JP5647959B2 - 側溝の補修方法 - Google Patents

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Description

本発明は、コンクリート製U字型側溝の補修方法、特に、既設側溝の上部領域を切断除去し、新たに成形された側溝上部部材(嵩上げ部材)を既設側溝の切断面上に設置して側溝を補修する工法に関する。
コンクリート製U字型側溝の多くは、車両の通行や風化などが原因で老朽化し補修が必要になってきており、場所によっては欠けている(欠損している)箇所を部分的にモルタルなどで補修して応急処置的に対応しているのも見受けられる。しかし、路面のいたるところに部分的補修箇所が散在し、見栄えが悪く街全体の景観を損ねる虞があるばかりか、上辺だけの補修に過ぎず安全性にも問題があった。
そこで、U字型側溝の補修として、既設の側溝全体を掘り出して、予め成形していた新たなU字型側溝ブロックを設置する工法が採用されていた。
しかし、このような工法を採用する場合、一時的ではあるが、その補修工事をする側溝は工事期間中使用できなくなるため、別途バイパス路を構築しなければならず、労力及び費用コストが掛かっていた。
コンクリート製U字型側溝の老朽化する箇所の多くは、車両通行の負荷や振動による影響を受けやすい蓋部分や側溝の上部領域である。
そこで、現在、コンクリート製U字型側溝の補修としては、このような点に着目し、蓋部分の交換とともに、老朽化したU字型側溝の上部領域のみを切断して除去し、除去後に現場に残った既設側溝の残存部切断面上に、新たに成形した側溝上部(嵩上げ部)を載置、固定させて配設するといった工法が広く採用されている(特許文献1参照。)。
しかし、従来行われているこのような工法にも改良の余地があった。
すなわち、既設側溝の上部領域を切断する場合、カッターなどを使用して切断除去していたが、その切断面が精度良く平坦に切断されていないと、新たに成形した側溝上部(嵩上げ部)との重ね合わせが悪く、新たな側溝上部を据え付けた際に、高さ調整や水平出しなどをする必要があった。このような工法はかなりの熟練を要する。従って、このような作業をする者は限られるため専従作業者の疲労度はかなりのものであった。
なお、切断面を精度良く切断する特殊な切断装置の提供もなされていた(特許文献2参照。)が、前記切断装置を用意するためのコストが掛かってしまい、施工コスト全体の高騰を招いてしまう。
そこで、昨今、上記種々の不具合を是正すべく新たな工法の提案がなされている(特許文献3参照。)。以下、特許文献3に開示の工法を概略的に説明する。
まず、既設側溝の老朽化した上部領域を所定のカッターで切断除去する。
予め成形しておいた二次成型品である左右二体の側溝上部補修体を連結具で連結する。そして、その連結具で連結した状態の左右の側溝上部補修体を、切断後の既設側溝の切断面上に配置する。
その後、連結具にて左右の側溝上部補修体の幅調整を行い、それぞれの側溝上部補修体と道路アスファルト面などとの間に、側溝上部補修体を連結固化せしめる硬化剤注入用の隙間を形成する。
そしてその後、所定の穿孔器具を使用して、側溝上部補修体と既設側溝の切断面とにわたって連通する連結孔・挿通孔を形成する。
次に、既設側溝の切断面に形成した挿通孔に接着剤を注入する。
そして、側溝上部補修体の連結孔に雌ネジ部を配設し、該雌ネジ部と前記挿通孔を連通させて昇降調整軸を螺着するとともに、挿通孔内の接着剤中に軸の端部を埋設させる。
そして、接着剤が固まる前に昇降調整軸を回動操作して側溝上部補修体の高さ調整を行うとともに、側溝上部補修体の下面と切断後の既設側溝の切断面上との間に所定の硬化剤充填空間を形成する。
そしてその後、側溝上部補修体と道路アスファルト面などとの間に形成しておいた硬化剤注入用の隙間から、側溝上部補修体の下面と切断後の既設側溝の切断面上との間の硬化剤充填空間に所定の硬化剤を充填する。
そして、硬化剤の硬化を待って蓋部材を設置して施工完了となる。
