JP5657628B2 - 温度検出回路 - Google Patents

温度検出回路 Download PDF

Info

Publication number
JP5657628B2
JP5657628B2 JP2012248373A JP2012248373A JP5657628B2 JP 5657628 B2 JP5657628 B2 JP 5657628B2 JP 2012248373 A JP2012248373 A JP 2012248373A JP 2012248373 A JP2012248373 A JP 2012248373A JP 5657628 B2 JP5657628 B2 JP 5657628B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
thermistor
detected
thermistors
pull
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012248373A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014095659A (ja
Inventor
浩靖 尾崎
浩靖 尾崎
高久 晃一
晃一 高久
種昭 三浦
種昭 三浦
航一 加藤
航一 加藤
護人 朝野
護人 朝野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2012248373A priority Critical patent/JP5657628B2/ja
Priority to US14/076,271 priority patent/US9435697B2/en
Publication of JP2014095659A publication Critical patent/JP2014095659A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5657628B2 publication Critical patent/JP5657628B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K7/00Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements
    • G01K7/16Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements using resistive elements
    • G01K7/22Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements using resistive elements the element being a non-linear resistance, e.g. thermistor

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Description

本発明は、ガスが充填又は放出される高圧ガスタンク内の温度をサーミスタを用いて検出する温度検出回路に関する。
自動車に搭載される燃料電池用の高圧ガスタンク(単に、タンクともいう)には、燃料電池の燃料として用いられる水素が数十MPaの高圧に圧縮されて充填される。この充填時にはタンク内の温度が急激に上昇し、また、自動車の走行時にはタンク内の水素が放出されて急激に温度が下降する場合がある。これらの昇温や降温が生じると、タンクの法規上の高温限度や、シール性維持の下限温度で定まる範囲内でのタンク温度の維持管理が課題となる。そこで、タンク内の温度を適正温度に制御する必要があり、このためには、タンク内で上下に幅広く変動する温度を高精度に検出する必要がある。
この種の技術として特許文献1に記載のサーミスタがある。このサーミスタは、検出温度の上昇に対して抵抗値が減少するNTC(Negative Temperature Coefficient)型のものであり、一対のリード線に、温度に対するサーミスタの感度を表すB定数が異なる2つ以上のサーミスタ素子が、並列に接続されて構成されている。この構成により、幅広い温度範囲で好適な抵抗温度特性が得られ、使用温度範囲が広くなっている。
この他に、特許文献2に記載の温度センサがある。この温度センサは、B定数が異なる2つのサーミスタ素子を電気的に並列に接続し、それらサーミスタ素子の低温側での抵抗値の違いと、高温側での抵抗値の違いとを利用して、広範囲及び特定温度域での温度の高精度計測を実現している。
特開平5−34208号公報 特許第3365013号公報
しかし、特許文献1及び2においては、2つのサーミスタを用いた構成によるサーミスタの故障検知については言及されていない。従って、2つのサーミスタ素子を用いた構成でのサーミスタ故障を検知することができないという問題がある。
