JP5657500B2 - 砂中子保持構造 - Google Patents

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本発明は、砂中子保持構造に関する。詳しくは、砂中子を金型に保持する砂中子保持構造に関する。
通常、シリンダヘッドの鋳造では、製品の空洞部を形成するための砂中子が、金型内に配置される。例えば、吸排気ポート鋳造用の砂中子の場合、空洞部の形状に対応した形状を有する砂中子本体の先端部が、下型の成形面上に載置される。また、砂中子本体の基端に設けられた巾木が、金型に取り付けられる。
従来、このような砂中子を金型に保持する目的で、砂中子の巾木に凹部又は凸部を形成し、これらに嵌合する凸部又は凹部を金型に形成する技術が知られている。この技術では、一方の凹部と他方の凸部が嵌合することにより、砂中子が金型に保持される。
ところがこの技術では、砂中子の寸法に誤差がある場合には、正確な位置に砂中子を保持できない。また、凹部又は凸部からなる嵌合部を、複数、互いに離間して巾木に形成した場合には、嵌合部間のクリアランスが大きいと砂中子を保持できず、砂中子が位置ずれして種々の不具合が生じる。具体的には、金型のキャビティ内に溶湯が流入したときに、砂中子が浮いて空洞部に溶湯が入り込んでしまったり、砂中子がずれることで偏肉現象が生じたりする。
そこで、下型上を摺動する摺動型の内側面に、砂中子の巾木が嵌合する保持凹部を形成するとともに、巾木の上面に突起を形成する技術が提案されている(特許文献1参照)。この技術では、摺動型を前進させると、巾木上面の突起が摺動型の保持凹部の下面に摺接してその一部が削り取られることで、巾木が金型に嵌合する。これにより、砂中子の寸法誤差を解消しつつ砂中子を金型に保持でき、砂中子の位置ずれを抑制できるとされている。
特開2006−272426号公報
ところで特許文献1の技術では、下型の成形面の周縁に凸部が形成され、これに嵌合可能な凹部が巾木の下面に形成されている。即ちこの技術では、これら凸部と凹部の嵌合により位置決めした巾木を保持凹部に嵌合する嵌合構造と、巾木上面の突起が保持凹部の下面に摺接する摺接構造とによって、砂中子が金型に保持される。
しかしながら特許文献1の技術では、砂中子本体の重量に対して巾木の重量を十分に確保できない場合、例えば集合型の排気ポート鋳造用砂中子の場合には、砂中子がその自重によりキャビティ側に傾いた状態となる。そして、この状態で巾木上面の突起が保持凹部の下面で削られると、砂中子本体に作用する力の支点となる突起の位置によっては、砂中子本体の先端部がぐらついて下型の成形面から浮いてしまうことがあった。この場合には、砂中子本体の先端部は燃焼室と排気ポートの連結部を形成する重要な部分であるにも関わらず、ポート内に溶湯が入り込んでバリが発生する等の不具合が生じる。従って、このような砂中子の位置ずれは、解決すべき重要課題である。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、その目的は、砂中子の位置ずれを抑制できる砂中子保持構造を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明は、砂中子(例えば、後述の排気ポート鋳造用砂中子2)を金型(例えば、後述のシリンダヘッド鋳造用金型1)に保持する砂中子保持構造(例えば、後述の砂中子保持構造Sとしての保持構造S1)であって、前記砂中子は、前記金型のキャビティ(例えば、後述のキャビティ5)内に配置される砂中子本体(例えば、後述の砂中子本体21)と、下型(例えば、後述の下型10)の成形面(例えば、後述の成形面101)の周縁に載置され且つ前記下型上を摺動する摺動型(例えば、後述の第1摺動型11)の内側面に形成された保持凹部(例えば、後述の保持凹部113)に嵌合する巾木(例えば、後述の巾木22)と、を備え、前記巾木の下面には、前記下型の成形面の周縁に形成された嵌合凸部(例えば、後述の嵌合凸部105)に嵌合する嵌合凹部(例えば後述の嵌合凹部221)が形成され、前記巾木の上面には、前記摺動型が前進して前記保持凹部の下面に摺接することによりその一部が削り取られる突起(例えば、後述の突起222)が形成され、前記摺動型の摺動方向(例えば、後述の図1のX方向)における前記突起の中心位置(例えば、後述の中心位置C1)が、前記摺動方向における前記嵌合凸部の中心位置(例えば、後述の中心位置C3)よりも前記キャビティ側に位置することを特徴とする砂中子保持構造を提供する。
本発明では、下型の成形面の周縁に形成した嵌合凸部と巾木の下面に設けた嵌合凹部を嵌合させて位置決めした巾木を、保持凹部に嵌合する嵌合構造と、巾木の上面に形成した突起が摺動型の内側面に形成した保持凹部の下面に摺接する摺接構造と、を含んで砂中子保持構造を構成した。また特許文献1では、摺動型の摺動方向における突起の中心位置が、摺動方向における嵌合凸部の中心位置よりも摺動型側に位置していたのに対して、本発明ではキャビティ側に位置するように構成した。
これにより、砂中子本体の重量に対して巾木の重量を十分に確保できない場合に、砂中子がその自重によりキャビティ側に傾いても、巾木上面の突起が保持凹部の下面で削られる際に砂中子本体に作用する力の支点となる突起が嵌合凸部よりもキャビティ側に位置しているため、砂中子本体の先端部が上方に位置ずれしてしまうのを抑制できる。特に、排気ポート鋳造用砂中子の場合には、砂中子本体の先端部を下方に押圧でき、その先端部がぐらついて下型の成形面から浮いてしまうのを抑制できる。ひいては、砂中子の位置ずれに起因する品質不良を防止でき、歩留まりを向上できる。
なお、本発明は、巾木の重量が砂中子本体の重量未満である排気ポート鋳造用砂中子の保持に好ましく適用される。
また、砂中子(例えば、後述の吸気ポート鋳造用砂中子3)を金型(例えば、後述のシリンダヘッド鋳造用金型1)に保持する砂中子保持構造(例えば、後述の砂中子保持構造Sとしての保持構造S2)であって、前記砂中子は、前記金型のキャビティ(例えば、後述のキャビティ5)内に配置される砂中子本体(例えば、後述の砂中子本体31)と、下型(例えば、後述の下型10)の成形面(例えば、後述の成形面101)の周縁に載置され且つ前記下型上を摺動する摺動型(例えば、後述の第2摺動型12)の内側面に形成された保持凹部(例えば、後述の保持凹部123)に嵌合する巾木(例えば、後述の巾木32)と、を備え、前記巾木の下面には、前記下型の成形面の周縁に形成された嵌合凸部(例えば、後述の嵌合凸部106)に嵌合する嵌合凹部(例えば後述の嵌合凹部321)が形成され、前記巾木の上面には、前記摺動型が前進して前記保持凹部の下面に摺接することによりその一部が削り取られる突起(例えば、後述の突起322)が形成され、前記摺動型の摺動方向(例えば、後述の図1のX方向)における前記突起の中心位置(例えば、後述の中心位置C2)が、前記摺動方向における前記嵌合凸部の中心位置(例えば、後述の中心位置C4)の直上に位置することを特徴とする砂中子保持構造を提供する。
この発明では、下型の成形面の周縁に形成した嵌合凸部と巾木の下面に設けた嵌合凹部を嵌合させて位置決めした巾木を、保持凹部に嵌合する嵌合構造と、巾木の上面に形成した突起が摺動型の内側面に形成した保持凹部の下面に摺接する摺接構造と、を含んで砂中子保持構造を構成した。また特許文献1では、摺動型の摺動方向における突起の中心位置が、摺動方向における嵌合凸部の中心位置よりも摺動型側に位置していたのに対して、本発明ではその直上に位置するように構成した。
これにより、砂中子本体の重量に対して巾木の重量を十分に確保できない場合に、砂中子がその自重によりキャビティ側に傾いても、巾木上面の突起が保持凹部の下面で削られる際に砂中子本体に作用する力の支点となる突起が嵌合凸部の直上に位置しているため、砂中子本体の先端部が上方に位置ずれしてしまうのを抑制できる。特に、吸気ポート鋳造用砂中子の場合には、砂中子本体の先端部を下方に押圧でき、その先端部がぐらついて下型の成形面から浮いてしまうのを抑制できる。ひいては、砂中子の位置ずれに起因する品質不良を防止でき、歩留まりを向上できる。
なお、本発明は、巾木の重量が砂中子本体の重量以上である吸気ポート鋳造用砂中子の保持に好ましく適用される。
本発明によれば、砂中子の位置ずれを抑制できる砂中子保持構造を提供できる。
