JP5649620B2 - 変速機ケースにおける潤滑油排出構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ベルト式無段変速機の変速機ケースにおける潤滑油排出構造に関する。
図6は、車両用のベルト式無段変速機の変速機ケース100を説明する図であり、(a)は、変速機ケース100をトルクコンバータとは反対側から見た平面図であり、(b)は、変速機ケース100をトルクコンバータ側から見た平面図である。
図7は、図6の(a)におけるA−A断面図であって、(a)は、ファイナルギヤFの回転数が最大回転数に達する前の段階での変速機ケース100の厚み方向における潤滑油の高さ分布を説明する図であり、(b)は、ファイナルギヤFの回転数が最大回転数に達した時点での変速機ケース100の厚み方向における潤滑油の高さ分布を説明する図である。
図6の(a)に示すように、車両用のベルト式無段変速機の変速機ケース100では、トルクコンバータ(図示せず)とは反対側の面に、変速機構部(プライマリプーリ、セカンダリプーリ、ベルト)を収容するプーリ室101が設けられている。
プーリ室101は、軸方向から見て環状の周壁部104の内側に形成されており、この周壁部104の内側では、プライマリプーリの収容部(プライマリプーリ収容部102)と、セカンダリプーリの収容部(セカンダリプーリ収容部103)とが、変速機ケース100の幅方向で並んで設けられている。
図6の(b)に示すように、変速機ケース100におけるプーリ室101とは反対側の面(トルクコンバータ側の面)には、変速機ケース100の外周を全周に亘って囲む環状の周壁部107が設けられており、この周壁部107の内側では、コントロールバルブボディを収容するバルブ収容部106と、前後進切替機構の収容部108と、クラッチ収容部109と、デフ収容部110とが、図示しないトルクコンバータ側(紙面手前側)に開口して設けられている。
収容部108は、プライマリプーリ収容部102(図6の(a)参照)の反対側に位置しており、この収容部108の下部にバルブ収容部106が位置している。
バルブ収容部106は、プライマリプーリ収容部102と収容部108との仕切壁部108aよりも、図6の(b)における紙面奥側に膨出して形成されており、図7の(a)に示すように、この膨出した部分の上側に、前記したプライマリプーリ収容部102が位置している。
プライマリプーリ収容部102を囲む周壁部104のうち、バルブ収容部106との境界となる境界壁部104aには、プライマリプーリ収容部102とバルブ収容部106とを連通させて排出孔102a、102b(図6参照)が設けられており、プーリ室101内のプライマリプーリとセカンダリプーリを潤滑した潤滑油が、これら排出孔102a、102bを通ってバルブ収容部106側に排出されるようになっている。
図6の(b)に示すように、クラッチ収容部109は、セカンダリプーリ収容部103の反対側に位置しており、このクラッチ収容部109の紙面手前側(トルクコンバータ側)の下部に、デフ収容部110が位置している。
変速機ケース100においてデフ収容部110は、軸線X3の軸方向で、セカンダリプーリ収容部103(プーリ室101)から離れる方向にオフセットした位置に設けられており、このデフ収容部110では、図中仮想線で示すファイナルギヤFが軸線X3周りに回転可能に設けられている。
前記したプーリ室101では、プライマリプーリ(図示せず)とセカンダリプーリ(図示せず)とが、それぞれ軸線X1、X2回りに回転可能に設けられている。そして、プライマリプーリに入力されたエンジンの回転駆動力が、ベルト(図示せず)を介してセカンダリプーリ伝達されると、伝達された回転駆動力が、クラッチ収容部109内に位置するリダクションギヤ(図示せず)を介してファイナルギヤFに入力されて、ファイナルギヤFが軸線X3回りに回転するようになっている。
ここで、プライマリプーリとセカンダリプーリを潤滑した潤滑油が、プーリ室101内に滞留すると、プライマリプーリとセカンダリプーリのフリクション(回転抵抗)となる。
