JP5649486B2 - 配管サポート調整加工用治具 - Google Patents
配管サポート調整加工用治具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5649486B2 JP5649486B2 JP2011051848A JP2011051848A JP5649486B2 JP 5649486 B2 JP5649486 B2 JP 5649486B2 JP 2011051848 A JP2011051848 A JP 2011051848A JP 2011051848 A JP2011051848 A JP 2011051848A JP 5649486 B2 JP5649486 B2 JP 5649486B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- pipe support
- gas turbine
- turbine combustor
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Description
なお、図3中の符号12はガスタービン燃焼器を示している。
本発明に係る配管サポート調整加工用治具は、ガスタービン燃焼器に取り付けられて冷却配管を支持する配管サポートを、調整加工する際に用いられる配管サポート調整加工用治具であって、前記冷却配管の外径と同じ外径を有し、かつ、前記配管サポートを調整加工する際に、その一端部が所定のボス内に挿入された状態で、前記配管サポートの円筒部に挿通された他端部の先端を、少なくとも前記円筒部の内部に掛け渡すことのできる長さを有するダミー管を備えている。
これにより、配管サポートの調整加工を容易、かつ、迅速に行うことができる。
また、配管サポートの脚部の先端部とガスタービン燃焼器の外周面との間や、配管サポートの開先とガスタービン燃焼器の外周面に取り付けられたライナの表面および側面との間に特段の注意を払う必要がなくなり、作業員の作業効率が向上する。
これにより、配管サポートの調整加工をより容易、かつ、より迅速に行うことができる。
これにより、配管サポートの調整加工を容易、かつ、迅速に行うことができる。
また、配管サポートの脚部の先端面とガスタービン燃焼器の外周面との間や、配管サポートの開先とガスタービン燃焼器の外周面に取り付けられたライナの表面および側面との間に特段の注意を払う必要がなくなり、作業員の作業効率が高まる。
図1は本実施形態に係る配管サポート調整加工用治具の斜視図である。
ダミー管31は、冷却配管10の外径と同じ外径を有する直管である。また、ダミー管31の長さは、配管サポート11を調整加工する際に、一端部がガスタービン燃焼器12の表面に設けられたボス33内に挿入された状態で、配管サポート11の取り付け箇所に十分届く程度の長さ、すなわち、配管サポート11の円筒部20に挿通されたダミー管の先端部が配管サポート11から突出するように設定されている。ダミー管の突出長さは、例えば、20cm程度とすることができる。
まず、ダミー管31の一端部を所定のボス33内に挿入し、筒状部20内にダミー管31の他端部が挿通された配管サポート11を、溶接接合しようとする箇所に当てる。
つぎに、ガスタービン燃焼器12の外周面からダミー管31の径方向における中心までの距離、配管サポート11の脚部21の先端部とガスタービン燃焼器12の外周面との接触状態をみる。また、溶接部にライナ13がある場合には、ライナ13の表面および側面との接触状態を見る。
つぎに、ガスタービン燃焼器12の外周面からダミー管31の径方向における中心までの距離、脚部21の先端部とガスタービン燃焼器12の外周面との接触状態、ライナ13の表面および側面との接触状態を見る。
一方、所望の距離および状態になっていなかったら、配管サポート調整加工用治具30および配管サポート11を再度取り外し、脚部21の先端部をグラインダーで少し削り落とす。そして、ガスタービン燃焼器12の外周面からダミー管31の径方向における中心までの距離、脚部21の先端部とガスタービン燃焼器12の外周面との接触状態、ライナ13の表面および側面との接触状態が所望の距離および状態になるまで、この作業を繰り返す。
これにより、配管サポート11の脚部21の先端部の調整加工を容易、かつ、迅速に行って、開先部23を溶接接合することができる。
また、配管サポート11の脚部21の先端部とガスタービン燃焼器12の外周面との間や、配管サポート11の脚部21の先端部とガスタービン燃焼器12の外周面に取り付けられたライナ13の表面および側面との間に特段の注意を払う必要がなくなり、作業員の作業効率が向上する。
図2は本実施形態に係る配管サポート調整加工用治具の斜視図である。
支持部材32は、ベースプレート34と、ステー(支柱)35と、を備えている。
ベースプレート34は、平面視すると矩形状を呈する板状の部材であり、その横方向における中央部には、ダミー管31の長手方向軸線(中心軸線)と直交する方向に延びるステー35が取り付けられている。
ステー35は、側面視すると略M字形状を呈する板状または棒状の部材であり、ダミー管31の外径よりもやや大きい内径を有するとともに、その内部にダミー管31が溶接接合される半円環状部36と、この半円環状部36の外周面からベースプレート34の表面に向かって延びる二本の脚部37と、を備えている。
これにより、配管サポート11の調整加工、および、開先部23を整形して、配管サポート11とガスタービン燃焼器12の溶接接合をより容易、かつ、より迅速に行うことができる。
11 配管サポート
12 ガスタービン燃焼器
20 円筒部
30 配管サポート調整加工用治具
31 ダミー管
33 ボス
34 ベースプレート
35 ステー
36 半円環状部
37 脚部
40 配管サポート調整加工用治具
Claims (3)
- ガスタービン燃焼器に取り付けられて冷却配管を支持する配管サポートを、調整加工する際に用いられる配管サポート調整加工用治具であって、
前記冷却配管の外径と同じ外径を有し、かつ、前記配管サポートを調整加工する際に、その一端部が所定のボス内に挿入された状態で、前記配管サポートの円筒部に挿通された他端部の先端を、少なくとも前記円筒部の内部に掛け渡すことのできる長さを有するダミー管を備えていることを特徴とする配管サポート調整加工用治具。 - 正面視矩形状を呈する板状の部材からなるベースプレートと、
その内部に前記ダミー管が接合される半円環状部と、この半円環状部の外周面から前記ベースプレートの表面に向かって延びる脚部と、を備えたステーと、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の配管サポート調整加工用治具。 - ガスタービン燃焼器に取り付けられて冷却配管を支持する配管サポートを調整加工する方法であって、
前記冷却配管の外径と同じ外径を有するダミー配管をガスタービン燃焼器の表面に設けられたボス内に挿入する工程と、
前記ダミー配管の一端部が前記ボス内に挿入された状態で、前記ダミー配管の他端部の先端に前記配管サポートの円筒部を掛け渡す工程と、
前記配管サポートの脚部の先端部を前記ガスタービン燃焼器の表面の溶接接合しようとする箇所に当てる工程と、
前記配管サポートの脚部の先端部と前記ガスタービン燃焼器の表面の接触状態を確認する工程と、
前記ダミー配管を取り外す工程と、
