JP5648953B2 - テレビ会議用テーブルシステム - Google Patents

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Description

本発明は、必要最小限の什器を用いて複数の形態を迅速かつ確実にとり得るようにしたテレビ会議用テーブルシステムに関するものである。
近年、遠隔地に居ながらにして会議が行なえるテレビ会議システムが広く普及している。
この種のテレビ会議システムは、2箇所以上の離れた場所にそれぞれ撮像装置や画像表示装置を備え、各々の場所で撮像装置により撮像した映像をそれぞれ相手方の画像表示装置に表示させることにより、擬似的に相手と同席した状態を作りだして会議等を進行できるようにしたものである。
このようなテレビ会議システムとして、従来では、会議室等の独立した空間が確保されていたが、このような独立空間を確保できない場合を想定して、例えば特許文献1に示されるものなどは、室内においてテレビ会議を行う場所に、撮影表示部、背景パネル体、テーブル等の什器を互いに所定間隔を保って設置することで、オープンスペースにおいても音声や映像ノイズを極力排除できる環境を整えるようにしている。
特開平6−141318号公報
しかしながら、同文献では、各什器を所定間隔を保ってレイアウトをするために、例えば撮影表示部に設けた扉の開き角度を画角のガイドにするなど、あくまで指標を与えるだけで、人がその指標の意味を理解しそれを目安に各什器を適切に配置しなければ実現できないものである。したがって、無造作にレイアウトしたり調整したつもりでも感覚的なずれがあった場合等に再調整が必要になること等が想定されるし、事情を知らない者がレイアウトした場合にはもはや所期の効果は得られない。
また、大掛かりな背景パネル体等を用いるため、コストが掛かる上に、レイアウトの準備のための時間も必要になるため、即座にテレビ会議を開始する訳にはいかない。
さらに、多忙を極める管理者等はとりわけ時間を節約するためにテレビ会議の必要性が大きいと考えられるが、単独で使用するにはかかる特許文献のような設備は大掛かりであり、単独でのテレビ会議とチームでのテレビ会議とに共用できてその環境も即座に切り替えられるような設備が望まれるところである。
本発明は、このような実情に善処した、新規有用なテレビ会議用テーブルシステムを提供することを目的としている。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明のテレビ会議用テーブルシステムは、天板の縁部に沿って一人または複数人が着座して利用可能なテーブルと、撮像装置及び画像表示装置を支持する支持部を有した移動台と、前記移動台を前記天板の周囲において少なくとも第1の移動位置および第2の移動位置に移動させた際にそれぞれ天板に対する相対距離を一義的に保つように移動台と天板とを構造的に関連づける関連手段とを具備するものであって、前記関連手段が、天板の一部と移動台の一部を連結する連結部材であり、連結部材は一端側を鉛直軸回りに天板の一部に回転可能に取り付けられ、他端側を鉛直軸回りに移動台の一部に回転可能に取り付けられて、当該連結部材は移動台が起立姿勢から傾くことを規制する規制手段を兼ねていることを特徴とする。
このようにすると、移動台を無造作に移動させても、第1の移動位置および第2の移動位置においてはそれぞれテーブルに対する相対距離が構造的な関連づけによって自ずと定まるので、着座する形態に応じて撮像装置および画像表示装置を、簡単な操作で最適な位置に迅速、的確に配置することが可能になる。
さらに、関連手段が、天板の一部と移動台の一部を連結する連結部材であり、連結部材は一端側を鉛直軸回りに天板の一部に回転可能に取り付けられ、他端側を鉛直軸回りに移動台の一部に回転可能に取り付けられて、当該連結部材は移動台が起立姿勢から傾くことを規制する規制手段を兼ねているため、テレビ会議のための準備を必要最小限に抑えて確実に行うことも可能となる。
方位を含めて移動位置ごとに適切な環境を簡単に整えるためには、関連手段は、第1の移動位置において前記移動台のほぼ正面にテーブルの所定の縁部が位置し、第2の移動位置において前記移動台のほぼ正面にテーブルの天板中心線が位置するように、移動台をテーブルに対して移動先に応じて姿勢変更可能な状態で構造的に関連づけるものであることが望ましい。
