JP5647959B2 - 側溝の補修方法 - Google Patents
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そこで、U字型側溝の補修として、既設の側溝全体を掘り出して、予め成形していた新たなU字型側溝ブロックを設置する工法が採用されていた。
しかし、このような工法を採用する場合、一時的ではあるが、その補修工事をする側溝は工事期間中使用できなくなるため、別途バイパス路を構築しなければならず、労力及び費用コストが掛かっていた。
そこで、現在、コンクリート製U字型側溝の補修としては、このような点に着目し、蓋部分の交換とともに、老朽化したU字型側溝の上部領域のみを切断して除去し、除去後に現場に残った既設側溝の残存部切断面上に、新たに成形した側溝上部(嵩上げ部)を載置、固定させて配設するといった工法が広く採用されている(特許文献1参照。)。
すなわち、既設側溝の上部領域を切断する場合、カッターなどを使用して切断除去していたが、その切断面が精度良く平坦に切断されていないと、新たに成形した側溝上部(嵩上げ部)との重ね合わせが悪く、新たな側溝上部を据え付けた際に、高さ調整や水平出しなどをする必要があった。このような工法はかなりの熟練を要する。従って、このような作業をする者は限られるため専従作業者の疲労度はかなりのものであった。
なお、切断面を精度良く切断する特殊な切断装置の提供もなされていた(特許文献2参照。)が、前記切断装置を用意するためのコストが掛かってしまい、施工コスト全体の高騰を招いてしまう。
予め成形しておいた二次成型品である左右二体の側溝上部補修体を連結具で連結する。そして、その連結具で連結した状態の左右の側溝上部補修体を、切断後の既設側溝の切断面上に配置する。
その後、連結具にて左右の側溝上部補修体の幅調整を行い、それぞれの側溝上部補修体と道路アスファルト面などとの間に、側溝上部補修体を連結固化せしめる硬化剤注入用の隙間を形成する。
そしてその後、所定の穿孔器具を使用して、側溝上部補修体と既設側溝の切断面とにわたって連通する連結孔・挿通孔を形成する。
次に、既設側溝の切断面に形成した挿通孔に接着剤を注入する。
そして、側溝上部補修体の連結孔に雌ネジ部を配設し、該雌ネジ部と前記挿通孔を連通させて昇降調整軸を螺着するとともに、挿通孔内の接着剤中に軸の端部を埋設させる。
そして、接着剤が固まる前に昇降調整軸を回動操作して側溝上部補修体の高さ調整を行うとともに、側溝上部補修体の下面と切断後の既設側溝の切断面上との間に所定の硬化剤充填空間を形成する。
そしてその後、側溝上部補修体と道路アスファルト面などとの間に形成しておいた硬化剤注入用の隙間から、側溝上部補修体の下面と切断後の既設側溝の切断面上との間の硬化剤充填空間に所定の硬化剤を充填する。
そして、硬化剤の硬化を待って蓋部材を設置して施工完了となる。
(1)すなわち、側溝上部補修体の高さ調整を行う昇降調整軸を含む一連の機構は、施工現場にて、連結具で連結した状態の左右の側溝上部補修体を、切断後の既設側溝の切断面上に配置したうえで行わなければならない。
このような現場施工は、施工全体時間のロスにつながるという問題がある。施工時間のロスは、コストの高騰にもつながり、かつ現場を施工状態のままとする時間も長くなり、街全体の景観を損なうとともに、安全面での対策も十分に確保しなければならないという問題も生じてくる。
(2)さらに、特許文献3に開示の工法の場合、側溝上部補修体と道路アスファルト面などとの間に形成しておいた硬化剤注入用の隙間から、側溝上部補修体の下面と切断後の既設側溝の切断面上との間の硬化剤充填空間に所定の硬化剤を充填する工程を採用しているため、施工完了後であっても、充填・硬化された硬化剤が、側溝上部補修体と道路アスファルト面などとの間から路面上に現われ、通行人から視認可能な仕上がりとなっている。