そのため、プーリ室101内の潤滑油を、バルブ収容部106側に速やかに排出できるようにすることが種々検討されている(例えば、特許文献1)。
特開2000−073724号公報
図6、図7に示す変速機ケース100の場合には、プライマリプーリとセカンダリプーリを潤滑した潤滑油を、プライマリプーリ収容部102とバルブ収容部106との境界壁部104aに設けた排出孔102a、102bから、バルブ収容部106に排出させるようになっている。
ここで、変速機ケース100内の潤滑油の挙動を解析したところ、ファイナルギヤFが回転すると変速機ケース100内の潤滑油の高さ分布が変化して、プーリ室101からの潤滑油の排出が影響を受けることを見出した。
具体的には、変速機ケース100内では、図6の(b)に示す仮想線Im1の高さまで潤滑油が満たされており、この仮想線Im1が、ファイナルギヤFが回転していないときの潤滑油の高さ分布を示している。
そして、この状態から、ファイナルギヤFが図中時計回り方向に回転すると、デフ収容部110内の潤滑油が、ファイナルギヤFにより掻き上げられて、掻き上げられた潤滑油が、変速機ケース100の幅方向(軸線X3の径方向)でデフ収容部110に隣接するバルブ収容部106および収容部108側や、変速機ケース100の厚み方向(軸線X3の軸方向)でデフ収容部110から離れた位置にあるプーリ室101(図7の場合にはプライマリプーリ収容部102)側に流入することを見出した。
ここで、流入する潤滑油の量は、ファイナルギヤFの回転数が大きくなるにつれて多くなるので、変速機ケース100の幅方向では、ファイナルギヤFの回転数が大きくなるにつれて、デフ収容部110側の潤滑油の高さが低くなると共に、バルブ収容部106および収容部108側の潤滑油の高さが高くなる。
よって、停止していたファイナルギヤFの回転数が最大回転数まで変化すると、変速機ケース100の幅方向における潤滑油の高さ分布は、仮想線Im1で示すような高さ分布から、仮想線Im2で示すような高さ分布を経たのち、最終的に仮想線Im3で示すような高さ分布になる。
また、変速機ケース100の厚み方向では、ファイナルギヤFの回転数が大きくなるにつれて、デフ収容部110側の潤滑油の高さが低くなると共に、プライマリプーリ収容部102(プーリ室101)側の潤滑油の高さが高くなる。
よって、停止していたファイナルギヤFの回転数が最大回転数まで変化すると、ファイナルギヤFの回転軸(軸線X3)の鉛直方向における潤滑油の高さは、初期位置P1から、途中位置P2を経て、最低位置P3まで低下することになる。
そうすると、変速機ケース100の厚み方向における潤滑油の高さ分布は、仮想線Im1で示す高さ分布から、仮想線Im4で示す高さ分布を経たのち、最終的に仮想線Im5で示すような高さ分布になる(図7参照)。
ここで、図6、図7に示したような従来の変速機ケース100では、排出孔102a、102bが、変速機ケース100の厚み方向でデフ収容部110から離れた位置に設けられており、この位置は、ファイナルギヤFの回転時に油面が高くなる側(ファイナルギヤFから離れた位置側)にある。
そのため、掻き上げられた潤滑油により油面の高さ分布が変化すると、排出孔102a、102bが油面よりも下側に位置することがあり、かかる場合、プーリ室101からバルブ収容部106側への潤滑油の排出が阻害されてしまう。
そこで、デファレンシャルギヤの回転により、デフ室内の潤滑油が掻き上げられて、変速機ケース内の油面の高さ分布が変化した際に、プーリ室(変速機構部収容部)内の潤滑油の排出が阻害されないようにすることが求められている。
ベルト式無段変速機の変速機構部を収容する変速機構収容部の下部に、コントロールバ
ルブボディを収容するバルブ収容部が設けられていると共に、
前記変速機構収容部の前記バルブ収容部との境界壁に、前記変速機構部を潤滑した潤滑
油の排出孔が、前記バルブ収容部に連通して設けられており、
前記変速機構部の出力回転が入力されるファイナルギヤを収容するギヤ収容部が、前記
ファイナルギヤの回転軸方向で、前記変速機構収容部からオフセットした位置に設けられ
た変速機ケースにおいて、
前記境界壁では、前記回転軸方向における前記ギヤ収容部寄りの位置に、前記排出孔が
設けられており、
前記回転軸方向における前記排出孔の位置は、
前記変速機ケース内における前記回転軸方向での潤滑油の傾きであって前記ファイナルギヤの最大回転時の傾きを示す直線と、前記境界壁との交点よりも、前記ギヤ収容部寄りの位置に設定されており、
前記直線は、前記ファイナルギヤの最大回転時の前記ギヤ収容部内の潤滑油の高さ位置を通る水平線と、前記ファイナルギヤの前記変速機構収容部側の面との交点を始点とした直線であって、前記ファイナルギヤから前記変速機構収容部側に離れるにつれて、前記水平線からの高さが高くなる直線である構成の変速機ケースにおける潤滑油排出構造とした。

このように構成すると、ファイナルギヤが回転しているときの変速機ケース内の潤滑油の高さは、ファイナルギヤから離れるほど高くなるので、変速機ケースにおけるファイナルギヤの回転軸方向で、ファイナルギヤから離れた位置にある変速機構収容部において、排出孔をファイナルギヤ寄りの位置に設けることで、ファイナルギヤが回転しているときに排出孔が潤滑油の油面よりも下側に位置して、変速機構収容部内の潤滑油がバルブ収容側に排出されなくなることを好適に防止できる。
実施の形態にかかる変速機ケースの斜視図である。 実施の形態にかかる変速機ケースのプーリ室を説明する図である。 実施の形態にかかる変速機ケースのプーリ室の反対側を説明する図である。 実施の形態にかかる変速機ケースを下側から見た平面図である。 実施の形態にかかる変速機ケースの断面図である。 従来例にかかる変速機ケースを説明する図である。 従来例にかかる変速機ケースの要部断面図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、実施の形態にかかる変速機ケース10の斜視図であって、変速機ケース10と共に、この変速機ケース10に組み付けられるファイナルギヤFと、変速機構部の主要な要素(プライマリプーリPa、セカンダリプーリPb、ベルトV)を示した図である。
図2は、変速機ケース10におけるプーリ室20を説明する図であって、(a)は、変速機ケース10のプーリ室20側の平面図であり、(b)は、プーリ室20における潤滑油の排出孔11a、11b、11cの部分を拡大して示す斜視図である。
図1に示すように、車両用のベルト式無段変速機の変速機ケース10では、当該変速機ケース10の一方側(図示しないトルクコンバータ側)から、図示しないデフケースと一体に回転するファイナルギヤFが組み付けられるようになっており、他方側から、プライマリプーリPaとセカンダリプーリPbにベルトVを巻きかけて構成される変速機構部が組み付けられるようになっている。
図2に示すように、変速機ケース10では、トルクコンバータ(図示せず)とは反対側の面に、プーリ室20が開口して設けられている。
プーリ室20は、軸方向から見て環状の周壁部11の内側に形成されており、この周壁部11の内側では、プライマリプーリPaの収容部(プライマリプーリ収容部21)と、セカンダリプーリPbの収容部(セカンダリプーリ収容部22)とが、変速機ケース10の幅方向で並んで設けられている。
プライマリプーリPaとセカンダリプーリPbは、それぞれプライマリプーリ収容部21とセカンダリプーリ収容部22内で、互いに平行な軸線X1、軸線X2周りに回転可能に設けられており、図示しないエンジンの回転駆動力がプライマリプーリPaに入力されると、プライマリプーリPaとセカンダリプーリPbに掛け渡されたベルトVを介して、セカンダリプーリPb側に回転駆動力が伝達されるようになっている。
プライマリプーリ収容部21の底壁部21aは、プライマリプーリPaの図示しない可動円錐板の軸線X1方向のストローク幅を確保するために、セカンダリプーリ収容部22の底壁部22aよりも紙面奥側に位置しており、これら底壁部21a、22aは、軸線X1方向に延びる側壁部221により接続されている。
