JP5658260B2 - 無線ネットワークの省電力動作のための遊休タイムアウトの報知時間のための方法及びシステム - Google Patents

無線ネットワークの省電力動作のための遊休タイムアウトの報知時間のための方法及びシステム Download PDF

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Description

本発明は、一般的に無線通信に係り、特に、無線ネットワークにおける省電力動作のためのものに関する。
ビーコンフレームは、一般的に複数の無線デバイスを含む無線通信ネットワーク内のタイミングを割り当て、通信管理情報を設定するために使われる。ビーコンフレームは、無線周波数(Radio Frequency:RF)チャネルを介する無線通信のために、ネットワーク内の無線装置に通信スケジュールタイミング割り当てを提供できる。
60GHz無線周波数帯域は、IEEE 802.11n無線通信標準に比べてさらに高いデータ通信比率(例えば、10倍ほど)を提供できる。しかし、ビーコン伝送は普通それらの放送環境のため非常に低速で動作するので、60GHzの無線通信ネットワークに相当する制御オーバーヘッドを生成している。
本発明の実施形態は、無線通信媒体を介する無線通信を提供する。
一実施形態として、本発明は、報知時間(Announce Time:AT)期間内の遊休タイムアウト間隔に基づいて、無線通信ステーションがAT期間内に省電力状態への進入可能時間を表示するスケジュールを生成することを含むプロセスを提供する。
AT期間は、ビーコン間隔内のビーコン伝送以後の期間を含む。
他の実施形態として、本発明は、AT期間内の遊休タイムアウト間隔に基づいて、無線通信ステーションがAT期間内に省電力状態への進入可能時間を表示する省電力スケジュールを生成するスケジューリングモジュールを含む無線コーディネータステーションを提供し、AT期間は、ビーコン間隔内のビーコン伝送以後の期間を含む。
他の実施形態として、本発明はAT期間内の遊休タイムアウト間隔に基づいて、無線通信ステーションがAT期間内に省電力状態への進入可能時間を表示する省電力スケジュールを生成するスケジューリングモジュールを含む無線コーディネータステーションを備える無線通信システムを提供し、AT期間は、ビーコン間隔内のビーコン伝送以後の期間を含む。
無線通信システムは、無線通信媒体を介してコーディネータステーションから省電力スケジュールを受信し、省電力スケジュールによって省電力状態に入るために設定された省電力モジュールを含む少なくとも一つの無線通信ステーションをさらに備える。
本発明の前記のまたは他の特徴、観点及び長所は、添付した詳細な説明、請求項及び図面により説明される。
本発明は、省電力ステーション(Station:STA)に好適に期間動作を行えるようにし、AT動作をSTA及びコーディネータが追跡可能にする。
本発明の一実施形態による、省電力が具現された無線通信システムのブロックダイアグラムである。 本発明の一実施形態による、省電力動作で遊休タイムアウトの報知時間(AT)のためのビーコン間隔(Beacon Interval:BI)伝送スケジュールの一例を示す図である。 本発明の一実施形態による、省電力動作で多様なAT遊休タイムアウトポリシーのためのタイムアウト期間同士の関係についての一例を示す図である。 本発明の一実施形態による、省電力動作をためにATの間にポーリング(Polled)される無線ステーションの動的/活動リストの一例を示す図である。 本発明の一実施形態による、省電力動作のための修正されたミリメートルウェーブ(mmWave)non−PCP STA性能情報要素を示す図である。 本発明の一実施形態による、省電力動作のためのmmW BSSパラメータ設定フィールドの一例を示す図である。 本発明の一実施形態による、省電力動作のためのAT遊休タイムアウト情報要素(Information Element:IE)の一例を示す図である。 本発明の一実施形態による、省電力動作のためのmmWave動作要素の一例を示す図である。 本発明の一実施形態による、省電力動作のための無線通信システムにおける無線ステーションの運営プロセスのフローチャートである。 本発明の一実施形態による、省電力動作のための図6の無線ステーション動作と連係する無線通信システムにおけるコーディネータの運営プロセスのフローチャートである。 本発明の一実施形態による、省電力が具現された無線通信システムのさらに細部的なブロックダイアグラムである。 本発明の一実施形態の具現に有用なコンピュータシステムで設定された情報プロセシングを示す、高いレベルのブロックダイアグラムである。
本発明の実施形態は、無線ネットワークで省電力動作のための遊休タイムアウトの報知時間を提供する。
図1Aに示したように、本発明による無線通信ネットワーク5の一実施形態は、無線送信器及び/または受信器装置及び無線コーディネータステーション6を含む、無線通信媒体(例えば、無線周波数帯域)を介するデータ通信のためのフレーム構造を具現する無線通信ステーション7などの複数の(m)電子無線デバイスを備える。少なくとも一つの無線ステーション7は、省電力無線ステーションを含む。
フレーム構造(ビーコンフレームで表示)のような構造は、メディアアクセス制御(Media Access Control:MAC)階層及び物理(Physical:PHY)階層により具現される。無線送信器でMAC階層は、MACサービスデータユニット(MAC Service Data Unit:MSDU)を受信し、MACプロトコルデータユニット(MAC Protocol Data Unit:MPDU)を構成するために、MSDUにMACヘッダを添付する。MACヘッダは、発信元アドレス(Source Address:SA)及び宛先アドレス(Destination Address:DA)などの情報を含む。MPDUは、PHYサービスデータユニット(PHY Service Data Unit:PSDU)の一部であり、MPDUは、PHYプロトコルデータユニット(PHY Protocol Data Unit:PPDU)を構成するように、PHYヘッダ(すなわち、PHYプリアンブル)を添付するために送信器のPHY階層に伝送される。PHYヘッダは、コーディング/変調方式を含む伝送方式を決定するためのパラメータを含む。無線通信媒体(例えば、無線通信チャネル)を介して無線送信器から無線受信器へのパケットの伝送前、PPDUにプリアンブルが添付され、プリアンブルは、チャネル推定及び動機化情報を含む。
ビーコンフレームは縮少された情報を含むことができ、ビーコンフレームの割り当て及び管理情報のほとんどは、報知時間(AT)期間と呼ばれる以後時間に移動し、ユニキャストフレームは、さらに高いデータレートで伝送される。
本発明の一実施形態は、省電力を可能にするために無線通信ネットワーク5内の各省電力(Power Saving:PS)無線ステーション(STA)のための報知時間(AT)伝送スケジュールを区切って表す方法及びシステムを含む。本明細書に記載された本発明の一実施形態によれば、ATの開始時間がビーコンフレーム内に表示され、ATの終了時間(及び/または長さ)表示される。これは、無線通信ネットワークで省電力無線ステーション(STA)のための区切られるアウェイク時間を引き起こし、省電力(PS)動作を改善する。
本発明の一実施形態は、アウェイク無線ステーションは電気的電力消耗を低減させることで(例えば、通信を低減させることで)省電力状態(またはドーズ状態(doze off))状態に入る。アウェイク状態では、無線ステーションは省電力状態よりさらに多くの電力を消耗する。
