JP5667284B2 - リンクのそれぞれのセグメントのサービス品質を決定するための方法、装置、およびノード - Google Patents

リンクのそれぞれのセグメントのサービス品質を決定するための方法、装置、およびノード Download PDF

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Description

本発明は、中継の技術分野に関し、より詳細には、リンクのセグメントのそれぞれのサービス品質(QoS)を決定するための方法、装置、およびネットワーク・ノードに関する。
既存の通信システムでは、事業者は、多様なサービスたとえばマルチメディア電話、モバイルTV、オンライン・ゲームなどを顧客に提供することができる。これらのサービスは独自の特徴を持ち、サービスの種類が異なれば、ビット・レート、パケット遅延などのパフォーマンスに関する要件も異なる。たとえば、音声セッションおよび映像セッションの場合、時間遅延が少ないことが必要とされ、ある一定のビット誤り率は許容されうる。一方、ファイル転送などのサービスの場合は、比較的低いビット誤り率が必要とされ、ある一定の時間遅延は許容されうる。
これらの問題は、オーバープロビジョン(over−provisioning)によって解決することができる。しかし、セルラ・アクセス・ネットワークでは、伝送容量のコスト、特に無線スペクトルおよび基地局からのバックホールのコストは、比較的高い。したがって、このようなオーバープロビジョンを行う技術方式は、通常、経済的ではない。したがって、アクセス事業者がサービスを差別化し、特定のサービスのパケット・トラフィックで発生するパフォーマンスを制御できるために、簡単かつ有効な標準化されたQoS機構が必要とされている。
ポリシーおよび課金制御(PCC)は、一貫性のある制御された手段でサービス関連の接続を管理する手段を提供する。PCCは、どのようにサービス・フローがベアラに割り当てられるか、それらのベアラはどのようなQoS特性を有するのか、最後に、どのような種類の会計および課金ポリシーが適用されるのかを含めて、どのようにベアラ・リソースが所与のサービスに割り当てられるかを決定する。たとえば、3rd Generation Partnership Project(3GPP)の仕様では、各サービス・データ・フロー(SDF)は、唯一無二のQoSクラス識別子(QCI)と関連付けられ、各QCIは、対応するQoS、たとえば優先順位、許容されるパケット遅延時間(PDB:packet delay budget)、パケット・エラー損失率(PELR)に対応する。
現在の3GPPの仕様では、基地局から直接的にユーザ機器へのシングルホップ技術が適用されている。したがって、3GPPの仕様では、QoS保証は、たとえば異なるQCIに許容されるパケット遅延時間(PDB)、パケット・エラー損失率(PELR)などを指定するために、シングルホップだけに対して設計されている。
マルチホップ中継技術は、3rd Generation Partnership Projectの次のlong−term evolution(LTE)−advanced(3GPP LTE−A)で導入されている。マルチホップ中継技術は、比較的低い設備投資(CapEX)および運用コスト(OpEX)での適用範囲(coverage)の拡張およびスループットの向上に有効な解決策であり、LTE−A Rel−10で受け入れられた。マルチホップ中継技術によれば、ユーザ機器と基地局の間のデータ伝送は、1つまたは複数の中継局を介して転送されなければならない。
しかし、従来技術では、マルチホップ中継シナリオに対するQoS保証はない。たとえば、従来技術では、QCI#2が単純な2ホップ中継システムに適用されるシナリオが考慮されている。3GPPの仕様におけるQCI#2に関する要件に基づけば、対応するPELRは10−3であるべきである。しかし、発展型ノードB(eNB)と中継ノード(RN)の間のリンクおよびRNとユーザ機器(UE)の間のリンクがともに、必要とされるPELRすなわち10−3のPELRを満たす場合でも、全リンクeNB−RN−UEは、必要とされる総PELRを10−3で達成することはできない。
したがって、マルチホップ中継システムにおけるQoS保証が当技術分野で必要とされている。
この目的で、本発明では、3GPP LTE−Aなどのマルチ中継システムに対するリンクのそれぞれのセグメントのQoSを決定する技術的な解決策が提供される。
本発明の一態様によれば、リンクのそれぞれのセグメントのQoSを決定するための方法が提供される。この方法は、リンクのそれぞれのセグメントのQoSと全体QoSの関係に従って、リンクのQoSに関する全体要件に少なくとも基づいて、それぞれのセグメントのQoS目標値を決定するステップを含むことができる。
本発明の一実施形態によれば、この方法は、QoSに影響を及ぼすパラメータを収集するステップをさらに含むことができ、それぞれのセグメントのQoS目標値を決定するステップは、収集されたパラメータに基づいてさらに実行されることができる。この場合、それぞれのセグメントのQoS目標値を決定するステップは、好ましくは、それぞれのセグメントのQoS目標値を取得するように、それぞれのセグメントのQoS目標値の達成可能性および無線リソース利用率の最大化を目標として、関係、全体要件、および収集されたパラメータの制約のもとで最適化動作を実行するステップを含むことができる。
本発明の別の実施形態では、この方法は、セグメントのQoS目標値が達成できないことに応答して、それぞれのセグメントのQoS目標値の再決定をトリガするステップをさらに含むことができる。