図3は、変速機ケース10をトルクコンバータ側から見た平面図であり、(a)は、周壁部12の内側に位置するバルブ収容部30と、取付部40と、クラッチ収容部50と、デフ収容部60の位置関係を説明する図であり、(b)は、変速機ケース10のトルクコンバータ側を簡略的に標記すると共に、変速機ケース10のプーリ室20側に位置する周壁部11などを隠れ線で示して、これらと、デフ収容部60に設けた連通孔62、63との位置関係を説明する図である。
なお、図3の(a)では、変速機ケース10内の潤滑油の高さ分布であって、ファイナルギヤFが回転していないときの高さ分布を仮想線Im1で、ファイナルギヤFが最大回転数で回転しているときの高さ分布を仮想線Im3で、それぞれ示している。
変速機ケース10におけるプーリ室20とは反対側の面(トルクコンバータ側の面)には、変速機ケース10の外周を全周に亘って囲む環状の周壁部12が設けられており、この周壁部12の内側では、バルブ収容部30と、前後進切替機構(図示せず)の取付部40と、副変速機構(図示せず)のクラッチ収容部50と、デフ収容部60とが、図示しないトルクコンバータ側に開口している。
取付部40の中央部には、プライマリプーリPa(図1参照)の入力軸(図示せず)を挿通させる挿通孔40bが設けられており、この挿通孔40bの下方には、前後進切替機構(図示せず)の回転軸を支持するための凹穴40cが位置している。そして、この凹穴40cの周りと、挿通孔40bの周りに、前後進切替機構の保持部40d、40d、40e、40eが設けられている。
取付部40の下部には、コントロールバルブボディ(図示せず)を収容するバルブ収容部30が位置しており、このバルブ収容部30は、前記した取付部40とプライマリプーリ収容部21との区画壁となる底壁部21aよりも、図3における紙面奥側に膨出して形成されている。
変速機ケース10では、プライマリプーリ収容部21の下部にバルブ収容部30の奥側が位置しており、前記したプーリ室20の周壁部11におけるバルブ収容部30との境界となる部分(境界壁部111:図5参照)に、プライマリプーリ収容部21とバルブ収容部30とを連通して排出孔11a、11b、11cが設けられている(図2、図5参照)。
ここで、図2の(b)に示すように、排出孔11aと排出孔11bは、周壁部11(境界壁部111)の周方向に間隔を空けて設けられており、排出孔11bのほうが、排出孔11aよりも、セカンダリプーリ収容部22側であって底壁部21a側に位置している。また、排出孔11cは、排出孔11bよりも底壁部21a側に位置しており、この排出孔11cは、プライマリプーリ収容部21の側壁部221に近接して設けられている。
図2の(a)に示すように、プーリ室20を画成する周壁部11の下側の部分では、プライマリプーリ収容部21とセカンダリプーリ収容部22との境界側(変速機ケース10の幅方向における中央側)が、周壁部11の両側部112よりも、変速機ケース10の高さ方向における下側に位置している。
そのため、変速機ケース10では、プライマリプーリPaとセカンダリプーリPbを潤滑した潤滑油が、周壁部11に沿ってプーリ室101(プライマリプーリ収容部21)の下部に設けた排出孔11a、11b、11c側に流れたのち、排出孔11a、11b、11cを通ってバルブ収容部106に排出されるようになっている。
そして、バルブ収容部106に排出された潤滑油は、バルブ収容部106の下部に取り付けられたオイルパン(図示せず)に、最終的に回収されるようになっている。
図3に示すように、クラッチ収容部50は、セカンダリプーリ収容部22の反対側に位置しており、このクラッチ収容部50は、セカンダリプーリ収容部22の底壁部22aから紙面手前側に突出して略筒状に形成されている。
