JP5658498B2 - 防振機能を有する大口径望遠ズームレンズ - Google Patents

防振機能を有する大口径望遠ズームレンズ Download PDF

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本発明は、ディジタルカメラ、銀塩カメラ等に用いられるズームレンズに関するもので、特に変倍比が2.4倍程度で、ズーム全域における開放F値が2.9程度の防振機能を有する大口径望遠ズームレンズに関するものである。
従来、変倍比が2.4倍以上で、ズーム全域における開放F値が2.9程度の防振機能を有する大口径望遠ズームレンズとして下記に示す特許文献が開示されている。
特開2002−162564号公報
特開2009−198656号公報
特開2003−090958号公報
特開2009−086535号公報
特開2009−156893号公報
特開2010−044372号公報
特許文献1及び特許文献2には、望遠比が比較的小さいコンパクトな光学系が開示されているが、特許文献1及び特許文献2における実施例は、変倍時に移動するレンズ群が3つあることから変倍機構が複雑になるという課題があった。
また、特許文献3、特許文献4、特許文献5及び特許文献6のレンズ光学系は、望遠比が大きく、望遠端の焦点距離に対する光学系の全長短縮が課題であった。
本発明は、上記課題を解決し、変倍比が2.4倍程度で、ズーム全域における開放F値が2.9程度で、変倍時に移動するレンズ群を少なくすることで機構を簡素化することができ、光学性能が良好で、レンズ全長が短くコンパクトな、防振機能を有する大口径望遠ズームレンズを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る第1の発明は、物体側より順に正の屈折力を有する第1レンズ群L1、負の屈折力を有する第2レンズ群L2、正の屈折力を有する第3レンズ群L3及び正の屈折力を有する第4レンズ群L4で構成され、前記第2レンズ群L2と前記第3レンズ群L3とを光軸に沿って移動させて変倍を行い、前記第4レンズ群L4は、物体側より順に正の屈折力を有する前群L4A、負の屈折力を有する中群L4B及び正の屈折力を有する後群L4Cとからなり、前記中群L4Bを光軸に対して略垂直方向に移動させることで、像を光軸に対して略垂直方向に移動させて手ぶれ等で発生した像移動
を補正する、前記第4レンズ群L4の前群L4Aは、開口絞りSPを含み、開口絞りSPよりも物体側に少なくとも2枚の正レンズを含み、開口絞りSPよりも像側に少なくとも1枚の正レンズを含み、以下の条件を満足することを特徴とする防振機能を有する大口径望遠ズームレンズを提供する。
(1)0.45<f4/fT<0.61
(2)0.45<|β2T|2・fW/fT<0.90
(3)FnoT・DSP/fT<0.39
f4:第4レンズ群L4の焦点距離
fT:望遠端におけるレンズ全系の焦点距離
β2T:望遠端の無限遠合焦時の前記第2レンズ群L2の横倍率
fW:広角端におけるレンズ全系の焦点距離
FnoT:望遠端の無限遠合焦時の開放F値
DSP:開口絞りSPの開放時の口径
また、本発明に係る第の発明は、さらに、前記第4レンズ群前群L4Aの、開口絞りSPよりも物体側のレンズ群をL4A1とし、前記第4レンズ群前群L4Aの、開口絞りSPよりも像側のレンズ群をL4A2とし、前記第4レンズ群前群L4Aの、開口絞りSPよりも物体側のレンズ群L4A1の焦点距離をfL4A1として、以下の条件を満足することを特徴とする防振機能を有する大口径望遠ズームレンズを提供する。
(4)0.40<fL4A1/fT<1.00
fL4A1:第4レンズ群前群L4Aの開口絞りSPよりも物体側のレンズ群L4A1の焦点距離
また、本発明に係る第の発明は、さらに、前記第4レンズ群L4の中群L4Bの焦点距離をfL4Bとして、以下の条件を満足することを特徴とする防振機能を有する大口径望遠ズームレンズを提供する。
(5)0.080<|fL4B/fT|<0.125
fL4B:第4レンズ群L4の中群L4Bの焦点距離
また、本発明に係る第の発明は、さらに、前記第3レンズ群L3を光軸に沿って物体側から像側へ移動させることで、無限遠から近距離物体にフォーカシングを行う防振機能を有する大口径望遠ズームレンズを提供する。
本発明によれば、ディジタルカメラ、銀塩カメラ等に用いられるズームレンズであって、変倍比が2.4倍程度で、ズーム全域における開放F値が2.9程度で、変倍時に移動するレンズ群を少なくすることで機構を簡素化することができ、光学性能が良好で、レンズ全長が短くコンパクトな、防振機能を有する大口径望遠ズームレンズを提供することができる。