本発明の一実施形態によれば、それぞれのセグメントのQoS目標値を決定するステップが、リンクに関連するネットワーク・ノードのうちの1つにおいて実行されることができる。この実施形態では、この方法は、それぞれのネットワーク・ノードがQoS目標値に基づいてリンク・アダプテーションおよびスケジューリング動作(link adaptive and scheduling operation)を実行するように、リンクに関連するそれぞれのネットワーク・ノードに決定されたQoS目標値を送信するステップをさらに含むことができる。
本発明の別の実施形態によれば、それぞれのセグメントのQoS目標値を決定するステップは、リンクに関連するそれぞれのネットワーク・ノードにおいて同一の規則に基づいて実行されることができる。この実施形態によれば、この方法は、それぞれのネットワーク・ノードにおいて、それに関連しQoSに影響を及ぼすパラメータを取得するステップと、QoSに影響を及ぼす取得されたパラメータを共有するように、これらのパラメータをリンクに関連する他のネットワーク・ノードに送信するステップとをさらに含むことができる。
本発明の実施形態によれば、QoSに影響を及ぼすパラメータは、ある一定の期間における統計的パラメータに基づいており、ネットワーク展開特性パラメータ、ユーザのトラフィック特性パラメータ;システム・パラメータ構成特性パラメータ;およびネットワーク・ノードのアプリケーション特性パラメータのうちの1つまたは複数を含むことができる。
本発明の実施形態によれば、QoSは、エラー・ビット・レート、符号誤り率、シンボル誤り率、パケット誤り率、パケット・エラー損失率、信号対干渉雑音比、およびパケット遅延のうちの1つを含むことができる。
本発明の第2の態様によれば、リンクのそれぞれのセグメントのQoSを決定するための装置がさらに提供される。この装置は、リンクのそれぞれのセグメントのQoSと全体QoSの関係に従ってリンクのQoSに関する全体要件に少なくとも基づいてそれぞれのセグメントのQoS目標値を決定するように構成された目標値決定モジュールを備えることができる。
本発明の第3の態様によれば、本発明の第2の態様による装置を備えるネットワーク・ノードがさらに提供される。
本発明の第4の態様によれば、その上で実施されるコンピュータ・プログラム・コードを有するコンピュータ・プログラム製品がさらに提供され、このコンピュータ・プログラム・コードは、コンピュータにロードされると、本発明の第1の態様による方法を実行する。
本発明において提供される技術的な解決策を用いることにより、本発明は、マルチホップ中継システムに対するリンクのそれぞれのセグメントの目標QoSを決定する解決策を提供でき、これにより、マルチホップ中継システムの全体QoSを保証することができる。さらに、好ましい実施形態では、最も適切なQoS目標値は、QoSに影響を及ぼすパラメータに基づいてそれぞれのセグメントに提供されることができる。
さらに、本発明の解決策は、大きなスケーラビリティを有し、任意の数のホップを持つ中継システムに容易に拡張することができる。さらに、本発明において提供される解決策は、無線アクセス・ネットワーク(RAN)の範囲でのQoS制御を最適化することを意図しており、したがって、コア・ネットワーク(CN)に対して透過的であり、CNに何ら影響を及ぼさない。その上、本発明による解決策は、現在の3GPP LTE−Aの仕様に非常に軽微な変更を加えたものであり、したがって、良好な下位互換性を有する。さらに、本発明による解決策は、LTE Rel−8/9/10に対しても透過的であり、これらに何ら影響を及ぼさない。本発明の上記およびその他の特徴は、添付の図面を参照しながら好ましい実施形態の詳細な説明を読むことによって明らかになるであろう。同じ参照符号は、本発明の添付の図面の全体を通して同じまたは類似の構成要素を表す。
本発明による2ホップ中継システムのセグメント構成を示す図である。 本発明の一実施形態によりリンクのそれぞれのセグメントのQoSを決定するための方法の流れ図である。 本発明の別の実施形態によりリンクのそれぞれのセグメントのQoSを決定するための方法の流れ図である。 本発明の一実施形態による、2ホップ中継システムに対するQoS保証の動作の概略図である。 本発明の一実施形態によりリンクのそれぞれのセグメントのQoSを決定するための装置のブロック図である。 本発明の別の実施形態によりリンクのそれぞれのセグメントのQoSを決定するための装置のブロック図である。
以下に、添付の図面を参照して、本発明の実施形態によりリンクのそれぞれのセグメントのQoSを決定するための方法および装置に対して詳細な説明を行う。
前述のように、無線中継システムでは、リンクの各セグメントが3GPPの仕様におけるQoS要件を満たす場合でも、リンクが全体としてQoS要件を満たすことを保証することはできない。したがって、全リンクeNB−RN−UEのQoS要件を満たすために、新しい仕組みがリンク全体のQoS要件を保証するように設計されるべきである。
まず、本発明の実施形態が基づく基本原理を説明するために、図1に示されている中継システムを参照する。図1は、バックホール・リンクeNB−RNとアクセス・リンクRN−UEとを備える2ホップ中継システムを示す。本発明の実施形態によれば、まず、リンクのそれぞれのセグメントのQoS(QバックホールおよびQアクセス)と全体QoS(QeNB−RN−UE)の関係が確立され、すなわち、以下の関係式
eNB−RN−UE=F(Qバックホール,Qアクセス) 式1
が見出される。
