JP5652276B2 - スピーカ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フロントパネルを備えるスピーカ装置、特に公共の場等の外部から衝撃を受けやすい場所に設置されるスピーカ装置に関する。
従来、体育館や病院等の公共の場に各種のスピーカ装置が設置されている。このような公共の場に設置されるスピーカ装置は、外的な要因により、フロントパネルに衝撃が加わることがある。
このような環境で用いるスピーカ装置として、例えば、特許文献1には、フロントパネルを兼用するバッフル板にウーハやツイータ等の各スピーカ、バスレフポートを設置している。各スピーカやバスレフポートの周縁部は、バッフル板(フロントパネル)から前方へ突出するように形成されている。この突出する部分は、正面視して格子状であり、補強用の骨組みとして機能する。これにより、外部から加わる衝撃(例えば、特許文献1であればボール等がぶつけられることによる衝撃)からスピーカおよびスピーカ装置自体の破損を防いでいる。
特開2009−124593号公報
しかしながら、特許文献1に記載のスピーカ装置では、補強用の骨組みがスピーカ装置のエンクロージャと別体で形成されているため、正面等の外部から強い衝撃を受けると破損しやすい。一方で、このような衝撃に耐え得る構造にする場合、スピーカ装置としてのデザインに対する自由度が低下してしまう。
この発明の目的は、正面側からの衝撃に対してスピーカおよびスピーカ装置自体の破損を防止でき、デザイン自由度を確保できるスピーカ装置を、実現することにある。
この発明は、スピーカが設置される平板状のバッフル板と、該バッフル板の正面側に配置され、複数の開口部を有するフロントパネルと、を備え、スピーカを内蔵するように前記バッフル板を固定した所定形状の筐体からなるスピーカ装置に関する。このスピーカ装置の筐体は、フロントパネルと、バッフル板の天面側に配置される天面壁と、バッフル板の底面側に配置される底面壁と、バッフル板の両側面に配置される側面壁と、からなるフロントケースを備え、当該フロントケースは、フロントパネル、天面壁、前記底面壁、及び側面壁が一体成形されてなる。
この構成では、フロントパネルを含むフロントケースが立体形状に形成される。これにより、フロントパネル、天面壁、底面壁、側面壁が互いに補強し合い、外部からの衝撃に対する強度が向上する。また、天面壁、底面壁、および側面壁による支持があるため、フロントパネルの開口形状を変化させても、容易に強度が低下せず、フロントパネルのデザインの自由度をある程度確保できる。
さらに、この構造であれば、スピーカを備えるバッフル板がフロントケース内に配置されるので、当該フロントケースがフロントパネル一体型のエンクロージャとしても機能し、スピーカから背面側へ発する音が正面側に回り込むことを防止し、音質の向上効果も得られる。
また、この発明のスピーカ装置では、バッフル板は、フロントパネルを筐体の内側から支持する立設部材を備える。
この構成では、フロントケース内に固定されたバッフル板で、フロントパネルが内側から支持される。これにより、正面からの衝撃に対する強度を向上させることができる。
また、この発明のスピーカ装置では、フロントパネルの裏面側壁面に設置され、所定の孔が複数形成された平板部材を備える。
この構成では、フロントパネルが平板部材により補強される。これにより、正面からの衝撃に対する強度を、さらに向上させることができる。
この発明によれば、正面側からの衝撃に対してスピーカおよびスピーカ装置自体の破損を防止できる。さらに、フロントパネルを、より自由にデザインすることができる。
本発明の実施形態に係るスピーカ装置10の外観斜視図である。 本発明の実施形態に係るスピーカ装置10の分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るフロントケース20の外観斜視図である。 本発明の実施形態に係るフロントケース20の正面図である。 本発明の実施形態に係るフロントケース20の側面断面図である。 本発明の実施形態に係るフロントケース20の背面図である。 本発明の実施形態に係るバッフル板30の外観斜視図である。 本発明の実施形態に係るスピーカSPを備えたバッフル板30の外観斜視図である。 本発明の実施形態に係るリアケース40の外観斜視図である。 本発明の実施形態に係るフロントケース20とバッフル板30の組図である。
本発明の実施形態に係るスピーカ装置10について、図を参照して説明する。図1は本発明の実施形態に係るスピーカ装置10の外観斜視図である。図2は本発明の実施形態に係るスピーカ装置10の分解斜視図である。
スピーカ装置10は、高さ方向に長く、幅方向および奥行き方向に短い直方体形状からなる。スピーカ装置10の側面の角部は、天面側もしくは底面側から見て曲率半径となるように湾曲面で形成されている。
スピーカ装置10は、フロントケース20、バッフル板30、リアケース40を備える。フロントケース20とリアケース40によりスピーカ装置10の筐体が形成され、当該筐体内に、スピーカSPを備えたバッフル板30が配設されている。バッフル板30は、フロントケース20およびリアケース40にネジ等の固定部材で固定されている。
これにより、フロントケース20のバッフル板30設置位置よりも背面側がエンクロージャとして機能する。したがって、スピーカSPから背面側に発した音は、正面側に殆ど漏れず、スピーカ装置10から放音される音の音質を向上させることができる。
(i)フロントケースの構造
図3は本発明の実施形態に係るフロントケース20の外観斜視図である。図4は本発明の実施形態に係るフロントケース20の正面図である。図5は本発明の実施形態に係るフロントケース20の側面断面図である。図6は本発明の実施形態に係るフロントケース20の背面図である。
フロントケース20は、正面視して長方形状であり平板状のフロントパネル21を備える。フロントパネル21の両側端(短手方向の両端)には、裏面21Rからフロントパネル21の平板面に垂直な方向へ延びる側面壁23が形成されている。フロントパネル21と側面壁23との接続する角部は、上述のように、天面側(底面側)からみて所定の曲率半径となるように、湾曲面で形成されている。
フロントパネル21の天面側の端部(長手方向の一方端)には、裏面21Rからフロントパネル21の平板面に垂直な方向へ延びる天面壁22が形成されている。フロントパネル21の底面側の端部(長手方向の他方端)には、裏面21Rからフロントパネル21の平板面に垂直な方向へ延びる底面壁24が形成されている。
これらフロントパネル21、天面壁22、二個の側面壁23、および底面壁24は、樹脂等により一体成形されている。これにより、フロントケース20は、平板面がそれぞれに直交する壁で覆われる箱体となる。したがって、外部からの衝撃に対する強度が向上する。特に、フロントパネル21は、四つの端辺に、当該フロントパネル21の平板面に直交する方向に延びる壁がそれぞれに形成されているので、正面方向からの衝撃に強い構造を実現できる。
フロントパネル21には、当該フロントパネル21を形成する平板を貫通する複数の開口部が形成されている。開口部は、正面視して略正方形状の第1開口部を複数有する。各開口部は、正面視して角部が内側に湾曲する形状で形成されている。さらに、開口部は、正面視して略長方形状で第1開口部よりも広い開口面積(例えば約2倍)の第2開口部を複数有する。
第1開口部および第2開口部は、図3に示すように、高さ方向(天面と底面とを結ぶ方向)、および横方向(二側面を結ぶ方向)に配列形成されている。
具体的に、フロントパネル21を正面視した左側面側の天面側から高さ方向に沿って、第一列として、第2開口部211L、第1開口部211S、第2開口部212L、第1開口部212S、第2開口部213L、第1開口部213Sがこの順で配設されている。これらの第一列の各開口部は、所定の間隔をおいて配設されている。
フロントパネル21を正面視して、第一列の右側に所定の間隔で、第一列に対して平行になるように、天面側から高さ方向に沿って、第二列として、第1開口部221S、第2開口部221L、第1開口部222S、第2開口部222L、第1開口部223S、第2開口部223Lがこの順で配設されている。これらの第二列の各開口部も、第一列と同様に、所定の間隔をおいて配設されている。
フロントパネル21を正面視して、第二列のさらに右側に所定の間隔で、第二列に対して平行になるように、天面側から高さ方向に沿って、第三列として、第2開口部231L、第1開口部231S、第2開口部232L、第1開口部232S、第2開口部233L、第1開口部233Sがこの順で配設されている。これらの第三列の各開口部も、第一列、第二列と同様に、所定の間隔をおいて配設されている。
フロントパネル21を正面視して、第三列の右側に所定の間隔で、第三列に対して平行になるように、天面側から高さ方向に沿って、第四列として、第1開口部241S、第2開口部241L、第1開口部242S、第2開口部242L、第1開口部243S、第2開口部243Lがこの順で配設されている。これらの第四列の各開口部も、第一列、第二列および第三列と同様に、所定の間隔をおいて配設されている。
天面壁22には、電源用開口穴220が形成されている。この電源用開口穴200に電源ボタン50が設置される。
(ii)バッフル板30の構造
図7は本発明の実施形態に係るバッフル板30の外観斜視図である。図8は本発明の実施形態に係るスピーカSPを備えたバッフル板30の外観斜視図である。
バッフル板30は、正面視して長方形状であり平板状の主基板31を備える。主基板31の長手方向の片端側の領域には、正面31Fから裏面31Rにかけて開口するスピーカ用開口穴310が形成されている。このスピーカ用開口穴310に図8に示すように、スピーカSPが設置される。この際、スピーカSPは、放音面が正面側となるように設置される。
主基板31の裏面31R側には、複数の後方立設部材32が複数設置されている。後方立設部材32は、裏面31Rから垂直な方向に延びる円柱状で形成されている。後方立設部材32は、バッフル板30をフロントケース20およびリアケース40にネジ等で固定した時(以下、単に「固定時」と称する。)の主基板31の裏面31Rとリアパネル41との距離と略同じ長さで形成されている。
主基板31の正面31Fには、立設部材に相当するボスおよび立設壁と外周壁が複数形成されている。ボス、立設壁、および外周壁は、主基板31の正面31Fに対して、直交する方向へ延びる形状で形成されている。この際、ボス、立設壁、および外周壁は、主基板31とともに一体成形されている。
外周壁は、平板状からなる。外周壁の高さすなわち正面31Fに直交する方向の長さは、前記固定時の主基板31の正面31Fとフロントパネル21の裏面側壁面21Rとの距離と略同じ長さで形成されている。外周壁は、天面側外周壁340U、底面側外周壁340D、一対の側面外周壁340Sからなる。天面側外周壁340Uは、主基板31の天面側の端部付近に形成されており、幅方向(両側面を結ぶ方向)に沿って延びる形状で形成されている。底面側外周壁340Dは、主基板31の底面側(スピーカ用開口穴310の形成領域側)の端部付近に形成されており、幅方向(両側面を結ぶ方向)に沿って延びる形状で形成されている。側面外周壁340Sは、主基板31の両側面側(短手方向の両端側)の端部付近に形成されており、高さ方向(天面側と底面側とを結ぶ方向)に沿って延びる形状で形成されている。
ボスは円柱形状からなる。ボスの高さすなわち正面31Fに直交する方向の長さは、バッフル板30をフロントケース20およびリアケース40にネジ等で固定した時の主基板31の正面31Fとフロントパネル21の裏面側壁面21Rとの距離と略同じである。
立設壁は、平板状からなる。立設壁の高さすなわち正面31Fに直交する方向の長さは、前記固定時の主基板31の正面31Fとフロントパネル21の裏面側壁面21Rとの距離よりも短い。例えば、ボスの1/3から1/2程度の長さである。
具体的に、複数のボスおよび立設壁は、次に示すようなパターンで形成されている。
まず、主基板31を正面視して、左側面側の天面側から高さ方向に沿って、ボス311,312,313,314がこの順で配設されている。立設壁351は、これらボス311,312,313,314を連結するように、主基板31の高さ方向に沿って延びる形状で形成されている。
これらボス311,312,313,314および立設壁351は、前記固定時において、スピーカ装置10を正面視して、上述の複数の開口部による第一列と第二列との間に形成される枠体と重なる位置に形成されている。
主基板31を正面視して、ボス311,312,313,314の列の右側に所定の間隔で、天面側から高さ方向に沿って、ボス321,322,323,324がこの順で配設されている。立設壁352は、これらボス321,322,323,324を連結するように、主基板31の高さ方向(天面側と底面側とを結ぶ方向)に沿って立設壁351に平行に延びる形状で形成されている。