このように、側溝上部補修体と道路アスファルト面などとの間から硬化剤が視認可能であると、たとえ、新たに設置した蓋部材などを綺麗なものに交換したとしても、その視認可能な硬化剤領域の存在によって街の景観が損なわれてしまう虞が極めて高いものである。
特に、硬化剤を充填したままで何等仕上施工をしないままであると、その硬化剤領域のみが浮き上がって見えてしまうため、仕上施工が必要である。従って、そのための仕上施工時間・コストも掛かってしまうという問題があった。
既設側溝における左右の側溝上部の所定領域を切断して除去する工程と、
内面の相対向する面部に左右の蓋部設置面がそれぞれ一体に突出し、前記蓋部設置面には、切欠き面が備えられるとともに、切欠き面の内底面には貫通する連結材料注入孔を形成して一体成形された枠状の側溝上部交換部材を、前記工程後に残存する既設側溝の左右の切断面上に配設する工程と、
前記工程後、前記切断面と対向する側溝上部交換部材の下面に予め備えた高さ調整部材を調整し、側溝上部交換部材の鉛直方向高さを調整するとともに、側溝上部交換部材の下面と既設側溝の切断面との間に所定の連結材料注入空間を形成する工程と、
前記工程後、連結材料注入空間の内外開放領域を、所定の型枠にて封鎖する工程と、
前記工程後、側溝上部交換部材の蓋部設置面から下面にわたって貫通した前記連結材料注入孔を介して、前記連結材料注入空間に所定量の連結材料を注入する工程と、
前記連結材料を注入し、連結材料が前記連結材料注入孔に盛り上がってきたことを確認する工程と、
前記工程後、左右の側溝上部交換部材の蓋部設置面上に蓋部を架け渡して設置し、前記連結材料注入孔を隠蔽する工程とからなることを特徴とする側溝の補修方法としたことである。
既設側溝における左右の側溝上部の所定領域を切断して除去する工程後、
左右の側溝上部交換部材の連結材料注入孔を介して左右の側溝上部交換部材を吊り下げ部材にて連結するとともに吊り下げて、所定位置に左右の側溝上部交換部材を配設する工程を含むことを特徴とする側溝の補修方法としたことである。
現場にて高さ調整機構の組み立て・設置などの必要がないため、施工時間のロス・コストの高騰もない。
最終的に蓋部を設置すれば、連結材料注入孔および連結材料部分が視認されることもないため、側溝全体としての仕上がりが大変綺麗である。従って、従来施工のように連結材料などが容易に視認可能な工法とは異なり、街全体の景観を損ねるような事態を招く虞も全くない。
切断面を精度良く綺麗にする必要がないため、大掛かりで特殊な切断装置も不要であり、コストの高騰を抑止できる。
本実施形態における側溝の補修方法は、例えば、「切断除去工程」→「側溝上部交換部材の配設工程」→「高さ調整工程・連結材料注入空間形成工程」→「型枠設置工程」→「連結材料注入工程」→「蓋部設置工程(連結材料注入孔隠蔽工程)」を経ることにより施工完了となる。
補修対象とされる既設のコンクリート製U字型側溝(既設側溝ともいう。)1に配設されている蓋部(図1においては図示省略)を取り除き、その既設側溝1における左右の側溝上部2,2の所定領域を、所定の切断装置でそれぞれ切断して除去する(図1)。
よって、従来周知の簡易な切断装置(カッター)によってコストを掛けることなく切断することが可能である。また、切断面3の精度が問われないということは、作業者の労力も軽減され、さらに熟練者を要しないため施工コストの低廉化も図れる。
このとき、切断して除去する側溝上部2の鉛直方向の高さ(図面上で符号H1にて示す方向の高さ)は、任意であって、適宜設計変更可能である。
次に、既設側溝1の側溝上部2を切断して現場に残存した切断面3上に、切断・除去された側溝上部2に代えて側溝上部交換部材(嵩上げ部材ともいう。)10を配設する(図2乃至図4参照。)。
