JP5661826B2 - 商品広告配信装置、商品広告配信方法および商品広告配信プログラム - Google Patents

商品広告配信装置、商品広告配信方法および商品広告配信プログラム Download PDF

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Description

本発明は、商品広告配信装置、商品広告配信方法および商品広告配信プログラムに関する。
近年、パーソナルコンピュータに限らず、スマートフォンや携帯電話などの携帯端末を用いて、オークションサイトを利用することが行われている。また、店舗側も、ユーザ数の増加に伴い、オークションサイトで商品を販売することが多くなっており、出品される商品も充実している。
一方で、従来から利用されているネットショッピングについても、サーバの高性能化や通信環境の高速化に伴い、商品の充実が図られている。このように、ユーザにとっては、所望の商品を購入するサイトが増えており、店舗にとっては、ユーザの集客が難しくなっている。
これに対して、ユーザが閲覧しているWebページに、ユーザの以前訪問したショッピングサイトの閲覧履歴に基づいて特定された関連度や関心度の高い商品のバナーを表示させて、ユーザをショッピングサイトへ再訪問させるように誘導するリターゲティング広告の技術が知られている。また、ユーザIDに関連付けて差替用広告を用意しておき、オークション終了となった商品の広告を差替用広告に差し替える際に、オークションが終了となった商品の出品者と差替用広告の広告主とが同じになるようにすることで、出品者のサイトへ誘導する技術が知られている。
特許4697815号公報
しかしながら、上記技術では、ユーザに対する誘導効果が必ずしも高くない。具体的には、上記技術は、ユーザが既に購入済みの商品についてもバナーに表示したり、短時間しか閲覧していない商品を表示したりするので、ユーザの興味が既になくなっている商品や元々興味のない商品が表示される可能性が高く、ユーザを誘導する確率は低かった。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、ショッピングサイトやオークションサイトなど電子商取引サービスサイトへの誘導効果を向上させることができる商品広告配信装置、商品広告配信方法および商品広告配信プログラムを提供することを目的とする。
本願の開示する商品広告配信装置、商品広告配信方法および商品広告配信プログラムは、一つの態様において、eコマースサイトを利用するユーザが監視対象に設定する商品に関する情報を記憶する記憶手段と、前記eコマースサイトとは異なるWebサイトを表示させる端末装置から、前記異なるWebサイト上に表示させる情報の取得要求を受信する受信手段と、前記受信手段によって取得要求が受信された場合に、当該要求元の端末装置に係るユーザに対応する監視対象の商品情報を前記記憶手段から取得して、前記端末装置に応答する応答手段とを有することを特徴とする。
本願の開示する商品広告配信装置、商品広告配信方法および商品広告配信プログラムの一つの態様によれば、ショッピングサイトやオークションサイトなど電子商取引サービスサイトへの誘導効果を向上させることができるという効果を奏する。
図1は、第1の実施形態に係るシステムの全体構成例を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係るオークションサーバの機能構成を示す機能ブロック図である。 図3は、商品DBに記憶される情報の例を示す図である。 図4は、ユーザDBに記憶される情報の例を示す図である。 図5は、第1の実施形態に係る処理の流れを示す処理シーケンス図である。 図6は、画面遷移の具体例を説明する図である。 図7は、バナーに表示されるオークション情報の例を示す図である。 図8は、第2の実施形態に係るバナー表示の具体例を説明する図である。 図9は、第3の実施形態に係るバナー表示の具体例を説明する図である。
以下に、本願の開示する商品広告配信装置、商品広告配信方法および商品広告配信プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、以下の各実施例は、矛盾しない範囲で適宜組みあわせてもよい。
(第1の実施形態)
[1.システム構成]
まず、第1の実施形態に係るシステムの全体構成について説明する。図1は、第1の実施形態に係るシステムの全体構成例を示す図である。図1に示すように、このシステムは、端末装置1と店舗2とブログサーバ3とオークションサーバ10とが相互に通信可能に接続される。
端末装置1は、ユーザが所有する携帯電話やスマートフォンなどの一例である。端末装置1のユーザは、オークションサーバ10に登録された登録ユーザであり、オークションサイトを利用する。例えば、端末装置1は、Webブラウザを用いてオークションサーバ10にアクセスし、入札等を実行する。
店舗2は、オークションサーバ10へ商品を出品する出品者の一例である。店舗2は、オークションサーバ10に登録された登録ユーザであり、オークションサイトを利用する。例えば、店舗2は、オークション商品の画像、商品の説明等をオークションサーバ10へ登録し、商品を出品する。なお、店舗2は、商品販売者であり、個人でも企業であってもよい。
ブログサーバ3は、オークションサーバ10と提携してサービスを実行するサーバの一例である。ブログサーバ3が提供するブログサイト5には、オークションサーバ10へのリンクが含まれる。例えば、ブログサイト5には、オークションサーバ10のURL(Uniform Resource Locator)である「http://www〜」を含むHTML(HyperText Markup Language)ソースが記述される。この結果、端末装置1は、ブログサーバ3のブログサイト5を閲覧すると、リダイレクトによって、オークションサーバ10へアクセスする。
オークションサーバ10は、ユーザや店舗などから商品の出品を受付け、各ユーザにオークションサイトを提供するサーバの一例である。なお、ここでは一例として、オークションサーバ10が提供するオークションサイトのURLは、「http://www〜」であるとする。
