本発明の画像表示装置は、前記課題を解決するために、表示画面に表示画像を表示する画像表示装置であって、画像処理の基本単位となる単位画像から前記表示画面に表示する表示画像を抽出する画像抽出手段と、前記画像抽出手段が抽出した表示画像を、所定の表示形態で前記表示画面に表示する表示制御手段と、前記表示制御手段が第1表示形態で表示した表示画像の一部分を特定する画像部分特定手段と、前記第1表示形態を第2表示形態に変更する表示形態変更手段と、前記表示形態変更手段が変更した第2表示形態で表示する表示画像が、前記画像部分特定手段が特定した前記第1表示形態で表示した表示画像の一部分を包含するか否かを判定する包含判定手段と、前記包含判定手段の判定結果に応じて、前記第2表示形態で表示する表示画像が、前記第1表示形態で表示した表示画像の一部分を包含するように、前記単位画像に対する前記表示画像の抽出範囲を調整する抽出範囲調整手段とを備えており、前記表示制御手段は、前記抽出範囲調整手段が調整した抽出範囲で前記画像抽出手段が抽出した表示画像を、前記第2表示形態で前記表示画面に表示することを特徴とする。
前記構成によれば、画像抽出手段は、画像処理の基本単位となる単位画像から表示画面に表示する表示画像を抽出し、表示制御手段は、前記画像抽出手段が抽出した表示画像を、所定の表示形態で前記表示画面に表示するようになっている。
これにより、単位画像から抽出された表示画像を前記表示画面に表示させることができる。
前記構成によれば、画像部分特定手段は、前記表示制御手段が第1表示形態で表示した表示画像の一部分を特定するようになっている。
これにより、例えば、ユーザが表示させておきたいと考える情報の近傍を指定し、指定された近傍から表示画像の一部分を特定するようにすれば、ユーザが表示させておきたいと考える情報を含む表示画像の一部分を特定することができる。
また、表示形態変更手段は、前記第1表示形態を第2表示形態に変更し、包含判定手段は、前記表示形態変更手段が変更した第2表示形態で表示する表示画像が、前記画像部分特定手段が特定した前記第1表示形態で表示した表示画像の一部分を包含するか否かを判定するようになっている。
これにより、第1表示形態で表示された表示画像上で特定された表示画像の一部分を、第2表示形態で表示する表示画像が包含するか否かを判別することができる。
前記構成によれば、抽出範囲調整手段は、前記包含判定手段の判定結果に応じて、前記第2表示形態で表示する表示画像が、前記第1表示形態で表示した表示画像の一部分を包含するように、前記単位画像に対するから前記表示画像の抽出範囲を調整し、前記表示制御手段は、前記抽出範囲調整手段が調整した抽出範囲で前記画像抽出手段が抽出した表示画像を、前記第2表示形態で前記表示画面に表示するようになっている。
これにより、包含判定手段の判定結果に応じて、第2表示形態で表示する表示画像が、第1表示形態で表示した表示画像の一部分を包含するように調整した抽出範囲で抽出した表示画像を第2表示形態で表示画面に表示することができる。
以上によれば、例えば、ユーザが表示させておきたいと考える情報を含む表示画像の一部分を第2表示形態で表示画面に表示することができる。
よって、表示させておきたい情報の表示形態の切り替えによる欠落を防止することができる。
また、副次的効果として、表示形態の変更後に欠落した情報と、表示画面に表示中の表示画像とのデータ上の距離が大きく広がってしまうことを防止することができるので、欠落した情報を探し出すのも容易である。
なお、「表示画面」の例としては、CRT(cathode-ray tube)、液晶ディスプレイ、電気泳動型ディスプレイ、ツイストボール型ディスプレイ、微細なプリズムフィルムを用いた反射型ディスプレイ、デジタルミラーデバイス等の光変調素子を用いたディスプレイの他、発光素子として、有機EL発光素子、無機EL発光素子、LED(Light Emitting Diode)等の発光輝度が可変の素子を用いたディスプレイ、フィールドエミッションディスプレイ(FED)、プラズマディスプレイなどの表示画面が例示できる。
「単位画像」は、1ファイル、1フレーム及び1ページの画像など画像処理の基本単位となる画像のことであり、アナログ画像とデジタル画像の双方を含み、静止画像、動画像の1フレーム画像を含む。例えば、コンテンツ画像、アプリケーションソフトによる画像、メールやワープロソフトなどによるテキスト文書のページング形式の画像、Webページの画像、デジタルカメラのプレビュー画像などが例示できる。
また、「単位画像」は、複数のファイルに分割された画像(分割画像)であっても良い。この場合は、複数の分割画像を結合した結合画像を1つの単位画像とみなして処理すれば、良い。
「抽出」とは、単位画像から、その画像の一部のデータを引き出すことである。
「抽出範囲」とは、表示画像が抽出される単位画像上の範囲のことである。
「調整」は、抽出範囲を全く変更しない場合も含む。すなわち、包含判定手段が第2表示形態で表示する表示画像が、第1表示形態で表示した表示画像の一部分を包含すると判定した場合には、抽出範囲調整手段は、抽出範囲を全く変更しなくても良い。
一方、包含判定手段が第2表示形態で表示する表示画像が、第1表示形態で表示した表示画像の一部分を包含しないと判定した場合には、抽出範囲調整手段は、抽出範囲を必ず変更する。
「表示画像の一部分」は、表示画像上における所定の大きさの領域のみならず表示画像上の一点も含む。
「表示形態」の例としては、表示画面に対して単位画像を任意の角度で回転させたときの画像表示、単位画像のレイアウトサイズを任意に変更したときの画像表示、アスペクト比が1でないディスプレイにおける縦画面表示や横画面表示、単位画像のアスペクト比を任意に変更した画像表示、表示画面上に設定される表示領域のアスペクト比を任意に変更した画像表示、表示領域のサイズを任意に変更した画像表示などの様々な表示形態が列挙できる。
「レイアウト」とは、表示要素が2次元または3次元の空間座標上に、位置とサイズ、外形の属性をもって配置されること、あるいは配置されたもののことを言う。位置やサイズは、通常は何らかの単位を使った値として表現される。例えば、画素の集まりからなる表示画面に表示する場合は、一般に(画素)ドットの単位で表現される。
「レイアウトサイズ」とは、単位画像の単位画素に含まれるピクセル(画素)数やドット数を増減して単位画像を標本化の間隔を変更してレイアウトするときの単位画像のサイズのことである。
単位画素に含まれるピクセル数やドット数が増加すると、レイアウトされる単位画像中の表示要素は拡大する。
一方、単位画素に含まれるピクセル数やドット数が減少すると、レイアウトされる単位画像中の表示要素は縮小する。
また、本発明の画像表示装置は、前記構成に加えて、前記画像部分特定手段は、前記第1表示形態で表示した表示画像における一点が指定された場合に、その一点を含む所定の大きさの領域を前記表示画像の一部分としても良い。
前記構成によれば、ユーザが表示させておきたいと考える情報が表示された領域に含まれる表示画像上の一点を指定するだけで、少なくともその一点を含む所定の大きさの領域に含まれる情報の表示形態の切り替えによる欠落を防止することができる。
その結果、表示画像上の一点を含む所定の大きさの領域に含まれる情報は、ユーザが表示させておきたいと考える情報の大部分が含まれると考えられるので、より効果的に表示させておきたい情報の表示形態の切り替えによる欠落を防止することができる。
また、本発明の画像表示装置は、前記構成に加えて、前記画像部分特定手段は、前記第1表示形態で表示した表示画像の一部の領域が指定された場合に、その一部の領域を前記表示画像の一部分としても良い。
前記構成によれば、ユーザが表示させておきたいと考える情報が表示された領域を含む表示画像上の一部の領域を指定するようにすれば、表示させておきたい情報の表示形態の切り替えによる欠落を完全に防止することができる。
また、本発明の画像表示装置は、前記構成に加えて、前記画像部分特定手段は、前記第1表示形態で表示した表示画像に含まれるオブジェクト上の一点又は前記オブジェクトの近傍の一点が指定された場合に、そのオブジェクトを含む領域を前記表示画像の一部分としても良い。
前記構成によれば、ユーザが表示させておきたいと考えるオブジェクトの表示形態の切り替えによる欠落を完全に防止することができる。
また、本発明の画像表示装置は、前記構成に加えて、前記第1表示形態で表示した表示画像において前記表示画面に対する前記単位画像の回転中心を指定する回転中心指定手段を備えており、前記画像抽出手段は、前記回転中心指定手段が前記第1表示形態で表示した表示画像において指定した回転中心を中心として前記単位画像を回転させた後の画像から、前記第2表示形態で表示する表示画像を抽出しても良い。
前記構成によれば、回転中心指定手段は、前記第1表示形態で表示した表示画像において前記表示画面に対する前記単位画像の回転中心を指定し、画像抽出手段は、前記第2表示形態で表示する表示画像を、前記回転中心を中心として、前記単位画像を回転させた後の画像から抽出するようになっている。
一般に、単位画像の回転中心と、第1表示形態で表示した表示画像の一部との距離が大きい場合、回転操作により、第1表示形態で表示した表示画像の一部と、第2表示形態で表示される表示画像とのデータ上の距離が大きく広がってしまう可能性がある。
しかしながら、以上の構成によれば、第1表示形態から第2表示形態への変更の際に、回転操作が含まれるような場合でも、回転操作により第1表示形態で表示された表示画像の一部(又はユーザが表示させておきたいと考える情報)と、第2表示形態で表示される表示画像とのデータ上の距離が大きく広がってしまうことを防止することができる。
また、表示画面を抽出するときに複雑なアルゴリズムが不要となる。
また、本発明の画像表示装置は、前記構成に加えて、前記回転中心指定手段が前記第1表示形態で表示した表示画像において前記回転中心を指定した場合に、その回転中心を含む所定の大きさの領域を前記表示画像の一部分としても良い。
これにより、例えば、ユーザが表示させておきたいと考える情報の近傍を回転中心として指定するようにすれば、回転操作によりユーザが表示させておきたいと考える情報と、第2表示形態で表示される表示画像とのデータ上の距離が大きく広がってしまうことをより効果的に防止することができる。
また、本発明の画像表示装置は、前記構成に加えて、前記単位画像に対する前記表示画像の抽出範囲の位置を調整しても良い。
これにより、前記単位画像に対する前記表示画像の抽出範囲の大きさを調整しなくても前記単位画像に対する前記表示画像の抽出範囲の位置を調整することで、表示させておきたい情報の表示形態の切り替えによる欠落を防止することができる。
また、本発明の画像表示装置は、前記構成に加えて、前記抽出範囲調整手段は、前記単位画像に対する前記表示画像の抽出範囲の大きさを調整しても良い。