本発明の一実施形態に係るシリンダヘッド鋳造用金型の構成を示す平面図である。 上記実施形態に係るシリンダヘッド鋳造用金型の構成を示す断面図である。 上記実施形態に係る排気ポート鋳造用砂中子の構成を示す斜視図である。 上記実施形態に係る排気ポート鋳造用砂中子の巾木の構成を示す断面図であり、(a)は、排気ポート鋳造用砂中子の巾木の嵌合凹部が下型の嵌合凸部に嵌合している状態を示し、(b)は、排気ポート鋳造用砂中子の巾木が第1摺動型の保持凹部に嵌合している状態を示す図である。 上記実施形態に係る吸気ポート鋳造用砂中子の構成を示す斜視図である。 上記実施形態に係る吸気ポート鋳造用砂中子の巾木の構成を示す断面図であり、(a)は、吸気ポート鋳造用砂中子の巾木の嵌合凹部が下型の嵌合凸部に嵌合している状態を示し、(b)は、排気ポート鋳造用砂中子の巾木が第2摺動型の保持凹部に嵌合している状態を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るシリンダヘッド鋳造用金型の構成を示す平面図である。図2は、本発明の一実施形態に係るシリンダヘッド鋳造用金型の構成を示す断面図である。
本実施形態に係るシリンダヘッド鋳造用金型1は、低圧鋳造法(LPDC)により、直列4気筒エンジンのシリンダヘッドを鋳造するものである。シリンダヘッド鋳造用金型1には、本発明に係る砂中子保持構造Sが組み込まれている。
シリンダヘッド鋳造用金型1は、下型10と、この下型10に対向して配置された図示しない上型と、下型10上で図1のX方向に互いに対向して配置された第1摺動型11及び第2摺動型12と、下型10上で図1のY方向に互いに対向して配置された第3摺動型13及び第4摺動型14と、を備える。
また、シリンダヘッド鋳造用金型1は、下型10に対して上型を進退させる図示しない進退機構と、下型10上で第1摺動型11及び第2摺動型12を互いに接近又は離隔する方向に摺動させる第1摺動機構111及び第2摺動機構121と、下型10上で第3摺動型13及び第4摺動型14を互いに接近又は離隔する方向に摺動させる第3摺動機構131及び第4摺動機構141と、を備える。
シリンダヘッド鋳造用金型1では、型締めしたときに、下型10、上型、第1摺動型11、第2摺動型12、第3摺動型13及び第4摺動型14によって取り囲まれる空間により、キャビティ5が形成される。キャビティ5には、排気ポートを形成するための排気ポート鋳造用砂中子2と、吸気ポートを形成するための吸気ポート鋳造用砂中子3と、ウォータジャケット等を形成するための図示しない他の砂中子が配置される。これら砂中子が所定の位置に配置されたキャビティ5内に、アルミ溶湯が充填されて冷却されることで、シリンダヘッドが鋳造される。
下型10は、固定型であり、成形面101を有する。成形面101は略水平な面であり、その略中央には、第3摺動型13及び第4摺動型14の摺動方向(図1中のY方向、以下「Y方向」という。)に沿って、燃焼室の外形に応じてドーム状に膨出した4つの膨出部102が形成されている。これら4つの膨出部102は、後述する排気ポート鋳造用砂中子2の先端面211と吸気ポート鋳造用砂中子3の先端面311を、密着させて載置できるように形成されている。
成形面101の周縁のうち、第1摺動型11側と第2摺動型12側には、それぞれ所定の高さを有する凸部103,104がY方向に沿って延設されている。凸部103の外側面は、型締めしたときに、後述する第1摺動型11の内側面に形成された保持凹部の側面に当接する。同様に、凸部104の外側面は、型締めしたときに、後述する第2摺動型12の内側面に形成された保持凹部の側面に当接する。
凸部103の上面は、略水平な面であり、後述する排気ポート鋳造用砂中子2の巾木22が載置される。また、凸部103の上面には、巾木22の下面に形成された3つの嵌合凹部221にそれぞれ嵌合する3つの嵌合凸部105がY方向に沿って形成されている。3つの嵌合凸部105のうち、両端の嵌合凸部105A,105Aは、真ん中の嵌合凸部105BよりもY方向の長さが長くなっている。また、3つの嵌合凸部105はいずれも、第1摺動型11及び第2摺動型12の摺動方向(図1中のX方向、以下「X方向」という。)の長さが略同一となっており、これら3つの嵌合凸部105のX方向における中心位置は、一直線上に位置している。