このオークションサーバ10は、商品DBとユーザDBとを保持する。商品DBは、オークションに出品される商品に関する情報を記憶するデータベースである。例えば、商品DBは、「商品ID、オークション情報」として「S1(PC)、オークション情報(PC)」、「S2(掃除機)、オークション情報(掃除機)」、「S3(冷蔵庫)、オークション情報(冷蔵庫)」などを記憶する。なお、オークション情報には、商品名、商品画像、入札件数、入札金額、終了時間等が含まれる。
ユーザDBは、ユーザが監視対象として設定している商品に関する情報を記憶するデータベースである。例えば、ユーザDBは、ユーザがウォッチリスト、入札中、出品中のそれぞれについて登録する商品の情報を記憶する。なお、ここでは、一例として、ウォッチリストを例にして説明する。ユーザDBは、「ユーザID、商品ID、仮ID」として「U001、S1(PC)・S2(掃除機)・S3(冷蔵庫)、K1」などを記憶する。
このような状態において、オークションサーバ10は、端末装置1からオークションサイトへのログインを受け付ける(S1)。例えば、オークションサイト10は、端末装置1がオークションサイトへアクセスすると、端末装置1へオークションサイトの認証画面を送信し、ユーザIDとパスワードとを受け付けてログイン認証を実行する。ここでは、ログインが許可されたものとする。
続いて、オークションサーバ10は、ログインを許可すると、有効期間の間だけユーザを識別する仮IDを端末装置1に発行する(S2)。例えば、オークションサーバ10は、ログイン期間中だけ有効な仮ID「K1」を、端末装置1がログイン認証を実行したWebブラウザのCookieなどに記録する。また、オークションサーバ10は、仮ID「K1」を発行すると、発行先のユーザのユーザIDに対応付けて、仮ID「K1」をユーザDBに格納する。
その後、端末装置1は、Webブラウザを用いてブログサーバ3にアクセスし(S3)、ブログサイト5をWebブラウザで表示させる(S4)。ここで表示されるブログサイト5には、ブログの内容とともにバナースペースが設けられ、オークションサーバ10へのリダイレクトおよびリクエストを含むHTMLソースが記述される。
続いて、オークションサーバ10は、オークションサイトとは異なるブログサイトを表示させる端末装置1から、ブログサイト5上に表示させる情報の取得を要求する取得要求を受信する(S5)。例えば、ブログサイト5を表示させた端末装置1は、ブログサイト5に含まれるHTMLソースによってオークションサーバ10へのリダイレクトを発生させ、HTMLリクエストをオークションサーバ10へ送信する。このとき、端末装置1は、HTMLリクエストとともに、Cookie等で仮ID「K1」も送信する。
そして、オークションサーバ10は、端末装置1がオークションサーバ10へアクセスしたWebブラウザからアクセスを受け付けると、すなわちHTMLリクエストを受信すると、当該WebブラウザのCookieから仮IDを読み出し、仮IDに対応するオークション情報を端末装置1に応答する(S6)。
例えば、オークションサーバ10は、受信した仮ID「K1」に対応する商品ID「S1(PC)、S2(掃除機)、S3(冷蔵庫)」をユーザDBから特定する。続いて、オークションサーバ10は、商品ID「S1(PC)、S2(掃除機)、S3(冷蔵庫)」各々に対応するオークション情報「オークション情報(PC)、オークション情報(掃除機)、オークション情報(冷蔵庫)」を商品DBから読み出す。そして、オークションサーバ10は、オークション情報「オークション情報(PC)、オークション情報(掃除機)、オークション情報(冷蔵庫)」を端末装置1に応答する。
続いて、端末装置1は、ブログサイト5のバナースペースに、オークションサーバ10から受信したオークション情報を表示させる(S7)。例えば、端末装置1は、ブログサイト5のHTMLソースによって指定された領域に、オークションサーバ10から受信した各オークション情報「オークション情報(PC)、オークション情報(掃除機)、オークション情報(冷蔵庫)」を表示させる。
その後、端末装置1は、ブログサイト5に表示させたオークション情報に対して、ユーザからのクリック操作等を受け付けると(S9)、クリック等されたオークション情報の商品画面にアクセスする(S10)。例えば、端末装置1は、ブログサイト5に表示させたオークション情報のうち「オークション情報(冷蔵庫)」が選択されると、オークションサーバ10へアクセスして、オークション商品「冷蔵庫」の詳細情報を表示させる。
また、ブログサイト5に表示されたオークション情報がユーザによって選択されると、店舗2からブログサーバ3へ課金が行われる(S11)。すなわち、アフェリエイトが実行され、商品を出品している店舗2から、オークション情報を表示させたブログの提供元であるブログサーバ3へ課金が行われる。
このように、オークションサーバ10は、オークションサイトとは異なるブログサイトを閲覧しているユーザに対して、当該ユーザがウォッチリスト等に登録しているオークション商品の情報を、閲覧しているブログサイト上に表示させることができる。この結果、オークションサーバ10は、ユーザが入札状況を気に掛けているオークション商品の情報をバナー広告として表示させることができる。したがって、オークションサイトへの誘導効果を向上させることができる。
[2.オークションサーバの構成]
続いて、オークションサーバ10の機能構成について説明する。図2は、第1の実施形態に係るオークションサーバの機能構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように、オークションサーバ10は、通信部11と記憶部12と制御部13とを有して構成される。
通信部11は、インターネット等を介して、他の装置の通信を制御する通信インタフェースなどである。例えば、通信部11は、オークション出品者の端末からオークション商品の情報を受信し、オークション入札者の端末から入札情報を受信する。また、通信部11は、端末装置1からオークション情報の取得要求や仮IDなどを受信する。また、通信部11は、端末装置1へ該当するオークション情報を送信する。