これにより、前記単位画像に対する前記表示画像の抽出範囲の位置を調整しなくても、前記単位画像に対する前記表示画像の抽出範囲の大きさを調整することで、表示させておきたい情報の表示形態の切り替えによる欠落を防止することができる。
なお、単位画像に対する前記表示画像の抽出範囲の大きさは、単位画像のレイアウトサイズを大きくしたり小さくしたりすることで単位画像に対して相対的に変化する。
すなわち、表示画像が表示される表示画面(又は表示領域)の大きさが固定されている場合、単位画像のレイアウトサイズを大きくすると、表示画像の抽出範囲の大きさは小さくなり、単位画像のレイアウトサイズを小さくすると、表示画像の抽出範囲の大きさは大きくなる。
また、抽出範囲調整手段は、前記単位画像に対する前記表示画像の抽出範囲の位置及び前記抽出範囲の大きさの両方を調整しても良い。
これにより、前記単位画像に対する前記表示画像の抽出範囲の大きさのみ又は抽出範囲の位置のみを調整する場合と比較して、抽出位置の調整の自由度が向上するので、より効果的に表示させておきたい情報の表示形態の切り替えによる欠落を防止することができる。
また、本発明の画像表示装置は、前記構成に加えて、前記抽出範囲の大きさを調整する場合の最小閾値及び最大閾値の少なくとも一方が設定されていても良い。
前記構成によれば、抽出範囲の大きさが、最大閾値を超えないようにすることで、単位画像のレイアウトサイズを小さくしすぎてユーザが表示させておきたい情報を視認できなくなってしまうことを防止することができる。
また、抽出範囲の大きさが、最小閾値を超えないようにすることで、レイアウトサイズを大きくしすぎてユーザが表示させておきたい情報が表示画面(又は表示領域)からはみ出してしまうことを防止することができる。
なお、閾値の設定は、表示画面(又は表示領域)の大きさやユーザの視覚に応じて適切な値を設定すれば良い。
また、抽出範囲調整手段は、抽出範囲の大きさが、最大閾値及び最小閾値の少なくとも一方を超える場合は、抽出範囲の位置のみを変更するようにしても良い。
これにより、単位画像のレイアウトサイズが大きくなり過ぎたり、小さくなり過ぎたりすることを防止しつつ、より効果的に表示させておきたい情報の表示形態の切り替えによる欠落を防止することができる。
また、本発明の画像表示装置は、前記構成に加えて、前記表示画面において前記表示画像が表示される表示領域を設定する表示領域設定手段を備えていても良い。
これにより、表示領域の大きさを任意に設定することで、表示画面上で表示画像が表示される領域の大きさを任意に変更することができる。
なお、表示領域設定手段は、第1表示形態で表示される表示領域の大きさと第2表示形態で表示される表示領域の大きさを同じ大きさに設定しても良いし、異なる大きさに設定しても良い。
本発明の画像表示方法は、前記課題を解決するために、表示画面を用いた画像表示方法であって、画像処理の基本単位となる単位画像から前記表示画面に表示する表示画像を抽出する第1画像抽出ステップと、前記第1画像抽出ステップで抽出した表示画像を、第1表示形態で前記表示画面に表示する第1表示ステップと、前記第1表示ステップで、前記第1表示形態で表示した表示画像の一部分を特定する画像部分特定ステップと、前記第1表示形態を第2表示形態に変更する表示形態変更ステップと、前記表示形態変更ステップで変更した第2表示形態で表示する表示画像が、前記画像部分特定ステップで特定した前記第1表示形態で表示した表示画像の一部分を包含するか否かを判定する包含判定ステップと、前記包含判定ステップの判定結果に応じて、前記第2表示形態で表示する表示画像が、前記第1表示形態で表示した表示画像の一部分を包含するように、前記単位画像から表示画像を抽出する抽出範囲を調整する抽出範囲調整ステップと、前記抽出範囲調整ステップで調整した抽出範囲で前記単位画像から表示画像を抽出する第2表示画像抽出ステップと、前記第2表示画像抽出ステップで抽出した表示画像を前記第2表示形態で前記表示画面に表示する第2表示ステップとを含んでいることを特徴とする。
前記方法によれば、第1画像抽出ステップで、画像処理の基本単位となる単位画像から前記表示画面に表示する表示画像を抽出し、第1表示ステップで、抽出した表示画像を、第1表示形態で前記表示画面に表示する。
これにより、単位画像から抽出された表示画像を前記表示画面に表示させることができる。
また、画像部分特定ステップでは、前記第1表示ステップで表示した表示画像の一部分を特定するようになっている。
これにより、例えば、ユーザが表示させておきたいと考える情報の近傍を指定し、指定された近傍から表示画像の一部分を特定するようにすれば、ユーザが表示させておきたいと考える情報を含む表示画像の一部分を特定することができる。
前記方法によれば、表示形態変更ステップで前記第1表示形態を第2表示形態に変更し、包含判定ステップで変更した第2表示形態で表示する表示画像が、前記画像部分特定ステップで特定した表示画像の一部分を包含するか否かを判定するようになっている。
これにより、第1表示形態で表示された表示画像上で特定された表示画像の一部分を、第2表示形態で表示する表示画像が包含するか否かを判別することができる。
前記方法によれば、抽出範囲調整ステップでは、包含判定ステップの判定結果に応じて、第2表示形態で表示する表示画像が、第1表示形態で表示した表示画像の一部分を包含するように、単位画像に対する表示画像の抽出範囲を調整し、第2画像抽出ステップでは、調整した抽出範囲で単位画像から表示画像を抽出し、第2表示ステップでは、抽出した表示画像を前記第2表示形態で前記表示画面に表示するようになっている。
これにより、包含判定ステップの判定結果に応じて、第2表示形態で表示する表示画像が、第1表示形態で表示した表示画像の一部分を包含するように調整した抽出範囲で抽出した表示画像を第2表示形態で表示画面に表示することができる。
以上によれば、例えば、ユーザが表示させておきたいと考える情報を含む表示画像の一部分を第2表示形態で表示画面に表示することができる。
よって、表示させておきたい情報の表示形態の切り替えによる欠落を防止することができる。
また、副次的効果として、表示形態の切り替え後に欠落した情報と、表示画面に表示中の表示画像とのデータ上の距離が大きく広がってしまうことを防止することができるので、欠落した情報を探し出すのも容易であるとの効果が得られる。
なお、前記画像表示装置及び前記画像表示方法における各手段、各機能、各処理、並び、各ステップ及び各工程のそれぞれは、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを前記画像表示装置の各手段として動作させ、コンピュータに前記画像表示装置の各機能を実現させ、若しくはコンピュータに前記画像表示装置の各処理、前記画像表示方法の各ステップ又は各工程を実行させることにより前記画像表示装置及び前記画像表示方法を、コンピュータにて実現させる画像表示プログラム及びそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明の画像表示装置は、以上のように、画像処理の基本単位となる単位画像から前記表示画面に表示する表示画像を抽出する画像抽出手段と、前記画像抽出手段が抽出した表示画像を、所定の表示形態で前記表示画面に表示する表示制御手段と、前記表示制御手段が第1表示形態で表示した表示画像の一部分を特定する画像部分特定手段と、前記第1表示形態を第2表示形態に変更する表示形態変更手段と、前記表示形態変更手段が変更した第2表示形態で表示する表示画像が、前記画像部分特定手段が特定した前記第1表示形態で表示した表示画像の一部分を包含するか否かを判定する包含判定手段と、前記包含判定手段の判定結果に応じて、前記第2表示形態で表示する表示画像が、前記第1表示形態で表示した表示画像の一部分を包含するように、前記単位画像に対する前記表示画像の抽出範囲を調整する抽出範囲調整手段とを備えており、前記表示制御手段は、前記抽出範囲調整手段が調整した抽出範囲で前記画像抽出手段が抽出した表示画像を、前記第2表示形態で前記表示画面に表示するものである。
本発明の画像表示方法は、以上のように、画像処理の基本単位となる単位画像から前記表示画面に表示する表示画像を抽出する第1画像抽出ステップと、前記第1画像抽出ステップで抽出した表示画像を、第1表示形態で前記表示画面に表示する第1表示ステップと、前記第1表示ステップで、前記第1表示形態で表示した表示画像の一部分を特定する画像部分特定ステップと、前記第1表示形態を第2表示形態に変更する表示形態変更ステップと、前記表示形態変更ステップで変更した第2表示形態で表示する表示画像が、前記画像部分特定ステップで特定した前記第1表示形態で表示した表示画像の一部分を包含するか否かを判定する包含判定ステップと、前記包含判定ステップの判定結果に応じて、前記第2表示形態で表示する表示画像が、前記第1表示形態で表示した表示画像の一部分を包含するように、前記単位画像に対する前記表示画像の抽出範囲を調整する抽出範囲調整ステップと、前記抽出範囲調整ステップで調整した抽出範囲で前記単位画像から表示画像を抽出する第2表示画像抽出ステップと、前記第2表示画像抽出ステップで抽出した表示画像を前記第2表示形態で前記表示画面に表示する第2表示ステップとを含んでいる方法である。
それゆえ、表示させておきたい情報の表示形態の切り替えによる欠落を防止するという効果を奏する。
本発明における画像表示装置の実施の一形態の主要部の構成を示すブロック図である。 前記画像表示装置における全体の概要構成を示すブロック図である。 前記画像表示装置に関し、画像、表示画像の抽出範囲及び表示画像に含まれるオブジェクトのそれぞれの関係を示す模式図である。 (a)はレイアウトのアスペクト比の一例を示す模式図であり、(b)は、レイアウトのアスペクト比の一例を示す模式図であり、(c)は、表示画面に対する回転前後の画像の様子を示す模式図である。 前記画像表示装置における動作の一例を示すフローチャートである。 前記画像表示装置における動作の他の例を示すフローチャートである。 前記画像表示装置における動作のさらに他の例を示すフローチャートである。 前記画像表示装置における動作のさらに他の例を示すフローチャートである。 前記画像表示装置の表示画面の表示形態の一例を示す模式図であり、(a)部分は、画像表示装置の筐体の状態の一例(縦画面表示)を示し、(b)部分は、表示画面に表示されている表示画像の一例を示している。 前記画像表示装置の表示画面の表示形態の一例を示す模式図であり、(a)部分は、画像表示装置の筐体の状態の他の例(横画面表示:回転動作後)を示し、(b)部分は、表示画面に表示されている表示画像の一例を示し、(c)部分は、表示画面に表示されている表示画像の他の例を示している。 前記画像表示装置の表示画面の表示形態の他の例(縦画面表示)を示す模式図である。 前記画像表示装置の表示画面の表示形態の他の例(ソフトキー領域表示機能あり)を示す模式図であり、(a)部分は、表示画面に表示されている表示画像の一例を示し、(b)部分は、表示画面に表示されている表示画像の他の例を示している。 前記画像表示装置の表示画面の表示形態のさらに他の例(横画面表示)を示す模式図である。 前記画像表示装置の表示画面の表示形態のさらに他の例(複数のアプリケーションの動作画面を同時に表示できる機能あり)を示す模式図であり、(a)部分は、表示画面に表示されている表示画像の一例を示し、(b)部分は、表示画面に表示されている表示画像の他の例を示している。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照しながら説明する。説明の便宜上、図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
