JP2010188382A - レールの溶接部の冷却方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】レールを溶接した後の当該溶接部の冷却方法において、前記溶接部の最高加熱温度がAc1点以上となるレール柱部の長手方向の領域を、柱部の温度がA3、AeもしくはAcm超のオーステナイト温度域からパーライトへの変態を完了するまでの少なくとも一部の温度範囲を、放冷を超え5℃/s以下の冷却速度で冷却する。また、溶接部のレール柱部全体がオーステナイトからパーライトへの変態を完了した後、前記溶接部の柱部の最高加熱温度がAc1点以上となるレール柱部の長手方向の領域を、放冷を超える冷却速度で、かつ、レール足部の冷却速度以上で冷却する。
【選択図】図17
Description
まず溶接方法についてフラッシュバット溶接を例として図2を用いてさらに詳しく説明する。フラッシュバット溶接方法の第1の工程は図2(a)で示した端面間に連続してアークを発生させる工程であり、フラッシング工程と呼ばれる。この工程では電極9を介して印加される電圧により被溶接材の端面間にアークが発生する。アークが発生した部分は局部的に溶かされて、溶けた金属の一部はスパッターとして外部に放出され、残りは端面に残留する。アークによって溶かされた部分にはクレータと呼ばれる凹みが発生する。被溶接材は徐々に近づけられていき、次々に新たな接触部分にアークが発生し、その局部的な溶融の繰返しにより材料は次第に短くなっていく。この過程では材料間隔がほぼ一定の間隔を保つように被溶接材の移動速度が調整される。
次にレール鋼について説明する。レール鋼はJIS E1101、JIS E1120に規定されているように、炭素を0.5〜0.8質量%含有する亜共析もしくは共析炭素鋼が一般的である。また、最近は海外の鉱山鉄道における重荷重貨物線を対象に、より耐摩耗性を向上させた、炭素が0.8質量%を超えて含有する過共析組成のレール鋼も普及しつつある。
炭素量を横軸とする平衡状態図を図11に模式的に示す。前記の通り、レール鋼の炭素量は概ね0.4〜1.2質量%の範囲にある。レール鋼には炭素の他、Si、Mnを含有し、場合によってはCrなどの強化元素が含有される。これら炭素以外の元素の影響により厳密には平衡状態図は変化するが、その変化はレール鋼における含有量の範囲においてはごく僅かである。亜共析組成の場合、A1点以下ではパーライトを主体としてフェライトを一部含有する組織、A1点〜A3点ではフェライトとオーステナイトの混合組織、A3点以上ではオーステナイト組織である。
次に図12(a)に温度変化とそれに伴う組織変化を模式的に示す。加熱、冷却過程における変態温度はその加熱速度、冷却速度に応じて平衡状態からずれる。加熱過程においては過熱が起こり、冷却過程では過冷が生じる。一般に加熱過程における変態温度はA1、A3などの平衡変態温度に「c」を、冷却過程では同じく「r」を付けて区別される。
一般に、冷却過程における相変化は鋼成分、冷却速度により変態温度、析出相が異なる。図13(b1)、(b2)、(b3)に連続冷却状態における高炭素鋼の組織変化を示すCCTの模式図である。
図14(c)に長手方向にみた溶接終了時点における温度分布と組織、および冷却した後の組織、硬度を模式的に示す。図の左端は熱影響を受けないレール母材であり右端は溶接中心を示している。
次にレール溶接における柱部の著大な上下方向残留応力の発生機構について、発明者らの考えを説明する。
図16(a)はレール柱部を冷却する場合に、柱部を広範囲に冷却した場合の、溶接部におけるレール頭部、柱部、足部の温度分布を模式的に示している。レール柱部中央部における長手方向B−B'上の温度分布は全体に温度が低下するのみで、中心部の温度分布を平坦化して応力を緩和させる働きは期待できない。一方、溶接中心面の温度分布において、柱部が頭部、足部に比べて相対的に温度低下する結果、頭部、足部の長手方向の収縮応力が、先に冷却した柱部に拘束され、特に足裏部に長手方向に引張応力が発生する。足裏部の長手方向残留応力の引張化は曲げ疲労強度を低下させる懸念があり、好ましくない。ただし柱部は長手方向に圧縮され、上下方向(周方向)の残留応力も緩和されることから、柱部に限れば疲労強度は向上する。