QCIのパケット・エラー損失率(PELR)を一例として挙げる。この例では、PバックホールおよびPアクセスは、それぞれバックホール・リンクおよびアクセス・リンクに関する必要とされるPELRを表す。PeNB−RN−UEは、リンク全体eNB−RN−UEに関する必要とされるPELRを表す。中継の特性に基づいて、バックホール・リンクおよびアクセス・リンクは、直列に接続された2つのリンクとして見なされることができる。したがって、QoS指標の性質に基づいて、リンク全体の正しい率(correct rate)は、
1−PeNB−RN−UE=(1−Pバックホール)・(1−Pアクセス) 式2
として決定されることができる。
したがって、単純化により以下の式を得ることができる。
eNB−RN−UE=Pバックホール+Pアクセス−Pバックホール・Pアクセス 式3
このようにして、それぞれのセグメントに対するPバックホールおよびPアクセスと全体要件PeNB−RN−UEの関係式を得ることができる。
その上、式3では、Pバックホール・Pアクセスは高次の項であり、リンク全体のPELRに対する貢献度は比較的低い。したがって、Pバックホール・Pアクセスは無視でき、次に、以下の達成式がされる。
eNB−RN−UE≒Pバックホール+Pアクセス 式4
計算を簡単にするため、式4は、実際の適用例では関係式の役割を果たすことができる。
関係式を決定した後、リンクのそれぞれのセグメントの目標PELR値(すなわち、PバックホールおよびPアクセス)は、関連式およびリンクの全体要件PeNB−RN−UEに基づいて取得されることができる。次に、協調操作が、各リンクに関する目標PELRを実現するようにそれぞれのセグメントの目標PELR値に基づいてeNBとRNの間で実行され、それによってエンドツーエンドのQoS要件を保証することができる。
3以上のホップのシナリオは、2ホップのシナリオと類似である。したがって、この方法は、上記の記述に基づいて3以上のホップのシナリオに容易に拡張することができる。たとえば、3以上のホップの中継シナリオでは、その関係を表す関数は、以下に
全体=F(Qs1,Qs2,...Qsn) 式5
と表されることができ、上式で、Q全体は、リンクのQoSに関する全体要件を表す。Qs1、Qs2、およびQsnは、それぞれ第1のセグメント、第2のセグメント、およびn番目のセグメントのQoSを表す。nは、リンク全体のセグメントの数または中継システムのホップの数である。
さらに、他のQoS指標では、パラメータの性質が異なることにより、適用可能な式は、式3および式4と異なることがある。しかし、当業者は、類似の原理に基づいて、他のQoS指標に対する関係式を得ることができる。
本発明の実施形態は、上述の基本原理に基づいて、リンクのそれぞれのセグメントのQoSを決定する解決策を提供する。次に、図2を参照して、本発明の実施形態によりリンクのそれぞれのセグメントのQoSを決定するための方法を説明する。ここで、図2は、本発明の一実施形態によりリンクのそれぞれのセグメントのQoSを決定するための方法の概略的な流れ図である。
図2に示されるように、まずステップS201では、それぞれのセグメントのQoS目標値が、リンクのそれぞれのセグメントのQoSと全体QoSの関係に従って、リンクのQoSに関する全体要件に少なくとも基づいて決定されることができる。
具体的には、異なるQoS指標では、式5に表される関係式が取得できる、すなわち、全体QoSとそれぞれのセグメントのQoSの関係モデルまたは関係式が確立されることができる。この式に基づいて、それぞれのセグメントの目標QoSは、サービスによって必要とされるリンクの総合QoSから決定されることができる。
図1に示される例示的なシナリオを一例として挙げると、一実施形態では、アクセス・リンクおよびバックホール・リンクのためのPELRは、これらPELRの総和が必要とされる全体的なPELRを満たす限り、同一の値として設定されることができる。
上記の設定様式では、それぞれのセグメントの実際の状態が考慮されていない。一代替実施形態では、それぞれのセグメントのためのQoS目標値は、それぞれのセグメントの状態をさらに考慮することによって設定されることができる。特に、それぞれのセグメントのQoS目標値を決定する前に、点線ブロック202に示されるステップS202では、QoSに影響を及ぼすパラメータが収集される。これらのパラメータは、それぞれのセグメントに関連し、QoSを制限するパラメータとすることができ、たとえば、ネットワーク展開特性パラメータ、ユーザのトラフィック特性パラメータ、システム・パラメータ構成特性パラメータ、ネットワーク・ノードのアプリケーション特性パラメータなどとすることができる。異なるQoS指標の場合、それらのQoS指標に影響を及ぼすパラメータもやや異なることに留意されたい。以下に、QoSに影響を及ぼす以下のパラメータについて、PELRを一例として詳細に説明する。
