JP5667285B2 - リンク・セグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定するための、また調整するための方法、装置およびノード - Google Patents

リンク・セグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定するための、また調整するための方法、装置およびノード Download PDF

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Description

本発明は、中継の技術分野に関し、またより詳細には、リンクのそれぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定するための方法、装置、およびネットワーク・ノードと、リンクのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を調整するための方法、デバイス、およびネットワーク・ノードとに関する。
既存の通信システムにおいては、オペレータは、顧客に対して多様なサービスを、例えば、マルチメディア電話と、モバイルTVと、オンライン・ゲームなどとを提供することができる。これらのサービスは、それら自体の特性を有しており、また異なる種類のサービスは、ビット・レート、パケット遅延などの性能についての異なる要件を有する。
これらの問題は、オーバー・プロビジョニングを通して解決されることが可能である。しかしながら、セルラー方式アクセス・ネットワークにおいては、伝送容量についての、特に無線スペクトルと、基地局からのバックホール(backhaul)とについてのコストは、比較的高く、それゆえにそのようなオーバー・プロビジョニング技術スキームは、通常、非経済的である。したがってアクセス・オペレータが、サービスの差別化を可能にする、またある種のサービスについてパケット・トラフィックによって経験される性能を制御することができるようにする簡単な、また効果的な標準化されたQoSメカニズムについての必要性が存在している。
第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3rd Generation Partnership Project)(3GPP)仕様においては、異なるQoSクラス識別子(QoS class identifiers)(QCI)についてのサービス・クラスのQoS保証メカニズムが提供されている。QCIは、基地局によってあらかじめ構成されることが可能であるスカラーであり、またQCIは、ネットワーク・ノードのパケット転送処理制御パラメータを設定する基準として使用されることが可能であり、そこでは、パケット転送処理制御パラメータは、スケジューリング重み(scheduling weight)、アドミッションしきい値(admission threshold)、待ち行列管理しきい値(queue management threshold)、リンク・レイヤ・プロトコル・コンフィギュレーション(link layer protocol configuration)などの制御のために使用されることが可能である。例えば、3GPP仕様においては、各サービス・データ・フロー(Service Data Flow)(SDF)は、1つで、ただ1つのQoSクラス識別子(QCI)に関連づけられ、また各QCIは、対応するQoSを、例えば、優先順位、パケット遅延割当量(packet delay budget)(PDB)、パケット・エラー損失レート(packet error loss rate)(PLER)を有する。
現在の3GPP仕様においては、基地局から直接にユーザ装置(user equipment)(UE)への単一ホップ技術が、適用される。したがって、3GPP仕様においては、単一ホップについてのQoS保証が、設計され、例えば、QCI#1に対応するPDBは、100msであり、それゆえに、ポリシーおよびチャージング実行機能(Policy and Charging Execution Function)(PCEF)と、ワイヤレス基地局との間の20msの平均遅延を差し引いた後に、QCI#1によって必要とされるPDBは、80msの範囲内の遅延が、保証され得る限り、満たされることが可能である。
マルチ・ホップ中継技術が、3GPPのうちの後続のロング・ターム・エボリューション(long−term evolution)(LTE)−進化型(advanced)(3GPP LTE−A)において導入される。マルチ・ホップ中継技術は、比較的低い資本支出(capital expenditure)(CapEX)と運用支出(operation expenditure)(OpEX)とにおけるカバレッジ拡張とスループット強化とのための良好な解決法であり、これは、LTE−A Rel−10によって受け入れられている。マルチ・ホップ中継技術に従って、ユーザ装置と、基地局との間のデータ伝送は、1つまたは複数の中継局を経由して転送される必要がある。
第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3rd Generation Partnership Project)(3GPP)仕様 3GPPのうちの後続のロング・ターム・エボリューション(long−term evolution)(LTE)−進化型(advanced)(3GPP LTE−A) 3GPP LTE−A、Rel−8/9/10
しかしながら、先行技術においては、マルチ・ホップ中継シナリオについてのQoS保証は存在しない。したがって、当技術においては、マルチ・ホップ中継システムにおけるPDB要件をどのようにして保証すべきかを解決することが、差し迫った問題である。
上記を考慮して、本発明においては、3GPP LTE−Aなどのマルチ・ホップ中継システムについてのQoS保証を提供するために、リンクのそれぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定する技術的解決法が、提供されている。
本発明の一態様によれば、リンクのそれぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定するための一方法が、提供されている。本方法は、パケット遅延に影響を及ぼすパラメータを収集するステップと、リンクのそれぞれのセグメントについてのパケット遅延と、全体のパケット遅延との間の関係に応じて、収集されたパラメータと、リンクのパケット遅延についての全体の要件とに基づいて、それぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定するステップとを備えることができる。
好ましい一実施形態においては、それぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定するステップは、それぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を取得するために、上記の関係と、全体の要件と、それらのパラメータとの制約条件の下に、それぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延の達成可能性と、無線リソース利用率の最大化との目的を有する最適化オペレーションを実行するステップを備えることができる。
本発明の一実施形態においては、それぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定するステップは、リンクに関連するネットワーク・ノードのうちの1つにおいて実行される。またこの実施形態においては、本方法は、それぞれのネットワーク・ノードが、ターゲット・パケット遅延に基づいてスケジューリング・オペレーションを実行するように、リンクに関連するそれぞれのネットワーク・ノードに対してターゲット・パケット遅延を送信するステップをさらに備えることができる。
本発明の別の実施形態においては、それぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定するステップは、リンクに関連するそれぞれのネットワーク・ノードにおいて、同一のルールに基づいて、実行される。この実施形態においては、本方法は、それぞれのネットワーク・ノードにおいて、それに関連しており、またそれらのパケット遅延に影響を及ぼすパラメータを取得するステップと、それらのパラメータを共用するために、リンクに関連する他のネットワーク・ノードに対して、それらのパケット遅延に影響を及ぼす取得されたパラメータを送信するステップとをさらに備えることができる。
本発明のそれらの実施形態においては、上述のパラメータは、ある期間にわたっての統計的パラメータであり、またこれらのパラメータは、ネットワーク展開特性パラメータ(t network deployment characteristic parameter)と、ユーザについてのトラフィック特性パラメータ(traffic characteristic parameter)と、システム・パラメータ・コンフィギュレーション特性パラメータ(system parameter configuration characteristic parameter)と、ユーザ装置についての分布特性パラメータ(distribution characteristic parameter)とのうちの1つまたは複数を備えることができる。