〔1.画像表示装置の構成〕
まず、図1、図2、図3、図4の(a)部分〜(c)部分、図9の(a)部分、図10の(a)部分、図11、図13、図12の(a)部分及び図14の(a)部分に基づき、本発明の一実施形態である携帯端末装置(画像表示装置)1の構成について説明する。
なお「携帯端末装置」とは、少なくとも1つ以上の通信機能をもつ携帯端末(通信方式は、CDMA(Code Division Multiple Access)方式など既存のキャリア網以外の通信方式でも良い)の意義であり、携帯電話サイズの通信機能付きPC(パーソナル・コンピュータ)、例えば、IP(Internet Protocol)通信しか出来ない携帯PCなども含まれる概念である。さらに、通信機能付きAV機器(ナビシステム等含む)なども包含する概念である。
また、本実施形態においては、一般的に用いられている携帯端末装置1について説明するが、本発明はこのような形態に限られない。すなわち、画像表示装置<ディスプレイ(表示画面)5>及び入力装置(操作部6)をPC(携帯端末装置1の制御部10などと同様の機能を備えるものとする)に接続し、通信部8を、モデム等を介してインターネット(通信ネットワーク9)に接続した形態であっても良い。
この場合は、本実施形態で説明する携帯端末装置1のディスプレイ5、操作部6が独立した装置としてPCのデータバスに接続されていると考えれば良い。
ここでは、まず、図2に基づき、本発明の一実施形態である携帯端末装置1の全体の概要構成を説明し、その後、図1に基づき、携帯端末装置1の主要部である制御部10及び記憶部2の構成について説明する。
図1は、携帯端末装置1の主要部の構成を示すブロック図である。また、図2は、携帯端末装置1の全体の概要構成を示すブロック図である。
図2に示すように、携帯端末装置1は、記憶部2、センサ部3、音響部4、ディスプレイ5、操作部6、電源部7及び通信部8を備える装置である。
なお、携帯端末装置1は、通信部8を介して通信ネットワーク9に接続することが可能となっている。
また、通信部8と通信ネットワーク9との通信形態としては、無線通信であっても良いし、有線通信であっても良い。なお、通信形態としては、電気信号を送受信する形態であっても良いし、光信号を送受信する形態であっても良い。
通信形態の例としては、Bluetooth(登録商標)、Felica、PLC(power line communication)、WirelessLAN(無線LAN:WLAN)、IrDA(赤外線無線)、IrSS(赤外線無線)、CDMA(Code Division Multiple Access)、W‐CDMA(Wideband-CDMA)、TDMA(time Division Multiple Access)、ADSL(asymmetric Digital Subscriber Line)及び光ファイバー通信などが例示できる。
記憶部2は、ディスプレイ5における表示領域の設定、表示画像のレイアウトの決定、携帯端末装置1を構成する2つの筐体部であるディスプレイ側筐体部15と操作部側筐体部16(図9の(a)部分及び図10の(a)部分参照)との開閉状態又は回転状態などのディスプレイ5の状態などに対応する複数の表示形態に応じた機能の実現等の処理を含む制御プログラム(画像表示プログラム)、その他のプログラムや各種データが記録される。
記憶部2は、例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random-Access Memory)、保存用Flashメモリ及び実行用Flashメモリ及びメモリカード等の外部メモリなどで構成することができる。
SDRAMは、作業エリアを構成し、保存用Flashメモリから読み出してローディングされたプログラムを実行し、演算処理や制御情報を生成する。実行用Flashメモリには各種データが格納され、データベース等が構築される。保存用Flashメモリには、OS(Operating System)や制御プログラム等の各種プログラムが格納される。
また、簡単のため、記憶部2は、メモリカード等の外部メモリを接続できる図示しない外部メモリインタフェースと外部メモリとの組合せを含んでいるものとし、この外部メモリには、電話番号やメールアドレス等のアドレスデータ、各種コンテンツ等が格納されるものとする。
記憶部2を構成する記録媒体としては、この他、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやコンパクトディスク−ROM/MO<magneto optic disc>/MD<magnetic disk>/デジタルビデオデイスク/コンパクトディスク−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
センサ部3は、携帯端末装置1を構成するディスプレイ側筐体部15と、操作部側筐体部16との開閉状態や、操作部側筐体部16に対するディスプレイ側筐体部15の回転角などディスプレイ5の状態を検出するものである。
音響部4は、スピーカ(図9の(a)部分参照)から音声を出力し、マイクロフォン(図9の(a)部分参照)から音声の取込み及び増幅等を行う。
ディスプレイ5は、センサ部3からの検出信号から特定されるディスプレイ5の状態に応じて、所定の表示形態で表示画像を表示するものである。
ディスプレイ5は、例えば、CRT(cathode-ray tube)、液晶ディスプレイ、電気泳動型ディスプレイ、ツイストボール型ディスプレイ、微細なプリズムフィルムを用いた反射型ディスプレイ、デジタルミラーデバイス等の光変調素子を用いたディスプレイの他、発光素子として、有機EL発光素子、無機EL発光素子、LED(Light Emitting Diode)等の発光輝度が可変の素子を用いたディスプレイ、フィールドエミッションディスプレイ(FED)、プラズマディスプレイなどで構成する。
また、携帯端末装置1は、操作部側筐体部16に対するディスプレイ側筐体部15の向きに応じてレイアウト比の異なる縦画面表示と、横画面表示との少なくとも2つの表示形態を、切り替えることが可能となっている(図9の(a)部分、図10の(a)部分、図11及び図13参照)。
また、縦画面表示を操作部側筐体部16に対してディスプレイ側筐体部15を時計周り又は反時計まわりに180度回転させたときに反転表示させたり、操作部側筐体部16に対してディスプレイ側筐体部15を時計周りに90度回転させたときの横画面表示を、反時計周りに90度回転させたときに反転表示させたりする表示形態を備えている。
なお、操作部側筐体部16に対するディスプレイ側筐体部15の基準位置(例えば、図4の(c)部分に示す座標r1や図9の(a)部分に示すy軸の方向など)からの回転角を検出して該回転角に応じてディスプレイ5に表示される表示画像の向きを変更できるように構成しても良い。
例えば、図4の(c)部分は、単位画像の例としてWebページWP4及びWebページWP5の状態を概念的に示している。
座標r1は、WebページWP4の上向きの同径座標であり、座標r2は、WebページWP5の上向きの同径座標である。
WebページWP5が、WebページWP4に対して画像回転角θだけ回転している様子を示している。
なお、画像回転角θに対して、操作部側筐体部16に対するディスプレイ側筐体部15の回転角(筐体回転角)は、−θで与えられる。
また、携帯端末装置1は、ディスプレイ5の全領域を複数の表示領域に分割し、分割されたそれぞれの表示領域に異なる画像を表示させる表示形態も備えており、例えば、表示領域の1つを第1のアプリケーションソフト用とし、残りの表示領域の1つを第2のアプリケーションソフト用として、複数のアプリケーションソフトを同時に利用できるようになっている(図12の(a)部分及び図14の(a)部分参照)。
操作部6は、複数のキー(図9の(a)部分参照)を備え、電話番号入力やメール文書作成のための文字入力等に用いられる。
電源部7は、図示しないバッテリ、制御部10によって制御されるバッテリ充電回路、安定化回路、電源制御回路等を備えており、通信部8等の各構成要素に給電する。
通信部8は、音声通信又はメール等のデータ通信の送受信を、図示しないアンテナを通じて行い、音声やデータの変調処理、無線信号から音声やデータの復調処理等を行う。
制御部10は、記憶部2にあるプログラムを実行し、操作部6の入力、センサ部3の検出信号の取込み等、検出情報や制御情報の取込み、記憶部2の情報の読み書き、ディスプレイ5の画面制御等、各種の制御を行う。
この場合、縦画面表示又は横画面表示について、各画面に対応する画面レイアウトの制御や、各画面に最適な機能を立ち上げ、縦画面表示に対応する機能では、主として縦長の縦画面の上下方向の広がりを利用してメニューリストの表示、データ一覧表示、電話履歴等の表示に用いる。
また、横画面表示に対応する機能では、横長の横画面の幅方向の広がりを利用してカメラ画像のパノラマ表示や、英文テキスト表示、その加工、テレビジョン放送受信画面の展開等に用いる。
通信ネットワーク9は、本実施形態では、無線電話回線網であるが、このような形態に限られない。
例えば、本発明の画像表示装置の一実施形態として、画像表示装置及び入力装置をPCに接続し、通信部8を、モデムを介してインターネット(通信ネットワーク9)に接続した形態を採用した場合は、通信ネットワーク9は、インターネット、WAN(Wide Area Network)及びLAN(Local Area Network)などで構成される。
次に、図1に基づき、携帯端末装置1の主要部である制御部10の各構成要素の詳細及び記憶部2に記録される主要な情報などについて説明する。
図1に示すように、制御部10は、主として画像処理部11、指定画像特定部(画像部分特定手段)12、表示画像生成部(表示制御手段)13、表示制御部(表示制御手段)14を備える構成である。
ここで、図1、図3、図4の(a)部分〜(c)部分、図9の(a)部分、図10の(a)部分、図11、図13、図12の(a)部分及び図14の(a)部分に基づき、記憶部2に記憶されている各種情報について説明する。