より自動に近い形で利用形態の切り替えを可能にするためには、連結部材は、移動台の移動に連動して当該移動台に姿勢変更を引き起こす姿勢変更機構を備えていることが好都合である。
このような構成において配線処理を的確に行うためには、連結部材が、テーブルと移動台の間に引き回される配線を収容する配線収容部を備えていることが望ましい。
特に、上記の構成を利用して、以下のように構成することが好適である。
第1の移動位置で所定位置に着座した人が撮像装置の画角範囲に入り、第2の移動位置でテーブルの周囲に着座した者全てが撮像装置の画角範囲に入り得るように、関連手段が移動台とテーブルの相対距離を関連づけ、かつ移動先に応じてテーブルに対する移動台の姿勢を変更可能としたテレビ会議用テーブルシステム。
第1の移動位置で所定位置に着座した人が画像表示装置のほぼ正面に位置し、第2の移動位置でテーブルの周囲に着座した者が画像表示装置に対峙する角度をともに小さくするように、関連手段が移動台とテーブルの相対距離を関連づけ、かつ移動先に応じてテーブルに対する移動台の姿勢を変更可能としたテレビ会議用テーブルシステム。
本発明は、以上説明した構成であるから、テレビ会議のための準備を必要最小限の設備と作業で迅速、確実に行うことができ、また、人数に応じてテレビ会議の環境を簡単に切り替えられるようにして、特に管理者等の特定の者を中心に作業が進行するようなチームや部署において好適となる、新規有用なテレビ会議用テーブルシステムを提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るテレビ会議用テーブルシステムを移動台が第1の移動位置にある状態で示す斜視図。 同テレビ会議用テーブルシステムを移動台が第1の移動位置と第2の移動位置との間で移動可能な様子とともに示す平面図。 同テレビ会議用テーブルシステムを構成する移動台を示す図。 同テレビ会議用テーブルシステムにおける移動台と天板の連結部分を模式的に示す図。 同連結部分に使用される連結部材を模式的に示す斜視図。 連結部材の変形例を示す図。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1に示す本実施形態のテレビ会議用テーブルシステムは、テーブル1の周囲に移動台2を位置変更可能に配置し、管理者等の特定の者が自席として使用する椅子3aに着座して同システムを利用できる環境と、図2に示すように他のメンバーがその者の下にテーブル1を囲むように複数人集合して椅子3bに着座し同システムを利用できる環境とを容易に切り替え可能にしたものである。
具体的に説明すると、この実施形態のテーブル1は、天板11が長手方向(X方向)と短手方向(Y方向)とを有する横長または縦長のもので、長手方向(X方向)に延びる縁部(以下、長縁部と称する)11a、11bや短手方向(Y方向)に延びる縁部(以下、短縁部と称する)11c、11dが緩やかに湾曲して長円ないし楕円状をなす天板11の外形を形成している。そして、コーナー部c1〜c4の近傍の下面がそれぞれ棒状の脚12に支持され、脚12、12間において下肢空間Sが前後左右に開放されている。
一対の長縁部11a、11bのうち一方の長縁部11aは特定の者の自席として設定され、この長縁部11aに沿った一定領域において天板11の上面にスピーカを内蔵した第1縁部材13aを配置するとともに、この長縁部11aを基点として左右のコーナー部c1、c4から短縁部11c、11dを経て対面側の長縁部11bに至るまでの縁部に沿った領域において天板11の上面にスピーカを内蔵した第2縁部材13bを配置している。すなわち、第1縁部材13aに内蔵されたスピーカは特定の者がテレビ会議の音声を取得するための専用のものであり、第2縁部材13bに内蔵されたスピーカはこのテーブル1に集合した他のメンバーがテレビ会議の音声を取得するために利用するものである。天板11の一方の長縁部11aの下方にはそれらのスピーカのオンオフや音量の切り替え等を行うためのスイッチ14が設けてある。各着座位置においてスピーカからテレビ会議の音声を取得することができることで、音量に関しては至近距離で聞き取り可能な必要最小限のレベル設定をすれば足りる。