このクラッチ収容部50の紙面手前側(トルクコンバータ側)の下部には、ファイナルギヤFを収容するデフ収容部60が設けられている。デフ収容部60は、図3の(a)における紙面奥側に窪んで形成されており、周壁部12におけるデフ収容部60の外周を規定する部分121の内側に、ファイナルギヤFが収容されるようになっている。
このデフ収容部60内においてファイナルギヤFは、前記したプライマリプーリPaおよびセカンダリプーリPbの回転軸(軸線X1、X2)に対して平行な軸線X3周りに回転可能に設けられており、ファイナルギヤFは、セカンダリプーリPbの出力回転が図示しないリダクションギヤを介して入力されると、図示しないデフケースと一体に回転するようになっている。
図3の(b)に示すように、変速機ケース10においてバルブ収容部30は、デフ収容部60の裏側(プーリ室20側)まで及んで形成されており、トルクコンバータ側から見て、バルブ収容部30のデフ収容部60側の側壁部301は、デフ収容部60の中央開口61aの近傍に位置している。
デフ収容部60の奥側の壁部61では、バルブ収容部30寄りであって、奥側にバルブ収容部30が位置する部分に連通孔62、63が設けられており、デフ収容部60とバルブ収容部30とが、連通孔62、63を介して互いに連通している。
連通孔62は、ファイナルギヤFの回転軸(軸線X3)よりも下側に位置しており、ファイナルギヤFが最大回転数で回転しているときの潤滑油の高さ(図中仮想線Im3参照)よりも下側となる位置に設けられている。
連通孔63は、ファイナルギヤFの回転軸(軸線X3)よりも上側に位置している。そして、この連通孔63は、ファイナルギヤFが最大回転数で回転しているときの潤滑油の高さ(図中仮想線Im3参照)よりも上側となる位置であって、バルブ収容部30とプーリ室20との境界壁部111に近接した位置に設けられている。
図4は、変速機ケース10を下側から見た平面図であって、プライマリプーリ収容部21とセカンダリプーリ収容部22の底壁部21a、22aと、プライマリプーリ収容部21の側壁部221とを、隠れ線で模式的に示した図である。
図4に示すように、変速機ケース10の下面には、バルブ収容部30が開口しており、バルブ収容部30を画成する周壁部13の内側には、コントロールバルブボディ(図示せず)の取付部31、32、33が、紙面手前側に突出して設けられている。
プライマリプーリ収容部21に相当する部分には、前記した排出孔11a、11b、11cが開口しており、この部分における底壁部21a側であって、プライマリプーリ収容部21とセカンダリプーリ収容部22とを区画する側壁部221近傍の位置に、排出孔11cが設けられている。
プライマリプーリ収容部21において排出孔11cは、ファイナルギヤFの回転軸(軸線X3)の径方向(変速機ケース10の幅方向)および軸方向で、ファイナルギヤFからの離間距離が最も小さくなる位置に設けられている。
図5は、ファイナルギヤFの回転数が最大回転数に達した時点での変速機ケースの厚み方向における潤滑油の高さ分布(仮想線Im5)と、排出孔11a、11b、11cとの位置関係を説明する図であって、(a)は、図2の(a)におけるA−A断面図であり、(b)は、図2の(a)におけるB−B断面図である。
変速機ケース10の厚み方向(軸線X3の軸方向)では、ファイナルギヤFの回転数が大きくなるにつれて、デフ収容部60側の潤滑油の高さが低くなると共に、プライマリプーリ収容部21(プーリ室20)側の潤滑油の高さが高くなる。
ファイナルギヤFの回転数が最大回転数である時点の、潤滑油の軸線X3方向における傾きを、便宜上、水平線に交差する直線として表すと、図5に示すように、ファイナルギヤFの最大回転時のデフ収容部60内の潤滑油の高さ位置を通る水平線(仮想線Im3)と、ファイナルギヤFのプーリ室20側の面Faとの交点P3を始点とした直線であって、ファイナルギヤFからプーリ室20側に向かうにつれて、水平線(仮想線Im3)からの高さが高くなる直線(仮想線Im5)で表すことができる。