一実施形態で、本発明は、コーディネータステーションがさらなるフレームを送らない場合またはATの間にフレーム損失がある場合に省電力動作を改善する。特に本発明の一実施形態で、AT伝送スケジュールは省電力スケジュールを含み、AT遊休タイムアウトプロセスを使用して、ATの間にリアルタイムで、省電力無線ステーション(Power Saving Wireless Stations:PS−STAs)に表示される。これらのプロセスは、省電力無線ステーションでそれらのアウェイクビーコン間隔(Beacon Intervals:BIs)内のそれらのウェークアップ期間を決定するために適用される。
ATの間に、無線通信ネットワーク(例えば、無線ネットワーク5)で無線コーディネータ(例えば、無線コーディネータ装置/ステーション6)によりスケジュール割り当てが伝送された時、ATの間にフレーム損失があるか、またはコーディネータがさらなるフレームを省電力無線ステーションに伝送しない場合には、コーディネータは遊休タイムアウトを表示するためにAT遊休タイムアウトプロセスを利用でき、省電力無線ステーションは、各省電力無線ステーションがビーコン間隔(Beacon Interval:BI)の休息のためにアウェイクに留まらず、いつ省電力状態に入れるかを決定できる。コーディネータは、AT伝送シーケンスを決定するために動的STAリストを保持し、使用する。このリストは、それらの電力感度レベルに基づいてステーションを分類して分離する。コーディネータは、ATが続く間にパラメータ設定に基づいて動的にアップデートされる。
BI内にATが存在し、ATの長さは、BIがAT段階(Phase)に入る時にステーションに予め知られていない。コーディネータは、AT期間の間に指示フレームをステーションに伝送し、ステーションは、コーディネータ及び各ステーションの全てにより知られたATの一部分の間にこれらのフレームに受信/応答するために、アウェイク状態に留まる。指示フレームは、ビームフォーミング伝送などの指向性伝送を用いてコーディネータからステーションに送られる情報のフレームを含む。コーディネータによりステーションに送られる指示フレームは、ステーションがいつドーズ(すなわち、省電力)状態に入れるかを指示する特定タイミングまたはスケジュールを含む。これに加えて、スケジュールは、ステーションがドーズ状態にいかほど長く留まるかを表示できる(すなわち、ステーションがいつアウェイクすべきかを表示)。
本発明の実施形態は、アウェイク状態に留まる間にAT遊休間隔に基づいて、ステーションが省電力(ドーズ)状態に入れるかどうかを表示して決定可能にする。一実施形態で、遊休タイムアウトクロック/タイマーは、一般的にステーションとコーディネータとの間で発生を観察できる一連の予め定義されたイベントが発生する時にリセットされる(例えば、ステーションがコーディネータから有効なフレームを受信または聴取(Overhear)する場合)。他の実施形態で、コーディネータから所定のトリガーフレームの受信時、ステーションは受信したフレーム内に運搬されるか、またはコーディネータと以前に合意した新たなアウェイクポリシーを始める。
一例として、N遊休タイムアウトポリシーはMレベルの電力感度のステーションに割り当てられ、さらに小さな電力感度のステーションは、境界が緩く区切られるか(loosely bounded)、または区切られていない(unbounded)タイムアウトポリシーを獲得し、さらに大きい電力感度のステーションは、境界のはっきりと区切られた(tightly bounded)タイムアウトポリシーを獲得する。コーディネータは、ATの間に伝送シーケンスを決定するために、動的なポリシーに基づくステーションリストを保持する。伝送の不在(Absence)は、コーディネータからの割り当て/要請がないという表示として使われる。相異なるレベルの電力感度ステーションは相異なるAT開始地点を割り当てられる。コーディネータは、適応的にステーションのAT遊休タイムアウトポリシーを知らせて/調節する。
図1Bは、本発明の一実施形態による、省電力動作で遊休タイムアウトの報知時間(AT)のためのビーコン間隔(BI)伝送スケジュール10の一例を図示する。ビーコンフレーム(ビーコン)はBI内に存在する時、BIは一般的に、ビーコン伝送及び無線ステーション間の無線通信のためのビームフォーミングトレーニングなどの指向性伝送トレーニング段階と共に始まる。ビームフォーミングのためのアンテナトレーニングは、増加した信号の質(高い指向性アンテナビームフォーミングゲイン及び狭い方向から伝送される信号を操縦することで延びた通信範囲を提供する。
BI内にATが存在する時、AT期間は、ビームフォーミングトレーニング期間以後に直ちに後続し、データ伝送が始まる時に終了する。省電力ステーションのアウェイクBIで、省電力ステーションは、ビーコンタイム(Beacon Time:BT)期間の間にアウェイク状態に留まり、ビームフォーミングトレーニング期間の間にドーズ状態になる(すなわち、省電力状態に進入する)。本発明の実施形態は、ステーションが電力消耗を低減させるためにAT内の特定時間にドーズ状態になるかどうかを動的に決定可能にする。したがって、ステーションは全体ATの間にまたは最悪の場合に残っているBIの間に起きている必要がない。
一実施形態として、コーディネータは他のステーション電力感度のレベルのために、N報知時間遊休タイムアウトポリシーP1,P2,…PNを使用する。一般性を失わず、P1が高い電力感度ステーションを示し、PNが電力感度が低いか、または電力感度のないステーションを示すと仮定する。各ポリシーPj(j=1,2,…,N)は2つの変数:Sj及びWjに特定され、Sjは、Atの開始時間を表し、Wjは、Pjポリシーステーションの遊休タイムアウト間隔を表す。
ビーコンフレームは、P1,P2,…,PNポリシーステーションに対応するための開始時間S1、S2…、SNを表示する。一例として、図1Bは、BI内のAT及びアウェイクBIでのP2ポリシーステーションの動きが見せる、3つの異なるシナリオのP2ポリシーステーションの動きを図示する。
P2ポリシーステーションは、省電力ステーション(Power Saving Station:PS−STA)であり、コーディネータからビーコンフレームを受信し、P2ポリシークラスステーションのAT開始に対して調べるために、PS−STAのアウェイクBI内のビーコンタイム(Beacon Time:BT)の間に覚める。P2ポリシーステーションはBTの最後でドーズ状態に入り、指定されたAT開始時間であるS2に覚める。S2で、P2ポリシーステーションは、遊休タイムアウト間隔時間を表示する値であるW2で遊休カウントダウンタイマーを始める。カウントダウンが終わる時、ステーションは残ったAT期間中に省電力状態に入る。
本発明による第1例示シナリオで(すなわち、図1Bのシナリオ1)、P2ポリシーステーションは遊休状態に残り、遊休タイムアウト期間W2が終わるまでコーディネータからいかなる指示フレームも受信しないので、P2ポリシーステーションはドーズ状態に入れる。コーディネータは、残ったAT期間にP2ポリシーステーションにいかなるフレームも送ってはいけない。指示フレームがコーディネータから送られない場合、P2ポリシーステーションは、コーディネータに応答または確認(Acknowledge:ACK)フレームを送られなくなる。コーディネータ及びP2ポリシーステーションは、カウントダウンタイマーをW2値に維持し、P2ポリシーステーションは、コーディネータに混乱を与えずに遊休タイムアウト間隔W2の最後でドーズ状態に入る。
ビーコンフレームは、一般的にBT期間中に送られる放送フレームであり、一方、指示フレーム(すなわち、ユニキャストフレーム)は、AT期間内にコーディネータと意図された受信器との間のみに伝送される(すなわち、一対一通信)。
