JP5659965B2 - レール鋼のフラッシュバット溶接方法 - Google Patents
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フラッシュバット溶接は、通常、初期フラッシュ工程、予熱工程、後期Iフラッシュ工程、後期IIフラッシュ工程(後期I、後期IIフラッシュ工程を併せて後期フラッシュ工程と呼ぶ場合もある)、アプセット工程から構成されている。
このため、レールのフラッシュバット溶接において、溶接部の軟化の問題に対して、次のような技術が提案されている。
ここで、フラッシュ速度は以下の関係をいう。
フラッシュ速度=フラッシュ長さ(フラッシュ工程による溶損長さ)/フラッシュ工程に要した時間。
即ち、特許文献4における後期フラッシュ速度は、(全フラッシュ長さ−前期フラッシュ長さ)/(全フラッシュ時間−前期フラッシュ時間)のことをいう。
0.1 D≦Y<0.30D
を満足するように設定して接合することが示されている。
ここで、フラッシュ量Yは、フラッシュバット溶接において、アークによって溶解除去される長さの合計とされている。
また、特許文献3のように当て金を装着する方法は、別途用意された当て金を指定された範囲に装着する必要がある。しかし、突合せ端面に極めて近く飛散した溶融金属が固着するため当て金の脱着が容易ではなく、さらに固着したフラッシュの除去も手間を要すため、自動化され溶接能率の高いフラッシュバット溶接の利点を損なう問題点がある。
各フラッシュ工程において溶融金属が飛散し被溶接物が溶損除去された部分の、レール鋼長手方向の長さがフラッシュ長となる。
各フラッシュ工程における、フラッシュ長さを当該フラッシュ工程で要した時間で除した値がフラッシュ速度となる。
図1(a)に示すように、対向して設置された被溶接材料としてのレール鋼1に、電源3から電極2を介して電圧をかける。レール鋼1を矢印4方向に移動させて、レール鋼の互いの端面を徐々に接近させると、局所的に短絡電流が流れ、抵抗発熱により急速に加熱され溶融に至り、レール鋼間は溶融金属で橋絡される。この橋絡部では、図1(b)に示すように、アークが発生し、溶融金属の一部が飛散するとともに輻射熱で端面を加熱し、これらを連続的に繰り返す。これは初期フラッシュ工程と呼ばれる(図1(b))。初期フラッシュ工程は、引き続き行われる端面同士を接触させて通電し大入熱を与える予熱工程を効率的に行うために、溶接開始前に存在する端面間の垂直度不良を、フラッシュによる溶融金属の飛散により解消する役割を持つ。
また、溶接は大気雰囲気で行われるため、形成される溶融金属部には多量の金属酸化物が生成する。
このとき、溶接中に生成された酸化物は、排出されるとともに、微細・分散化され、曲げ性能を阻害する欠陥として接合面に残存する可能性を低くする。
アプセット工程で断面外に排出されたビード部は後工程において熱間せん断などにより除去される。
後期IIフラッシュ長さ≧22.6−6×(1秒当たりの後期IIフラッシュ長さ)
・・・式(1)
(2)Cを0.85〜1.20質量%、Siを0.1〜2.0質量%、Mnを0.1〜2.0質量%含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなり、パーライト組織を有する高炭素過共析鋼であるレール鋼のフラッシュバット溶接方法であって、当該フラッシュバット溶接方法が初期フラッシュ工程、予熱工程、後期フラッシュ工程、アプセット工程からなり、後期フラッシュ工程が後期Iフラッシュ工程と後期IIフラッシュ工程で構成されるフラッシュバット溶接方法において、前記後期Iフラッシュ工程でのフラッシュ速度が、前記後期IIフラッシュ工程でのフラッシュ速度より遅く、前記後期IIフラッシュ工程におけるフラッシュ速度が0.8mm/sec〜3.0mm/secであって、前記後期IIの最大フラッシュ速度は、予熱回数をY、電圧をV、平均電流をI、及び初期フラッシュと後期Iフラッシュの合計時間をF、溶接機毎に固有の補正係数をGおよび溶接機毎の入熱相当量をKとした場合、以下の式(2)を満たすことを特徴とするフラッシュバット溶接方法。
後期IIの最大フラッシュ速度≦(Y×V×I×G/30,000+K×F)×0.023−2.06、もしくは3.0のどちらか小さい方
・・・式(2)