実施の形態では、この仮想線Im3と前記した境界壁部111との交差点よりもファイナルギヤF側の位置に、前記した排出孔11cが設けられている。
すなわち、ファイナルギヤFが軸線X3周りに回転した際に、プライマリプーリ収容部21における油面の高さが低くなる側の位置であって、ファイナルギヤFが最大回転数で回転した際に、プライマリプーリ収容部21側に潤滑油が偏って、ファイナルギヤFからの離間距離が大きくなるにつれて潤滑油の高さが高くなる状況が生じたとしても、潤滑油の油面の下側とならない位置に、排出孔11cが設けられている。
そのため、ファイナルギヤFの最大回転時に、プーリ室200内の潤滑油が、バルブ収容部30側に排出されなくなることが好適に防止されるようになっている。
ここで、ファイナルギヤFが図中時計回り方向に回転すると、デフ収容部60における連通孔63の近傍領域の圧力が、他の部分よりも低くなる(図3参照)。
実施の形態では、デフ収容部60とバルブ収容部30とを連通させる連通孔63が、プライマリプーリ収容部21寄りの最も上側の位置に設けられているので、図4に示すように、この連通孔63と、プライマリプーリ収容部21とバルブ収容部30とを連通させる排出孔11cとが、互いに近接して位置している(図4参照)。
そのため、デフ収容部60における連通孔63の近傍の圧力が低くなると、バルブ収容部30における連通孔63の近傍の気体(流体)がデフ収容部60側に引っ張られて(図中矢印Fr参照)、バルブ収容部30内における連通孔63の近傍の圧力が、他の領域に比べて低くなる。
そうすると、連通孔63に近接した排出孔11cの近傍にも、負圧状態が引き起こされて、プライマリプーリ収容部21室内の潤滑油が排出孔11c側に吸引されるので、プライマリプーリ収容部21室内の潤滑油の排出がより効果的に行えるようになっている。
以上の通り、実施の形態では、ベルト式無段変速機の変速機構部を収容するプーリ室20の下部に、コントロールバルブボディを収容するバルブ収容部30が設けられていると共に、
プーリ室20のバルブ収容部30との境界壁部111に、変速機構部(プライマリプーリPaとセカンダリプーリPbなど)を潤滑した潤滑油の排出孔11a、11b、11cが、バルブ収容部30に連通して設けられており、
セカンダリプーリPbの出力回転が入力されるファイナルギヤFを収容するデフ収容部60が、ファイナルギヤFの回転軸(軸線X3)方向で、プーリ室20からオフセットした位置に設けられた変速機ケース10において、
境界壁部111では、回転軸方向におけるデフ収容部60寄りの位置であって、底壁部21aの近傍に、排出孔11cが設けられている構成の変速機ケースにおける潤滑油排出構造とした。
このように構成すると、ファイナルギヤFが回転しているときの変速機ケース10内の潤滑油の高さは、ファイナルギヤFから離れるほど高くなるので、変速機ケース10におけるファイナルギヤFの回転軸方向で、ファイナルギヤFから離れた位置にあるプーリ室20において、排出孔11cをファイナルギヤF(デフ収容部60)寄りの位置に設けることで、ファイナルギヤFが回転しているときに排出孔11cが潤滑油の油面よりも下側に位置して、プーリ室20内の潤滑油がバルブ収容部30側に排出されなくなることを好適に防止できる。
これにより、潤滑油がプーリ室20内に滞留して、プライマリプーリPaとセカンダリプーリPbの回転のフリクションとなることを防止できるので、潤滑油がプライマリプーリPaとセカンダリプーリPbの回転のフリクションとなった場合の問題、すなわち燃費効率が悪化するという問題の発生を好適に防止できる。
軸線X3方向における排出孔11cの位置は、変速機ケース10内におけるファイナルギヤFの回転軸(軸線X3)方向での潤滑油の傾きであって、ファイナルギヤFの最大回転時の傾きを示す直線Im5と、境界壁部111との交点よりも、デフ収容部60(ファイナルギヤF)寄りの位置に設定されており、
