JP5646896B2 - 携帯端末およびキー表示方法 - Google Patents
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Description
なお、本実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、また、他の既存の構成要素との組み合わせを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、本実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
本実施形態に係る携帯端末の構成について、図1を用いて説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る携帯端末100は、センサ検知部10と、保持状態検出部20と、加速度センサ21と、可動範囲推定部30と、持ち手検出部31と、基準点推定部32と、標準座標記憶部33と、保持角推定部34と、キーボード表示部40と、キーボードDB41と、補正部50とから構成されている。
図2を用いて、持ち手検出部31による持ち手の検出処理について説明する。
図2(A)に示すように、センサ検知部10から入力した座標情報信号が携帯端末の右側面に検出できる場合は、持ち手検出部31は、ユーザが携帯端末100を左手で保持していると検出する。一方で、図2(B)に示すように、センサ検知部10から入力した座標情報信号が携帯端末の左側面に検出できる場合は、持ち手検出部31は、ユーザが携帯端末100を右手で保持していると検出する。
図3から図12を用いて、可動範囲の推定について説明する。
可動範囲の推定は、親指の付け根(親指の第2関節)のXYZ座標(基準点)と携帯端末の保持角度により推定する。ここで、座標軸は、図3に示すように、携帯端末100の横方向をX軸、縦方向をY軸、X軸とY軸に直交する方向をZ軸として定義する。
保持角度の推定においては、携帯端末100の接触点のうち最もY座標が大きい点と、左側面に触れる点のうち最もY座標が大きい点の座標の位置関係により決定する。つまり、人差し指の先と第2関節の接点の端末に対する角度、もしくは、中指の先と第2関節の接点の端末に対する角度によって決定する。
Z座標は、ユーザの携帯端末100の握り方によって2種類存在すると仮定する。つまり携帯端末100に親指の付け根が張り付いて保持する場合(Z座標が0:(小さい))と、離れて保持する場合(Z座標が大きい)とに分けられる。この推定には、図8(A)、図8(B)のように携帯端末100の接触面積の大小を見て、判断することが可能である。
Y座標の推定は、図9のように携帯端末の裏面あるいは側面の中指および薬指のY座標により判断する。これは、つまり、携帯端末100の保持の仕方によって人差し指は携帯端末100の上部に触れるが、中指および薬指は、携帯端末100の裏面あるいは側面に常に触れると考えられるからである。
X座標の推定は、まず、携帯端末100を握っているかどうかの判断を行う。握っている判断の場合は左側面にはりついていると判断し、X座標は0となる。具体的には左側面の接触点が広範囲にわたるかどうかで決まる。握っていないと判断された場合は、端末を軽く保持している状態であり、X座標の推定が必要となる。携帯端末100の裏面の接触点のうち、最もY座標が大きい点を基準とし、この点がどの程度左右に移動するかによりX座標を決定すれば良い。
以下、図11および図12を用いて、具体的な数値で上記の観測値を示す。
まず、本例では、図11に示すように、親指が側面センサに張り付いた状態が観測されるため、Z座標の推定値は「0」となる。したがって、以下では、XY座標のみで説明する。また、親指が側面センサに張り付いた状態であるため、保持角度も「0」となる。
また本実施形態においては、ユーザによる補正が可能となっており、例えば、図11に示す握り方において、ユーザに可動範囲を触ってもらうことで図12のような可動範囲が観測されたとする。
デバイス情報により、ユーザの使用している携帯端末がタブレット型携帯端末であると判断し、加速度センサ21により、横向きに保持しているのか、縦向きに保持しているのかを判別するとともに、センサ検知部10により、片手で保持しているのか、両手で保持しているのかを判別し、キーボードの表示形態を決定する。
図19を用いて、携帯端末の処理動作について説明する。
20;保持状態検出部
21;加速度センサ
30;可動範囲推定部
31;持ち手検出部
32;基準点推定部