図16(b)は足裏を冷却した場合についての説明図である。加速冷却により足部が柱部に比べて温度低下した場合、レール柱部の長手方向の収縮応力がより温度の低下した足部に拘束される。この作用により、柱部に長手方向の引張応力が発生し、上下方向(周方向)にもポアソン比分の引張応力を発生し、柱部の上下方向(周方向)応力を引張側に変化させる結果となる。このため、レール足部を強度増加などを目的として加速冷却する場合には、レール柱部より温度を高く保つことが望ましい。
溶接部の冷却装置は冷却対象とするレール部位を適切に冷却できるものであれば、特にその形式は問わない。冷却媒体により冷却能力が異なるが、本発明で規定する冷却速度が得られれば冷却媒体の種類は特に限定されない。ただしレール部位ごとに冷却速度を調整できるようになっていることが必要である。たとえば冷却媒体として空気を用いる場合にはその噴出量、噴出ノズルとレール表面との距離、などの調整により冷却速度を調整できることが必要である。
ところでレール頭部は車輪との接触により摩耗が生じる。特に曲線軌道においては車輪とレールの間に生じる相対すべりにより、摩耗が促進される。また列車重量が重いほどその傾向は強まる。このため、曲線区間にはレールの交換頻度を少なくするために、レール頭部を硬化させた熱処理レールが採用されることが多い。
請求項の規定理由を本発明の代表的な冷却パターンである図17(a)、図18(b1)、(b2)、(b3)、図19(c)、(d)を元に説明する。
柱部の冷却の開始温度は高いほど望ましいが、パーライト変態が完了していない高温の状態から高冷速で冷却すると、マルテンサイト組織が発生する危険性があり、望ましくない。
図18の(b1)は柱部の温度がオーステナイト域からパーライト変態が完了するまでを冷却した例である。残留応力の発生が著しくなるパーライト変態温度以下に至るまでに、あらかじめ溶接中心近傍の温度分布を平坦化すること、及び溶接部柱部を加速冷却することで強度を高める効果により疲労強度を高めることができる。これらの効果を得るためには、オーステナイト温度域から冷却を開始する必要がある。またパーライト変態が完了するAr1以下まで冷却しているため冷却部の硬度は顕著に上昇する。
この方法においても残留応力の発生が著しくなるパーライト変態温度以下に至るまでに、あらかじめ溶接中心近傍の温度分布を平坦化すること、及び溶接部柱部を加速冷却することで強度を高める効果により疲労強度を高めることができる。これらの効果を得るためには、少なくともオーステナイト温度域から冷却を開始する必要がある。一方、パーライト変態が完了する前に冷却を停止しているため、硬度の上昇代は先に示した図18の(b1)より小さい。
この冷却方法においても残留応力の発生が著しくなるパーライト変態温度以下に至るまでに、あらかじめ溶接中心近傍の温度分布を平坦化することにより疲労強度を高めることができる。この効果を得るためには、少なくともオーステナイト温度域から冷却を開始する必要がある。また、温度分布の平坦化を目指すためには、少なくとも冷却開始から50℃以上、温度低下するまで冷却することが望ましい。この場合、冷却停止温度がパーライト変態の冶金的な駆動力が作用するAr3点、Ae点、Acm点以下まで冷却された場合には硬度は幾分上昇するが、硬度の上昇代は図18の(b1)、(b2)より小さい。冷却停止温度がパーライト変態の冶金的な駆動力が作用するAr3点、Ae点、Acm点以上の場合には硬度上昇は起きないが、この場合においても温度分布の平坦化により残留応力は改善される。
レール頭部、柱部を硬化させるためには、レール頭部の加速冷却はA3、AeもしくはAcm超のオーステナイト温度域から開始させる必要があり、パーライト変態が完了するまでの少なくとも一部の温度範囲を冷却する必要がある。オーステナイト温度域からの冷却終了は、温度分布の平坦化を目指すためには少なくとも冷却開始から50℃以上の冷却を行うことが望ましい。また、硬度を上げるためにはパーライト変態の冶金的な駆動力が作用するAr3点、Ae点、Acm点以下まで冷却する必要があり、より十分な硬度を得るためにはパーライト変態が完了するAr1以下まで冷却する必要がある。オーステナイト域からの冷却をパーライト変態完了後まで行い、引き続きパーライト完了後の冷却を連続的に行っても良いが、途中、中断してもかまわない。オーステナイト領域からの頭部と柱部の冷速はいずれも放冷以上でなくては硬化させることができず、一方、マルテンサイト組織、ベイナイト組織を避けるために5℃/s以下であることが必要である。この方法によりレール頭部を硬化させた熱処理レールにおいて、レール柱部の上下方向(周方向)の残留応力を低減するとともに、溶接部の部分的な偏磨耗を抑制することが可能である。
(柱部の疲労試験方法について)