(3)Cを0.85〜1.20質量%、Siを0.1〜2.0質量%、Mnを0.1〜2.0質量%含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなり、パーライト組織を有する高炭素過共析鋼であるレール鋼のフラッシュバット溶接方法であって、当該フラッシュバット溶接方法が初期フラッシュ工程、予熱工程、後期フラッシュ工程、アプセット工程からなり、後期フラッシュ工程が後期Iフラッシュ工程と後期IIフラッシュ工程で構成されるフラッシュバット溶接方法において、前記後期Iフラッシュ工程でのフラッシュ速度が、前記後期IIフラッシュ工程でのフラッシュ速度より遅く、前記後期IIフラッシュ工程におけるフラッシュ速度が0.8mm/sec〜3.0mm/secであって、前記後期IIフラッシュ工程における後期IIフラッシュ長さが以下の式(1)を満たし、前記後期IIの最大フラッシュ速度は、予熱回数をY、電圧をV、平均電流をI、及び初期フラッシュと後期Iフラッシュの合計時間をF、溶接機毎に固有の補正係数をGおよび溶接機毎の入熱相当量をKとした場合、以下の式(2)を満たすことを特徴とすることを特徴とするフラッシュバット溶接方法。
後期IIフラッシュ長さ≧22.6−6×(1秒当たりの後期IIフラッシュ長さ)
・・・式(1)
後期IIの最大フラッシュ速度≦(Y×V×I×G/30,000+K×F)×0.023−2.06、もしくは3.0のどちらか小さい方
・・・式(2)
(4)前記溶接機毎に固有の補正係数Gが1、および前記溶接機毎の入熱相当量Kが1であることを特徴とする(2)又は(3)に記載のフラッシュバット溶接方法。
(5)前記アプセット工程における、アプセット加圧力が87N/mm2以上であることを特徴とする(1)〜(4)のいずれか1つに記載のフラッシュバット溶接方法。
(6)前記フラッシュバット溶接方法によって得られる溶接継手部の熱影響幅が25mm以下、かつ軟化幅が8.5mm以下であることを特徴とする(1)〜(5)のいずれか1つに記載のフラッシュバット溶接方法。
(1)室温から500℃まではパーライト組織は変化しない。
(2)550℃を越えると、層状組織の界面エネルギーを減らす方向の構造の変化、すなわちセメンタイトの分断、球状化が始まる。このとき温度が上がるほど、セメンタイトの球状化は進む。
(3)720℃付近からパーライト組織がオーステナイト組織へ変態を始める。その結果、金属中にフェライト、球状化したセメンタイト、オーステナイトの三相が共存する温度域が存在する。
(4)さらに温度が上昇すると、フェライトもしくはセメンタイトのいずれかの相が消失し、オーステナイトと球状化セメンタイトもしくはオーステナイトとフェライトの2相組織となる。
(5)さらに温度が上昇すると、オーステナイトの単相組織となる。
(6)さらに温度が上昇し、融点(固相線温度)を超えると、オーステナイト組織中に溶融相が生成する。
(7)さらに温度が上昇すると完全に溶融する。
溶接には、AC電源で変圧器容量240kVA、最大アプセット荷重700kNのフラッシュ溶接機を用い、予熱回数は7回、かつ後述の図3で示す初期フラッシュ工程と後期Iフラッシュ工程の合計時間は、120sec、後期IIフラッシュ工程における後期IIフラッシュ速度は0.5mm/sec、後期IIフラッシュ長さが3mmの場合の例である。
後期IIフラッシュ長さは、後期IIフラッシュ工程において、溶融金属が飛散し被溶接物が溶損除去された部分の、レール鋼長手方向の長さを指す。
なお、後期IIフラッシュ速度を単純に早くすると、前述の通り、溶接欠陥の原因となるフリージングが生じる。そこで、後期IIフラッシュ速度を速める以前の入熱量については、その速めた後期IIフラッシュ速度でフラッシュの発生を開始でき、またそれ以降においても、フラッシュを安定して持続させるのに最適なフラッシュ時間、予熱回数であることとする。
これらの結果より、発明者らは予熱工程及び初期フラッシュ、後期Iフラッシュで得られる溶接入熱が、後期IIの最大フラッシュ速度に影響を及ぼすと考え、予熱回数と初期フラッシュ時間及び後期Iフラッシュ時間の和と、フリージングを生じることの無い後期IIの最大フラッシュ速度の上限値との関係を求めた。さらに溶接機により変圧器容量、電極からの放熱等による溶接部の入熱効率等の差はあるものの、予熱電圧、平均電流の条件より、後期IIの最大フラッシュ速度を求めることを発明者らは試みた。その結果、後期IIフラッシュ速度(mm/sec)を、下記式(2)で導けることを見出した。