33;標準座標記憶部
34;保持角推定部
40;キーボード表示部
41;キーボードDB
50;補正部
100;携帯端末
Claims (7)
- キーボードが配置される配置面に設けられたタッチパネルと、
該配置面の裏面および側面に設けられ、接触を感知した座標情報を出力する第1のセンサと、
該第1のセンサが出力する座標情報から保持状態を検出する保持状態検出手段と、
該第1のセンサが出力する座標情報から親指の可動範囲を推定する可動範囲推定手段と、
該推定された親指の可動範囲に基づいて、前記キーボードの大きさを制御して表示する表示手段と、
前記キーボードを正面から見たときに、筐体の横方向をX軸、縦方向をY軸、該X軸、Y軸に直交する方向をZ軸とすると、前記可動範囲推定手段がユーザの親指の付け根のXYZ座標を取得する基準点推定手段と、
親指の付け根と先端とを結ぶ直線の前記Y軸に対する傾きである保持角度を推定する保持角度推定手段と、
を備え、
前記保持角度推定手段が、前記裏面に設けられセンサの感知する接点のうち、前記Y軸の座標値が最も大きい第1の接点と前記側面に設けられセンサの感知する接点のうち、前記Y軸の座標値が最も大きい第2の接点とを抽出し、前記第1の接点から前記Y軸におろした垂線の線分と前記第1の接点および第2の接点とからなる線分とがなす角度から前記保持角度を推定することを特徴とする携帯端末。 - 前記可動範囲推定手段が推定する可動範囲が、前記基準点推定手段により得られた基準点から親指の長さを半径とし、前記Y軸を基準として保持した状態における前記親指の可動範囲に相当する角度を中心角θ1とする扇形と親指を第1関節で折ったときの親指の先端から付け根までの長さを半径とし、前記X軸を基準として中心角をθ2=(90°−θ1)とする扇形を組み合わせた領域であることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
- 保持方向を検出する第2のセンサを備え、
前記第2のセンサの出力信号から筐体が横向きに保持されたときに、前記基準点推定手段が左右2つの基準点を推定し、前記可動範囲推定手段が推定する可動範囲を前記推定した基準点から左右非対称に形成し、前記表示手段に形成された可動範囲に基づいて、前記キーボードを表示することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯端末。 - 日本語入力モードを備え、前記表示手段が、該日本語入力モード時に、母音および子音に相当するキーを左右の表示領域の外周部に分けて配置することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の携帯端末。
- 英語入力モードを備え、前記表示手段が、該英語入力モード時に、使用頻度の高いキーをそれぞれ左右の表示領域の外周部に配置することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の携帯端末。
- 前記表示手段に表示されたキーをスクロールするスクロール手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の携帯端末。
- キーボードが配置される配置面にタッチパネルを設けた携帯端末におけるキー表示方法であって、
前記配置面の裏面および側面に設けられたセンサにより、接触を感知した座標情報を出力する第1のステップと、
該出力する座標情報から保持状態を検出する第2のステップと、
該座標情報から親指の可動範囲を推定する第3のステップと、
該推定された親指の可動範囲に基づいて、前記キーボードの大きさを制御して表示する第4のステップと、
前記キーボードを正面から見たときに、筐体の横方向をX軸、縦方向をY軸、該X軸、Y軸に直交する方向をZ軸とすると、前記可動範囲を推定することによってユーザの親指の付け根のXYZ座標を取得する第5のステップと、
親指の付け根と先端とを結ぶ直線の前記Y軸に対する傾きである保持角度を推定する第6のステップと、
を備え、
前記第6のステップでは、前記裏面に設けられセンサの感知する接点のうち、前記Y軸の座標値が最も大きい第1の接点と前記側面に設けられセンサの感知する接点のうち、前記Y軸の座標値が最も大きい第2の接点とを抽出し、前記第1の接点から前記Y軸におろした垂線の線分と前記第1の接点および第2の接点とからなる線分とがなす角度から前記保持角度を推定することを特徴とするキー表示方法。
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