本発明の別の実施形態においては、本方法は、セグメントについてのターゲット・パケット遅延が満たすことができないことに応じて、それぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延の再決定をトリガするステップをさらに備えることができる。
本発明のさらなる一実施形態においては、本方法は、先行するセグメントについてのパケット遅延に関連した情報を取得するステップと、現在のセグメントについての実際のターゲット・パケット遅延をパケット遅延に関連した情報と現在のセグメントについてのターゲット・パケット遅延とに基づいて決定するステップとをさらに備えることができる。本発明の一実施形態においては、パケット遅延に関連した情報は、先行するセグメントの上で送信されるパケットの中に埋め込まれる。本発明の別の実施形態によれば、パケット遅延に関連した情報は、先行するセグメントについての実際のパケット遅延と、先行するセグメントについての実際のパケット遅延およびターゲット・パケット遅延と、先行するセグメントについての実際のパケット遅延とターゲット・パケット遅延との間の差と、自動的再伝送要求コンフィギュレーション・パラメータとのうちの1つまたは複数を備える。
本発明の第2の態様によれば、リンクのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を調整するための一方法が、提供されている。本方法は、より厳格なパケット遅延保証を達成するために、データ伝送を実行する期間中にセグメントについてのターゲット・パケット遅延を動的に調整するために、または修正するために使用される。本方法は、そのセグメントに対する先行するセグメントについてのパケット遅延に関連した情報を取得するステップと、セグメントについてのターゲット・パケット遅延とパケット遅延に関連した情報とに基づいてセグメントについての実際のターゲット・パケット遅延を決定するステップとをさらに備えることができる。さらに、本方法は、次に来るセグメントについての実際のターゲット・パケット遅延を決定する際に使用するために、次に来るネットワーク・ノードに対してセグメントに関するパケット遅延に関連した情報を送信するステップをさらに備えることができる。
本発明の第3の態様によれば、リンクのそれぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定するための装置が提供されている。本装置は、パケット遅延に影響を及ぼすパラメータを収集するように構成されたパラメータ収集モジュール(parameter collection module)と、リンクのそれぞれのセグメントについてのパケット遅延と、全体のパケット遅延との間の関係に応じて、収集されたパラメータと、リンクのパケット遅延についての全体の要件とに基づいてそれぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定するように構成されたターゲット決定モジュール(target determination module)とを備えることができる。
本発明の第4の態様によれば、リンクのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を調整するための装置が提供されている。本装置は、そのセグメントに対する先行するセグメントについてのパケット遅延に関連した情報を取得するように構成された情報取得モジュール(information obtainment module)と、セグメントについてのターゲット・パケット遅延とパケット遅延に関連した情報とに基づいてセグメントについての実際のターゲット・パケット遅延を決定するように構成された実際ターゲット決定モジュール(actual target determination module)とを備えることができる。さらに、本装置は、次に来るセグメントについての実際のターゲット・パケット遅延を決定する際に使用するために、次に来るネットワーク・ノードに対してセグメントに関するパケット遅延に関連した情報を送信するように構成された情報送信モジュール(information sending module)をさらに備えることができる。
本発明の第5の態様によれば、本発明の第3の態様による装置を備えるネットワーク・ノードが、提供されている。
本発明の第6の態様によれば、本発明の第4の態様による装置を備えるネットワーク・ノードが、提供されている。
本発明の第7の態様によれば、コンピュータにロードされるときに、本発明の第1の態様による方法を実行するコンピュータ・プログラム・コードをその上に具体化しているコンピュータ・プログラム・プロダクト(computer program product)が、さらに、提供されている。
本発明の第8の態様によれば、コンピュータにロードされるときに、本発明の第2の態様による方法を実行するコンピュータ・プログラム・コードをその上に具体化している別のコンピュータ・プログラム・プロダクトが、さらに、提供されている。
本発明において提供されるような実施形態を用いて、本発明は、マルチ・ホップ中継システムについてのリンクのそれぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定する、また調整する解決法を提供することができ、これによってマルチ・ホップ中継システムの全体のパケット遅延は、保証されることが可能である。また、本発明の好ましい実施形態においては、データ伝送プロセス中に、ターゲット・パケット遅延は、先行するセグメントの上のパケット遅延情報に基づいて動的に修正されることが可能であり、それによってさらに性能を改善している。
さらに、本発明の解決法は、優れたスケーラビリティを有しており、また任意の数のホップを有する中継システムへと簡単に拡張されることが可能である。さらに、本発明において提供されるような解決法は、無線アクセス・ネットワーク(radio access network)(RAN)の範囲においてQoS制御を最適化するように意図され、またそれゆえに、その解決法は、それに対するどのような影響もなしにコア・ネットワーク(core network)(CN)に対してトランスペアレントである。さらに、本発明による解決法は、現在の3GPP LTE−A仕様に対して非常にわずかな修正を実行するにすぎず、またそれゆえに、その解決法は、良好な後方互換性を有している。さらに、その解決法はまた、それに対するどのような影響もなしにLTE Rel−8/9/10に対してトランスペアレントである。
本発明の上記の特徴、および他の特徴は、添付図面を参照しての好ましい実施形態についての詳細な説明を通して、より明らかになるであろう。同様な参照番号は、本発明の添付の図面の全体を通して同じコンポーネント、または類似したコンポーネントを表している。
本発明による2−ホップ中継システムについての例示のセグメント・コンフィギュレーションの概略図である。 本発明による2−ホップ中継システムについての例示の動的セグメント調整の概略図である。 本発明の一実施形態による、リンクのそれぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定するための一方法のフローチャートである。 本発明の一実施形態による、リンクのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を調整するための一方法のフローチャートである。 本発明の一実施形態によるマルチ・ホップ中継システムについてのダウンリンクQoS保証のオペレーションの概略図である。 本発明の一実施形態によるマルチ・ホップ中継システムについてのアップリンクQoS保証のオペレーションの概略図である。 本発明の一実施形態による、リンクのそれぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定するための装置のブロック図である。 本発明の別の実施形態による、リンクのそれぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定するための装置のブロック図である。 本発明の一実施形態による、リンクのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を調整するための装置のブロック図である。
以下では、詳細な説明は、添付図面を参照して、本発明の実施形態による、それぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定するための、また調整するための方法、装置、およびネットワーク・ノードに対して行われることになる。
以上で述べられているように、先行技術においては、マルチ・ホップ・システムのPDBを保証するための技術的解決法は存在していない。したがって、全体のeNB−RN−UEリンクのPDB要件を満足させるためには、新しいメカニズムが、PDB保証を提供するように設計されるべきである。
最初に、参照は、本発明の実施形態が基づいている基本原理を例示的に説明する図1a〜1cに対して行われるであろう。図1aに示されるように、2−ホップ中継システムが、示されており、この2−ホップ中継システムは、バックホール・リンクeNB−RNと、アクセス・リンクRN−UEとを備える。中継の特性に基づいて、バックホール・リンクと、アクセス・リンクとは、連続して接続された2つのリンクと見なされることが可能である。それゆえに、PDBインデックスの性質に基づいて、全体のリンクについての全体のパケット遅延tsumと、バックホール・リンクとアクセス・リンクとのパケット遅延t1とt2とが、以下の関係:
sum=t+t 式1
を満足させることが、決定されることが可能である。
さらに、それぞれのセグメントに関連しており、またそれぞれのセグメントについてのPDBに影響を及ぼすパラメータが、サービス初期化の前に収集されることも可能であり、そこではバックホール・リンク・パケット遅延に影響を及ぼすパラメータは、一般にP1によって表され、またアクセス・リンク・パケット遅延に影響を及ぼすパラメータは、一般にP2によって表される。
関係を決定した後に、リンクの各セグメントについてのターゲット・パケット遅延(すなわち、各セグメントのPDB)は、関係と、パラメータP1およびP2と、リンクのPDBについての全体の要件とに基づいて決定されることが可能である。次いで、協調が、リンクの各セグメントの上でそれらのPDBを達成するために、それぞれのセグメントについて決定されたPDBに基づいてeNBとRNとの間で実行されることが可能であり、それによってエンド・ツー・エンドのQoS要件を保証している。
さらに、本発明は、さらに、実際の伝送中にターゲット・パケット遅延を動的に調整することを考慮することができる。例えば、先行するセグメントについてのパケット遅延状態が、考慮されることが可能であり、実際のPDBは、PDB保証についてのさらなる改善を実現するために、先行するセグメントの状態に基づいて、現在のセグメントについて決定されることが可能である。
図1bおよび1cは、本発明の一実施形態による2−ホップ中継システムについての例示の動的セグメント調整の概略図を示すものである。図1bおよび図1cによれば、先行するセグメントについての実際のパケット遅延と、ターゲット・パケット遅延との間の差Δtが、取得されることが可能であり、この差に基づいて、次に来るセグメントの実際のターゲット・パケット遅延は、決定されることが可能である。
図1bに示されるように、その図は、データ・パケットが、あらかじめ決定されたPDBに関してΔtだけ先行して受信されるというシナリオを示すものである。このシナリオにおいては、先行するセグメントにおいて保存されるようなPDBは、次に来るセグメントに対して割り付けられることが可能であり、すなわち、Δtだけセグメントのターゲット・パケット遅延(すなわち、パケット遅延割当量)を増大させており、すなわち、t2’=t2+Δtである。対照的に、図1cは、データ・パケットの受信が、あらかじめ決定されたPDBに関してΔtだけ遅延させられるというシナリオを示しており、したがって、このシナリオにおいては、後続のセグメントについてのパケット遅延は、Δtだけ低減させられることが可能であり、すなわち、t2’=t2−Δtである。
2つよりも多いホップについてのシナリオは、2ホップについてのシナリオに類似しており、したがって、上記の描写に基づいて、そのシナリオは、2つよりも多いホップについてのシナリオに対して簡単に拡張されることが可能である。例えば、2つよりも多いホップについての中継シナリオでは、その関係についての関数は、以下:
Figure 0005667285
で表現されることが可能であり、式中で、tsumは、リンクのPDBについての全体の要件を示しており、tは、それぞれi番目のセグメントのパケット遅延を示しており、nは、全体のリンクについてのセグメントの数、または中継システムのホップの数を示しており、またPiは、i番目のセグメントに影響を及ぼすパラメータを示している。
上記の基本原理に基づいて、本発明の実施形態は、リンクのそれぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定する、また調整する技術的解決法を提供している。次に、図2は、本発明による、リンクのそれぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定する解決法を説明するために参照されることになる。ここで、図2は、本発明の一実施形態による、リンクのそれぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定するための一方法のフローチャートを示すものである。
図2に示されるように、最初にステップS201において、パケット遅延に影響を及ぼすパラメータが、収集される。これらのパラメータは、それぞれのセグメントに関連しており、それらのそれぞれのパケット遅延を制限するパラメータとすることができ、例えば、それらのパラメータは、ネットワーク展開特性パラメータと、ユーザについてのトラフィック特性パラメータと、システム・パラメータ・コンフィギュレーション特性パラメータと、ユーザ装置についての分布特性パラメータなどとすることができる。
ネットワーク展開特性パラメータは、それぞれのセグメントについてのエラー・レートを、例えば、それぞれのセグメントについてのビット・エラー・レート、コード・エラー・レート、シンボル・エラー・レート、パケット・エラー・レート、パケット・エラー損失レート、または干渉状態を備えることができる。より大きなエラー・レートは、より多くのデータ再伝送を引き起こすことになり、また必要とされるPDBは、より大きいものであり、さらに、より大きな干渉は、より大きなエラー・レートを引き起こすことになり、それによってより大きなPDBについての要件を引き起こしている。
ユーザについてのトラフィック特性パラメータは、各セグメントについての平均スループット、無線リソース利用率などとすることができる。リンクの各セグメントについてのより高いスループット、またはより高い無線リソースの利用は、より大きなPDBが必要とされることを意味する可能性があるのに対して、各セグメントについてのより低いスループット、またはより小さな無線リソース利用率は、より小さなPDBを意味する可能性がある。
システム・パラメータ・コンフィギュレーション特性パラメータは、それぞれのセグメントに対して割り付けられる伝送のためのサブフレームの数とすることができる。各リンクについてのサブフレームのコンフィギュレーションは、HARQの肯定応答および否定応答のフィードバックに影響を及ぼすことになり、このHARQの肯定応答および否定応答のフィードバックは、再伝送のために必要とされる時間に対してある種の影響力を有する。例えば、バックホール・リンクに対して割り付けられるサブフレームが少なくなればなるほど、エラー伝送によって引き起こされるデータ再伝送についての時間間隔は長くなり、またバックホール・リンクによって必要とされるPDBは、大きくなるのに対して、バックホール・リンクに対して割り付けられるサブフレームが多くなればなるほど、バックホール・リンクによって必要とされるPDBは、小さくなる。
さらに、ユーザ装置の分布特性パラメータは、ユーザ装置の分布状態とすることができる。ユーザ装置の分布状態は、どれだけ多数のユーザ装置とどれだけ多くのデータ量とが、基地局によって直接にサーブされるかと、どれだけ多数のユーザ装置とどれだけ多くのデータ量とが、基地局の間接的なサポートの下で中継局によってサーブされるかとを意味する。中継局によってサーブされるユーザ装置が多くなればなるほど、データ量は大きくなり、またバックホール・リンクによって必要とされるPDBは、多くなり、それゆえに、PDBを保証するためには、アクセス・リンクとバックホール・リンクとについてのPDBをきめ細かく設計することが必要とされる。
次に、ステップS202において、リンクのそれぞれのセグメントについてのパケット遅延と全体のパケット遅延との間の関係に応じて、それぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延は、収集されたパラメータと、リンクのパケット遅延についての全体の要件とに基づいて決定される。
本発明の好ましい一実施形態によれば、最適化オペレーションは、上述の関係と、全体の要件と、収集されたパラメータとの制約条件の下で、それぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延の達成可能性と、無線リソース利用の最大化とについての目的を用いて実行されることが可能であり、それによってそれぞれのセグメントについての最も適切なターゲット・パケット遅延を取得している。特定の最適化オペレーションは、システムの状態に関して設計されることが可能である。当業者は、本明細書において提供される教示と、彼が把握している技術的知識とに基づいてこの最適化オペレーションを完全に実装することができる。したがって、本発明をもっと明確にするためには、最適化オペレーションは、ここでは、詳述されないであろう。
このようにして、それぞれのセグメントについてのターゲット値を決定する際に、それぞれのセグメントについての実際の状態が、そのために達成可能なターゲット・パケット遅延を設定するために考慮されることが可能である。ターゲット・パケット遅延を決定するこの方法は、より高い効率を有する。
パケット遅延割当量に影響を及ぼす上記のパラメータは、長い期間にわたっての統計的な値、すなわち、ある種の期間にわたっての平均値であることが好ましい。これは、リンクのそれぞれのセグメントについての準静的コンフィギュレーション・プロセスを実行することを意味しており、すなわち、上記のパラメータの変化につれてコンフィギュレーションを動的に実行することではないこと、またはコンフィギュレーションが、上記のパラメータに基づいて完了された後にこのコンフィギュレーションを絶えず維持することではないこと(これについては、以下でさらに詳細に説明されるであろう)を意味している。