一方、移動台2は、図3に示すように、前後をキャスタ21に支持された左右一対の側板22が上下一対の架材23,24により連結されて自立可能かつ移動可能なもので、上下の架材23、24にそれぞれ支持面を前方に持ち出すためのブラケット23a、24aを嵌合させ、ブラケット23a、24aを介して第1の台板25及び第1の台板26を取り付けている。また、上下の架材23、24に基端側を取り付けた支持板27が上方に向けて突出しており、この支持板27の前面に嵌め合い状態で昇降可能かつ間欠的に位置決め可能な状態で可動支柱28を取り付け、その可動支柱28の上端に第3の台板29を取り付けている。第1の台板25及び第2の台板26は後縁側に前記支持板27を避けるための不図示の切欠が設けてあり、最下段に位置する第1の台板25はテーブル1の天板11の上面側に所要の隙間を介して重合する高さ位置に設定されている。
本実施形態においては、図1等に示すように第2の台板26が画像表示装置であるモニタMを支持する支持部として設定され、第3の台板が撮像装置であるカメラCを支持する支持部として設定されていて、第2の台板26はモニタMの中心が着座者の平均的な目線高さ若しくはそれよりも若干高い位置に配置され、第3の台板26はモニタMの上部に若干の隙間を介して配置されている。カメラCには上下に首振り可能な通常の機構を備えたものが採用される。第1の台板25はカメラCやモニタMと外部の通信機器との間を中継する中継機材(図示省略)の支持部として利用される。
そして、移動台2を移動させるべき場所として図2に示すように天板11の周囲の2箇所に複数の移動位置を設定し、移動台2を各移動位置に移動させるだけでそれぞれ天板11に対する相対距離が自ずと適切に定まるように、移動台2とテーブル1の間を関連手段である連結部材4によって関連づけている。この連結部材4は、図4及び図5に示すように、直線状に延びる剛体、例えばこの実施形態では金属製のチャネル材41を含んで構成されているもので、このチャネル材41の両端には支軸42,43を介して取付板44,45が鉛直軸m、n回りに回転可能に配置してあり、一端側の取付板44を天板11の一部である一方の短縁部11c近傍の下面(具体的には、天板中心線t上にあって端縁部11cに近い位置)に取り付け、他端側の取付板45を移動台2の一部である第1の台板25の先端縁25a近傍の下面(具体的には、台板25の中心線上にあって台板25の中心近く)に取り付けて、連結部材4を鉛直軸mの回りに回転させることで、移動台2を天板11の外周に沿って移動可能としている。連結部材4は、移動台2の重心の上下方向への移動を禁止するため、当該移動台2が起立姿勢から傾くことを規制する規制手段の役割を兼ねている。
そして、図2に示すように天板1の短縁部11c側に第2の移動位置Qを設定し、そこから特定の長縁部11aの対面位置にある長縁部11b側に向かって最初のコーナー部c2にさしかかった位置を第1の移動位置Pとして設定して、第1の移動位置Pおよび第2の移動位置Qでそれぞれ天板11に対する移動台2の相対距離を一義的に保つようにしている。
その際、前記移動台2は連結部材4の他端に対して前記鉛直軸nの回りに回転可能であることから、第1の移動位置Pにおいては前記移動台2のほぼ正面にテーブル1の所定の縁部すなわちこの実施形態では一方の長縁部11aが位置し、第2の移動位置Qにおいては前記移動台2のほぼ正面にテーブル1の長手方向(x方向)に延びる天板中心線tが位置するように、移動台2の首を振ってテーブル1に対する相対的な向きを変更することができる。移動台2とテーブル1との相対距離は、第1の移動位置Pでは所定位置にある椅子3aに着座した人がカメラCの画角範囲V1に入り、第2の移動位置Qではテーブル1の周囲にある椅子3a、3bに着座した者全てがカメラCの画角範囲V2に入り得るように設定され、また、第1の移動位置Pで所定位置にある椅子3aに着座した人がモニタMのほぼ正面に位置し、第2の移動位置でテーブル1の周囲にある椅子3a、3bに着座した者がモニタMに対峙する角度θ1、θ2がともに小さくなるよう(等しくなるように)に設定される。移動台2が移動する間、連結部材4とテーブル1の脚12とが干渉しないように、また、連結部材4と台板23を支持するブラケット23aとが干渉しないように、適宜の設計がなされている。