まず、図1に示すように、記憶部2には、主としてセンサ信号−ディスプレイ状態対応関係デーブル21が記憶される記録領域、表示形態設定情報記憶部22、画像記憶部23などの記録領域を備えている。
センサ信号−ディスプレイ状態対応関係デーブル21は、センサ部3からの検出信号と、ディスプレイ5の状態との対応関係を示すテーブル情報であり、その内容については、本発明の本質とはあまり関係がないので、説明を省略する。
表示形態設定情報記憶部22には、主として表示領域設定情報221、レイアウト設定情報222及び画像方向決定用情報223が記録される。
表示領域設定情報221は、ディスプレイ5の全領域を複数の表示領域に分割し、分割されたそれぞれの表示領域に異なる画像を表示させる所定の表示形態を設定するための情報である(図12の(a)部分及び図14の(a)部分参照)。
レイアウト設定情報222は、単位画像のレイアウトサイズや、レイアウトのアスペクト比を設定するための情報であり、少なくとも縦画面表示用のレイアウトサイズと、横画面表示用のレイアウトサイズや、レイアウト比を設定するための情報が記録される。
「単位画像」は、1ファイル、1フレーム及び1ページの画像など画像処理の基本単位となる画像のことであり、アナログ画像とデジタル画像の双方を含み、静止画像、動画像の1フレーム画像を含む。例えば、コンテンツ画像、アプリケーションソフトによる画像、メールやワープロソフトなどによるテキスト文書のページング形式の画像、Webページの画像、デジタルカメラのプレビュー画像などが例示できる。
また、「単位画像」は、複数のファイルに分割された画像(分割画像)であっても良い。この場合は、複数の分割画像を結合した結合画像を1つの単位画像とみなして処理すれば、良い。
なお、静止画像のデータ形式及びデータ圧縮方式に関する規約としては、GIF形式<米国CompuServe(登録商標)社が開発した画像データ形式>やJPEG形式(ITU−T「国際電気通信連合電気通信標準化部門」とISO「国際標準規格」によって標準技術として勧告された、フルカラー又はグレースケールの静止画の圧縮方式。なお、2001年には、圧縮効率を高めたJPEG2000が規格化された。)、BMP形式<Windows(登録商標)の標準的な画像ファイル形式>、PICT形式<米国Apple(登録商標)社が開発したMacOS(登録商標)で標準的に利用される画像ファイル形式>などが例示できる。
また、動画像のデータ形式及びデータ圧縮方式の規約としては、映像に関するFlash<マクロメディア(登録商標)が販売しているWeb用のアニメーション作成ソフト>、MP4(MPEG-1 Audio Layer 4)、及びMPEG2(ITU−T「国際電気通信連合電気通信標準化部門」とISO「国際標準規格」によって標準技術として勧告された、動画や音声を圧縮・伸張する規格。現在MPEG方式には、ビデオCDなどのメディアに使用されるMPEG1、DVDや放送メディアに使用されるMPEG2、ネットワーク配信、携帯端末向けのMPEG4などがある。)などが例示できる。
「レイアウトサイズ」とは、単位画像の単位画素に含まれるピクセル(画素)数やドット数を増減して単位画像を標本化の間隔を変更してレイアウトするときの単位画像のサイズのことである。
単位画素に含まれるピクセル数やドット数が増加すると、レイアウトされる単位画像中の表示要素は拡大する。
一方、単位画素に含まれるピクセル数やドット数が減少すると、レイアウトされる単位画像中の表示要素は縮小する。
また、「レイアウトのアスペクト比」は、単位画像の横レイアウトサイズLXに対する縦レイアウトサイズLYの比又は単位画像の縦レイアウトサイズLYに対するの横レイアウトサイズLXの比である。
なお、図4の(a)部分はレイアウトのアスペクト比の一例を示す模式図であり、図4の(b)部分は、レイアウトのアスペクト比の一例を示す模式図である。
図4の(a)部分に示すWebページWP2は、図4の(b)部分に示すWebページWP3に対して縦長のアスペクト比となっている。
すなわち、WebページWP2は、縦画面表示の一例を示し、WebページWP3は横画面表示の一例を示している。
なお、「横レイアウトサイズLX」は、単位画像の全体をレイアウトするときの横方向の総単位画素数で与えられる。
一方、「縦レイアウトサイズLY」は、単位画像の全体をレイアウトするときの縦方向の総単位画素数で与えられる。
画像方向決定用情報223は、縦画面表示、横画面表示、縦画面表示を操作部側筐体部16に対してディスプレイ側筐体部15を時計周り又は反時計まわりに180度回転させたときの反転表示、操作部側筐体部16に対してディスプレイ側筐体部15を時計周りに90度回転させたときの横画面表示、反時計周りに90度回転させたときの横画面表示、及び操作部側筐体部16に対するディスプレイ側筐体部15の基準位置からの回転角に応じた画面表示(図4の(c)部分参照)などを設定するための情報である。
また、画像記憶部23には、主として画像情報231及びオブジェクト位置情報232などが記憶される。
画像情報231は、主として各画素の画素位置情報(座標情報)及び画素値情報などが記憶される。
また、オブジェクト位置情報232は、単位画像に含まれるオブジェクトOBの単位画像上のデータ範囲などを特定するための位置情報が記憶される。
次に、図1に基づき、携帯端末装置1の主要部である制御部10の各構成要素の詳細について説明する。
画像処理部11は、図示のように、主としてディスプレイ状態特定部111、表示形態設定部(表示形態変更手段)112、抽出範囲決定/変更手段(抽出範囲調整手段)113、表示画像抽出部(画像抽出手段)114、包含関係判定部(包含判定手段)115及び結果データ記憶部116を備えるものである。
ディスプレイ状態特定部111は、センサ部3の検出信号を受信し、記憶部2のセンサ信号−ディスプレイ状態対応関係デーブル21を参照して、ディスプレイ5の状態を特定するものである。
ディスプレイ5の状態は、ディスプレイ側筐体部15と操作部側筐体部16の開閉状態、操作部側筐体部16に対するディスプレイ側筐体部15の向きなどの状態のことである。
表示形態設定部112は、ディスプレイ5に表示される表示画像の表示形態の設定を行うものであり、主として表示領域決定部(表示領域設定手段)1121、レイアウト決定部1122、画像方向決定部1123を備える。
「表示形態」の例としては、ディスプレイ5に対して単位画像を任意の角度で回転させたときの画像表示、単位画像のレイアウトサイズを任意に変更したときの画像表示、アスペクト比が1でないディスプレイ5における縦画面表示や横画面表示、単位画像のアスペクト比を任意に変更した画像表示、ディスプレイ5上に設定される表示領域のアスペクト比を任意に変更した画像表示、表示領域のサイズを任意に変更した画像表示などの様々な表示形態が列挙できる。
表示領域決定部1121は、主として操作部6を介してユーザが設定した表示領域や、複数のアプリケーションソフトを動作させたときに設定される表示領域を、表示領域設定情報221を参照して設定する。
これにより、表示領域の大きさを任意に設定することで、ディスプレイ5上で表示画像が表示される領域の大きさを任意に変更することができる。
なお、表示領域決定部1121は、第1表示形態で表示される表示領域の大きさと第2表示形態で表示される表示領域の大きさを同じ大きさに設定しても良いし、異なる大きさに設定しても良い。
レイアウト決定部1122は、主として縦画面表示と横画面表示との単位画像のレイアウト比の設定や、単位画像のレイアウトサイズの設定を、レイアウト設定情報222を参照して行うものである。
画像方向決定部1123は、操作部側筐体部16に対するディスプレイ側筐体部15の基準位置からの回転角に応じた画面表示の設定など、画像方向決定用情報223を参照してディスプレイ5に対する単位画像の画像方向の決定を行うものである。
抽出範囲決定/変更手段113は、単位画像から前記表示画面に表示する表示画像を抽出するものである。
具体的には、抽出範囲決定/変更手段113は、表示領域決定部1121が算出したディスプレイ5に設定されている表示領域のサイズに応じて、単位画像に対する表示画像の抽出範囲の大きさ・位置を決定する。
ここで、「抽出」とは、単位画像から、その画像の一部のデータを引き出すことである。
また、「抽出範囲」とは、表示画像が抽出される単位画像上の範囲のことである。
表示画像抽出部114は、抽出範囲決定/変更手段113が決定又は変更した抽出範囲に応じて単位画像からディスプレイ5(又は表示領域)に表示する表示画像を抽出するものである。
例えば、表示画像の抽出方法としては、単位画像が、1ファイル、1ページ、1フレームで構成されている場合は、表示領域のサイズに応じて単位画像上の座標を算出して、表示画像の抽出範囲を確定する。
このとき、第1表示形態で表示される表示画像で指定領域PRが指定されている場合には、第2表示形態で表示される表示画像に指定領域PRが含まれるように単位画像に対する表示画像の抽出範囲の大きさ又は位置を調整する。
次に、単位画像が、複数の分割画像で構成されている場合は、これら複数の分割画像を繋ぎ合わせた結合画像を1つの単位画像と考えれば良い。
この場合、表示領域のサイズに応じて結合画像上の座標を算出して、表示画像の抽出範囲を確定する。
なお、結合画像に含まれる分割画像の数を固定して、抽出範囲の位置の変化に応じて抽出範囲に含まれる分割画像を順次変更するようにしても良い。例えば、第1表示形態で表示される結合画像に含まれる分割画像内で指定領域PRが指定されている場合に、指定領域PRを含む分割画像を含むように第2表示形態で表示される結合画像(第1表示形態で表示される結合画像と大きさが等しいとする)を構成する分割画像を配列順序に従って選択し、指定領域PRを含む分割画像と選択された分割画像で構成された結合画像を第2表示形態での表示画像としても良い。
包含関係判定部115は、或る時点において第1表示形態で表示された表示画像において、後述する指定領域PRが決定され、その後、表示形態が第1表示形態から第2表示形態に変更された場合に、第2表示形態で表示する表示画像が、指定領域PRを包含するか否かを判定するものである。
これにより、第1表示形態で表示された表示画像上で特定された指定領域PRを、第2表示形態で表示する表示画像が包含するか否かを判別することができる。
また、抽出範囲決定/変更手段113は、包含関係判定部115の判定結果に応じて、第2表示形態で表示する表示画像が、第1表示形態で表示した指定領域PRを包含するように、単位画像に対する表示画像の抽出範囲を調整するようになっている。
なお、単位画像に対する前記表示画像の抽出範囲の大きさは、単位画像のレイアウトサイズを大きくしたり小さくしたりすることで単位画像に対して相対的に変化する。