例えば、高圧ガスタンクなど温度測定ミスが上述の所定温度範囲での維持管理を阻害するようなケースでは、サーミスタを2つ用いた際のサーミスタ故障に対しても考慮する必要がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、2つのサーミスタ素子を用いた構成においてサーミスタの故障を適切に検知することができる温度検出回路を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段として、請求項1に係る発明は、温度に対する検出感度が各々異なる第1及び第2サーミスタと、前記第1及び第2サーミスタの各々と電源との間に1つずつ接続され、各々抵抗値が異なる第1及び第2プルアップ抵抗器と、前記第1及び第2サーミスタの各検出温度の平均値に応じた電圧信号に対応する温度が、予め定められた閾値温度未満の場合に当該第1サーミスタ側の電圧信号を選択して温度を検知し、閾値温度以上の場合に当該第2サーミスタ側の電圧信号を選択して温度を検知する温度検知部と、前記温度検知部での検知温度が、予め定められた低温側の温度よりも低くなるか、予め定められた高温側の温度を超えた場合に、被制限対象に制限をかける制御を行う制限制御部とを備え、前記第1及び第2プルアップ抵抗器は、前記第1及び第2サーミスタのプラス側端子同士が短絡した場合、前記第1サーミスタの検出温度が実際の温度よりも低温を、前記第2サーミスタの検出温度が実際の温度よりも高温を検出するような、抵抗値を有することを特徴とする。
この構成によれば、これらサーミスタのプラス側端子同士が短絡した際、低温側では実温度よりも低く、高温側では実温度よりも高く温度検出を行うので、例えば検出温度に応じて被制限対象に何らかの制限をかける場合、低温側では実温度よりも高い温度で制限がかかり、高温側では実温度よりも低い温度で制限がかかることになる。従って、被制限対象の温度が限界よりも低温又は高温になり過ぎ、不具合が生じるといったことを回避することができる。
更に、第1及び第2サーミスタの各検出温度の平均値が、閾値温度未満の場合に第1サーミスタ側の検知温度を、閾値温度以上の場合に第2サーミスタ側の検知温度を用いる。平均値を用いる理由は、第1及び第2サーミスタには双方の短絡時に、第1サーミスタの検出温度が実温度よりも低温を、第2サーミスタの検出温度が実温度よりも高温を検出する第1及び第2プルアップ抵抗器が接続されているので、双方の検出温度を平均することで略実温度になるからである。このような検知温度が、予め定められた低温側の温度(低温側の制限温度)よりも低くなるか、予め定められた高温側の温度(高温側の制限温度)を超えた場合に、被制限対象に制限がかかる。従って、被制限対象の実温度が、適正温度を超える前(低温側では低温制限よりも低く、高温側では高温制限よりも高くなる前)に制限が掛かるように制限制御を行うことができる。これにより被制限対象を故障や破損等から保護することができる。
請求項2に係る発明は、温度に対する検出感度が各々異なる第1及び第2サーミスタと、前記第1及び第2サーミスタの各々と電源との間に1つずつ接続され、各々抵抗値が異なる第1及び第2プルアップ抵抗器と、前記第1及び第2サーミスタの各検出温度の平均値に応じた電圧信号に対応する温度が、予め定められた閾値温度未満の場合に当該第1サーミスタ側の電圧信号を選択して温度を検知し、閾値温度以上の場合に当該第2サーミスタ側の電圧信号を選択して温度を検知する温度検知部と、前記第1及び第2サーミスタの検出温度に応じた各電圧信号が等しい場合に、当該第1及び第2サーミスタのプラス側端子同士が短絡故障と検知する故障検知部と、前記故障検知部で前記短絡故障が検知された場合に、被制限対象に制限をかける制御を行う制限制御部と、を備え、前記第1及び第2プルアップ抵抗器は、前記第1及び第2サーミスタのプラス側端子同士が短絡した場合、前記第1サーミスタの検出温度が実際の温度よりも低温を、前記第2サーミスタの検出温度が実際の温度よりも高温を検出するような、抵抗値を有することを特徴とする。
この構成によれば、故障検知部のプラス側端子同士の短絡故障(単に、短絡故障という)の検知時に、被制限対象に適正に制限をかけることができる。また、故障検知部の短絡故障検知機能が壊れている場合に、例えば実際に短絡故障が生じている場合、第1サーミスタは検出温度が実温度よりも低温を、第2サーミスタは検出温度が実温度よりも高温を検出している。このため、短絡故障で双方のサーミスタに係る温度検出電圧が同じでも、この電圧から得られる検知温度は、閾値未満の低温側では実温度よりも低温を、閾値以上の高温側では実温度よりも高温を検出する傾向となる。従って、短絡故障時の検知温度でも、被制限対象の実温度が、適正温度を超える前に制限が掛かるように制御を行うことができる。
請求項に係る発明は、前記第1サーミスタの抵抗値をRa、前記第2サーミスタの抵抗値をRb、前記第1プルアップ抵抗器の抵抗値をRc、前記第2プルアップ抵抗器の抵抗値をRdとした際に、当該抵抗値Ra,Rb,Rc,Rdの大小関係が、Ra<Rb且つRa/(Ra+Rc)<Rb/(Rb+Rd)とされていることを特徴とする。
この構成によれば、第1サーミスタの検出温度が実際の温度よりも低温を、第2サーミスタの検出温度が実際の温度よりも高温を検出させることができる。
請求項に係る発明は、前記第1及び第2サーミスタは、流体の充填又は放出により内部温度が広範囲に変動する容器内に配置されることを特徴とする。
この構成によれば、実際に温度を検出する要素は、一般的に小型なサーミスタが2つのみである。従って、2つのサーミスタを容器内に配設すれば、内部空間が狭小な容器であっても、これらサーミスタを取り付けるバルブ等を含むユニットが全体として大型化することなく、無理なく配設可能であり、或いは空間容積を不要に阻害することが無くなる。