主基板31を正面視して、ボス321,322,323,324の列の右側に所定の間隔で、天面側から高さ方向に沿って、ボス331,332,333,334がこの順で配設されている。立設壁353は、これらボス331,332,333,334を連結するように、主基板31の高さ方向(天面側と底面側とを結ぶ方向)に沿って立設壁351,352に平行に延びる形状で形成されている。
立設壁361は、ボス311とボス321を連結するように、主基板31の幅方向に沿って延びる形状で形成されている。立設壁361は、立設壁351,352,353と同じ高さで形成されている。立設壁361は、スピーカ装置10を正面視して、開口部の第二列の第1開口部221Sと第2開口部221Lの間に形成される枠体と重なるように配設されている。
立設壁362は、ボス331と主基板31を正面視した右端部側の側面外周壁340Sとを連結するように、主基板31の幅方向に沿って延びる形状で形成されている。立設壁362も、立設壁351,352,353と同じ高さで形成されている。立設壁362は、スピーカ装置10を正面視して、開口部の第四列の第1開口部241Sと第2開口部241Lの間に形成される枠体と重なるように配設されている。
立設壁363は、ボス312と主基板31を正面視した左端部側の側面外周壁340Sとを連結するように、主基板31の幅方向に沿って延びる形状で形成されている。立設壁363も、立設壁351,352,353と同じ高さで形成されている。立設壁363は、スピーカ装置10を正面視して、開口部の第一列の第2開口部211Lと第1開口部211Sの間に形成される枠体と重なるように配設されている。
立設壁364は、ボス322とボス332を連結するように、主基板31の幅方向に沿って延びる形状で形成されている。立設壁364も、立設壁351,352,353と同じ高さで形成されている。立設壁364は、スピーカ装置10を正面視して、開口部の第三列の第2開口部231Lと第1開口部231Sの間に形成される枠体と重なるように配設されている。
立設壁365は、ボス313とボス323とボス333を連結するように、主基板31の幅方向に沿って延びる形状で形成されている。立設壁365も、立設壁351,352,353と同じ高さで形成されている。立設壁365は、スピーカ装置10を正面視して、開口部の第一列の第1開口部211Sと第2開口部212Lの間に形成される枠体、第二列の第2開口部221Lと第1開口部222Sの間に形成される枠体、第三列の第1開口部231Sと第2開口部232Lの間に形成される枠体、第四列の第2開口部241Lと第1開口部242Sの間に形成される枠体と重なるように配設されている。
立設壁366は、ボス314とボス324を連結するように、主基板31の幅方向に沿って延びる形状で形成されている。立設壁366も、立設壁351,352,353と同じ高さで形成されている。立設壁366は、スピーカ装置10を正面視して、開口部の第二列の第1開口部222Sと第2開口部222Lの間に形成される枠体と重なるように配設されている。
立設壁367は、ボス334に接続するように、主基板31の幅方向に沿って延びる形状で形成されている。立設壁367も、立設壁351,352,353と同じ高さで形成されている。立設壁367は、スピーカ装置10を正面視して、開口部の第四列の第1開口部242Sと第2開口部242Lの間に形成される枠体と重なるように配設されている。
(iii)リアケース40の構造
図9は本発明の実施形態に係るリアケース40の外観斜視図である。リアケース40は、正面視して長方形状であり平板状のリアパネル41を備える。リアパネル41の両側端(短手方向の両端)は、フロントパネル21の平板面に垂直な方向へ湾曲して延びる形状からなるリア側面壁42が形成されている。
(iv)フロントケース20(フロントパネル21)とバッフル板30との接続構造
図10は本発明の実施形態に係るフロントケース20とバッフル板30の組図である。バッフル板30は、各ボス311−314,321−324,331−334および天面側外周壁340U、底面側外周壁340D、一対の側面外周壁340Sの先端がフロントパネル21の裏面21Rに当接する状態で、フロントケース20に固定される。この構造により、フロントパネル21は、裏面側からボス及び外周壁を備えるバッフル板30で支持されるので、枠体が細く、フロントパネル21が薄くても、正面側からの衝撃に対して高い強度を実現することができる。これにより、上述のフロントケース20の構造とともに、外部からの衝撃、特に正面側からの衝撃に強いスピーカ装置10を実現できる。