本発明による第2例示シナリオ(すなわち、図1Bのシナリオ2)で、P2ポリシーステーションは、遊休タイムアウト間隔W2の最後の前にコーディネータ(PCP)から要請フレームRqを受信し、P2ポリシーステーションは、応答フレームRs(例えば、ACK)で応答する。一実施形態で、要請フレームRqは、コーディネータからステーションに送られる指示(ユニキャスト)フレームを含む。コーディネータから送られる指示フレームは、いつP2ポリシーステーションがドーズ状態に入るか(またオプションとしてどれだけ長くドーズ状態にいられるか)を指示する特定のタイミングまたはスケジュールを提供し、P2ポリシーステーションはそれに応じて動作する。図1Bに示した例でコーディネータはP2ポリシーステーションに、AT期間のアウェイク状態に留まることを指示する。
本発明による第3例示シナリオで(すなわち、図1Bのシナリオ3)、コーディネータは、P2ポリシーステーションがいつドーズ状態に入れるかを表示するタイミングまたはスケジュールに対して、P2ポリシーステーションに明示的に指示しないこともある。その代りに、コーディネータからの指示フレームの受信時、P2ポリシーステーションは、P2ポリシーステーションのタイマーをW2(またはコーディネータ及びステーション両方とも知っている他の値であるW2’)にリセットし、タイムアウトカウントダウンプロセスを始める。
指示フレームは管理情報を含み、AT期間中に送られ、一般的にコーディネータ及び受信器ステーション間の要請及び応答フレームを伴う。図1Bの一実施形態で、伝送スケジュール10は、いつステーションがドーズ(省電力)状態に入れるかを指示する特定タイミングまたはスケジュールを提供する省電力スケジュールを含む。さらに、スケジュールはいかほど長くステーションがドーズ状態に留まりうるかを表示できる(すなわち、いつステーションがアウェイクすべきか、またはいつ省電力モードにあるべきかを表示)。
省電力(PS)スケジュールは、指示フレーム内に含まれることが要求されない。一実施形態で、省電力スケジュール情報(タイムアウトW値である場合)はビーコンタイムまたはAT期間内に伝送され、省電力スケジュール情報は、PCP(Personal basic service set coordination point)が新たなW値を送るまで複数のビーコン間隔(Beacon Intervals:BIs)を介して適用されるように続く。これらの省電力スケジュールは、(1)PCPと各省電力ステーション(Power Saving Station:PS−STA)両方ともにより予め同意されたAT期間遊休タイムアウト手順、(2)PCPにより設定されたW値に基づいて決定される。
他の実施形態として、省電力ステーションタイムアウトW2は、コーディネータからの指示フレームを受信を止めるだけでなく、コーディネータ及び省電力ステーションともにより共通的に観察できるイベントの集合を止める必要がある。例えば、省電力ステーションは、コーディネータが送る有効なフレームを聴取する場合にタイムアウト間隔W2を止めることができる。
他の実施形態で、開始時間S1,S2,…,SNの値は特定順序を持っていない。さらに、図2のチャート20で図示されたところによって、P1は、最もはっきりと境界が区切られたATポリシーを表すと仮定すれば:タイムアウト間隔ウィンドウサイズW1,W2,…,WNの値は、次のような順序(1)による。
W1≦W2…≦WN (1)
WNの最大値は、PNポリシーステーションが、BIが残っている間にはアウェイク状態に留まねばならないということを意味するBIの最後により境界が区切られる。これは、普通電力感度のないステーションの場合である。
他の実施形態として、コーディネータは、複数のステーションのクラスのためのAT遊休タイムアウトポリシー及びタイマーの集合(aggregate)を明示できる(例えば、指示フレーム基盤タイマー(Wxを使用)または、有効なフレーム基盤タイマー(Wy利用)が満了する時のタイムアウト)。
コーディネータは、ATの間に指示フレームを伝送する予定であるステーションの動的活動リストを保持する。コーディネータに保持している動的活動リスト30の一例が図3に図示される。コーディネータは、ステーションのリストを、ステーションが使用するATタイムアウトポリシー(P1,P2,…,PN)に基づいて分類する。AT段階の開始でコーディネータは、ステーションi STAiのためにタイムアウト値tiを遊休タイムアウト値Wjに設定し、jは、ポリシーPjのインデックスであってSTAiに属しており、iは、無線ステーションの索引のような整数である。
活動リスト30内の各STAiのために、STAiのための迫るタイムアウト時間を表示する関連パラメータであるtiが存在する。i=1,2,…,8であり、8個の無線ステーションのための図3の例は、リスト30がSTA1(t1)、STA5(t5)、STA3(t3)、STA8(t8)、STA6(t6)、STA2(t2)、STA4(t4)及びSTA7(t7)を含むことを示す。もし、ステーションSTAiでti値が現在時間より大きい場合、STAiは、コーディネータの活動リストを除去する。
コーディネータは、動的に活動リスト30及びATの間のタイムアウト値tiをアップデート/リフレッシュする。ATの間に経時的にさらなるSTAが、タイムアウトされるにつれてリストから除去される(tiが現在時間より大きい場合を意味する)。もし、コーディネータがSTAiにタイミング/スケジュールを伝達し、ATの間にコーディネータがSTAiに送るさらなるフレームを持っていない場合、STAiはリストから除去される。もし、コーディネータがSTAiのための情報及び/または通信スケジュール割り当てを持っていない場合、コーディネータは、STAiにいかなるフレームも送らずに直ちに活動リストからSTAiを除去できる。
無線ギガビットアライアンス(Wireless Gigabit Alliance:WiGig)における本発明の適用例示が後述される。WiGigは、60GHz周波数帯域以上のマルチギガビット速度の無線通信技術動作に適用される。WiGigは、家電製品(Consumer Electronics:CE)及び無線通信装置を備える他の電子装置などの、無線ローカル領域ネットワーク及び無線ローカル領域装置のための60GHz周波数帯域における無線信号伝送のための無線デジタルネットワークインターフェース産業仕様を定義するための業界主導の努力である。
本発明の実施形態でない場合に、非コーディネータ(Non−Coordinator)ステーションは、BI内のサービス期間(Service Period:SP)スケジュール情報をのがした時、コーディネータが以後にステーションにフレームを伝送する場合には、ステーションはBIの期間中にアウェイク状態に留まる。もし、省電力ステーションがのがしたサービス期間(SP)スケジュール情報がAT期間中に送られる場合、ステーションはいつATが終わり、BI期間中にアウェイク状態に留まるかどうかについて分からなくなる。これは、省電力ステーションに望ましくない。
WiGig無線ローカル領域ネットワークのための本発明の一実施形態によれば、AT遊休タイムアウトを活用するために、図4Aに示したように“AT遊休タイムアウト”フィールド、がミリメートルウェーブ(mmWave)non−PCP(non Personal Basic Service Set(PBSS) Control Point)STA性能情報に追加される。PCPは、PBSS内の図1Aのコーディネータ6などと同一である。省電力ステーション(Power Saving STA:PS−STA)は、提案されたATタイムアウト方法の使用を望むPCPに表示するために、AT遊休タイムアウトフィールドを設定する。
さらに、本発明によれば、AT遊休タイムアウト情報要素(Information Element:IE)50は、図5Aに示したように定義され、AT遊休タイムアウト情報要素は、ポリシーの特定のためにPCPにより送られる。PCPは、PBSSのコーディネータと同一である。最も基本的な形態として、2レベルのポリシーのみ使われ、省電力ステーション(PS−STA)(P1)及び非省電力ステーション(non−PS−STA)(P2)のためのそれぞれの開始時間は、S1=S2=AT開始時間である。この場合、W2は異なって特定されていなければ、BI内で境界が区切られない。W1の値を設定するためのパラメータのみ必要であり、これは、AT遊休タイムアウト情報要素(the AT Idle Timeout IE)内のATタイムアウトウィンドウフィールドにより特定される。