本発明によれば、2つのサーミスタ素子を用いた構成においてサーミスタの故障を適切に検知することができる温度検出回路を提供することができる。
本発明の実施形態に係る温度検出回路の構成を示す回路図である。 (a)本発明の温度検出回路の構成を示す回路図、(b)(a)に示す温度検出回路の各サーミスタが+端子短絡故障した際の等価回路図である。 (a)一般的な低温用及び高温用サーミスタの被検出温度と温度検出時の出力電圧との関係グラフ図、(b)プラス側端子同士が短絡した際の一般的な低温用及び高温用サーミスタの被検出温度と検出温度との関係を数値で示す図である。 (a)本実施形態の低温用及び高温用サーミスタの被検出温度と温度検出時の出力電圧との関係グラフ図、(b)プラス側端子同士が短絡した際の本実施形態の低温用及び高温用サーミスタの被検出温度と検出温度との関係を数値で示す図である。 本実施形態の温度検出回路によるサーミスタ故障検知動作及び、タンク内の過降温又は過昇温の制限動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
<実施形態の構成>
図1は、本発明の実施形態に係る温度検出回路10の構成を示す回路図である。
温度検出回路10は、一端が接地された低温検出用のサーミスタ12と、同様に一端が接地された高温検出用のサーミスタ13と、低温用サーミスタ12の他端と電源部19との間に接続されたプルアップ抵抗器15と、高温用サーミスタ13の他端と電源部19との間に接続されたプルアップ抵抗器16と、A/D変換部21、温度検知部22、故障検知部23及び制限制御部24を有する制御部18とを備えて構成されている。但し、各サーミスタ12,13は、NTCサーミスタであり、互いにB定数が異なるように選択されている。
また、低温検出用のサーミスタ12を低温用サーミスタ12といい、高温検出用のサーミスタ13を高温用サーミスタ13、低温用サーミスタ12に接続されたプルアップ抵抗器15を低温用プルアップ抵抗器15、高温用サーミスタ13に接続されたプルアップ抵抗器16を高温用プルアップ抵抗器16ともいう。
制御部18は、例えば何れも図示せぬ、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の記憶手段とを備えて構成される。
また、各サーミスタ12,13及び各プルアップ抵抗器15,16は、図2(a)に示すように、電源部19の電圧Vccの出力端子と接地間に接続される構成において、低温用サーミスタ12の抵抗値をRa、高温用サーミスタ13の抵抗値をRb、低温用プルアップ抵抗器15の抵抗値をRc、高温用プルアップ抵抗器16の抵抗値をRdとした際に、任意の温度での各抵抗値Ra〜Rdの大小関係が、Ra<Rb且つRa/(Ra+Rc)<Rb/(Rb+Rd)とされている。
このような構成の温度検出回路10は、本実施形態では、自動車に搭載される燃料電池用の高圧ガスタンク(タンクともいう)25の内部温度を検出する用途に用いられるとする。即ち、本実施形態では図1に示すように、各サーミスタ12,13は、自動車用のタンク25内に配設され、プルアップ抵抗器15,16は、自動車のタンク25外であるECU(Electronic Control Unit)27に配設される。ECU27には、制御部18及び電源部19が搭載されている。
電源部19は、電圧入力側が、車載バッテリ(バッテリともいう)28の正極側にイグニッションスイッチ(IGSW)29を介して接続され、電圧出力側が、各プルアップ抵抗器15,16と、制御部18の電圧入力端とに接続されている。この電源部19は、IGSW29がオンとされた際に、バッテリ28の出力電圧(例えば12V)を降圧(例えば5V)して各プルアップ抵抗器15,16に供給し、一方制御部18にはそのままの電圧で電力を供給する。
A/D変換部21は、低温用サーミスタ12及び低温用プルアップ抵抗器15の接続間と、高温用サーミスタ13及び高温用プルアップ抵抗器16の接続間とに接続されており、各サーミスタ12,13のアナログの温度検出信号を、各ディジタル信号に変換して温度検知部22及び故障検知部23へ出力する。
故障検知部23は、A/D変換部21から各々ディジタル信号として出力される低温用サーミスタ12での検出温度に対応する電圧値と、高温用サーミスタ13での検出温度に対応する電圧値とが等しくなった場合に、各サーミスタ12,13の+端子短絡故障と判定してサーミスタ故障を検知する。また、その故障検知の信号を制限制御部24へ出力する。なお、故障検知部23は、A/D変換部21の入力側の各サーミスタ12,13に係る電圧信号を直接検出して+端子短絡故障の判定を行っても良い。
ここで、図2(a)に示すように、各々のサーミスタ12,13の両端に電圧計31,32が接続されている場合、正常時には、電圧計31で計測される電圧値V1と、電圧計32で計測される電圧値V2とは異なる。これは、一方のサーミスタ12及びプルアップ抵抗器15の抵抗値Ra,Rcと、他方のサーミスタ13及びプルアップ抵抗器16の抵抗値Rb,Rdとが異なるためである。つまり、各サーミスタ12,13の特性が異なっているためである。
一方、サーミスタ12及びプルアップ抵抗器15の接続点(サーミスタ12の+側端)j1と、サーミスタ13及びプルアップ抵抗器16の接続点(サーミスタ13の+側端)j2とが短絡(+端子短絡)したとする。この場合、図2(b)に示すように、各サーミスタ12,13が合成されて抵抗値Rsとなり、各プルアップ抵抗器15,16が合成されて抵抗値Rpとなり、これら抵抗値Rsのサーミスタと、抵抗値Rpのプルアップ抵抗器とが、電源部19の電圧Vccの出力端子と接地間に直列接続された回路構成となる。この場合、電圧計31の電圧値V1と、電圧計32の電圧値V2とは等しくなる。