「調整」は、抽出範囲を全く変更しない場合も含む。すなわち、包含関係判定部115が第2表示形態で表示する表示画像が、第1表示形態で表示した表示画像上の指定領域PRを包含すると判定した場合には、抽出範囲決定/変更手段113は、抽出範囲を全く変更しなくても良い。
一方、包含関係判定部115が第2表示形態で表示する表示画像が、第1表示形態で表示した表示画像上の指定領域PRを包含しないと判定した場合には、抽出範囲決定/変更手段113は、抽出範囲を必ず変更するようにする。
抽出範囲の変更方法としては、例えば、抽出範囲決定/変更手段113は、単位画像に対する表示画像の抽出範囲の位置を調整しても良い。
これにより、単位画像に対する表示画像の抽出範囲の大きさを調整しなくても単位画像に対する表示画像の抽出範囲の位置を調整することで、表示させておきたい情報の表示形態の切り替えによる欠落を防止することができる。
また、抽出範囲決定/変更手段113は、単位画像に対する表示画像の抽出範囲の大きさを調整しても良い。
これにより、単位画像に対する表示画像の抽出範囲の位置を調整しなくても、単位画像に対する表示画像の抽出範囲の大きさを調整することで、表示させておきたい情報の表示形態の切り替えによる欠落を防止することができる。
なお、単位画像に対する表示画像の抽出範囲の大きさは、単位画像のレイアウトサイズを大きくしたり小さくしたりすることで単位画像に対して相対的に変化する。
すなわち、表示画像が表示されるディスプレイ5(又は表示領域)の大きさが固定されている場合、単位画像のレイアウトサイズを大きくすると、表示画像の抽出範囲の大きさは小さくなり、単位画像のレイアウトサイズを小さくすると、表示画像の抽出範囲の大きさは大きくなる。
また、抽出範囲決定/変更手段113は、単位画像に対する表示画像の抽出範囲の位置及び抽出範囲の大きさの両方を調整しても良い。
これにより、単位画像に対する表示画像の抽出範囲の大きさのみ又は抽出範囲の位置のみを調整する場合と比較して、抽出位置の調整の自由度が向上するので、より効果的に表示させておきたい情報の表示形態の切り替えによる欠落を防止することができる。
なお、抽出範囲決定/変更手段113が抽出範囲の大きさを調整する場合には、抽出範囲の大きさに対して最小閾値及び最大閾値の少なくとも一方を設定しておくことが好ましい。
これにより、単位画像に対する表示画像の抽出範囲の大きさが、最大閾値を超えないようにすることで、レイアウトサイズが小さくなりすぎてユーザが表示させておきたい情報を視認できなくなってしまうことを防止することができる。
また、単位画像に対する表示画像の抽出範囲の大きさが、最小閾値を超えないようにすることで、レイアウトサイズが大きくなりすぎてユーザが表示させておきたい情報が表示画面からはみ出してしまうことを防止することができる。
なお、閾値の設定は、ディスプレイ5(又は表示領域)の大きさやユーザの視覚に応じて適切な値を設定すれば良い。
また、抽出範囲決定/変更手段113は、単位画像に対する表示画像の抽出範囲の大きさが、最大閾値及び最小閾値の少なくとも一方を超える場合は、抽出範囲の位置のみを変更するようにしても良い。
これにより、レイアウトサイズが大きくなり過ぎたり、小さくなり過ぎたりすることを防止しつつ、より効果的に表示させておきたい情報の表示形態の切り替えによる欠落を防止することができる。
次に、指定画像特定部12は、ディスプレイ5に表示された表示画像上で、ユーザが操作部6を介して指定した指定位置Pに応じて指定領域PRを決定するか、又はユーザが操作部6を介して指定した所定の大きさの領域を直接、指定領域PRとするものである。
指定画像特定部12は、主として指定位置特定部121、オブジェクト存否判定部122、及び指定領域決定部123を備えている。
指定位置特定部121は、ユーザが操作部6を介して指定した表示画像上の一点(指定位置P)の位置を特定するものである。
なお、指定位置特定部(回転中心指定手段)121は、表示画像においてディスプレイ5に対する単位画像の回転中心C(図4の(c)部分参照)を指定できるようになっており、表示画像抽出部114は、回転中心Cを中心として単位画像を回転させた後の画像から、表示画像を抽出しても良い。
一般に、単位画像の回転中心Cと、第1表示形態で表示された表示画像における指定領域PRとの距離が大きい場合、回転操作により、指定領域PRと、第2表示形態で表示される表示画像とのデータ上の距離が大きく広がってしまう可能性がある。
しかしながら、以上の構成によれば、第1表示形態から第2表示形態への変更の際に、回転操作が含まれるような場合でも、回転操作により第1表示形態で表示された指定領域PR(又はユーザが表示させておきたいと考える情報)と、第2表示形態で表示される表示画像とのデータ上の距離が大きく広がってしまうことを防止することができる。
また、表示画面を抽出するときに複雑なアルゴリズムが不要となる。
オブジェクト存否判定部122は、指定位置特定部121が特定した指定位置Pの位置又はその近傍にオブジェクトが存在しているか否か判定するものである。
指定領域決定部123は、表示された表示画像の一部分である指定領域PRを決定するものである。
指定領域決定部123は、表示画像上の指定位置Pが指定された場合に、指定位置Pを含む所定の大きさの領域を指定領域PRとするようになっている。
これにより、ユーザが表示させておきたいと考える情報が表示された領域に含まれる表示画像上の指定位置Pを指定するだけで、少なくともその指定位置Pを含む所定の大きさの領域(指定領域PR)に含まれる情報の表示形態の切り替えによる欠落を防止することができる。
その結果、指定領域PRに含まれる情報は、ユーザが表示させておきたいと考える情報の大部分が含まれると考えられるので、より効果的に表示させておきたい情報の表示形態の切り替えによる欠落を防止することができる。
また、指定領域決定部123は、第1表示形態で表示した表示画像の一部の領域が指定された場合に、その一部の領域を指定領域PRとするように構成しても良い。
これにより、ユーザが表示させておきたいと考える情報が表示された領域を含む指定領域PRを直接指定するようにすれば、表示させておきたい情報の表示形態の切り替えによる欠落を完全に防止することができる。
また、指定領域決定部123は、指定位置特定部121が第1表示形態で表示した表示画像において回転中心Cを指定した場合に、その回転中心Cを含む所定の大きさの領域を指定領域PRとしても良い。
これにより、例えば、ユーザが表示させておきたいと考える情報の近傍を回転中心Cとして指定するようにすれば、回転操作によりユーザが表示させておきたいと考える情報と、第2表示形態で表示される表示画像とのデータ上の距離が大きく広がってしまうことをより効果的に防止することができる。
表示画像生成部13は、表示画像抽出部114が抽出した表示画像又は、その表示画像と別の表示画像を表示させる必要がある場合には、表示画像及び別の表示画像からディスプレイ5(複数の表示領域が存在している場合には、各表示領域)に表示する最終的な表示画像を生成するものである。
表示制御部14は、抽出範囲決定/変更手段113が調整した抽出範囲で表示画像抽出部114が抽出した表示画像を、第2表示形態でディスプレイ5(又は表示領域)に表示するものである。
以上により、包含関係判定部115の判定結果に応じて、第2表示形態で表示する表示画像が、第1表示形態で表示した表示画像の指定領域PRを包含するように調整した抽出範囲で抽出した表示画像を第2表示形態でディスプレイ5(又は表示領域)に表示することができる。
以上によれば、例えば、ユーザが表示させておきたいと考える情報を含む表示画像の一部分を第2表示形態でディスプレイ5(又は表示領域)に表示することができる。
よって、表示させておきたい情報の表示形態の切り替えによる欠落を防止することができる。
また、副次的効果として、表示形態の変更後に欠落した情報と、ディスプレイ5(又は表示領域)に表示中の表示画像とのデータ上の距離が大きく広がってしまうことを防止することができるので、欠落した情報を探し出すのも容易である。
次に、図3に基づき、単位画像、表示画像の抽出範囲及び表示画像に含まれるオブジェクトのそれぞれの関係などについて説明する。
図3に示すWebページWP1は、ページング形式のWebページの1ページ(単位画像)を示している。このWebページの1ページの画像が単位画像の一例である。
よって、Webページの1ページの画像の縦方向の総画素数と横方向の総画素数とで、この単位画像のデータサイズが決まる。
なお、「単位画像のアスペクト比」は、縦方向の総単位画素数に対する横方向の総単位画素数の比、又は、横方向の総単位画素数に対する縦方向の総単位画素数の比で与えられる。
次に、点A〜点Dで囲まれた抽出範囲DRは、表示画像が抽出される抽出範囲を示している。
また、点E〜点Hで囲まれたオブジェクトOBは、抽出範囲DRに含まれるオブジェクトを示している。
さらに、点I〜点Lで囲まれた指定領域(表示画像の一部分,表示画像の一部の領域,オブジェクトを含む領域,回転中心を含む領域)PRは、ユーザがオブジェクトOBを指定したことによって設定される所定の大きさの領域である。
なお、オブジェクトOBのユーザによる指定の仕方には、2通りあり、図3に示すようにオブジェクトOB上の一点である指定位置(表示画像の一部分,表示画像における一点,オブジェクト上の一点)Pを指定する場合と、オブジェクトOBの近傍の一点を指定する場合がある。
また、ユーザが上記2通りのいずれの方法で指定しても、オブジェクトOBを含む所定の大きさの領域を指定領域PRとするように構成する。
これにより、ユーザが表示させておきたいと考えるオブジェクトOBの表示形態の切り替えによる欠落を完全に防止することができる。
〔2.画像表示装置の動作〕
次に、図1、図5〜8、図9の(a)部分及び図10の(a)部分に基づき、携帯端末装置1の動作の具体例について説明する。
以下の説明では、ユーザが初期設定の表示形態(第1表示形態)で表示された表示画面上で、指定位置Pを指定する場合について説明するが、このような指定方法に限られないことは上述したとおりである。
また、初期設定の第1表示形態が縦画面表示(図9の(a)部分参照)であり、第2表示形態が横画面表示(図10の(a)部分参照)である場合について説明するが、このような表示形態に限られないことも上述したとおりである。
(2−1:画像表示装置の基本動作のフロー)
まず、図5に示すフローチャートのステップS1(以下、「ステップ」は省略する)では、ユーザが電源部7の電源を入れて携帯端末装置1のディスプレイ5を稼動状態にする。
次に、図1に示すように、センサ部3は、ディスプレイ側筐体部15と操作部側筐体部16とが開状態であること、及び操作部側筐体部16に対するディスプレイ側筐体部15の向きが図9の(a)部分に示す状態であることを検出し、その検出信号をディスプレイ状態特定部111に送信する。
次にディスプレイ状態特定部111は、検出信号を受信し、センサ信号−ディスプレイ状態対応関係デーブル21を参照して、操作部側筐体部16に対するディスプレイ側筐体部15の向きが、図9の(a)部分に示す状態であることを特定する。