PCPは、省電力スケジュールとして、ミリメートルウェーブ(mmWave)non−PCP STA性能情報(Capability Information)内のAT遊休タイムアウトフィールドを“1”に設定して、関連するSTAにAT遊休タイムアウト情報要素(AT Idle Timeout IE)50を送ることができる。もし、STAは、“mmW non−PCP STA性能情報”(そして、もし該当する場合には、AT遊休タイムアウト情報要素を受信し)内のAT遊休タイムアウトフィールドを設定し、AT内のAT遊休タイムアウトでいかなるフレームも受信していなければ、STAはドーズ状態に入れる。AT遊休タイムアウト時間で、もし、PCPがSTAと成功的な要請/応答ダイアログが完了していなければ、PCPは、ATの残る期間中にこのSTAに指示フレームを送られない。
本発明の他の実施形態によれば、AT遊休タイムアウトを活用するために、図4に示したように“MinBIHeaderDuration”フィールドを、ミリメートル−ウェーブ(mmWave)動作情報要素のWiGigmmWave基本サービス集合パラメータ設定フィールド41に追加する。本発明の一実施形態によって、PCPはこのフィールドを、省電力スケジュールのためのポリシーのパラメータを特定するために使用する。最も基本的な形態として、2レベルのポリシーのみ使われ、省電力ステーション(すなわち、ポリシーP1)及び非省電力ステーション(すなわち、ポリシーP2)のためのそれぞれの開始時間は、S1=S2=AT開始時間である。この場合、W2は、異なって特定されていなければ、BI内で境界が区切られない。W1の値を設定するためのパラメータのみ必要であり、これは、MinBIHeaderDurationフィールドにより特定される。
図5Bは、本発明の一実施形態によるmmWave動作要素51の一例を図示する。もし、省電力ステーションが、AT内のMinBIHeaderDuration時間にPCPからいかなるフレームも受信していなければ、省電力STAはドーズ状態に入る。MinBIHeaderDurationで、もしPCPが、ステーションと成功的な要請/応答ダイアログを完了しなければ、PCPはATの残る期間中に、このSTAに指示フレームを送られない。明示されたように、PCPはPBSS内のコーディネータと同一である。
図6は、本発明の一実施形態による無線通信ネットワーク内の、コーディネータとPnクラスSTAの動作のための例示プロセス60を示し、n=1,2,…,Nである。プロセス60は、次のようなプロセスブロックを含む。
ブロック61:アウェイクBIの開始でウェークアップ
ブロック62:ビーコンを受信、できればSn及びWnをアップデート
ブロック63:AT開始時間SNにウェークアップ
ブロック64:ローカルタイマーをWnに設定し、カウントダウンのためにタイマーを開始
ブロック65:フレーム受信?もしそうであれば、ブロック66に進行、そうでなければ、ブロック69に進行
ブロック66:フレーム受信に対して応答またはACK
ブロック67:フレーム内の無線通信による、通信のための明確なスケジュールを受信?もしそうであれば、ブロック68に進行、そうでなければ、ブロック70に進行
ブロック68:残ったBIでスケジュールによる。終了。
ブロック69:タイマータイムアウト?もしそうであれば、ブロック71に進行、そうでなければ、ブロック65に進行
ブロック70:所定のポリシーによってローカルタイマーをリセット/更新。リセット/更新値は具現に依存できる。
ブロック71:省電力のために残ったBIでドーズできる。終了。

図7は、本発明の一実施形態による無線通信ネットワーク内のコーディネータの動作のための例示プロセス80を示す。プロセス80は、次のようなプロセスブロックを含む。
ブロック81:ステーション(STA)を動的活動リストに分類し、ローカルタイマーを初期化
ブロック82:ステーション活動リスト(STA Active list)が空いているか?もしそうであれば、ブロック89に進行、そうでなければ、ブロック83に進行
ブロック83:活動リストでステーション(STA)を選択し、選択されたステーション(STA)に指向性フレームを伝送
ブロック84:ステーションi STAiのタイムアウト値(ti)をリセット、または現在時間よりタイムアウト値が小さいならば、活動リストから除去
ブロック85:活動リストの他のステーション(STA)のためにタイマーを更新
ブロック86:タイムアウトされたステーションがあるか?もしそうであれば、ブロック87に進行、そうでなければ、ブロック88に進行
ブロック87:タイムアウトされたステーション(STAs)を活動リストから除去。ブロック88に進行
ブロック88:ATがほぼ終わるか?もしそうであれば、ブロック89に進行、そうでなければ、ブロック82に進行
ブロック89:終了。
このように本発明の実施形態は、省電力ステーション(PS−STA)に好適にAT期間動作を許し、ステーション及びコーディネータ両方に、さらに追跡しやすくAT動作を許す。コーディネータによるATの動的制御は、効率性を提供する。省電力STAに対するサービス期間(SP)スケジュール情報通信オーバーヘッドは低減する。コーディネータにより促進されたAT伝送スケジュールが、省電力ステーションのために使われる。マルチ−レベル省電力基盤時間境界区切り差別サービス(Multi−Level PS−based time bounded differentiated service)が、ATの間に提供される。
遊休タイムアウト間隔の長さは、あらゆるステーション(STA)のために固定されるよりは変わる。AT期間に基づいた無線チャネル接続はポーリング期間を含み、コーディネータは、STAの共有された無線チャネルの接続のために、無線チャネル接続(非競争(non−contention))を管理する。要請及び応答フレームは、AT期間中に無線チャネル管理のためにコーディネータとステーション(STA)との間で通信される。
図8は、本発明の一実施形態を具現した一例の無線通信ネットワークシステム200ブロックダイアグラムを示す。システム200は、無線周波数チャネルを介するオーディオ/ビデオ情報の無線伝送などの、無線データ通信のための無線送信器ステーション202(図1AのSTA1のような)、及び無線受信器ステーション204(図1AのSTA2のような)を備える。システム200はまた、無線ネットワークで通信可能にする無線コーディネータ装置235(図1Aのコーディネータ6のような)を備える。ステーション202及び204は、本明細書で説明する省電力ステーションでありうる。
送信器202は、物理(PHY)階層206、メディア接続制御(MAC)階層208及びアプリケーション階層210を備える。MAC階層208は、図6について説明されたプロセス60のように、本明細書で説明している、本発明の実施形態による省電力プロセスを具現する省電力モジュール209を備える。省電力モジュール209はまた必要ならば、カウントダウンタイマーを具現する。PHY階層206は、帯域プロセスモジュール230の統制下にある送信/受信信号のための周波数(Radio Frequency:RF)通信モジュール207を備える。帯域プロセスモジュール230は、制御情報及び他の情報が通信できるように許す。