PELRの場合、ネットワーク展開特性パラメータは、それぞれのセグメントの干渉状態とすることができる。セグメントの干渉が大きいほど、エラーが発生する確率が高くなり、したがって、おそらく実施されるPELRが大きくなる。反対に、セグメントの干渉が小さいほど、エラーが発生する確率は低くなり、したがって、おそらく実施されるPELRが小さくなる。PELRの場合、ユーザのトラフィック特性パラメータは、それぞれのセグメントの平均スループットおよび無線リソース利用率などとすることができる。リンクのセグメントのスループットが高いほど、または無線リソース利用率が高いほど、それは、リンクが有するPELRが大きいことを意味する。逆に、それぞれのセグメントのスループットが低いほど、または無線リソース利用率が小さいほど、それは、PELRが小さいことを意味する。さらに、PELRの場合、システム・パラメータ構成特性パラメータは、伝送のためにそれぞれのセグメントに割り当てられるサブフレームの数とすることができる。異なるセグメント(たとえば、バックホール・リンクとアクセス・リンクに対して)を分離するために時分割多重化技術が用いられるとき、リンクのそれぞれのセグメントを伝送するために割り当てられるサブフレームの数は、PELRに影響を及ぼしうるパラメータである。バックホール・リンクに割り当てられるサブフレームの数が比較的少ない場合、特定の許容されるパケット遅延時間を保証するために、それに応じて、PELRの増加に対応するHARQ/ARQ再伝送時間が減少することが好ましい。さらに、PELRの場合、ネットワーク・ノードのアプリケーション特性パラメータは、RNの適用シナリオ、UEの適用シナリオなどとすることができる。たとえば、RNが走行中の車両に展開され、車両でモバイル・ユーザ機器の役目を果たすとき、安定したアクセス・リンクが生成でき、したがってアクセス・リンクは、比較的小さなPELRを実現することができる。逆に、UEが移動状態にあり、RNが固定された状態にあるとき、アクセス・リンクは、PELRの増加に対応する。
したがって、それぞれのセグメントのQoS目標値を決定するステップ(ステップS201)は、QoSに影響を及ぼしうるこれらの取得されたパラメータに基づいて、さらに実行されることができる。言い換えれば、それぞれのセグメントのQoS目標値は、QoSに対応する関係式に従って、これらの取得されたパラメータおよび必要とされる全体QoSに基づいて決定される。このようにして、それぞれのセグメントの目標値を決定する際に、それぞれのセグメントに対する達成可能なQoS目標値を設定するように、それぞれのセグメントの実際の状態が考慮されることができ、それによって、効率の向上を実現する。
本発明の一代替実施形態によれば、それぞれのセグメントのQoS目標値の達成可能性および無線リソース利用率の最大化を目標として、それぞれのセグメントのQoS目標値を取得するように、上述した関係、全体要件、および収集されたパラメータの制約のもとで最適化動作が実行される。具体的な最適化動作は、システムの状態に適するように設計されることができる。当業者は、本明細書における教示およびそれにより理解される技術的知識に基づいて、この最適化動作を完全に実施できよう。したがって、本発明をわかりにくいものにしないために、本明細書では、最適化動作については詳細に説明しない。
QoSに影響を及ぼすことができる上記のパラメータは、好ましくは、かなり長期の期間にわたる統計値に基づく。これは、リンクのそれぞれのセグメントに対して半静的な構成プロセスを実行することを意味する。言い換えれば、構成は、上記のパラメータが変化しても動的に実行されず、この構成は、構成が上記のパラメータに基づいて完了した後は維持されない(これについては、以下で詳細にさらに説明する)。
図2の実施形態によれば、上記の決定されたプロセスは、リンクに関連するそれぞれのネットワーク・ノードのうちの1つにおいて実行され、たとえばeNBまたは任意の中継ノードで一元的に実施されることができる。したがって、それぞれのセグメントのQoS目標値が決定された後、ステップS203では、それぞれのネットワーク・ノードがQoS目標値に基づいてリンク・アダプテーションおよびスケジューリング動作を実行するように、QoS目標値が、リンクに関連するそれぞれのネットワーク・ノードに送信されることができる。
各ネットワーク・ノードがそれ自体のQoS目標値を取得した後、時間領域、空間領域、および周波数領域で適切なスケジューリングを実行することによって目標QoSを達成するように、適切なリンク・アダプテーションおよびスケジューリング動作がQoS目標値に基づいて実行されることができる。たとえば、QoS目標値は、適切な変調および符号化、パワーの割り当て/制御、HARQ機構、ARQ機構、周波数選択スケジューリング、空間ダイバーシティ技術などをQoS目標値に基づいて採用することによって達成されることができる。QoS目標値を実現するためにリンク・アダプテーションおよびスケジューリング動作を実行することは、当技術分野で知られている技術であり、これについては本明細書ではさらに詳述しない。
上記のようにそれぞれのセグメントのQoS目標値を決定する動作を実行することは、セグメントQoSの構成プロセスと呼ばれることもある。
さらに、本発明者らは、実際の適用例では、リンク状態、システム・パラメータ構成、およびネットワーク展開のような状態は、すべて動的に変更されると考えている。したがって、最初に決定されたQoS目標値は、ある期間の後で新しいシナリオに適合しないことがあり、いくつかのネットワーク・ノードは、リンク・アダプテーションおよびスケジューリング動作をどのように実行するかに関係なく、それに対して指定されたQoS目標値を達成しないことがある。
上記の状況に基づいて、本発明者らは、再構成機構を提供する。本発明の一実施形態によれば、点線ブロック(代替ステップを示す)で示されるステップS204では、セグメントに対するQoS目標値が満たされることができないことにさらに応答して、リンクのそれぞれのセグメントに対するQoS目標値の再決定がトリガされる。