次に、ディスプレイ状態特定部111は、操作部側筐体部16に対するディスプレイ側筐体部15の向きが、図9の(a)部分に示す状態であることを表示形態設定部112に通知する。
次に、表示領域決定部1121は、ディスプレイ5に予め表示領域が設定されているか否かを確認し、複数の表示領域が設定されている場合は、その中から、所定の表示領域を決定する。なお、以下の説明では、特に断らない限り表示領域は設定されておらず、ディスプレイ5のサイズに応じて表示画像が表示されるものとする。
次に、レイアウト決定部1122は、ディスプレイ状態特定部111から操作部側筐体部16に対するディスプレイ側筐体部15の向きが図9の(a)部分に示す状態であるとの通知を受け、レイアウト設定情報222に従って、単位画像のレイアウトを縦画面表示に設定する。
次に、抽出範囲決定/変更手段113は、画像記憶部23から読み出した単位画像から初期設定(第1表示形態)の抽出範囲を決定する。
次に、表示画像抽出部114は、抽出範囲決定/変更手段113が決定した抽出範囲に従って画像記憶部23から読み出した単位画像から表示画像を抽出する。
次に、表示画像生成部13は、表示画像抽出部114が抽出した表示画像の他、初期設定の表示画像で表示すべき画像を画像記憶部23から読み出して、最終的な表示画像を生成し、生成した表示画像(生成表示画像)を表示制御部14に送信する。
表示制御部14は、受信した生成表示画像をディスプレイ5に表示してS2に進む。
S2では、ユーザが操作部6を介して表示画面上の指定位置Pを指定する。次に、指定位置特定部121は、ユーザが指定した指定位置Pの単位画像上の位置を特定し、その位置座標を指定領域決定部123に通知する。次に指定領域決定部123は、指定位置Pを含む所定の大きさの指定領域PRを決定しS3に進む。
S3では、ユーザが操作部側筐体部16に対するディスプレイ側筐体部15の向きを変更して図9の(a)部分に示す縦画面表示から図10の(a)部分に示す横画面表示に表示形態を変更する。
このとき、図1に示すように、センサ部3は、操作部側筐体部16に対するディスプレイ側筐体部15の向きの変化を検出し、その検出信号をディスプレイ状態特定部111に送信する。次に、ディスプレイ状態特定部111は、検出信号を受信し、センサ信号−ディスプレイ状態対応関係デーブル21を参照して、操作部側筐体部16に対するディスプレイ側筐体部15の向きの変化を特定する。
次に、ディスプレイ状態特定部111は、操作部側筐体部16に対するディスプレイ側筐体部15の向きの変化があったことを表示形態設定部112に通知する。
次に、表示形態設定部112の表示領域決定部1121は、ディスプレイ5に予め表示領域が設定されているか否かを確認し、複数の表示領域が設定されている場合は、その中から、所定の表示領域を決定する。
なお、以下の説明では、特に断らない限り表示領域は設定されておらず、ディスプレイ5のサイズに応じて表示画像が表示されるものとする。
次に、レイアウト決定部1122は、ディスプレイ状態特定部111から操作部側筐体部16に対するディスプレイ側筐体部15の向きの変化があったことの通知を受け、レイアウト設定情報222に従って、単位画像のレイアウトを横画面表示(第2表示形態)に設定してS4に進む。
S4では、抽出範囲決定/変更手段113は、画像記憶部23から読み出した単位画像から横画面表示での抽出範囲を決定する。
次に、表示画像抽出部114は、抽出範囲決定/変更手段113が決定した抽出範囲に従って画像記憶部23から読み出した単位画像から表示画像を抽出する。
次に、包含関係判定部115は、横画面表示での抽出範囲で抽出した表示画像に指定領域PRが含まれるか否かを判定する。
このとき、包含関係判定部115が横画面表示で表示する表示画像に指定領域PRが含まれていないと判定した場合(図10の(c)部分参照)、その旨を抽出範囲決定/変更手段113に通知して「NO」となりS5に進む。
次にS5では、抽出範囲決定/変更手段113が、横画面表示で表示する表示画像に指定領域PRが含まれるように単位画像に対する表示画像の抽出範囲の大きさ及び/又は位置を変更してS6に進む。
S6では、表示画像抽出部114が、画像記憶部23から読み出した単位画像から変更された抽出範囲で表示画像を抽出する。
次に、表示画像生成部13は、表示画像抽出部114が抽出した表示画像の他、表示すべき画像を画像記憶部23から読み出して、最終的な表示画像を生成し、生成した表示画像(生成表示画像)を表示制御部14に送信する。
表示制御部14は、受信した生成表示画像をディスプレイ5に表示(図10の(b)部分参照)して「END」となる。
一方、S4で、包含関係判定部115が横画面表示で表示する表示画像に指定領域PRが含まれていると判定した場合(図10の(b)部分参照)、その旨を抽出範囲決定/変更手段113に通知して「YES」となりS7に進む。
S7では、抽出範囲決定/変更手段113は、初期設定の抽出範囲とする。
表示画像抽出部114は、抽出範囲決定/変更手段113が決定した初期設定の抽出範囲に従って画像記憶部23から読み出した単位画像から表示画像を抽出する。
次に、表示画像生成部13は、表示画像抽出部114が抽出した表示画像の他、表示すべき画像を画像記憶部23から読み出して、最終的な表示画像を生成し、生成した表示画像(生成表示画像)を表示制御部14に送信する。
表示制御部14は、受信した生成表示画像をディスプレイ5に表示(図10の(b)部分参照)して「END」となる。
(2−2:指定範囲の指定)
次に、図6に示すフローチャートでは、図5に示すS2からS21に進むフローである。
S21では、指定位置特定部121が、ユーザによる入力が指定位置Pの指定か否かを確認し、指定位置Pの入力の場合は「YES」となりS22に進む。
S22では、オブジェクト存否判定部122が、指定位置P又はその近傍にオブジェクトOBが存在しているか否かを確認し、オブジェクトOBが存在している場合には「YES」となりS23に進む。
S23では、指定領域決定部123が、オブジェクトOBを含む所定の大きさの領域を指定領域PRと決定してS3に進む。
一方、S21で指定位置特定部121が、ユーザによる入力が指定位置Pの指定か否かを確認し、指定位置Pの入力でない場合(所定の大きさの領域が指定された場合)は、「NO」となりS24に進む。
S24では、指定領域決定部123が、ユーザが指定した所定の大きさの領域をそのまま指定領域PRとしてS3に進む。
次にS22で、オブジェクト存否判定部122が、指定位置P又はその近傍にオブジェクトOBが存在しているか否かを確認し、オブジェクトOBが存在していない場合には「NO」となりS25に進む。
S25では、指定領域決定部123が、指定位置Pを含む所定の大きさの領域を指定領域PRとしてS3に進む。
(2−3:画像の回転を含む場合の動作)
次に、図7に示すフローチャートのS11では、ユーザが電源部7の電源を入れて携帯端末装置1のディスプレイ5を稼動状態にする。
次に、図1に示すように、センサ部3は、ディスプレイ側筐体部15と操作部側筐体部16とが開状態であること、及び操作部側筐体部16に対するディスプレイ側筐体部15の向きが図9の(a)部分に示す状態であることを検出し、その検出信号をディスプレイ状態特定部111に送信する。
次にディスプレイ状態特定部111は、検出信号を受信し、センサ信号−ディスプレイ状態対応関係デーブル21を参照して、操作部側筐体部16に対するディスプレイ側筐体部15の向きが、図9の(a)部分に示す状態であることを特定する。
次に、ディスプレイ状態特定部111は、操作部側筐体部16に対するディスプレイ側筐体部15の向きが、図9の(a)部分に示す状態であることを表示形態設定部112に通知する。
次に、表示領域決定部1121は、ディスプレイ5に予め表示領域が設定されているか否かを確認し、複数の表示領域が設定されている場合は、その中から、所定の表示領域を決定する。なお、以下の説明では、特に断らない限り表示領域は設定されておらず、ディスプレイ5のサイズに応じて表示画像が表示されるものとする。
次に、レイアウト決定部1122は、ディスプレイ状態特定部111から操作部側筐体部16に対するディスプレイ側筐体部15の向きが図9の(a)部分に示す状態であるとの通知を受け、レイアウト設定情報222に従って、単位画像のレイアウトを縦画面表示に設定する。
次に、抽出範囲決定/変更手段113は、画像記憶部23から読み出した単位画像から初期設定(第1表示形態)の抽出範囲を決定する。
次に、表示画像抽出部114は、抽出範囲決定/変更手段113が決定した抽出範囲に従って画像記憶部23から読み出した単位画像から表示画像を抽出する。
次に、表示画像生成部13は、表示画像抽出部114が抽出した表示画像の他、初期設定の表示画像で表示すべき画像を画像記憶部23から読み出して、最終的な表示画像を生成し、生成した表示画像(生成表示画像)を表示制御部14に送信する。
表示制御部14は、受信した生成表示画像をディスプレイ5に表示してS12に進む。
S12では、ユーザが操作部6を介して表示画面上の指定位置P及び単位画像の回転中心Cを指定する(指定位置Pの指定を回転中心Cの指定とみなしても良い)。次に、指定位置特定部121は、ユーザが指定した指定位置Pの単位画像上の位置を特定し、その位置座標を指定領域決定部123に通知する。次に指定領域決定部123は、指定位置Pを含む所定の大きさの指定領域PRを決定しS13に進む。
S13では、ユーザがディスプレイ5の向きを変更して図4の(a)部分に示す座標r1が鉛直方向に沿っている状態から座標r2が鉛直方向に沿っている状態にする。
このとき、図1に示すセンサ部3は、操作部側筐体部16に対するディスプレイ側筐体部15の向きの変化(筐体回転角「−θ」)を検出し、その検出信号をディスプレイ状態特定部111に送信する。次にディスプレイ状態特定部111は、検出信号を受信し、センサ信号−ディスプレイ状態対応関係デーブル21を参照して、筐体回転角「−θ」の変化を特定する。
次に、ディスプレイ状態特定部111は、筐体回転角「−θ」の変化があったことを表示形態設定部112に通知する。
次に、表示形態設定部112の表示領域決定部1121は、ディスプレイ5に予め表示領域が設定されているか否かを確認し、複数の表示領域が設定されている場合は、その中から、所定の表示領域を決定する。
なお、以下の説明では、特に断らない限り表示領域は設定されておらず、ディスプレイ5のサイズに応じて表示画像が表示されるものとする。
次に、レイアウト決定部1122は、レイアウト設定情報222に従って、単位画像のレイアウトを初期設定の縦画面表示に設定する。
次に、画像方向決定部1123は、指定位置特定部121によって回転中心Cが指定されたこと及びディスプレイ状態特定部111によって筐体回転角「−θ」の変化があったことの通知を受けて、単位画像をディスプレイ5に対して画像回転角θだけ回転させてS14に進む。