アプリケーション階層210は、ビデオストリームをパケット化し、かつMAC階層208によりMACパケットに変更するためのオーディオ/ビジュアル(A/V)事前処理モジュール211を備える。アプリケーション階層210は、パケットの伝送のための周波数チャネル時間ブロックを予約するために、ストリーム伝送要請及び制御命令を送るAV/C制御モジュール212をさらに備える。一実施形態として、送信器202は、本発明の実施形態による構成として、ハードウェアプロセッサー、メモリ、ロジック、集積回路(図示せず)をPHY階層の一部としてさらに備える。
送信器202は、PHY階層214、MAC階層216及びアプリケーション階層218を備える。MAC階層216は、図6について説明されたプロセス60のように、本明細書で説明している、本発明の実施形態による省電力プロセスを具現する省電力モジュール217を備える。PHY階層214は、帯域プロセスモジュール231の統制下にある送信/受信信号のためのRF通信モジュール213を備える。アプリケーション階層218は、MAC階層216により受信された、MACパケットのビデオ情報をストリームにをデパケット化するためのA/V後処理モジュール219を備える。デパケット化とは、無線送信器ステーション202のアプリケーションレイヤー210内のAV事前処理モジュール211によるパケット化の反対である。アプリケーション階層218は、ストリーム制御及びチャネル接続を処理するAV/C制御モジュール220をさらに備える。
省電力モジュール209はまた必要ならば、カウントダウンタイマーを具現する。PHY階層206は、帯域プロセスモジュール230の統制下にある、送信/受信信号のための周波数(RF)通信モジュール207を備える。帯域プロセスモジュール230は、制御情報及び他の情報が通信可能に許す。ビームフォーミング伝送は、複数のチャネルで行われる。MAC/PHY階層は、ビームフォーミング通信などの指向性伝送のためのアンテナトレーニング及びビームスイッチング制御を行える。一実施形態として、送信器204は、本発明の実施形態による構成として、ハードウェアプロセッサー、メモリ、ロジック、集積回路(図示せず)をPHY階層の一部としてさらに備える。
類似して、無線コーディネータステーション235も、PHY階層236及びMAC階層238を備える。MAC階層236は、図7について説明されたプロセス80のように、明細書に記載された本発明の実施形態による省電力スケジューリングを具現するスケジューリングモジュール239を備える。スケジューリングモジュール239はまた必要な場合、カウントダウンタイマーを具現する。PHY階層238は、送信器202及び受信器204と類似した構成要素を含む。
このように一実施形態で、STA 202、204それぞれは、それらのMAC階層208、216それぞれでプロセス60を具現する。さらに、コーディネータ235は、MAC階層236でプロセス80を具現する。一実施形態で無線システム200は、明細書に記載されたように、本発明の実施形態によって強化したIEEE 802.11などの無線ローカル領域ネットワーク(Wireless Local Area Network:WLAN)を含む。
60GHz周波数帯域無線ネットワークなどの、mmWave無線通信のためのシステム200内の本発明の一具現例は、WiGigアプリケーション(例えば、A/V装備、ネットワークデバイス、PC及び小型機器(Handheld)などのあらゆるクライアントタイプ)に有効である。WiGigネットワークの一例は、多重−秒当たりギガビット(Gigabits per Second:Gbps)の物理(PHY)階層データ伝送率を支援するために、60GHz帯域mmWave技術を活用する。
当業界で周知のように、本発明によって本明細書で前述した例示構造は、無線装置、無線送信器/受信器、無線ネットワークなどでプロセッサーにより行われるためのプログラム命令語、ソフトウェアモジュール、マイクロコード、コンピュータで読み取り可能なメディアであるコンピュータプログラム商品、論理回路、アプリケーション特定集積回路、ファームウェア、家電製品などの多くの方式で具現される。さらに、本発明の実施形態は、完全にハードウェアで形成された実施形態、完全にソフトウェアで形成された実施形態、またはハードウェア及びソフトウェア構成要素の両方を含む実施形態でありうる。
図9は、本発明の一実施形態の具現のために有用なコンピュータシステム100を含む情報処理システムを示す、高いレベルのブロックダイアグラムである。コンピュータシステム100は、少なくとも一つのプロセッサー101を備え、電気ディスプレイ装置102(グラフィック、テキスト及び他のデータを表示するための)、メインメモリ104(すなわち、ハードディスクドライブ)、脱着可能な保存装置105(すなわち、脱着可能な保存ドライブ、脱着可能なメモリモジュール、磁気テープドライブ、光ディスクドライブ、コンピュータソフトウェア及び/またはデータが保存された、コンピュータで読み取り可能な媒体)、ユーザインターフェース106(例えば、キーボード、タッチスクリーン、キーパッド、ポインティング装置、及び通信インターフェース107(例えば、モデム、ネットワークインターフェース[イーサネット(登録商標)カードのような]、通信ポート、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)スロット及びカード)をさらに含む。通信インターフェース107は、ソフトウェア及びデータがコンピュータシステムと外部装置との間で移動可能にする。システム100は、前述したデバイス/モジュール101から107が連結された通信インフラ108(例えば、通信バス、クロスオーバー・バーまたはネットワーク)を含む。
通信インターフェース107を通じて移動した情報は、電子、電磁気、光信号または信号を運搬する通信リンクを通じて通信インターフェース107により受信される他の信号で形成でき、ワイヤーまたはケーブル、光ファイバー、電話線、携帯電話連結、周波数連結及び/または他の通信チャネルを使用して具現できる。コンピュータプログラム命令語は、コンピュータ具現プロセスを作るための一連の動作を行うために、本明細書のブロックダイアグラム及び/またはフローチャートが、コンピュータ、プログラム可能なデータ処理装置または処理デバイスにロードされる。
本発明の実施形態は、フローチャート、図面及び/または方法のブロックダイアグラム、本発明の実施形態による装置(システム)及びコンピュータプログラム製品を参照して記載された。各図面/ダイアグラム、またはその組み合わせは、コンピュータプログラム命令語により具現できる。コンピュータプログラム指示語は、プロセッサーが、機械を製造するか、またはフローチャート及び/またはブロックダイアグラム内に特定された機能/動作を具現するための生産手段に提供された時、プロセッサーを通じて行われる指示語である。本発明の実施形態で具現するフローチャート/ブロックダイアグラム内の各ブロックは、ハードウェア及び/またはソフトウェアモジュールまたはロジックで表現できる。代案的な具現においてブロックに明示された機能は、図面に記載された順序に関係なく同時に発生できる。
“コンピュータプログラム媒体”、“コンピュータ使用可能媒体”、“コンピュータで読み取り可能な媒体”、及び“コンピュータプログラム製品”用語は、一般的にメインメモリ、第2メモリ、脱着可能なドライブ、ハードディスクドライブに設置されたハードディスク及び信号などのメディアを表す。これらのコンピュータプログラム製品は、コンピュータシステムにソフトウェアを提供するための手段である。コンピュータで読み取り可能な媒体は、コンピュータシステムがデータ、指示語、メッセージまたはメッセージパケット及びコンピュータで読み取り可能な媒体から、他のコンピュータで読み取り可能な情報を読み出すように許す。例えば、コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、フロッピー(登録商標)ディスク、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、ディスクドライブメモリ、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)及び他の永久的な保存装置などの不揮発性メモリを含む。例えば、コンピュータシステムの間にデータ及びコンピュータ指示語などの情報を運搬するのに有効である。コンピュータプログラム指示語は、フローチャート及び/またはブロックダイアグラムブロックまたはブロック内に特定された機能/動作を具現する指示語を含む製造記事を生成する、コンピュータで読み取り可能な記録媒体が指示語を保存するように、コンピュータ、他のプログラム可能なデータ処理装置または特別の方式の機能のための他の装置を指示できる、コンピュータで読み取り可能な媒体内に保存される。