そして、左壁面13と右壁面14のそれぞれの内面の相対向する面部には、左右の蓋部設置面15,15がそれぞれ一体に突出している。
左右の蓋部設置面15,15は、本実施形態では、左壁面13と右壁面14のそれぞれの頂面13a,14aの相対向する内方縁部から所定深さ下がった内面位置にて水平方向に段差状に突出せしめている(図8参照。)。
鉛直方向の全体高さ(図面上で符号H1にて示す方向の高さ)は、その施工現場の既設側溝1の切断される側溝上部2に併せて適宜設計変更されるものであり、また全体長さ(図面上で符号L1にて示す方向の長さ)も適宜設計変更であり、図面の形態に限定解釈されるものではない。
ちなみに、本実施形態にて使用される蓋部80には、図7に示すように、水平状のフランジ部81と、フランジ部81から下り傾斜状に設けられているテーパー部82を備えており、前記フランジ部81,81が第1蓋受け面16,16と接し、テーパー部82,82の一部(フランジ部81,81の近傍部分)が第2蓋受け面17,17と接する(図8参照。)構造を想定している。なお、蓋部80は特に本発明において限定解釈されるものではなく周知の形態が適宜設計変更可能である。
本実施形態では、左壁面13と右壁面14のそれぞれの長さ方向(図面上で符号L1にて示す方向)に、所定間隔をあけて二箇所の切欠き面18,18がそれぞれ形成されており、それぞれの切欠き面18に連結材料注入孔21がそれぞれ形成されている(図9参照。)。なお、連結材料注入孔21の孔径や穿設数などは任意であって、側溝上部交換部材10の全体強度などを考慮して適宜設計変更可能である。また、切欠き面18も任意であり、連結材料注入孔21は、切欠き面18以外の蓋部設置面15から下面13b,14bに向けて穿設されているものであってもよい。
本実施形態では、左壁面13の下面13bと右壁面14の下面14bのそれぞれの長さ方向L1にわたって、所定距離をあけた2箇所にそれぞれ高さ調整部材30を備えている。また、それぞれの配設位置は、各連結材料注入孔21の位置よりも長さ方向L1で外側(前壁面11と後壁面12寄り)としている。
なお、図中符号11aは前壁面11の頂面、11bは前壁面11の下面、12aは後壁面12の頂面、12bは後壁面12の下面をそれぞれ示す。
従って、本実施形態の高さ調整部材30は、アジャスターボルト部32を左右いずれかの方向に回すことで、雌ねじ部31内をボルト部32bが鉛直方向に出入り(進退)してアジャスターボルト部32の下面13b(14b)からの突出高さを高低調整する。また、適宜調整した所定の高さ位置を維持し得るものである。
高さ調整部材30の構成は何等本実施形態に限定解釈されるものではなく、側溝上部交換部材10を鉛直方向に高低調整可能で、かつその適宜調整した位置で高さを維持可能な構成であれば周知技術の範囲で他の構成が適用可能である。
具体的には次のとおりである(図2乃至図4参照。)。
すなわち、回動部42bの両端の開口内面には、それぞれ逆ねじが設けられている。
クレーンなどのフックを掛止可能な孔部を有しているものであるが、吊り下げ部材全体を吊り下げ可能な構造を有しているものであればよく限定解釈されるものではない。
なお、吊り下げ部材40を吊り下げる機構としてクレーンを一例として挙げるが、これに限定されず周知の吊り下げ機構が適用可能である。
そして、差し込んで、側溝上部交換部材10の下面13b,14bから突出した連結部41,41の下端の貫通孔43,43に、抜け止め部材50,50を差し込む。
これにより、連結部41,41は、側溝上部交換部材10の連結材料注入孔21,21と連結される。
幅間隔の調整が整ったら、間隔固定部42cを所定方向(符号W1で示す方向)に回転移動させて回動部42bの両端に当接させる。
所定の高さまで上昇させた後、配設現場にある既設側溝1の切断面3,3上まで移動させ、所定の位置にてゆっくりと側溝上部交換部材10を下ろし、切断面3,3上に載置させる(図4参照。)。