このような工法を採用することで、昇降調整軸の回動操作によって側溝上部補修体の高さ調整が簡単に行えるため、専従作業者の確保・労力軽減を考慮する必要がなくなる。また、側溝上部補修体と既設側溝の切断面とを重ねあわせないため、切断面の精度も問われない。よって、特殊な切断装置を用意する必要もない。
しかし、この特許文献3に開示されている工法にも未だ改良の余地を残していたものである。
(1)すなわち、側溝上部補修体の高さ調整を行う昇降調整軸を含む一連の機構は、施工現場にて、連結具で連結した状態の左右の側溝上部補修体を、切断後の既設側溝の切断面上に配置したうえで行わなければならない。
このような現場施工は、施工全体時間のロスにつながるという問題がある。施工時間のロスは、コストの高騰にもつながり、かつ現場を施工状態のままとする時間も長くなり、街全体の景観を損なうとともに、安全面での対策も十分に確保しなければならないという問題も生じてくる。
(2)さらに、特許文献3に開示の工法の場合、側溝上部補修体と道路アスファルト面などとの間に形成しておいた硬化剤注入用の隙間から、側溝上部補修体の下面と切断後の既設側溝の切断面上との間の硬化剤充填空間に所定の硬化剤を充填する工程を採用しているため、施工完了後であっても、充填・硬化された硬化剤が、側溝上部補修体と道路アスファルト面などとの間から路面上に現われ、通行人から視認可能な仕上がりとなっている。
このように、側溝上部補修体と道路アスファルト面などとの間から硬化剤が視認可能であると、たとえ、新たに設置した蓋部材などを綺麗なものに交換したとしても、その視認可能な硬化剤領域の存在によって街の景観が損なわれてしまう虞が極めて高いものである。
特に、硬化剤を充填したままで何等仕上施工をしないままであると、その硬化剤領域のみが浮き上がって見えてしまうため、仕上施工が必要である。従って、そのための仕上施工時間・コストも掛かってしまうという問題があった。
特開2006−322138号公報 特許第3784820号公報 特開2010−101019号公報
本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、その課題とするところは、傷んだ側溝を簡単かつ安価にて補修することを可能にするとともに、仕上がり状態において景観を損ねることのない側溝の補修方法を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明の第1の発明は、
既設側溝における左右の側溝上部の所定領域を切断して除去する工程と、
内面の相対向する面部に左右の蓋部設置面がそれぞれ一体に突出し、前記蓋部設置面には、切欠き面が備えられるとともに、切欠き面の内底面には貫通する連結材料注入孔を形成して一体成形された枠状の側溝上部交換部材を、前記工程後に残存する既設側溝の左右の切断面上に配設する工程と、
前記工程後、前記切断面と対向する側溝上部交換部材の下面に予め備えた高さ調整部材を調整し、側溝上部交換部材の鉛直方向高さを調整するとともに、側溝上部交換部材の下面と既設側溝の切断面との間に所定の連結材料注入空間を形成する工程と、
前記工程後、連結材料注入空間の内外開放領域を、所定の型枠にて封鎖する工程と、
前記工程後、側溝上部交換部材の蓋部設置面から下面にわたって貫通した前記連結材料注入孔を介して、前記連結材料注入空間に所定量の連結材料を注入する工程と、
前記連結材料を注入し、連結材料が前記連結材料注入孔に盛り上がってきたことを確認する工程と、
前記工程後、左右の側溝上部交換部材の蓋部設置面上に蓋部を架け渡して設置し、前記連結材料注入孔を隠蔽する工程とからなることを特徴とする側溝の補修方法としたことである。
本発明の第2の発明は、第1の発明において、
既設側溝における左右の側溝上部の所定領域を切断して除去する工程後、
左右の側溝上部交換部材の連結材料注入孔を介して左右の側溝上部交換部材を吊り下げ部材にて連結するとともに吊り下げて、所定位置に左右の側溝上部交換部材を配設する工程を含むことを特徴とする側溝の補修方法としたことである。
本発明によれば、傷んだ側溝を簡単かつ安価にて補修することを可能にするとともに、仕上がり状態において景観を損ねることのない側溝の補修方法を提供することができた。