ここで、Y:予熱回数(回)、V:予熱電圧(V)、I:平均予熱電流(A)、F:初期フラッシュ時間+後期Iフラッシュ時間(sec)、G:溶接機種毎の補正係数で0.5から2.0、Kはフラッシュ工程での単位時間あたりの入熱量に相当し(以下、入熱相当量という。)、溶接機種毎に補正されるものである。
最大フラッシュ速度≦(Y×V×I×G/30,000+K×F)×0.023−2.06もしくは3.0のどちらか小さい方 ・・・式(2)
転動疲労試験には、レールとしては長さ2mの50Nレールを用い、車輪としては鉄道車両用炭素鋼一体圧延車輪C55GW−T−A(JIS E 5402)を用いた。ラジアル荷重は196kN、スラスト荷重は9.8kNとした。またレールと車輪の間には間欠給水を行って試験を行った。
250万回繰返し回数の試験の後、レールのHAZ軟化部に生じた偏摩耗の深さをそれぞれ測定した。HAZ幅が35mmの場合の偏摩耗深さを1とした場合の指数として、偏摩耗の測定結果を図8に示す。
そこで本発明者らは、レールの偏摩耗及び損傷を軽減するために必要な条件として、HAZ幅は25mm以下、軟化幅は8.5mm以下とした。
特許文献3にも記載されているが、通常の車輪の接触幅は15mmであるので、軟化幅がそれ以下で有れば、全ての負荷を軟化領域のみで担保するわけではないのでよい。しかしながら、軟化幅が狭い場合でも、当該軟化域が回転する車輪からの負荷を受けることにはかわりはないので、軟化幅は狭ければ狭いほど良い。
図4,図9よりアプセット加圧力が81N/mm2の条件でHAZ幅27mmが得られた場合、アプセット加圧力を87N/mm2以上にすれば、HAZ幅25mmで飽和すると考えられる。
さらに、アプセット加圧力を変化させた場合の4点曲げ性能を図10に示す。図10よりアプセット荷重を大きくしても、基準値を充分に満足する4点曲げ性能を得ることができる。
後期IIの最大フラッシュ速度=(Y×V×I×G/30,000+F)×0.023−2.06 ・・・式(2)
図13より、後期IIフラッシュ速度が2.5mm/secでは、後期IIフラッシュ長さが8mm以上でHAZ幅が25mm未満となることがわかる。
図14より、後期IIフラッシュ速度が1.2mm/secでは、後期IIフラッシュ長さが15mm以上でHAZ幅が25mm未満となることがわかる
後期IIフラッシュ長さ>22.6−6×1秒当たりの後期IIフラッシュ長さ・・・(式1)
質量%でC:0.85〜1.2%、Si:0.1〜2.0%、Mn:0.1〜2.0%を含み残部はFe及び不可避的不純物からなり、パーライト組織を呈する、50Nのレール鋼をフラッシュバット溶接に供した。
フラッシュバット溶接機としては、AC電源で変圧器容量240kVA、アプセット荷重700kNのフラッシュ溶接機を用いた。またフラシュ電圧、予熱電圧は6Vから9Vの範囲で変化させ、予熱回数は0回から15回、図3で示す初期フラッシュ工程と後期Iフラッシュ工程の合計時間は、30secから180secとし、 後期IIフラッシュ工程における後期IIフラッシュ速度と後期IIフラッシュ長さ、アプセット加圧力を変化させて溶接を行った。
後期IIフラッシュ速度が0.8mm/secから3.0mm/secでアプセット加圧力が87N/mm2以上、後期IIフラッシュ長さが22.6−6×1秒当りの後期IIフラッシュ工程の溶損量を上回る発明例A1、後期IIフラッシュ長さが22.6−6×1秒当りの後期IIフラッシュ工程の溶損量を下回るが、後期IIフラッシュ速度が0.8mm/secから3.0mm/secでアプセット加圧力が87N/mm2以上の発明例A2、後期IIフラッシュ長さが22.6−6×1秒当りの後期IIフラッシュ工程の溶損量を下回り、かつアプセット加圧力が87N/mm2未満ではあるが、後期IIフラッシュ速度が0.8mm/secから3.0mm/secの発明例A3,A4は25mm以下のHAZ幅、8.5mm以下の軟化幅を満足することができた。
2 電極
3 電源
4 レール鋼の移動方向
5 レール移動用スライダー
6 レール
7 車輪
8 モーター
9 荷重負荷装置
Claims (6)