これら3つの嵌合凸部105が巾木22の3つの嵌合凹部221にそれぞれ嵌合することにより、排気ポート鋳造用砂中子2がX方向及びY方向に位置決めされる。これについては、後段で詳述する。
同様に、凸部104の上面は、略水平な面であり、後述する吸気ポート鋳造用砂中子3の巾木32が載置される。また、凸部104の上面には、巾木32の下面に形成された3つの嵌合凹部321にそれぞれ嵌合する3つの嵌合凸部106がY方向に沿って形成されている。3つの嵌合凸部106のうち、両端の嵌合凸部106A,106Aは、真ん中の嵌合凸部106BよりもY方向の長さが長くなっている。また、3つの嵌合凸部106はいずれも、X方向の長さが略同一となっており、これら3つの嵌合凸部106のX方向における中心位置は、一直線上に位置している。
これら3つの嵌合凸部106が巾木32の3つの嵌合凹部321にそれぞれ嵌合することにより、吸気ポート鋳造用砂中子3がX方向及びY方向に位置決めされる。これについては、後段で詳述する。
上型は、進退機構により、下型10に対して前進又は後退する。上型は、下死点において、その成形面の周縁部が、第1摺動型11、第2摺動型12、第3摺動型13及び第4摺動型14の上面にそれぞれ当接する。
進退機構は、上型を駆動する図示しない油圧シリンダ等を含んで構成される。
第1摺動型11及び第2摺動型12は、第1摺動機構111及び第2摺動機構121により、下型10上を摺動して互いに接近又は離隔する。
第1摺動機構111及び第2摺動機構121は、それぞれ、下型10上でX方向に延設された第1ガイドレール112及び第2ガイドレール122と、これらガイドレールに案内される第1摺動型11及び第2摺動型12を駆動する図示しない油圧シリンダ等を含んで構成される。
第1摺動型11の内側面には、その下端から高さ方向の略中央にかけて、後述する排気ポート鋳造用砂中子2の巾木22が嵌合する保持凹部113が形成されている。保持凹部113は、排気ポート鋳造用砂中子2の巾木22の長さに応じてY方向に延設されており、キャビティ5側に開口している。
保持凹部113の下面113Aには、型締めするときに後述する排気ポート鋳造用砂中子2の巾木22の上面に形成された突起222,222が摺接し、保持凹部113の側面113Bには、型締めしたときに下型10の凸部103の外側面及び巾木22の外側面が当接する。即ち、この保持凹部113には、型締めしたときに、下型10の凸部103及びこの凸部103上に載置された巾木22が嵌合する。
なお、保持凹部113の下面113Aは、肉盛りして下方に突出させてもよく、耐摩耗性の材料を用いてもよい。
第2摺動型12の内側面には、その下端から高さ方向の略中央にかけて、後述する吸気ポート鋳造用砂中子3の巾木32が嵌合する保持凹部123が形成されている。保持凹部123は、吸気ポート鋳造用砂中子3の巾木32の長さに応じてY方向に延設されており、キャビティ5側に開口している。
保持凹部123の下面123Aには、型締めするときに後述する吸気ポート鋳造用砂中子3の巾木32上面に形成された突起322,322が摺接し、保持凹部123の側面123Bには、型締めしたときに下型10の凸部104の外側面及び巾木32の外側面が当接する。即ち、この保持凹部123には、型締めしたときに、下型10の凸部104及びこの凸部104上に載置された巾木32が嵌合する。
なお、保持凹部123の下面123Aは、上述の保持凹部113の下面113Aと同様に、肉盛りして下方に突出させてもよく、耐摩耗性の材料を用いてもよい。
第3摺動型13及び第4摺動型14は、第3摺動機構131及び第4摺動機構141により、下型10上を摺動して互いに接近又は離隔する。
第3摺動機構131及び第4摺動機構151は、それぞれ、下型10上でY方向に延設された第3ガイドレール132及び第3ガイドレール132と、これらガイドレールに案内される第3摺動型13及び第4摺動型14を駆動する図示しない油圧シリンダ等を含んで構成される。
図3は、本実施形態に係る排気ポート鋳造用砂中子2の構成を示す斜視図である。