従って、抵抗値Rs=1/{(1/Ra)+(1/Rb)}で表され、抵抗値Rp=1/{(1/Rc)+(1/Rd)}で表される。また、電源部19の電圧Vccは、V1=V2=Vcc{Rs/(Rs+Rp)}で表される。
温度検知部22は、A/D変換部21からディジタル信号で出力される低温用及び高温用サーミスタ12,13の各検出温度を、当該温度を表す物理量に変換して検知する。このように、温度検知部22では、低温用及び高温用サーミスタ12,13の各検出温度が検知されるが、何れの検知温度を使用するかは、予め定められた温度を閾値として決定される。
即ち、温度検知部22は、例えばタンク25内の温度が−50℃〜90℃の範囲で変化する場合において、0℃を閾値と定め、低温用及び高温用サーミスタ12,13の各検出温度の平均値が、0℃未満の場合に低温用サーミスタ12に係る検知温度を用い、0℃以上の場合に高温用サーミスタ13に係る検知温度を用いる。
制限制御部24は、故障検知部23での故障検知時に、予め定められた被制限対象に制限をかける制御を行う。
更に、制限制御部24は、温度検知部22での検知温度を用い、予め定められた被制限対象に制限をかける制御を行う。制限制御は、例えばタンク25の内部温度が低温になり過ぎても、高温になり過ぎても良くないので、予め定められた制限温度を超えないように制限をかける場合の制御である。この場合、例えば制限温度が低温側が−40℃、高温側が80℃に設定されている場合、制限制御部24は、温度検知部22での検知温度が−40℃となった場合に、これよりも低温にならないように制限をかけ、又は80℃となった場合に、これよりも高温にならないように制限をかける制御を行う。
このように制限をかける場合のメリットを説明する。まず、本実施形態の図2(a)に示した各抵抗値Ra〜Rdの大小関係としていない一般的な回路条件を想定する。つまり、各々のサーミスタ12,13及びプルアップ抵抗器15,16の抵抗値Ra〜Rdの大小関係を、Ra<Rb且つRa/(Ra+Rc)<Rb/(Rb+Rd)としていない場合である。例えば低温用サーミスタ12に抵抗値の大きいプルアップ抵抗器を接続し、高温用サーミスタ13に抵抗値の小さいプルアップ抵抗器を接続する一般的な回路条件を想定する。
この一般的な回路の場合に、図3(a)に示すように、縦軸に被検出温度[℃]、横軸にサーミスタの検出温度に応じた出力電圧[V]をとって、被検出温度と出力電圧との関係を示すグラフを丸印12t1及び四角印13t1で表す。丸印12t1は低温用サーミスタ(12aとする)のグラフ、四角印13t1は高温用サーミスタ(13aとする)のグラフである。更に、それら一般的な低温用サーミスタ12a及び高温用サーミスタ13aが+端子短絡故障した場合の、実際の温度(真値)[℃]と、低温用サーミスタ12a及び高温用サーミスタ13aでの検出温度[℃]との関係を数値で示した表を、図3(b)に示す。
図3(a)から分かるように、高温用サーミスタ13aと低温用サーミスタ12aとでは、同じ温度であっても出力電圧値は異なっている。更に、図3(b)から分かるように、これらのサーミスタ12a,13aのプラス端子同士が短絡した場合には、低温用サーミスタ12aでは実際の温度が−20℃のときに検出温度が−14.8℃、40℃のときには検出温度が44.3℃と、何れの温度でも実際よりも高く温度検出してしまう。高温用サーミスタ13aでは、実際の温度が−40℃のときに検出温度が−53.0℃、60℃のときには39.7℃と、何れの温度でも逆に低く温度検出を行ってしまう。
このように、低温用では実温度よりも高く、高温用では実温度よりも低く温度検出を行ってしまう。このため、タンク25内において、低温側では実温度よりも低い温度で制限がかかり、高温側では実温度よりも高い温度で制限がかかることになる。この場合、タンク25の内部温度が予め定められた限界よりも低温又は高温になり過ぎることになる。
これに対して、本実施形態では、図2(a)に示したように、各々のサーミスタ12,13及びプルアップ抵抗器15,16の抵抗値Ra〜Rdの大小関係を、Ra<Rb且つRa/(Ra+Rc)<Rb/(Rb+Rd)とした。
これによって、各サーミスタ12,13の温度検出傾向は、図4(a)及び(b)に示すようになる。但し、図4(a)では、丸印12t2が低温用サーミスタ12のグラフ、四角印13t2が高温用サーミスタ13のグラフである。
図4(a)に示すように、本実施形態の回路でも、上記の一般的な回路と同様に、高温用サーミスタ13と低温用サーミスタ12とでは、同じ温度であっても出力電圧値は異なっている。更に、図4(b)に示すように、これらのサーミスタ12,13のプラス端子同士が短絡した場合には、低温用サーミスタ12では実際の温度が−20℃のときに検出温度が−31.7℃、40℃のときには検出温度が20.7℃と、何れの温度でも実際よりも低く温度検出を行うようになる。高温用サーミスタ13では、実際の温度が−40℃のときに検出温度が−24.9℃、60℃のときには88.8℃と、何れの温度でも逆に高く温度検出を行うようになる。