そしてクレーンのフックを外し移動・配設作業を終了する。
前記工程後、前記切断面3と対向する側溝上部交換部材10の下面13b,14bに予め備えた高さ調整部材30を鉛直方向高さ(H1の方向)で昇降調整し、側溝上部交換部材10の鉛直方向高さ(H1の方向)を調整する。
それぞれの高さ調整部材30を昇降調整して、側溝上部交換部材10の頂面13a,14a…と路面(図示省略)との同一面合わせが決定すれば、側溝上部交換部材10の下面13b,14bと既設側溝1の切断面3,3との間に所定の連結材料注入空間90が形成される(図4参照)。
また、本実施形態によれば、側溝上部交換部材10の左壁面13の下面13bと、右壁面14の下面14bに、幅方向(W1で示す方向)で同一線上に高さ調整部材30,30を一体に備えているため、幅方向に配設されているそれぞれの高さ調整部材30,30で側溝上部交換部材10の幅方向の勾配調整を図ることができる。
さらに、長さ方向(L1で示す方向)にも間隔をあけて2個ずつ高さ調整部材30を一体に備えているため、長さ方向に配設されている高さ調整部材30,30及び30,30で側溝上部交換部材10の長さ方向の勾配調整を図ることができる。
そして、吊り下げ部材40,40を取り外す。
そして前記工程後、既設側溝1の切断面3,3と、側溝上部交換部材10の下面13b,14bとの間に形成された連結材料注入空間90,90のそれぞれの内外開放領域90a,90b、90a,90bを、所定の型枠70,70、70,70にて封鎖する(図5参照。)。
すなわち、少なくとも、側溝上部交換部材10の長さ(符号L1で示す方向の長さ)と同一の長さを有し、かつ連結材料注入空間90の開放領域90a(90b)の鉛直方向高さ(符号H1で示す方向の高さ)よりも大きく形成し、連結材料注入空間90の開放領域90a(90b)の全域を覆う程度の大きさに形成される。
また、型枠70を透明材料にて形成しているため、連結材料注入空間90に注入される連結材料が十分に充填されたか否かを型枠70を介して型枠の外側からでも確認できる。
従って、連結材料の充填不足などから施工不良を招く虞などもなく確実な施工が成し得るため大変有用である。
型枠70を押し付ける機構として、本実施形態では図示するような型枠支持具100を想定している。
従って、本実施形態の型枠支持具100は、回動部103を回動作動させることでそれぞれの幅調整軸部102,102が回動部103内に向けて進入したり(間隔が狭くなる)、回動部103内から外方に出て行ったり(間隔が広くなる)することで、支持板101,101の型枠70への押圧作用を調整可能としている。
すなわち、回動部103の両端の開口内面には、それぞれ逆ねじが設けられている。
従って、本実施形態では図示を省略しているが、型枠70,70の長さ方向(L1で示す方向)にわたって複数個の型枠支持具を架け渡し、型枠70,70に押圧力を与えて連結材料注入空間90の開放領域90a(90b)を密封している。その配設数量は適宜設計変更可能である。
前記工程後、側溝上部交換部材10の蓋部設置面15,15から下面13b,14bにわたって貫通した各連結材料注入孔21・21…を介して、前記連結材料注入空間90、90に所定量の連結材料を注入する。本実施形態では、連結材料として、流動性がよく、かつ早く固まる無収縮モルタルを想定している。なお、図6、図6及び図9において梨地状に表現している部分が連結材料注入空間90、90に充填された連結材料(無収縮モルタル)である。
連結材料(モルタル)は、各連結材料注入孔21・21…から所定の材料(無収縮モルタル)を注入していき、型枠70,70を介して注入空間90内への充填具合を確認する。そして、各連結材料注入孔21・21…内に、連結材料(無収縮モルタル)が少し盛り上がってきた(図6参照)ことを確認した段階で連結材料(無収縮モルタル)の注入作業を終了する。