現場にて高さ調整機構の組み立て・設置などの必要がないため、施工時間のロス・コストの高騰もない。
最終的に蓋部を設置すれば、連結材料注入孔および連結材料部分が視認されることもないため、側溝全体としての仕上がりが大変綺麗である。従って、従来施工のように連結材料などが容易に視認可能な工法とは異なり、街全体の景観を損ねるような事態を招く虞も全くない。
切断面を精度良く綺麗にする必要がないため、大掛かりで特殊な切断装置も不要であり、コストの高騰を抑止できる。
本発明側溝の補修方法において、既設の側溝における側溝上部を切断して除去する状態を部分的に示す概略断面図である。 側溝上部を切断除去した後の、既設側溝の切断面と、別途二次成形された側溝上部交換部材と、該側溝上部交換部材間にわたって架け渡して連結する吊り下げ部材をそれぞれ鉛直方向に記した状態を部分的に示す概略断面図である。 別途二次成形された側溝上部交換部材を吊り下げ部材によって連結するとともに吊り下げて、側溝上部を切断除去した後の既設側溝の切断面上に運んだ状態を部分的に示す概略断面図である。 吊り下げ部材によって連結した側溝上部交換部材を、既設側溝の切断面上に載置した状態を部分的に示す概略断面図である。 連結材料注入空間の内外開放領域を、所定の型枠にて封鎖した状態を部分的に示す概略断面図である。 側溝上部交換部材の蓋部設置面から下面にわたって貫通した連結材料注入孔を介して、連結材料注入空間に充填された連結材料が硬化した状態を部分的に示す概略断面図である。 側溝上部交換部材のそれぞれの蓋部設置面間にわたって蓋部材を架け渡して配設し、連結材料注入孔および充填された連結材料が蓋部材によって隠蔽されて視認されない状態を部分的に示す概略断面図である。 本実施形態における側溝上部交換部材の全体を示す概略斜視図である。 (a)は図6の概略図を平面から見た状態の概略平面図、(b)は(a)のI-I線概略断面図である。
以下、本発明の一実施形態について、添付図面を参照して説明する。なお、本実施形態は、本発明の一実施形態であって、何等これらに限定解釈されるものではなく本発明の範囲内で設計変更可能である。
本実施形態における側溝の補修方法は、例えば、「切断除去工程」→「側溝上部交換部材の配設工程」→「高さ調整工程・連結材料注入空間形成工程」→「型枠設置工程」→「連結材料注入工程」→「蓋部設置工程(連結材料注入孔隠蔽工程)」を経ることにより施工完了となる。
「切断除去工程」
補修対象とされる既設のコンクリート製U字型側溝(既設側溝ともいう。)1に配設されている蓋部(図1においては図示省略)を取り除き、その既設側溝1における左右の側溝上部2,2の所定領域を、所定の切断装置でそれぞれ切断して除去する(図1)。
本実施形態によれば、側溝上部2,2を切断して現場に残存する既設側溝1の切断面3は平滑であっても平滑でなくても問題はない。すなわち、現場に残存した既設側溝1の切断面3と新たに配設する二次成型品である側溝上部交換部材10とは直接重ね合わせず、高さ調整部材30によって調整可能であるため、切断面3の精度は問われない。
よって、従来周知の簡易な切断装置(カッター)によってコストを掛けることなく切断することが可能である。また、切断面3の精度が問われないということは、作業者の労力も軽減され、さらに熟練者を要しないため施工コストの低廉化も図れる。
このとき、切断して除去する側溝上部2の鉛直方向の高さ(図面上で符号H1にて示す方向の高さ)は、任意であって、適宜設計変更可能である。
「側溝上部交換部材の配設工程」
次に、既設側溝1の側溝上部2を切断して現場に残存した切断面3上に、切断・除去された側溝上部2に代えて側溝上部交換部材(嵩上げ部材ともいう。)10を配設する(図2乃至図4参照。)。
本実施形態で使用される側溝上部交換部材10は、既設側溝1から切断除去した側溝上部2と交換されるものであり、後述する高さ調整部材30を介して切断面3上に配設した際に、路面と同一面上に頂面が位置するように鉛直方向高さ(図中H1方向の厚み)を形成した枠状に、予め工場において一体成形されているコンクリート製の二次成型品である(図2乃至図9参照。)。