このように、低温用では実温度よりも低く、高温用では実温度よりも高く温度検出を行うようになる。従って、タンク25内において、低温側では実温度よりも高い温度で制限がかかり、高温側では実温度よりも低い温度で制限がかかることになる。この場合、タンク25の内部温度が限界よりも低温又は高温になり過ぎるといったことが無くなる。
なお、温度検知部22で上記のように検知されるタンク25内の温度は、図示せぬ水素ステーションと通信しながらタンク25に水素を充填する通信充填を行う際の制御パラメータの1つとしても用いられる。制御パラメータには、タンク25の容量、内部圧力、内部温度や、タンク25への水素の充填速度等がある。
<実施形態の動作>
次に、本実施形態の温度検出回路10によるサーミスタ故障検知動作及びタンク25内の過降温又は過昇温時の制限動作を、図5に示すフローチャートを参照して説明する。
ステップS1において、低温用及び高温用の各サーミスタ12,13でのタンク25内の検出温度に応じたアナログ電圧がA/D変換部21で各々ディジタル信号に変換され、温度検知部22及び故障検知部23へ出力される。
ステップS2において、故障検知部23で各サーミスタ12,13の+端子短絡故障か否かが判断される。これは、各ディジタル信号が同じ値であれば+端子短絡故障と判断され、異なっていれば未故障と判断される。
この結果、未故障と判断(No)された場合、ステップS3において、温度検知部22で各ディジタル信号から各サーミスタ12,13に係る温度が検知される。
この検知により、ステップS4において、温度検知部22で、低温用サーミスタ12に係る検知温度を用いるか否かが判断される。つまり、温度検知部22では、各サーミスタ12,13に係る検知温度の平均値が閾値である0℃未満の場合に低温用サーミスタ12に係る検知温度を用い、0℃以上の場合に高温用サーミスタ13に係る検知温度を用いると判断する。
ここで、低温用サーミスタ12に係る検知温度を用いると判断(Yes)された場合、ステップS5において、温度検知部22から低温用サーミスタ12に係る検知温度が制限制御部24へ出力される。
ステップS6において、制限制御部24では、入力された検知温度が予め設定された制限温度(この場合、低温側の制限温度)を超えているか否かが判断される。例えば低温側の制限温度が−40℃に設定されている場合に、検知温度の例えば−41℃が入力された場合、制限温度よりも低温側に超えていると判断(Yes)される。
この場合、ステップS7において、制限制御部24により、タンク25内の温度が制限温度の−40℃よりも低下しないように制限制御が行われる。
一方、上記ステップS6において、制限制御部24で、例えば検知温度の−20℃が入力された場合、制限温度−40℃よりも低温側に超えていないと判断(No)され、ステップS4に戻る。ここで再び、温度検知部22で、低温用サーミスタ12に係る検知温度を用いるか否かが判断される。この結果、低温用サーミスタ12に係る検知温度を用いない、言い換えれば、高温用サーミスタ13に係る検知温度を用いると判断(No)された場合、ステップS8において、温度検知部22から高温用サーミスタ13に係る検知温度が制限制御部24へ出力され、ステップS6へ進む。
ステップS6において、制限制御部24では、入力された検知温度が予め設定された制限温度(この場合、高温側の制限温度)を超えているか否かが判断される。例えば高温側の制限温度が80℃に設定されている場合に、検知温度の例えば60℃が入力された場合、制限温度80℃よりも高温側に超えていないと判断(No)され、ステップS4に戻る。
一方、上記ステップS6において、検知温度の例えば−81℃が入力された場合は、制限温度80℃よりも高温側に超えていると判断(Yes)される。この場合、ステップS7において、制限制御部24により、タンク25内の温度が制限温度80℃よりも上昇しないように制限制御が行われる。また、上記ステップS2において、故障検知部23で+端子短絡故障と判断(Yes)された場合も、ステップS7において制限制御が行われる。
ところで、ステップS2において、故障検知部23の故障検知機能が壊れており、各サーミスタ12,13が+端子短絡しているにも関わらず、その故障が検知されなかったとする(No)。この場合、各サーミスタ12,13は+端子短絡となっているが、上述で図2(b)を参照して説明したように、各サーミスタ12,13が+端子短絡により合成されて抵抗値Rs=1/{(1/Ra)+(1/Rb)}となり、各プルアップ抵抗器15,16が合成されて抵抗値Rp=1/{(1/Rc)+(1/Rd)}となる。この際の各サーミスタ12,13の+端子の電圧値V1,V2は等しくなり、更に、電源部19の電圧Vccとの関係は、V1=V2=Vcc{Rs/(Rs+Rp)}となる。
このため、故障ではあるにも関わらず、ステップS2の判断がNoとなった次のステップS3において、温度検知部22で同一値のディジタル信号から各サーミスタ12,13の合成抵抗値Rsに係る検出温度が検知される。この検知温度は、合成抵抗値Rsによる検出温度によるものなので、図4(b)に示したように、低温用サーミスタ12が低温側では実温度よりも低く、高温用サーミスタ13が高温側では実温度よりも高く温度検出を行っている傾向となる。
従って、ステップS4において検知温度が0℃未満と判定され、ステップS5にて、その検知温度(例えば−41℃)が制限制御部24へ出力され、ステップS6にて、検知温度−41℃が制限温度(例えば−40℃)よりも低温側に超えていると判断(Yes)された場合、ステップS7にて、制限制御部24により、タンク25内の温度が制限温度の−40℃よりも低下しないように制限制御が行われる。