図3に示すように、排気ポート鋳造用砂中子2は、集合型の排気ポートを鋳造するためのものであり、砂中子本体21と、巾木22と、を備える。この排気ポート鋳造用砂中子2では、砂中子本体21の体積に対して巾木22の体積が小さいため、砂中子本体21の重量に対して巾木22の重量が十分に確保されておらず、巾木22の重量が砂中子本体21の重量未満となっている。
砂中子本体21は、製品形状、即ち多岐管が集合して連結された排気マニホールド形状を形成するためのものである。砂中子本体21は、多岐管の先端面を形成する複数の先端面211を有し、これら先端面211が下型10の成形面101に形成された4つの膨出部102上にそれぞれ密着するように載置される。
巾木22は、砂中子本体21の基端に設けられ、砂中子本体21を第1摺動型11に取り付けるためのものである。巾木22は、略直方体形状であり、図1に示すように、その下面には、下型10の凸部103上に形成された3つの嵌合凸部105にそれぞれ嵌合する3つの嵌合凹部221が形成されている。3つの嵌合凹部221は、巾木22の長手方向、即ちY方向に沿って形成されており、Y方向の長さは両端の嵌合凹部221A,221Aの方が長く、巾木22の短手方向、即ちX方向の長さは真ん中の嵌合凹部221Bの方が長くなっている。そのため、両端の嵌合凹部221A,221Aは、Y方向に多少の余裕をもって嵌合凸部105A,105Aに嵌合し、真ん中の嵌合凹部221Bは、X方向に多少の余裕をもって嵌合凸部105Bに嵌合する。これにより、排気ポート鋳造用砂中子2がX方向及びY方向に容易に位置決めされる。
また図3に示すように、巾木22の上面には、2つの突起222,222と、2つの凹部223,223が形成されている。
2つの突起222,222は、巾木22の上面にその長手方向に沿って形成されている。上述したように、突起222,222は、型締めするときに、第1摺動型11の内側面に形成された保持凹部113の下面113Aに摺接することで、その一部が削り取られる(後述の図4(b)参照)。
なお、本実施形態では、突起222,222を略円錐形状としたがこれに限定されない。例えば、円柱形状、角柱形状又は半球形状でもよい。
2つの凹部223,223は、それぞれ、上記2つの突起222,222の砂中子本体21側、即ち第1摺動型11の前方側に隣接して形成されている。これにより、型締めするときに突起222,222から削り取られた砂が凹部223,223内に回収されることで、キャビティ5内に砂が入り込んで品質不良が生じるのが防止される(後述の図4(b)参照)。
なお、本実施形態では、凹部223,223を略長方形状としたがこれに限定されない。好ましくは、凹部223,223の長手方向の長さを突起222,222の直径よりも大きく形成することで、突起222,222から削り取られた砂がより確実に凹部223,223内に回収される。
突起222,222が形成されている位置について説明する。
突起222,222の位置は、嵌合凸部105の位置との関係で規定される。先ず図1に示すように、Y方向における突起222,222の位置は、両端の嵌合凸部105A,105Aと真ん中の嵌合凸部105Bとの間の位置に設定される。
ここで、図4は、排気ポート鋳造用砂中子2の巾木22の構成を示す断面図である。より詳しくは、図4(a)は、排気ポート鋳造用砂中子2の巾木22の嵌合凹部221(221A)が下型10の嵌合凸部105(105A)に嵌合している状態を示す図である。また、図4(b)は、排気ポート鋳造用砂中子2の巾木22が第1摺動型11の保持凹部113に嵌合している状態を示す図である。
図4(a)に示すように、X方向における突起222,222の中心位置C1は、X方向における嵌合凸部105の中心位置C3よりも、キャビティ5側の位置に設定される。なお、嵌合凸部105の中心位置C3は、上述したように一直線状に位置している。
以上のように配置された突起222,222は、図4(b)に示すように、型締めするときに保持凹部113の下面113Aに摺接することでその一部が削り取られ、削り取られた砂は凹部223,223内に回収される。
図5は、本実施形態に係る吸気ポート鋳造用砂中子3の構成を示す斜視図である。