また、本実施形態の構成では、各ボス311−314,321−324,331−334および外周壁は、立設壁351−353、361−367により連結されることで、補強されている。これにより、さらに外部から(特に正面側から)の衝撃に対する強度を高くすることができる。
また、本実施形態の構成では、各ボス311−314,321−324,331−334は、フロントパネル21に設けられた複数の開口部によって形成される枠体の裏面側に当接し、立設壁351−353、361−367もスピーカ装置10を正面視して枠体に重なるので、スピーカ装置10を正面から見た際に、これらのボスおよび立設壁がユーザに視認されることを防ぐことができる。これにより、スピーカ装置10の強度を低下させることなく、デザインの自由度を確保することができる。
なお、上述の説明では、フロントパネル21の開口部に何も設置しない構成を例に示したが、所定の径からなる貫通孔を多数配列形成したパンチングメタル等の平板状部材を、フロントパネル21の裏面21R側に配設しても良い。これにより、機械的強度が低下しやすいフロントパネル21の開口部形成領域の強度を補強することができる。さらに、スピーカ装置10の見栄えの低下を、さらに効果的に防ぐことができる。
また、上述の説明で示したフロントパネル21の開口部の形成パターンは、一例であり、他の各種の開口デザインを用いてもよい。この場合、開口により形成される枠体と重なるように、ボスや立設壁をバッフル板に形成すればよい。
また、バッフル板30において、ボス、立設壁、および外周壁を主基板31に対して別体成形し、接着剤等で接着してもよい。しかしながら、一体成形することで、外部から力が加わった際の応力が接着部に集中することを防止でき、より高強度なバッフル板30を形成できる。
10:スピーカ装置、
20:フロントケース、21:フロントパネル、22:天面壁、23:側面壁、24:底面壁、
211S,212S,213S,221S,222S,223S,231S,232S,233S,241S,242S,243S:第1開口部、211L,212L,213L,221L,222L,223L,231L,232L,233L,241L,242L,243L:第2開口部、220:電源用開口穴、
30:バッフル板、31:主基板、31F:正面、31R:裏面、32:後方立設部材、
311,312,313,314,321,322,323,324,331,332,333,334:ボス、
340U:天面側外周壁、340D:底面側外周壁、340S:側面外周壁、
351,352,353、361,362,363,364,365,366,367:立設壁、
40:リアケース、41:リアパネル、42:リア側面壁、
50:電源ボタン

Claims (3)

  1. スピーカが設置される平板状のバッフル板と、
    該バッフル板の正面側に配置され、複数の開口部を有するフロントパネルと、を備え、
    前記スピーカを内蔵するように前記バッフル板を固定した所定形状の筐体からなるスピーカ装置であって、
    前記筐体は、
    前記フロントパネルと、前記バッフル板の天面側に配置される天面壁と、前記バッフル板の底面側に配置される底面壁と、前記バッフル板の両側面に配置される側面壁と、からなるフロントケースを備え、
    該フロントケースは、前記フロントパネル、前記天面壁、前記底面壁、及び前記側面壁が一体成形されてなり、
    前記バッフル板、前記天面壁、前記底面壁、及び前記側面壁により、エンクロージャが構成される、スピーカ装置。
  2. 請求項1に記載のスピーカ装置であって、
    前記バッフル板は、前記フロントパネルを前記筐体の内側から支持する立設部材を備える、スピーカ装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のスピーカ装置であって、
    前記フロントパネルの裏面側壁面に設置され、所定の孔が複数形成された平板状の目隠し部材を備える、スピーカ装置。
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