直線Im5は、ファイナルギヤFの最大回転時のデフ収容部60内の潤滑油の高さ位置Im3(軸線X3の鉛直方向における高さ位置)を通る水平線と、ファイナルギヤFのプーリ室20側の面Faとの交点P3を始点とした直線であって、ファイナルギヤFからプーリ室20側に離れるにつれて、水平線からの高さが高くなる直線である構成とした。
解析の結果、変速機ケース10の厚み方向(軸線X3)方向における潤滑油の油面の高さ方向の分布は、上記の仮想線Im5を基準とした所定の範囲内におおむね含まれるので、上記のように構成すると、排出孔11cが、ファイナルギヤFの最大回転時に潤滑油の油面よりも下側に位置して、プーリ室20内の潤滑油がバルブ収容部30側に排出されなくなることを好適に防止できる。
デフ収容部60とバルブ収容部30は、変速機ケース10の幅方向で隣接して設けられていると共に、軸線X3方向から見て、デフ収容部60のバルブ収容部30側は、バルブ収容部30と重なるように設けられており、
デフ収容部60におけるバルブ収容部30と重なる部分であって、プーリ室20とバルブ収容部30との境界壁部111寄りである上側の位置に、デフ収容部60とバルブ収容部30とを連通させる連通孔63が設けられている構成とした。
このように構成すると、デフ収容部60とバルブ収容部30とを連通させる連通孔63と、プライマリプーリ収容部21とバルブ収容部30とを連通させる排出孔11cとが、互いに近接して位置することになる(図4参照)。
ここで、ファイナルギヤFが図中時計回り方向に回転すると、デフ収容部60における連通孔63の近傍領域の圧力が他の部分よりも低くなり、バルブ収容部30における連通孔63の近傍の気体(流体)がデフ収容部60側に引っ張られて、バルブ収容部30内における連通孔63の近傍の圧力が、他の領域に比べて低くなる。
そうすると、連通孔63に近接した排出孔11cの近傍にも、負圧状態が引き起こされて、プライマリプーリ収容部21内の潤滑油が排出孔11c側に吸引されるので、プライマリプーリ収容部21(プーリ室20)内の潤滑油の排出がより効果的に行えることになる。
さらに、ファイナルギヤFで攪拌されてプーリ室20内に流入した潤滑油が、プーリ室20内に滞留すると、プーリ室20内で回転するプライマリプーリPa、セカンダリプーリPbによりさらに攪拌されて、エアを多く含む潤滑油となる。このエアを多く含む潤滑油がバルブ収容部30を経てオイルパン(図示せず)に回収されたのち、オイルポンプに吸引されて摩擦締結要素の締結に用いられると、締結ショックなどを生ずる虞がある。
上記のように構成して、潤滑油がプーリ室内に滞留しないようにすることで、このような問題の発生を好適に防止できることになる。
プーリ室20では、プライマリプーリ収容部21とセカンダリプーリ収容部22とが、変速機ケース10の幅方向で隣接して設けられており、バルブ収容部30は、プライマリプーリ収容部21の下部に設けられていると共に、ファイナルギヤFは、バルブ収容部30のセカンダリプーリ収容部22側の側方に位置しており、
前記排出孔11cは、プライマリプーリ収容部21のバルブ収容部30との境界壁部111において、軸線X3の径方向の最もセカンダリプーリ収容部22寄りの位置であって、プライマリプーリ収容部21とセカンダリプーリ収容部22とを区画する側壁部221近傍の位置に設けられている構成とした。
ファイナルギヤFが回転しているときの変速機ケース10内の潤滑油の高さは、ファイナルギヤFから離れるほど高くなるので、上記のように構成して、変速機ケース10におけるファイナルギヤFの回転軸の径方向で、ファイナルギヤFから離れた位置にあるプライマリプーリ収容部21において、排出孔11cを、ファイナルギヤFの回転軸(軸線X3)寄りの位置、すなわちプライマリプーリ収容部21における側壁部221近傍の位置に設けることで、ファイナルギヤFが回転しているときに排出孔11cが潤滑油の油面よりも下側に位置して、プーリ室20内の潤滑油がバルブ収容部30側に排出されなくなることを好適に防止できる。