図5に示すように、吸気ポート鋳造用砂中子3は、連結された吸気ポートを鋳造するためのものであり、砂中子本体31と、巾木32と、を備える。この吸気ポート鋳造用砂中子3では、砂中子本体31の体積に対して巾木32の体積が比較的確保されているため、砂中子本体31の重量に対して巾木32の重量が十分ではないが比較的確保されており、巾木32の重量が砂中子本体31の重量以上となっている。
砂中子本体31は、製品形状、即ち多岐管がそのまま一端側で連結された吸気マニホールド形状を形成するためのものである。砂中子本体31は、多岐管の先端面を形成する複数の先端面311を有し、これら先端面311が下型10の成形面101に形成された4つの膨出部102上にそれぞれ密着するように載置される。
巾木32は、砂中子本体31の基端に設けられ、砂中子本体31を第2摺動型12に取り付けるためのものである。巾木32は、略直方体形状であり、図1に示すように、その下面には、下型10の凸部104上に形成された3つの嵌合凸部106にそれぞれ嵌合する3つの嵌合凹部321が形成されている。嵌合凹部321は、上述の排気ポート鋳造用砂中子2の巾木22に形成された嵌合凹部221と同様の構成であり、両端の嵌合凹部321A,321Aは、Y方向に多少の余裕をもって嵌合凸部106A,106Aに嵌合し、真ん中の嵌合凹部321Bは、X方向に多少の余裕をもって嵌合凸部106Bに嵌合する。これにより、吸気ポート鋳造用砂中子3がX方向及びY方向に容易に位置決めされる。
また図5に示すように、巾木32の上面には、2つの突起322,322と、2つの凹部323,323が形成されている。
2つの突起322,322は、上述の突起222,222と同様の構成であり、型締めするときに、第2摺動型12の内側面に形成された保持凹部123の下面123Aに摺接することで、その一部が削り取られる(後述の図5(b)参照)。
2つの凹部323,323は、上述の凹部223,223と同様の構成であり、型締めするときに突起322,322から削り取られた砂が凹部323,323内に回収されることで、キャビティ5内に砂が入り込んで品質不良が生じるのが防止される(後述の図5(b)参照)。
ここで、突起322,322が形成されている位置について説明する。
突起322,322の位置は、嵌合凸部106の位置との関係で規定される。先ず図1に示すように、Y方向における突起322,322の位置は、両端の嵌合凸部106A,106Aと略同一の位置に設定される。
ここで、図6は、吸気ポート鋳造用砂中子3の巾木32の構成を示す断面図である。より詳しくは、図6(a)は、吸気ポート鋳造用砂中子3の巾木32の嵌合凹部321(321A)が下型10の嵌合凸部106(106A)に嵌合している状態を示す図である。また、図6(b)は、吸気ポート鋳造用砂中子3の巾木32が第2摺動型12の保持凹部123に嵌合している状態を示す図である。
図6(a)に示すように、X方向における突起322,322の中心位置C2は、X方向における嵌合凸部106の中心位置C4の直上の位置に設定される。なお、嵌合凸部106の中心位置C4は、上述したように一直線状に位置している。
以上のように配置された突起322,322は、図6(b)に示すように、型締めするときに保持凹部123の下面123Aに摺接することでその一部が削り取られ、削り取られた砂は凹部323,323内に回収される。
以上のような構成を備える本実施形態のシリンダヘッド鋳造用金型1には、上述したように本発明に係る砂中子保持構造Sが組み込まれている。
砂中子保持構造Sとしての排気ポート鋳造用砂中子2の保持構造S1は、第1摺動型11の保持凹部113、下型10の凸部103及び嵌合凸部105、巾木22の嵌合凹部221及び突起222を含んで構成される。
同様に、砂中子保持構造Sとしての吸気ポート鋳造用砂中子3の保持構造S2は、第2摺動型12の保持凹部123、下型10の凸部104及び嵌合凸部106、巾木32の嵌合凹部321及び突起322を含んで構成される。
本実施形態に係るシリンダヘッド鋳造用金型1は、以下のように動作する。
先ず、上型、第1摺動型11及び第2摺動型12を後退させ、少なくともこれらの型が下型10の成形面101から退避した状態とする。