S14では、抽出範囲決定/変更手段113は、画像方向決定部1123が画像回転角θだけ回転させた回転後の単位画像から縦画面表示での抽出範囲を決定する。
次に、表示画像抽出部114は、抽出範囲決定/変更手段113が決定した抽出範囲に従って画像記憶部23から読み出した単位画像から表示画像を抽出する。
次に、包含関係判定部115は、横画面表示での抽出範囲で抽出した表示画像に指定領域PRが含まれるか否かを判定する。
このとき、包含関係判定部115が横画面表示で表示する表示画像に指定領域PRが含まれていないと判定した場合、その旨を抽出範囲決定/変更手段113に通知して「NO」となりS15に進む。
次にS15では、抽出範囲決定/変更手段113が、横画面表示で表示する表示画像に指定領域PRが含まれるように抽出範囲の位置を変更してS16に進む。
S16では、表示画像抽出部114が、画像記憶部23から読み出した回転後の単位画像から変更された抽出範囲で表示画像を抽出する。
次に、表示画像生成部13は、表示画像抽出部114が抽出した表示画像の他、表示すべき画像を画像記憶部23から読み出して、最終的な表示画像を生成し、生成した表示画像(生成表示画像)を表示制御部14に送信する。
表示制御部14は、受信した生成表示画像をディスプレイ5に表示して「END」となる。
一方、S14で、包含関係判定部115が縦画面表示で表示する表示画像に指定領域PRが含まれていると判定した場合、その旨を抽出範囲決定/変更手段113に通知して「YES」となりS17に進む。
S17では、抽出範囲決定/変更手段113は、回転後の単位画像上で、初期設定の抽出範囲とする。
表示画像抽出部114は、抽出範囲決定/変更手段113が決定した初期設定の抽出範囲に従って画像記憶部23から読み出した回転後の単位画像から表示画像を抽出する。
次に、表示画像生成部13は、表示画像抽出部114が抽出した表示画像の他、表示すべき画像を画像記憶部23から読み出して、最終的な表示画像を生成し、生成した表示画像(生成表示画像)を表示制御部14に送信する。
表示制御部14は、受信した生成表示画像をディスプレイ5に表示(図10の(b)部分参照)して「END」となる。
(2−4:抽出範囲の変更)
次に、図8に示すフローチャートでは、図5のS4又は図7のS14からS31に進む。
S31では、抽出範囲決定/変更手段113は、予め定められている抽出範囲の変更方法を確認し、単位画像のレイアウトサイズの変更で単位画像に対する表示画像の抽出範囲を変更する場合には「YES」となりS32に進む。
次にS32では、抽出範囲決定/変更手段113は、ユーザが操作部6を介して変更後レイアウトサイズを入力する。
次に、抽出範囲決定/変更手段113は、変更後のレイアウトサイズが、不等式「最小閾値<変更後のレイアウトサイズ<最大閾値」を満たしているか否かを確認し、満たしている場合は、「YES」となり図5のS5又は図7のS15に進む。
一方、S32で、変更後のレイアウトサイズが、不等式「最小閾値<変更後のレイアウトサイズ<最大閾値」を満たしていない場合は、「NO」となりS33に進む。
S33では、抽出範囲決定/変更手段113は、レイアウトサイズの変更は行わず、指定領域PRが含まれるように単位画像に対する表示画像の抽出範囲の位置を平行移動して図5のS6又は図7のS16に進む。
次に、S31で抽出範囲決定/変更手段113は、予め定められている抽出範囲の変更方法を確認し、単位画像のレイアウトサイズの変更で抽出範囲を変更しない場合には「NO」となりS34に進む。
次に、S34で、抽出範囲決定/変更手段113は、予め定められている抽出範囲の変更方法を確認し、単位画像のアスペクト比の変更で抽出範囲を変更する場合には「YES」となり図5のS5又は図7のS15に進む。
一方、S34で、抽出範囲決定/変更手段113は、予め定められている抽出範囲の変更方法を確認し、単位画像のアスペクト比の変更で抽出範囲を変更しない場合には「NO」となりS35に進む。
S35では、抽出範囲決定/変更手段113は、指定領域PRが含まれるように単位画像に対する表示画像の抽出範囲の位置を平行移動して図5のS6又は図7のS16に進む。
〔3.表示形態の変更の具体的態様〕
次に、ディスプレイ5の表示形態について、図9の(a)部分〜図14の(b)部分を参照して説明する。
まず、図9の(a)部分は、携帯端末装置1の筐体の状態の一例(縦画面表示:表示領域DR1)を示し、図9の(b)部分は、ディスプレイ5に表示されている表示画像の一例を示している。
図10の(a)部分は、携帯端末装置1の筐体の状態の他の例(横画面表示:回転動作後:表示領域DR2)を示し、図10の(b)部分は、表示画面に表示されている表示画像の一例を示し、図10の(c)部分は、表示画面に表示されている表示画像の他の例を示している。
図9の(b)部分では、縦画面表示(第1表示形態)での表示画像でオブジェクトOB上の指定位置Pが指定された場合を示しており、図1に示す指定領域決定部123が、オブジェクトOBを含む破線で囲まれた領域を指定領域PRに設定している様子を示している。
図10の(a)部分では、携帯端末装置1の筐体の状態が横画面表示(第2表示形態)に変更されている様子を示しており、ディスプレイ側筐体部15Rは、操作部側筐体部16に対して90度右向きに回転している。
図10の(b)部分は、本実施形態で説明した画像表示方法で、縦画面表示から横画面表示に変更されたときの状態を示しており、表示領域DR2は、指定領域PRを含んでいる。
一方、図10の(c)部分は、従来の画像表示方法で縦画面表示から横画面表示に変更されたときの状態を示しており、表示領域DR2は、指定領域PRを含んでいない。
次に、図11は、携帯端末装置1のディスプレイ側筐体部15のデザインを少し変更したディスプレイ5の縦画面表示(表示領域DR3)であり、図13は、その横画面表示である。
図12の(a)部分及び(b)部分は、それぞれ図11のディスプレイ5の一部の領域にソフトキー領域が設定された状態を示している。
図12の(a)部分は、従来の画像表示方法で事後的にソフトキー領域が設定された様子を示しており、表示領域DR4は、指定領域PRを含んでいない。
一方、図12の(b)部分は、本実施形態で説明した画像表示方法で、事後的にソフトキー領域が設定された様子を示しており、表示領域DR4は、指定領域PRを含んでいる。
次に、図13は、携帯端末装置1のディスプレイ側筐体部15のデザインを少し変更したディスプレイ5の横画面表示(表示領域DR5)である。
図12の(a)部分及び(b)部分は、それぞれ図13のディスプレイ5の一部の領域に別のソフトウェアの動作画面が設定された状態を示している。
図14の(a)部分は、従来の画像表示方法で事後的に別のソフトウェアの動作画面が設定された様子を示しており、表示領域DR6は、指定領域PRを含んでいない。
一方、図14の(b)部分は、本実施形態で説明した画像表示方法で、事後的に別のソフトウェアの動作画面が設定された様子を示しており、表示領域DR6は、指定領域PRを含んでいる。
以上より、携帯端末装置1では、表示させておきたい情報の表示形態の切り替えによる欠落を防止することができる。
〔3.まとめ〕
本発明のアウトラインを纏めると以下の通りである。
1.本発明は、表示上の一部を指定可能な入力装置(入力部)を備え、複数の表示形態を持つ画像表示装置において、表示形態を切り替える場合に、表示を切り替えた後に、切り換える前に指定された領域が収まるように、位置を調整して表示するようにしても良く。これにより、画面切り替え時にユーザの表示嗜好を反映できる。
2.また、特に、画像表示装置自体が回転動作する場合に、切り替え動作の回転中心を入力できるようにしても良く。より、具体的には、縦持ちと横持ちを切り替える事ができる携帯電話を用いて、画面サイズよりも大きい画像を閲覧する場合に、ユーザが指定した点を回転中心として画面を切り替えるようにする。これにより、レイアウト作成時に複雑なアルゴリズムが不要となる。
3.また、入力装置(入力部)による指定として囲み範囲を採用しても良く、これにより、ユーザの複雑な要求が可能となる。
4.また、元画像を縮小することで指定された領域が収まるように調整して表示しても良く。より具体的には、表示領域を自由に変更できる画像ビューアを用いて、表示領域をよりも大きい画像を閲覧する場合に、ユーザが指定した点を含むように、描画領域を小さくする。これにより、情報量を削減せずに済む。
5.また、元画像を縮小する際の最小閾値を設定しても良く。これにより、認識できない画像表示を制限できる。
最後に、携帯端末装置1の各ブロック、特に制御部10は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPU(central processing unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、携帯端末装置1は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU、前記プログラムを格納したROM、前記プログラムを展開するRAM、前記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。
そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである携帯端末装置1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、携帯端末装置1に供給し、そのコンピュータ(又はCPUやMPU<micro processing unit>)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
前記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやコンパクトディスク−ROM/MO/MD/デジタルビデオデイスク/コンパクトディスク−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、携帯端末装置1を通信ネットワークと接続可能に構成し、前記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。
また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、前記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