本発明の一実施形態によれば、各ネットワーク・ノードにおいて、その実際のQoSが測定される。ある期間内に目標QoSが満たされることができないことが判明した場合、再構成を要求するためにそれぞれのセグメントに対するQoS目標値を決定するメッセージがネットワーク・ノードに送信されることができる。再構成要求を受信した後、QoS目標値を決定するためのネットワーク・ノードは、必要とされるパラメータを再収集し、それぞれのセグメントに対する適切なQoS目標値を再決定することができる。その上、それぞれのネットワーク・ノードは、構成の再実行が必要とされるかどうかをネットワーク・ノードが決定するように、それぞれのセグメントに対するQoS目標値を決定するネットワーク・ノードに、QoSを決定するパラメータを定期的に送信することもできる。ネットワーク・ノードでは、他のネットワーク・ノードから送信されるパラメータに基づいて、再構成が必要とされることが決定されると、それぞれのセグメントのQoS目標値は、これらの受信されたパラメータに基づいて再決定されることができる。
したがって、この実施形態で提供される技術的な解決策は、リンクのそれぞれのセグメントに対する半静的な構成を実行するプロセスである。このプロセスは、これらのパラメータの変化により構成を動的に実行する動的構成様式および構成が完了した後に構成を常に維持する静的構成様式とは異なり、ある期間中の観察(observation)に基づいて再構成を実行する技術的な解決策である。したがって、この構成様式は、動的構成によって必要とされる種々のオーバーヘッドを減少でき、一方、静的構成が状況の変化に適応できないという欠点を克服することができる。
図2に関して上述した実施形態では、それぞれのセグメントのQoS目標値を一元的に決定する、すなわち、リンクに関連する1つのネットワーク・ノードにおいてQoS目標値を決定する動作を実行する解決策が説明されている。しかし、本発明はこれに限定されず、分散的に実施されることもできる。次に、本発明の別の実施形態による解決策について、図3を参照して説明する。
図3を参照すると、図3は、本発明の別の実施形態によりリンクのそれぞれのセグメントのQoS目標値を決定するための方法の流れ図である。この実施形態では、目標値を決定する動作は、リンクに関連するそれぞれのネットワーク・ノードにおいて実施される。
図2に示される実施形態と同様に、まずステップS301では、それぞれのセグメントのQoS目標値が、リンクのそれぞれのセグメントのQoSと全体QoSの関係に従って、リンクのQoSに関する全体要件に少なくとも基づいて決定される。
好ましくは、決定するステップS301の前に、QoSに影響を及ぼすパラメータが、点線のブロック(代替ステップを示す)に示されるS302ステップで収集でき、それぞれのセグメントのQoS目標値は、収集されたパラメータに基づいてさらに決定されることができる。好ましい一実施形態では、最適化動作は、それぞれのセグメントに最も適したQoS目標値を取得するように、QoSの全体要件を目標として、収集されたパラメータの制約のもとで実行される。さらに好ましくは、点線ブロック(代替ステップを示す)に示されるステップS304では、セグメントのQoS目標値が満たされることができないことに応答して、リンクのそれぞれのセグメントに対するQoS目標値を再決定するプロセスがトリガされる。
上記のステップS301、S302、およびS304は、図2に示される実施形態におけるS201、S202、およびS204と実質的に同一である。ステップS301、S302、およびS304の詳細な動作および関係する実施形態については、図2に関する記述を参照されたい。
図3に示される実施形態では、各ネットワーク・ノードによって決定されるQoS目標値の間の整合性を保証するために、各ネットワーク・ノードは、QoS目標値を決定する動作を同じ規則に基づいて実行しなければならない。さらに、それぞれのネットワーク・ノード間でのパラメータの共有を実現することも必要とされる。
したがって、ステップS305では、各ネットワーク・ノードで、QoSに影響を及ぼす、それぞれの関係するパラメータが取得されることができる。パラメータは、図2を参照しながら上で述べたパラメータであり、これらのパラメータは、測定および/または算出によって取得されることができる。その後、ステップS306では、QoSに影響を及ぼすこれらの取得されたパラメータが、これらのパラメータを共有するように、リンクに関連する他のネットワーク・ノードに送信される。このようにして、各ネットワーク・ノードは、同じ規則および同じパラメータに基づいて、それぞれのセグメントに対する同じQoS目標値を決定することができる。しかし、各ネットワーク・ノードは、自分のQoS目標値に対するリンク・アダプテーションおよびスケジューリング動作を実行することのみを要求され、決定された他のQoS目標値を他のネットワーク・ノードに送信する必要はない。
図2に示される実施形態は、図2の実施形態が一元的に実現されるが、図3の実施形態が分散的に実現されるという点において、図3に示される実施形態と異なる。図2の実施形態は、パラメータを一元的に収集し、QoS目標値を一元的に決定し、決定された目標値が共有のために他のネットワーク・ノードに送信されることであるが、図3の実施形態は、それぞれのネットワーク・ノード間のパラメータを共有し、同じ規則に基づいて決定プロセスを実行し、それによって同じ決定結果を取得することである。図2の実施形態のシナリオでは、目標値を一元的に決定することを担当するネットワーク・ノードが、他のネットワーク・ノードからパラメータを収集し、他のネットワーク・ノードに決定結果を送信する。一方、図3の実施形態のシナリオでは、決定を実行するのに必要とされるすべてのパラメータを各ネットワーク・ノードが取得できるように、各ノードは、QoSに影響を及ぼす自分自身の取得されたパラメータを他のノードに相互に送信する。