この状態において、排気ポート鋳造用砂中子2をキャビティ5内に配置する。具体的には、砂中子本体21の複数の先端面211を、下型10の成形面101に形成された4つの膨出部102上にそれぞれ密着させて載置する。同時に、排気ポート鋳造用砂中子2の巾木22を、下型10の凸部103上に載置し、巾木22の下面に形成された嵌合凹部221と下型10の凸部103上に形成された嵌合凸部105を嵌合させる。これにより、排気ポート鋳造用砂中子2が位置決めされる。
このとき、巾木22の重量が砂中子本体21の重量未満であるため、排気ポート鋳造用砂中子2がその自重によりキャビティ5側に傾いた状態となる。
また、吸気ポート鋳造用砂中子3をキャビティ5内に配置する。具体的には、砂中子本体31の複数の先端面311を、下型10の成形面101に形成された4つの膨出部102上にそれぞれ密着させて載置する。同時に、吸気ポート鋳造用砂中子3の巾木32を、下型10の凸部104上に載置する。このとき、巾木32の下面に形成された嵌合凹部321と下型10の凸部104上に形成された嵌合凸部106を嵌合させる。これにより、吸気ポート鋳造用砂中子3が位置決めされる。
このとき、巾木32の重量が砂中子本体31の重量以上であるため、排気ポート鋳造用砂中子2ほど吸気ポート鋳造用砂中子3がキャビティ5側に傾くことはない。
次いで、第1摺動型11を前進させる。第1摺動型11を前進させることにより、排気ポート鋳造用砂中子2の巾木22の上面に形成された突起222,222が、第1摺動型11の内側面に形成された保持凹部113の下面113Aに摺接することで、巾木22が保持凹部113に嵌合し、排気ポート鋳造用砂中子2が保持される。このとき、排気ポート鋳造用砂中子2がその自重によりキャビティ5側に傾いていても、砂中子本体21に作用する力の支点となる突起222,222が嵌合凸部105よりもキャビティ5側に位置しているため、砂中子本体21の先端面211が下方に押圧され、砂中子本体21の先端面211がぐらついて下型10の成形面101から浮いてしまうのが抑制される。また、突起222,222の一部は削り取られ、削り取られた砂は、巾木22上面に形成された凹部223,223内に回収される。
同様に、第2摺動型12を前進させる。第2摺動型12を前進させることにより、吸気ポート鋳造用砂中子3の巾木32の上面に形成された突起322,322が、第2摺動型12の内側面に形成された保持凹部123の下面123Aに摺接することで、巾木32が保持凹部123に嵌合し、吸気ポート鋳造用砂中子3が保持される。このとき、排気ポート鋳造用砂中子2ほど吸気ポート鋳造用砂中子3はキャビティ5側に傾いてはいないため、砂中子本体31に作用する力の支点となる突起322,322が嵌合凸部106の直上に位置していることで、砂中子本体31の先端面311が下方に押圧され、砂中子本体31の先端面311がぐらついて下型10の成形面101から浮いてしまうのが抑制される。また、突起322,322の一部は削り取られ、削り取られた砂は、巾木32上面に形成された凹部323,323内に回収される。
次いで、下型10に対して上型を前進させて、型締めする。型締め後、キャビティ5内にアルミ溶湯を充填した後、冷却することで、シリンダヘッドが鋳造される。
本実施形態に係るシリンダヘッド鋳造用金型1によれば、以下の効果が奏される。
(1)本実施形態では、下型10の成形面101の周縁に形成した嵌合凸部105と巾木22の下面に設けた嵌合凹部221を嵌合させて位置決めした巾木22を、保持凹部113に嵌合する嵌合構造と、巾木22の上面に形成した突起222,222が第1摺動型11の内側面に形成した保持凹部113の下面に摺接する摺接構造と、を含んで排気ポート鋳造用砂中子2の保持構造S1を構成した。また特許文献1では、摺動型の摺動方向における突起の中心位置が、摺動方向における嵌合凸部の中心位置よりも摺動型側に位置していたのに対して、本実施形態では、第1摺動型11の摺動方向(X方向)における突起222,222の中心位置C1が、X方向における嵌合凸部105の中心位置C2よりもキャビティ5側に位置するように構成した。
これにより、砂中子本体21の重量に対して巾木22の重量を十分に確保できず、排気ポート鋳造用砂中子2がその自重によりキャビティ5側に傾いても、巾木22の上面の突起222,222が保持凹部113の下面で削られる際に砂中子本体21に作用する力の支点となる突起222,222が嵌合凸部105よりもキャビティ5側に位置しているため、砂中子本体21の先端面211を下方に押圧でき、先端面211がぐらついて下型10の成形面101から浮いてしまうのを抑制できる。ひいては、排気ポート鋳造用砂中子2の位置ずれに起因する品質不良を防止でき、歩留まりを向上できる。