その構造を具体的に説明すると、前壁面11と、後壁面12と、左壁面13と、右壁面14とからなる鉛直方向上下を開放した中空の矩形枠状に一体成形されており、前壁面11と後壁面12は同一長さ(図中W1方向の長さ)、左壁面13と右壁面14は同一長さ(図中L1方向の長さ)に形成され、そして全壁面11−14の高さ(図中H1方向の高さ)は同一に形成されている(図8参照。)。
そして、左壁面13と右壁面14のそれぞれの内面の相対向する面部には、左右の蓋部設置面15,15がそれぞれ一体に突出している。
左右の蓋部設置面15,15は、本実施形態では、左壁面13と右壁面14のそれぞれの頂面13a,14aの相対向する内方縁部から所定深さ下がった内面位置にて水平方向に段差状に突出せしめている(図8参照。)。
鉛直方向の全体高さ(図面上で符号H1にて示す方向の高さ)は、その施工現場の既設側溝1の切断される側溝上部2に併せて適宜設計変更されるものであり、また全体長さ(図面上で符号L1にて示す方向の長さ)も適宜設計変更であり、図面の形態に限定解釈されるものではない。
蓋部設置面15,15は、頂面13a,14aと水平状に形成される平坦状の第1蓋受け面16,16と、該第1蓋受け面16,16から下り傾斜状に形成される第2蓋受け面17,17とで構成されている。
ちなみに、本実施形態にて使用される蓋部80には、図7に示すように、水平状のフランジ部81と、フランジ部81から下り傾斜状に設けられているテーパー部82を備えており、前記フランジ部81,81が第1蓋受け面16,16と接し、テーパー部82,82の一部(フランジ部81,81の近傍部分)が第2蓋受け面17,17と接する(図8参照。)構造を想定している。なお、蓋部80は特に本発明において限定解釈されるものではなく周知の形態が適宜設計変更可能である。
各蓋部設置面15には、第1蓋受け面16と第2蓋受け面17にわたって成形された平坦状の切欠き面18が備えられており、その切欠き面18から下面13b(14b)にわたって貫通した連結材料注入孔21が形成されている。
本実施形態では、左壁面13と右壁面14のそれぞれの長さ方向(図面上で符号L1にて示す方向)に、所定間隔をあけて二箇所の切欠き面18,18がそれぞれ形成されており、それぞれの切欠き面18に連結材料注入孔21がそれぞれ形成されている(図9参照。)。なお、連結材料注入孔21の孔径や穿設数などは任意であって、側溝上部交換部材10の全体強度などを考慮して適宜設計変更可能である。また、切欠き面18も任意であり、連結材料注入孔21は、切欠き面18以外の蓋部設置面15から下面13b,14bに向けて穿設されているものであってもよい。
本実施形態の側溝上部交換部材10は、左壁面13の下面13bと、右壁面14の下面14bに、それぞれ高さ調整部材30を一体に備えている。すなわち、本実施形態の側溝上部交換部材10は、現場に搬送された段階では既に高さ調整部材30が下面13b,14bの所定位置に所定数取り付けられている。
本実施形態では、左壁面13の下面13bと右壁面14の下面14bのそれぞれの長さ方向L1にわたって、所定距離をあけた2箇所にそれぞれ高さ調整部材30を備えている。また、それぞれの配設位置は、各連結材料注入孔21の位置よりも長さ方向L1で外側(前壁面11と後壁面12寄り)としている。
なお、図中符号11aは前壁面11の頂面、11bは前壁面11の下面、12aは後壁面12の頂面、12bは後壁面12の下面をそれぞれ示す。
高さ調整部材30は、下面13b(14b)から鉛直方向に穿設した取付孔部20に一体的に埋め込んで固定した中空筒状の雌ねじ部31と、該雌ねじ部31に螺合して鉛直方向に進退自在なアジャスターボルト部(雄ねじ部)32とで構成されている。アジャスターボルト部32は、円盤状の支持部32aと、該支持部32aの中心から鉛直方向に一体に立ち上げられているボルト部32bとで構成されている。
従って、本実施形態の高さ調整部材30は、アジャスターボルト部32を左右いずれかの方向に回すことで、雌ねじ部31内をボルト部32bが鉛直方向に出入り(進退)してアジャスターボルト部32の下面13b(14b)からの突出高さを高低調整する。また、適宜調整した所定の高さ位置を維持し得るものである。