柱部の水平亀裂に対する疲労強度の評価試験は図20に模式的に示す方法で行った。定盤27の上にレール溶接部を置き、溶接部のレール頭部から押し治具30で荷重を繰返し与えた。押し治具28の曲率半径は車輪に近い450mmとした。付与する荷重は重荷重での実荷重が20トン程度であることを考慮し、実験速度の促進のために30トンに設定した。荷重繰返しにおける最低荷重は0トンとすると試験片が浮き上がることがあり、それを避けるために4トンとした。荷重繰返し速度は2Hzとし、溶接部に亀裂が発生した時点で試験を終了した。また、荷重繰返し回数が200万回まで非破断であった場合は、そこで試験を終了した。
曲げ疲労強度の評価試験は3点曲げ方式で行った。図21に試験法方を模式的に示す。1mの距離でセットされた台座29、29'の中心に1.5mに切断したレール溶接部を正立姿勢で置き、その中心部にレール頭部から押し治具30で荷重を与えた。台座29、29'および押し治具30のレールに接する部位の曲率半径は100mmRとした。試験応力はレールの足裏中央部分で設定した。最低応力を30MPaとし、最大応力を330MPa、応力変動範囲を300MPaとした。通常のフラッシュバット溶接継ぎ手は応力範囲300MPaで200万回までの疲労寿命を有している。荷重繰返し速度は5Hzとし、溶接部に亀裂が発生した時点で試験を終了した。また、荷重繰返し回数が200万回まで非破断であった場合は試験を終了し、十分な疲労性能を有していると判断した。
表1はレールをフラッシュバット溶接した後にレール柱部全体がオーステナイトからパーライトへの変態を完了した後、柱部の最高加熱温度がAc1点以上となるレール柱部の長手方向の領域内を、放冷を超える冷却速度で、かつ、レール足部の冷却速度以上で冷却した実施例を示す。この際の冷却方法は次の通りである。最高加熱温度がAc1点以上となるレール柱部の長手方向の領域内(領域より狭い範囲)を圧縮空気あるいは水滴を含む圧縮空気の流量および流速を制御することによって冷却し、最高加熱温度がAc1点以上となる足部の長手方向の領域内(領域より狭い範囲)を圧縮空気の流量および流速を制御することによって冷却し、前記領域内(領域より狭い範囲)以外の領域は自然放冷とした。要するに、加速冷却を施すのはレールの一部分である。
被溶接レールは炭素量0.7〜0.8質量%を含有し、頭部表面硬度がHv260〜290を有する普通レールを用いた。レールサイズはメートル単重60kg/mの一般鉄道用サイズを用いた。
表2はレールをフラッシュバット溶接した後に、溶接部の最高加熱温度がAc1点以上となるレール柱部の長手方向の領域を、柱部の温度がAe超のオーステナイト温度域からパーライトへの変態を完了するまでの少なくとも一部の温度範囲を、放冷を超え5℃/s以下の冷却速度で冷却した実施例を示す。この際の冷却方法は次の通りである。最高加熱温度がAc1点以上となるレール柱部の長手方向の領域内(領域より狭い範囲)を圧縮空気あるいは水滴を含む圧縮空気の流量および流速を制御することによって冷却し、最高加熱温度がAc1点以上となる足部の長手方向の領域内(領域より狭い範囲)を圧縮空気の流量および流速を制御することによって冷却し、前記領域内(領域より狭い範囲)以外の領域は自然放冷とした。要するに、加速冷却を施すのはレールの一部分である。
パーライト変態温度域は、自然放冷では650℃〜600℃であるが、冷却を行うと冷却速度に応じて変態温度は幾分変化する。被溶接レールは炭素量0.7〜0.8質量%を含有し、頭部表面硬度がHv260〜290を有する普通レールを用いた。レールサイズはメートル単重60kg/mの一般鉄道用サイズを用いた。
表3はレールを溶接した後に、溶接部の最高加熱温度がAc1点以上となるレール柱部の長手方向の領域を、柱部の温度がA3、AeもしくはAcm超のオーステナイト温度域からパーライトへの変態を完了するまでの少なくとも一部の温度範囲を、放冷を超え5℃/s以下の冷却速度で冷却し、さらにレール柱部全体がオーステナイトからパーライトへの変態を完了した後、放冷を超える冷却速度で、かつ、レール足部の冷却速度以上で冷却した実施例を示す。この際の冷却方法は次の通りである。最高加熱温度がAc1点以上となるレール柱部の長手方向の領域内(領域より狭い範囲)を圧縮空気あるいは水滴を含む圧縮空気の流量および流速を制御することによって冷却し、最高加熱温度がAc1点以上となる足部の長手方向の領域内(領域より狭い範囲)を圧縮空気の流量および流速を制御することによって冷却し、前記領域内(領域より狭い範囲)以外の領域は自然放冷とした。要するに、加速冷却を施すのはレールの一部分である。