(2)また本実施形態では、下型10の成形面101の周縁に形成した嵌合凸部106と巾木32の下面に設けた嵌合凹部321を嵌合させて位置決めした巾木32を、保持凹部123に嵌合する嵌合構造と、巾木32の上面に形成した突起322,322が第2摺動型12の内側面に形成した保持凹部123の下面に摺接する摺接構造と、を含んで吸気ポート鋳造用砂中子3の保持構造S2を構成した。また特許文献1では、摺動型の摺動方向における突起の中心位置が、摺動方向における嵌合凸部の中心位置よりも摺動型側に位置していたのに対して、本実施形態では、第2摺動型12の摺動方向(X方向)における突起322,322の中心位置C2が、X方向における嵌合凸部106の中心位置C4の直上に位置するように構成した。
これにより、砂中子本体31の重量に対して巾木32の重量を比較的確保できるものの十分ではなく、吸気ポート鋳造用砂中子3がその自重によりキャビティ5側に多少傾いていても、巾木32上面の突起322,322が保持凹部123の下面で削られる際に砂中子本体31に作用する力の支点となる突起322,322が嵌合凸部106の直上に位置しているため、砂中子本体31の先端面311を下方に押圧でき、先端面311がぐらついて下型10の成形面101から浮いてしまうのを抑制できる。ひいては、吸気ポート鋳造用砂中子3の位置ずれに起因する品質不良を防止でき、歩留まりを向上できる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
上記実施形態では、保持構造S2を吸気ポート鋳造用砂中子3の保持に適用したがこれに限定されず、例えば保持構造S2を排気ポート鋳造用砂中子2の保持に適用してもよい。この場合には、保持構造S1を適用した場合ほどではないものの、ある程度の位置ずれ抑制効果が発揮される。
1…シリンダヘッド鋳造用金型(金型)
2…排気ポート鋳造用砂中子(砂中子)
3…吸気ポート鋳造用砂中子(砂中子)
5…キャビティ
10…下型
11…第1摺動型(摺動型)
12…第2摺動型(摺動型)
21,31…砂中子本体
22,32…巾木
101…成形面
105,106…嵌合凸部
113,123…保持凹部
221,321…嵌合凹部
222,322…突起
C1,C2…突起の中心位置
C3,C4…嵌合凸部の中心位置
S…砂中子保持構造

Claims (2)

  1. 砂中子を金型に保持する砂中子保持構造であって、
    前記砂中子は、前記金型のキャビティ内に配置される砂中子本体と、下型の成形面の周縁に載置され且つ前記下型上を摺動する摺動型の内側面に形成された保持凹部に嵌合する巾木と、を備え、
    前記巾木の下面には、前記下型の成形面の周縁に形成された嵌合凸部に嵌合する嵌合凹部が形成され、
    前記巾木の上面には、前記摺動型が前進して前記保持凹部の下面に摺接することによりその一部が削り取られる突起が形成され、
    前記摺動型の摺動方向における前記突起の中心位置が、前記摺動方向における前記嵌合凸部の中心位置よりも前記キャビティ側に位置することを特徴とする砂中子保持構造。
  2. 砂中子を金型に保持する砂中子保持構造であって、
    前記砂中子は、前記金型のキャビティ内に配置される砂中子本体と、下型の成形面の周縁に載置され且つ前記下型上を摺動する摺動型の内側面に形成された保持凹部に嵌合する巾木と、を備え、
    前記巾木の下面には、前記下型の成形面の周縁に形成された嵌合凸部に嵌合する嵌合凹部が形成され、
    前記巾木の上面には、前記摺動型が前進して前記保持凹部の下面に摺接することによりその一部が削り取られる突起が形成され、
    前記摺動型の摺動方向における前記突起の中心位置が、前記摺動方向における前記嵌合凸部の中心位置の直上に位置することを特徴とする砂中子保持構造。
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