一方、ステップS4において検知温度が0℃以上と判定され、ステップS5にて、その検知温度(例えば81℃)が制限制御部24へ出力され、ステップS6にて、検知温度81℃が制限温度(例えば80℃)よりも高温側に超えていると判断(Yes)された場合、ステップS7にて、タンク25内の温度が制限温度の80℃を超えないように制限制御が行われる。従って、故障検知部23の故障検知機能が壊れている場合でも、タンク25内の実際の温度が、適正温度を超える前に制限されるように制限制御が行われる。
<実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態の温度検出回路10は、温度に対する検出感度が各々異なる第1及び第2サーミスタ12,13と、第1及び第2サーミスタ12,13の各々と電源部19との間に1つずつ接続され、各々抵抗値Rc,Rdが異なる第1及び第2プルアップ抵抗器15,16とを備え、第1及び第2プルアップ抵抗器15,16は、第1及び第2サーミスタ12,13のプラス側端子同士が短絡した場合、第1サーミスタ(例えば低温用サーミスタ12)の検出温度が実際の温度よりも低温を、第2サーミスタ(例えば高温用サーミスタ13)の検出温度が実際の温度よりも高温を検出するような、抵抗値Rc,Rdを有する構成とした。
この構成によれば、低温側では実温度よりも低く、高温側では実温度よりも高く温度検出を行うので、例えば検出温度に応じて被制限対象であるタンク25内の温度に制限をかける場合、低温側では実温度よりも高い温度で制限がかかり、高温側では実温度よりも低い温度で制限がかかることになる。従って、タンク25内の温度が限界よりも低温又は高温になり過ぎ、不具合が生じるといったことを回避することができる。
また、第1サーミスタ12の抵抗値をRa、第2サーミスタ13の抵抗値をRb、第1プルアップ抵抗器15の抵抗値をRc、第2プルアップ抵抗器16の抵抗値をRdとした際に、当該抵抗値Ra,Rb,Rc,Rdの大小関係が、Ra<Rb且つRa/(Ra+Rc)<Rb/(Rb+Rd)となるように構成した。
この構成によれば、第1及び第2サーミスタ12,13のプラス側端子同士が短絡した場合、第1サーミスタ12の検出温度が実際の温度よりも低温を、第2サーミスタ13の検出温度が実際の温度よりも高温を、それぞれ検出することができる。
また、第1及び第2サーミスタ12,13の検出温度に応じた各電圧信号が等しい場合に、第1及び第2サーミスタ12,13が+端子短絡故障と検知する故障検知部23を備えて構成した。
この構成によれば、第1及び第2サーミスタ12,13の+端子短絡故障を適正に検知することができる。
また、第1及び第2サーミスタ12,13の何れか一方の検出温度に応じた電圧信号に対応する温度が、予め定められた閾値温度未満の場合に当該第1サーミスタ12側の電圧信号を選択して温度を検知し、閾値温度以上の場合に当該第2サーミスタ13側の電圧信号を選択して温度を検知する温度検知部22と、温度検知部22での検知温度が、予め定められた低温側の温度よりも低くなるか、予め定められた高温側の温度を超えた場合、及び、故障検知部23で+端子短絡故障が検知された場合の何れか一方の場合に、タンク25内の温度上昇又は下降に制限をかける制御を行う制限制御部24とを備えて構成した。
この構成によれば、故障検知部23の+端子短絡故障の検知時に、被制限対象に適正に制限をかけることができる。また、例えば、故障検知部23の+端子短絡故障検知機能が壊れている場合でも、実際に+端子短絡故障が生じている場合、第1サーミスタ12は検出温度が実際の温度よりも低温を、第2サーミスタ13は検出温度が実際の温度よりも高温を検出している。このため、+端子短絡故障で双方のサーミスタ12,13に係る温度検出電圧が同じでも、この電圧から得られる検知温度は、閾値未満の低温側では実際の温度よりも低温を、閾値以上の高温側では実際の温度よりも高温を検出する傾向となっている。従って、+端子短絡故障時の検知温度でも、被制限対象の実温度が、適切な範囲を超える前に、制限が掛かるように制御を行うことができる。
また、第1及び第2サーミスタ12,13は、流体の充填又は放出により内部温度が広範囲に変動するタンク25内に配置される構成とした。
この構成によれば、実際に温度を検出する要素は、一般的に小型なサーミスタ12,13が2つのみである。従って、2つのサーミスタ12,13をタンク25内に配設すれば、内部空間が狭小なタンク25であっても、空間容積を不要に阻害すること等が無くなる。
上記の実施形態では、温度検出回路10が自動車の燃料電池用の高圧ガスタンク25の内部温度検出用途に用いられる場合について説明したが、この他、船舶用や定置型の燃料電池用のタンクに用いても良い。更には、CNG(Compressed Natural Gas)等、内部温度が広範囲で変化する他の容器や環境に用いても良い。その容器には様々な種類のものがあるが、タンク25もその容器の一種として含まれる。
10 温度検出回路
12,13 サーミスタ
15,16 プルアップ抵抗器
18 制御部
19 電源部
21 A/D変換部
22 温度検知部
23 故障検知部
24 制限制御部
25 高圧ガスタンク(タンク)
27 ECU
28 車載バッテリ
29 イグニッションスイッチ(IGSW)