記憶部12は、メモリやハードディスクなどの記憶装置であり、商品DB12aとユーザDB12bとを保持する。これら以外にも、記憶部12は、制御部13が実行するプログラム等を記憶する。商品DB12aは、オークションに出品されている商品に関する情報を記憶するデータベースである。図3は、商品DBに記憶される情報の例を示す図である。
図3に示すように、商品DB12aは、商品の個別情報として「商品ID、オークションID、店舗名、商品名、商品URL(Uniform Resource Locator)、サムネイルURL、終了日時、現在価格、最高額入札者、入札件数」を対応付けて記憶する。なお、ここで記憶される情報は、例示であり、これに限定されるものではない。
ここで記憶される「商品ID」は、オークションに出品されている商品を識別する識別子であり、オークションサーバ10が一意に設定する。「オークションID」は、商品のオークションを識別する識別子であり、オークションサーバ10が一意に設定する。「店舗名」は、オークションに出品している店舗等の名称である。「商品名」は、オークションに出品されている商品の名称であり、出品者が登録する。「商品URL」は、オークションに出品されている商品の画像が保存されるURLであり、ユーザが画像を登録し、オークションサーバ10がURLを一意に設定する。
「サムネイルURL」は、商品画像のサムネイル画像が保存されるURLであり、ユーザが画像を登録し、オークションサーバ10がURLを一意に設定する。「終了日時」は、オークションが終了する日時であり、ユーザが設定する。「現在価格」は、オークション商品の現在の価格であり、オークションサーバ10が随時変更する。「最高額入札者」は、オークション商品に対して現時点で最高額を入札しているユーザのユーザIDであり、オークションサーバ10が随時変更する。「入札件数」は、オークション商品に対して現時点までに入札した入札の総数であり、オークションサーバ10が随時変更する。
図3の1行目を説明すると、店舗名「店舗A」は、商品IDが「S1」の商品Aを出品している。この商品IDが「S1」の商品Aには、オークションID「A01」が割り与えられている。また、この商品Aの商品画像が「URL(A)」に保存され、サムネイル画像が「S−URL(A)」に保存される。そして、商品Aのオークションは「2013年1月15日の9:00:00」に終了し、現在までに「10件」の入札があり、最高額はユーザID「U001」が入札した「2000円」である。
ユーザDB12bは、ユーザごとに、ユーザがウォッチリスト、入札中、出品中のそれぞれについて登録する商品の情報を記憶するデータベースである。図4は、ユーザDBに記憶される情報の例を示す図である。
図4に示すように、ユーザDB12bは、ユーザ個別情報として「ユーザID、仮ID、種別、商品ID」を対応付けて記憶する。ここで記憶される「ユーザID」は、ユーザを一意に識別する識別子である。「仮ID」は、オークションサイトへのログイン認証が許可されたユーザに対して、ユーザがログインしている間、ユーザを識別するユーザ識別子である。「種別」は、「ウォッチリスト、入札中、出品中、終了分」で構成される。
「ウォッチリスト」は、ユーザが商品に興味を持ち、入札額の変動等を監視するために、監視対象として登録したオークション商品の商品IDが登録される。「入札中」は、ユーザが入札したオークション商品の商品IDが登録される。「出品中」は、ユーザが出品したオークション商品の商品IDが登録される。「終了分」は、ユーザがウォッチリストに登録しているオークション商品、入札したオークション商品、出品したオークション商品において、オークションが終了した商品の商品IDが登録される。
図4の例では、ユーザIDが「U001」のユーザには、ログイン時に「仮ID」として「K1」が割り与えられたことを示す。このユーザは、「ウォッチリスト」に商品IDが「S5、S11、S20」の商品を登録している。また、「U001」のユーザは、商品IDが「S5」のオークション商品に入札しており、商品IDが「S8」のオークション商品と「S30」のオークション商品を出品している。また、「U001」のユーザが監視対象としていた商品ID「S1」と「S2」のオークション商品が終了したことを示す。
図2に戻り、制御部13は、オークションサーバ10全体を司る情報処理部であり、例えばCPU(Central Processing Unit)などのプロセッサなどである。制御部13は、内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAM(Random Access Memory)を作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部13は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路によっても実現される。
この制御部13は、オークション処理部14、認証部15、仮ID発行部16、オークション情報特定部17、オークション情報応答部18を有する。
オークション処理部14は、オークション商品に関する処理を実行する。具体的には、オークション処理部14は、店舗2や個人ユーザ等からオークション商品を受け付けて商品DB12aへ登録し、入札等を受け付けて商品DB12aを更新する。また、オークション処理部14は、登録ユーザからウォッチリストへの登録操作を受け付けて、ユーザDB12bを更新する。
例えば、オークション処理部14は、ユーザから商品Aの入札を受け付けた場合には、商品DB12aを参照し、商品Aの現在価格と最高額入札者と入札件数等を更新する。なお、オークション処理部14は、終了5分前の商品の最高額が更新された場合に、その終了時刻を自動延長することもできる。この場合、オークション処理部14は、該当商品の終了日時を予め定めた時間分延長させた日時に更新する。