本発明の一実施形態によれば、決定する上記のプロセスは、リンクに関連するそれぞれのネットワーク・ノードのうちの1つにおいて、例えば、eNBにおいて実行され、または任意の中継ノードにおいて中央集中された方法で、実装されることが可能である。それゆえに、それぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延が、決定された後に、ターゲット・パケット遅延は、それぞれのネットワーク・ノードがターゲット・パケット遅延に基づいて適切なスケジューリング・オペレーションを実行するように、さらに、リンクに関連するそれぞれのネットワーク・ノードに対して送信されることが可能である。
さらに、本発明の別の実施形態によれば、ターゲット・パケット遅延を決定する上記のオペレーションは、それぞれリンクに関連するそれぞれのネットワーク・ノードにおいて実行されることが可能である。この場合には、それぞれのネットワーク・ノードによって決定されるようなターゲット・パケット遅延の間の整合性は、保証される必要があり、またそれぞれのネットワーク・ノードは、同じルールに基づいてターゲット・パケット遅延を決定するオペレーションを実行する必要がある。さらに、それぞれのネットワーク・ノードの間でパラメータを共用することも必要とされる。この目的を達成するために、この実施形態によれば、それぞれのネットワーク・ノードに関連しており、またこのパケット遅延割当量に影響を及ぼすパラメータが、それぞれのネットワーク・ノードにおいて取得されることが可能であり、それらのパラメータは、上記で説明されるようなパラメータであり、これらのパラメータは、測定および/または計算を通して取得されることが可能である。その後に、パケット遅延に影響を及ぼす取得されたパラメータは、リンクに関連する他のネットワーク・ノードに対して送信されて、これらのパラメータを共用することができる。このようにして、それぞれのネットワーク・ノードは、同じルールと同じパラメータとに基づいてそれぞれのセグメントについての同じターゲット・パケット遅延を決定することができる。したがって、各ネットワーク・ノードは、他のネットワーク・ノードに対して、決定された他のターゲット・パケット遅延を送信せずに、それ自体のターゲット・パケット遅延に基づいてリンクの適応およびスケジューリングのオペレーションを実行するために必要とされるだけである。
中央集中型実装が、パラメータを一括して収集すること、およびターゲット・パケット遅延を一括して決定することという特性を有するが、決定されたターゲット値は、共用するために他のネットワーク・ノードに対して送信されることが可能であるのに対して、分散型実装は、パラメータを共用すること、および同じルールに基づいて決定するプロセスを実行することという特性を有するという点において、中央集中型実装は、分散型実装とは異なっている。とりわけ、集合的な実装に基づいて、ターゲット値を一括して決定する責任を担うネットワーク・ノードは、他のネットワーク・ノードからパラメータを収集するが、分散型実装に基づいて、各ネットワーク・ノードは、すべての関連のあるネットワーク・ノードが決定することを実行することによって必要とされるパラメータを取得することができるように、それ自体の取得されたパラメータを他のネットワーク・ノードに対して送信する。
各ネットワーク・ノードが、それ自体のターゲット・パケット遅延を取得した後に、適切なスケジューリング・オペレーションが、ターゲット・パケット遅延に基づいて実行されて、時間ドメインと、空間ドメインと、周波数ドメインとの中で適切なスケジューリングを実行することを通してターゲット・パケット遅延を達成する。例えば、そのオペレーションは、ターゲット・パケット遅延に応じて、適切なスケジューリングおよびコーディングと、パワー割付け/制御と、HARQメカニズムと、ARQメカニズムと、周波数選択性スケジューリングと、空間ダイバーシティ技術(spatial diversity technology)などとを採用して、ターゲット・パケット遅延を達成することができる。リンクの適応およびスケジューリングのオペレーションを実行して、ターゲット・パケット遅延を達成することは、知られている技術であり、これについては、本明細書においては、詳述されないであろう。
それぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定する上記のオペレーションは、セグメントについてのパケット遅延を構成するプロセスと呼ばれることも可能である。
さらに、本発明者等はまた、以下のシナリオに、すなわち実際のアプリケーションにおいては、リンク状態、システム・パラメータ・コンフィギュレーション、ネットワーク展開などの状態は、すべて動的に変化可能であるというシナリオに注意している。最初に決定されたターゲット・パケット遅延は、ある期間の後に、新しい状況に適応できない可能性があり、またいくつかのネットワーク・ノードは、場合によっては、どのようにしてリンクの適応およびスケジューリングのオペレーションを実行すべきかにかかわらず、それに対して指定されるように、ターゲット・パケット遅延を達成することができない。
上記のシナリオに基づいて、本発明者等は、再コンフィギュレーション・メカニズムを提供している。本発明の好ましい一実施形態によれば、点線ブロック(代替的ステップを示す)に示されるようなステップS203において、さらにセグメントについてのターゲット・パケット遅延が達成されることが可能でないことに応じて、リンクのそれぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延の再決定が、トリガされる。
本発明の好ましい一実施形態によれば、それぞれのネットワーク・ノードにおいて、関連のあるセグメントについての実際のパケット遅延が、測定され、ターゲット・パケット遅延が、ある期間内に満足され得ないことが見出される場合、メッセージが、それぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定するためにネットワーク・ノードに対して送信されて、再コンフィギュレーションを要求することができる。ネットワーク・ノードは、再コンフィギュレーション要求を受信した後に、必要とされるパラメータを再収集し、またそれぞれのセグメントについての適切なターゲット・パケット遅延を再決定することができる。さらに、それぞれのネットワーク・ノードはまた、ネットワーク・ノードがコンフィギュレーションを再実行すべきかどうかを決定するように、それぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定するネットワーク・ノードに対してパケット遅延に影響を及ぼすパラメータを定期的に送信することもできる。ネットワーク・ノードが、他のネットワーク・ノードから送信されるパラメータに基づいて再コンフィギュレーションを実行することが、必要とされることを決定するときに、それぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延は、これらの受信されたパラメータに基づいて再決定されることが可能である。
したがって、この好ましい実施形態によって提供されるような技術的解決法は、リンクのそれぞれのセグメントについての準静的コンフィギュレーションを実行するプロセスである。上記のパラメータの変化につれてコンフィギュレーションを動的に実行する動的コンフィギュレーションの方法と、コンフィギュレーションが完了した後にコンフィギュレーションを絶えず維持する静的コンフィギュレーションの方法とは異なって、このプロセスは、ある期間にわたっての観察に基づいて再コンフィギュレーションを実行する技術的解決法である。したがって、このコンフィギュレーションの方法は、動的コンフィギュレーションによって必要とされる様々なオーバーヘッドを低減させることができ、またそれと同時に、それ自体を状況の変化に対して適応させることができない静的コンフィギュレーションの欠点を克服することができる。
それぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定する上記のコンフィギュレーション・メカニズムと、再コンフィギュレーション・メカニズムとに加えて、本発明は、さらに、データ伝送プロセス中にターゲット遅延割当量を動的に調整する、または修正する方法を提供している。データ伝送プロセス中に、各ネットワーク・ノードは、先行するセグメントについてのパケット遅延に関連した情報に基づいて次に来るセグメントについてのターゲット・パケット遅延に対して調整または修正を実行することができる。
以下では、参照が、図3に対して行われて、本発明による、ターゲット・パケット遅延に対する動的調整を実行する解決法を詳細に説明することになり、そこでは、図3は、本発明の一実施形態による、ターゲット・パケット遅延を動的に調整する一方法のフローチャートを示している。