パーライト変態温度域は、自然放冷では650℃〜600℃であるが、冷却を行うと冷却速度に応じて変態温度は幾分変化する。正常なパーライト変態は600℃弱で完了する。なおパーライト変態完了後の冷却の温度域は500℃〜200℃とした。被溶接レールは炭素量0.7〜0.8質量%を含有し、頭部表面硬度がHv260〜290を有する普通レールを用いた。レールサイズはメートル単重60kg/mの一般鉄道用サイズを用いた。
表4は実施例A、B、Cの条件に加え、レール足部を放冷とした場合の実施例を示す。実施例D1、D2、D3は柱部の冷却速度を変えた例であり、実施例D4、D5は溶接部の最高加熱温度範囲が異なる場合の例である。パーライト変態温度域は、自然放冷では650℃〜600℃であるが、冷却を行うと冷却速度に応じて変態温度は幾分変化する。正常なパーライト変態は600℃弱で完了する。パーライト変態前のA3、Ae、Acm以上の温度域からの冷却を行った実施例の冷却温度域は800〜500℃である。またパーライト変態完了後の冷却を行った実施例の冷却温度域は500℃〜200℃とした。被溶接レールは炭素量0.7〜0.8質量%を含有し、頭部表面硬度がHv260〜290を有する普通レールを用いた。レールサイズはメートル単重60kg/mの一般鉄道用サイズを用いた。
実施例A、B、C、Dの条件に加え、溶接部のレール頭部をA3、AeもしくはAcm超のオーステナイト温度域からパーライトへの変態を完了するまでの少なくとも一部の温度範囲を、放冷を超え5℃/s以下の冷却速度で冷却した実施例を表5に示す。パーライト変態温度域は、自然放冷では650℃〜600℃であるが、冷却を行うと冷却速度に応じて変態温度は幾分変化する。正常なパーライト変態は600℃弱で完了する。パーライト変態前のA3、Ae、Acm以上の温度域からの冷却を行った実施例の冷却温度域は800〜500℃とした。またパーライト変態完了後の冷却を行った実施例の冷却温度域は500℃〜200℃とした。被溶接レールは炭素量0.8〜1.0質量%を含有し、頭部表面硬度がHv390〜420を有する熱処理レールを用いた。レールサイズはメートル単重70kg/mの重荷重鉄道用サイズを用いた。
Claims (6)
- レールを溶接した後の当該溶接部の冷却方法において、前記溶接部のレール柱部全体がオーステナイトからパーライトへの変態を完了した後、前記溶接部の柱部の最高加熱温度がAc1点以上となるレール柱部の長手方向の領域を、放冷を超える冷却速度で、かつ、レール足部の冷却速度以上で冷却することを特徴とするレール溶接部の冷却方法。
- レールを溶接した後の当該溶接部の冷却方法において、前記溶接部の最高加熱温度がAc1点以上となるレール柱部の長手方向の領域を、柱部の温度がA3、AeもしくはAcm超のオーステナイト温度域からパーライトへの変態を完了するまでの少なくとも一部の温度範囲を、放冷を超え5℃/s以下の冷却速度で冷却することを特徴とするレール溶接部の冷却方法。
- レールを溶接した後の当該溶接部の冷却方法において、前記溶接部の最高加熱温度がAc1点以上となるレール柱部の長手方向の領域を、柱部の温度がA3、AeもしくはAcm超のオーステナイト温度域からパーライトへの変態を完了するまでの少なくとも一部の温度範囲を、放冷を超え5℃/s以下の冷却速度で冷却することを特徴とする請求項1に記載のレール溶接部の冷却方法。
- レール足部の冷却速度が放冷であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のレール溶接部の冷却方法。
- レールを溶接した後の当該溶接部の冷却方法において、前記溶接部のレール頭部をA3、AeもしくはAcm超のオーステナイト温度域からパーライトへの変態を完了するまでの少なくとも一部の温度範囲を、放冷を超え5℃/s以下の冷却速度で冷却することを特徴とする、請求項1〜4の何れか1項に記載のレール溶接部の冷却方法。
- レール柱部の上下方向の残留応力が350MPa以下であり、レール底面の長手方向残留応力が圧縮応力であり、前記溶接部の金属組織の95%以上がパーライト組織であることを特徴とする前記請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の冷却方法によるレール溶接継手。
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