さらにコンピュータで読み取り可能な記録媒体は、有線ネットワークまたは無線ネットワークを含むネットワーク連結及び/またはネットワークインターフェースなどの、一時的な状態媒体内のコンピュータで読み取り可能な情報を含むことができ、これは、コンピュータで読み取り可能な情報をコンピュータが読み出すように許す。コンピュータプログラム(すなわち、コンピュータ制御ロジック)は、メインメモリ及び/または第2メモリに保存される。コンピュータプログラムはまた、通信インターフェースを介して受信される。これらのコンピュータプログラムは、実行される時に本明細書に記載された本発明の特徴をコンピュータシステムが行えるようにする。特に、コンピュータプログラムが実行される時、コンピュータシステムの特徴をマルチコアプロセッサーが行えるようにする。これらのコンピュータプログラムは、コンピュータシステムのコントローラを表現する。
たとえ本発明は特定バージョンを参照して記載されたとしても、他のバージョンも可能である。したがって、特許請求の範囲は明細書に含まれた、明細書で好まれるバージョンにより制限されるものではない。

Claims (57)

  1. 無線通信媒体を介して無線通信する方法において、
    報知時間(Announcement Time:AT)期間内の遊休タイムアウト間隔に基づいて、前記AT期間内に一つ以上の無線通信ステーションがいつ省電力状態へ進入するかを表示するスケジュールを生成する段階を含み、
    前記AT期間は、ビーコン間隔(Beacon Interval:BI)内のビーコン伝送以後の期間を含み、
    相異なる電力感度を有する無線通信ステーションは相異なるタイムアウトポリシーを獲得することを特徴とする無線通信方法。
  2. 前記AT期間内に一つ以上の無線通信ステーションがいつ省電力状態へ進入するかを表示するスケジュールを生成する段階は、前記一つ以上の無線通信ステーションが前記省電力状態に留まりうる時間の長さを表示する段階をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の無線通信方法。
  3. 前記AT期間中に、リアルタイムで無線ネットワーク内のコーディネータから省電力無線通信ステーションに無線で前記スケジュールを提供する段階と、
    各省電力無線ステーションが、BI内でウェークアップスケジュールを決定するために前記スケジュールを活用する段階と、をさらに含む請求項1に記載の無線通信方法。
  4. タイムアウトポリシーを、無線通信ステーションの複数の電力感度レベルに割り当てることで、前記AT期間内に無線通信ステーションがいつ省電力状態へ進入するかを表示するスケジュールを生成する段階をさらに含む請求項3に記載の無線通信方法。
  5. 前記コーディネータは、前記スケジュールを決定するために動的なポリシーに基づく無線通信ステーションのリストを保持することをさらに含み、
    前記リストは、無線通信ステーションの電力感度レベルに基づいて、前記無線通信ステーションを分類して分離することを特徴とする請求項4に記載の無線通信方法。
  6. 前記コーディネータは、各AT期間中にパラメータ設定に基づいて、前記リストを動的にアップデートすることをさらに含む請求項5に記載の無線通信方法。
  7. N個の遊休タイムアウトポリシーを省電力無線ステーションのM個の電力感度レベルに割り当てる段階をさらに含み、
    前記電力感度レベルがより低い省電力無線ステーションは、制限が緩い、または制限がないタイムアウトポリシーを獲得し、電力感度レベルがより高い省電力無線ステーションは、制限が厳しいタイムアウトポリシーを獲得することを特徴とする請求項6に記載の無線通信方法。
  8. 前記AT期間中にフレーム損失がある場合、または前記コーディネータが前記省電力無線通信ステーションにさらなるフレームを送らない場合、前記コーディネータが遊休タイムアウトを表示するために、前記遊休タイムアウト間隔に基づいてカウントダウンタイムアウトタイマーを活用する段階と、
    各省電力ステーションがBIの残る期間の少なくとも一部分の間にアウェイク状態に留まらずに省電力状態への進入可能時間を、前記省電力無線ステーションが決定する段階と、をさらに含む請求項3に記載の無線通信方法。
  9. BIがAT期間に入る時に前記省電力無線ステーションに、前記AT期間の長さ(duration)が知られていない前記BI内に前記AT期間が存在することを特徴とする請求項8に記載の無線通信方法。
  10. 前記コーディネータは、前記AT期間中に指示フレーム(Directed Frames)を少なくとも一つの無線通信ステーションに無線で伝送し、各無線通信ステーションは、前記コーディネータと各個別的無線通信ステーションにより知られたAT期間の部分の間に、前記指示フレームに対する受信及び応答のためにアウェイク状態に残っている段階をさらに含む請求項9に記載の無線通信方法。
  11. 省電力無線ステーションが、前記スケジュール内の前記遊休タイムアウト間隔に基づいてカウントダウンタイムアウトタイマーを活用する段階と、
    前記省電力無線ステーションが前記コーディネータから指示フレームを受信される時、前記タイマーを遊休タイムアウト間隔でリセットする段階と、をさらに含む請求項10に記載の無線通信方法。
  12. 省電力無線ステーションが、前記スケジュール内の前記遊休タイムアウト間隔に基づいてカウントダウンタイムアウトタイマーを活用する段階と、
    前記省電力無線ステーション及び前記コーディネータで一般的に観察できる所定のイベントの集合が発生する時、前記タイマーをリセットする段階と、をさらに含む請求項10に記載の無線通信方法。
  13. 省電力無線ステーションが、前記スケジュール内の前記遊休タイムアウト間隔に基づいてカウントダウンタイムアウトタイマーを活用する段階と、
    前記コーディネータから指示フレームを受信する時、省電力無線ステーションが前記受信されたフレーム内に運搬されるか、または前記コーディネータと以前に同意された新たなアウェイクポリシーを始める段階と、をさらに含む請求項10に記載の無線通信方法。
  14. 省電力無線ステーションの相異なる電力感度レベルに対して、相異なるAT期間のタイムアウト間隔開始ポイントを割り当てる段階と、
    少なくとも一つの省電力無線ステーションにAT期間遊休タイムアウトポリシーを適応的に調整する段階と、をさらに含む請求項1に記載の無線通信方法。
  15. 前記無線通信媒体は、ミリメートルウェーブ(Milimeter−Wave:mmWave)無線チャネルを含み、
    前記無線通信ステーション及び前記コーディネータは、前記無線通信媒体を介して無線ローカル領域ネットワーク内で無線で通信するように設定されたことを特徴とする請求項3に記載の無線通信方法。
  16. 無線コーディネータステーションにおいて、
    報知時間(AT)期間内の遊休タイムアウト間隔に基づいて、前記AT期間内に無線通信ステーションがいつ省電力状態へ侵入するかを表示するスケジュールを生成するために設定されたスケジューリングモジュールと、