Claims (4)

  1. 温度に対する検出感度が各々異なる第1及び第2サーミスタと、
    前記第1及び第2サーミスタの各々と電源との間に1つずつ接続され、各々抵抗値が異なる第1及び第2プルアップ抵抗器と
    前記第1及び第2サーミスタの各検出温度の平均値に応じた電圧信号に対応する温度が、予め定められた閾値温度未満の場合に当該第1サーミスタ側の電圧信号を選択して温度を検知し、閾値温度以上の場合に当該第2サーミスタ側の電圧信号を選択して温度を検知する温度検知部と、
    前記温度検知部での検知温度が、予め定められた低温側の温度よりも低くなるか、予め定められた高温側の温度を超えた場合に、被制限対象に制限をかける制御を行う制限制御部と
    を備え、
    前記第1及び第2プルアップ抵抗器は、前記第1及び第2サーミスタのプラス側端子同士が短絡した場合、前記第1サーミスタの検出温度が実際の温度よりも低温を、前記第2サーミスタの検出温度が実際の温度よりも高温を検出するような、抵抗値を有する
    ことを特徴とする温度検出回路。
  2. 温度に対する検出感度が各々異なる第1及び第2サーミスタと、
    前記第1及び第2サーミスタの各々と電源との間に1つずつ接続され、各々抵抗値が異なる第1及び第2プルアップ抵抗器と、
    前記第1及び第2サーミスタの各検出温度の平均値に応じた電圧信号に対応する温度が、予め定められた閾値温度未満の場合に当該第1サーミスタ側の電圧信号を選択して温度を検知し、閾値温度以上の場合に当該第2サーミスタ側の電圧信号を選択して温度を検知する温度検知部と、
    前記第1及び第2サーミスタの検出温度に応じた各電圧信号が等しい場合に、当該第1及び第2サーミスタのプラス側端子同士が短絡故障と検知する故障検知部と、
    前記故障検知部で前記短絡故障が検知された場合に、被制限対象に制限をかける制御を行う制限制御部と、
    を備え、
    前記第1及び第2プルアップ抵抗器は、前記第1及び第2サーミスタのプラス側端子同士が短絡した場合、前記第1サーミスタの検出温度が実際の温度よりも低温を、前記第2サーミスタの検出温度が実際の温度よりも高温を検出するような、抵抗値を有する
    ことを特徴とする温度検出回路。
  3. 前記第1サーミスタの抵抗値をRa、前記第2サーミスタの抵抗値をRb、前記第1プルアップ抵抗器の抵抗値をRc、前記第2プルアップ抵抗器の抵抗値をRdとした際に、当該抵抗値Ra,Rb,Rc,Rdの大小関係が、Ra<Rb且つRa/(Ra+Rc)<Rb/(Rb+Rd)とされている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の温度検出回路。
  4. 前記第1及び第2サーミスタは、流体の充填又は放出により内部温度が広範囲に変動する容器内に配置される
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の温度検出回路。
JP2012248373A 2012-11-12 2012-11-12 温度検出回路 Active JP5657628B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012248373A JP5657628B2 (ja) 2012-11-12 2012-11-12 温度検出回路
US14/076,271 US9435697B2 (en) 2012-11-12 2013-11-11 Temperature detecting circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012248373A JP5657628B2 (ja) 2012-11-12 2012-11-12 温度検出回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014095659A JP2014095659A (ja) 2014-05-22
JP5657628B2 true JP5657628B2 (ja) 2015-01-21

