JP5651056B2 - 長尺部材のバリ除去装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態に係るバリ除去装置1を示す図である。本実施形態に係るバリ除去装置1は、平行に配置されて前記長尺部材Pを直交する姿勢で搬送する2本の搬送レール3と、前記搬送レール3に沿って前記長尺部材Pを押しながら搬送する搬送部材9と、前記搬送レール3の幅方向の両側に設置されるバリ除去手段11とを備えている。そして、前記搬送レール3は、前記長尺部材Pを回転させるために搬送方向に沿って山部3aおよび谷部3bが交互に連続している。
2本の搬送レール3は、図1に示すように、2つのバリ除去手段(回転ブラシ)11の間に平行に配置されている。具体的には板状の部材であって、所定のフレーム7に取り付けられて支持されている。各搬送レール3はバリ除去手段11の表面に近接した位置に配置されており、バリ除去工程時にも長尺部材Pを確実に搬送できるようになっている。
2本の搬送レール3の間には、2つの搬送部材9が設けられている。これら2つの搬送部材9は、水平方向に設けられたベース部材10の上面から鉛直上方に向かって延在している板状の部材である。具体的には直角に曲げられた一方の面がベース部材10に固定され、他方の面が鉛直上方に向いている。このため、搬送レール3に対して直交する姿勢の長尺部材Pに対して2つの搬送部材9が同時に接触し、図1(A)に示すように、直交姿勢を維持したまま搬送レール3の下流側(図1(A)では下方)に向かって長尺部材Pを搬送することができる。
次に、バリ除去手段11について説明する。バリ除去手段11は、各搬送レール3の近傍に設置される円柱状の回転ブラシである。このバリ除去手段11の回転軸11aは搬送レール3と略平行になっており、その外周面が搬送レール3の近傍に位置するように設置されている。そして、バリ除去手段11の回転軸11aにはプーリ11bが取り付けられており、ベルト11cを介して電動モータ11dの駆動力が伝達されるようになっている。バリ除去手段11の回転方向は、図1(B)に示されている。すなわち、搬送レール3の下流側から見て、左側のバリ除去手段11は時計回りに、右側のバリ除去手段11は反時計まわりに回転するようになっている。これは、バリ除去工程において長尺部材Pを下方に押しつける方向である。なぜなら、逆方向に回転させた場合、長尺部材Pが搬送レール3から浮き上がってしまい、バリ除去作業に支障を来すからである。但し、バリ除去手段を逆方向に回転させることが不可能な訳ではない。例えば、長尺部材Pが浮き上がらないようにするために、搬送レールの端縁形状に倣うような形状のカバーを搬送レールの上方に設けることで、長尺部材Pの浮き上がりを抑制することが可能となる。
次に、本実施形態に係るバリ除去装置1の動作・作用について説明する。まず、図3に示すように、長尺部材Pは搬送レール3の傾斜部3cを滑り落ちてくる。そして、搬送部材9によって搬送されながら、1番目の山部の表面に沿って徐々に回転してゆく。そして、山部から1番目の谷部に移動した時点でほぼひっくり返った状態(初期状態から90°回転した)となる。そして、このひっくり返った状態で2番目の山部に搬送される。2番目の谷部に到達した時点において長尺部材Pは最初の状態から略180°回転している。更に、3番目の山部を通って谷部に到達した時点では、最初の姿勢から約270°回転した姿勢となり、更に4番目の山部(図示略)を通過することで最初の姿勢とほぼ同様の状態まで回転することとなる。すなわち、4組の山部と谷部とを通過することで、長尺部材Pは略360°回転することとなる。本実施形態の搬送レール3では、図2(B)に示すように、9組の山部3a及び谷部3bが形成されているため、略2回転することとなる。
次に、上記した本願発明に係るバリ除去装置1を含んだ、長尺部材Pの成形ラインのレイアウトについて説明する。図6は、成形ラインの概略図を示している。この図において、成形ラインの右側が上流であり、左側が下流である。すなわち、右端から長尺部材Pの材料が供給され、左端において製品が排出されるようになっている。以下、上流側(図中の右側)から下流側(左側)に向かって順に各工程及び装置について説明する。
Claims (7)
- 長尺部材のバリ除去装置であって、
平行に配置された2本の搬送レールと、
前記搬送レールに沿って前記長尺部材を押しながら搬送する搬送部材と、
前記搬送レールの幅方向の両側に設置されるバリ除去手段と、を備え、
前記搬送レールは、前記搬送レールが平行に延びる方向に対して直交する方向に延びるように前記長尺部材が載置され、前記長尺部材を前記直交する方向に延びる軸まわりに回転させるために搬送方向に沿って山部および谷部が交互に連続しており、
前記搬送部材は、前記2本の搬送レールの間に設けられる2枚の搬送板であることを特徴とする、バリ除去装置。 - 前記バリ除去手段は、搬送経路の中心線に関して対称に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載のバリ除去装置。
- 前記搬送レールの山部又は谷部のピッチは、搬送される長尺部材の幅の略1.5〜2.5倍倍の値であることを特徴とする、請求項1または2に記載のバリ除去装置。
- 前記搬送部材は、前記搬送レールの上流端と下流端に配置されているスプロケットと、これらのスプロケット間に巻き付けられ且つ前記搬送部材が係合されるチェーンとによって駆動されることを特徴とする、請求項1〜3の何れか一項に記載のバリ除去装置。
- 前記バリ除去手段は、その相互間距離を前記長尺部材の長さに応じて調整するための位置調整手段に係合されていることを特徴とする、請求項2〜4の何れか一項に記載のバリ除去装置。
- 前記バリ除去手段は、円柱状の回転ブラシであることを特徴とする、請求項1〜4の何れか一項に記載のバリ除去装置。
- 前記バリ除去手段の回転軸は前記搬送レールの長手方向と平行であり、前記バリ除去手段の回転方向は搬送レール側においてその表面が下方に向かう方向であることを特徴とする、請求項6に記載のバリ除去装置。
Priority Applications (1)
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JP2011069203A JP5651056B2 (ja) | 2011-03-28 | 2011-03-28 | 長尺部材のバリ除去装置 |
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JP2011069203A JP5651056B2 (ja) | 2011-03-28 | 2011-03-28 | 長尺部材のバリ除去装置 |
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JP2012200833A JP2012200833A (ja) | 2012-10-22 |
JP5651056B2 true JP5651056B2 (ja) | 2015-01-07 |
Family
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Country Status (1)
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-
2011
- 2011-03-28 JP JP2011069203A patent/JP5651056B2/ja active Active
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