図3に示されるように、ステップS310においては、先行するセグメントについてのパケット遅延に関連した情報が、取得される。パケット遅延に関連した情報は、先行するセグメントの実際のパケット遅延についての情報、例えば、上述された実際のパケット遅延と、そのターゲット・パケット遅延との間の、または実際のパケット遅延と先行するセグメントのターゲット・パケット遅延との間の差Δtとすることができ、あるいは各ネットワーク・ノードが、他のネットワーク・ノードについてのターゲット・パケット遅延について知ってもいる場合には、それは、実際のパケット遅延とすることができる。例えば、パケット遅延に関連した情報は、データ・パケットの受信から開始されるネットワーク・ノードの待ち行列におけるデータ・パケットの持続時間、各ネットワーク・ノードが、正しく受信されたデータ・パケットと、約束のターゲット・パケット遅延とについてスケジュールする前と、スケジュールした後との間の時間間隔の間の差などを伴うことができる。パケット遅延に関連した情報は、先行するセグメントの上で送信されるようなデータ・パケットに含まれることが可能である。例えば、そのパケット遅延に関連した情報は、先行するセグメントの上で送信されるようなペイロード(無線リンク制御レイヤ・プロトコル・データ・ユニット(radio link control layer protocol data unit)、RLC−PDU)の第1のバイトの中に配置されることが可能である。しかしながら、アップリンク・アクセス・リンクでは、RNが、それが知っている情報に基づいて計算を通してパケット遅延に関連した情報を取得することができるので、UEは、実際には、パケット遅延に関連した情報を送信するオペレーションを実行することを必要とされない。例えば、RNは、ユーザ装置がリソース割付けを要求する時刻と、それが、実際のデータ・パケットを受信する時刻とに基づいて、アップリンク・アクセス・リンクのパケット遅延に関連した情報を決定することができる。
さらに、パケット遅延に関連した情報は、さらに、自動的再伝送要求コンフィギュレーション・パラメータに、例えば、HARQコンフィギュレーションまたはARQコンフィギュレーションの無線パラメータに関連づけられることも可能である。エラーが、リンクの第1のホップの上で起こるときに、自動的再伝送が、一般に実行されることになり、それゆえに、第2のホップ・スケジューリングでは、自動的再伝送コンフィギュレーション・パラメータに基づいて何らかのPDBを低減させることが必要とされ、すなわちターゲット・パケット遅延を低減させる。例えば、HARQオペレーションでは、HARQ時系列は、多重化パターンと、TDDフレーム・コンフィギュレーションと、中継フレーム・コンフィギュレーションなどとによって定義されるように考えられ、それによって適切なPDBを決定する。ARQ再伝送では、無線リンク制御レイヤ肯定応答モード(radio link control layer acknowledgement mode)(RLC−AM)が、アクティブにされる場合、再伝送とそれを再送信されたデータ・パケットの中に配置することとの前に、パケット遅延に関連した情報を再設定することが必要とされる。
次に、ステップS302においては、セグメントについての実際のターゲット・パケット遅延は、セグメントについてのターゲット・パケット遅延と、パケット遅延に関連した情報とに基づいて決定されることが可能である。
このようにして、ターゲット・パケット遅延は、先行するセグメントについてのパケット遅延に関連した情報に基づいて修正されることが可能である。例えば、図1bおよび1cに示されるように、パケット遅延割当量は、Δtだけ増大させられ、すなわち、t2’=t2+Δtであり、あるいはそうでなければ、次に来るセグメントのパケット遅延割当量は、Δtだけ低減させられ、すなわち、t2’=t2−Δtである。
さらに、現在のセグメントについての実際のターゲット・パケット遅延が、あらかじめ定義されたターゲット・パケット遅延に関して低減させられるときに、緊急のスケジューリングが、実行されることが可能である。例えば、スケジューリング優先順位は、全体の状況に基づいて引き上げられることが可能であり、例えば、待ち行列の尾部にそれを直接に配置する代わりに、先入れ先出し原理に従う待ち行列の比較的前の位置に対応するデータ・パケットを配置する。それゆえに、それは、ターゲット値が、現在のセグメントのパケット遅延割当量についての低減の場合においてさえも依然として達成されることが可能であることを保証することができる。
異なるサービスでは、それらの対応するQCIクラスは、異なっており、それゆえに、リンクのパケット遅延についての全体の要件もまた異なっていることに注意すべきである。したがって、それぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延は、異なるサービスの場合には決定されるべきである。
さらに、アップリンクおよびダウンリンクでは、たとえ同じパケット遅延要件の場合でさえも、アップリンク・パケット遅延に影響を及ぼすパラメータと、ダウンリンク・パケット遅延に影響を及ぼすパラメータとが、異なっている可能性があるので、それぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延もまた異なっている可能性があることに注意すべきである。したがって、それぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定するオペレーションは、それぞれアップリンクとダウンリンクとについて実行されるべきである。
次に、本発明による、QoSを保証するための特定の実装形態は、図4および図5を参照して詳細に説明されることになる。図4および5は、それぞれ、本発明の一実施形態による3−ホップ中継システムについてのダウンリンクQoS保証と、アップリンクQoS保証とのオペレーションについての概略図を示すものである。
図4および5に示されるように、全体のリンクのPDBは、QoS要件を満足させるために、外側ループ制御と内側ループ制御とを通して保証される。図4および5において一点鎖線(single−dotted line)で示されるように、外側ループ制御は、主として、本発明の上述の方法に基づいて、サービス初期化を実行すること、およびリンクのそれぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定すること(C410およびC510)と、非常に長期間の測定と、関連のあるネットワーク・ノード(例えば、基地局eNBまたは中継ノードRN)からの報告とに応じてリンクの各セグメントについてのターゲット・パケット遅延に対する再コンフィギュレーションを実行すること、すなわちターゲット・パケット遅延を再決定すること(C411およびC511)とを担当している。図4および5において実線で示されているような内側ループ制御(C420〜C429、およびC520〜C530)は、ターゲット・パケット遅延を達成するために何らかのリンクの適応および適切なスケジューリングを、例えば、適応できる変調および符号化と、配電/制御と、HARQと、ARQと、周波数選択性スケジューリングと、空間ダイバーシティ技術などとを実行することを担当しており、それによって全体のリンクの全体のPDBを保証している。さらに、内側ループ制御においては、さらに、ターゲット・パケット遅延を動的に調整する解決法が提供されており、例えば、ターゲット・パケット遅延は、先行するセグメントについてのパケット遅延に関連した情報に基づいて調整されることが可能である。
図4および5から、アップリンク内側制御と、ダウンリンク内側制御とは、ダウンリンク・データ送信側(すなわち、eNB)とアップリンク・データ送信側(ユーザ装置)との異なる性質に起因して、いくつかの違いを有することが、分かる。
最初に、ダウンリンク・シナリオは、図4を参照して説明されることになる。図4に示されるように、最初にC410において、サービスの初期化が実行され、またそれぞれのセグメント(アクセス・リンクおよびバックホール・リンク)についてのダウンリンク・ターゲット・パケット遅延(すなわち、PDB)が、図2を参照して説明されるような上述の方法に従って、eNB−RN2−RN1−UEパケット遅延についての全体の要件に基づいて決定される。
次に、C420において、eNBは、eNBとRN2との間のダウンリンクのターゲット・パケット遅延に基づいて適切なスケジューリング・オペレーションを実行し、またC421において、トラフィック・データ伝送を実行する。さらに、C421において、そのセグメントに関連したパケット遅延情報は、RN2に対して送信すべきデータ・パケットの中に含められることも可能である。パケット遅延に関連した情報は、ペイロード(RLC SDU)に含められることが可能である、上記に説明されるような情報とすることができ、例えば、ペイロード(RLC SDU)の第1のバイトを使用して、パケット遅延に関連した情報を示すことができる。さらに、eNBは、C422において、平均パケット遅延を計算し、またパケット遅延に影響を及ぼすパラメータを測定することができ、これらのパラメータを使用して、どれが将来において実行される可能性があるかを再構成する。
トラフィック・データを受信した後に、RN2は、C423において、データ・パケットの中のパケット遅延に関連した情報を取得し、図3を参照して上記で説明されるような方法に従って、パケット遅延に関連した情報と、そのターゲット・パケット遅延とに基づいて実際のターゲット・パケット遅延を決定し、またその決定された実際のターゲット・パケット遅延に基づいてスケジューリングを実行することができる。次に、ステップC421と同様に、RN2は、C424においてトラフィック・データと、パケット遅延に関連した情報とを一緒にRN1に対して送信する。さらに、RN2は、C425において、平均パケット遅延を計算し、またパケット遅延に影響を及ぼすパラメータを測定する。