サービスが異なれば、それらに対応するQoSレベルも異なり、したがって、リンクに関する全体要件も異なることに留意されたい。したがって、異なるサービスに関してそれぞれのセグメントに対するQoS目標値を決定することが必要とされる。
さらに、アップリンクおよびダウンリンクについては、アップリンクQoSに影響を及ぼすパラメータとダウンリンクQoSに影響を及ぼすパラメータが異なることがあるので、同じQoS要件であっても、それぞれのセグメントのQoS目標値が場合によっては異なることがあることに留意されたい。したがって、アップリンクおよびダウンリンクそれぞれに対してそれぞれのセグメントのQoS目標値を決定する動作を実行することが必要とされる。
次に、本発明によりQoSを保証するための特定の実施形態について、図4を参照して説明する。図4は、本発明の一実施形態による、2ホップ中継システムに対するQoS保証の動作の概略図である。
図4に示されるように、外側ループ制御および内側ループ制御は、QoS要件を保証するように各セグメントのQoS指標(たとえばPELR)を調整するために用いられる。外側ループ制御は、図4において一点鎖線で示されており、サービスの初期化を行い、本発明で上述した方法に基づいてリンクのそれぞれのセグメントの目標QoSを決定し(OLC1)、比較的長期の測定に応答してリンクのそれぞれのセグメントの目標QoSを調整し、関係するネットワーク・ノード(たとえば基地局eNBまたは中継ノードRN)から報告する、すなわち目標値を再決定する動作を実行すること(OLC2)を主に担当する。内側ループ制御は、図4において実線で示されており、目標PELRを達成するために、何らかのリンク・アダプテーション測定および適正なスケジューリング、たとえば、適応変調および符号化、パワー割り当て/制御、HARQ、ARQ、周波数選択スケジューリング、空間ダイバーシティ技術などを実行することを担当する。その上、データ伝送を実行する間またはその後に、再構成し、再構成のためにパラメータを収集するかどうかを決定するように、実際的なQoS計算およびパラメータ取得動作も実行されることができる。
図4に示されるように、最初に、外側ループ制御OLC1では、サービス初期化が実行される。eNB−RN−UEのQoSに関する全体要件に基づいて、それぞれのセグメント(アクセス・リンクおよびバックホール・リンク)のUL/DL QoS目標が、図2および図3に関して上述した方法に従って決定される。
次に、内側ループ制御ILC1およびILC2では、eNBおよびRNは、リンクのそれぞれのセグメントの目標QoSを目標として、適切なリンク・アダプテーションおよびスケジューリング動作を実行し、DL/ULデータ伝送を実行する。対応するデータ伝送を実行する間またはその後に、eNBおよびRNはそれぞれ、実現されたQoSを計算し、QoSに影響を及ぼすいくつかのパラメータを測定する。これらのパラメータは、場合によっては将来的に実行されるQoS再構成に使用される。イベントによってトリガされたまたは定期的な報告様式は、それぞれのセグメントに対して将来的にありうるQoS再構成で使用する目的でそれぞれのネットワーク・ノード間でそれぞれのパラメータ情報を交換するために用いられることができる。
少なくとも1つのセグメントの目標QoSを実施することが不可能であると決定されるとき、それぞれのセグメントのQoS目標値の再決定は、たとえば外側ループ制御OLC2すなわち再構成で実行されることができる。
本発明で提供される解決策を用いることにより、本発明は、マルチホップ中継システムのそれぞれのリンクのセグメントの目標QoSを決定するための技法を提供することができる。この解決策は、マルチホップ中継システムの全体QoSを保証することができる。さらに、好ましい実施形態では、最も適切なQoS目標値は、QoSに影響を及ぼすパラメータに基づいてそれぞれのセグメントに提供されることができる。
さらに、本発明の技術的な解決策は、大きな拡張性を有し、任意の数のホップを持つ中継システムに容易に拡張することができる。さらに、本発明において提供される技術的な解決策は、無線アクセス・ネットワーク(RAN)の範囲でのQoS制御を最適化することを意図している。最適化は、コア・ネットワーク(CN)に対して透過的であり、CNに何ら影響を及ぼさない。その上、本発明による技術的な解決策は、現在の3GPP LTE−Aの仕様に非常に軽微な変更を加えたものであり、したがって、良好な下位互換性を有する。さらに、本発明による技術的な解決策は、LTE Rel−8/9/10に対しても透過的であり、これらに何ら影響を及ぼさない。
さらに、本発明は、リンクのそれぞれのセグメントのQoSを決定するための装置をさらに提供する。以下に、図5および図6を参照して説明を行う。
最初に、図5を参照すると、図5は、本発明の一実施形態によりリンクのそれぞれのセグメントのQoSを決定するための装置500のブロック図である。装置500は、リンクのそれぞれのセグメントのQoSと全体QoSの関係に従ってリンクのQoSに関する全体要件に少なくとも基づいてそれぞれのセグメントのQoS目標値を決定するように構成できる目標値決定モジュール501を備えることができる。