また、オークション処理部14は、ユーザからウォッチリストの登録を受け付けた場合には、当該ユーザのユーザIDと該当商品IDとを対応付けてユーザDB12bに登録する。同様に、オークション処理部14は、ユーザがオークション商品に入札した場合には、当該ユーザのユーザIDと該当商品IDとを対応付けてユーザDB12bに登録し、ユーザがオークション商品を出品した場合には、当該ユーザのユーザIDと該当商品IDとを対応付けてユーザDB12bに登録する。なお、オークション処理部14は、ユーザDB12bのウォッチリスト、入札中、出品中に登録される商品のオークションが終了した場合、終了したオークション商品の商品IDを終了分に移動させる。
認証部15は、ユーザ認証を実行する処理部である。具体的には、認証部15は、オークションサイトへの認証画面を端末装置1に表示させて、ユーザIDとパスワードとを受け付けてユーザ認証を実行する。また、認証部15は、認証結果を仮ID発行部16やオークション処理部14等に通知する。なお、ユーザIDとパスワードとの組み合わせは、記憶部12等に記憶される。
仮ID発行部16は、オークションサイトへのログイン認証が許可されたユーザに対して、一意な仮IDを発行する処理部である。具体的には、仮ID発行部16は、ログインが許可されたユーザに仮IDを発行するとともに、当該ユーザのユーザIDに対応付けて、発行した仮IDをユーザDB12bに格納する。
例えば、仮ID発行部16は、認証部15から端末装置1のユーザ認証が許可されたことを通知されると、一意な仮ID「K1」を発行する。そして、仮ID発行部16は、Cookieなどを用いて、発行した仮ID「K1」を端末装置1に保存する。一例を挙げると、仮ID発行部16は、端末装置1がWebブラウザで表示させる認証画面を介して、仮ID「K1」を端末装置1に保存させる。また、仮ID発行部16は、認証許可されたユーザID「U001」に対応付けて、発行した仮ID「K1」をユーザDB12bに格納する。
なお、ここでは、Cookieを用いた例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、仮ID発行部16は、Webブラウザとは別の通信で、仮IDを端末装置1に送信してもよく、Webブラウザのソース等に仮IDを書き込んでもよい。
オークション情報特定部17は、オークションサイトとは異なるWebサイトを表示させる端末装置1に該当するオークション情報を特定する処理部である。また、オークション情報特定部17は、特定したオークション情報をオークション情報応答部18に通知する。
具体的には、オークション情報特定部17は、オークションサーバ10と提携しているブログを表示させる端末装置1から、オークション情報の取得要求とともに仮IDを受信する。すると、オークション情報特定部17は、受信した仮IDをキーにしてユーザDB12bを検索し、当該ユーザのウォッチリストに登録されている商品IDを特定する。そして、オークション情報特定部17は、特定した商品IDをオークション情報応答部18に通知する。
例えば、端末装置1は、オークションサーバ10へのログイン完了後、Webブラウザを用いてブログサーバ3へアクセスし、ブログサイト5をWebブラウザに表示させる。このブログサイト5には、オークションサーバ10へのリンクを含むHTMLソースが含まれている。このため、端末装置1は、ブログサイト5を表示させると、オークションサーバ10へのリダイレクトを発生させ、HTMLリクエストをオークションサーバ10へ送信する。このとき、端末装置1は、Cookie等を用いて仮ID「K1」をオークションサーバ10へ送信する。
このようにして、オークション情報特定部17が、端末装置1がオークションサーバ10へアクセスしたWebブラウザからのアクセスを受け付けると、すなわち上記HTMLリクエストを受信すると、当該WebブラウザのCookieから仮ID「K1」を読み出す。オークション情報特定部17は、このHTMLリクエストによってオークション情報が要求されていると判定し、読み出した仮ID「K1」に対応するウォッチリスト「S5、S11、S20」をユーザDB12bから特定する。そして、オークション情報特定部17は、ウォッチリスト「S5、S11、S20」をオークション情報応答部18に通知する。
オークション情報応答部18は、異なるWebサイト上に表示させる情報の取得を要求する取得要求(HTMLリクエスト)が受信された場合に、ユーザに対応するオークション情報を端末装置1に応答する処理部である。
例えば、オークション情報応答部18は、オークション情報特定部17から仮ID「K1」に対応するウォッチリスト「S5、S11、S20」を受信する。続いて、オークション情報応答部18は、ウォッチリスト「S5」に対応するオークション情報「オークションID、商品名、商品URL、サムネイルURL、終了日時、現在価格、最高額入札者、入札件数」を商品DB12aから読み出す。その後、オークション情報応答部18は、特定したオークション情報のうち、例えば「サムネイルURL、終了日時、現在価格、入札件数」などを端末装置1に応答する。なお、オークション情報応答部18は、「S11」と「S20」とについても同様に実行する。
[3.処理の流れ]
図5は、第1の実施形態に係る処理の流れを示す処理シーケンス図である。図5に示すように、店舗2は、ユーザ操作によって、オークションサーバ10へアクセスし、出品登録を実行する(S101とS102)。オークションサーバ10のオークション処理部14は、店舗2からの出品登録を受け付けて、商品DB12aを生成する(S103)。
そして、端末装置1は、Webブラウズを用いてオークションサーバ10にログインし、Webブラウザを用いてウォッチリストを生成する(S104とS105)。オークションサーバ10のオークション処理部14は、端末装置1からオークションリストの操作を受け付けて、ユーザDB12bを生成する(S106)。なお、オークションサーバ10は、S104においても、ログイン処理を実行することから、S104においても仮IDを発行して端末装置1へ通知する。