ステップC423と同様に、RN1は、ステップC426において、受信されたデータ・パケットの中のパケット遅延に関連した情報と、そのターゲット・パケット遅延とに基づいてダウンリンク・アクセス・リンクについての実際のターゲット・パケット遅延を決定し、またスケジューリングを実行する。その後に、トラフィック・データが、C427において送信され、またそのトラフィック・データは、ユーザ装置UEに対して送信される。それがユーザ装置に対するアクセス・リンクであり、またターゲット・パケット遅延を動的に調整することを必要とする他のどのようなリンクも存在しないので、パケット遅延に関連したパラメータを送信することが不必要になるであろう。同様に、RN1は、ステップC428において、平均パケット遅延を計算し、またパケット遅延に影響を及ぼすパラメータを測定する。
ダウンリンク・データ伝送を完了した後に、または他の任意の適切なときに、測定されたパラメータと、計算された平均パケット遅延とは、イベント・トリガされた方法で、または定期的に報告することにより、報告され、またはRN1と、RN2と、eNBとの間で交換されて、再コンフィギュレーションが必要とされるかどうかを決定することができる。
再コンフィギュレーションを必要とすることが決定される状況の下では、ステップC411において、それぞれのセグメントについてのパケット遅延割当量は、新しいパラメータに基づいて再決定されることが可能である。
ダウンリンクQoS保証方法は、上記において、3−ホップ中継システムと組み合わせて説明されている。上記の開示に基づいて、当業者なら、簡単に、本発明を任意の数のホップを有する中継システムへと拡張するであろう。例えば、2−ホップ中継システムでは、RN2と、図4の中のそのオペレーションのすべてが、省略されることが可能であり、またeNBは、トラフィック・データと、パケット遅延に関連した情報とをRN1に対して直接に送信し、他のオペレーションは、例証された3−ホップ・シナリオに完全に類似している。さらに、3よりも多いホップの中継システムでは、eNBと、RN1との間のすべての中間中継ノードによって実行されるオペレーションは、図4に示されるような中間中継ノードRN2のオペレーションに完全に類似している。
次に、図5を参照して、アップリンクQoS保証について説明することにする。図5に示されるように、最初に、C510において、サービスの初期化が実行されて、それぞれのセグメントについてのアップリンク・ターゲット・パケット遅延を決定する。アップリンク・ターゲット・パケット遅延を決定するプロセスは、ちょうどそれらが異なるパラメータに基づいて実行されることを除いては、ダウンリンク・ターゲット・パケット遅延についての決定するプロセスに完全に類似している。
UEが、トラフィック・データを送信すべきときに、まず、リソースの要求および割付けのプロセス(C520)が、UEとRN1との間で実行されて、トラフィック・データを送信するために必要とされる無線リソースなどを取得する。UEは、例えば、論理チャネル・セットの粒度を用いてバッファ状態報告(buffer state report)(BSR)をRN1に対して送信して、トラフィック伝送のための無線リソースを要求する。UEが、BSRについてのアップリンク・リソースをまだ取得していない場合に、スケジューリング要求が、BSRのためのリソースをそれに割り付けるようにRN1に要求するためにBSRを送信する前に、トリガされることが可能である。RN1は、BSRを受信した後にスケジューリングを実行して、トラフィック・データを送信するためのUEアップリンク・アクセス・リンク・リソースを割り付け、それによってアップリンク・アクセス・リンクについてのターゲット・パケット遅延を満足させ、またUEに対して変調符号化メカニズムと、あらかじめ定義された時間内の無線リソースの割付けとに関する情報を示す。UEに対して示される情報は、論理チャネルを伴わない可能性があるが、UEは、どの論理チャネルが伝送のために使用されるかを決定する。
次に、UEは、適切な論理チャネルを選択して、RN1からの表示に応じて、トラフィック・データの伝送を実行する。トラフィック・データが、RN1に到着した後に、RN1は、アップリンク・アクセス・リンクについてのパケット遅延に関連した情報を取得することができる。ここでは、ダウンリンクとは異なって、パケット遅延に関連した情報は、先行するネットワーク・ノードによっては送信されず、反対に、RNは、UEがBSRを送信する時刻と、それがトラフィック・データを正しく受信する時刻とに基づいてそれを導き出す。言い換えれば、それは、計算を通して、どれだけ多くのPDBがアップリンク・アクセス・リンクによって実際に使用されるかと、実際のパケット遅延とあらかじめ定義されたターゲット・パケット遅延との間の異なる量とを決定することができる。RN1とRN2との間のアップリンクについてのその異なる量と、ターゲット・パケット遅延とに基づいて、RN1とRN2との間のアップリンクについての使用可能な実際のターゲット・パケット遅延は、決定されることが可能である。次いで、RN1は、実際のターゲット・パケット遅延に基づいてスケジューリング要求を実行して(C522)、調整されたターゲット・パケット遅延を保証する。同様に、リソースの要求および割付けのプロセスが、RN1とRN2との間で実行される(C523)。このプロセスは、UEとRN1との間のリソースの要求および割付けのプロセスに類似しており、これについては、本明細書においては詳細には説明されないであろう。その後に、トラフィック伝送が、C524において実行され、またダウンリンク伝送と同様に、RN1とRN2との間のアップリンクに関するパケット遅延に関連した情報が、RN2に対して送信すべきパケットの中に含められる。パケット遅延に関連した情報は、ダウンリンクにおいて送信されるようなパケット遅延に関連した情報に類似していることが可能であり、また例えば、ペイロード(RLC SDU)の中に含められることが可能であり、ペイロード(RLC SDU)の第1のバイトを使用して、パケット遅延に関連した情報を示すことができる。さらに、RN1は、C525において、平均パケット遅延を計算し、またパケット遅延に影響を及ぼすパラメータを測定することができ、これらのパラメータは、将来において実行される可能性があるPDB再コンフィギュレーションに対して使用される。
RN1から送信されるトラフィック・データと、パケット遅延に関連した情報とを受信するときに、RN2は、トラフィック・データに含まれるパケット遅延に関連した情報と、RN2とeNBとの間のアップリンクについてのターゲット・パケット遅延とに基づいて実際のターゲット・パケット遅延を決定し、またその実際のターゲット・パケット遅延に基づいてスケジューリング要求を実行することができる。次に、C520およびC523に類似したリソースの要求および割付けのプロセス(C527)は、RN2とeNBとの間で実行される。その後に、C528において、トラフィック・データ伝送が、実行される。それは、最後のホップであるので、パケット遅延に関連した情報をネットワーク・ノードeNBに対して送信することは、不必要であろう。さらに、ステップC529において、平均パケット遅延が、計算されることが可能であり、またパケット遅延に影響を及ぼすパラメータが、測定されることが可能である。
次に、ダウンリンクC429およびC411と同様に、C530およびC511において、パラメータ情報交換、または報告オペレーションが、実行されることが可能であり、また再コンフィギュレーションを実行する必要性に応じて、それぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延は、再決定される。
上記のBSRは、異なる程度のスケジュール緊急事態、例えば、3つのレベル、すなわち30msレベルと、60msレベルと、90msレベルとを示すためのマルチ・レベルのメカニズムを採用することができることに注意すべきである。異なるBSRレベルは、異なるサービスに対して指定されることが可能である。上位レベルのネットワーク・ノード(例えば、eNBおよびRN)は、BSRレベルに基づいて適切な無線リソースを低位レベルのネットワーク・ノード(RN)またはユーザ装置(UE)に割り付けることができ、それによってより有効なアップリンク・スケジューリングを実現している。
アップリンクQoS保証のスキームは、3−ホップ中継システムと組み合わせて上記で説明されている。2−ホップ中継システムの場合には、例えば、当業者は、RN2のすべてのオペレーションが、省略されることが可能であり、またRN1は、パケット遅延に関連した情報を考慮せずに、トラフィック・データをeNBに対して直接に送信しており、他のオペレーションは、3ホップの例証されたシナリオに完全に類似していることを理解するであろう。さらに、3つよりも多いホップのシナリオの場合には、eNBとRN1との間のすべての中継ノードによって実行されるオペレーションは、次に来るネットワーク・ノードが、eNBでないときに、パケット遅延に関連した情報を送信することが必要とされることを除いては、RN2に類似している。したがって、上記開示に基づいて、当業者なら、本発明を任意の数のホップを有する中継システムへと簡単に拡張するであろう。