図5に示されるように、装置500は、QoSに影響を及ぼすパラメータを収集するように構成されたパラメータ収集モジュール502(代替モジュールを示す点線のブロックで示されている)をさらに備えることができる。このシナリオでは、目標値決定モジュール501は、収集されたパラメータに基づいてリンクのそれぞれのセグメントのQoS目標値をさらに決定するように構成されることができる。本発明の一実施形態では、目標値決定モジュール501は、収集されたパラメータの条件下でQoSの全体要件を目標として最適化動作を実行するように構成され、それによってそれぞれのセグメントのQoS目標値を取得することができる。本発明の別の実施形態によれば、目標値決定モジュール501は、アップリンクおよびダウンリンクそれぞれに対してリンクのそれぞれのセグメントのQoS目標値を決定するように構成されることができる。
本発明の一実施形態によれば、目標値決定モジュール501は、リンクに関連するネットワーク・ノードのうちの1つにおいてリンクのそれぞれのセグメントのQoS目標値を決定するように構成されることができる。この実施形態では、装置500は、それぞれのネットワーク・ノードがQoS目標値に基づいてリンク・アダプテーションおよびスケジューリング動作を実行するように、決定されたQoS目標値をリンクに関連するそれぞれのネットワーク・ノードに送信するように構成された目標値送信モジュール503をさらに備えることができる。
その上、本発明の別の実施形態では、装置500は、それぞれのセグメントのQoS目標値を再決定するようにセグメントのQoS目標値が達成できないことに応答してそれぞれのセグメントのQoS目標値を再決定するために目標値決定モジュール501をトリガするように構成された再決定トリガ・モジュール504(代替モジュールを示す点線のブロックで示されている)をさらに備えることができる。
本発明の実施形態によれば、収集されたパラメータは、ある期間にわたる統計的パラメータに基づく。このパラメータは、ネットワーク展開特性パラメータ、ユーザのトラフィック特性パラメータ;システム・パラメータ構成特性パラメータ;およびネットワーク・ノードのアプリケーション特性パラメータのうちの1つまたは複数を含むことができる。
その上、図6は、本発明の別の実施形態によりリンクのそれぞれのセグメントのQoSを決定するための装置を示す。図6に示されるように、装置600は、目標値決定モジュール601と、任意選択のパラメータ収集モジュール602と、任意選択の再決定トリガ・モジュール604とを備えることができ、これらのモジュールはそれぞれ、目標値決定モジュール501、パラメータ収集モジュール502、および再決定トリガ・モジュール504に相当する。図5のモジュールおよび関係する実施形態に類似した図6のモジュールおよび関係する実施形態に関しては、図5の説明を参照されたい。わかりやすくするため、これらについては、ここには詳述しない。
図5と異なることは、図6に示される目標値決定モジュール601は、リンクに関連するそれぞれのネットワーク・ノードにおいて同じ規則に基づいてそれぞれのセグメントのQoS目標値を決定するように構成できることである。この実施形態では、装置は、それぞれのネットワーク・ノードにおいて、QoSに影響を及ぼすそれぞれの関係するパラメータを取得するように構成されたパラメータ取得モジュール605と、QoSに影響を及ぼす取得したパラメータを共有するように、これらのパラメータをリンクに関連する他のネットワーク・ノードに送信するように構成されたパラメータ送信モジュール606とをさらに備えることができる。
その上、本発明は、図5および図6のすべての実施形態に関して説明した装置を備えるネットワーク・ノードをさらに提供することができる。このネットワーク・ノードは、中継ノードであってもよいし、基地局であってもよい。
さらに、本発明は、コンピュータ・プログラムによって実施されることもできる。このために、本発明は、その上で実施されるコンピュータ・プログラム・コードを有するコンピュータ・プログラム製品をさらに提供し、このプログラム・コードは、コンピュータにロードされると、本発明によりリンクのそれぞれのセグメントのQoSを決定する方法を実行する。
図5および図6に関して説明する種々の実施形態におけるそれぞれのモジュールの詳細な動作については、図2から図4に関して上述した、本発明によりリンクのそれぞれのセグメントのQoSを決定するための方法を参照されたい。
上記において、2ホップ中継を一例として本発明に関する記述を行ってきた。しかし、本発明はこれに限定されず、3以上のホップを有する中継システムに適用されることができる。さらに、2ホップ中継に関する上記の記述に基づいて、当業者は、本発明を複数ホップのシナリオに拡張するであろう。
上記において、本発明は、QCIのPELRをQoS指標として使用する一例により説明してきた。しかし、本発明はこれに限定されない。当業者は、本明細書において提供した教示に基づいて、本発明を、たとえばQCIの許容されるパケット遅延時間に適用でき、または、エラー・ビット・レート、符号誤り率、シンボル誤り率、パケット誤り率、パケット・エラー損失率、および信号対干渉雑音比などの他のQoS指標にさらに適用することができる。
その上、異なるQoS指標では、それぞれのセグメントのQoSと全体QoSの関係式が若干異なる場合があることにさらに留意されたい。しかし、当業者は、本発明における一例としてPELRを用いた記述に基づいて、本発明を他のQoS指標に確実に拡張できよう。
さらに、主に3GPPシステムに関して本発明を上述してきた。しかし、本発明が類似のシナリオで他の通信ネットワークにも適用できることは、当業者には理解されよう。
本発明の実施形態は、ソフトウェア、ハードウェア、またはそれらの組み合わせを用いて実施できることに留意されたい。ハードウェア部分は、専用論理回路(special logic)によって実施されることができる。ソフトウェア部分は、メモリに格納され、マイクロプロセッサまたは設計固有ハードウェア(design−specific hardware)などの適切な命令実行システムによって実行されることができる。