なお、前記連結部材4は、内側の空間Sをテーブル1と移動台2の間に引き回される配線Lを収容するための配線収容部SSとして設定されており、前述したモニタMやカメラCからの配線、或いはLANケーブルなどが収容される。チャネル材41の両端には、チャネル材41との間に通線口46aを確保した状態で端部キャップ46が装着され、チャネル材41の上方開口はカバー47が着脱可能とされている。
以上のように、本実施形態のテレビ会議用テーブルシステムは、天板11の縁部11a〜11dに沿って一人または複数人が着座して利用可能なテーブル1と、カメラC及びモニタMを支持する支持部たる台板26、29等を有した移動台2と、前記移動台2を前記天板11の周囲において少なくとも第1の移動位置Pおよび第2の移動位置Qに移動させた際にそれぞれ天板11に対する相対距離を一義的に保つように移動台2と天板11とを構造的に関連づける関連手段である連結部材4とを備えて構成されるものである。
このようにすると、移動台2を無造作に移動させても、第1の移動位置Pおよび第2の移動位置Qにおいて、それぞれテーブル1に対する相対距離が構造的な関連づけによって自ずと定まるので、着座する形態に応じてカメラCおよびモニタMを、簡単な操作で最適な位置に迅速、的確に配置することが可能になる。
また、関連手段である連結部材4は、第1の移動位置Pにおいて前記移動台2のほぼ正面にテーブル1の所定の縁部11aが位置し、第2の移動位置Qにおいて前記移動台2のほぼ正面にテーブル1の天板中心線tが位置するように、移動台2をテーブル1に対して移動先に応じて姿勢変更可能な状態で構造的に関連づけるものであるため、第1の移動位置PにおいてはカメラCおよびモニタMを天板11の所定の縁部11aに着座した者をターゲットとする向きに配置し、第2の移動位置QにおいてはカメラCおよびモニタMを天板11の縁部11a、11b、11dに沿って天板中心線tを挟んだ位置に着座した人を含む複数人をターゲットとする向きに配置することができるので、方位を含めて移動位置ごとに適切な環境を簡単に整えることができる。
さらに、関連手段として、天板11の一部と移動台2の一部を連結する連結部材4を採用しており、連結部材4は一端側を鉛直軸m回りに天板11の一部に回転可能に取り付けられ、他端側を鉛直軸n回りに移動台2の一部に回転可能に取り付けられて、移動台2が連結部材4を介して天板11に常に付帯するので、テレビ会議をする度に必要な什器を出し入れする必要性を無くすことができる。しかも、連結部材4は移動台2が起立姿勢から傾くことを規制する規制手段の役割を兼ねているので、モニタM等の重量物を支持させることで重心位置が高くなっても、転倒を確実に防止して、位置変更作業を平易で的確なものにすることができる。
さらにまた、連結部材4が、テーブル1と移動台2の間に引き回される配線Lを収容する配線収容部SSを備えており、床上に配線が引き回されることがないため、移動台2を移動させても配線Lと干渉することがなく、見栄えも良好となる上に、カメラCやモニタMをテーブル1側で一括してコントロールする構成等も無理なく容易に採用することが可能となる。
そして、上記連結部材4に具現される関連手段により、第1の移動位置Pで所定位置に着座した人がカメラの画角範囲V1に入り、第2の移動位置Qでテーブル1の周囲に着座した者全てがカメラの画角範囲V2に入り得るように、移動台2とテーブル1の相対距離を関連づけ、かつ移動先に応じてテーブル1に対する移動台2の姿勢を適切に変更することができる。
また、上記連結部材4に具現される関連手段により、第1の移動位置Pで所定位置に着座した人がモニタMのほぼ正面に位置し、第2の移動位置Qでテーブルの周囲に着座した者がモニタMに対峙する角度θ1、θ2をともに小さくするように、移動台2とテーブル1の相対距離を関連づけ、かつ移動先に応じてテーブル1に対する移動台2の姿勢を適切に変更することが可能となる。