パケット遅延に関連した情報に基づいてセグメントについてのターゲット・パケット遅延を動的に調整する技術的解決法は、ある種の伝送リソースを占有する必要があり、それゆえに、その技術的解決法は、パケット遅延についての厳しい要件を有するサービスの場合に実行され得ることに注意すべきである。
さらに、図4および5は、計算された平均パケット遅延と、測定されたパラメータとを報告する/交換するオペレーションは、伝送が完了された後に実行されることを例示的に示しているが、しかしながら、本発明は、それだけには限定されないものである。その代わりに、報告する/交換するオペレーションの時間間隔は、実際の状態に基づいて決定されることが可能である。非常に長い期間に基づいて、それはオーバーヘッドをかなり低減させることができ、またそれ自体を状態変化に適応させることができることが好ましい。
本発明の技術的解決法は、リンクのそれぞれのセグメントについてのパケット遅延割当量を決定し、また調整する技術を提供しており、それによってマルチ−ホップ中継システムについてのパケット遅延保証の技術的解決法を提供している。本発明によれば、適切なターゲット・パケット遅延は、さらに、準静的コンフィギュレーションを通して調整され得る外側ループ制御を通してそれぞれのセグメントについて決定される。さらに、パケット遅延割当量についての厳格な要件を有するサービスの場合には、性能は、内側ループ制御を用いてターゲット・パケット遅延を動的に調整することを通してさらに改善されることが可能であり、それによってさらに十分なPDB保証を提供している。
さらに、本発明の技術的解決法は、優れたスケーラビリティを有し、また任意の数のホップを有する中継システムをサポートするように簡単に拡張されることが可能である。さらに、本発明において提供されるような技術的解決法は、無線アクセス・ネットワーク(RAN)の範囲内で、QoS制御を最適化することを目標としており、この無線アクセス・ネットワークは、コア・ネットワーク(CN)に対してトランスペアレントであり、またCNに対してどのような影響も引き起こさないことになる。さらに、技術的解決法は、現在の3GPP LTE−Aに対して非常に少ない修正を実行するにすぎず、またそれゆえに、良好な後方互換性を有しており、さらに、それはまた、LTE Rel−8/9/10のユーザ装置に対してトランスペアレントでもあり、またそれに対してどのような影響も引き起こさないことになる。
さらに、本発明は、リンクのそれぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定するための装置も提供する。以下では、図6〜8を参照して説明が行われるであろう。
まず、参照が、図6に対して行われ、この図は、本発明の一実施形態によるリンクのそれぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定するための装置600のブロック図を示すものである。本装置600は、パケット遅延に影響を及ぼすパラメータを収集するように構成されたパラメータ収集モジュール601と、収集されたパラメータと、リンクについての全体の要件とに基づいてそれぞれのセグメントについてのパケット遅延と、リンクについての全体のパケット遅延との間の関係に応じてそれぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定するように構成されたターゲット決定モジュール602とを備えることができる。
本発明の好ましい一実施形態によれば、ターゲット決定モジュール602は、上述の関係と、全体の要件と、収集されたパラメータとの制約条件の下に、それぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延の達成と、無線リソースの利用の最大化との目的を有する最適化オペレーションを実行するように構成されていることが可能であり、それによってそれぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を取得する。
本発明の別の実施形態によれば、ターゲット決定モジュール602は、アップリンクとダウンリンクとの場合について、リンクのそれぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定するように構成されていることが可能である。
本発明のさらなる一実施形態によれば、ターゲット決定モジュール602は、リンクに関連するネットワーク・ノードのうちの1つにおいてリンクのそれぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定するように構成されていることが可能である。この実施形態においては、本装置600は、それぞれのネットワーク・ノードが、ターゲット・パケット遅延に基づいてリンクの適応およびスケジューリングのオペレーションを実行するように、リンクに関連するそれぞれのネットワーク・ノードに対して決定されたターゲット・パケット遅延を送信するように構成されたターゲット送信モジュール603(オプションのモジュールを表す、点線ブロックの形で示される)をさらに備えることができる。
本発明の別の実施形態においては、本装置600は、セグメントについてのターゲット・パケット遅延が、達成されることができないことに応じて、それぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を再決定するようにターゲット決定モジュール602をトリガするように構成された再決定トリガ・モジュール604(オプションのモジュールを表す点線ブロックの形で示される)をさらに備えることができる。
本発明の実施形態においては、収集されたパラメータは、ある期間にわたっての統計的パラメータであり、これらのパラメータは、1つまたは複数のネットワーク展開特性パラメータと、ユーザについてのトラフィック特性パラメータと、システム・パラメータ・コンフィギュレーション特性パラメータと、ユーザ装置についての分布特性パラメータとを備えることができる。
さらに、本発明による本装置600は、リンクのセグメントについてのターゲット・パケット遅延割当量を調整するための装置をさらに備えることができる。このデバイスは、以下で、図8を参照して詳細に説明されることになる。
さらに、図7は、本発明の別の実施形態によるリンクのそれぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定するための装置を示すものである。図7に示されるように、本装置700は、パラメータ収集モジュール701と、ターゲット決定モジュール702と、オプションとしての再決定トリガ・モジュール704とを備えることができ、これらは、それぞれパラメータ収集モジュール601と、ターゲット決定モジュール602と、最適な再決定トリガ・モジュール604とに対応する。図6の中のこれらに類似している、図7におけるこれらのモジュールと、関連のある実施形態とについては、図6に関連して説明をどうか参照して欲しいが、これらについては、明確にするために、本明細書においてはさらに詳細には説明されないであろう。
図6と異なっていることは、図7に示されるようなターゲット決定モジュール702が、同じルールに基づいたリンクに関連したそれぞれのネットワーク・ノードにおいてそれぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定するように構成され得ることである。この実施形態においては、装置は、それぞれのネットワーク・ノードにおいてパケット遅延に影響を及ぼす、それら自体の関連のあるパラメータを取得するように構成されたパラメータ取得モジュール(parameter obtainment module)705と、それらのパラメータを共用するためにリンクに関連する他のネットワーク・ノードに対して、パケット遅延に影響を及ぼす取得されたパラメータを送信するように構成されたパラメータ送信モジュール(parameter sending module)706とをさらに備えることができる。
さらに、図8は、本発明による、リンクのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を調整するための装置を示すものである。図8に示されるように、本装置800は、先行するセグメントについてのパケット遅延に関連した情報を取得するように構成された情報取得モジュール801と、そのパケット遅延に関連した情報と現在のセグメントについてのあらかじめ定義されたターゲット・パケット遅延とに基づいて現在のセグメントについての実際のターゲット・パケット遅延を決定するように構成された実際ターゲット決定モジュール802とを備えることができる。本発明の一実施形態においては、本装置800は、次に来るセグメントの実際のターゲット・パケット遅延を決定する際に使用するための次に来るネットワーク・ノードに対して、現在のセグメントについてのパケット遅延に関連した情報を送信するように構成された情報送信モジュール803をさらに備えることができる。パケット遅延に関連した情報は、先行するセグメントの上で送信されるようなパケットの中に埋め込まれることが可能である。本発明による別の実施形態においては、パケット遅延に関連した情報は、先行するセグメントについての実際のパケット遅延と、先行するセグメントについての実際のパケット遅延およびターゲット・パケット遅延と、先行するセグメントについての実際のパケット遅延とターゲット・パケット遅延との間の差と、自動的再伝送要求コンフィギュレーション・パラメータとのうちの1つまたは複数を含んでいる。