高さ調整部材30の構成は何等本実施形態に限定解釈されるものではなく、側溝上部交換部材10を鉛直方向に高低調整可能で、かつその適宜調整した位置で高さを維持可能な構成であれば周知技術の範囲で他の構成が適用可能である。
本実施形態では、側溝上部交換部材10の左壁面13と右壁面14の相対向する位置に設けられている連結材料注入孔21,21及び21,21を介して側溝上部交換部材10を吊り下げ部材40にて吊り下げ、かつ所定位置まで移送して配設する工法も採用している。
具体的には次のとおりである(図2乃至図4参照。)。
吊り下げ部材40は、一対の連結部41,41と、それぞれの連結部41,41の上端間にわたって水平方向に一体に架け渡される幅間隔調整部42と、前記それぞれの連結部41,41の下端に設けた貫通孔43,43に差し込んで配設する抜け止め部材50,50と、前記それぞれの連結部41,41の上端に一体に設けられている係止部44,44とで構成されている。(図2乃至図4参照。)。
前記連結部41は、本実施形態では、連結材料注入孔21に下端側を差し込んで、かつ抜け止め部材50を貫通孔43に挿通し、該抜け止め部材50が側溝上部交換部材10の下面13b(14b)に接した状態で、上端が側溝上部交換部材10の頂面13a(14a)よりも突出する鉛直方向長さ(図面に示す高さ方向H1の長さ)を有している(図3、図4参照。)。
幅間隔調整部42は、いわゆるターンバックル機構を採用しているものであり、それぞれの連結部41,41の上端寄りの側面から水平方向に一体に突設した水平軸部42a,42aと、該水平軸部42a,42aを、両端の開口から螺合させて一体に備えられる回動部42bと、回動部42bよりも外側で水平軸部42a,42aの外周に螺合されて軸方向に進退可能な間隔固定部42cとで構成されている。従って、本実施形態の幅間隔調整部42は、回動部42bを回動作動させることでそれぞれの水平軸部42a,42aが回動部42b内に向けて進入したり(間隔が狭くなる)、回動部42b内から外方に出て行ったり(間隔が広くなる)することで、連結部41,41の間隔を符号W1で示す方向に広狭調整可能としている。
すなわち、回動部42bの両端の開口内面には、それぞれ逆ねじが設けられている。
貫通孔43は、抜け止め部材50を差込可能な内径を有していればよく特に限定解釈はされない。抜け止め部材50は単なる棒状の部材に形成されているものであるがこれも本実施形態に限定解釈されるものではなく、例えば、棒状部材の左右に、貫通孔43に差し込んだ抜け止め部材50が抜け外れないように固定する固定部を備えるものとしてもよい。なお、本実施形態では丸棒状を想定しているが角棒状、平板状など任意であって特に限定解釈されるものではない。
係止部44は、本実施形態では、連結部41の上端から一体に設けられた軸部44aと、軸部44aの先端に一体に設けられた係止孔部44bとで構成されている。例えば係止部44は、左右の係止孔部44b,44bにわたって所定の図示しない吊り下げワイヤー(吊り下げチェーン)を架け渡す。そして、その吊り下げワイヤーにクレーンのフックなどを掛止させる。
クレーンなどのフックを掛止可能な孔部を有しているものであるが、吊り下げ部材全体を吊り下げ可能な構造を有しているものであればよく限定解釈されるものではない。
なお、吊り下げ部材40を吊り下げる機構としてクレーンを一例として挙げるが、これに限定されず周知の吊り下げ機構が適用可能である。
なお、本実施形態では、連結部41を図示した長さを有する形態としているが、これに限定解釈されるものではなく、少なくとも側溝上部交換部材10を吊り下げ可能であればよく、任意に高さ(長さ)設定可能である。
従って、まず、吊り下げ部材40の幅間隔調整部42の回動部42bを、所定の方向(符号W1で示す方向)に回転させて水平軸部42a,42aを進退作動させ、側溝上部交換部材10の相対向する左右の連結材料注入孔21,21の上方に、連結軸41,41が位置するように幅間隔を調整する。
そして、吊り下げ部材40の連結部41,41を、側溝上部交換部材10の相対向する連結材料注入孔21,21に差し込む。