ここでは、S106の後、端末装置1が一度ログアウトし、再度ログインする例で説明するが、これに限定されるものではない。例えば、当該システムは、端末装置1がログアウトすることなく、S101から続けて以降の処理を実行する場合には、S104で発行される仮IDを用いて以降の処理を実施することもできる。その場合、S107からS111が省略される。
その後、一度ログアウトした端末装置1は、ユーザ操作を受け付けて、Webブラウザを用いてオークションサーバ10へアクセスしてログインを実行する(S107とS108)。
そして、オークションサーバ10の認証部15は、認証画面を介して端末装置1からユーザIDとパスワードとを受け付けてログイン認証を実行し(S109)、認証を許可する(S110)。すると、仮ID発行部16は、仮IDを発行して端末装置1に、発行した仮IDを通知する(S111とS112)。このとき、仮ID発行部16は、Cookieなどを用いて、仮IDを端末装置1に通知する。また、仮ID発行部16は、ユーザIDに対応付けて仮IDをユーザDB12bに格納する。
その後、端末装置1は、Webブラウザを用いて、オークションサーバ10と提携するブログサーバ3へアクセスする(S113とS114)。ブログサーバ3は、オークションサーバ10へのリダイレクトが記述されたHTMLソースを含むブログサイト5を端末装置1へ送信する(S115とS116)。
続いて、端末装置1は、Webブラウザを用いて、ブログサイト5をディスプレイ等に表示させる際に、ブログサイト5によってオークションサーバ10へ自動でアクセスする(S117)。このとき、端末装置1は、ウォッチリストの取得要求と仮IDとをオークションサーバ10へ送信する(S118)。
そして、オークションサーバ10のオークション情報特定部17は、端末装置1がオークションサーバ10へアクセスしたWebブラウザのCookieから仮IDを読み出す(S119)。続いて、オークション情報応答部18は、読み出した仮IDをキーにしてユーザDB12bを参照して、ウォッチリストとして登録されている商品IDを特定し、特定された商品IDをキーにして商品DB12aを参照して、商品IDに対応するオークション情報を読み出す(S120)。そして、オークション情報応答部18は、S118で送信された取得要求の応答として、オークション情報を端末装置1へ応答する(S121とS122)。
続いて、端末装置1は、ブログサーバ3から受信したブログサイト5を表示する際に、オークションサーバ10から受信したオークション情報を、ブログサイト5のバナー広告領域に表示させる(S123)。
その後、端末装置1は、ブログサイト5のバナー広告領域に表示されるオークション情報が選択されると(S124)、オークションサーバ10へアクセスする(S125とS126)。このとき、端末装置1は、選択されたオークション情報を特定する情報として、例えば商品IDやサムネイルURLなどをオークションサーバ10へ送信する。
オークションサーバ10のオークション処理部14は、端末装置1からオークション情報へのアクセスを受け付けると、当該オークション情報の詳細情報を端末装置1へ送信する(S127とS128)。例えば、オークション処理部14は、商品DB12aに記憶される各情報が確認可能なWeb画面を端末装置1へ送信する。
そして、端末装置1は、オークションサーバ10から受信したオークション情報の詳細情報を、Webブラウザを用いてディスプレイ等に表示させる(S129)。このようにして、オークションサイトとは関係がないブログサイトのバナーを経由してオークション商品へのアクセスが実行されると、オークションサーバ10は、当該オークション商品を出品した店舗2からブログサーバ3へ課金を実行する(S130とS131)。
[4.画面遷移例]
図6は、画面遷移の具体例を説明する図である。図6に示すように、端末装置1がブログサーバ3から受信したブログサイト5は、ブログの内容5aとバナースペース5bとを含んでいる。ブログの内容5aは、ブロガーが記載したブログの内容を示す。バナースペース5bは、オークション情報を表示させる広告欄である。また、ブログサイト5には、オークションサーバ10のURL「http://www〜」へHTMLリクエストを送信するHTMLソースが含まれている。
端末装置1は、ブログサーバ3からブログサイト5を受信すると、ブログサイト5に含まれるHTMLソースによってオークションサーバ10へアクセスする。この際、端末装置1は、オークションサーバ10からログイン認証時に発行された仮想ID「K1」を、ブログサイト5を表示するWebブラウザのCookieなどを用いてオークションサーバ10へ送信する。
オークションサーバ10は、端末装置1から仮ID「K1」を受信する。すなわち、オークションサーバ10は、端末装置1がオークションサーバ10へアクセスしたWebブラウザのCookieから仮ID「K1」を読み出す。続いて、オークションサーバ10は、仮ID「K1」に対応付けられる商品ID「S1、S2、S4」をユーザDB12bから特定する。続いて、オークションサーバ10は、商品ID「S1」に対応するオークション情報1と、商品ID「S2」に対応するオークション情報2と、商品ID「S4」に対応するオークション情報4とを、商品DB12aから読み出す。そして、オークションサーバ10は、オークション情報1、2、4を端末装置1へ応答する。
端末装置1は、Webブラウザを用いて表示するブログサイト5のバナースペース5bに、オークションサーバ10から受信したオークション情報1とオークション情報2とオークション情報4とを表示する。
ここで、バナーに表示されるオークション情報の例を説明する。図7は、バナーに表示されるオークション情報の例を示す図である。図7に示すように、オークション情報5cは、少なくともサムネイル5d、商品名、現在価格、入札件数、残り時間、店舗名などを含む。具体的には、端末装置1は、商品DB12aのサムネイルURLに対応する画像をサムネイル5dに表示させる。また、端末装置1は、商品DB12aと同様の内容である「商品名、現在価格、入札件数、残り時間、店舗名」などバナーに表示させる。なお、ここで示した表示項目は、一例であり、任意に設定変更することができる。