    少なくとも一つの無線通信ステーションの無線通信媒体を用いた無線通信のために設定された物理(PHY)階層と、を含み、
    前記AT期間は、ビーコン間隔(BI)内のビーコン伝送以後期間を含み、
    相異なる電力感度を有する無線通信ステーションは相異なるタイムアウトポリシーを獲得することを特徴とする無線コーディネータステーション。
  17. 前記スケジューリングモジュールは、無線通信ステーションの前記省電力状態の残余時間の長さを表示するようにさらに設定されたことを特徴とする請求項16に記載の無線コーディネータステーション。
  18. 前記スケジュールは、各省電力無線ステーションがBI内のウェークアップスケジュールを決定するために前記スケジュールを活用できるように、前記AT期間中に無線で無線ネットワーク内の省電力無線通信ステーションにリアルタイムで提供されることを特徴とする請求項16に記載の無線コーディネータステーション。
  19. 前記スケジューリングモジュールは、タイムアウトポリシーを無線通信ステーションの複数の電力感度レベルに割り当てることで、AT期間内に無線通信ステーションの省電力状態への進入時間を表示するスケジュールを生成するためにさらに設定されることを特徴とする請求項18に記載の無線コーディネータステーション。
  20. 前記スケジューリングモジュールは、動的なポリシーに基づく前記スケジュールを決定するための少なくとも一つの無線通信ステーションのリストを保持するためにさらに設定され、
    前記リストは、無線通信ステーションの電力感度レベルに基づいて前記無線通信ステーションを分類して分離することを特徴とする請求項19に記載の無線コーディネータステーション。
  21. 前記スケジューリングモジュールは、各AT期間中にパラメータ設定に基づいて前記リストを動的にアップデートすることを特徴とする請求項20に記載の無線コーディネータステーション。
  22. 前記電力感度レベルがより低い省電力無線ステーションは、制限が緩い、または制限がないタイムアウトポリシーを獲得し、前記電力感度レベルがより高い省電力無線ステーションは、制限が厳しいタイムアウトポリシーを獲得するように、N個の遊休タイムアウトポリシーを省電力無線ステーションのM個の電力感度レベルに割り当てることを特徴とする請求項21に記載の無線コーディネータステーション。
  23. 前記スケジューリングモジュールは、前記AT期間中にフレーム損失がある場合、または前記無線コーディネータステーションが前記省電力無線通信ステーションにさらなるフレームを送らない場合、前記無線コーディネータステーションが遊休タイムアウトを表示するために、前記遊休タイムアウト間隔に基づいてカウントダウンタイムアウトタイマーを活用するようにさらに設定され、
    各省電力無線通信ステーションは、BIの残る期間の少なくとも一部分の間にアウェイク状態に留まらずに省電力状態への進入可能時間を、少なくとも一つの無線通信ステーションが決定できることを特徴とする請求項18に記載の無線コーディネータステーション。
  24. BIがAT期間に入る時に、前記省電力無線ステーションに前記AT期間の長さが知られていない前記BI内に前記AT期間が存在することを特徴とする請求項23に記載の無線コーディネータステーション。
  25. 前記無線コーディネータステーションは、各無線通信ステーションが前記無線コーディネータステーション及び各個別的な無線通信ステーションにより知られた前記AT期間の部分の間に、指示フレームに対する受信及び応答のために少なくとも一つの無線通信ステーションにAT期間中に前記指示フレームを無線で伝送することを特徴とする請求項24に記載の無線コーディネータステーション。
  26. 省電力無線ステーションの相異なる電力感度レベルに対して、相異なるAT期間のタイムアウト間隔開始ポイントを割り当て、
    前記スケジューリングモジュールは、少なくとも一つの省電力無線ステーションにAT期間遊休タイムアウトポリシーを適応的に調整するようにさらに設定されることを特徴とする請求項16に記載の無線コーディネータステーション。
  27. 前記無線通信媒体は、ミリメートルウェーブ(mmWave)無線チャネルを含み、
    前記無線通信ステーション及び前記無線コーディネータステーションは、前記無線通信媒体を介して無線ローカル領域ネットワーク内で無線で通信するように構成されたことを特徴とする請求項16に記載の無線コーディネータステーション。
  28. 無線通信ステーションにおいて、
    省電力スケジュール及び前記省電力スケジュールによって、無線通信ステーションが省電力状態に入ることを含むスケジュールを受信するために構成された省電力モジュールと、
    無線通信媒体を用いた、無線通信のために設定された物理(PHY)階層と、を含み、
    前記スケジュールは、報知時間(AT)期間内の遊休タイムアウト間隔に基づいて、前記AT期間内に前記無線通信ステーションがいつ省電力状態へ進入するかを表示し、
    前記AT期間は、ビーコン間隔(BI)内のビーコン伝送以後の期間を含み、
    前記無線通信ステーションは電力感度に応じて異なるタイムアウトポリシーを獲得することを特徴とする無線通信ステーション。
  29. 前記スケジュールは、前記無線通信ステーションが前記省電力状態に留まりうる時間の長さをさらに表示することを特徴とする請求項28に記載の無線通信ステーション。
  30. 前記無線通信ステーションは、前記省電力モジュールがBI内のウェークアップスケジュールを決定するために前記スケジュールを活用するように、前記AT期間中にリアルタイムで無線ネットワーク内の無線コーディネータステーションから無線で前記スケジュールを受信することを特徴とする請求項28に記載の無線通信ステーション。
  31. 前記スケジュールは、前記無線通信ステーションがAT期間内に省電力状態への進入可能時間をさらに表示し、無線通信ステーションの複数の電力感度レベルに割り当てるタイムアウトポリシーを活用することを特徴とする請求項30に記載の無線通信ステーション。
  32. 前記電力感度レベルがより低い省電力無線ステーションは、制限が緩い、または制限がないタイムアウトポリシーを獲得し、前記電力感度レベルがより高い省電力無線ステーションは、制限が厳しいタイムアウトポリシーを獲得するように、N個の遊休タイムアウトポリシーを電源敏感性の省電力無線ステーションのM個の電力感度レベルに割り当てることを特徴とする請求項31に記載の無線通信ステーション。
  33. 省電力モジュールは、BIの残る期間の少なくとも一つの部分の間にアウェイク状態に留まらず、省電力状態に入るために設定されることを特徴とする請求項30に記載の無線通信ステーション。
  34. BIがAT期間に入る時に、前記無線通信ステーションに前記AT期間の長さが知られていない前記BI内に前記AT期間が存在することを特徴とする請求項33に記載の無線通信ステーション。
  35. 前記省電力モジュールは、前記無線コーディネータステーション及び前記無線通信ステーションにより知られたAT期間の部分の間に前記無線コーディネータステーションから指示フレームに対する受信及び応答をするために、アウェイク状態に残るように設定されることを特徴とする請求項34に記載の無線通信ステーション。
  36. 前記省電力モジュールは、前記スケジュール内の前記遊休タイムアウト間隔に基づいてカウントダウンタイムアウトタイマーを活用し、前記無線通信ステーションが前記無線コーディネータステーションから指示フレームを受信される時、前記タイマーを前記遊休タイムアウト間隔でリセットするように設定されたことを特徴とする請求項35に記載の無線通信ステーション。