そして、差し込んで、側溝上部交換部材10の下面13b,14bから突出した連結部41,41の下端の貫通孔43,43に、抜け止め部材50,50を差し込む。
これにより、連結部41,41は、側溝上部交換部材10の連結材料注入孔21,21と連結される。
なお、本実施形態の側溝上部交換部材10にあっては、左壁面13と右壁面14のそれぞれの長さ方向に間隔をあけて2個ずつの連結材料注入孔21,21を有している(図9参照)ため、それぞれの位置にて相対向している連結材料注入孔21,21にも上記同様の作業にて吊り下げ部材40を連結する。
幅間隔の調整が整ったら、間隔固定部42cを所定方向(符号W1で示す方向)に回転移動させて回動部42bの両端に当接させる。
上述の作業を経たことにより、側溝上部交換部材10の相対向するそれぞれの連結材料注入孔21,21及び21,21に、吊り下げ部材10,10が配設される。そして、それぞれの吊り下げ部材10,10には、係止部44,44及び44,44にわたって吊り下げワイヤー(図示省略)が架け渡される。
そして、それぞれの吊り下げワイヤー(図示省略)をクレーンのフックなどで掛止して側溝上部交換部材10を上昇させる(図3参照。)。
所定の高さまで上昇させた後、配設現場にある既設側溝1の切断面3,3上まで移動させ、所定の位置にてゆっくりと側溝上部交換部材10を下ろし、切断面3,3上に載置させる(図4参照。)。
そしてクレーンのフックを外し移動・配設作業を終了する。
「高さ調整工程・連結材料注入空間形成工程」
前記工程後、前記切断面3と対向する側溝上部交換部材10の下面13b,14bに予め備えた高さ調整部材30を鉛直方向高さ(H1の方向)で昇降調整し、側溝上部交換部材10の鉛直方向高さ(H1の方向)を調整する。
それぞれの高さ調整部材30を昇降調整して、側溝上部交換部材10の頂面13a,14a…と路面(図示省略)との同一面合わせが決定すれば、側溝上部交換部材10の下面13b,14bと既設側溝1の切断面3,3との間に所定の連結材料注入空間90が形成される(図4参照)。
高さ調整部材30の構造・作用については上述したため、ここでの説明は省略する。
また、本実施形態によれば、側溝上部交換部材10の左壁面13の下面13bと、右壁面14の下面14bに、幅方向(W1で示す方向)で同一線上に高さ調整部材30,30を一体に備えているため、幅方向に配設されているそれぞれの高さ調整部材30,30で側溝上部交換部材10の幅方向の勾配調整を図ることができる。
さらに、長さ方向(L1で示す方向)にも間隔をあけて2個ずつ高さ調整部材30を一体に備えているため、長さ方向に配設されている高さ調整部材30,30及び30,30で側溝上部交換部材10の長さ方向の勾配調整を図ることができる。
「型枠設置工程」
そして、吊り下げ部材40,40を取り外す。
そして前記工程後、既設側溝1の切断面3,3と、側溝上部交換部材10の下面13b,14bとの間に形成された連結材料注入空間90,90のそれぞれの内外開放領域90a,90b、90a,90bを、所定の型枠70,70、70,70にて封鎖する(図5参照。)。
型枠70は、透明材にて所定長さの平板上に形成されている。
すなわち、少なくとも、側溝上部交換部材10の長さ(符号L1で示す方向の長さ)と同一の長さを有し、かつ連結材料注入空間90の開放領域90a(90b)の鉛直方向高さ(符号H1で示す方向の高さ)よりも大きく形成し、連結材料注入空間90の開放領域90a(90b)の全域を覆う程度の大きさに形成される。
また、図5では分かり難いが、型枠70の内面70a(連結材料注入空間90との対向面)の下端縁の長手方向全域にわたり、既設側溝1の側面1aと接して押圧されることによりシール機能を発揮する長尺状のシール部材(パッキン)71が備えられている。連結材料注入空間90に充填された連結材料が既設側溝1内に漏れ出さないようにするためである。
また、型枠70を透明材料にて形成しているため、連結材料注入空間90に注入される連結材料が十分に充填されたか否かを型枠70を介して型枠の外側からでも確認できる。
従って、連結材料の充填不足などから施工不良を招く虞などもなく確実な施工が成し得るため大変有用である。