- Cを0.85〜1.20質量%、Siを0.1〜2.0質量%、Mnを0.1〜2.0質量%含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなり、パーライト組織を有する高炭素過共析鋼であるレール鋼のフラッシュバット溶接方法であって、当該フラッシュバット溶接方法が初期フラッシュ工程、予熱工程、後期フラッシュ工程、アプセット工程からなり、後期フラッシュ工程が後期Iフラッシュ工程と後期IIフラッシュ工程で構成されるフラッシュバット溶接方法において、前記後期Iフラッシュ工程でのフラッシュ速度が、前記後期IIフラッシュ工程でのフラッシュ速度より遅く、前記後期IIフラッシュ工程におけるフラッシュ速度が0.8mm/sec〜3.0mm/secであって、前記後期IIフラッシュ工程における後期IIフラッシュ長さが以下の式(1)を満たすことを特徴とするフラッシュバット溶接方法。
後期IIフラッシュ長さ≧22.6−6×(1秒当たりの後期IIフラッシュ長さ)
・・・式(1) - Cを0.85〜1.20質量%、Siを0.1〜2.0質量%、Mnを0.1〜2.0質量%含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなり、パーライト組織を有する高炭素過共析鋼であるレール鋼のフラッシュバット溶接方法であって、当該フラッシュバット溶接方法が初期フラッシュ工程、予熱工程、後期フラッシュ工程、アプセット工程からなり、後期フラッシュ工程が後期Iフラッシュ工程と後期IIフラッシュ工程で構成されるフラッシュバット溶接方法において、前記後期Iフラッシュ工程でのフラッシュ速度が、前記後期IIフラッシュ工程でのフラッシュ速度より遅く、前記後期IIフラッシュ工程におけるフラッシュ速度が0.8mm/sec〜3.0mm/secであって、前記後期IIの最大フラッシュ速度は、予熱回数をY、電圧をV、平均電流をI、及び初期フラッシュと後期Iフラッシュの合計時間をF、溶接機毎に固有の補正係数をGおよび溶接機毎の入熱相当量をKとした場合、以下の式(2)を満たすことを特徴とするフラッシュバット溶接方法。
後期IIの最大フラッシュ速度≦(Y×V×I×G/30,000+K×F)×0.023−2.06、もしくは3.0のどちらか小さい方
・・・式(2) - Cを0.85〜1.20質量%、Siを0.1〜2.0質量%、Mnを0.1〜2.0質量%含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなり、パーライト組織を有する高炭素過共析鋼であるレール鋼のフラッシュバット溶接方法であって、当該フラッシュバット溶接方法が初期フラッシュ工程、予熱工程、後期フラッシュ工程、アプセット工程からなり、後期フラッシュ工程が後期Iフラッシュ工程と後期IIフラッシュ工程で構成されるフラッシュバット溶接方法において、前記後期Iフラッシュ工程でのフラッシュ速度が、前記後期IIフラッシュ工程でのフラッシュ速度より遅く、前記後期IIフラッシュ工程におけるフラッシュ速度が0.8mm/sec〜3.0mm/secであって、前記後期IIフラッシュ工程における後期IIフラッシュ長さが以下の式(1)を満たし、前記後期IIの最大フラッシュ速度は、予熱回数をY、電圧をV、平均電流をI、及び初期フラッシュと後期Iフラッシュの合計時間をF、溶接機毎に固有の補正係数をGおよび溶接機毎の入熱相当量をKとした場合、以下の式(2)を満たすことを特徴とすることを特徴とするフラッシュバット溶接方法。
後期IIフラッシュ長さ≧22.6−6×(1秒当たりの後期IIフラッシュ長さ)
・・・式(1)
後期IIの最大フラッシュ速度≦(Y×V×I×G/30,000+K×F)×0.023−2.06、もしくは3.0のどちらか小さい方
・・・式(2) - 前記溶接機毎に固有の補正係数Gが1、および前記溶接機毎の入熱相当量Kが1であることを特徴とする請求項2又は3に記載のフラッシュバット溶接方法。
- 前記アプセット工程における、アプセット加圧力が87N/mm2以上であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のフラッシュバット溶接方法。
- 前記フラッシュバット溶接方法によって得られる溶接継手部の熱影響幅が25mm以下、かつ軟化幅が8.5mm以下であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のフラッシュバット溶接方法。
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