[5.第1の実施形態による効果]
このように、オークションサーバ10は、オークションサイトとは異なるサイトを閲覧しているユーザに対して、当該ユーザのウォッチリストをバナー表示させることができるので、ウォッチリストへの誘導効果を向上させることができる。また、オークションサーバ10は、既に購入済みの商品等ではなく、ウォッチリストの商品情報を表示させることができるので、ユーザの購入意欲を向上させることができる。
また、オークションサーバ10は、ユーザのログイン時に仮IDを発行し、仮IDを用いてウォッチリストを検索するので、ユーザの個人情報を用いずに、ウォッチリストを提供することができる。この結果、オークションサーバ10は、個人情報のやり取りを抑制することができるので、セキュリティを高く維持することができる。また、オークションサーバ10は、ログアウトしたユーザの仮IDについては識別情報として用いないようにすることで、セキュリティをより高く維持できる。
(第2の実施形態)
ところで、店舗は、出品中の商品について、バナーとして表示させるか否かを設定することもできる。このようにすることで、早く販売したい商品には広告料を支払ってバナーへ表示させることでユーザ集客を行い、販売を急がない商品については広告料を抑制することができる。このように、ビジネス形態にあわせて柔軟に出品形態を変更することができる。
そこで、第2の実施形態では、店舗2が、出品中の商品について、バナーとして表示させるか否かを設定する例を説明する。具体的には、オークションサーバ10は、商品DB12aについて、上述した「商品ID、オークション情報」にさらに「可否情報」を対応付けて記憶する。なお、「オークション情報」は、第1の実施形態で説明した「商品ID、オークションID、店舗名、商品名、商品URL、サムネイルURL、終了日時、現在価格、最高額入札者、入札件数」に対応する。また、可否情報は、各店舗が設定する情報であり、バナーへの公開を許可する場合は「可」、バナーへの公開を拒否する場合は「否」が設定される。
ここで、図8を用いて具体例を説明する。図8は、第2の実施形態に係るバナー表示の具体例を説明する図である。
図8に示すように、端末装置1は、ブログサーバ3からブログサイト5を受信すると、ブログサイト5に含まれるHTMLソースによってオークションサーバ10へアクセスする。この際、端末装置1は、オークションサーバ10からログイン認証時に発行された仮想ID「K1」を、ブログサイト5を表示するWebブラウザのCookieなどを用いてオークションサーバ10へ送信する。
オークションサーバ10は、端末装置1から仮ID「K1」を受信する。すなわち、オークションサーバ10は、端末装置1がオークションサーバ10へアクセスしたWebブラウザのCookieから仮ID「K1」を読み出す。続いて、オークションサーバ10は、仮ID「K1」に対応付けられる商品ID「S1、S2、S4」をユーザDB12bから特定する。続いて、オークションサーバ10は、商品ID「S1」に対応するオークション情報1と、商品ID「S2」に対応するオークション情報2と、商品ID「S4」に対応するオークション情報4とを、商品DB12aから読み出す。
さらに、オークションサーバ10は、商品ID「S1」に対応する可否情報が「可」、商品ID「S2」に対応する可否情報が「可」、商品ID「S4」に対応する可否情報が「否」であることを、商品DB12aを参照して特定する。この結果、オークションサーバ10は、商品ID「S4」についてはバナー表示させないと判定する。
したがって、オークションサーバ10は、オークション情報1とオークション情報2とを端末装置1へ応答する。そして、端末装置1は、Webブラウザを用いて表示するブログサイト5のバナースペース5bに、オークションサーバ10から受信したオークション情報1とオークション情報2とを表示する。
このように、オークションサーバ10は、店舗側の設定状況に応じて、ブログサイト5への情報提供を制御することができる。店舗側は、商品の販売状況と広告費との関係、ビジネス形態、ユーザの集客状況等に基づいて、柔軟に出品形態を変更することができる。この結果、オークションを利用する店舗の増加に繋がり、商品数の増加やユーザ数の増加が期待でき、オークションの利用率の向上に繋がる。
(第3の実施形態)
ところで、第1の実施形態や第2の実施形態では、オークションサーバ10が仮IDをCookieなどに上書きする例を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば蓄積させるようにすることもできる。
つまり、オークションサーバ10は、ログイン認証が許可されたユーザに対して仮IDを発行する際に、当該ログイン認証以前に端末装置1を用いてオークションサイトにログインした各ユーザを紐付けて識別する仮IDを発行することができる。
そこで、第3の実施形態では、複数の仮IDを紐付けした仮IDを発行して、オークション情報の提供を実行する例を説明する。図9は、第3の実施形態に係るバナー表示の具体例を説明する図である。
図9に示すように、オークションサーバ10は、端末装置1に仮ID「K1」、「K5」、「K10」が格納されている状況で、新たにログインを受け付けた場合に、「K1」、「K5」、「K10」を紐付ける仮ID「KK1」を発行する。この際、オークションサーバ10は、ユーザDB12bを参照し、仮ID「K1」、「K5」、「K10」に対応付けられる各ユーザに対して、さらに仮ID「KK1」を対応付ける。
その後、端末装置1は、ブログサーバ3へアクセスしてブログサイト5を閲覧する。端末装置1は、ブログサーバ3からブログサイト5を受信すると、ブログサイト5に含まれるHTMLソースによってオークションサーバ10へアクセスする。この際、端末装置1は、オークションサーバ10からログイン認証時に発行された仮想ID「KK1」を、ブログサイト5を表示するWebブラウザのCookieなどを用いてオークションサーバ10へ送信する。