Family

ID=50681662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012248373A Active JP5657628B2 (ja) 2012-11-12 2012-11-12 温度検出回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9435697B2 (ja)
JP (1) JP5657628B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101509971B1 (ko) * 2013-11-15 2015-04-07 현대자동차주식회사 수소 탱크 온도 이상 대처 방법 및 이를 위한 안전강화장치
JP6599834B2 (ja) * 2016-09-21 2019-10-30 トヨタ自動車株式会社 電池温度監視システム
JP7070472B2 (ja) * 2019-03-01 2022-05-18 株式会社デンソー 温度センサ

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60203811A (ja) * 1984-03-28 1985-10-15 Sharp Corp 検出装置
JP2971200B2 (ja) 1991-08-01 1999-11-02 日本特殊陶業株式会社 サーミスタ
JP3365013B2 (ja) 1993-12-21 2003-01-08 株式会社デンソー プルアップ抵抗内蔵型サーミスタ
JP3018894B2 (ja) * 1994-03-10 2000-03-13 ブラザー工業株式会社 温度検出装置
JP2990569B2 (ja) * 1994-03-28 1999-12-13 松下電工株式会社 差動式熱感知器
JPH08292108A (ja) * 1995-02-23 1996-11-05 Nippondenso Co Ltd サーミスタ式温度センサ
US5697552A (en) * 1996-05-30 1997-12-16 Mchugh; Thomas K. Setpoint limiting for thermostat, with tamper resistant temperature comparison
US6129673A (en) * 1998-06-08 2000-10-10 Advanced Monitors, Corp. Infrared thermometer
US6934645B2 (en) * 2003-09-25 2005-08-23 Infineon Technologies Ag Temperature sensor scheme
WO2005085815A2 (en) * 2004-03-03 2005-09-15 Waters Investments Limited A leak detector comprising a self-heated thermistor control circuit
JP2008164469A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Nissan Motor Co Ltd サーミスタの短絡故障検出装置
US8118487B2 (en) * 2007-10-31 2012-02-21 O2Micro, Inc. Auto-ranging thermistor-based temperature detection system
US8337082B2 (en) * 2009-05-08 2012-12-25 Canon U.S. Life Sciences, Inc. Systems and methods for auto-calibration of resistive temperature sensors

Also Published As

Publication number Publication date
US9435697B2 (en) 2016-09-06
US20140133516A1 (en) 2014-05-15
JP2014095659A (ja) 2014-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107664542B (zh) 用于汽车动力电池的温度传感器的故障诊断方法
CN104053978B (zh) 符合标准的集成数据采集设备
JP5595466B2 (ja) 温度検出回路
US7445383B2 (en) Method and device for diagnosing an external temperature sensor
JP6579552B2 (ja) 電池劣化診断方法および電池劣化診断装置
US9876261B2 (en) Monitoring device for a battery, a lithium-ion battery, and method for the monitoring of a battery
US20100094575A1 (en) Method for diagnosing the lead-acid battery of an automobile and system for implementing the same
US20100098130A1 (en) High-pressure tank temperature detection system and high-pressure tank system
JP5657628B2 (ja) 温度検出回路
US9166237B2 (en) Passive temperature supervision device for a compressed gas fuel tank
US11130406B2 (en) Integrated standard-compliant data acquisition device
US8965716B2 (en) Method and apparatus for testing at least one temperature sensor in a vehicle
JP2009037962A (ja) 二次電池の異常検出装置および異常検出方法
US20220299558A1 (en) Apparatus and Method for Diagnosing Insulation Resistance Measurement Circuit
US7098797B2 (en) Fire or overheating detection system
EP3822645B1 (en) System and method for detecting failures in a battery management system for a vehicle battery
EP1396729B1 (en) Method of diagnosing a motor vehicle battery
JP2020123433A (ja) 電池温度監視装置
CN104169731B (zh) 用于确定电流的方法、蓄电池管理单元、蓄电池和机动车
JP2008008703A (ja) バッテリ劣化検出装置及びバッテリ劣化検出方法
CN112629709B (zh) 温度传感器故障检测方法、检测装置及电动车控制器
JP4824504B2 (ja) 温度センサ制御装置
JP6561792B2 (ja) 残燃料検出装置
CN113740002A (zh) 电池冷却液漏液检测方法、装置及相关设备
KR20240047836A (ko) 병렬 서미스터 온도 측정부를 포함하는 전지모듈

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140715

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140903

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141014

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141015

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141126

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5657628

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250