本実施形態では、連結材料注入空間90に注入・充填される連結材料として無収縮モルタルを想定しているが、連結材料は何等これに限定解釈されるものではなく、既設側溝1の切断面3,3と側溝上部交換部材10の下面13b,14bとを強固かつ確実に連結し得るものであればよく、周知の範囲内で適宜設計変更可能である。
前記工程後、例えば連結材料注入空間90に充填された連結材料(無収縮モルタル)を一日養生させた後、型枠支持具100及び型枠70を撤去し、そして、側溝上部交換部材10の蓋部設置面15,15上に、必要数の蓋部80…を架け渡して設置する。これにて全工程が終了となる。
これにより、前記連結材料注入孔21・21…は、蓋部80…によって隠蔽されることとなる(図7参照。)。
すなわち、本実施形態によれば、既設側溝1の切断面3と側溝上部交換部材10とを連結する連結材料(無収縮モルタル)を、連結材料注入空間90に注入する連結材料注入孔21が、路面と面一状に配設される頂面13a,14a…から一段段差をもって配されている蓋部設置面15,15に設けられているため、この連結材料注入孔21は、連結材料を注入した後は、蓋部80を設置することにより蓋部80によって隠蔽されるため、連結材料注入孔21や連結材料が路面から視認されることもない。従って、連結材料注入孔21や連結材料が視認されることにより、周辺の景観を損ねてしまうという虞もなく大変仕上がり状態に優れたものである。
切断面3の精度は問われないため、切断作業に神経を注ぐ必要もない。
蓋部80を閉める(配設する)ことができるということは、側溝上方の開きっぱなしの状態(時間)が短縮されるため、安全面での配慮も十分になされることとなる。
2:側溝上部
3:切断面
10:側溝上部交換部材
11:前壁面
12:後壁面
13:左壁面
14:右壁面
13a,14a:頂面
13b,14b:下面
15:蓋部設置面
21:連結材料注入孔
30:高さ調整部材
40吊り下げ部材
70:型枠
80:蓋部
90:連結材料注入空間
90a,90b:開放領域
H1:鉛直方向高さ
Claims (2)
- 既設側溝における左右の側溝上部の所定領域を切断して除去する工程と、
内面の相対向する面部に左右の蓋部設置面がそれぞれ一体に突出し、前記蓋部設置面には、切欠き面が備えられるとともに、切欠き面の内底面には貫通する連結材料注入孔を形成して一体成形された枠状の側溝上部交換部材を、前記工程後に残存する既設側溝の左右の切断面上に配設する工程と、
前記工程後、前記切断面と対向する側溝上部交換部材の下面に予め備えた高さ調整部材を調整し、側溝上部交換部材の鉛直方向高さを調整するとともに、側溝上部交換部材の下面と既設側溝の切断面との間に所定の連結材料注入空間を形成する工程と、
前記工程後、連結材料注入空間の内外開放領域を、所定の型枠にて封鎖する工程と、
前記工程後、側溝上部交換部材の蓋部設置面から下面にわたって貫通した前記連結材料注入孔を介して、前記連結材料注入空間に所定量の連結材料を注入する工程と、
前記連結材料を注入し、連結材料が前記連結材料注入孔に盛り上がってきたことを確認する工程と、
前記工程後、左右の側溝上部交換部材の蓋部設置面上に蓋部を架け渡して設置し、前記連結材料注入孔を隠蔽する工程とからなることを特徴とする側溝の補修方法。 - 既設側溝における左右の側溝上部の所定領域を切断して除去する工程後、
側溝上部交換部材の連結材料注入孔を介して側溝上部交換部材を吊り下げ部材にて吊り下げて、所定位置に側溝上部交換部材を配設する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の側溝の補修方法。
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