  37. 前記省電力モジュールは、前記スケジュール内の前記遊休タイムアウト間隔に基づいてカウントダウンタイムアウトタイマーを活用し、前記無線通信ステーション及び前記無線コーディネータステーションで一般的に観察できる所定のイベントの集合が発生する時、前記タイマーをリセットするためにさらに設定される段階をさらに含む請求項35に記載の無線通信ステーション。
  38. 前記省電力モジュールは、前記スケジュール内の前記遊休タイムアウト間隔に基づいてカウントダウンタイムアウトタイマーを活用し、前記無線コーディネータステーションから指示フレームの受信時、省電力無線ステーションが前記受信されたフレーム内に運搬されるか、または前記無線コーディネータステーションと以前に同意された新たなアウェイクポリシーを始めるようにさらに設定されたことを特徴とする請求項35に記載の無線通信ステーション。
  39. 無線通信ステーションの相異なる電力感度レベルに対して、相異なるAT期間のタイムアウト間隔開始ポイントを割り当て、
    前記無線通信媒体は、ミリメートルウェーブ(mmWave)無線チャネルを含み、前記無線通信ステーションは、前記無線通信媒体を介して無線ローカル領域ネットワーク内で無線で通信するように設定されたことを特徴とする請求項28に記載の無線通信ステーション。
  40. 無線通信システムにおいて、
    報知時間(AT)期間内の遊休タイムアウト間隔に基づいて、前記AT期間内に一つ以上の無線通信ステーションがいつ省電力状態へ進入するかを表示するスケジュールを生成するために設定されたスケジューリングモジュールを含む無線コーディネータステーションと、
    無線通信媒体を介して前記無線コーディネータステーションから省電力スケジュールを受信し、前記省電力スケジュールによって省電力状態に入るために設定された省電力モジュールを含む、少なくとも一つの無線通信ステーションと、を含み、
    前記AT期間は、ビーコン間隔(BI)内のビーコン伝送以後の期間を含み、
    相異なる電力感度を有する無線通信ステーションは相異なるタイムアウトポリシーを獲得することを特徴とする無線通信システム。
  41. 前記スケジューリングモジュールは、無線通信ステーションが前記省電力状態に留まりうる時間の長さをさらに表示するためにさらに設定されることを特徴とする請求項40に記載の無線通信システム。
  42. 前記スケジューリングモジュールは、各省電力無線ステーションがBI内のウェークアップスケジュールを決定するために前記スケジュールを活用できるように、前記AT期間中にリアルタイムで無線ネットワーク内の省電力無線通信ステーションに無線で前記スケジュールを提供することを特徴とする請求項40に記載の無線通信システム。
  43. 前記スケジューリングモジュールは、タイムアウトポリシーを無線通信ステーションの複数の電力感度レベルに割り当てることで、無線通信ステーションがAT期間内に省電力状態への進入時間を表示するスケジュールを生成するためにさらに設定されることを特徴とする請求項42に記載の無線通信システム。
  44. 前記スケジューリングモジュールは、前記スケジュールを決定するために動的なポリシーに基づく少なくとも一つの無線通信ステーションのリストを保持するようにさらに設定され、
    前記リストは、通信ステーションの電力感度レベルに基づいて前記無線通信ステーションを分類して分離するようにさらに設定されたことを特徴とする請求項43に記載の無線通信システム。
  45. 前記スケジューリングモジュールは、各AT期間中にパラメータ設定に基づいて前記リストを動的にアップデートするようにさらに設定されたことを特徴とする請求項44に記載の無線通信システム。
  46. 前記電力感度レベルがより低い省電力無線ステーションは、制限が緩い、または制限がないタイムアウトポリシーを獲得し、前記電力感度レベルがより高い省電力無線ステーションは、制限が厳しいタイムアウトポリシーを獲得するように、N個の遊休タイムアウトポリシーを省電力無線通信ステーションのM個の電力感度レベルに割り当てることを特徴とする請求項45に記載の無線通信システム。
  47. 前記スケジューリングモジュールは、前記AT期間中にフレーム損失がある場合、または前記無線コーディネータステーションが省電力無線通信ステーションにさらなるフレームを送らない場合、前記無線コーディネータステーションが遊休タイムアウトを表示するために、前記遊休タイムアウト間隔に基づいてタイムアウトタイマーをカウントダウンを活用するようにさらに設定され、
    前記省電力無線ステーションは、前記BIの残る期間の少なくとも一部分の間にアウェイク状態に留まらず、各省電力ステーションの省電力状態への進入時間を決定することを特徴とする請求項42に記載の無線通信システム。
  48. BIがAT期間に入る時に、前記無線通信ステーションに前記AT期間の長さが知られていない前記BI内に前記AT期間が存在することを特徴とする請求項47に記載の無線通信システム。
  49. 前記無線コーディネータステーションは、前記AT期間中に指示フレームを少なくとも一つの無線通信ステーションに無線で伝送し、
    前記省電力モジュールは、前記無線コーディネータステーション及び前記無線通信ステーションにより知られたAT期間の部分の間に前記無線コーディネータステーションからの前記指示フレームに対する受信及び応答のために、各無線通信ステーションがアウェイク状態に残るようにさらに設定されることを特徴とする請求項48に記載の無線通信システム。
  50. 前記省電力モジュールは、前記スケジュール内の前記遊休タイムアウト間隔に基づいてカウントダウンタイムアウトタイマーを活用し、前記省電力無線ステーションが前記無線コーディネータステーションから指示フレームを受信される時、前記タイマーを遊休タイムアウト間隔でリセットするようにさらに設定されることを特徴とする請求項49に記載の無線通信システム。
  51. 前記省電力モジュールは、省電力無線ステーションが前記スケジュール内の前記遊休タイムアウト間隔に基づいてカウントダウンタイムアウトタイマーを活用し、前記省電力無線ステーション及び前記無線コーディネータステーションで一般的に観察できる所定のイベントの集合が発生する時、前記タイマーをリセットするようにさらに設定されることを特徴とする請求項49に記載の無線通信システム。
  52. 前記省電力モジュールは、省電力無線ステーションが前記スケジュール内の前記遊休タイムアウト間隔に基づいてカウントダウンタイムアウトタイマーを活用し、前記無線コーディネータステーションからの指示フレームの受信時、前記受信されたフレーム内に運搬されるか、または前記無線コーディネータステーションと以前に同意された新たなアウェイクポリシーを始めるようにさらに設定されることを特徴とする請求項49に記載の無線通信システム。
  53. 省電力無線ステーションの相異なる電力感度レベルに対して、相異なるAT期間のタイムアウト間隔開始ポイントを割り当てることを特徴とする請求項40に記載の無線通信システム。
  54. 前記スケジューリングモジュールは、少なくとも一つの省電力無線通信ステーションに対するAT期間遊休タイムアウトポリシーを適応的に調整するようにさらに設定されることを特徴とする請求項53に記載の無線通信システム。
  55. 前記無線通信媒体は、ミリメートルウェーブ(mmWave)無線チャネルを含み、
    前記無線コーディネータステーション及び前記少なくとも一つの無線通信ステーションは、前記無線通信媒体を介して無線ネットワーク内で無線で通信できるように設定されることを特徴とする請求項40に記載の無線通信システム。
  56. 前記mmWave無線チャネルは、60GHz周波数帯域を含むことを特徴とする請求項55に記載の無線通信システム。
  57. 前記無線ネットワークは、無線ローカル領域ネットワークを含むことを特徴とする請求項56に記載の無線通信システム。
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