オークションサーバ10は、端末装置1から仮ID「KK1」を受信する。すなわち、オークションサーバ10は、端末装置1がオークションサーバ10へアクセスしたWebブラウザのCookieから仮ID「KK1」を読み出す。続いて、オークションサーバ10は、仮ID「KK1」に対応付けられるユーザID「U001」の商品ID「S1、S2、S4」をユーザDB12bから特定する。さらに、オークションサーバ10は、仮ID「KK1」に対応付けられるユーザID「U005」の商品ID「S5」をユーザDB12bから特定する。さらに、オークションサーバ10は、仮ID「KK1」に対応付けられるユーザID「U011」の商品ID「S22、S24」をユーザDB12bから特定する。
続いて、オークションサーバ10は、商品ID「S1」に対応するオークション情報1と、商品ID「S2」に対応するオークション情報2と、商品ID「S4」に対応するオークション情報4とを、商品DB12aから読み出す。さらに、オークションサーバ10は、商品ID「S5」に対応するオークション情報5と、商品ID「S22」に対応するオークション情報22と、商品ID「S24」に対応するオークション情報24とを、商品DB12aから読み出す。
その後、オークションサーバ10は、特定した各オークション情報を端末装置1に応答する。この際、オークションサーバ10は、各ユーザIDの先頭に登録されている商品から順に応答することもできる。
具体的には、まず、オークションサーバ10は、ユーザID「U001」の商品ID「S1」に対応するオークション情報1と、ユーザID「U005」の商品ID「S5」に対応するオークション情報5と、ユーザID「U011」の商品ID「S22」に対応するオークション情報22とを端末装置1へ応答する。
こうして、端末装置1は、Webブラウザを用いて表示するブログサイト5のバナースペース5bに、オークションサーバ10から受信したオークション情報1とオークション情報5とオークション情報22とを表示する。
次に、オークションサーバ10は、ユーザID「U001」の商品ID「S2」に対応するオークション情報2と、ユーザID「U011」の商品ID「S24」に対応するオークション情報24と、ユーザID「U001」の商品ID「S4」に対応するオークション情報4とを端末装置1へ応答する。
こうして、端末装置1は、Webブラウザを用いて表示するブログサイト5のバナースペース5bに、オークションサーバ10から受信したオークション情報2とオークション情報24とオークション情報4とを表示する。
なお、オークションサーバ10がオークション情報を送信する間隔は、例えば1分間隔など任意に設定できる。また、オークションサーバ10がオークション情報を送信する順番についても、ユーザごとに送信するなど、任意に設定変更することができる。
このように、第3の実施形態に係るオークションサーバ10は、例えば現在から2日前までに発行された仮IDを一つにまとめることができる。したがって、オークションサーバ10は、例えば、家族で1つのパソコンを共有する場合に、父、母、子供がウォッチリストに登録している広告をまとめて表示させることができる。この結果、親が子供の欲している商品等を把握し、子供へのプレゼントを買う際に役立てることもでき、購買意欲の向上が期待できる。
(第4の実施形態)
さて、これまで第1から第3の実施形態を説明したが、説明した実施形態以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下に異なる実施例を説明する。
例えば、第2の実施形態では、店舗2がバナーへの表示可否を設定する例を説明したが、これに限定されるものではなく、各ユーザが表示可否を設定することができる。具体的には、各ユーザは、ウォッチリストを登録する際に、バナーへの表示可否を設定する。この結果、他のユーザに見られたくない商品のバナー表示を抑止できる。したがって、家族で共通のパソコンを使用している環境で、自分以外のユーザが端末装置1を使用している場合には、オークション情報をバナーに表示させないように制御することができる。例えば、子供等へのプレゼントをウォッチリストに登録している場合に役立てることができる。
また、オークションサーバ10は、ウォッチリストに登録されていても、例えば18禁のアダルトカテゴリなど特定のカテゴリについては、バナー表示の対象外とすることができる。この結果、家族で共通のパソコンを使用している環境でも、風紀を高く維持することができる。
また、オークションサーバ10は、オークション情報を応答するのに際して、様々な条件に基づいてオークション情報を選択して応答することができる。例えば、オークションサーバ10は、入札されたまたは入札した時間が最新の商品から順に応答することができ、終了時間が近い商品を優先して応答することもできる。また、オークションサーバ10は、ブログ内容を形態素解析等して内容を特定し、当該内容に近い商品を優先して応答することができる。一例を挙げると、オークションサーバ10は、ブログにアウトドアの内容が記載されている場合には、バーベキューセットなどの商品を優先させる応答することができる。
このように、オークションサーバ10は、様々な条件に基づいて応答するオークション情報の優先度を動的に変更することができる。したがって、オークションサーバ10は、ユーザが現在欲している可能性の高い商品を優先させて応答することができるので、ユーザの購買意欲の向上やオークションサイトへの誘導効果の向上を図ることができる。
また、上記実施形態では、オークションサーバ10が、ウォッチリストに登録されている商品の情報をブログサイト5へ表示させる例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、オークションサーバ10は、入札中や出品中の商品情報についても、上記実施形態と同様の手法で、ブログサイト5へ表示させることができる。同様に、上記実施形態では、オークションサイトを一例にして説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ショッピングサイトや他の電子商取引を実行するeコマースサイトであっても同様に処理することができる。例えば、ショッピングサイトの場合は、お気に入り等に登録されている商品の情報について、上記実施形態と同様の手法で、ブログサイト5へ表示させることができる。なお、オークションサーバ10は、広告表示先はブログサイトではなく他のeコマースサイトであってもよい。