前記接触状態に応じて、前記配管サポートの脚部の長さを調整または開先部の調整加工する工程と、
再び前記ダミー配管を前記ガスタービン燃焼器の元の位置に戻し、前記ダミー配管に配管サポートを掛け渡す工程と、
再び前記配管サポートの脚部の先端部と前記ガスタービン燃焼器の表面の接触状態を確認する工程と、を備えている配管サポートの調整加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011051848A JP5649486B2 (ja) | 2011-03-09 | 2011-03-09 | 配管サポート調整加工用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011051848A JP5649486B2 (ja) | 2011-03-09 | 2011-03-09 | 配管サポート調整加工用治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012189115A JP2012189115A (ja) | 2012-10-04 |
JP5649486B2 true JP5649486B2 (ja) | 2015-01-07 |
Family
ID=47082527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011051848A Active JP5649486B2 (ja) | 2011-03-09 | 2011-03-09 | 配管サポート調整加工用治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5649486B2 (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS606705Y2 (ja) * | 1980-06-19 | 1985-03-04 | 積水化学工業株式会社 | 現場調整管の型取装置 |
JPS6154466U (ja) * | 1984-09-17 | 1986-04-12 | ||
JP3310900B2 (ja) * | 1997-04-15 | 2002-08-05 | 三菱重工業株式会社 | 燃焼器尾筒の冷却構造 |
JP4048572B2 (ja) * | 1997-05-12 | 2008-02-20 | 株式会社Ihi | 配管の型取り装置 |
JP2001041005A (ja) * | 1999-08-02 | 2001-02-13 | Tohoku Electric Power Co Inc | ガスタービン蒸気冷却燃焼器の配管サポート |
JP4813698B2 (ja) * | 2001-07-16 | 2011-11-09 | 三菱重工業株式会社 | 現場合せ管製作用三次元計測装置 |
US7178341B2 (en) * | 2004-06-17 | 2007-02-20 | Siemens Power Generation, Inc. | Multi-zone tubing assembly for a transition piece of a gas turbine |
JP2007211888A (ja) * | 2006-02-09 | 2007-08-23 | Babcock Hitachi Kk | 配管の取替え方法 |
-
2011
- 2011-03-09 JP JP2011051848A patent/JP5649486B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012189115A (ja) | 2012-10-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1236535A3 (en) | Method and device for laser welding of two or more overlapped metal sheets and for clamping the sheets | |
CN1994679A (zh) | 涡轮机元件修补夹具 | |
US20090260206A1 (en) | Turbine vane airfoil reconfiguration method | |
CN102922209A (zh) | 一种不锈钢钢管组对焊接方法 | |
CN102699500A (zh) | 焊枪清理设备 | |
JP5649486B2 (ja) | 配管サポート調整加工用治具 | |
EP2626636A2 (en) | Fuel nozzle end cover, fuel nozzle, and process of fabricating a fuel nozzle end cover | |
CN107378366A (zh) | 一种燃气轮机机匣焊接工装 | |
JP6254758B2 (ja) | 燃料ノズル組立体を製造するプロセス、燃料ノズルリングを製造するプロセス、及び燃料ノズルリング | |
JPH0724595A (ja) | ステンレス鋼鋼管の仮付溶接方法及び仮付溶接治具 | |
JP6528392B2 (ja) | 加工装置 | |
CN104477275A (zh) | 汽车副车架定位方法 | |
JP2009233675A (ja) | 鋼管突き合わせ治具 | |
JP5466275B1 (ja) | フランジナット取外機 | |
CN207479661U (zh) | 一种飞机零件加工用高位打孔辅助装置 | |
CN103128431B (zh) | 等离子切割工作台 | |
CN202741877U (zh) | 一种在铝板母材上焊接钢螺柱的装备 | |
JP2015202531A (ja) | 鋼管端部の加工装置及び加工方法 | |
KR20160137804A (ko) | 링크형 안내레일 및 이를 이용한 용접 개선방법 | |
KR20150000870U (ko) | 플랜지 조립장치 | |
CN203509363U (zh) | 一种激光焊机焊缝扫描焊头滑盖的防护装置 | |
CN215880568U (zh) | 一种后桥总成的减震器总成的支架销返工定位套 | |
CN214443503U (zh) | 一种金属管箍装夹裁切装置 | |
EP3738707B1 (en) | By-product removal device for laser welding | |
JP2009208102A (ja) | 鋼管の溶接方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131225 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141003 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141014 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141111 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5649486 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |