JP5648669B2 - 緯糸測長貯留装置の緯糸送り羽根調整工具 - Google Patents

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Description

本願発明は、緯入れに必要な緯糸を巻付け、緯糸を所定のピッチで貯留する緯糸送り機構を備えた緯糸測長貯留装置の緯糸送り羽根調整工具に関する。
緯糸測長貯留装置の貯留ドラムに巻き付けられる緯糸は、緯糸間のピッチが一定にならず、緯糸間隔に広狭のばらつきが生じ易い。緯糸間隔が狭い場合、隣接する緯糸が相互に重なり易く、また、緯糸間隔が広い場合、緯糸の引き出し側に緯糸が詰まり、緯糸が重なり易くなる。緯糸が相互に重なると、緯糸の引き出し抵抗が増加し、緯入れ不良を発生する大きな要因となる。また、巻き付けられた複数の緯糸がリング状の束になって貯留ドラムから抜け落ち、緯入れノズルに詰まるか、織機に備えられている機構の一部に引っ掛かり、緯入れ不能となる恐れがある。
このような緯糸間隔のばらつきを抑制するため、緯糸送り機構を備えた緯糸測長貯留装置が知られている。緯糸送り機構は、緯糸送り羽根を、貯留ドラムに設けた半径方向に貫通する複数の挿通孔から貯留ドラムの外周側に突出させるとともに、緯糸引き出し方向に移動した後、貯留ドラムの内部に没入させるように構成されている。緯糸送り羽根は、突出時に、貯留ドラムに巻かれた緯糸を緯糸引き出し方向に送り、緯糸を貯留ドラムに一定のピッチで巻き付けることができる。
緯糸送り機構を備えた緯糸測長貯留装置において、織成条件の変更に伴い緯糸測長量を変更する場合、貯留ドラムの径を変更するとともに、緯糸送り羽根を貯留ドラムの径方向に変更する必要がある。例えば、特許文献1には、緯糸測長貯留装置に目盛板を設けておき、貯留ドラム及び緯糸送り羽根を目盛に合わせて調整する構成が開示されている。
具体的には、静止状態に保持されるドラムホルダーに対し4つに分割された測長ドラム片をそれぞれ半径方向への位置調整可能に取付ける。また、ドラムホルダーの表面に対し測長ドラム片の位置調整用の第1目盛板を設ける。静止状態に保持される取付けプレートに対し送り羽根を半径方向への位置調整可能に取付ける。さらに、取付けプレートの前面に送り羽根の位置調整用の第2目盛板を設ける。そして、測長ドラム片の位置に適した各送り羽根の位置を両目盛板により調整する。
特開平7−133553号公報
送り羽根が測長ドラム片から突出する量は僅かであるが、緯糸間隔を一定のピッチで貯留するために、厳しく規定されている。また、測長ドラム片は特許文献1に4片で開示されているように、複数に分割されて設置されている。このため、送り羽根は各測長ドラム片において同一の突出量に設定されなければならない。
特許文献1では、作業者は、取付けプレートの前面に設けられた第2目盛板を見ながら送り羽根の突出量を規定値に合うように調整しなければならない。また、作業者は他の各測長ドラム片において、第2目盛板を見ながら、送り羽根の突出量をそれぞれ同一となるように調整しなければならない。しかし、送り羽根の突出量は各測長ドラム片においてばらつき易く、その結果、各測長ドラム片において、緯糸の送り量にばらつきが生じ、貯留ドラムに巻き付けられた緯糸間隔に広狭を生じる問題がある。
本願発明は、測長バンドに対する緯糸送り羽根の突出量を簡単に、かつ正確に調整できる緯糸測長貯留装置の緯糸送り羽根調整工具を提供する。
請求項1は、弧状に形成された複数の測長バンドを環状に配列した静止状態の貯留ドラムを備え、前記測長バンドに刻設された挿通孔から前記測長バンドの外周に出没する緯糸送り羽根を有する緯糸送り機構を備えた緯糸測長貯留装置の緯糸送り羽根調整工具において、前記緯糸送り羽根調整工具の本体に、前記測長バンドに弾性変形により着脱可能に形成された本体装着部と、前記測長バンドの外周面に当接する本体位置決め部と、前記本体位置決め部が前記測長バンドに当接した状態で、前記本体位置決め部より前記測長バンドとは反対側に窪ませた前記緯糸送り羽根の突出量を確定する緯糸送り羽根当接部とを備え、前記本体は前記測長バンドの周方向に延びる弧状に形成され、前記本体装着部は前記本体の周方向の両端部に形成したことを特徴とする。
請求項1によれば、弾性変形を利用して調整工具の本体を測長バンドに簡単に装着することができるため、作業者は両手を使用して緯糸送り羽根を測長バンドの挿通孔に通すとともに緯糸送り羽根当接部に接触させて位置を確定し、固定することができる。従って、測長バンドへの緯糸の巻付け量が変更された時、測長バンドの位置変更に伴う緯糸送り羽根の突出量の変更を容易に、かつ正確に調整することができる。さらに、本体の一端部の本体装着部を測長バンドの一端部に引っ掛け、他端部の本体装着部を測長バンドの他端部に押し込むことにより本体が弾性変形し、本体を測長バンドに簡単に装着することができる。同様に、測長バンドからの本体の取外しも簡単に行うことができる。
請求項2は、弧状に形成された複数の測長バンドを環状に配列した静止状態の貯留ドラムを備え、前記測長バンドに刻設された挿通孔から前記測長バンドの外周に出没する緯糸送り羽根を有する緯糸送り機構を備えた緯糸測長貯留装置の緯糸送り羽根調整工具において、前記緯糸送り羽根調整工具の本体に、前記測長バンドに弾性変形により着脱可能に形成された本体装着部と、前記測長バンドの外周面に当接する本体位置決め部と、前記本体位置決め部が前記測長バンドに当接した状態で、前記本体位置決め部より前記測長バンドとは反対側に窪ませた前記緯糸送り羽根の突出量を確定する緯糸送り羽根当接部とを備え、前記本体には、前記測長バンドの周方向への前記緯糸送り羽根の振れを防止する規制部が備えられていることを特徴とする。請求項2によれば、測長バンドの孔に通した緯糸送り羽根は、測長バンドの孔の壁面との間に隙間が有り、測長バンドの周方向へ振れ易いが、緯糸送り羽根と接触する規制部を設けることにより、緯糸送り羽根の振れを防止することができる。このため、緯糸送り羽根の位置調整をより簡単に、かつより正確に行うことができる。
請求項3は、前記本体は、弾性変形可能な熱可塑性樹脂により形成されていることを特徴とする。請求項3によれば、調整工具の本体を弾性変形可能な熱可塑性樹脂製とすることにより、本体の弾性を利用した本体装着部を形成することができ、測長バンドへの本体の着脱を容易に行うことが可能となる。また、弾性変形可能な熱可塑性樹脂製の緯糸送り羽根調整工具は、測長バンドや緯糸送り羽根を損傷する恐れが無く、安価に製作することができる。
請求項4は、前記本体位置決め部は、前記本体の周方向の両端位置と中間位置の3箇所に形成したことを特徴とする。請求項4によれば、調整工具の本体を測長バンドに安定した状態で装着することができ、緯糸送り羽根の取付け位置を正確に調整することができる。
本願発明は、緯糸測長貯留装置の測長バンドに対する緯糸送り羽根の突出量を簡単に、かつ正確に調整することができる。
第1の実施形態に使用する緯糸測長貯留装置の断面側面図である。 緯糸測長貯留装置の測長バンドを示す断面正面図である。 緯糸測長貯留装置の緯糸送り羽根を示す断面正面図である。 第1の実施形態における緯糸送り羽根調整工具を示すもので、(a)は緯糸送り羽根調整工具の正面図、(b)は(a)の平面図である。 緯糸送り羽根調整工具を測長バンドに装着する過程を示す一部断面正面図である。 緯糸送り羽根調整工具を測長バンドに装着した状態を示す一部断面正面図である。 第2の実施形態における緯糸送り羽根調整工具を示すもので、(a)は緯糸送り羽根調整工具の正面図、(b)は測長バンド及び緯糸送り羽根の構成を示す断面正面図、(c)は緯糸送り羽根調整工具を測長バンドに装着した状態を示す一部断面正面図である。 第3の実施形態における緯糸送り羽根調整工具を示すもので、(a)は緯糸送り羽根調整工具の正面図、(b)は緯糸送り羽根調整工具を測長バンドに装着した状態を示す一部断面正面図である。
(第1の実施形態)
図1〜図6に示した第1の実施形態は、エアジェット織機に使用する緯糸測長貯留装置の緯糸送り羽根調整工具を示すものである。図1〜図3において、緯糸測長貯留装置の構成を説明する。フレーム(図示せず)に回転可能に軸受された中空の回転軸1は、回転軸1と交差する方向に延出する中空の緯糸巻付け管2を備える。回転軸1及び緯糸巻付け管2は中空部が連通しており、図示しない給糸部から引き出された緯糸Yが引き通されている。回転軸1には、大径の円板部3を備えた支持体4が軸受5を介して相対回転可能に取付けられている。
緯糸Yの貯留ドラム6は4片の弧状に形成された測長バンド7を環状に配列することにより構成されている。測長バンド7は、鉄系材料の表面にクロムメッキ処理した1枚の均一な厚みの弧状の板材で構成され、L字型に屈曲させた平板部8と、緯糸巻付け管2から供給される緯糸Yが巻き付けられる案内部9と、巻き付けられた緯糸Yが貯留される貯留部10とを有する。各測長バンド7の平板部8は、半径方向の位置調整を可能にする長孔11(図2参照)においてボルト12により支持体4の円板部3に固定される。各測長バンド7の半径方向への調整位置は、円板部3に刻設された目盛56によって位置決めされる。
測長バンド7の形状は、平板部8の外周側が貯留ドラム6の周方向に湾曲し、平板部8の外周側を頂点として、湾曲面で形成された案内部9が回転軸1の中心軸線X1に向けて傾斜している。従って、緯糸巻付け管2によって案内部9の外周面に巻き付けられた緯糸Yは案内部9の傾斜面を順次滑落していく。
貯留部10はその外周に案内部9の最小径部と同一の曲率半径の湾曲面を有し、案内部9に連続して回転軸1の中心軸線X1に平行となるように、緯糸Yの引き出し方向に延出されている。貯留部10には、図2に示されるように、貯留ドラム6の半径方向に貫通し、かつ緯糸Yの引き出し方向に延びる複数の挿通孔13が穿設されている。挿通孔13はさらに案内部9の一部まで延びている。また、各測長バンド7において各挿通孔13は図2のように、貯留ドラム6の周方向に2列等間隔で配置されている。なお、挿通孔13は全て等間隔に配列して穿設することも可能である。案内部9を滑落した緯糸Yは貯留部10の挿通孔13の外周面に列状に貯留される。なお、貯留部10の外周面は緯糸Yの引き出し方向に若干縮径あるいは拡径する傾斜面で形成することも可能である。
回転軸1の先端側(図1の右側)に位置する小径軸14には、緯糸送り機構15の駆動部を構成するスリーブ16が嵌合され、ボルト17により固定されている。スリーブ16はその偏心軸線X2が回転軸1の中心軸線X1に対して偏心するとともに緯糸Yの引き出し方向に傾斜した形状で構成されている。スリーブ16の外周面には、フランジを有する取付け筒18が軸受19を介して相対回転可能に嵌合されている。取付け筒18のフランジには、取付けプレート20がボルト21により固定されている。取付けプレート20の中心部は取付け筒18を覆う蓋の役目をしている。
取付けプレート20の外側面には、各測長バンド7に対応した4つの取付けブラケット22がボルト23により固定される。取付けブラケット22はアルミ系材料で鉤型に形成され、垂直部24を半径方向の位置調整が可能なように2列形成した長孔25(図3参照)を介して取付けプレート20に固定され、水平部26に6枚の緯糸送り羽根27がそれぞれボルト28及びナット29により固定されている。
緯糸送り羽根27はU字状に形成され、2枚一組として形成されている。なお、緯糸送り羽根27の形成は単独の板、あるいは3枚以上を1つの部材で形成することも可能である。緯糸送り羽根27を形成するU字状部材はステンレス鋼をプレス加工することにより成型され、その表面全体が窒化処理されている。各緯糸送り羽根27は貯留ドラム6の内側で各測長バンド7の挿通孔13に対向して配置され、測長バンド7の外周に出没する。
支持体4には、リング30がボルト31によって固定されており、リング30の外周面と取付け筒18のフランジの外周面との間に、ゴムや樹脂等の可撓性材料で構成された遮蔽筒32の両端部がそれぞれ嵌合され、締付バンド33によって固定されている。遮蔽筒32は前後方向への弾性変形及び半径方向への弾性変形が可能で、円周方向へ捻る力に対しては抵抗力を有し、支持体4と取付け筒18の相対回転が阻止される。
貯留ドラム6を構成する4つの測長バンド7のうち、上方に配置された測長バンド7には、貯留部10の緯糸引き出し側の外周面に有底の挿入孔34が形成されている。挿入孔34は電磁ソレノイド35により作動する電磁ピン36の進入、退出を許容し、緯糸Yの引き出しを制御する。なお、挿入孔34は貯留部10の外周面から内周面に抜ける貫通孔で形成してもよい。貯留ドラム6には、支持体4の円板部3の外周に複数の永久磁石37が設けられている。永久磁石37は図示しないフレームに固定されたカバー38に設けられた複数の永久磁石39と対向するように設けられ、永久磁石37と永久磁石39との吸引力により、貯留ドラム6が回転軸1の回転に対して静止状態に維持される。
図4〜図6において、緯糸送り羽根調整工具40の構成を説明する。緯糸送り羽根調整工具40は、ポリアセタールあるいはナイロン等の弾性変形可能な熱可塑性樹脂を素材として、射出成型等により形成され、本体41及び本体41に備えた本体装着部42、43、本体位置決め部44、48、52、緯糸送り羽根当接部45から構成されている。本体41は、測長バンド7の貯留部10と同様に弧状に形成され、両端に本体装着部42、43を備えている。
本体装着部42は、本体41の端部から鉤形に屈曲して延びる引掛け部46、引掛け部46と本体41の内周面53との間に鉤状に形成された引掛け溝47及び測長バンド7の貯留部10の外周面に接触可能な湾曲面を有する本体位置決め部48から構成されている。引掛け溝47は貯留部10の周方向の端部を収容できる大きさに形成されている。本体装着部43は、本体41の外周面54に接続した平らな面を有する操作部49、操作部49から鉤形に屈曲して延びる引掛け部50、滑らかな傾斜面でV字状に形成された着脱溝51及び測長バンド7の貯留部10の外周面に接触可能な湾曲面を有する本体位置決め部52から構成されている。
本体装着部43の操作部49は、作業者が測長バンド7の貯留部10に対する緯糸送り羽根調整工具40の取付け、取外し操作を容易に行える形状に形成されている。着脱溝51は、貯留部10の周方向の端部を収容可能な大きさに形成され、貯留部10との間で滑り易い形状に形成されている。このため、操作部49に一定の圧力を掛けることにより本体41が弾性変形し、測長バンド7に対する本体41の着脱を容易に行うことができる。なお、本体41を測長バンド7の貯留部10に着脱可能とするために、本体装着部42の引掛け溝47と本体装着部43の着脱溝51との間の距離L1(図4参照)は、貯留部10の周方向の距離L2(図5参照)と同一又は僅かに長くなるように構成されている。
本体位置決め部44は、本体41の周方向に一定の幅の湾曲面を有するように、本体41の周方向の中間位置において、内周面側(測長バンド7側)突出させた突出部で構成されている。本体位置決め部44の高さは、本体位置決め部48及び本体位置決め部52と同一に形成されている。また、本体位置決め部44、48、52の湾曲面は、同一の曲率半径で形成されている。従って、本実施形態では、3箇所に形成された本体位置決め部44、48、52により本体41の位置決めを行っている。また、本体位置決め部44は、図5及び図6に示すように、緯糸送り羽根27が出没する測長バンド7の挿通孔13の間に位置する貯留部10の一部と対向する位置に形成されている。
緯糸送り羽根当接部45は、本体位置決め部44より測長バンド7とは反対側に窪ませた内周面で構成され、緯糸送り羽根当接部45は貯留部10の外周面と同心の円弧で形成されている。図6に示すように、本体41を測長バンド7の貯留部10に装着した時、本体位置決め部44、48、52が貯留部10に当接し、貯留部10の外周面と緯糸送り羽根当接部45との間に隙間Hが形成される。隙間Hは、緯糸送り羽根27が貯留部10の挿通孔13から突出する量を規定する。従って、本体位置決め部44、48、52は隙間Hを形成する機能を有し、必要に応じて本体位置決め部44、48、52の高さを種々変更した本体41を準備することにより、緯糸送り羽根27の突出量の変更に対応させることができる。
緯糸送り羽根27の突出量の調整について、以下に説明する。織物仕様の織り幅に基づいて緯糸Yの測長貯留量が定められるため、緯糸測長貯留装置では、貯留ドラム6の巻径が織り幅に応じて調整される。図1に示した緯糸測長貯留装置では、作業者はボルト23を緩めて取付けブラケット22とともに緯糸送り羽根27を取外す。次に、作業者は、ボルト12を緩め、測長バンド7を長孔11に沿わせて貯留ドラム6の半径方向に移動し、円板部3に刻設した目盛56に合わせながら、織り幅に対応した巻径となる位置でボルト12を締め付け、固定する(図2参照)。貯留ドラム6は4片の測長バンド7により構成されているため、他の3片の測長バンド7についても同様の方法にて半径方向の位置決めを行う。
次に、作業者は、図4に示した緯糸送り羽根調整工具40を測長バンド7の貯留部10に装着する。具体的には、本体41を持ち、図5に示すように、本体装着部42の引掛け部46が貯留部10の内周面側に、また本体位置決め部48が貯留部10の外周面側に合うように、引掛け溝47を貯留部10の一方の端部(図5、図6では左側の端部)に係合する。この状態で、作業者は本体装着部43の操作部49を押圧する。熱可塑性樹脂により成型された本体41は弾性変形し、引掛け部50が貯留部10の内周面側に滑り込み、図6に示すように、着脱溝51が貯留部10の他方の端部(図5、図6では右側の端部)に嵌合する。なお、熱可塑性樹脂で構成された本体41は硬度が測長バンド7よりも低いため、測長バンド7の表面を傷付ける恐れが無い。
図6に示すように、本体41が貯留部10に装着されると、本体位置決め部44、48、52が貯留部10の外周面に当接し、本体41の位置決めが行なわれる。このため、貯留部10の外周面の上方、特に、挿通孔13の上方には、緯糸送り羽根当接部45との間に隙間Hが形成される。そこで、作業者は、取付けブラケット22の長孔25にボルト23を通し、取付けブラケット22を取付けプレート20に緩く仮止めする。
作業者は、さらに取付けブラケット22を貯留ドラム6の半径方向に移動して、取付けブラケット22に固定された緯糸送り羽根27を貯留部10の挿通孔13に挿入する。緯糸送り羽根27の先端が本体41の緯糸送り羽根当接部45に当接し、移動を阻止された状態(図6の仮想線で示した緯糸送り羽根27参照)で、作業者は一方の手で取付けブラケット22を保持しながら、他方の手でボルト23を締め付け、取付けブラケット22を固定する。
緯糸送り羽根調整工具40により隙間Hが正確に規定されているため、作業者は取付けブラケット22を固定すれば、貯留部10に対する緯糸送り羽根27の突出量を正確に確定することができる。緯糸送り羽根27の取付けが終了すると、作業者は本体装着部43の操作部49と引掛け部50を持ち、測長バンド7の上方へ引き上げる。これにより、着脱溝51の傾斜面が貯留部10の表面を滑り、本体41が上方へ弾性変形するため、本体装着部43が貯留部10の他方の端部から外れ(図5の状態)、本体41は貯留部10から取外される。
他の3片の測長バンド7についても、緯糸送り羽根27は同一の緯糸送り羽根調整工具40を用いて貯留部10に対する緯糸送り羽根27の突出量が正確に確定される。このため、全ての測長バンド7において、緯糸送り羽根27の突出量を同一に設定することができる。なお、緯糸送り羽根27の取付け作業時は、回転軸1を手動にて回転し、緯糸送り羽根27の取付け対象となる測長バンド7の位置でスリーブ16を最も偏心した状態にし、緯糸送り羽根27の取付けを行う。
(第2の実施形態)
図7は第2の実施形態を示したもので、第1の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。なお、第2の実施形態は、必要に応じて第1の実施形態で示した図1の構成を参照して説明する。第2の実施形態における緯糸送り羽根調整工具57は、図7(a)に示すように、本体58に本体位置決め部59、60、61、本体装着部62及び第1の実施形態と同じ構成を有する緯糸送り羽根当接部45を備えている。
本体58は、第1の実施形態と同様に、弾性変形可能な熱可塑性樹脂で一体成型されている。本体58の内周面63側において、本体位置決め部59は本体58のほぼ中央部に突出部として形成され、本体位置決め部60、61は本体58の両端部に突出部として形成されている。本体位置決め部59、60、61の各突出部の表面は、図7(b)に示した測長バンド7の貯留部64の外周面と同一の曲率半径を有する湾曲面に形成されている。本体位置決め部59は貯留部64の周面方向に幅広く形成され、中央部に本体装着部62が設けられている。
本体装着部62は、本体位置決め部59から延出し、先端(図7の下方側)に鉤65を有する2本の引掛け部66により形成されている。鉤65は、引掛け部66よりも本体58の周方向に幅広くして段差を形成し、先端に向けて先細りの形状に形成されている。また、2本の引掛け部66は本体58の周方向に間隔を空けて設けられ、鉤65を把持することにより、仮想線で示すように、弾性変形可能である。
測長バンド7の貯留部64には、中央に挿通孔67が穿設され、その両側にそれぞれ3個の挿通孔68が均等な間隔で穿設されている。また、緯糸送り羽根69は6個の挿通孔68にそれぞれ対応するように、取付けブラケット22(図1参照)の水平部70に固定されている。なお、貯留部64の周方向における挿通孔67及び6個の挿通孔68の幅は同一に形成されているが、挿通孔67は、他の挿通孔68と異なる幅で形成しても構わない。また、本体装着部62の2つの引掛け部66の間隔は、挿通孔67の幅よりも若干小さくなるように設定されている。
第2の実施形態において、貯留ドラム6(図1参照)の巻径変更に伴う測長バンド7に対する緯糸送り羽根69の突出量の調整は次のように行われる。測長バンド7の径方向の位置調整後、作業者は緯糸送り羽根調整工具57の本体58を持ち、本体装着部62の引掛け部66の先端を測長バンド7の貯留部64に形成された挿通孔67に当て、強く押し込む。引掛け部66は、幅広の鉤65が図7(a)の仮想線のように弾性変形しながら挿通され、本体位置決め部59、60、61が貯留部64の外周面に当接する。
引掛け部66は図7(a)の実線位置に復元し、図7(c)に示すように、鉤65の段差部が貯留部64の内周面に当接して本体58は貯留部64に装着され、本体58の位置が固定される。本体58が貯留部64に装着されると、貯留部64の外周面と本体58の緯糸送り羽根当接部45との間に緯糸送り羽根69の突出量として規定される隙間Hが形成される。続いて、作業者は緯糸送り羽根69を貯留部64の内周面側から挿通孔68に挿入し、緯糸送り羽根69を緯糸送り羽根当接部45に当接させた状態で、図1に示した取付けブラケット22をボルト23の締め付けにより取付けプレート20に固定する。
緯糸送り羽根69の取付けが完了すると、作業者は一方の手で鉤65を把持し、引掛け部66を図7(a)の仮想線のように弾性変形させながら、他方の手で本体58を持ち上げることにより、貯留部64から本体58を取外すことができる。第2の実施形態では、本体装着部62を本体58の中央部に設け、測長バンド7の貯留部64に形成した挿通孔67を利用して本体58を貯留部64に装着した構成であるが、第1の実施形態と同一の作用効果を得ることができる。
(第3の実施形態)
図8は第3の実施形態を示したもので、第1の実施形態及び第2の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。なお、第3の実施形態は、必要に応じて第1の実施形態で示した図1の構成を参照して説明する。第3の実施形態における緯糸送り羽根調整工具71は、図8(a)に示すように、本体72に1つの本体位置決め部73、本体装着部74、75及び第1の実施形態と同じ構成を有する緯糸送り羽根当接部45を備えている。
本体位置決め部73は、本体72のほぼ中央部に突出部として形成され、本体位置決め部73の突出部の表面は、図8(b)に示した測長バンド7の貯留部64の外周面と同一の曲率半径を有する湾曲面に形成されている。本体位置決め部73は貯留部64の周面方向に幅広く形成され、貯留部64の中央の挿通孔67に隣接する左右の挿通孔68に達する長さを有する。また、本体位置決め部73の両端部は、緯糸送り羽根当接部45と接続する湾曲面で形成された規制部77、78を構成する。規制部77、78の湾曲面は、緯糸送り羽根69の先端部の湾曲面と同一又は近似した曲率半径を有するように構成されている。
本体装着部74は、鉤形に屈曲させた引掛け部79及び引掛け溝80から構成され、第1の実施形態における本体装着部42の引掛け部46及び引掛け溝47と同一の機能を有し、詳細な説明を省略する。また、本体装着部75は、本体72の外周面81に接続した平らな面を有する操作部82、操作部82から鉤形に屈曲して延びる引掛け部83、滑らかな傾斜面を有するように湾曲して形成された着脱溝84から構成されている。本体装着部75の各構成部分は、第1の実施形態における本体装着部43の操作部49、引掛け部50及び着脱溝51と同一の機能を有し、詳細な説明を省略する。
第3の実施形態における緯糸送り羽根69の突出量の調整は次のように行われる。作業者は、緯糸送り羽根調整工具71の本体72を持ち、本体装着部74の引掛け部79が測長バンド7の貯留部64の内周面に当接するようにして引掛け溝80を貯留部64の一端部に係合する。次に、作業者が本体装着部75の操作部82を強く押すと、本体72が弾性変形して引掛け部83が貯留部64の他端部の内周面側に入り込み、着脱溝84が貯留部64の他端部に係合する。
作業者の一連の操作により、図8(b)に示すように、本体72が貯留部64に装着される。本体72は貯留部64の外周面と当接する本体位置決め部73により位置決めされるため、貯留部64の外周面と本体72の緯糸送り羽根当接部45との間に、緯糸送り羽根69の突出量に相当する隙間Hが形成される。続いて、作業者は緯糸送り羽根69を貯留部64の内周面側から挿通孔68に挿入し、緯糸送り羽根69を緯糸送り羽根当接部45に当接する。
この時、挿通孔67に隣接する両側の挿通孔68に挿通された2つの緯糸送り羽根69は、先端部が本体位置決め部73の両側に形成された規制部77、78と接触する。このため、緯糸送り羽根69は貯留部64の周方向の振れを規制部77、78によって防止され、安定した状態で位置決めされる。作業者は、緯糸送り羽根69を緯糸送り羽根当接部45に当接させた状態で、図1に示した取付けブラケット22をボルト23の締め付けにより取付けプレート20に固定する。
緯糸送り羽根69の取付けが終了すると、作業者は本体装着部75の操作部82と引掛け部83を持ち、測長バンド7の上方へ引き上げる。これにより、着脱溝84の傾斜面が貯留部64の表面を滑り、本体72が上方へ弾性変形するため、本体装着部75が貯留部64の他方の端部から外れ、本体72は貯留部64から取外される。第3の実施形態では、第1の実施形態と同一の作用効果を得られるとともに、本体位置決め部73に設けた規制部77、78の構成により緯糸送り羽根69を安定した状態で位置決めできるという作用効果を得ることができる。
本願発明は、前記した各実施形態の構成に限定されるものではなく、本願発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、次のように実施することができる。
(1)第1の実施形態〜第3の実施形態において、本体位置決め部44、48、52、59、60、61、73は、本体41、58、72の内周面の適宜位置に1又は複数設けることができる。
(2)第1の実施形態〜第3の実施形態において、本体41、58、72の本体装着部43、62、75以外の部分は樹脂に限らず、測長バンド7の貯留部10、64の表面よりも硬度の低い、例えば真鍮等の金属で構成しても良い。
(3)第1の実施形態〜第3の実施形態において、測長バンド7の貯留部10、64に取付ける時に操作する本体装着部43、62、75は、本体41、58、72に、ばねあるいはゴム等の弾性体により変形可能に結合する構成とすることができる。この構成では、本体41、58、72の本体装着部43、62、75以外の部分を剛性のある材料で形成することができる。
(4)第1の実施形態〜第3の実施形態において、緯糸の種類あるいは織機の回転数に応じて緯糸送り羽根27、69の突出量が変更されるような場合は、緯糸送り羽根当接部45の隙間Hを異ならせた複数種類の緯糸送り羽根調整工具40、57、71を準備しても良い。
(5)第2の実施形態において、本体58と本体装着部62とを別体で構成し、本体装着部62を本体58に接着あるいは螺子止め等により固定した構成とすることができる。この構成では、本体装着部62を弾性体で構成し、本体58を剛性のある材料で構成することができる。
(6)第3の実施形態において、規制部77、78は本体位置決め部73の一部として設ける必要は無く、例えば、少なくとも1つの緯糸送り羽根69の先端部に嵌合させることができる凹状突起部を本体72の内周面76に設けても良い。
(7)第1の実施形態〜第3の実施形態及び他の変更例による緯糸送り羽根調整工具40、57、71は、エアジェット織機に限らず、ウォータジェット織機、レピア織機等の他の織機に使用される緯糸測長貯留装置において実施することができる。
6 貯留ドラム
7 測長バンド
10、64 貯留部
13、67、68 挿通孔
15 緯糸送り機構
27、69 緯糸送り羽根
40、57、71 緯糸送り羽根調整工具
41、58、72 本体
42、43、62、74、75 本体装着部
44、48、52、59、60、61、73 本体位置決め部
45 緯糸送り羽根当接部
77、78 規制部

Claims (4)

  1. 弧状に形成された複数の測長バンドを環状に配列した静止状態の貯留ドラムを備え、前記測長バンドに刻設された挿通孔から前記測長バンドの外周に出没する緯糸送り羽根を有する緯糸送り機構を備えた緯糸測長貯留装置の緯糸送り羽根調整工具において、
    前記緯糸送り羽根調整工具の本体に、前記測長バンドに弾性変形により着脱可能に形成された本体装着部と、前記測長バンドの外周面に当接する本体位置決め部と、前記本体位置決め部が前記測長バンドに当接した状態で、前記本体位置決め部より前記測長バンドとは反対側に窪ませた前記緯糸送り羽根の突出量を確定する緯糸送り羽根当接部とを備え
    前記本体は前記測長バンドの周方向に延びる弧状に形成され、前記本体装着部は前記本体の周方向の両端部に形成したことを特徴とする緯糸測長貯留装置の緯糸送り羽根調整工具。
  2. 弧状に形成された複数の測長バンドを環状に配列した静止状態の貯留ドラムを備え、前記測長バンドに刻設された挿通孔から前記測長バンドの外周に出没する緯糸送り羽根を有する緯糸送り機構を備えた緯糸測長貯留装置の緯糸送り羽根調整工具において、
    前記緯糸送り羽根調整工具の本体に、前記測長バンドに弾性変形により着脱可能に形成された本体装着部と、前記測長バンドの外周面に当接する本体位置決め部と、前記本体位置決め部が前記測長バンドに当接した状態で、前記本体位置決め部より前記測長バンドとは反対側に窪ませた前記緯糸送り羽根の突出量を確定する緯糸送り羽根当接部とを備え、
    前記本体には、前記測長バンドの周方向への前記緯糸送り羽根の振れを防止する規制部
    が備えられていることを特徴とする緯糸測長貯留装置の緯糸送り羽根調整工具。
  3. 前記本体は、弾性変形可能な熱可塑性樹脂により形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の緯糸測長貯留装置の緯糸送り羽根調整工具。
  4. 前記本体位置決め部は、前記本体の周方向の両端位置と中間位置の3箇所に形成したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の緯糸測長貯留装置の緯糸送り羽根調整工具。
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