なお、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではない。
例えば、関連手段は、移動台とテーブルとを必ずしも連結するものに限らず、例えば、各移動先において移動台とテーブルの間に構造的な嵌め合い部を形成することで相対距離や向きが一義的に定まるように構成してもよい。
また、前記実施形態では関連手段に直線状の剛体を含む連結部材を採用したが、関連手段にリンク機構を採用して移動台と天板の間に天板の形状やリンク機構の取付位置等との関係でより好ましい移動軌跡を与えることもできる。
さらに、連結部材は、移動台の移動に連動して当該移動台に姿勢変更を引き起こす姿勢変更機構を具備してもよい。例えば、図6に示すように、両回転軸m、nにプーリやスプロケット等の回転部材51、52を取り付け、その間をベルトやチェーン等の伝達部材53で連結して、必要に応じて適宜部位で減速を行えば、連結部材4の回転に従って移動台2に所望の回転動作を引き起こすことができる。そして、これにより図1に示したテーブル1に対する移動台2の相対距離のみならず姿勢をも自ずと一義的に定めて、より自動に近い形で利用形態の切り替えを行うことを可能ならしめることができる。
さらにまた、移動位置の設定は上記実施形態に限らず、移動先の数も3箇所以上に移動位置を設定することができる。
その他の構成も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1…テーブル
2…移動台
4…関連手段(連結部材)
11…天板
11a〜11d…縁部
26,29…支持部(台板)
C…撮像装置(カメラ)
L…配線
M…画像表示装置(モニタ)
m、n…鉛直軸
P…第1の使用位置
Q…第2の使用位置
SS…配線収容部
t…天板中心線
V1、V2…画角範囲
θ1、θ2…角度

Claims (6)

  1. 天板の縁部に沿って一人または複数人が着座して利用可能なテーブルと、撮像装置及び画像表示装置を支持する支持部を有した移動台と、前記移動台を前記天板の周囲において少なくとも第1の移動位置および第2の移動位置に移動させた際にそれぞれ天板に対する相対距離を一義的に保つように移動台と天板とを構造的に関連づける関連手段とを具備するものであって、
    前記関連手段が、天板の一部と移動台の一部を連結する連結部材であり、連結部材は一端側を鉛直軸回りに天板の一部に回転可能に取り付けられ、他端側を鉛直軸回りに移動台の一部に回転可能に取り付けられて、当該連結部材は移動台が起立姿勢から傾くことを規制する規制手段を兼ねていることを特徴とするテレビ会議用テーブルシステム。
  2. 関連手段は、第1の移動位置において前記移動台のほぼ正面にテーブルの所定の縁部が位置し、第2の移動位置において前記移動台のほぼ正面にテーブルの天板中心線が位置するように、移動台をテーブルに対して移動先に応じて姿勢変更可能な状態で構造的に関連づけるものである請求項1記載のテレビ会議用テーブルシステム。
  3. 連結部材は、移動台の移動に連動して当該移動台に姿勢変更を引き起こす姿勢変更機構を備えている請求項1又は2何れかに記載のテレビ会議用テーブルシステム。
  4. 連結部材が、テーブルと移動台の間に引き回される配線を収容する配線収容部を備えている請求項1〜3何れかに記載のテレビ会議用テーブルシステム。
  5. 関連手段は、第1の移動位置で所定位置に着座した人が撮像装置の画角範囲に入り、第2
    の移動位置でテーブルの周囲に着座した者全てが撮像装置の画角範囲に入り得るように、移動台とテーブルの相対距離を関連づけ、かつ移動先に応じてテーブルに対する移動台の姿勢を変更可能としている請求項1〜何れかに記載のテレビ会議用テーブルシステム。
  6. 関連手段は、第1の移動位置で所定位置に着座した人が画像表示装置のほぼ正面に位置し、第2の移動位置でテーブルの周囲に着座した者が画像表示装置に対峙する角度をともに小さくするように、移動台とテーブルの相対距離を関連づけ、かつ移動先に応じてテーブルに対する移動台の姿勢を変更可能としている請求項1〜何れかに記載のテレビ会議用テーブルシステム。
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