実施例1のズームレンズの広角端の無限遠合焦時におけるレンズ断面図 実施例1のズームレンズの広角端の無限遠合焦時における縦収差図 実施例1のズームレンズの中間焦点距離の無限遠合焦時における縦収差図 実施例1のズームレンズの望遠端の無限遠合焦時における縦収差図 実施例1のズームレンズの広角端の無限遠合焦時における標準状態での横収差図 実施例1のズームレンズの中間焦点距離の無限遠合焦時における標準状態での横収差図 実施例1のズームレンズの望遠端の無限遠合焦時における標準状態での横収差図 実施例1のズームレンズの広角端の無限遠合焦時においてズームレンズが0.15°傾いた状態で防振させたときの横収差図 実施例1のズームレンズの中間焦点距離の無限遠合焦時においてズームレンズが0.15°傾いた状態で防振させたときの横収差図 実施例1のズームレンズの望遠端の無限遠合焦時においてズームレンズが0.15°傾いた状態で防振させたときの横収差図 実施例2のズームレンズの広角端の無限遠合焦時におけるレンズ断面図 実施例2のズームレンズの広角端の無限遠合焦時における縦収差図 実施例2のズームレンズの中間焦点距離の無限遠合焦時における縦収差図 実施例2のズームレンズの望遠端の無限遠合焦時における縦収差図 実施例2のズームレンズの広角端の無限遠合焦時における標準状態での横収差図 実施例2のズームレンズの中間焦点距離の無限遠合焦時における標準状態での横収差図 実施例2のズームレンズの望遠端の無限遠合焦時における標準状態での横収差図 実施例2のズームレンズの広角端の無限遠合焦時においてズームレンズが0.15°傾いた状態で防振させたときの横収差図 実施例2のズームレンズの中間焦点距離の無限遠合焦時においてズームレンズが0.15°傾いた状態で防振させたときの横収差図 実施例2のズームレンズの望遠端の無限遠合焦時においてズームレンズが0.15°傾いた状態で防振させたときの横収差図 実施例3のズームレンズの広角端の無限遠合焦時におけるレンズ断面図 実施例3のズームレンズの広角端の無限遠合焦時における縦収差図 実施例3のズームレンズの中間焦点距離の無限遠合焦時における縦収差図 実施例3のズームレンズの望遠端の無限遠合焦時における縦収差図 実施例3のズームレンズの広角端の無限遠合焦時における標準状態での横収差図 実施例3のズームレンズの中間焦点距離の無限遠合焦時における標準状態での横収差図 実施例3のズームレンズの望遠端の無限遠合焦時における標準状態での横収差図 実施例3のズームレンズの広角端の無限遠合焦時においてズームレンズが0.15°傾いた状態で防振させたときの横収差図 実施例3のズームレンズの中間焦点距離の無限遠合焦時においてズームレンズが0.15°傾いた状態で防振させたときの横収差図 実施例3のズームレンズの望遠端の無限遠合焦時においてズームレンズが0.15°傾いた状態で防振させたときの横収差図 実施例4のズームレンズの広角端の無限遠合焦時におけるレンズ断面図 実施例4のズームレンズの広角端の無限遠合焦時における縦収差図 実施例4のズームレンズの中間焦点距離の無限遠合焦時における縦収差図 実施例4のズームレンズの望遠端の無限遠合焦時における縦収差図 実施例4のズームレンズの広角端の無限遠合焦時における標準状態での横収差図 実施例4のズームレンズの中間焦点距離の無限遠合焦時における標準状態での横収差図 実施例4のズームレンズの望遠端の無限遠合焦時における標準状態での横収差図 実施例4のズームレンズの広角端の無限遠合焦時においてズームレンズが0.15°傾いた状態で防振させたときの横収差図 実施例4のズームレンズの中間焦点距離の無限遠合焦時においてズームレンズが0.15°傾いた状態で防振させたときの横収差図 実施例4のズームレンズの望遠端の無限遠合焦時においてズームレンズが0.15°傾いた状態で防振させたときの横収差図 実施例5のズームレンズの広角端の無限遠合焦時におけるレンズ断面図 実施例5のズームレンズの広角端の無限遠合焦時における縦収差図 実施例5のズームレンズの中間焦点距離の無限遠合焦時における縦収差図 実施例5のズームレンズの望遠端の無限遠合焦時における縦収差図 実施例5のズームレンズの広角端の無限遠合焦時における標準状態での横収差図 実施例5のズームレンズの中間焦点距離の無限遠合焦時における標準状態での横収差図 実施例5のズームレンズの望遠端の無限遠合焦時における標準状態での横収差図 実施例5のズームレンズの広角端の無限遠合焦時においてズームレンズが0.15°傾いた状態で防振させたときの横収差図 実施例5のズームレンズの中間焦点距離の無限遠合焦時においてズームレンズが0.15°傾いた状態で防振させたときの横収差図 実施例5のズームレンズの望遠端の無限遠合焦時においてズームレンズが0.15°傾いた状態で防振させたときの横収差図
本発明の防振機能を有する大口径望遠ズームレンズは、物体側より順に正の屈折力を有する第1レンズ群L1、負の屈折力を有する第2レンズ群L2、正の屈折力を有する第3レンズ群L3及び正の屈折力を有する第4レンズ群L4で構成され、前記第2レンズ群L2と前記第3レンズ群L3とを光軸に沿って移動させて変倍を行う。このように、第2レンズ群L2と第3レンズ群L3の2つのレンズ群だけを移動させるので、変倍機構を簡素化することが可能になる。
さらに、前記第4レンズ群L4は、物体側より順に正の屈折力を有する前群L4A、負の屈折力を有する中群L4B及び正の屈折力を有する後群L4Cとからなり、前記中群L4Bを光軸に対して略垂直方向に移動させることで、像を光軸に対して略垂直方向に移動させる。これにより、撮影者のズームレンズへの手振れ等による影響を補正する。
また、本発明の防振機能を有する大口径望遠ズームレンズの光学系では、以下の条件を満足することが望ましい。
(1)0.45<f4/fT<0.61
f4:第4レンズ群L4の焦点距離
fT:望遠端におけるレンズ全系の焦点距離
条件式(1)は、第4レンズ群L4の焦点距離と望遠端でのレンズ全系の焦点距離との比率を規定するものである。第4レンズ群L4は、リレーレンズもしくはマスターレンズと呼ばれている群で、略アフォーカルな光線を結像させるレンズ群であり、第4レンズ群L4の焦点距離がレンズ全長のコンパクト化に果たす役割は大きい。
条件式(1)の上限値を越えると、望遠端でのズームレンズ全系の焦点距離に対して第4レンズ群L4の焦点距離が相対的に長くなり、レンズ全長の大型化を招いてしまう。
条件式(1)の下限値を越えると、望遠端でのレンズ全系の焦点距離に対して、第4レンズ群L4の焦点距離が相対的に短くなり、レンズ全長のコンパクト化には有利であるが、非点収差がアンダーとなり、良好な収差補正が困難となる。また、軸外光線の主光線がレンズの外周近くを通るため、周辺光量の確保が困難となる。
また、本発明の防振機能を有する大口径望遠ズームレンズの光学系では、さらに以下の条件を満足することが望ましい。
(2)0.45<|β2T|・fW/fT<0.90
β2T:望遠端の無限遠合焦時の前記第2レンズ群L2の横倍率
fW:広角端におけるレンズ全系の焦点距離
条件式(2)は、望遠端の無限遠合焦時の前記第2レンズ群L2の縦倍率とズーム比に関する式であり、バリエータである第2レンズ群L2について変倍時に適切な倍率負担となるような条件を示すものである。
本発明では、第1レンズ群L1から第3レンズ群L3までの合成焦点距離は、完全なアフォーカルではないが、略アフォーカルとみなすことができるので、第1〜3レンズ群がアフォーカルになっている場合の、次の古典的4群ズームレンズのパワー配置の式(A)が成り立つと考えてよい。
(A)fT=f1・(|β2T|/f3)・f4
f1:第1レンズ群L1の焦点距離
f3:第3レンズ群L3の焦点距離
この式(A)に基づいて、前記条件式(2)の説明をおこなう。第1レンズ群L1は、収差に最も影響するレンズ群であり、また第4レンズ群L4の焦点距離はレンズ全長に非常に大きな影響を及ぼすことから、式(A)のf1とf4を固定として|β2T|/f3の部分に注目する。
条件式(2)の上限値を越えると、第2レンズ群L2の変倍時の倍率負担が大きくなる。したがって、式(A)において、望遠端の焦点距離を同じに保つには、第3レンズ群L3の焦点距離f3を長くすることになる。しかしながら、第3レンズ群L3の焦点距離f3を長くし、本発明のように第3レンズ群L3をフォーカシングに使用する場合、収差補正には有利となるが、その一方でフォーカシングの移動量を大きく取らなければならず、レンズ全長の大型化を招くこととなってしまう。
条件式(2)の下限値を越えると、第2レンズ群L2の倍率負担が小さくなる。このような場合には望遠端の焦点距離を同じに保つため、第3レンズ群L3の焦点距離f3を短くしなければならず、結果として、球面収差の発生を避けることが困難となる。
また、本発明の防振機能を有する大口径望遠ズームレンズにおいて、第4レンズ群L4の前群L4Aが、開口絞りSPを含み、開口絞りSPよりも物体側に少なくとも2枚の正レンズを含むことで、球面収差の発生を抑えながら開口絞りSPの口径を小さくすることができる。
また、開口絞りSPよりも像側に少なくとも1枚の正レンズを含むことで、第4レンズ群L4の中群L4Bの口径を小さくすることができるので、防振レンズ群の小型化が可能になり、レンズ機構をコンパクトにすることができる。
また、本発明の防振機能を有する大口径望遠ズームレンズの光学系では、さらに以下の条件を満足することが望ましい。
(3)FnoT・DSP/fT<0.39
FnoT:望遠端の無限遠合焦時の開放F値
DSP:開口絞りSPの開放時の口径
条件式(3)は、望遠端の無限遠合焦時のF値光束と開口絞りSPの口径との関係を規定するものである。
条件式(3)の上限値を越えると、開口絞りSPの開放時の口径が大きくなりすぎて、絞りユニットの大型化を招き、レンズ製品外径の増大の原因となる。さらに、開口絞りSPの開放時の口径が大きすぎると最少絞りまでの絞り羽の駆動量が大きくなるので、絞り込みに時間がかかり、連写撮影時の秒間撮影コマ数を増やすことが困難となる。
また、本発明の防振機能を有する大口径望遠ズームレンズにおいて、第4レンズ群前群L4Aの、開口絞りSPよりも物体側のレンズ群をL4A1とし、前記第4レンズ群前群L4Aの、開口絞りSPよりも像側のレンズ群をL4A2とし、前記第4レンズ群前群L4Aの、開口絞りSPよりも物体側のレンズ群L4A1の焦点距離をfL4A1として、fL4A1が以下の条件を満足することが望ましい。
(4)0.40<fL4A1/fT<1.00
fL4A1:第4レンズ群前群L4Aの開口絞りSPよりも物体側のレンズ群L4A1の焦点距離
条件式(4)は、望遠端でのレンズ全系の焦点距離と第4レンズ群前群L4Aの開口絞りSPよりも物体側のレンズ群L4A1の焦点距離の比率を規定するものである。
条件式(4)の上限値を越えると、第4レンズ群前群L4Aの開口絞りSPよりも物体側のレンズ群L4A1の屈折力が十分とは言えず 開口絞りSPに入射する光線が高いままとなり、開口絞りSPの開放時の口径が大きくなりすぎて、絞りユニットの大型化を招き、レンズ製品外径の増大の原因となる。
条件式(4)の下限値を越えると、第4レンズ群前群L4Aの開口絞りSPよりも物体側のレンズ群L4A1の焦点距離が短くなりすぎて、球面収差がアンダーになり、良好な光学性能を確保することが困難となる。
また、本発明の防振機能を有する大口径望遠ズームレンズにおいて、前記第4レンズ群L4の中群L4Bの焦点距離をfL4Bとして、以下の条件を満足することが望ましい。
(5)0.080<|fL4B/fT|<0.125
fL4B:第4レンズ群L4の中群L4Bの焦点距離
条件式(5)は、第4レンズ群L4における中群L4Bの焦点距離と望遠端でのレンズ全系の焦点距離の比率を規定するものである。
条件式(5)の上限値を越えると、第4レンズ群L4における中群L4Bの屈折力が相対的に弱くなり、望遠側での十分な手ぶれ補正効果を得るには、第4レンズ群L4における中群L4Bを光軸と略垂直方向に大きく動かさなければならず、ひいては手ぶれ補正ユニットの大型化を招き、レンズ製品外径の増大の原因となる。
条件式(5)の下限値を越えると、第4レンズ群L4における中群L4Bの屈折力が相対的に強くなり、望遠側での十分な手ぶれ補正効果を得られるが、望遠側での非点収差の良好な補正が困難になる。
また、本発明の防振機能を有する大口径望遠ズームレンズにおいて、第3レンズ群L3を光軸に沿って物体側から像側へ移動させることで、無限遠から近距離物体にフォーカシングを行うことが望ましい。
第3レンズ群L3はコンペンセーターであるため、レンズ群の構成枚数を少なくできるので、軽量にすることができ、フォーカシングに利用することで、迅速な合焦が可能となる。
以下に、本発明の防振機能を有する大口径望遠ズームレンズに係る数値実施例1乃至数値実施例5を示す。
各数値実施例において、レンズ諸元中の番号は物体側からのレンズの面番号、rはレンズ面の曲率半径、dはレンズ面間隔、ndはd線の屈折率、vdはd線のアッベ数、有効半径は光線高を示す。また、Bfはバックフォーカス、物面の距離は被写体からレンズ第1面までの距離を示す。図中のd線、g線、C線はそれぞれの波長の光に対する収差であり、ΔSはサジタル像面、ΔMはメリジオナル像面を示す。
(数値実施例1)
[レンズ諸元]
r d nd νd 有効半径
[0] 物面 ∞ 可変
[1] 297.3388 3.5000 1.80610 33.26 54.250
[2] 156.0794 0.1500 53.535
[3] 156.0794 16.5416 1.43875 94.91 53.556
[4] -336.1392 3.7947 53.499
[5] 125.3335 13.3476 1.43875 94.91 51.553
[6] 750.0000 可変 50.741
[7] 122.9930 10.0000 1.76181 26.60 32.500
[8] -273.6419 2.0000 1.48749 70.41 31.491
[9] 210.4922 6.4444 29.457
[10] 269.2891 1.8050 1.72916 54.65 26.871
[11] 103.0816 4.1185 25.778
[12] -500.0000 1.7500 1.80420 46.48 25.721
[13] 111.9159 6.3505 24.959
[14] -98.2130 1.7500 1.80420 46.48 24.934
[15] 625.2000 可変 25.334
[16] 465.1369 7.6163 1.48749 70.41 26.100
[17] -71.1277 1.7500 1.80610 33.26 26.271
[18] -113.0841 0.1500 26.785
[19] 412.7936 3.2680 1.51680 64.17 27.065
[20] -412.7936 可変 27.096
[21] 58.8083 9.1038 1.49700 81.58 26.989
[22] -1000.0000 9.3896 26.620
[23] 48.5141 8.0000 1.77250 49.60 22.475
[24] 75.0349 2.6859 20.471
[25] 800.0000 2.2000 1.80610 33.26 20.425
[26] 31.3253 6.0615 1.48749 70.41 18.464
[27] 65.7120 5.5293 18.070
[28] 絞り ∞ 6.4018 17.800
[29] 51.2844 8.9982 1.71300 53.92 18.041
[30] 1000.0000 5.0000 17.221
[31] 783.5559 4.0396 1.80518 25.45 16.159
[32] -59.9223 1.0000 1.48749 70.41 15.914
[33] 34.1863 4.9486 14.580
[34] -67.2391 1.0000 1.71300 53.92 14.573
[35] 51.7225 3.8000 14.800
[36] 81.7594 6.1955 1.58144 40.87 16.007
[37] -62.8921 0.1500 16.300
[38] 65.3261 8.6524 1.48749 70.41 16.945
[39] -39.7568 1.2000 1.83400 37.33 16.958
[40] 429.0088 0.1500 17.448
[41] 60.9378 7.1269 1.54814 45.77 17.963
[42] -78.0508 0.0000 18.002
[43] -78.0508 1.0000 1.77250 49.58 18.002
[44] -999.9917 Bf 18.133
[45] 像面 ∞

[全体諸元]
広角端 中間 望遠端
f 120.09 189.99 298.89
Fno 2.88 2.88 2.88
2ω 20.4 13.0 8.3
像高 21.63 21.63 21.63
レンズ全長 349.00 349.00 349.00
Bf 53.92 53.92 53.92

広角端 中間 望遠端
有限時 有限時 有限時
倍率 -0.025 -0.025 -0.025

[無限遠合焦時の可変間隔]
物面 広角端 中間 望遠端
d6 2.5055 42.3698 67.5041
d15 56.8754 36.4316 4.3828
d20 48.7261 29.3056 36.2235

[有限距離合焦時の可変間隔]
広角端 中間 望遠端
物面 4561.0001 7111.0012 11071.0003
d6 2.5055 42.3698 67.5041
d15 60.1311 41.5510 12.4474
d20 45.4704 24.1862 28.1589

[条件式対応値]
実施例1
条件式(1) 0.50
条件式(2) 0.81
条件式(3) 0.34
条件式(4) 0.97
条件式(5) 0.101

(数値実施例2)
[レンズ諸元]
r d nd νd 有効半径
[0] 物面 ∞ 可変
[1] 292.8178 3.5000 1.80610 33.26 50.100
[2] 151.5152 0.1495 49.510
[3] 151.5152 14.7105 1.43700 94.97 49.532
[4] -325.9047 0.1500 49.503
[5] 120.4737 11.2437 1.43700 94.97 48.324
[6] 750.0000 可変 47.824
[7] 104.0988 10.0000 1.76181 26.60 31.150
[8] -268.7154 2.0000 1.48749 70.41 29.970
[9] 199.7751 4.7738 27.656
[10] 297.9797 1.8000 1.72916 54.65 25.810
[11] 89.2982 4.2314 24.597
[12] -500.0000 1.7500 1.80420 46.48 24.545
[13] 99.8363 6.4189 23.826
[14] -89.1845 1.7500 1.80420 46.48 23.811
[15] 625.2000 可変 24.327
[16] 339.3872 8.6674 1.48749 70.41 25.750
[17] -59.6578 1.7500 1.80610 33.26 25.930
[18] -90.2310 0.1500 26.550
[19] 404.6570 3.2553 1.51680 64.17 26.868
[20] -404.6570 可変 26.895
[21] 57.6215 9.0437 1.49700 81.58 26.713
[22] -1000.0000 8.1656 26.352
[23] 49.6025 7.5813 1.77250 49.60 22.547
[24] 82.3686 2.4692 20.752
[25] 800.0000 1.7000 1.80610 33.26 20.714
[26] 31.0397 7.5020 1.48749 70.41 18.751
[27] 74.6677 8.1217 18.208
[28] 絞り ∞ 9.3712 17.550
[29] 55.8033 6.0288 1.71300 53.92 16.313
[30] 1000.0000 5.0000 15.620
[31] 376.9684 4.0519 1.80518 25.45 15.385
[32] -56.2108 1.0000 1.48749 70.41 15.253
[33] 36.2888 4.7557 14.266
[34] -62.6446 1.0000 1.71300 53.92 14.259
[35] 48.0419 3.8000 14.687
[36] 81.4835 6.1485 1.58144 40.87 15.802
[37] -62.6575 0.1500 16.200
[38] 66.9199 8.6792 1.48749 70.41 16.776
[39] -39.0249 1.2000 1.83400 37.33 16.792
[40] 179.7853 0.1500 17.334
[41] 60.2117 5.2736 1.54072 47.18 17.862
[42] -1000.0000 Bf 17.980
[43] 像面 ∞

[全体諸元]
広角端 中間 望遠端
f 123.60 189.83 291.00
Fno 2.92 2.92 2.92
2ω 19.9 13.0 8.5
像高 21.63 21.63 21.63
レンズ全長 330.00 330.00 330.00
Bf 55.25 55.25 55.25

広角端 中間 望遠端
有限時 有限時 有限時
倍率 -0.025 -0.025 -0.025

[無限遠合焦時の可変間隔]
物面 広角端 中間 望遠端
d6 2.4930 41.7969 67.4930
d15 41.3847 26.6891 4.1344
d20 53.3807 28.7724 25.6310

[有限距離合焦時の可変間隔]
広角端 中間 望遠端
物面 4740.0026 7190.0029 10900.0031
d6 2.4930 41.7969 67.4930
d15 43.6223 30.0982 9.3627
d20 51.1431 25.3633 20.4027

[条件式対応値]
実施例2
条件式(1) 0.52
条件式(2) 0.57
条件式(3) 0.35
条件式(4) 0.80
条件式(5) 0.106

(数値実施例3)
[レンズ諸元]
r d nd νd 有効半径
[0] 物面 ∞ 可変
[1] 284.5779 3.5000 1.80610 33.26 50.580
[2] 151.5152 0.1500 49.982
[3] 151.5152 15.0715 1.43700 94.97 50.004
[4] -328.3181 0.1500 49.970
[5] 123.5873 11.9766 1.43700 94.97 48.767
[6] 750.0000 可変 48.114
[7] 87.8574 8.8817 1.72825 28.31 31.150
[8] -285.8370 2.0000 1.48749 70.41 30.592
[9] 155.9218 4.2568 27.955
[10] 181.7078 1.8000 1.72916 54.65 26.223
[11] 77.0570 4.9391 24.902
[12] -500.0000 1.7500 1.80420 46.48 24.842
[13] 94.0528 6.7868 24.039
[14] -88.4915 1.7500 1.80420 46.48 24.021
[15] 625.2000 可変 24.551
[16] 1449.3921 7.5791 1.48749 70.41 25.750
[17] -64.4790 1.7500 1.80610 33.26 25.996
[18] -96.1139 0.1500 26.632
[19] 415.0296 3.2716 1.77250 49.60 27.119
[20] -415.0296 可変 27.162
[21] 62.5636 8.7437 1.49700 81.58 27.144
[22] -1000.0000 2.3473 26.801
[23] 55.2587 6.1451 1.77250 49.60 24.652
[24] 104.6362 5.3055 23.574
[25] 800.0000 2.2000 1.80610 33.26 22.232
[26] 32.7648 9.6279 1.48749 70.41 20.036
[27] 286.1770 11.0756 19.512
[28] 絞り ∞ 1.0000 17.500
[29] 131.8358 11.4002 1.77250 49.60 17.308
[30] -64.2423 2.9998 1.58144 40.87 16.430
[31] 1000.0000 5.0000 15.620
[32] -830.9567 4.5080 1.84666 23.77 15.040
[33] -38.2441 1.0000 1.72916 54.65 14.885
[34] 44.5989 3.1686 14.180
[35] -167.7588 1.0000 1.77250 49.60 14.199
[36] 48.5700 3.8000 14.505
[37] 130.4915 4.6478 1.62004 36.29 15.287
[38] -100.3742 0.1500 15.804
[39] 54.4957 8.5227 1.48749 70.41 16.763
[40] -46.9695 2.0000 1.83400 37.33 16.883
[41] -993.1816 0.1500 17.416
[42] 71.4890 6.8268 1.54072 47.18 17.888
[43] -1000.0000 Bf 17.992
[44] 像面 ∞

[全体諸元]
広角端 中間 望遠端
f 123.60 189.95 290.96
Fno 2.87 2.88 2.88
2ω 19.9 13.0 8.5
像高 21.63 21.63 21.63
レンズ全長 330.00 330.00 330.00
Bf 54.55 54.55 54.55

広角端 中間 望遠端
有限時 有限時 有限時
倍率 -0.025 -0.025 -0.025

[無限遠合焦時の可変間隔]
物面 広角端 中間 望遠端
d6 2.5013 41.8580 67.4987
d15 42.0004 27.3152 4.8571
d20 53.5634 28.8920 25.7094

[有限距離合焦時の可変間隔]
広角端 中間 望遠端
物面 4740.0005 7189.9995 10895.0014
d6 2.5013 41.8580 67.4987
d15 44.2526 30.7513 10.1219
d20 51.3112 25.4559 20.4446

[条件式対応値]
実施例3
条件式(1) 0.52
条件式(2) 0.57
条件式(3) 0.35
条件式(4) 0.47
条件式(5) 0.096

(数値実施例4)
[レンズ諸元]
r d nd νd 有効半径
[0] 物面 ∞ 可変
[1] 300.4123 3.5000 1.80610 33.26 50.350
[2] 151.5152 0.1500 49.771
[3] 151.6094 15.0279 1.43700 94.97 49.793
[4] -374.8320 0.1500 49.771
[5] 129.4694 12.4247 1.43700 94.97 48.875
[6] 2568.1421 可変 48.318
[7] 172.6116 6.5376 1.84666 23.77 33.000
[8] -235.1863 2.0000 1.59282 68.60 32.693
[9] 199.6958 9.2554 30.277
[10] -2389.2069 1.9995 1.83481 42.70 27.197
[11] 151.1548 3.6915 26.394
[12] -297.1796 1.9000 1.77250 49.60 26.358
[13] 143.3794 5.2034 26.024
[14] -117.8445 1.8000 1.80420 46.48 26.021
[15] -521.0035 可変 26.501
[16] 1628.1154 7.5203 1.48749 70.41 27.500
[17] -72.5135 2.0000 1.84666 23.77 27.686
[18] -123.9958 0.1500 28.367
[19] 625.5395 3.4794 1.80610 33.26 28.783
[20] -314.8670 可変 28.836
[21] 54.9526 8.5125 1.49700 81.58 28.587
[22] 268.9156 15.9481 28.202
[23] 61.7933 3.6738 1.71300 53.92 23.590
[24] 108.2323 0.1500 23.126
[25] 39.7817 8.2380 1.49700 81.58 21.598
[26] -575.2813 1.8000 1.80610 33.26 20.911
[27] 34.1941 8.2464 18.212
[28] 絞り ∞ 1.2500 17.700
[29] 62.7426 10.7656 1.80610 40.72 17.652
[30] 372.5272 3.9844 16.566
[31] 467.6337 4.6491 1.84666 23.77 16.229
[32] -46.8759 1.0000 1.77250 49.60 16.054
[33] 49.6778 2.8504 15.208
[34] -398.9256 1.0000 1.72916 54.65 15.208
[35] 45.7726 3.8375 15.281
[36] 63.5378 5.8467 1.49700 81.58 15.956
[37] -64.2208 6.9153 16.153
[38] -38.1330 1.3000 1.83481 42.70 16.371
[39] -64.6390 0.1500 17.003
[40] 80.5206 5.2222 1.54072 47.18 17.889
[41] -228.5017 Bf 18.000
[42] 像面 ∞

[全体諸元]
広角端 中間 望遠端
f 123.66 190.00 290.87
Fno 2.89 2.89 2.89
2ω 19.8 13.0 8.5
像高 21.63 21.63 21.63
レンズ全長 330.00 330.00 330.00
Bf 55.00 55.00 55.00

広角端 中間 望遠端
有限時 有限時 有限時
倍率 -0.025 -0.025 -0.025

[無限遠合焦時の可変間隔]
物面 広角端 中間 望遠端
d6 2.5000 41.9170 67.5312
d15 51.6981 31.8737 1.6027
d20 48.6699 29.0774 33.7341

[有限距離合焦時の可変間隔]
広角端 中間 望遠端
物面 4730.0000 7170.0000 10870.0000
d6 2.5000 41.9170 67.5312
d15 54.8304 36.6634 8.9385
d20 45.5376 24.2877 26.3983

[条件式対応値]
実施例4
条件式(1) 0.55
条件式(2) 0.77
条件式(3) 0.35
条件式(4) 0.60
条件式(5) 0.113

(数値実施例5)
[レンズ諸元]
r d nd νd 有効半径
[0] 物面 ∞ 可変
[1] 296.1563 3.5000 1.80610 33.26 49.950
[2] 151.5152 0.1500 49.371
[3] 151.5152 14.5835 1.43700 94.97 49.394
[4] -323.1248 0.1500 49.373
[5] 121.9843 11.1548 1.43700 94.97 48.261
[6] 816.7428 可変 47.784
[7] 106.1720 9.7057 1.76181 26.60 31.180
[8] -241.5127 2.0000 1.48749 70.41 30.143
[9] 169.1358 4.4143 27.786
[10] 269.5277 1.8000 1.72916 54.65 26.258
[11] 93.0684 4.2351 25.103
[12] -465.2950 1.7500 1.80420 46.48 25.070
[13] 109.5567 5.9810 24.370
[14] -95.1590 1.7500 1.80420 46.48 24.366
[15] 422.3129 可変 24.839
[16] 335.5392 8.4477 1.48749 70.41 26.000
[17] -61.4768 1.7500 1.80610 33.26 26.170
[18] -94.9507 0.1500 26.800
[19] 407.3899 3.2390 1.51680 64.17 27.144
[20] -407.3899 可変 27.177
[21] 59.0520 9.0346 1.49700 81.58 27.197
[22] -859.0671 8.2482 26.866
[23] 49.7493 8.0000 1.77250 49.60 22.979
[24] 83.0967 2.4272 21.068
[25] 661.9343 2.2000 1.80610 33.26 21.046
[26] 30.9722 7.4489 1.48749 70.41 18.899
[27] 72.1770 8.1747 18.353
[28] 絞り ∞ 9.3966 17.700
[29] 54.6204 6.0034 1.71300 53.92 16.480
[30] 1000.0000 5.0000 15.900
[31] 514.6967 4.0140 1.80518 25.45 15.614
[32] -55.3320 1.0000 1.48749 70.41 15.484
[33] 37.4105 4.7078 14.456
[34] -63.8576 1.0000 1.71300 53.92 14.448
[35] 47.0346 3.8000 14.786
[36] 82.0066 6.1165 1.58144 40.87 15.806
[37] -63.0820 0.1500 16.200
[38] 68.7019 8.2426 1.48749 70.41 16.797
[39] -39.1070 1.2000 1.83400 37.33 16.814
[40] 172.0806 0.1500 17.368
[41] 59.8680 5.3635 1.54072 47.18 17.908
[42] -672.9107 Bf 18.031
[43] 像面 ∞