現在考慮される実施形態に関して本発明を記述してきたが、本発明は、開示した実施形態に限定されないことを理解されたい。反対に、本発明は、添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲に含まれる種々の変更および等価な構成を包含することを意図するものである。添付の特許請求の範囲は、最も広い説明に一致し、このようなすべての変更ならびに等価な構造および機能を包含する。

Claims (13)

  1. リンクのそれぞれのセグメントのQoSを決定するための方法であって、
    前記QoSに影響を及ぼすパラメータを収集するステップと、
    前記リンクの前記それぞれのセグメントのQoSと全体QoSの関係に従って、少なくとも前記リンクのQoSに関する全体要件に基づいて前記それぞれのセグメントのQoS目標値を決定するステップを含み、
    少なくとも前記リンクのQoSに関する前記全体要件に基づいて前記それぞれのセグメントのQoS目標値を決定する前記ステップが、収集された前記パラメータに基づいて実行される、方法。
  2. 前記それぞれのセグメントのQoS目標値を決定する前記ステップが、前記それぞれのセグメントの前記QoS目標値を取得するように、前記それぞれのセグメントの前記QoS目標値の実行可能性および無線リソース利用率の最大化を目標として、前記関係、前記全体要件、および収集されたパラメータの制約のもとで最適化動作を実行するステップを含む、請求項に記載の方法。
  3. セグメントのQoS目標値が達成できないことに応答して、前記それぞれのセグメントの前記QoS目標値の再決定をトリガするステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記それぞれのセグメントの前記QoS目標値を決定する前記ステップが、前記リンクに関連するネットワーク・ノードのうちの1つにおいて実行され、前記方法が、
    それぞれのネットワーク・ノードが前記QoS目標値に基づいてリンク・アダプテーションおよびスケジューリング動作を実行するように、前記リンクに関連する前記それぞれのネットワーク・ノードに前記QoS目標値を送信するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記それぞれのセグメントの前記QoS目標値を決定する前記ステップが、前記リンクに関連するそれぞれのネットワーク・ノードにおいて同一の規則に基づいて実行される、請求項1に記載の方法。
  6. 前記それぞれのネットワーク・ノードにおいて、それに関連し前記QoSに影響を及ぼすパラメータを取得するステップと、
    前記QoSに影響を及ぼす取得された前記パラメータを共有するように、前記パラメータを前記リンクに関連する他のネットワーク・ノードに送信するステップと
    をさらに含む、請求項に記載の方法。
  7. リンクのそれぞれのセグメントのQoSを決定するための装置であって、
    前記QoSに影響を及ぼすパラメータを収集するように構成されたパラメータ収集モジュールと、
    前記リンクのそれぞれのセグメントの前記QoSと全体QoSの関係に従って、少なくとも前記リンクのQoSに関する全体要件に基づいて前記それぞれのセグメントのQoS目標値を決定するように構成された目標値決定モジュールを備え
    前記目標値決定モジュールが、収集された前記パラメータに基づいて前記それぞれのセグメントの前記QoS目標値を決定するように構成される、装置。
  8. 前記目標値決定モジュールが、前記それぞれのセグメントの前記QoS目標値を取得するように、前記パラメータの条件下で前記QoSの前記全体要件を目標として最適化動作を実行するように構成される、請求項に記載の装置。
  9. セグメントのQoS目標値が達成できないことに応答して前記それぞれのセグメントの前記QoS目標値を再決定するために前記目標値決定モジュールをトリガするように構成された再決定トリガ・モジュールをさらに備える、請求項に記載の装置。
  10. 前記目標値決定モジュールが、前記リンクに関連する前記ネットワーク・ノードのうちの1つにおいて前記それぞれのセグメントの前記QoS目標値を決定するように構成され、前記装置が、
    それぞれのネットワーク・ノードが前記QoS目標値に基づいてリンク・アダプテーションおよびスケジューリング動作を実行するために、前記リンクに関連する前記それぞれのネットワーク・ノードに前記QoS目標値を送信するように構成された目標値送信モジュールをさらに備える、請求項に記載の装置。
  11. 前記目標値決定モジュールが、前記リンクに関連するそれぞれのネットワーク・ノードにおいて同一の規則に基づいて前記それぞれのセグメントの前記QoS目標値を決定するように構成される、請求項に記載の装置。
  12. 前記それぞれのネットワーク・ノードにおいて、それに関連し前記QoSに影響を及ぼすパラメータを取得するように構成されたパラメータ取得モジュールと、
    前記QoSに影響を及ぼす取得された前記パラメータを共有するように、前記パラメータを前記リンクに関連する他のネットワーク・ノードに送信するように構成されたパラメータ送信モジュールと
    をさらに備える、請求項11に記載の装置。
  13. 請求項に記載の装置を備えるネットワーク・ノード。
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