型枠70を押し付ける機構として、本実施形態では図示するような型枠支持具100を想定している。
型枠支持具100は、いわゆるターンバックル機構を採用しているものであり、型枠70,70の外面70b,70bを押圧可能な支持板101,101と、それぞれの支持板101,101の中心から一体に水平方向(符号W1で示す方向)に突出する幅調整軸部102,102と、幅調整軸部102,102の遊端側を螺合し、幅調整軸部102,102を水平方向(符号W1で示す方向)に進退自在に備える回動部103とで構成されている。
従って、本実施形態の型枠支持具100は、回動部103を回動作動させることでそれぞれの幅調整軸部102,102が回動部103内に向けて進入したり(間隔が狭くなる)、回動部103内から外方に出て行ったり(間隔が広くなる)することで、支持板101,101の型枠70への押圧作用を調整可能としている。
すなわち、回動部103の両端の開口内面には、それぞれ逆ねじが設けられている。
従って、回動部103を左右所定の方向に回転させることにより、左右の支持板101,101の間隔が広狭調整されるため、型枠70,70への支持板101,101の押圧作用や押圧解除作用を与えることが可能である。
従って、本実施形態では図示を省略しているが、型枠70,70の長さ方向(L1で示す方向)にわたって複数個の型枠支持具を架け渡し、型枠70,70に押圧力を与えて連結材料注入空間90の開放領域90a(90b)を密封している。その配設数量は適宜設計変更可能である。
なお、本実施形態では、外側の開放領域90bを密封する型枠70を備える構造を開示しているが、限定解釈されるものではない。すなわち、外側の開放領域90bを別途型枠70にて密封する必要性がある場合は別であるが、既設側溝1の外側部分に路面から連続する壁面が存在し、該壁面と既設側溝1との間に隙間がない場合には、あえて型枠70にて密封する必要性がないため、このような場合には、外側の開放領域90bを覆う型枠70は不要である。
「連結材料注入工程」
前記工程後、側溝上部交換部材10の蓋部設置面15,15から下面13b,14bにわたって貫通した各連結材料注入孔21・21…を介して、前記連結材料注入空間90、90に所定量の連結材料を注入する。本実施形態では、連結材料として、流動性がよく、かつ早く固まる無収縮モルタルを想定している。なお、図6、図6及び図9において梨地状に表現している部分が連結材料注入空間90、90に充填された連結材料(無収縮モルタル)である。
連結材料(モルタル)は、各連結材料注入孔21・21…から所定の材料(無収縮モルタル)を注入していき、型枠70,70を介して注入空間90内への充填具合を確認する。そして、各連結材料注入孔21・21…内に、連結材料(無収縮モルタル)が少し盛り上がってきた(図6参照)ことを確認した段階で連結材料(無収縮モルタル)の注入作業を終了する。
本実施形態では、連結材料注入空間90に注入・充填される連結材料として無収縮モルタルを想定しているが、連結材料は何等これに限定解釈されるものではなく、既設側溝1の切断面3,3と側溝上部交換部材10の下面13b,14bとを強固かつ確実に連結し得るものであればよく、周知の範囲内で適宜設計変更可能である。
「蓋部設置工程(連結材料注入孔隠蔽工程)」
前記工程後、例えば連結材料注入空間90に充填された連結材料(無収縮モルタル)を一日養生させた後、型枠支持具100及び型枠70を撤去し、そして、側溝上部交換部材10の蓋部設置面15,15上に、必要数の蓋部80…を架け渡して設置する。これにて全工程が終了となる。
これにより、前記連結材料注入孔21・21…は、蓋部80…によって隠蔽されることとなる(図7参照。)。
すなわち、本実施形態によれば、既設側溝1の切断面3と側溝上部交換部材10とを連結する連結材料(無収縮モルタル)を、連結材料注入空間90に注入する連結材料注入孔21が、路面と面一状に配設される頂面13a,14a…から一段段差をもって配されている蓋部設置面15,15に設けられているため、この連結材料注入孔21は、連結材料を注入した後は、蓋部80を設置することにより蓋部80によって隠蔽されるため、連結材料注入孔21や連結材料が路面から視認されることもない。従って、連結材料注入孔21や連結材料が視認されることにより、周辺の景観を損ねてしまうという虞もなく大変仕上がり状態に優れたものである。