また、実施形態に記載した「部」は、「手段」や「section、module、unit」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、仮ID発行部は、仮ID発行手段や仮ID発行回路に読み替えることができる。また、本実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれ、各実施形態を組み合わせることもできる。
上述したオークションサーバ10は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。例えば、上述したオークションサーバ10の処理をオークション管理サーバと商品広告配信サーバとの2つのサーバに分散させることもできる。この場合、オークション管理サーバは、図2に示した商品DB12aとオークション処理部14と認証部15とを有し、商品広告配信サーバは、図2に示したユーザDB12bと仮ID発行部16とオークション情報特定部17とオークション情報応答部18とを有するように構成することができる。
1 端末装置
2 店舗
3 ブログサーバ
5 ブログサイト
10 オークションサーバ
11 通信部
12 記憶部
12a 商品DB
12b ユーザDB
13 制御部
14 オークション処理部
15 認証部
16 仮ID発行部
17 オークション情報特定部
18 オークション情報応答部

Claims (5)

  1. eコマースサイトを利用するユーザが監視対象に設定する商品に関する情報を記憶する記憶手段と、
    前記eコマースサイトへのログイン認証が許可されたユーザの端末装置に対して、予め設定された有効期間の間、前記ユーザを識別するユーザ識別子を発行し、前記端末装置に送信する発行手段と、
    前記発行手段によって発行された前記ユーザ識別子と、前記監視対象の商品情報とを対応付けて前記記憶手段に格納する格納手段と、
    前記eコマースサイトとは異なるWebサイトを表示させる端末装置から、前記異なるWebサイト上に表示させる情報の取得要求とともに前記ユーザ識別子を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって取得要求が受信された場合に、当該要求元の端末装置に係るユーザに対応する監視対象の商品情報であって、前記受信手段によって受信された前記ユーザ識別子に対応付けて前記記憶手段に記憶される商品情報を当該記憶手段から取得して、前記端末装置に応答する応答手段と
    を有することを特徴とする商品広告配信装置。
  2. 前記発行手段は、前記ログイン認証が許可されたユーザ識別子を発行する際に、当該ログイン認証以前に前記端末装置を用いて前記eコマースサイトにログインした各ユーザを紐付けて識別する前記ユーザ識別子を発行することを特徴とする請求項に記載の商品広告配信装置。
  3. 前記記憶手段は、前記監視対象の商品情報の公開を許可するか否かを示す可否情報をさらに対応付けて記憶し、
    前記応答手段は、前記ユーザ識別子に対応する前記商品情報のうち、前記可否情報が許可である商品情報を前記端末装置に応答することを特徴とする請求項1又は2に記載の商品広告配信装置。
  4. 商品広告配信装置が実行する商品広告配信方法であって、
    eコマースサイトへのログイン認証が許可されたユーザの端末装置に対して、予め設定された有効期間の間、前記ユーザを識別するユーザ識別子を発行し、前記端末装置に送信する発行工程と、
    前記eコマースサイトを利用するユーザが監視対象に設定する商品に関する情報を記憶する記憶手段に、前記発行工程によって発行された前記ユーザ識別子と前記監視対象の商品情報とを対応付けて格納する格納工程と、
    eコマースサイトとは異なるWebサイトを表示させる端末装置から、前記異なるWebサイト上に表示させる情報の取得要求とともに前記ユーザ識別子を受信する受信工程と、
    前記受信工程によって取得要求が受信された場合に、前記記憶手段を参照し、当該要求元の端末装置に係るユーザに対応する監視対象の商品情報であって、前記受信工程によって受信された前記ユーザ識別子に対応付けて前記記憶手段に記憶される商品情報を当該記憶手段から取得して、前記端末装置に応答する応答工程と
    を含むことを特徴とする商品広告配信方法。
  5. eコマースサイトへのログイン認証が許可されたユーザの端末装置に対して、予め設定された有効期間の間、前記ユーザを識別するユーザ識別子を発行し、前記端末装置に送信する発行手順と、
    前記eコマースサイトを利用するユーザが監視対象に設定する商品に関する情報を記憶する記憶手段に、前記発行手順によって発行された前記ユーザ識別子と前記監視対象の商品情報とを対応付けて格納する格納手順と、
    eコマースサイトとは異なるWebサイトを表示させる端末装置から、前記異なるWebサイト上に表示させる情報の取得要求とともに前記ユーザ識別子を受信する受信手順と、
    前記受信手順によって取得要求が受信された場合に、前記記憶手段を参照し、当該要求元の端末装置に係るユーザに対応する監視対象の商品情報であって、前記受信手順によって受信された前記ユーザ識別子に対応付けて前記記憶手段に記憶される商品情報を当該記憶手段から取得して、前記端末装置に応答する応答手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする商品広告配信プログラム。
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