[全体諸元]
広角端 中間 望遠端
f 123.75 189.94 289.47
Fno 2.90 2.90 2.90
2ω 19.8 13.0 8.5
像高 21.63 21.63 21.63
レンズ全長 330.00 330.00 33.00
Bf 55.27 55.27 55.27

広角端 中間 望遠端
有限時 有限時 有限時
倍率 -0.025 -0.025 -0.025

[無限遠合焦時の可変間隔]
物面 広角端 中間 望遠端
d6 2.4995 41.9003 67.4995
d15 42.9416 27.5915 4.3462
d20 52.8452 28.7945 26.4406

[有限距離合焦時の可変間隔]
広角端 中間 望遠端
物面 4760.0000 7190.0000 10865.0000
d6 2.4995 41.9003 67.4995
d15 45.2866 31.1669 9.7846
d20 50.5003 25.2191 21.0022

[条件式対応値]
実施例5
条件式(1) 0.52
条件式(2) 0.59
条件式(3) 0.35
条件式(4) 0.79
条件式(5) 0.106

L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群
L4 第4レンズ群
L4A 第4レンズ群前群
L4B 第4レンズ群中群
L4C 第4レンズ群後群
L4A1 第4レンズ群前群L4Aの開口絞りSPよりも物体側のレンズ群
L4A2 第4レンズ群前群L4Aの開口絞りSPよりも像側のレンズ群
SP 開口絞り
IP 像面
d d線
g g線
C C線
ΔS サジタル像面
ΔM メリジオナル像面

Claims (4)

  1. 物体側より順に正の屈折力を有する第1レンズ群L1、負の屈折力を有する第2レンズ群L2、正の屈折力を有する第3レンズ群L3及び正の屈折力を有する第4レンズ群L4で構成され、前記第2レンズ群L2と前記第3レンズ群L3とを光軸に沿って移動させて変倍を行い、前記第4レンズ群L4は、物体側より順に正の屈折力を有する前群L4A、負の屈折力を有する中群L4B及び正の屈折力を有する後群L4Cとからなり、前記中群L4Bを光軸に対して略垂直方向に移動させることで、像を光軸に対して略垂直方向に移動させて手ぶれ等で発生した像移動を補正し、前記第4レンズ群L4の前群L4Aは、開口絞りSPを含み、開口絞りSPよりも物体側に少なくとも2枚の正レンズを含み、開口絞りSPよりも像側に少なくとも1枚の正レンズを含み、以下の条件を満足することを特徴とする防振機能を有する大口径望遠ズームレンズ。
    (1)0.45<f4/fT<0.61
    (2)0.45<|β2T|2・fW/fT<0.90
    (3)FnoT・DSP/fT<0.39
    f4:第4レンズ群L4の焦点距離
    fT:望遠端におけるレンズ全系の焦点距離
    β2T:望遠端の無限遠合焦時の前記第2レンズ群L2の横倍率
    fW:広角端におけるレンズ全系の焦点距離
    FnoT:望遠端の無限遠合焦時の開放F値
    DSP:開口絞りSPの開放時の口径
  2. 前記第4レンズ群前群L4Aの、開口絞りSPよりも物体側のレンズ群をL4A1とし、前記第4レンズ群前群L4Aの、開口絞りSPよりも像側のレンズ群をL4A2とし、前記第4レンズ群前群L4Aの、開口絞りSPよりも物体側のレンズ群L4A1の焦点距離をfL4A1として、以下の条件を満足することを特徴とする防振機能を有する請求項に記載の大口径望遠ズームレンズ。
    (4)0.40<fL4A1/fT<1.00
    fL4A1:第4レンズ群前群L4Aの開口絞りSPよりも物体側のレンズ群L4A1の焦点距離
  3. 前記第4レンズ群L4の中群L4Bの焦点距離をfL4Bとして、以下の条件を満足することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の防振機能を有する大口径望遠ズームレンズ。
    (5)0.08<|fL4B/fT|<0.125
    fL4B:第4レンズ群中群L4Bの焦点距離
  4. 前記第3レンズ群L3を光軸に沿って物体側から像側へ移動させることで、無限遠から近距離物体にフォーカシングを行うことを特徴とする、請求項1乃至請求項のいずれかに記載の防振機能を有する大口径望遠ズームレンズ。
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