本実施形態によれば、さらに次のような作用効果を発揮するものである。
切断面3の精度は問われないため、切断作業に神経を注ぐ必要もない。
本実施形態によれば、側溝上部交換部材10を吊り下げ部材40,40を介して吊り下げ移動せしめて既設側溝1の切断面3,3上に載置する工程を採用しているため、施工現場の状況に左右されることもなく施工が容易、かつ確実に行い得る。すなわち、従来工法において、側溝上部交換部材を吊り下げ移動せしめるにあたっては、クレーンのフックなどで側溝上部交換部材を挟んで持ち上げていた。しかし、このようにフックなどで持ち上げ移動することを考えると、例えば、ブロック塀の際の側溝を補修する場合、ブロック塀が邪魔になり(フックが邪魔になり)、施工が不可能な場合もあり得た。
本実施形態では、側溝上部交換部材10内に一体に固定した雌ねじ部31に対して下面13b(14b)から螺合して雄ねじ部32が進退自在に突出する構造の高さ調整部材30で側溝上部交換部材10の高さ位置を調整するものであるため、その高さ位置は雄ねじと雌ねじの螺合関係によって維持される。従って、連結材料注入空間90に充填された連結材料が完全固化されなくても、設定された連結材料注入空間90は高さ調整部材30によって維持されるため、蓋部80を閉める(配設する)ことができる。
蓋部80を閉める(配設する)ことができるということは、側溝上方の開きっぱなしの状態(時間)が短縮されるため、安全面での配慮も十分になされることとなる。
なお、本実施形態では、側溝における左右の鉛直方向高さH1が同一である場合を想定しているが、左右の鉛直方向高さが異なっている側溝であっても本発明が対応可能であることは言うまでもない。
1:既設側溝
2:側溝上部
3:切断面
10:側溝上部交換部材
11:前壁面
12:後壁面
13:左壁面
14:右壁面
13a,14a:頂面
13b,14b:下面
15:蓋部設置面
21:連結材料注入孔
30:高さ調整部材
40吊り下げ部材
70:型枠
80:蓋部
90:連結材料注入空間
90a,90b:開放領域
H1:鉛直方向高さ

Claims (2)

  1. 既設側溝における左右の側溝上部の所定領域を切断して除去する工程と、
    内面の相対向する面部に左右の蓋部設置面がそれぞれ一体に突出し、前記蓋部設置面には、切欠き面が備えられるとともに、切欠き面の内底面には貫通する連結材料注入孔を形成して一体成形された枠状の側溝上部交換部材を、前記工程後に残存する既設側溝の左右の切断面上に配設する工程と、
    前記工程後、前記切断面と対向する側溝上部交換部材の下面に予め備えた高さ調整部材を調整し、側溝上部交換部材の鉛直方向高さを調整するとともに、側溝上部交換部材の下面と既設側溝の切断面との間に所定の連結材料注入空間を形成する工程と、
    前記工程後、連結材料注入空間の内外開放領域を、所定の型枠にて封鎖する工程と、
    前記工程後、側溝上部交換部材の蓋部設置面から下面にわたって貫通した前記連結材料注入孔を介して、前記連結材料注入空間に所定量の連結材料を注入する工程と、
    前記連結材料を注入し、連結材料が前記連結材料注入孔に盛り上がってきたことを確認する工程と、
    前記工程後、左右の側溝上部交換部材の蓋部設置面上に蓋部を架け渡して設置し、前記連結材料注入孔を隠蔽する工程とからなることを特徴とする側溝の補修方法。
  2. 既設側溝における左右の側溝上部の所定領域を切断して除去する工程後、
    側溝上部交換部材の連結材料注入孔を介して側溝上部交換部材を吊り下げ部材にて吊り下げて、所定位置に側溝上部交換部材を配設する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の側溝の補修方法。
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