それに加えて、本発明は、さらに、図6〜8において説明されるような任意の実施形態において、装置を備えるネットワーク・ノードを提供することができる。ネットワーク・ノードは、中継ノードまたは基地局とすることができる。
さらに、本発明は、コンピュータ・プログラムを通して実装されることも可能である。この目的を達成するために、本発明は、さらに、コンピュータ・プログラム・コードがその上に具体化されたコンピュータ・プログラム・プロダクトを提供し、このコンピュータ・プログラム・コードは、コンピュータにロードされるときに、本発明による、リンクのそれぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定するための方法を実行する。追加して、コンピュータ・プログラム・コードがその上に具体化されたコンピュータ・プログラム・プロダクトが、さらに提供されており、このコンピュータ・プログラム・コードは、コンピュータにロードされるときに、本発明による、リンクのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を調整するための方法を実行する。
図6〜8を参照して説明されるような様々な実施形態における様々なモジュールの詳細なオペレーションについては、図1〜5を参照しての、本発明の実施形態による、リンクのそれぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定するための方法と、リンクのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を調整するための方法とについての上記の叙述をどうか参照して欲しい。
本発明は、主として3GPPシステムを参照して上記で説明されてきている。しかしながら、当業者なら、本発明が、同様な状況において他の通信ネットワークに対しても適用され得ることを理解するであろう。
さらに、本発明の実施形態は、ソフトウェア、ハードウェア、またはソフトウェアとハードウェアとの組合せによって実装され得ることに注意すべきである。ハードウェア部分は、専用のロジックによって実装されることが可能であり、ソフトウェア部分は、メモリに記憶され、また適切な命令実行システム、例えば、マイクロプロセッサまたは専用の設計ハードウェアによって実行されることが可能である。
本発明は、現在考慮されているような実施形態に関連して説明されてきているが、本発明は、開示された実施形態だけには限定されないことを理解すべきである。それどころか、本発明は、添付の特許請求の範囲の精神および範囲の内部の様々な修正形態と同等な構成とを対象に含めるように意図している。添付の特許請求の範囲についての範囲は、すべてのそのような修正形態と、同等な構造および機能とを対象に含めるために最も広い解釈を与えられる。

Claims (15)

  1. リンクのそれぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定するための方法であって、
    パケット遅延に影響を及ぼすパラメータを収集するステップと、
    前記パラメータ、前記リンクの前記パケット遅延についての全体の要件、及び前記リンクの前記それぞれのセグメントについての前記パケット遅延と全体のパケット遅延との間の関係に基づいて、前記それぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定するステップと
    を備える方法。
  2. 前記それぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定する前記ステップは、
    前記それぞれのセグメントについての前記ターゲット・パケット遅延を取得するために、前記関係と、前記全体の要件と、前記パラメータとの制約条件の下に、前記それぞれのセグメントについての前記ターゲット・パケット遅延の達成可能性と、無線リソース利用率の最大化との目的を有する最適化オペレーションを実行するステップを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記それぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定する前記ステップは、前記リンクに関連するネットワーク・ノードのうちの1つにおいて実行され、また前記方法は、
    前記それぞれのネットワーク・ノードが、前記ターゲット・パケット遅延に基づいてスケジューリング・オペレーションを実行するように、前記リンクに関連する前記それぞれのネットワーク・ノードに対して前記ターゲット・パケット遅延を送信するステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記それぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定する前記ステップは、前記リンクに関連するそれぞれのネットワーク・ノードにおいて、同一のルールに基づいて、実行される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記それぞれのネットワーク・ノードにおいて、それに関連しており、また前記パケット遅延に影響を及ぼすパラメータを取得するステップと、
    前記パラメータを共用するために、前記リンクに関連する他のネットワーク・ノードに対して、前記パケット遅延に影響を及ぼす前記取得されたパラメータを送信するステップと
    をさらに備える、請求項4に記載の方法。
  6. セグメントについてのターゲット・パケット遅延が達成されることが可能でないことに応じて、前記それぞれのセグメントについての前記ターゲット・パケット遅延の再決定をトリガするステップ
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  7. 先行するセグメントについてのパケット遅延に関連した情報を取得するステップと、
    セグメントについての実際のターゲット・パケット遅延を前記パケット遅延に関連した情報と前記セグメントについての前記ターゲット・パケット遅延とに基づいて決定するステップと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記パケット遅延に関連した情報は、前記先行するセグメントの上で送信されるパケットの中に埋め込まれる、請求項7に記載の方法。
  9. リンクのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を調整するための方法であって、
    前記セグメントに対する先行するセグメントについてのパケット遅延に関連した情報を取得するステップと、
    前記パケット遅延に関連した情報と、パケット遅延に影響を及ぼすパラメータ、前記リンクの前記パケット遅延についての全体の要件、及び前記リンクのそれぞれのセグメントについての前記パケット遅延と全体のパケット遅延との間の関係に基づいて決定された前記セグメントについての前記ターゲット・パケット遅延とに基づいて前記セグメントについての実際のターゲット・パケット遅延を決定するステップと
    を備える方法。
  10. 次に来るセグメントについての実際のターゲット・パケット遅延を決定する際に使用するために、次に来るネットワーク・ノードに対して、前記セグメントに関するパケット遅延に関連した情報を送信するステップ
    をさらに備える、請求項9に記載の方法。
  11. リンクのそれぞれのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を決定するための装置であって、請求項1に記載の方法を実行するように構成されたモジュールを備える装置。
  12. リンクのセグメントについてのターゲット・パケット遅延を調整するための装置であって、
    前記セグメントに対する先行するセグメントについてのパケット遅延に関連した情報を取得するように構成された情報取得モジュールと、
    前記セグメントについての前記パケット遅延に関連した情報と、パケット遅延に影響を及ぼすパラメータ、前記リンクの前記パケット遅延についての全体の要件、及び前記リンクのそれぞれのセグメントについての前記パケット遅延と全体のパケット遅延との間の関係に基づいて決定された前記ターゲット・パケット遅延とに基づいて前記セグメントについての実際のターゲット・パケット遅延を決定するように構成された実際ターゲット決定モジュールと
    を備える装置。
  13. 次に来るセグメントについての実際のターゲット・パケット遅延を決定する際に使用するために、次に来るネットワーク・ノードに対して前記セグメントに関する前記パケット遅延に関連した情報を送信するように構成された情報送信モジュール
    をさらに備える、請求項12に記載の装置。
  14. 請求項11に記載の装置を備えるネットワーク・ノード。
  15. 請求項12に記載の装置を備えるネットワーク・ノード。
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