よって、ファイナルギヤFの回転軸の軸方向および径方向の両方向における潤滑油の高さ分布の変化に対応できるので、潤滑油がプーリ室20内に滞留してプライマリプーリPaとセカンダリプーリPbの回転のフリクションとなることを、より確実に防止できることになる。
10 変速機ケース
11 周壁部
111 境界壁部(境界壁)
11a〜11c 排出孔
12 周壁部
13 周壁部
20 プーリ室(変速機構収容部)
21 プライマリプーリ収容部
21a 底壁部
22 セカンダリプーリ収容部
22a 底壁部
221 側壁部
30 バルブ収容部
30 収容部
301 側壁部
31〜33 取付部
40 取付部
40b 挿通孔
40c 凹穴
40d、40e 保持部
50 クラッチ収容部
60 デフ収容部(ギヤ収容部)
61 壁部
61a 中央開口
62 連通孔
63 連通孔
100 変速機ケース
101 プーリ室
102 プライマリプーリ収容部
102a、102b 排出孔
103 セカンダリプーリ収容部
104 周壁部
104a 境界壁部
106 バルブ収容部
107 周壁部
108 収容部
108a 仕切壁部
109 クラッチ収容部
110 デフ収容部
F ファイナルギヤ
P1 プライマリプーリ
P2 セカンダリプーリ
V ベルト
X1 軸線
X2 軸線
X3 軸線

Claims (3)

  1. ベルト式無段変速機の変速機構部を収容する変速機構収容部の下部に、コントロールバルブボディを収容するバルブ収容部が設けられていると共に、
    前記変速機構収容部の前記バルブ収容部との境界壁に、前記変速機構部を潤滑した潤滑油の排出孔が、前記バルブ収容部に連通して設けられており、
    前記変速機構部の出力回転が入力されるファイナルギヤを収容するギヤ収容部が、前記ファイナルギヤの回転軸方向で、前記変速機構収容部からオフセットした位置に設けられた変速機ケースにおいて、
    前記境界壁では、前記回転軸方向における前記ギヤ収容部寄りの位置に、前記排出孔が設けられており、
    前記回転軸方向における前記排出孔の位置は、
    前記変速機ケース内における前記回転軸方向での潤滑油の傾きであって前記ファイナルギヤの最大回転時の傾きを示す直線と、前記境界壁との交点よりも、前記ギヤ収容部寄りの位置に設定されており、
    前記直線は、前記ファイナルギヤの最大回転時の前記ギヤ収容部内の潤滑油の高さ位置を通る水平線と、前記ファイナルギヤの前記変速機構収容部側の面との交点を始点とした直線であって、前記ファイナルギヤから前記変速機構収容部側に離れるにつれて、前記水平線からの高さが高くなる直線であることを特徴とする変速機ケースにおける潤滑油排出構造。
  2. 前記ギヤ収容部と前記バルブ収容部は、前記変速機ケースの幅方向で隣接して設けられていると共に、前記回転軸方向から見て、前記ギヤ収容部の前記バルブ収容部側は、前記バルブ収容部と重なるように設けられており、
    前記ギヤ収容部における前記バルブ収容部と重なる部分であって、前記変速機構収容部と前記バルブ収容部との境界壁寄りの位置に、前記ギヤ収容部と前記バルブ収容部とを連通させる連通孔が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の変速機ケースにおける潤滑油排出構造。
  3. 前記変速機構収容部では、プライマリプーリの収容部とセカンダリプーリの収容部とが、前記変速機ケースの幅方向で隣接して設けられており、
    前記バルブ収容部は、前記プライマリプーリの収容部側の下部に設けられていると共に、前記ファイナルギヤは、前記バルブ収容部の前記セカンダリプーリの収容部側の側方に位置しており、
    前記排出孔は、前記プライマリプーリの収容部の前記バルブ収容部との境界壁において、前記回転軸の径方向の最も前記セカンダリプーリの収容部寄りの位置に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の変速機ケースにおける潤滑油排出構造。
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