なお、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、複数の表示形態で表示画像を表示する機能を有するものであれば、如何なる電子機器に適用することも可能である。具体的には、複数の表示形態で表示画像を表示する携帯端末装置や、PC(パーソナル・コンピュータ)に複数の表示形態で表示画像を表示するディスプレイと入力装置とを接続して構成した情報処理装置、これらの装置とサーバ装置とを通信ネットワークで接続して構成したシステムなどに広く適用することができる。
1 携帯端末装置(画像表示装置)
2 記憶部
3 センサ部
4 音響部
5 ディスプレイ(表示画面)
6 操作部
7 電源部
8 通信部
9 通信ネットワーク
10 制御部
11 画像処理部
12 指定画像特定部(画像部分特定手段)
13 表示画像生成部(表示制御手段)
14 表示制御部(表示制御手段)
15 ディスプレイ側筐体部
15R ディスプレイ側筐体部
16 操作部側筐体部
21 センサ信号−ディスプレイ状態対応関係デーブル
22 表示形態設定情報記憶部
23 画像記憶部
111 ディスプレイ状態特定部
112 表示形態設定部(表示形態変更手段)
113 抽出範囲決定/変更手段(抽出範囲調整手段)
114 表示画像抽出部(画像抽出手段)
115 包含関係判定部(包含判定手段)
116 結果データ記憶部
121 指定位置特定部(回転位置指定手段)
122 オブジェクト存否判定部
123 指定領域決定部
221 表示領域設定情報
222 レイアウト設定情報
223 画像方向決定用情報
231 画像情報(画素位置情報,画素値情報)
232 オブジェクト位置情報
1121 表示領域決定部(表示領域設定手段)
1122 レイアウト決定部
1123 画像方向決定部
C 回転中心
θ 画像回転角
DR 抽出範囲
DR1〜6 表示領域
LX 横レイアウトサイズ
LY 縦レイアウトサイズ
OB オブジェクト
P 指定位置(表示画像の一部分,表示画像における一点,オブジェクト上の一点)
PR 指定領域(表示画像の一部分,表示画像の一部の領域,オブジェクトを含む領域,回転中心を含む領域)
r1,r2 座標
WP1〜5 Webページ(単位画像)

Claims (11)

  1. 表示画面に表示画像を表示する画像表示装置であって、
    画像処理の基本単位となる単位画像から前記表示画面に表示する表示画像を抽出する画像抽出手段と、
    前記画像抽出手段が抽出した表示画像を、所定の表示形態で前記表示画面に表示する表示制御手段と、
    前記表示制御手段が第1表示形態で表示した表示画像の一部分を特定する画像部分特定手段と、
    前記第1表示形態を第2表示形態に変更する表示形態変更手段と、
    前記表示形態変更手段が変更した第2表示形態で表示する表示画像が、前記画像部分特定手段が特定した前記第1表示形態で表示した表示画像の一部分を包含するか否かを判定する包含判定手段と、
    前記包含判定手段の判定結果に応じて、前記第2表示形態で表示する表示画像が、前記第1表示形態で表示した表示画像の一部分を包含するように、前記単位画像に対する前記表示画像の抽出範囲を調整する抽出範囲調整手段とを備えており、
    前記表示制御手段は、前記抽出範囲調整手段が調整した抽出範囲で前記画像抽出手段が抽出した表示画像を、前記第2表示形態で前記表示画面に表示し、
    前記画像部分特定手段は、前記第1表示形態で表示した表示画像の一部の領域が指定された場合に、その一部の領域を前記表示画像の一部分とすることを特徴とする画像表示装置。
  2. 表示画面に表示画像を表示する画像表示装置であって、
    画像処理の基本単位となる単位画像から前記表示画面に表示する表示画像を抽出する画像抽出手段と、
    前記画像抽出手段が抽出した表示画像を、所定の表示形態で前記表示画面に表示する表示制御手段と、
    前記表示制御手段が第1表示形態で表示した表示画像の一部分を特定する画像部分特定手段と、
    前記第1表示形態を第2表示形態に変更する表示形態変更手段と、
    前記表示形態変更手段が変更した第2表示形態で表示する表示画像が、前記画像部分特定手段が特定した前記第1表示形態で表示した表示画像の一部分を包含するか否かを判定する包含判定手段と、
    前記包含判定手段の判定結果に応じて、前記第2表示形態で表示する表示画像が、前記第1表示形態で表示した表示画像の一部分を包含するように、前記単位画像に対する前記表示画像の抽出範囲を調整する抽出範囲調整手段とを備えており、
    前記表示制御手段は、前記抽出範囲調整手段が調整した抽出範囲で前記画像抽出手段が抽出した表示画像を、前記第2表示形態で前記表示画面に表示し、
    前記画像部分特定手段は、前記第1表示形態で表示した表示画像における一点が指定された場合に、その一点を含む所定の大きさの領域を前記表示画像の一部分とし、
    前記抽出範囲調整手段は、前記単位画像に対する前記表示画像の抽出範囲の位置を調整することを特徴とする画像表示装置。
  3. 表示画面に表示画像を表示する画像表示装置であって、
    画像処理の基本単位となる単位画像から前記表示画面に表示する表示画像を抽出する画像抽出手段と、
    前記画像抽出手段が抽出した表示画像を、所定の表示形態で前記表示画面に表示する表示制御手段と、
    前記表示制御手段が第1表示形態で表示した表示画像の一部分を特定する画像部分特定手段と、
    前記第1表示形態を第2表示形態に変更する表示形態変更手段と、
    前記表示形態変更手段が変更した第2表示形態で表示する表示画像が、前記画像部分特定手段が特定した前記第1表示形態で表示した表示画像の一部分を包含するか否かを判定する包含判定手段と、
    前記包含判定手段の判定結果に応じて、前記第2表示形態で表示する表示画像が、前記第1表示形態で表示した表示画像の一部分を包含するように、前記単位画像に対する前記表示画像の抽出範囲を調整する抽出範囲調整手段とを備えており、
    前記表示制御手段は、前記抽出範囲調整手段が調整した抽出範囲で前記画像抽出手段が抽出した表示画像を、前記第2表示形態で前記表示画面に表示し、
    前記画像部分特定手段は、前記第1表示形態で表示した表示画像における一点が指定された場合に、その一点を含む所定の大きさの領域を前記表示画像の一部分とし、
    前記抽出範囲調整手段は、前記単位画像に対する前記表示画像の抽出範囲の大きさを調整することを特徴とする画像表示装置。
  4. 前記抽出範囲の大きさを調整する場合の最小閾値及び最大閾値の少なくとも一方が設定されていることを特徴とする請求項に記載の画像表示装置。
  5. 表示画面に表示画像を表示する画像表示装置であって、
    画像処理の基本単位となる単位画像から前記表示画面に表示する表示画像を抽出する画像抽出手段と、
    前記画像抽出手段が抽出した表示画像を、所定の表示形態で前記表示画面に表示する表示制御手段と、
    前記表示制御手段が第1表示形態で表示した表示画像の一部分を特定する画像部分特定手段と、
    前記第1表示形態を第2表示形態に変更する表示形態変更手段と、
    前記表示形態変更手段が変更した第2表示形態で表示する表示画像が、前記画像部分特定手段が特定した前記第1表示形態で表示した表示画像の一部分を包含するか否かを判定する包含判定手段と、
    前記包含判定手段の判定結果に応じて、前記第2表示形態で表示する表示画像が、前記第1表示形態で表示した表示画像の一部分を包含するように、前記単位画像に対する前記表示画像の抽出範囲を調整する抽出範囲調整手段とを備えており、
    前記表示制御手段は、前記抽出範囲調整手段が調整した抽出範囲で前記画像抽出手段が抽出した表示画像を、前記第2表示形態で前記表示画面に表示し、
    前記画像部分特定手段は、前記第1表示形態で表示した表示画像における一点が指定された場合に、その一点を含む所定の大きさの領域を前記表示画像の一部分とし、
    前記表示画面において前記表示画像が表示される表示領域を設定する表示領域設定手段を備えていることを特徴とする画像表示装置。
  6. 前記画像部分特定手段は、前記第1表示形態で表示した表示画像に含まれるオブジェクト上の一点又は前記オブジェクトの近傍の一点が指定された場合に、そのオブジェクトを含む領域を前記表示画像の一部分とすることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の画像表示装置。
  7. 前記第1表示形態で表示した表示画像において前記表示画面に対する前記単位画像の回転中心を指定する回転中心指定手段を備えており、
    前記画像抽出手段は、前記回転中心指定手段が前記第1表示形態で表示した表示画像において指定した回転中心を中心として前記単位画像を回転させた後の画像から、前記第2表示形態で表示する表示画像を抽出することを特徴とする請求項1からまでのいずれか1項に記載の画像表示装置。
  8. 前記回転中心指定手段が前記第1表示形態で表示した表示画像において前記回転中心を指定した場合に、その回転中心を含む所定の大きさの領域を前記表示画像の一部分とすることを特徴とする請求項に記載の画像表示装置。
  9. 請求項1からまでのいずれか1項に記載の画像表示装置における各手段としてコンピュータを動作させるための画像表示プログラム。
  10. 請求項に記載の画像表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  11. 表示画面を用いた画像表示方法であって、
    画像処理の基本単位となる単位画像から前記表示画面に表示する表示画像を抽出する第1画像抽出ステップと、
    前記第1画像抽出ステップで抽出した表示画像を、第1表示形態で前記表示画面に表示する第1表示ステップと、
    前記第1表示ステップで、前記第1表示形態で表示した表示画像の一部分を特定する画像部分特定ステップと、
    前記第1表示形態を第2表示形態に変更する表示形態変更ステップと、
    前記表示形態変更ステップで変更した第2表示形態で表示する表示画像が、前記画像部分特定ステップで特定した前記第1表示形態で表示した表示画像の一部分を包含するか否かを判定する包含判定ステップと、
    前記包含判定ステップの判定結果に応じて、前記第2表示形態で表示する表示画像が、前記第1表示形態で表示した表示画像の一部分を包含するように、前記単位画像に対する前記表示画像の抽出範囲を調整する抽出範囲調整ステップと、
    前記抽出範囲調整ステップで調整した抽出範囲で前記単位画像から表示画像を抽出する第2表示画像抽出ステップと、
    前記第2表示画像抽出ステップで抽出した表示画像を前記第2表示形態で前記表示画面に表示する第2表示ステップとを含み、
    前記画像部分特定ステップでは、前記第1表示形態で表示した表示画像の一部の領域が指定された場合に、その一部の領域を前記表示画像の一部分とすることを特徴とする画像表示方法。
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